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γヨフ

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γヨフ
ロ■
so司昏酉正二五==盃
■1.:
職
Vol・柵
殉
&篭
型
γヨフ
「そんりさ」はスペイツ霞で「徹笑aM蓉愈嘘します、私腫らレコムは槻々恋活幽蓬通じてラテンアメリカ・カリフの人々と葛ぴ奮
分から、共に生きていき厄い、彼らの微笑み畳私jころの砿笑みにしl巳いと奮えています。
1479旧帽灯
ハイチに洞ける民主主議の危機と国際社会
ベネズエラ最新状況
グアテマラ最新状況
:胃西靖夫
コナピグアの女性たち
:石川智子
がらみ亭ミドリの映画帖(番外藍H)
:飯島みどり
ラ米百景(第4回)
:伊高浩昭
キューバ音楽との出会いの箙(第二一回)
:鈴田征紀
:新ⅡI志保子
:土方美雄
200邸年叫冒3日日本ヲ〒ニア刈力竃h字呼トワーワ(JCECbUM)篭行
Al。
、
★ハイチ★
ハイチにあける民主主義の危鑓と国際社会
罰Z晦罰病
、一一○○四年二月一一九日のア
』リスティド大統領の辞任へとつ
嚇イド派と反アリステイド派の対
『て説騏、二・○・年の選挙
二○CO年の選挙謄果と
そのもたらしたもの
二○○○年五月に行われた
選挙はアリスティド率いる政党
ラパラス・ファミリーの圧倒的な
瀞利で終わった。上院一九錨席
中の一八識席、下院の八二議
ととなった。噸不正と指摘されたのは上院蟻員選
をはじめとして国連、EUから疑念が呈されるこ
る。⑫しかしこの結果には米州機構の選挙監視団
反アリスティド派の前には米川機樹の仲介も機
取っているのである:選挙の無効のみを要求する
て、アリスティドの勝利を「非正統化」する戦略を
国際機関からの圧力は反アリスティド派に利
能しない。
を及ぼすものではなかった。しかしながらハイチ政
用されるだけに終わり、対立という出ロだけが残
挙の集計の問題であり、選挙結果の大勢には影響
府は国際社会からの非難を前に誠意ある対応を
されることとなった。
その後も米州機構は一一月二六日に予定さ
挙には米州機構の選『拳監視団が参加することも
ーセントという高い得票率で圧勝した。しかし選
挙をボイコットする中でアリスティドは約九二パ
鱒わることとなる。こうして反アリスティド派が選
集結」との対話を仲介していたが、実ることもなく
ドの政治勢力の連合体である「民主主義のための
解決するため、ラパラスフでミリーと反アリスティ
る.テトコル農民組織は「ラパラスとマクートが結
ミニク殺害事件もラパラス派の関与が疑われてい
○○○年四月の著名なジャーナリスト、ジャンド
る暴力事件の頻発には目に余るものがあった。二
・ファミリーあるいはそこに参加する民衆組織によ
状況、特にアリスティドの支持母体であるラパラス則
に端を発するものではない。悪化するハイチの人権
国際社会の苛立ちは、一一○○○年の選挙だけ
れていた大統領選挙に向けて選挙制度の問題を
なく当初からアリスティド政犠の正統性に疑念
びついて、免貴をこの国に広げている」とも告発して
ともに行われた選挙であったと連ぺている。しかし
降の選挙を見てきた研究者は、少なくとも最もま
アリスティドの勢力、そしてメディアを抑圧する側
パラス支持者は、徐々に姿を変え、反ラパラス、反
かって軍事政構下で弾圧の対象となっていたラ
いる(回g目・巳)。
反アリスティド派は、圧倒的なアリスティド支持
となっていったのである。咽
問題となった五月の選挙については、九○年以
が投げかけられる形となってしまった。
エスカレートする人稚侵害と暴力の応酬
見せず、八月一六日、一選挙結果を公認するのであ
。
る
の前に、正面から政治参加することを巧みに避け
鰊
席中七二鐡席を占め、八○船
の市長選でも勝利したとされ
鰊
S、ハZRZn4 リノblL鮒
函
の監歎に収監されていたのがジャン・ピエール・バプ
にこの時点でゴナイープには政府の手が届かなく
プで公然と生活をしていたとのことであるから、既
ととなる。ちなみにメタイエは、脱獄後もゴナィー
年一二月一七日の大統領官邸襲撃事件である。
ティスト(別名ジャンクトゥーヌ)である。タトゥ1
なっていたのであろう。
ていた・このラポトー事件で逮捕され、ゴナイー満
この事件の後、各地で武装したアリスティド支持
ヌは軍政期に人権侵害を繰り広げた民兵組織F
こうした対立を更に激化させたのは一一○○一
者が反アリスティド派政治組織への弾圧を繰り
RAPHの中心メンバーであった。
関与したとされるのがギフィリップである。
どによるクーデター計画が発覚した。この事件に
しかしこうした裁判の直後、一○月に警察官な
運動は更に高まりを見せ「カニパル軍」は反アリ
クトゥーヌ率いるゴナイープでの反アリスティド
が何老かに虐殺されたことから、その兄弟とジャン
となる。二○○一一一年九月一一二日、アミオ・メタイエ
そして暴力の応酬がここでも火に油を注ぐこと
広げた。
しかしながらラパラス・ファミリーを支持母体と
するアリスティド大統領が、こうした暴力を押さ
えるために翻極的に取り組むことばなかった。
またここ数年は警察による反アリスティド派の
の処罰という流れへの反発も存在している。既に一
はあるが進みつつあった過去の人横侵害資任者へ
今回のハイチでの混乱の背景には、少しづつで
の首謀者でもあった。しかし国際社会の圧力もあ
府襲撃事件後の反アリスティド派に対する弾圧
ド派を弾圧していた。『また二○○一年の大統領
グループである「カニパル軍」を率いて反アリスティ
リスティド支持者であるアミオ・メタイエは武装
害の首謀者として追求されるものが出てくる。ア
同時にアリスティド支持者の中からも人権侵
ているのである。
でいない勢力が、今回のハイチ危機の背後には隠れ
民主主製の強化、司法制度の強化などを望ん
流することとなる。
Hのルイス・ジョデル・チャンプレイもこの流れに合己
件で有罪になり、海外に逃亡していた元FRAP
そして先に述べたギフィリップ、また数々の事
スティドの軍事組織へと転換することとなる。
九九五年には真相究明会が設立され、九一年の
り屯二○○二年七月に逮捕され、ゴナイープの刑
デモなどに対する弾圧も強まっていた。
クーデター以降の軍政期に行われた人権侵害事
務所に収監された。
プレパル政権期の二○○○年八月には一九九
され、メタイエはジャン・タトゥーヌ他約一五○名
しかしへ月に刑務所はメタイエ支持者に襲撃
ハイチが二○○○年の選挙後、既に民主主義
人棺侵害責任者の処罰への取り組みと反発刑
件を調査している。
九年に一一人を殺害した罪で初めて首都の警察
の囚人とともに脱走したのである。脱獄後このアミ
の危穐を迎えるなかで、国際社会はハイチに背中
国騒社会の退出
長官を含め四名の警察官が裁かれている。また九
オ・メタイエはジャン・タトウーヌとともにゴナイー
を向け始める。一つには選挙プロセスの改善のため
微月には、軍政期の一九九四年にゴナイープで行わ
プを拠点として反アリスティド運動を展開するこ
叶れた虐殺、ラポトー事件に関する裁判も開始され
★
soハ[、DJ リノbL88
リスティドを名目に、国内を混乱におとしめる。既
ハイチでは、小火器とはいえ武装蜂起に対抗でき
復権から文民警察官の派遣となった二○○○年
しないものの、既に書かれていた筋書き通りであっ
そして最後はアリスティドの退陣。誰もロには
lillii1i騨iiHj鑿ii黙i篝iili襟i鑿1幣繍i壽輔i:h二:HJijiX灘
不満も高まる中、既に育っていた暴力集団は、反ア
★に前向きな努力を行わなかったハイチ政府への圧
チ
叶力である。まずEUが二○○一年一月二九日に
に軍隊も解体され、国連の平和維持部隊もいない
J
★援助の凍結を決める.”
