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ブロック 分野 種目 制作団体名 公演団体名 公演演目 B区分 音楽

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ブロック 分野 種目 制作団体名 公演団体名 公演演目 B区分 音楽
ブロック
I
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
福岡市
北九州市
熊本市
分野
種目
制作団体名
公演団体名
公演演目
音楽
オーケストラ等 公益財団法人 東京交響楽団
東京交響楽団
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲より“
スイス軍の行進”、他
音楽
オーケストラ等 公益社団法人 山形交響楽協会
山形交響楽団
【コンサートタイトル:The Adventures of Orchestraオーケストラ冒険記】
音楽
音楽劇
一般財団法人 オペラアーツ振興財団
有限会社アーツ・カンパニー
オペラ「カルメン」(アーツ・カンパニー版/日本語公演/全4幕)
演劇
児童劇
有限会社 劇団風の子北海道
有限会社 劇団風の子北海道
「マーレンと雨姫 」
演劇
演劇
劇団前進座 株式会社
劇団前進座株式会社
(一) お芝居の前に『江戸のくらしってどんなななの?』、他
ミュージカル 株式会社 東京演劇集団風 東京演劇集団 風
星の王子さま
伝統芸能
歌舞伎・能楽 合同会社 大蔵流狂言山本事務所
大蔵流狂言 山本会
【鑑賞】狂言「柿山伏」「附 子」、小舞一番
【お話】「狂言の心と日本の文化」
伝統芸能
歌舞伎・能楽 一般社団法人 京都能楽囃子方同明会
一般社団法人 京都能楽囃子方同明会
「囃子堂」~この国のクラシックを聴く~他
演劇
伝統芸能
邦楽
公益財団法人 日本青少年文化センター
オーケストラアジア・ジャパン
青少年和楽器体験プログラム
<伝統音楽の今日的楽しみ>
伝統芸能
邦楽
特定非営利活動法人 日本音楽集団
特定非営利活動法人 日本音楽集団
「宮崎駿アニメ・メドレー」「日本の楽器たち」
「子供のための組曲」「ごんぎつね」他
伝統芸能
演芸
わんぱく企画 有限会社
わんばく寄席(小学校の場合)・学校寄席(中学校の場合)
第一部:落語(寄席)ってなんだろう?、他
B区分
○
A区分と B 区分の両方
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
実 施 団 体 名
)
こうえきざいだんほうじん とうきょうこうきょうがくだん
公益財団法人 東京交響楽団
代表者職・氏名 理事長 澤田 秀雄
ふ
り
が
な
公 演 団 体 名
とうきょうこうきょうがくだん
東京交響楽団
代表者職・氏名 楽団長 大野 順二
所
在
地 〒169-0073 東京都新宿区百人町 2-23-5
(JR 大久保駅)
(最寄り駅・バス停)
電 話 番 号
03-3362-6764
実 施 団 体
設 立 年 月
03-3360-8249
1946 年 4 月
役
実施団体組織
別紙添付
事務体制の担当
専任
経理処理等の
監査担当の有無
F A X 番 号
職
員
団体構成員及び加入条件等
別紙添付
・
有
他の業務と兼任
・
無
実施団体沿革
1946 年創立。2011 年公益財団法人の認定を受ける。川崎市フランチャイズオーケストラ。
学校等における
平成 23 年度 21 公演、平成 24 年度 16 公演、平成 25 年度 28 公演、
公 演 実 績 平成 26 年度 19 公演、平成 27 年度 27 公演(予定)
特別支援学校に 平成 25 年 10 月新潟県見附市立特別支援学校 (弦楽四重奏+ピアノ+歌)
おける公演実績 平成 25 年 10 月神奈川県川崎市立田島特別支援学校 (金管五重奏+打楽器 1 名+ヴァイオリン)
A区分と B 区分の両方
公 演 ・ ワークショップの内 容
対
象
演
目
原 作 /作 曲
脚
本
演 出 /振 付
№2
【公演団体名 公益財団法人 東京交響楽団】
