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税務会計と報告の仕組み構築支援
税務会計と報告の仕組み構築支援 税務会計と税務リスク管理はグローバルスタンダードに達していますか? 統合システム導入による、税務会計と税務リスク管理の改善に向けて 課題 ソリューション:総合ソフトウェア 企業の税務部門においては、税制改正と各会計基準 (IFRS、US-GAAPおよび日本基準)の要請を受けて、 法人税などの会計処理や管理業務がますます複雑化 しています。高品質の連結財務諸表を作成し、世界 的に税務リスクを管理するためには、膨大な量の税務 関連データを収集し、集計・分析することが必要です。 これらの課題を解決するために、企業は税務報告目的 専用のソフトウェア導入を検討することとなります。既存 のパッケージソフトウェア導入、または独自開発のソフ トウェアのいずれであっても、この領域での幅広い経験 をもとに、PwCが支援します。 最新のソリューションはウェブベースのアプリケーション で、アクセス権限のあるユーザーがインターネットまた はイントラネット経由で世界中から全社的にアクセスで きる一元化されたデータベースを備えています。 税務関連のこれらの作業には、エクセルなどの表計算 ソフトが日常的に使用されています。その結果、大企 業では以下のように時間とコストがかかり、エラーが発 生しやすいビジネスプロセスとなっています。 • さまざまなグループ会社が異なる報告テンプレート を使用しているため、品質の確保が困難である。 • グループ本社の税務部門が、現地子会社が設定 した税務上の仮定や現在の作業状況を理解して いない。 • 税務データは手作業で集計しなければならず、し ばしば小さなエラーが生じる。 • 全社的な税務情報の分析および比較が困難であ る。 • グループの世界的な税務リスクに対する有効な統 制がない。 このようなビジネスプロセスでは、データ分析よりも情 報収集に時間がかかり、その結果、本来税務部門が 果たすべき機能がおろそかになるという状況に陥りま す。これらの問題を解決するには、全社的に税務情 報を収集し、計算・管理する統合システムが必要です。 【税務関連情報の部門横断的な流れ】 このようなソフトウェアソリューションの強みは、以下のよ うな自動処理が行えることです。 • 当期税金と繰延税金の自動計算および報告に関 するIFRS、US-GAAP、各国基準の要件への対応 • 多国籍企業の連結財務諸表における当期税金お よび繰延税金の集計 • 自動化された未払税金の計算や連結処理 • 貸借対照表の情報およびその他の税務データをイ ンポートし、SAP、オラクルその他のシステムへ会計 仕訳をエクスポートする、ERPシステムとのインター フェイス • グループの実効税率の分析 • 税率の調整表やグループ全体の繰延税金の明細 など注記情報の集約 • マイルストーンコンセプトによる決算プロセスのモニ タリングと統制 • 質問書などを用いた包括的な税務リスク情報の収 集と分析 • 付加価値税に関する機能 【繰延税金計算のインターフェイスの例】 PwCのアプローチ 私たちの専門性 PwCは、以下の重要なステップの実施に際して、クライ アントに有用なアドバイスを提供します。 専門家チーム PwCは、長年にわたりツールやプロセスの導入および 開発に関して助言を行ってきました。ウェブベースの会 計ソリューションの導入に関する私たちの豊富な経験 は、クライアントに有益な成果をもたらすでしょう。 • 連結上の税務情報の作成および税務リスク管理に おける現状プロセスの分析 • 統合システムの利用で強化可能なプロセスやイン ターフェイスを識別 • クライアントの要望と状況に適したソフトウェアの選 定と“開発か購入か”の判断サポート • 全社的な報告様式に対応したシステムの統合 サービス提供にあたり、PwCは、企業会計、税務、IT および経営報告など、影響を受ける全てのエリアの専 門家による総合的なチームを編成してサポートします。 クライアントのご要望に応じて、税務会計処理のプロ セスを改善するカスタマイズした手続きを提供し、機能 テストを実施し、必要に応じてクライアントのご担当者 に研修を行います。PwCからクライアントへ継続的に 知識とノウハウを移行することにより、プロジェクトの成 功をより確実なものとします。 ノウハウ 会計ソフトウェアの導入は、私たちの広範な会計アドバ イザリースキルと業界有数の監査法人およびコンサル ティングファームとしての経験に根差したものです。当 然のことながら、私たちは一般に公正妥当と認められ ている会計原則および監査の基本原則を考慮してい ます。 IFRS、US-GAAPおよび日本基準の動向ならびに解釈 に関して、私たちは高品質で国際的に定評のある会計 に関する専門知識を活用して説明します。すなわち、 私たちは、優れたサービスで、また身近な専門家として、 クライアントをサポートするためにいるのです。 クライアントの利点 グループ全体の税務ポジションの管理に統合された ウェブベースのソリューションを適用する場合における 強みをご説明します。税金計算のステップの多くを自 動化し、最適化するもので、それにより税務部門の業 務の有効性を高めることができます。例えば、以下が 挙げられます。 • クリックするだけで総勘定元帳との間で大量のデー タをやりとりする。これによりエラーが発生しやすい 手作業を減少させ、決算プロセスを迅速化できる。 • 計算と集計の自動化によりエラーが減少し、その結 果、表計算ソフトと比べてプロセスが簡素化し、柔 軟性が向上する。 • グループ全社が同一のオンラインシステムで作業 するため、グループ本社によってリアルタイムでの レビューが可能となり、サポートがより容易に行える。 • マイルストーンコンセプトにより、グループ内の進捗 状況をモニタリングすることができ、より迅速な決算 プロセスの管理ができる。 • グループ全体の税務上の問題点が標準的に文書 化されることにより、データの質が改善し、透明性 が向上する。さらに、監査人の作業を容易にする。 • 一般的にウェブベースのプラットフォームは追加の テクノロジーが必要なく、既存のサーバー上で運 用可能であるため、高価なハードウェアへの投資 が不要である。 • システム内の税務データは全て多元的に分析でき、 計画や予測も含め多目的に利用可能である。 • 会計ガイドラインの将来の変更を確実に遵守する ように、ソフトウェアは毎年クリックすることでアップ デートされる。 お問い合わせ先 あらた監査法人 〒104-0061 東京都中央区銀座8-21-1 住友不動産汐留浜離宮ビル [email protected] 小林昭夫 財務報告アドバイザリー パートナー 080-3158-6271 [email protected] クウ・ウェイ 財務報告アドバイザリー パートナー 080-1001-5967 [email protected] 村松久美子 財務報告アドバイザリー ディレクター 080-3158-6895 [email protected] © 2014 PricewaterhouseCoopers Aarata. All rights reserved. PwC refers to the PwC Network member firms in Japan and/or their specified subsidiaries, and may sometimes refer to the PwC Network. Each member firm is a separate legal entity. Please see www.pwc.com/structure for further details. This content is for general information purposes only, and should not be used as a substitute for consultation with professional advisors.