同時期に国連のミッションもその任期を終える
三月まで継続していた。米州機構と国連による民
た。同時に九四年の民政復帰後国際社会が取り
るものはいない。
主主義強化のための文民ミッションMICIvI
組んできたハイチの文民警察の強化、民主主義の
こととなる。国連の平和維持部隊はアリスティド
H)も二○○○年に国連のMICAH(国連文民
反アリスティド派の政治勢力もこうした武装
強化はがらがらと崩れ去った。
かしながら二○○一年二月、人権状況が悪化す
集団とは距離を置いているとはいえ、、今回の武装
支援ミッション)に引き継がれるまで続いていた。し
る中で国連はMICAHの継続を見送ってしまう。
蜂起の流れを利用したことで、ハイチの民主主義
国で、どうにか積み上げようとしてきた民主主義
暴力による支配、力による支配が続いてきたこの
デュパリエ独裁政権、九一年の軍事クーデターと
これまで奴隷制の時代から、米国による侵略、
をさらに弱体化させたと言えるだろう。知
2
こうして九三年より続いた国際機関による人
o
権状況のモニタリングは幕を閉じることとなったⅦ
この判断が果たして正当なものであったのか、国連
の特別人権報告官も再考を促している。虹
こうしてハイチは混迷を深める中で国際社会
から見放されることとなったのである.
の経験は砕け散り、再び暴力による支配を許して
しまったのである。
鰐|;:IIii器器|:;鵲;(淵淵H1:
題乞rnhX」L
、P、
ノ
【I(5oジ。l
遇オH1の決議11
****
*6にて記鮫した国連人権報告官の報告番Pl6
ハイチの新首相は3月20日ゴナイープで武装グループを「解放のための戦士」と賞賛している。
*11
*12
iIPnr.
nM
June20.2000
httD;"www・elecUonworld・org化lectioMlaiti.h[、
*3sTATEMENToFTHEsEcRETARYGENERALoFTI正oAsE-121ノCO)
3,
*6
終わりに
ィチの再建に、いや民主主義国家としての新たな
鵲i窯l淵巽}鶚liA器i鵲f;蒜Ill
*4
国際社会はこの重みをしっかりと受け止めてパ
舞台は整えられ、役者も出そろうこととなった。
建国のために支援していくことを求められている。
園状況などを把握するのにはアムネステイ゛インターナショナルの資料が参考になる。(*5,*6,*10)
*lここ数年のハイチの政治状況、人権状況などを把握するI
が便利。
ハイチ2000年8月からの継続的なニュースを読むには
1蟻席は11月に確定。
麺上院の議席27のうち21が争われた。その後7月、11月
/繍慰、
国際社会から突き放され、援助の停止で国内の
F鰄罵、、
石
の半11断の正L式多あらためて隈
‐3-
SOMRZEd”L88
★ベネズエラ園新状現★
■■
を求める請願は、約三百四
リコール国民投票の実施
ルする道をとることにした。
国民投票で大統領をリコー
ス勢力は、憲法にもとづく
にも敗北してから、反チャベ
月から翌年一月の石油スト
起こして失敗し、同年十二
○二年四月にクーデターを
てから、二年以上たつ。二○
対する国内の反対が激化し
るペネズエラの左翼政権に
ウゴ・チャベス大統領が率い
廷が制止しようとして、三月下旬まで紛糾
ろがその選挙法廷を同じく最高裁の憲法法
介入して、選挙委員会の決定を退けた。とこ
続いた。ここで司法最高裁判所の選挙法廷が
国警察)と衝突して暴動化し、何日も騒擾が
た。抗議のデモが国家警備隊(軍隊扱いの全
終的に国民投票を葬り去る策略だとみなし
る。野党はこれを汚い引き延ばし戦術で、最
が、もし十分な数に達しなければ却下され
再確認が成功すればハードルを越えられる
される国民投票必要数は、二百四十万人。
再確認に付すと発表した。憲法から導き出
分を同一筆跡で無効とし、約八十万人分を
ここではそういう政局を脇において、ベネ
が続いている。
○○三年十二月に全国選挙
ズエラの様々な社会運動を眺めて、チャベス
十万人分の署名を集め、二
評議会に提出された。とこ
支持がどの程度社会に浸透しているかを見
てみたい。
ろが、受け取った名簿の検
査をめぐって、選挙評議会、
司法最高裁判所の選挙法
ベネズエラは階級で割れている。階級対立
ば忘れ去られた言葉だった。冷戦後の世界
廷、憲法法廷が対立し、厳
動の焦点になってしまった。
では時代遅れの発想とされ、さらに進んで
は、’九九○年代のベネズエラの思潮では半
選挙評議会は、受け取っ
もはやベネズエラに左右の対立はないとまで
正であるべき機関が政治策
た署名簿のうち約四十万人
言い切る人さえいた。
しかし今、階級を否定することはできそ
うにない。あえて否定する人はいるが、それ
は自分たちが人民や市民のすべてから支持
されているという政治発言にすぎない。チャ
ベス支持者は貧しい人々に偏り、反対者は豊
かな人々に偏って分布している。
しかし、様々な社会運動をみていくと、ポ
リバル派(チャペス派の自称。以下はポリバル
派で通す)は決して多数派ではない。まずは
その事実を見ていこう。
ベネズエラの労働運動では、従来から中道
右派から左翼まで多様な勢力が活動してお
り、中道の二大政党が同盟して、左翼諸勢力
に対抗するという構図が基本であった。左翼
の活動家たちは、全国レベルの執行部を握る
穏健な二大政党の組合指導者を、腐敗幹部
だと非難していた。
チャベスが政権についたとき、チャベス与党
本体の労働勢力は存在せず、左翼の一部、
連立与党の活動家がポリバル派の労働勢力
をなしていた。少数のポリバル派は、二大政
党が握る執行部を、従前通り腐敗幹部と攻
撃した。チャペスを支持しない左翼は、ニ大
4
SDMRK54 I/bA88
“
'輌切1N
★ベネズエラ匿衝松短★
た。
政党とボリバル派にはさまれて中間派になっ
地改革を実施したからである。両派の対立
○年代から六○年代に、厳しい闘いを経て農
自信を取り戻した。勢いにのってストを打
反チャペス派の組合幹部は、これで大いに
して土地所有権を与える施策をとるように
渉していた。政府がこの動きを積極的に追認
政党から一定の距離をおいて行政当局と交
策に対する至極もっともな批判が理由だ
団体は、みなチャペスの敵に回った。政府の術
したり、小選挙区制導入を要求したりした
政治改革系の運動である。選挙の不正を糾ろ
蝿
の地区と分かれている所が多いので、こうなⅧ
ることは意外ではない。
露天商はチャベス政府を支持している。自
る彼らは、行政当局から圧迫を受けやすい。
以前の政府と異なり露天商に好意的な政策
は、過去の農地改革によって獲得した支持
をとったチャベスを、彼らは当然に支持してい
労働者の圧倒的支持を得ているはずだと
学生運動では、従来から左翼が優勢で、右
る。しかしその存在は沿道の商店主にとって
分の土地ではなく公共の道路で商売してい
立てた。与党はこの問題を国民投票にかけ
の対抗勢力としてカトリックがあった。ポリ
と、現在の農地改革で獲得する支持の競争
て、国内外の反発を押し切り、二○○一年に
バル派は左翼学生の間に急速に支持を広げ
思った与党は、既存の組合人事を上から解
選挙を実施した。このとき非ポリバル派の左
たが、それでも過半数には達しない。反チャ
と言えるかもしれない。
翼は、もはや中間的態度を維持できず、組
は迷惑で、露天商の排除を求める商店主の
運動は、野党の活動家によって指導されてい
る。
ペスの左翼がかなりの力を持っている。
都市部で土地占拠や占拠後の生活改善を
ち、今日に至るまでの攻勢に転じた。
なると、彼らは政府与党の側に立つようにな
が、こうした運動がみな中産階級からきてい
ポリバル派の姿がまったく見えないのが、
農民組合は、従来は二大政党の固い支持
った。私の乏しい知見で有無を断言すること
すすめる活動家は〈従来から左翼が中心で、
基盤になっていた。チャペス政府は農地改革
たことも、考慮していいかもしれない。
ている。
手によって分かれる。二○○二年のクーデタ
ー未遂では政府側、反政府側双方の市民に
多数の犠牲者が出た。それぞれ分かれて団
体を作り、それぞれの解釈で相手を非難し
政治暴力の犠牲者が作る運動は、その相
はできないが、こうした運動をすすめつつ反
都市の隣人組織(住民組織)は、地区によ
を実施して、農民の間に支持を広げようと
民が、堅固なポリバル派になるのは自然な流
って傾向が異なる。カラカスのある地区はポ
チャベスの立場をとる活動家は、もしいると
れである。だが状況を根本から変えるほど
リパル派の強固な拠点だが、別の地区は反チ
しており、実際に支持者を獲得している。チ
ではない。二大政党の一つ、「民主行動」が農
ャベス。いろいろである。下層の地区、上中流
しても少数だと思われる。
リバル派左翼の連合に選挙で敗れた。
結果としてボリバル派は、「腐敗幹部」と非ボ
合の自立を擁護して反チャペス側についた。
体し、新たに組合選挙をやりなおす計画を
/鰻顯:、
ャペス臨席の式典で土地証書を受け取った住
民の支持を獲得したのは、彼らが昔二九四
/《1顯鼠、、