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・ 高学年 )
・
第1部
①ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲より“スイス軍の行進”
②楽器解説(ナレーション付き)
小室昌広:ディズニーのメロディによる管弦楽入門
③スメタナ:交響詩「モルダウ」
≪休憩 15 分≫
第2部
④ベートーヴェン:交響曲第 5 番「運命」より“第1楽章”
⑤指揮者に挑戦コーナー (生徒 2~3 名程度)
ビゼー:オペラ「カルメン」より 闘牛士のマーチ
⑥オーケストラと一緒に歌おう
杉本竜一:Believe(ビリーブ)
⑦外山雄三:管弦楽のためのラプソディ
アンコール)久石譲:君をのせて(「天空の城ラピュタ」より)
中 学 生
[約 3 分 30 秒]
[約 13 分]
[約 13 分]
[約 5 分 30 秒]
[約 15 分]
[約 8 分]
[約 8 分]
[約 4 分]
公演時間(約 90 分)
第1部
どこかで一度は耳にしたことがある管弦楽曲を2曲取り上げ、フル・オーケストラの音楽をし
っかりと聴いていただきます。ディズニーのメロディによる管弦楽入門は、東京交響楽団オ
リジナルの楽器解説曲で、他のオーケストラでは聴くことができません。ナレーションは当
楽団のフルート奏者高野成之が行い、子供たちがよく知っている旋律でオーケストラで使
演 目 概 要 われる各楽器の仕組みや音色をとともに紹介いたします。
①グループの紹介
〈星に願いを〉
②フルート、ピッコロ〈ハイ・ディドル・ディー・ディー〉
③オーボエ、イングリッシュホルン 〈ホール・ニューワ-ルド〉
④クラリネット
〈狼なんか恐くない〉
⑤ファゴット
〈ビビディ・バビディ・ブー〉
⑥ヴァイオリン
〈イッツ・ア・スモール・ワールド〉
⑦ヴィオラ、チェロ 〈いつか王子様が〉
⑧コントラバス
〈イッツ・ア・スモーツ・ワールド〉
⑨ハープ
〈イッツ・ア・スモーツ・ワールド〉
⑩ホルン
〈美女と野獣〉
⑪トランペット
〈チム・チム・チェリー〉
⑫トロンボーン
〈ジッパ・ディ・ドゥー・ダー〉
⑬打楽器
〈ミッキーマウス・マーチ〉
⑭トゥッティ(全合奏)によるフーガ〈エレクトリカル・パレード〉
第2部
世界で一番有名な交響曲「運命」第 1 楽章で交響曲の魅力を味わい、そして子どもたちが
参加できるコーナーを 2 つ用意いたしました。指揮者体験コーナーでは、子供たちにワー
クショップで学んだ指揮を復習、その後、2~3 名の希望者が順番に、指揮台上でオーケス
トラを指揮いたします。全員合唱のコーナーでは、「ビリーブ」を普段のピアノ伴奏とは違う
壮大なハーモニーを子供たちとオーケストラで作り上げます。
プログラム最後の曲は、日本の民謡を集めて作曲された名曲「ラプソディ」。途中にあるフ
ルート・ソロや打楽器群の活躍が聴きどころです。演奏前には曲に使われる日本の打楽器
を抜き出して音を聴いていただきます。日本の打楽器と西洋の楽器が一緒に日本のメロデ
ィを弾く。このおもしろさを味わってください。そしてアンコールには子どもたちがよく知って
いるスタジオ・ジブリのアニメ映画音楽でコンサートは終了します。
多くの子供たちにとって初めての「生の」オーケストラ体験になるこのコンサートでは、どこ
かで聴いたことのある旋律や教科書に載っている曲目を中心に構成しております。曲も音
も初めてのものよりコンサートを楽しみやすいと思います。「モルダウ」では音楽で情景を描
演 目 選 択 理 由 写することを体感していただきます。いろいろな方法で音楽に親しんでいただけるような工
夫をしています。また CD などとは異なり、目の前で生まれる生音の体験は長く心の中に残
ることでしょう。
児童・生徒さんとの共演も誰もが興味をもつであろう指揮者の体験と、指揮者が変わること
により実際の演奏がどう変わるのかを全員で聴けるので好評です。
①指揮者体験コーナーでは、子どもたちにワークショップで学んだ指揮を再確認後、その
児 童 ・生 徒 の共 後 2~3 名の希望者に実際に舞台に上がってオーケストラを指揮していただきます。
演 , 参 加 又 は あらかじめ学校の方で指揮者を決めていただくことも、その場で挙手にて希望者を募るこ
