小松織物工業協同組合 - 日本絹人繊織物工業会

地域資源を活用し小松織物の魅力を発信
【小松織物工業協同組合】
航空ファンを魅了する小松織物グッズ 「小松航空祭シリーズ」
デザイナーやマーチャンダイザーを囲んでの商品開発検討会
小松織物グッズ製作委員会メンバー
小松織物工業協同組合 理事長
西米織物– 和装絹織物製造・販売
—北出ジャカード織物
インテリア織物製造・販売
山本絹織–
洋装絹化合繊複合織物製造・販売
西
喜代美 西米織物– 和装絹織物製造・販売
山木 彰英
山木絹織工場 和装、洋装絹織物製
造・販売
荒木 千代美 —オリジナ・クロスジャカード
インテリア織物、
産業資材製造・販売
松本 康宏
–マイテックス
ネクタイ、スカーフ絹複合織物製
造・販売
宮西 昌子
宮西絹織工場 和装、洋装絹化合繊
織物製造・販売
小倉 久英
小倉織物– 洋装絹化合繊複合織物
製造・販売
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○問い合わせ先
小松織物工業協同組合（北島）
住 所 石川県小松市園町ハ３
６番地１
電 話 ０
７
６
１―２
２―０
６
９
０
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西
紀幸
（相談役）
北出 智久
（委員長）
山本 和栄
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小松地域の繊維産業は、伝統の絹織物の技を起源
として発展してきました。昭和４
９年のピークと比べ
シュリンクしていますが、織物、整経、サイジング、
仮撚り、撚糸、編み、レース、織マーク、染色、縫
製、糸・織商など３０
０を超える繊維企業があり、小
松市の基幹産業の一翼を担っています。
織物は伝統の小松綸子はじめ、絹・化合繊織物を
中心にジャカード機、ドビー機、撚糸機を駆使し
た、ふくれ、風通、カットなど変わり織を得意とし
ています。絹・化合繊に綿、ウール、麻等を複合
し、これまでに培った感性を加えて、それぞれの素
材の良さを最大限に引き出すため、組合員１社ごと
に特徴あるもの作りに日々研究を重ねています。レ
ピアルーム、ウォータージェットルーム等設備の革
新化・技術力の向上も推進し、機能性を付加したス
ポーツ衣料、インテリア、カーテン、産業資材分野
などの生産品目も増加しています。
自販体制を整えた組合員企業の有志が集い、小松
織物グッズ製作委員会を組織。小物商品を中心に和
装、洋装、インテリア分野などメンバー相互の専門
知識を生かし、小松織物の特長を全面に出すととも
に小松独自の資源を活用し、伝統文化にマッチした
オリジナル商品として産地アピールグッズの製作、
販売、新商品の開発を進めています。「小松航空祭
シリーズ」防衛施設小松基地配備Ｆ１
５イーグル戦闘
機をデザインしたネクタイ、ハンカチ、帽子、傘、
クッション、タペストリー、メガネ拭きなどの商品
をはじめ、郷里が生んだ画家「宮本三郎画伯シリー
ズ」や環境問題を意識した「エコシリーズ」など関
係各層の多大な協力も得て製作し、アンテナショッ
プやネットでの販売を行っています。
特に「小松航空祭シリーズ」は、毎年秋に行われ
る航空祭当日に出店し販売。１
３万人を超える来場者
へ直接販売することで、消費者との直接のふれあい
から生の声として意見や要望を聞き、新商品開発に
欠かせない貴重なニーズの把握など、実需に繋がる
確かな手ごたえを実感できています。また、全国
１
０
０万人の航空ファン向け月刊誌「航空ファン」
との
タイアップにより、そのネットワークを活用した
ビックビジネスに発展させる試みも進めています。
当グッズ事業が全組合員の機スペース（仕事）を
十分に満たすとは言えませんが、いまの非常に厳し
い経済環境を乗り切るための「売れるモノづくり」
へのエッセンス（消費者ニーズの把握∼織物開発、
デザイナー・作家とのコラボ、加工関連者との共同
開発、さらには、売り先とのタイアップ・販路の開
拓等々）をすべて含んだ事業となっています。産地
活性化事業の大きな柱として、今後とも勢力的に産
地アピールグッズの開発・販売を推進していきたい
と考えています。
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がんばる日本の繊維産地〈１
０（
〉石川県）
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