われる。チャペスのロにかかると、ベネズエラ
での「見捨てられ度」に比例しているように思
チャベス支持の度合いは、以前の体制の中
が、ポリバル派のもっとも強い基盤である。
ばれる下層階級の人々の間で活動する運動
タI」「周縁の人々」など様々な言い方で呼
きなかった「人民階級」「インフォーマルセク
見逃せない。旧来の政党がなかなか浸透で
もボリバル派がいまだ少数派である事実は
だけではなく、組織労働者や小農民の間で
スに対する反感を表しているようだが、それ
とがわかる。その一部は、中産階級のチャペ
バル派が運動圏全体を覆い尽くしていないこ
以上、様々な社会運動を見渡すと、ポリ
ペス政権発足後に政治の助けを実体験して、
ら政治の助けなしに進んでいた運動が、チャ
ャベスの指令で生まれたのではない。以前か
ものではなく、また、周縁の人々の運動はチ
の政治組織は周縁の人々の中から生まれた
と彼らは説明する。実際のところ、チャベス
の政策を評価して、チャペスに賭けているのだ
いるわけではないようだ。政府の態度や個々
層は、チャペスのカリスマにひかれて支持して
ベスを支持している。少なくともその活動家
れなかった人々を担い手とする運動が、チャ
その一方で、これまで社会の主役とみなさ
て反チャベス陣営に身をおくようになった。
人々は、新参ボリバル派の割り込みに反発し
はなれないと思うのももっともだ。そういう
駄目だ、腐っていると言われれば、従う気に
はずっと寡頭支配層に牛耳られ、人民はた
同盟関係に入ったのだと言えそうである。
チャペス支持を情緒的なものとみてはなる
だ苦しむばかり、今はじめて人民が主役にな
ったということになる。だが、ベネズエラの入
まい。計算と危機感で固められたボリバル派
は、国民投票を避けようと必死になってい
しかしその支持の範囲は狭い。そこで政府
動が散り散りになることはないだろう。
の結束は、多少の逆境では揺るぎそうにな
船民は、チャベスなしでは何もできないほど弱
い。いつときチャベスが敗れようと、組織と運
旗い存在だったわけではない。組織労働者も農
剛民も、それぞれ過去の実績を誇り、二大政
巧党や左翼小政党とのコネクションを持ち、新
奴自由主義全盛の時代に後退戦を闘ってきた。
齢突如現れたチャペスに、今までのものは全部
る。だが、術策によって当面の国民投票を回
避することができても、八月には地方選挙が
あるし、大統領選挙が二年後に控えている。
負けそうな選挙を拒み続ける都合の良い道
は、独裁なしには歩むことができない。チャペ
スが民主的に選ばれた大統領でいられるか
どうか、最後の岐路をわれわれは目の当た
りにしているのだろう。
〈少考資料〉
.「ペネズエラ政変とその背蛋:チャペス政権と二つの
ベネズエラ」石橋純そんりさ74号(2002年6月
29日発行)
.「ペネズエラ・チャペス政栢の実紙と墜鉄」鈴田征紀
そんりさ82号(2003年6月28日発行)
・ウーゴ・チャベス大統領演説集『ペネズエラ革命lウ
ーゴ・チャペス大統領の戦い』翻訳・解説Ⅱ伊高浩昭
(ジャーナリスト)2004年1月刊vIENT社
・ドキュメンタリー「激励のペネズエラー大統領罷
免を巡る攻防~』2004年3月NHK
・ドキュメンタリー「チャペス政柑クーデターの裏側
~ベネズエラ~」2003年パワーピクチャーズ(ア
イルランド)
6
SOAlRK5iAl I/b』88
'、、露、)
'、、蕊、I
オグアテマラ慮調用ルガワオ
よる新政権が1月叫曰に発
オスカル・ベルシェ大統領に
ンに国家予算を横流しした会計監査院長官
特定の政党CNEとPAN)の選挙キャンペー
出した税収監査局局長の更迭にはじまり、
●検察庁問題
と関係のあったことが明るみに出たことだ。
足した。和平協定の推進や
巨悪の追及には検察の力が不可欠だが、
》
たどり着いたケースがほとんどない。これは
が罷免される事件や、数百万ドル規模の横
前政権で影の権力を振るったオルテガ・メ
検事総長カルロス・デレオンが検察内で事件
経済改革、汚職追放、組織
ポルティージョ前政権の負の
ナルド将軍が関係する国立勧業銀行の横領
が進展しないように握りつぶしていたから
前政権中後を絶たなかった汚職や公金横領
遺産が足かせとなって難し
とマネーロンダリング、ポルテージョ元大統
だ。昨年は汚職問題の特別検事カレン・フィッ
領があった年金局の局長が告訴されるなど
い船出となっている。
領が関係していると言われているパナマ・コネ
シャーがこれに抗議して辞任するという事件
犯罪の解決などを公約に掲
負の遺産とは、前政権高
クション問題(ポルティージョは潔白を主張
事件で、刑事事件として立件され裁判まで
官による大規模な公金横
まで起こっている。フィッシャーはその後度重一
政権が変わってからは検事総長罷免の要
していたが、告訴されることがわかると密か
国家予算から横流しされた資金が選挙キ
求が高まり、ペルシェ大統領はデレオン検事
領、二○○四年度分の予算
今年度の予算が少ないこ
ャンペーンに使われた件では、金を受け取っ
総長を罷免した。そして新総長に与党連合G
なる脅迫を受けて一時国外に避難しなげれ7
と、低い税徴収率など、政
たUNE党首アルバロコロムとPAN党首レオ
ANAの議員であるフアン・ルイス・フロリドを
にメキシコに逃亡した)も盛んに取りざたさ
策を進めるための予算が極
ネル・ロペスの信用が失墜した。また、このス
任命した。
の一部が二o○三年度に前
めて限られていることだ。政
キャンダルを嫌ったUNE議員が数人党を離
ぱならなかった。
権スタートから2ヵ月半、こ
れた。
道だ。わかっているだけで八
せているのは汚職事件の報
まず、連日マスコミを賑わ
だが、野党でありながら前政権の政府高官
く、どのような政治取引があったのかは不明
るが、問題は汚い資金を使用しただけでな
UNEとPANは政治弾圧だと抗議してい
あるために政治的に中立を保てないのでは
かったこと、そして与党に属している人間で
起こった。まず、任命にあたってフロリドが適
任であるかどうかを判定するプロセスがな
だが、これはただちに各方面から抗議が
の間の状況を見てみたい。
れている。
の事件が相次いだ。
Mコメ88
倒しで使用されたために、
げて登場した新政権だが、
/鏑i鼬、
百万ドル近い使途不明金を
(綴癖、
LDHなどの人権団体がすでにこの任命を憲
ないかということがあげられる。GAMやcA
プが存在する。そのうち大統領に近く政府
内にはベルシェ大統領を中心に8つのグルー
新政権の構成、権力配分を見ると、政権
要職を最も抑えているのは4つのグループ
法違反として提訴しており、現在憲法裁判
所による判定を待っているところだ。
だ。
まず、①バリ・クラブと呼ばれるグループ
このように、連日のように汚職事件がマス
コミで大きく報道され、その陰に隠れて、ど
で、内務省、保健省長官ポストの他、政府予
れる元与党PANに近い勢力。選挙ではベル
連帯党PSN(労働省)っそして⑧M1Ⅳと言わ
つ)⑥改革党MR(外務省、検察庁)⑦全国
持つ。またPPは議会でも大きな影響力を持
コミッショナー、軍長官の任命にも影響力を
党。⑤愛国党PP(国家防衛および安全保障
与党連合GANAを構成するの三つの政
りにまた4つのグループが存在する。
省、戦略局など。これら4つのグループの周
統領エドアルド・ステインのグループ。文化
信省、投資コミッショナーなど。そして④副大
の友人グループ。エネルギー省、農業省、通
ミッショナーなどを押さえている。③ベルシェ
プ。経済省、財務省、教育省の長官、開発コ
のポストを押さえている。次に②財界グルー
ェクト」コミッショナーと社会投資基金FIS
算の大部分を動かすことになる「メガプロジ
のような具体的な政策が行われようとして
いるのかが見えてこない。
●旧財界勢力の浮上と新ポストの乱発
投資コミッショナー、政府計画コミッショナー
マそのマンデート(権限)や、他省庁との調整な
秀どは不明。また予算や官僚機構の肥大化な
☆ども懸念される。
☆などがある。これらの長官職はそれぞれの
》
…)
'懸蕊)
シェを支持した。(大統領府運営長官)
最後にこれらのグループに属さない人た
ち。ここにはジェノサイド裁判を進めている
グアテマラの代表的な人権団体の一つであ
る人権リーガルアクションセンターcALDH
の代表であったフランク・ラルー(大統領付き
人権委員CoPREDEU、ノーペル平和賞受
賞者のリゴペルタ・メンチュウ(和平協定親善
大使)、環境庁長官ポストなどがある。
これらのグループをどのように調整してい
けるかが問題で、内部での権力争いなどが起
きればベルシェ大統領の政策遂行に大きな障
害となるだろう。
このようにベルシェ政権は財界の影響が強
い保守的な政権だと言えるが、その中で進
歩的な勢力である副大統領ステインのグル
ープがどこまで和平協定の推進(内戦犠牲者
への国家補償プログラムなど)、軍の組織改
革、組織犯罪や影の権力を調査し摘発する
ための委員会cIcIASc設置などのイニシ
アティブを発揮していけるかが大きな課題だ〃
ろう?