体 験 の 形 態 と、どちらも可能です。
②一緒に歌おうコーナーでは、指揮者によるかんたんな発声練習後、オーケストラ伴奏で
「ビリーブ」を全員で歌います。
出
演
指揮:未定(6 月)、岩村 力(11 月)
管弦楽:東京交響楽団(2 管 12 型)
ピッコロ×1、フルート×2、オーボエ×2、クラリネット×2、ファゴット×2、ホルン×4、トラン
者
ペット×3、トロンボーン×3、テューバ×1、ティンパニ×1、打楽器×3、ハープ×1
ファースト・ヴァイオリン(コンサートマスター1 名含む)×12
セカンド・ヴァイオリン×10、ヴィオラ×8、チェロ×7、コントラバス×6
公演出演予定者数
出 演 者: 69 名
ス タ ッ フ: 10 名
合
計:
79 名
機 材 等
運搬方法
積載量
4tと 2t
車 長 約 8m、約 5m
台 数
2台
A区分とB区の両方
ワークショップ
実 施 形 態
ワークショップ
実施形態の意図
特別支援学校で
の実施における
工夫点
№3
【公演団体名 公益財団法人 東京交響楽団】
公演の約1~2 か月前に、指揮者、ピアニスト、演奏者(弦楽器奏者、木管楽器奏者、金管
楽器奏者、打楽器奏者のうち、いずれかの楽器 3 名)の計 5 名を派遣し、オーケストラに使
われている楽器の説明や小品の演奏、演奏会で演奏される楽曲の解説、全員合唱で歌う
合唱曲のコーラス指導など、本公演に向けての事前授業を 2 時限内で行います。
①「指揮者とは?」についてのお話の後、子どもたちのピアノ伴奏による合唱の練習&ピア
ノ演奏による「指揮」の練習を行います。小人数の場合などは、普段歌っている曲も取り上
げることも可能です。
②指揮者とともに、演奏者に自分の演奏している楽器の仕組みや吹き方、音色を説明さ
せます。他の同族楽器の説明も、できる範囲内で解説します。そして:各楽器の演奏をピ
アノ伴奏にておおくりします。また打楽器奏者の場合は、子どもたち参加型のリズム遊びが
入る場合もあります。
お願い)事前に音楽の授業や朝の合唱の時間等で合唱曲を取り上げていただけましたら
ワークショップ、そして本番の演奏会でも、よりよい音楽ができると思います。
初めて生のオーケストラに接する児童が多いと思われるので、演奏を聴く前に、オーケスト
ラの楽器や指揮者についての知識を持っていただきます。楽器や指揮者のことを少しでも
知ることにより本公演での理解度が高まると思います。
楽員のワークショップでは、演奏者 1 名ずつの演奏を聴いていただき、オーケストラというも
のは、一名の奏者が何十人も集まり音楽を作っていることをワークショップと本公演で確認
していただきます。
指揮者によるワークショップでは、指揮や曲の指導や学習はもちろんですが、ほかに演奏
会のマナー等もお話しします。当日の演奏会はもちろんのこと、これから体験するかもしれ
ない一般のコンサートでのリハーサルともなるでしょう。
また質問コーナーを設けより生徒たちとの相互理解を深めたいと思いますので広い会場
ではマイク 2 本のご用意をお願いします。
プログラムの曲目を一部変更して行います。一緒に歌うコーナーの時間を増やし、童謡、
唱歌、流行歌までも取り上げます。また打楽器奏者によるリズム遊び等、参加型の部分の
割合を増やします。
・公演規模 ( 100 ~ 500 人)
・舞台の設置場所 ( ステージ ・ フロア )
・舞台に必要な広さ 横 15m以上、奥行き 8m以上
・電源容量(主幹ブレーカー容量)
A 特になし
公演に当たっての ・暗幕の要否 必要なし
会 場 条 件 ・トラックの横付けの要否 4t&2tトラックが体育館に横付けできること
・バスケットゴールの設置状況 特になし
・その他
9:00
会場設営の所要 11:00
時間(タイムスケ 12:00
ジュール)
13:00
13:30
15:00
17:00
搬入車両到着、搬入設営開始
リハーサル
昼食休憩
開場
開演
終演、撤去作業開始
退館
公演実施可能時期
平成 28 年 6 月 13 日 ~ 平成 28 年 6 月 21 日(うち平日 7 日)
平成 28 年 11 月 14 日 ~ 平成 28 年 11 月 17 日(うち平日 4 日)
Profile
―
し
き
おお い
しゅつ え ん し ゃ
出 演者のプロフィール
―
たけ し
指揮:大井 剛史
Takeshi Ooi / Conductor
と う きょう げい じゅつ だい が く
だい が く いん
まつ お よ う こ
し
し
じ
へ い せ い
こ わか すぎ ひろし
東京 芸 術 大学 および大 学 院にて松 尾 葉 子氏 に師 事 、故若 杉 弘 、
故岩城宏之、レヴァイン、マズア、ジェルメッティ、カラプチェフスキーの
かく し
し どう
う
せん だい
か ん げん が く だん
ぶ ん
各氏から指導を受ける。2000~01 年、仙台フィルハーモニー管弦楽団
ふく し
き しゃ
つ
けん さ ん
け ん しゅう
げん ざ い
や ま が た こ う きょう が く だん せい し
き しゃ
か
げ い じゅつ
と う きょう こ う せい
管弦楽団にて研 修 。現在、山形交響楽団正指揮者、東京佼成ウインド
せい し
き しゃ
ち
き しゃ
つと
ち
ば
こ
じ ゅ ん か
い く せ い
ど も
じ
ぎょう
こ
い
う
え
ん
じ
ぎ ょ う
―巡回公演事業―
ば じょう にん
オーケストラ正指揮者、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉常任
し
ど
文化芸術による子供の育成事業
ねん
の副指揮者として研鑽を積み、2007~09年、チェコ・フィルハーモニー
か ん げん が く だん
ね ん
平成27年度
こ いわ き ひ ろ ゆ き
ねん
指揮者を務め、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉とは 2013年か
こ う きょうきょく
おこな
よ み う り に ほ ん こ う きょう
らベートーヴェン交響曲チクルスを 行 っている。このほか読売日本交響
が く だん
と う きょう と こ う きょう が く だん
と う きょう こ う きょう が く だん
と
こ く ない し ゅ よ う
楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団をはじめ国内主要オーケストラ
し
き
はば ひ ろ
せい じ つ
し
き
たか
ひょう か
こ う きょう が く だん
ねん
いる。東京フィルハーモニー交響楽団とは、2012年よりチャイコフスキー
こ う きょうきょく
おこな
こ う ひょう
Photo: K.MIURA
はく
の交響曲チクルスを 行 い、好 評 を博した。
し ん し ん さ っ きょく か
げん だい さ く ひん
すい そ う が く
はば ひ ろ
ぶん や
い よ く てき
かつ ど う
き
ょ
う
こ
う
き
ょ
う
が
く
だ
ん
東京交響楽団
え
を指揮し、幅広いレパートリーと誠実な指揮でいずれも高い評 価を得て
と う きょう
う
ねん
新進作曲 家の現代作品や、吹奏楽、オペラ、バレエ、など幅広い分野で意欲的に活動している。08年アント
こ く さい し
き しゃ
い
だい
しょうび
こ う えん
せん も ん が っ こ う きゃくいん きょう じ ゅ
ニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール第2位。 尚美ミュージックカレッジ専門学校 客 員教授。
〈オーケストラ公演〉
と う きょう こ う きょう が く だん
オーケストラ:東京 交響 楽団 Tokyo Symphony Orchestra / Orchestra
ねん と う ほ う こ う きょう が く だん
そう りつ
ねん
1946年 東 宝 交 響 楽 団 として創 立 、1951年 に
と う きょう こ う きょう が く だん
か い しょう
げん ざ い
いた
ねん ど
東 京 交 響 楽 団 に改 称 し現 在 に至 る。2014年 度
だい
だい おん が く か ん と く
シーズンより、ジョナサン・ノットが第3代 音楽 監 督
しゅう にん
せい し
き しゃ
いい も り の り ち か
し ゅ せ き きゃく え ん し
き しゃ
に就 任。正指揮者に飯森範親、首席 客 演指揮者