》
★ワァデマラ・コナビグア★
---
射轆恒想当リーダでjとして村々存}走り
たちの《ろでカクチケルー調地域の組
ナ吟ラア(連れあい券鋸了われた女性
コマラ烈璽身のマ化カリー盈峰陸コ
なってい-重$」
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ダニエルエルナンデスーサラサール来日写真展(グアテマラある天使の記憶》のご案内
グアテマラ内戦の36年間、この国で何が起きたのかを証言する骨、まさしく死と不正蕊とを象徴する骨に魅せられた写真家。
-たんなる証言にとどまらぬ芸術、芸術を越えた証言の可能性。
政府軍に感殺された人々の遺骨発掘作業に立ち会ってきた写真家は、一対の鬮甲骨に葱かれ、これを天使の羽に見立てた作品を思
いつく。それは肩甲骨を背負った天使が自らのロを封じ、目を塞ぎ、耳を覆う組写真となり、その後、恐怖に抗い沈黙を破る天使が加わ
り、4天使の連なる作品く真実を明らかに>へと発展した。さらに写真家は、<天使>の叫びを公共の場=街角に貼り出すインスタレーション
を展開する。グアテマラで、アルゼンチンで、米国で。剥ぎとられ、あるいは朽ちてゆくく天使>たち。
その過程をも丹念に追跡しカメラに収め続ける・・・…。
本展覧会は、写真家を日本に招き、記憶の抹殺に抗う写真作品の数々を展示します。あわせて、記録ビデオ上映や各地でトーク・イペ
ントインスタレーションをおこないます。
■会期:2004年5月1日(土)~5月16日(日)正午~午後8時初日午後7時~オープニング・パーティのみ
■会場:セッションハウス・ガーデン(東京・神楽坂)TELO3-3266-O461/FAXO3-3266-O772
東京都新宿区矢来町158http://www・session-housanet地下鉄東西線・神楽坂1番出口下車徒歩1分
■入場無料/会期中休みはありません。(写真家本人が来日、適宜来塙します)
■主催:ダニエルエルナンデスーサラサール来日写真展実行委員会、
凝議露計文社会科学纒輿のためのプロジェクト繭…-…露による「人鬮の…鬮挙」の構築プロジェクトの一環
■後援:日本カトリック正義と平和協議会(社)アムネスティ・インターナショナル日本岩波書店影書房セッションハウス
問合せ先:東京外国語大学内「人間の安全保障学」事務局(担当・村上)TELO42-330-5665murEkami@aatufs、acJp
http://www,aatuf君.acjp/・kumki/humsecrプ写真展実行委員会tenshinokioku@hotmaiLcom
●ダニエル・エルナンデスーサラサール(DanieIHemandez-SaIazar)
1956年グアテマラ市生まれ。現在グアテマラを代表する写真家のひとり。
グアテマラ内戦(196ト96)末期より、いわゆる秘密墓地(内戦中とりわけ80年代初頭、同国西都高原地帯に展開されたゲリラ掃討作戦
の民間人犠牲者が遺棄された場所)の発掘鯛査にたびたび同行、遺骨遺品の記録撮影を手がける。その一環として同国カトリック教会・
大司教区人権局が組織する「歴史的記憶の回復プロジェクト」(REMHI)およびその人権侵害調査報告(全4巻)の刊行に協力。REMHI統
括責任者フアン・ヘラルデイ司教が同報告杏公表の2日後〈1998年4月26日)に暗殺されたことから、報告呑各巻の表紙を飾った彼の4点
の作品は、和平後も続く政治的迫害と免罪の構造に対する告発・抗蟻活動の象徴となった。
主たる作品群に「武器を越えて」(武装解除を前にしたグアテマラの反政府ゲリラ戦闘員たちの肖像)、「民衆の楽士たち」(先住民文化
に根差す音楽を伝える古老たちのポートレート)、「エロス+タナトス」(男性ヌードをモチーフとした死の表象)、「街をゆく天使の記憶」
(REMHI表紙の天使像を用いた街頭インスタレーションの記録)などがある。
●来日記念4月26日刊行『グアテマラある天使の記憶一ダニエルエルナンデスーサラサール写真集
(解説・訳飯島みどり、メッセージ徐京檀/影書房刊/140頁カラー1,500円十税)infO@kageshobocojp
1l鐘rtfl篭。。~オープニングパーティにヅションハウス]
5月5日(水)広島市内でインスタレーシヨン
5月6日(木)平和研究フォーラム参加[広島平和研究所]
5月7日(金)1630~講演立命館大学[衣笠キャンパス恒心館]
5月8日(土)15:00~17:00トーク&ビデオ上映ダニエル+飯島みどり(ラテンアメリカ近現代史研究)コメント・石田勇治(ドイツ現代史)
[セッションハウス地下スタジオ]
5月12日(水)18:CO~2000トークダニエル+高橋哲哉(哲学)[三省堂神田本店]要予約TELO3-3233-33124F人文谷
5月15日(土)15300~17:00アート・トークセツシヨンダニエル+徐京楠(作家)[セッションハウス地下スタジオ]
*イベントの詳細は、下記連絡先までお問合せください。
問合せ先:東京外国語大学内「人間の安全保障学」事務局(担当・村上)
TELO42-33ト5665muねkami、aatufも.acjphttp://www・aatufも.acJp/~kuroki/humsec「/
5月3日・4日あたりに大阪でも交流会等の企画を検討しています。
お問い合わせは、梅村(日本ラテンアメリカ協力ネットワーク会員)まで。TELO6-6321-ggg5
参考圏谷:『i繍霊i霞_真実と和解を求めて』歴史的記憶の回復プロジェクト傭2..0年,。月刊岩波書店2日。。円+税
何十年にも及んだ恐怖支配の間、犠牲者は沈黙を強いられ、残された者同士で恐怖や離別の悲しみを分かち合うことも、
真相を訴えて責任者を告発することも禁じられてきた。政治暴力は個人を傷つけ、社会を破壊しただけでなく、一人一人が
感情を表して自らの経験を語る権利を奪い続けてきたのである。
印南柴ニコーズワIノVプZOO4年3円
繋畿鶚鱒
◆
た。現与党で右派の民族主義共和同
盟ARENAの候補エリアス・アントニオ・サカとファラプンド・マルティ民族解放戦線
FMLN候補シヤフイック・バンダルの一騎打ちだった。結果はサカが57.73%の得票で
当選、ハングルは36.63%の得票にとどまった。投票率は70%近かった。ARENAはこ
れで4回続けて与党となる。国会議員は、FMLNは議会84議席のうち31議席を獲得し
た。新政権は今年6月から発足。
FMLNは今回の選挙結果を認めたものの、ARENAによる有権者へのデマと脅迫による
圧力があったとして自由な選挙であったとはみなしていない。というのも、選挙期間中
ARENAとFMLNの政権獲得を恐れる財界がFMLNが政権をとれば米国との関係が悪化
し米国にいるサルバドル人からの送金(エルサルバドル経済の大きな部分を占めている)
護離鵜A墓鶏宅禦章薔華蕊雲霞畠蕊鵲?元ア寛雫キク惟募iま薑豊島種'癖jmH〉
サルバドルを訪問した際、FMLN候補とは面会せず、「米国のビジョンと価値を共有する」
候補に投票するように呼びかけた。また、FMLNが勝てば「米国とサルバドルの関係は
悪化するだろう」とも述べた。
また、国際選挙監視団に対する嫌がらせもがあった。投票日の1週間前にエルサルバ
ドルに到着した米国などからの国際選挙監視団80人は空港で当局により理由なく拘束
された。一行はその後釈放されたが、後日到着のグループは60人が拘束され、14人
が強制送還された。
FMLN内部では今回の敗北を受けて、指導者層の交代など党改革を要求する声も上が
っている。
(m2r症。、ノVbwsP艇ekq/・”OLa/Wよりノ
己朋委員会設恒
◆
独裁政権時代(1954-89)の人権侵害を究明
するための真相究明委員会が設置されることになった。また、犠牲者への補償について
になった。また、犠牲者への補償について
も具体化することが決定された。これはパラグアイ史上初めて。
(?VD雄jZzSAノmdns,Mz,宮oノブ,200‘よりノ
◆
要Pご~0
7L ̄
テーションの大規模な農薬散
布に抗議するために移動中の農民を乗せたトラックに警察が発砲、二人が死亡し8人が
が発砲、二人が死亡し8人が
。,1F
名奪筌臺議轤壽曇髻顯驫擁亨と舅辱墾琵揮掌寛二契襄鑓議麗譽宇鑪襄慰
の家族らに責任者を法的に処罰することを約束した。大統領はまた、「いまだに多くの
警官が権力者におもねって人民に発砲している」と述べた。だが、農民組織はドアルテ
の農業政策を、大規模気な大豆プランテーションに有利で綿花を生産している小規模農
家に冷淡であると批判している。大豆(その多くはすでに遺伝子組み換え)はパラグア
イの主な輸出作物。(jVOlicmsA/jmhH,Mx,雷。ユ200‘よクノ
◆
印
左)&ユ上刀.
唇
られていない数少ない国のひとつだが、上院は1
月末離婚法を可決した。離婚法は7年前から上院と下院の間を行き来していたが、片主
前から上院と下院の間を行き来していたが、片方
で可決されたのはこれが初めて。下院でも承認されれば、チリは19世紀以来の結婚に
でも承認されれば、チリは19世紀以来の結婚に
ついての法的な枠組みが大きく変わることになる。上院で可決された離婚法案は、双丈
ことになる。上院で可決された離婚法案は、双方
が離婚を求めている場合は1年で、片方のみが離婚を要求している場合は3年で離婚句
方のみが離婚を要求している場合は3年で離婚成
立になるとしている。また、暴力、麻薬中毒、アルコール中毒、同性愛、不倫などのf
薬中毒、アルコール中毒、同性愛、不倫などの行
為でも離婚を認めるなど、斬新な内容、ずっと離婚法に反対してきたがカトリック教会
.ずっと離婚法に反対してきたがカトリック教会
と保守派勢力は、今回の可決に不!快感をあらわ}こしている。
〈?Vbrjcj“バノjZImS,唾brero2d200‘よりノ
SOAlRK5AWb/88
-12-
から…ツノニ露|随;L…騨砺…!
亘ヨつ
の影はやや薄くなっている。
つかり、全体的に「ロメロ週間」
二十一日の日曜が投票曰にぶ
悼行事が組まれるが、今年は
行進、講演会ほかさまざまな追
サン・サルバドル市内の「巡礼」
近の日曜にも早朝からミサや
命日。毎年、当日のみならず直
年に暗殺されたロメロ大司教の
三月一一十四日は一九八○
るを得ない点、お許し頂きたい。
的に話題を選挙の方へ移さざ
な嬉しいような・・・そこで必然
しまった身としては哀しいよう
から目一杯仕事を抱えてきて
クラプも休業状態と見え、東京
わせる作品は皆無.大学のシネ
敢えて足を運んでみようかと思
大し、シネコンの数も増えたが、
ショッピングモールはさらに拡
た一年ぶりのサン・サルバドル。
大統領選にかこつけ再訪し
反映するように、与党候補の掲げる目玉は強硬
の反応が期待される選挙であったこと。この点を
るといったきわめて問題のある措置を含む1-へ
れる、マラに「属している」だけで刑罰の対象とな
11たとえば刺青をしているだけで拘引留置さ
これに対する現政権の強硬手段(曰目・自己)
力間の抗争に起因するとされる暴力の蔓延と、
想されるほど悪名高い彼らの、とりわけ二大勢
シコあたりでも、エル・サルパドルといえばマラが連
連隊」集団マラ〈白四日)、今や中米ばかりかメキ
④日本語ではもはや死露であろうところの「愚
た)。
らの点は選挙中にほとんど争点とならなかっ
示されてもよい機会であったこと〈結果的にこれ
の民営化という方針に対する国民の評価が明
派兵、また実施には至っていないものの医療部門
③現フローレス政権の断行したドル化、イラク
が強かったこと。
MLNが健闘し、与党ARENAの側に危機感
②昨年三月の国会議員・地方首長選においてF
たということ。
エル・サルパドルは内戦と同じだけの「戦後」を経
①十一一年続いた内戦が終結して十一一年。つまり
を取るに違いないという想定である)。また、米国
うのでなく、あくまで米国政府が送金統制措置
胞がFMLNを嫌って送金を手控えるからとい
まに護う宣伝が始まった(特筆すぺきば、在米同
米同胞からの送金が停止する」ことを明からざ
「送金」。つまり「もしFMLNが勝利すれば在
した。ここで登場したのは庶民の懐を直撃する
前、ほぼマドリードの惨事と同時にエルサル入り
筆者は選挙戦の公式終了曰(十七日)の六日
には興味深いものがあった。
者だそうだIIとは別物ではないかと思われる.3
その意味で、追い込み段階での「恐怖」の醸し方一
せれば、J・カーターもR・レーガンも共産主義
紹介した『ディアリオ・デ・オイ』紙の社主に言わ
るイデオロギー的恐怖11これまでにも何回か
怖」は「恐怖」を煽る側が身中深く巣食わせてい
によって説明されるわけではなく、しかもその「恐
したのは恐怖」とも重なる。ただし全てが「恐怖」
課したFMLN側の、敗北を受けての表明「勝利
と強調する構図に終始した。
り、与党こそ「自由と民主主義の担い手」である
との結託」「共産主義・全体主義の脅威」を煽
当局が現在エルサルバドル人に対し与えている
移民特別枠IPSも打ち切られ、逆に送還され
この構図は、おそらく戦術上の守勢を自らに
》
告を席巻し、「FMLNの暗い過去」「テロリスト叩
大統領選の結果数値そのも
手段の上をゆく印目の『冒目・目『ロプランとして
体不明の団体や個人がTVラジオのスポット広朗
のを報告する必要はあまりな
過ぎない。選挙戦の核心は、従来にも増して正
とはいえ右に列挙した要紫はあくまで文脈に
売り出された。
/M總驫、
かろうから、まず選挙の実施さ
れた文脈についてまとめておこ
-つ。
f鰊、
】fからみ夢ミチ「りりDD9画窃汁
オモァだが、FMLN政権成立の暁には米国は全
鰍して在米エル・サルパドル人の財布の中身にちよ
〃つかいを出すことではなく、送金なくしては立ち
“
ゆかなくなっている経済と社会をどうすべきかの意図が「子供たちもARENAを支持」と宣伝
展望のはず。半永久的に新しい「一世」を送り出することにあるのは明らか。ちなみに最高選管は
まで控えるよう指示したそうな。
さない限り、いつまでも在米同胞が「祖国」に操子供選挙の結果公表を本物のそれが罐定する
を立て続ける保証はないからである。
「恐怖」の副次効果か、これまで低落傾向にあ間もなく聖週間。この季節向けにシネコンでは
った投票率の顕著な回復も今回の特色。前回大メル・ギプソン監督「キリストの受難」が鴇り物
統領選(一九九九年)の棄権率が今回の投票率入りで封切られた。試写にはサエンス・ラカジェ大
の数字となった(約印%)当是得票数。率いず司教や内務省関係者が詰めかけ内容を罐床・
れにおいてもFMLNが決して後退しておらず、同.「結果として修正・カットが生じなければ検閲で
じく前回大統領選と比べても全国十四県でまんはない」という妙な論理の下、暴力シーンは多々
ぺんなく得票数・率を伸ばしている(首都では皿あれどひとえに其の信仰に至るための「試練」な
%から虹%に増)。にもかかわらず、その伸びはらぱ別段問題なし、との御託宣が下った。ひよっ
与党の増加分に届かなかった。とすれば、新有稚としてロメロ大司教の暗殺も正当化されてしま
者の大半が与党に流れた、もしくはこれまで無いそうな気がするが、暑さにこちらの頭がどうか午
関恒だった層が「恐怖」に駆られてその気になっしてしまったのかしらん・
「殉教」は今日も続く。ところで大統領選の主要
たⅡ与党に投票した、との推測は充分合理性をエル・サルパドルとは一見無縁のパレステイナに
もつ。
一方、気になるのは、同日「民主主製の訓練」両候補は「トルコ系」つまりパレステイナ出身者
と称し実業界が子供たちの模擬投票を組織しの系譜に連なる。プレスセンターとなったホテル
たこと。指紋まで押させた身分証を発行、ファスの近くには、今年一月末「パレステイナ広場」が
トフード店で一票を役ずる仕掛け.「民主主建立されていた。開票速報を確認した帰り道、
義」に名を借りた新手の販路開拓戦略だろう。夜空にはためく独立パレスティナ国旗を見上げ