けい かん し
き しゃ
あ き やま
にクシシュトフ・ウルバンスキ、桂冠指揮者に秋 山
かず よ し
めい よ きゃく え ん し
き しゃ
おお
和慶、ユベール・スダーン、名誉 客 演指揮者に大
と も なお と
よう
げんだい お ん が く
し ょ えん
もん
友 直 人 を擁 する。現代音楽の初 演 などにより、文
ぶ だい じ ん しょう
きょう と おん が く しょう た い しょう
ま い に ち げい じゅつしょう
ぶん か
部大臣賞、京都音楽賞大賞、毎日芸 術 賞、文化
ちょうげい じゅつ さ く ひん しょう
おん が く しょう
か わ さ き し ぶん か しょう
庁芸 術 作品賞、サントリー音楽賞、川崎市文化賞
とう
じ ゅ しょう
じ
し が く えん と
© N.Ikegami
かわ さ き し
にい が た し
じゅん
こ う ざい
はち お う
© N.Ikegami
等を受賞している。川崎市のフランチャイズオーケストラ、新潟市の 準 フランチャイズオーケストラ、(公財)八王
し ぶん か
ざ い だん
きょう て い
むす
かつ ど う
ば
ひろ
きょう い く めん
子市学園都市文化ふれあい財団とはパートナーシップ協定を結び、活動の場を拡げている。教育面でも「こども
てい き えん そ う かい
さい
ちゅう も く
あつ
し ん こ く り つ げ き じょう
ぶん か げいじゅつ
定期演奏会」「0歳からのオーケストラ」が注 目を集めている。新国立劇場ではレギュラーオーケストラとして毎年
こ う えん
たん と う
か い がい こ う え ん
かず おお
おこな
と
し
こ う えん
しょう が っ こ う
おこな
オペラ・バレエ 公 演 を担 当 。海 外 公 演 も数 多 く 行 っており、これまでに 53都 市 71公 演 を 行 っている。
いくせい じ ぎょう
じゅんかいこうえん じ ぎょう
ちゅう が っ こ う な ど
い ち りゅう
ぶん か げい じゅつ だん た い
じゅん か い こ う え ん
おこな
すぐ
ぶ た い げい じゅつ
か ん しょう
き かい
小学校・中 学校等において一流の文化芸 術 団体による巡 回公演を 行 い、優れた舞台芸 術 を鑑賞する機会を
て い きょう
こ うしき
こ ども
文化芸 術 による子供の育成事 業 ― 巡 回公演事 業 ―
まい と し
こ ども
は っ そ う りょく
の う りょく
い く せい
はか
しょう ら い
げい じゅつ か
じ どう
せい と
じ つえん
い く せい
こ く みん
げい
提供することにより、子供たちの発 想 力 やコミュニケーション能力の育成を図り、将来の芸 術 家の育成や国民の芸
公式ホームページ http://tokyosymphony.jp
じゅつか ん しょう の う りょく
こ う じょう
も く てき
じ ぎょう
術 鑑賞能力の向上につなげることを目的とした事業です。
し
が つ ついたち
こ く さ いおんが く
ひ
こ う えん
知ってますか? ~10月1日は「国際音楽の日」です~
じつえん し
ねん
よ う せい
せつ り つ
こ く さ い おん が く ひょう ぎ か い
かい ぎ
よく とし
ねん
まい と し
こ く さ い おんがく
ひ
1977年 にユネスコの要 請 で設 立 された国 際 音 楽 評 議 会 という会 議 で,翌 年 の1978年 から毎 年
がつ ついたち
せ かい
ひとびと
おん が く
つう
たが
なか よ
こ う りゅう
ふか
10月 1日 を,世界の人々が音楽を通じてお互いに仲良くなり交流を深めていくために「国際音楽の日」
とすることとしました。
に ほ ん
ねん
まいとし
がつついたち
こ く さ い おんがく
ひ
さだ
日本では,1994年から毎年10月 1日 を「国際音楽の日」と定めています。
じっ し
あ
じ ぜん
こ う えん
かん
おこな
さん か
公演の実施に当たっては、事前に公演に関するワークショップを 行 い、児童・生徒を実演に参加させるとともに、
ど う
か ん しょう し
ど う
おこな
実 演 指 導 又または鑑 賞 指 導 を 行 います。
ぶ ん
か
ちょう
文化庁
こ う きょうきょく だ い
Program
―
―
プログラム
じ ょ きょく
せい き
ぐん
がくしょう
せい き
かつ やく
さっきょく か
さい す
みみ
き
つよ
せ い し ん りょく
くる
の
こ
んど耳が聞こえなくなっていましたが、強い精 神 力 でこの苦しみを乗り越えていきます。
が っ き か いせつ
こうきょうきょく
さい
かん せい
きょく
ぜん たい
がくしょう
ふん
この交 響 曲 は 38歳のときに完成しました。この 曲 は全体で4つの楽 章 があり、35分 ぐら
楽器解説
こ む ろ ま さ ひ ろ へ ん きょく
えんそう じ かん
か ん げ ん が く にゅう も ん
こ う きょう し
で
スメタナ:交 響 詩 「わが祖 国 」から 「ヴルタヴァ」(モルダウ)
ばん
う ん めい
だい
さい しょ
だい
がく しょう
えん そう
おと
うん めい
とびら
い
つた
が出だしの4つの音のことを「このように運命は 扉 をたたく」と言ったと伝えられています。
そ こ く
こ う きょう きょく だ い
なか
いの 演 奏 時 間 ですが、 きょうはその中から最初の第1楽 章 を演奏します。ベートーヴェン
・ 小 室 昌 広 編 曲 :ディズニーのメロディーによる管 弦 楽 入 門
かん
つら
しょうめん
う
と
ま
つよ
すがた
あらわ
ベートーヴェンが感じている辛さを 正 面から受け止め、それに負けまいとする強い 姿 が 表 れ
が く しょう
ベートーヴェン:交 響 曲 第 5番 「運 命 」から “第 1楽 章 ”
き しゃ
だい
18世紀から 19世紀にかけて活躍したドイツの作 曲 家ベートーヴェンは 30歳過ぎにはほと
こ う しん
ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序 曲 から 「スイス軍 の行 進 」
し
うんめい
ばん
ベートーヴェン:交 響 曲 第5番「運命」から “第1楽章”
ているかのようです。
ちょう せ ん
指 揮 者 に挑 戦 コーナー
と う ぎゅう し
・ ビゼー:オペラ「カルメン」から 「闘 牛 士 のマーチ」
いっ し ょ
し
うた
オーケストラと一 緒 に歌 おう
す ぎ も と りゅう い ち さ く し
さ っ きょく
ちょう せ ん
めい し
わ
だ
き しゃ
とうきょうこうきょう が く だ ん
ふ
し
き しゃ
きみも名指揮者になれるかも!? 東 京 交 響 楽 団 を振って指揮者にチャレンジ!
かおる へ ん きょく
・ 杉 本 竜 一 作 詞 ・作 曲 /和 田 薫 編 曲 :「ビリーブ」
と やま ゆ う ぞ う
き しゃ
指揮者に 挑 戦コーナー
かんげん が く
外 山 雄 三 :管 弦 楽 のためのラプソディ
いっ し ょ
うた
オーケストラと一緒に歌おう
―
かいじょう
ProgramNote
か げき
きょく も く か い せ つ
―
曲 目解説
じ ょ きょく
ぐん
こ う し ん
と やまゆうぞう
ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』序曲から 「スイス軍の行進」
せい き ぜんはん
さっきょく か
おんがく
しば い
ゆみ
び じゅつ
いっしょ
めい じん
おも
わか
をたくさん作 曲 しました。
『ウィリアム・テル』は弓の名人ウィリアム・テルが想いあう若い
ふた り
むす
そ こく
すく
ものがたり
まく
ひら
えん そう
まえ
じょきょく
とく
二人を結びつけ、
祖国スイスを救う物 語 です。オペラの幕が開く前に演奏されるこの序 曲 は特
ゆう めい
ぶ ぶん
さい ご
ぶ ぶん
ぐん
こう しん
に有名で、4 つの部分からできています。その最後の部分である「スイス軍の行進」はトラン
はじ
いさ
しん げき
つく
かんげんがく
外山雄三:管弦楽のためのラプソディ
19世紀前半のイタリアの作 曲 家ロッシーニは音楽とお芝居と美 術 が一緒になった「オペラ」
さっきょく
いっ しょ
こころ
会 場 のみんなで 心 をあわせてオーケストラと一緒にハーモニーを作りましょう!