“
〈一一一月二十一一一日記鮫島みどり)妙
たとえ市民としての権利行使に慣れ親しむことるのは、何とも複雑な想いのするものだった。
が大切だとしても、何もわざわざ企業が主導権
を取る必要はない。しかも投票用紙は本物そっ
くり。せめて政党名くらい架空のものにするくら
いの配慮があって然るべきだ。もちろん主催者の
SDAlRK団4
オラガ、臣駕 汁
迫敢第4回ヨフ米百畳』
第七無熟議蕊蕊蕊蕊蕊蕊夢
伊高浩昭(ジャーナリスト)
が勝利する。
反共で凝り固まるレーガン米政権は、ホン
ジュラスで反革命軍(コントラス)を組織し
て出撃させ、八○年代のニカラグアは血みど
ろの戦場となる。だが内戦は八七年八月の「中
米和平合意」に基づいて同年末に和平交渉過
程に入り、〈停戦状態〉が続く。
〈民主化〉のための大統領選挙は、九○年
二月に実施されることになる。これに先立つ
八九年一○月、コスタリカのサンホセで米州
オルテガは会譲の初日、「米政府がコント
ラス支援を続けるならば、停戦を破棄する。
ブッシュ大統領(父親)は平和を支持すると
言いながら実行していない。いま実行すべき
だ」と発言した。強大な米国が、自ら擬歩す
私は、遅くなってからロビーで会えたオル
ることなどあり得ない。したがって、誰もが
「ニカラグアは停戦破棄を宣言した」と受け
取った。大報道陣もそう伝えた。
テガに、発言の真意を訊ねた。「停戦期間中
なのに、コントラスの攻撃で市民たちが殺さ
れ孤児が増えており、許せない。米国は停戦
に真剣ではない。米政府の実態を首脳たちに
認識させるため、はっきりものを言ったまで
で応える。
だ」’幾分神経質そうな、困ったような表情
翌一一月の九日、ベルリンの壁が崩壊する。
これは、サンディーースタ政権終焉の前兆でも
あった。ビオレタ・チャモロがオルテガを破
首脳会騒二九六七年四月ウルグアイ・プン
タデルエス〒開催の米州機構首脳会議以来初
めて)が開かれた。/中米和平合意を主導した
を受けた夫人は、オルテガを失墜させるべき
大統領ビオレタは九一年二月公式訪問で来
た。
が頻繁に集まる〈作戦会議場〉の役割を担っ
た。日本政府はサンディニスタ政権時代、援
助を全面的に止めていたが、チャモロ政権に
なるや、一気に二○億円もの無償援助を与え
は、ビオレタ、マナグア大司教(枢機卿)ミ
ゲル・オバンド、経済界首脳、米国外交官ら
日本外務省の指令を受けたマナグアの曰本
大使館は、内政干渉と言えるほど強引かつ稲
極的にチャモロ勝利作戦を導いた。大使公邸
いた。
候補者として、米国は十分納得し盛り立てて
って大統領選挙に勝ち圏九○年四月に就任し、
内戦は六月終結した。富豪の娘で米国で教育
功績でノーペル平和賞を八七年に受賞したコ
スタリカ大統領オスカル・アリアスが、〈コ
スタリカ民主制度一○○年〉記念を名分に、
かなり強引に招致した大会鑓だった。
サンディニスタ政権大統領ダニエル・オル
テガは、普段着の草色の戦闘服姿で会議やレ
セプションに出た。もちろんネクタイ無用で、
胸毛がのぞけるような出で立ちだ。何か場違
いで、独り息巻いているように映ったのは確
かだ。米メディアは、「ガーデンパーティー
に動物が一匹入り込んだ」と伝えた。・だが、
この表現は無思愈かつ低級で、いただけない。
アリアスは、大統領選挙でオルテガの対立
候補となっていたチャモロ夫人ビオレタを会
議に招いていた。明らかに米政府の意向を汲
み外交慣習を無視しての、オルテガヘの嫌が
日し、私は東京でインタビューした。施政一
○カ月の成果を訊くと、二○年間続いた内
SDMRfSD4 しb/188
15
オ繊溌識鱗属曝遷蕊蕊蕊蕊一
蕊蕊》這懇一瞬蕊蕊羨議零回
私は一九六九年に三カ月間、ニカラグアの
マナグアを拠点に中米情勢を取材したことが
ある。そのころマナグアや国内各地で、サン
ディニスタ民族解放戦線(FSLN)がソモ
サ独裁体制の治安部隊を襲撃するゲリラ事件
が散発的に起きていた。
チャモロ家が経営する主要紙ラ・プレンサ
は、反ソモサの立鰯を明確にすることによっ
て存在感を示していた。編集局長ペドロホア
キン・チャモロは何度も投獄され拷問されて
おり、六九年当時も釈放されて編集に復帰し
たばかりだった。彼は、この国の「言輪の自
由」と反ソモサ独裁の象徴だった。
同紙はFSLNが絡めば、どんなに小さな
事件でも伝えていた。FSLNを六一年に結
成し、ゲリラ部隊の最高司令官となったカル
ロス・フォンセカ(一九三六’七六)の動向
も、しばしば伝えられていた。
反共政策上、ラ米でも独裁政権を支援して
いた米国だが、七○年代半ばには、解放民主
連合(UDEL)を率いるチャモロを、ソモ
サが用済みとなった墹合の〈代替指導者〉と
捉えていた。だが大統領アナスタシオ・ソモ
サは先手を打つように七八年一月、マナグア
でチャモロを暗殺する。これに抗議する人民
らせだった。この意味では、オルテガが〈息
巻く〉のには理由があったと言えるだろう。
「敏、轆轤駒、
蜂起に続いて、FSLNが主導する革命戦争
が起き、七九年七月〈サンディニスタ革命〉
f纐鬮、
彌
戦を終わらせ、コントラスを武装解除し社会
復帰させ、国内の和解を実現させたこと」と
強調した。
獲襲蝋鵡露篭ルル
わかりきったことばかりで、面白みの少な
い会見だった。質疑応答をしながら私は、二
二年前マナグアで毎日読んでいたラ・プレン
サの紙面を懐かしく思い出していた。
第八量:誰蓬蕊蕊
ハ鉱霧脇醗鐙》
襲黛議轆雛
メキシコ市の二つの大通りレフオルマとイ
ンスルヘンテスが斜めに交わるクアウテモク
交差点の前に、いまはないヒルトンホテルが
あって、その片隅の地下に、外国メディア記
者クラブがあった。一九七o年のこと、クラ
ブで私は、片脚が不自由なため松葉杖をつい
た大柄のハイチ人に会った。
フランソワ・デュバリエ(〈パパ・ドック〉)
の独裁二九五七’七一)を逃れて一九六o
年からメキシコに亡命し、墨大(UNAM)
教授として生活していた闘う知識人ジェラー
ル・ピエールシャルル(略記GPC)だった。
クラブには賛助会員として出入りし、いろい
ろな会合に出席していたのだ。その後、会う
度にハイチの最新情報をもらうことになる。
ハイチというと、すぐにデュパリエ独裁とジ
ェラールが私の脳裏に浮かぶようになった。
ジェラールは一九三五年に生まれ、青年時
代にカトリック労働青年同盟に加わり、次い
でハイチ共産党(PcH)の創設に参加する。
このため迫害されて、二五歳で亡命しなけれ
ばならなかった。私が初めて会ったときには
三五銭になっていたが、ハイチの歴史、政治、
社会・文化、ドミニカ共和国情勢、カリブ・
米国関係に造詣が深く、メキシコで学んだ大
面白かった。
陸ラ米(メキシコから南米まで)と島唄う米
(ハイチなどカリブの島国)の地政学的関係
論をものにしていた。だから、話が広く深く、
ったのです。したがって、現在の唯一の敵は、
「独裁に反対する唯一の勢力は共産党です
が、トントンマクート(秘密警察)に皆殺し
にされ、私のように亡命できた者だけが助か
在外亡命者なのです」l自分の言葉をかみし
めるように、ゆっくり話し、聴く者が完全に
理解したかどうかを確かめるように、次の話
をする前に間を置く。
デュバリエ独裁はフランソワの病死で息子
ジャンクロード(〈ペイビー・ドックご独
裁(七一’八六)に継承され、ジェラールは
引き続きメキシコに留まる。私は七五年にメ
キシコを離れるとき、「ハイチの民主化実現
を期待する」と伝えた。ジェラールは、「私
は、それを信じている」と応えた。力強い握
手の記憶が、いまも右手に残っている。
八六年、ジャンクロードのフランス亡命で
デュバリエ父子三o年の独裁が終わった。ジ
ェラールは二六年間の亡命生活を終えて帰国
し、ポルトープランスに居を定め、ハイチ大
教授になる。
その後、ハイチ情勢はめまぐるしく変わる。
レスリー・マニガ民政実現、クーデターによ
るプロスペル・アブリル軍政、ジャンペルト
ゥラン・アリスティド第一期民政、クーデタ
ーによるラウル・セドゥラー軍政、同民政復
活、ルネー・プレバル民政、第二期アリステ
ィド民政、二○o四年二月の内乱によるアリ
スティド政権崩壊と続く。
ジェラールは帰国後すぐに政治状況に関与
し、九○年代に「闘う人民組織」(oPL)
党の幹部になる。アリスティドが再選を目指
した二Coo年以降は、oPLをはじめ政党
陶や市民組織が参加する「民主綱領」(PD)、
同じく一八四団体で構成する「民主連合」(C
D)の指導者の一人として活動してきた。二
○○三年には、ノーペル平和賞候補になる。
アリスティドは○四年元日にハイチ独立二
○○周年を迎え、五月にマンデラ南アフリカ
政権発足一○周年記念日と併せて祝うことに
していたのだが、その願いを果たせぬまま去
った。暫定大統領ポニファス・アレクサンド
ゥルと首相ジェラール・ラトルチュの新政権
が発足すると、ジェラールはこれを支持した。
。「アリスティドは〈コスタリカの理想〉に
従って第二期政権の九五年に軍隊を解体し、
警察をつくった。しかし、これを私設警察の
ように操って反対派の弾圧に乗り出し、暗殺
さえ厭わなくなった。私の自宅も略奪され放
火された。独裁者のように絶対的権力を握り、
それ故に絶対的に腐敗した。誰もが彼の辞任
を望んでいた」lジェラールは今回の政変を
やむを得なかったと受け止めている。
アリスティドは第一期政権を軍部に追わ
れ、クリントン米政権の軍事介入で政権に復
帰した。この苦しい体験から軍部を解体した
のだが、権力におぼれてしまったと、ジェラ
ールはみるのだ。
アリスティドを追放したのは、直接的には
アリスティド派から離れた民兵組織と、これ
を支援しにドミニカ共和国から侵入した旧軍
部や旧デュバリエ派の支持者による武装組織
だった。だが反アリスティド世論の中心には、
ジェラールらの広範な政治戦線があった。
「私たちのOPL、PD、CDは非暴力主
義であり、民兵団とは違う。この点を峻別し
て考えてほしい」Iジェラールは国際社会に
訴える。いまジェラールは六九歳。だが、こ
の知識人の長い闘いはさらに続く。いつか会
(二○○四年三月一八日執筆)
いたい。
16
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オラガ、百爵汁
汁翻毎圏親密輔F汁
ラテン音楽ファンの間でだが)話題の
今回は、最近、(もちろん、|部の
とはできない。すべてその上に成り立っているのだか
は、昔のもの(つまりピエハ・トローバ)を無視するこ
上)について書こうと思うのだが、そ
N』(アオラ/cRADX20O3、写真
内、二枚目の『coMoSO
ルバムを出しており、その
彼女はこれまでに二枚のア
ら」と、答えている。
の参加メンバーのひとりである、マル
Y員アオラ/cRAcD13
アルバム『cooLcooLFILI
タ・カンポスのことから、まずは書き
いる。一般的に「プロテスト・ソング」のイメージが強
2、写真下)は、国内盤が出て
「キューバの若手女性シンガー・ソン
また、彼女の歌には「フィーリン」と呼んでもいい
いヌエバ・トローバだが、しかし、彼女の歌はそういっ
もまだまだ現役という、老人パワー
ものが多いが、これは彼女自身、キューバの音楽以
グ・ライター」などと紹介されること
全開のキューバ音楽界のことだから、
外ではブラジルの音楽に、もっとも強い影響を受け
たイメージからはもっとも遠く、彼女自身、先の板
五o代はまだ「若手」で、いいのかもし
ていると、ハッキリ、そう語っている。フィーリンと
もある彼女だが、実は一九五四年
れない。彼女はシルビオ・ロドリゲス
は、一九四○年代に興った、キュー(古来の音楽に、
垣のインタビューに答えて、「愛傭とか、ふつうに生
やパブロ・ミラネスに代表される一九
ジャズなどの要素を積極的に取り入れた「新しい感
(五九年と配戦の資料もあり)の生ま
六o年代の「ヌエバ・トローバ」という
覚の音楽」で、ブラジルのポサ・ノヴァとは、いってみ
活しているなかで起きたことを題材にしている」と、
ムーブメントの流れを汲む歌手で、
れば、「従兄弟」のようなものである。この運域の中
れ。すでに五o代?の、立派な「オバ
『キューバ、愛!』(作品社)の中で、著
で、すでに紹介したオマーラ・ポルトウオンドやエレ
語っている。
者の板垣真理子の「マル夕さんの音楽
ーナ・プルケは共に、かつて「フィーリンの女王」と呼
『cooLcooLFILIN』は、そうしたフィ
を『ヌエバ・トローバ』と呼んでいいので
わ。でも、ヌエバ(新しい)であったとし
ーリンを、いわば二Coo年代のキューバの新しい
ばれた、大歌手だ。
ても、わたしたちがやっている音楽で
すか?」という質問に対して、「いい
サン」である。でも七○代・八o代で
始めることにしたい。
0
fl囑騒、
/;顯騨
はきソャズを中心に幅広く活動する音楽家、ロペル岬
叶渤議議蔑溺瀦弧蕊》
雨鎧繊麟醗
レルふおる葵しおルー〆>ズフBゴルマシ戈プツZmi,nnaciDn
◆サパテイスタ武装蜂起10周年「国際先住民族の10年」最終jF2004年6回連続露座
無数の「もう、たくさんだ!」の声が職こえるグローバル化に抵抗するラテンアメリカの先住民族
。j鰯鵜鰯襲11霧鯛引窪鰡;蕊iilド鰯鑑;鰯iji:11iE:蕩澱霧霊j騨蕊鰯ill:蕊蝋鷲
シビアでは麻ヨ鶴良灘0,名を催りた「=画ンビア1)卜圃」の下、米国の軍潮F介入によ々て先住民銭の生命と生活基盤鰯破壊されて、、熊す。米国主導の2163W
目薗翻F躯#!細(、秘IMEj6fして、先住民日露は摩、人梅、労w■、露鯛などさまざまな分野の社会運麟淑反鯛、砿懲り虞IFてU、露`これ騨日
本司G綱i雷鯛こと噸多I麹ロ露ん。秘リベラルなグローバル化lま先住FG嬢にど“うねHB1F念与燕いるのか、9繧u以降ODI助Nb@噸I願化職
住民鱗コゼド守イノリ声のi繊歯と自立麹鍍りらる運ロ胸にどう関連してし鰯のか。「グロー'セル化」上「鼠噂『化jをキーワードに、ラテ”メリカの先住民蟻の輪
かオした状混と抵抗題勘につし、定め理j薩潔86霞ツタ、
●第2回『開発鱗住民族一エクアIご”を中心にj5月15日(土)午後5時~8時資料代:500円
I鰯のグ禅一バル化、開発政策、また「対テロ戦争」や麻薬換滅戦争にともなう躍爾化Iま先住民族lEどのよ轆影過Fを与えて
1,鰯鰄迩、そして市篭万能三i蕊と鴎肇騨iiに対するオルタナテイプとは?