ぐん たい
よう す
えが
ペットとホルンのファンファーレで始まり、勇ましく進撃する軍隊の様子が描かれています。
きょく
げん だい に ほん
だいひょう
さっきょく か
と やま ゆう ぞう
だいひょうさく
ねん い じょう
まえ
に ほん
この 曲 は現代日本を代 表 する作 曲 家・外山雄三の代 表 作で、50年以 上 も前、日本のオー
かい がい えん そう りょ こう
さい
に ほん じん
こころ
なか
も
おん がく
し
ケストラが海外演奏旅行をする際に、
「日本人が 心 の中に持っている音楽やリズム」を知って
つく
もらうために作られました。
ぶし
くし もと ぶし
しな の おい わけ
や
ぎ ぶし
せん りつ
げい じゅつてき
「あんたがたどこさ」「ソーラン節」「串本節」「信濃追分」「八木節」などの旋律が芸 術 的に
わ だい こ
に ほん
がっ き
つか
に ほん
ひょうげん
アレンジされ、また和太鼓やチャンチキなど日本の楽器も使われて、日本らしさを 表 現して
に ほん ご
きょう し きょく
い
みん ぞく てき
ない よう
ひょうげん
きょく
います。
「ラプソディ」とは日本語で「 狂 詩 曲 」と言い、民族的な内容を 表 現した 曲 のこと
がっ き かいせつ
こ む ろ ま さ ひろ へんきょく
です。
か ん げ ん が く にゅう も ん
楽 器 解 説 小室昌広編 曲:「ディズニーのメロディーによる管 弦 楽 入 門 」
なか
がっ き
し
しょうかい
オーケストラの中にある楽器をみなさんがよく知っているディズニーのメロディーで 紹 介
がっ き
き
します。どんな楽器があるかよく聴いてください。
本公演実施日
れ ん さ く こ う きょう し
そ こく
スメタナ:連作交 響 詩「わが祖国」から 「ヴルタヴァ」(モルダウ)
せい き こう はん
かつ やく
さっ きょく か
とう じ
じ ゆう
もと
19世紀後半に活躍したチェコの作 曲 家スメタナは、当時自由を求めていたチェコの人たち
おん がく
つか
ふる
た
ひと
こうきょう し
ぶん がく
かい が
ふう けい
じん ぶつ
えが
かん
を音楽を使って奮い立たせた人です。6 つの交 響 詩(文学・絵画・風景・人物などを描いた管
げん がっきょく
れ ん さ く こうきょう し
そ こく
し ぜん
あい
おん がく
えが
ちい
いずみ
わ
だ
がわ
もり
とお
のう そん
けっ こん しき
み
おお
まち
たい が
なが
ゆ
最後は大河になってゆっくり流れて行きます。
新潟県教育委員会
6 月 19 日 (金)
入善町立入善小学校
富山県教育委員会
6 月 22 日 (月)
南丹市立胡麻郷小学校
京都府教育委員会、南丹市教育委員会
京都市立楽只小学校
京都市教育委員会
こ きょう
なが
9 月 15 日 (火)
小浜市立今富小学校
福井県、小浜市教育委員会
おと
はじ
9 月 16 日 (水)
坂井市立兵庫小学校
福井県、坂井市教育委員会
9 月 17 日 (木)
上市町立南加積小学校
富山県教育委員会
9 月 18 日 (金)
十日町市立水沢中学校
新潟県教育委員会
ぬ
す。やがて水は川となり、森を通り、農村での結婚式を見ながら、大きな街プラハを抜けて、
さい ご
三条市立栄中央小学校
9 月 14 日 (月)
ルタヴァ(モルダウ)川を音楽で描いたのです。それは小さな 泉 の湧き出す音から始まりま
みず
6 月 18 日 (木)
きょく
タヴァ」(モルダウ)はとても有名です。チェコの自然を愛していたスメタナは故 郷 を流れるヴ
がわ
実施校以外の地元主催者
だい
だい ひょうさく
弦楽 曲 のこと)からできている連 作 交 響 詩「わが祖国」が代 表 作です。その第2 曲 「ヴル
ゆう めい
実施校
A区分のみ
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