露二回剛01…Iさエクアドル先住民族運薗bの歴史題状、麻薬撲滅m9R争を中心とした「アンデス地鱗イニシアティブ」zDimI蕊朧
加え.”零先僅U歌1噸窯いる貢`砿F郡の繍鵬麓、エネルギー鰯ビ、エコツーリ率、民義品lpプニアルードー鰯繊爵愈’
どの取りくみを紹介します。
場所:法政大学。市ウ溶きドャンパス/ポアソナードタワー3階マルチブディア教室
発脅者:新木;騎i1(神割11大学教員)-国家。民主主蕊。開発の新しいあり方へロニクア胸し先住民族が間いかけ鰯もの
中野巌志(nwlDR'図アテマラワ鋤tjツ,`ト)-米国の『ア〃ス地lMiイニシアティブ』と先住民族
藤岡亜美(ツマケモノ倶楽部)-『鉱山にNO、生命にYES』~コーヒー栽培による森林保懲と=ツーリズム(スライド上映あり)
鍬灘;M露顕職|i蕊ijl7l1鶏,鰍3醤'ii;鶴灘1M鰯i;灘i…….…嵐
、
法政大学国際文化学部連絡先・今泉研究室TEL:(03)3264-4789
◆-『軍隊をすてた国』DVD発硫側騒念企爾一PURAvIDA展の御案内
『顕;齢すてた国H1NI公開から2年がたjら,寵した。オ脇道から沖縄まで約300ケ所で自主上映会が行われ、今も瀬お、プ亘Iビルム
は行脚中です。2年の時翻00の糊fをH遜て、新たな短綱作品『PURAVIDMを50M1え、このたびDVDとなって再出発いたU3§す。
主IMi3あいファクトリー(TELO3-3589-J7937)
会場:瀞ヤラリ罠カジ一牟縁縁膨、獺、nJ鯨都溌区麻布十番2戸8字l51FTELO3-3453-4021http:〃umW6eYⅣ旧狐6jP/1
●DVDオリジナル遡圃作品FPURAVUDAJ上映料金:琴1500(lDrmk込み)
(監督:山本遊子企画。製作:あいファクトリー/2004年/23【ロ、)
4月6日(火)19A00~/21:CO~4月10日(土)・11日(日)15:00~/17:00~◎各回スタッフから挨拶あり
;繍肖負の際のご入』i}I寵お断りす愚鰯徽sございますのでご了承ください。
●コスタリカ写翼展(同会鰯にて)3月30日(火)~4月11日(日)
AIfh域myhc、TBI:O3-35B9-79師M麺2K:昭-3505-1876http://uuwFr,alHhpto可`、ojP/
◆アリエルドーフマン(ドルフマン)新作上演I9tlhooth…1.-線の向こう側』〕勧衞〔公演
民主チリに根差す劇作家アリエルドープマンの新作itheotheraide-線の向こう側」
”“年4月エ2-28日J灘・初台の新国立劇WM蝿場(砿鯖O3-5352-g999)出演は岸田今日子、品川微、千葉哲也。
入辮B席3150円噸5250円~トー
作綴織、新国立劇場imX劇芸繊軽…山馳の要繍で響き下ろさ融雄ので、今回がく“初演》、
今栽には認ロンドZ'公演60$予定6台泰闘菅n銭の時ft」(2004年冬号、小学館)l鍋鹸。
11薦;ii震fit;il;塑珪l-jiIZ1:i曇鰯僅|:ji護鰯繍酋…i;蝋購聯o鵬
辮に先立ち、I恩豈ブマ辮鰯の専門;i廓9ある職唖餐ノulL樺蝿授)が.菰'1j濠U、木村光-蕊l1l民礎に《公開インタビュー》をする。
木村光一は、ドーフマンの惇ロ三部作》のうち熔岡の女たち』と豚と乙女鍵i嵐出している。
※本騨演は、早稲田大学演劇博駒館演劇研§i寵ンタ-.21Uf組COEプログラム「演劇の穐合的研究と演劇学の独立」のプログラム
の--繋留士て鴎催されます。露し<鵬雌p:/仏…7国w聾QdaajiD/p態21“Br同日npaknL鋤/cc、石⑧挿唾、olm2ijht画】
◆j鴎ビシ宮.学#M1強会4月19日(月)午後7時~9時テーマ『狩率語学鰯91留学体圃H1逼j報告者:海老原美香
千代岡:区和泉橘区民館融韓鋤,(JR駄翻Ⅸ獅通ロ、尿HiIの噸通鶴本姉向1厘、最初`、(I禰藷折、脅轟プ"蛎知鷺恥瀧歩2縦〕(
参力11聾=実聾(300円程度)参iIml饗l:上会場の便)用1粁の額により、変動します。間し、合わせ:hijikHt国、31Kt・Eim4or.、土。&輝罰?
★「ハイラFfE制を生き抜く人々』岩波フォト・牌ニメンウrD-f世界の賎鰻から佐藤文則岩波番店2003年
カリフ礎lRg操ii鑑黒人共和国で駐民主、嫌の復活蝿ド見て闘い、鑓し《塗る巧ム街の人びとの生活を十数年Ii旦渉句嚥1慰鵡ilZ鐸
●RECOM事務所の闘所日
週木晒日の午後7時~午後9時 がBH所しています。
木UiH日の夜1噸I蝶を処顔する担当者を弱G蕊して1'、まずb担当可寵な方はお知ら適亭<潅さい。(月1回でも可、)
★ヒニム図、蝋‐ラ”か蝋関連の轡鯖ご上淨諭Kいっぱい会貰・賛助会」閨lはnN外貸出し可。
D-inl/科璽(.300m
★グアテマラ基金キャンペーン寄付金可a願いチラシの配布河「鵬な方は必要枚数をお知らせくださし賂
★入っでる?RECoMメ房ルグリスト会員薊購蘭騨f間の藤見交換、事務周からのお知らせ調願い、ラテツアメリカニュース速報、イハPツトガi報(そんりさ
Wi級栢蝿韓れな殉麺繩のなど)、認”リカ関i選耐番組傭報などなど。申込みはェ旦璽巫塾』……ロ'」リミで
(会艮Q簾醸審のし、副PHB劉巴加可鰭です.)璽在、ICO塔ぐらいの会贋・購蕊者鎚会者含tB)が露〕、して1,、ます゜
★そん礎簿ii緒増大キャンペーンそんりさバックナンバーチラシの配布可熊な方は必要枚数をお知らせください。
e~縛り躯i中のグアテマラでの、i盤員の石Ⅱl智子さんを囲む会を】縮〔で4月17日(土)・18日(日)・29日(体)の
,IIaq・
’八づれ力、行う予定です。ご関心のある方は、お剛、合わせください
…日コト§ラテンアヌリカI:kカメi§ヅトワークOH-3222-O“3”com、jca・apc・oFg
、
芒hりさ八八号
「勝ち組」、「負け組」。最近この言葉をよく聞きます。勝ち組の企業、負け組の企業.勝ち組の人、負
け組の人…週刊詮を見ても、新聞を見てもこの言葉が出てこないものはないような勢いです。(どこかの
大統領は、勝ち組の国USA、内線で疲弊した負け組の国グァテマラと言うのでしょうか?)でも、我々は
それほど勝たなければいけないのでしょうか。勝つことそのものにどれだけの意味力筋るのでしょうか。
もちろん、たとえば市場の中での勝ちを目指すことが経済的な効率性、技術の発展を促してきたこと
を否定はしません。ただ最近の風潮を見ていると勝つことそのものが目的のように見えてなりません。隣
ち組の人、勝ち組の生活…私たちは本当に勝つことを望んでいるのでしょうか。低成長のいわゆるゼロ
サム(パイの大きさが-園の社会の中で、「勝ち」「負け」の競争ほど不毛なものはありません。
そんな中で私たちの目指す活動はパイの大きさが-定の世界での「勝ち」「負け」でなく、パイを大き
くすること、パイの質を変えていく・・・「勝つこと」ではなく「克つこと(克服すること)」「克ち組?」を目指して
 ̄
いきたいと思います。(Paco)
年四目三日鍵行
胴の『芒hりす川印刷・雛作業は5月1昭l士)の予定です。響加L嘘ける右は運雛さL、。
大蛮賊作議壱、みh砿でやれば類L(翻ってLnつ闘にできてL表L1まず、
し.L,.メー'ルワリスト穆加のご察内:畳員、讃読者は無料で鐘、壱呑ます。登録L危い方は
E-mqiI:recom@icq・qpc,orgま冠アドしス危連鋸下さい。
ホームページ、ご棄内し.M)ホームページが芒hどhリニューアノLl
h廿pWwwwjcqqpc・org/recomノ
■
 ̄ ̄ ̄『そ凡 りさ』パックナツパーの紹介
VblB7グアテマラ報告
VClBSグアテマラ
礎需矛纈回噸ラテンアメリカ鶴カネットワーワ《REc0M)
VdB5グアテマラ選挙籟報
L
VbDB4チI」&グアテマラ
、
VdBS初UrラルダWl9リlr-ション&土地醸しi題勤
Vd・B2
ァ脳ソチツ、コロンビア、 ベト
VbLB1、ラ報告&メ物.最新状況
VbMBO米国の対中南米HR策&先住民運動
=。
霧讓iliiiilI
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(S)
ので、ぜひご参加くださ いを聞貴重な機会ですアテマラの女性たち思 コナピグアの活勵や 報告会が予定されていま す。四月下旬に各地で アテマラより一時蝿圏し いる石川智子さんが、グ 女性たちの声を紹介して 本号一でもコナピグァの
す。
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