こうえきしゃだんほうじん やまがたこうきょうがくきょうかい
ふ
り
が
な
実 施 団 体 名
)
公益社団法人 山形交響楽協会
代 表 者 職 ・氏 名 理事長 園部 稔
ふ
り
が
な
公 演 団 体 名
やまがたこうきょうがくだん
山形交響楽団
代 表 者 職 ・氏 名 事務局長 西濱 秀樹
地 〒990-0042
(最寄り駅・バス停)
山形県山形市七日町 3 丁目1番23号
所
在
電 話 番 号
実 施 団 体
設 立 年 月
実施団体組織
事務体制の担当
経理処理等の
監査担当の有無
023-625-2203
1972 年
1月
役
員
職
有
F A X 番 号
023-625-2205
団体構成員及び加入条件等
理事26名 (会長:三井嬉子)/監事
事務局員12名 (事務局長:西濱秀樹)
専任
(JR:山形駅 バス:市役所前)
3名
(1)団体構成員(山形交響楽団)/指揮者:6 名楽団員:50 名
(2)加入条件/実技オーディション及び面接
・ 他の業務と兼任
・
無
実施団体沿革
1972 年 東北初のプロ楽団として設立。活動範囲は東北 6 県、国内外に及ぶ。43 年間に 246 回の
定期公演を重ね、年間演奏回数は約 150 回。1992 年には初の米国公演を実施。文化発信事業とし
て 2003 年以来、
「さくらんぼコンサート」を東京・大阪(2012 年から)で開催。映画「おくりび
と」、CD制作等、2004 年の飯森監督(当初は常任指揮者)就任以来、その活動は全国で高く評
価される。サントリー地域文化賞、地域文化功労者文部科学大臣表彰など、受賞歴多数。
学校等における
創立理念に「上質な生のオーケストラ演奏という感動体験を通じて、子供たちの創造的で逞しく、感性豊
公 演 実 績 かな人間育成」を掲げ、創立以来延べ約5000校、270万人以上の青少年観賞実績を誇ります。
平成27 年度:「文化芸術による子供の育成事業 14 公演、山形学校公演 90 公演。
特別支援学校に 過去 10 年に 29 公演を山形県下で実施。文化庁公演では過去 9 回の公演実績があります。ワークショッ
おける公演実績 プ・体験・演目などは学校の皆様と相談し、特別プログラムを構成。好評をいただいています。
A区分のみ
№2
【公演団体名 山形交響楽団】
公 演 ・ ワークショップの内 容
対
象
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・高学年 )
・
中 学 生
【コンサートタイトル:The Adventures of Orchestra オーケストラ冒険記】
~アドヴェンチャー・オーケストラ・・・60 人の音楽家が奏でる“音舞台”を探検!~
◆第 1 部:オーケストラの世界を探検しよう!◆
★オープニング
・すぎやま こういち:交響組曲「ドラゴンクエスト」より序曲
★楽器紹介&指揮者体験!60 人の音楽家が心を合わせるオーケストラ
:20 種類以上の楽器が織成すサウンドの世界・探検の旅へとご案内します!
~”音“の不思議な世界への導入:全ての音色は、楽器で表現できる?~
① 世界へ誘う導入:山響オリジナル“音楽なぞなぞ”
② 弦楽器/木管楽器/金管楽器/打楽器の世界を探検!
~(挿入演目)モーツァルト:「アイネクライネナハトムジーク」、アンダーソン:「プリンクプランク
プルンク」などに加え“日用品が楽器になった!:ゴムホースホルン演奏!”
③ オーケストラを一つにする指揮者:指揮者体験コーナー(最大 2 名)
*指揮者体験内容・・・ブラームス:ハンガリー舞曲第 5 番より*
演
目
原作/作曲
脚
本
演出/振付
★オーケストラ探検から、名曲の森へ!・・・躍動感・色彩感を奏でる!
(小学校)
・アンダーソン:「アイルランド組曲」より“マローの道楽者”
(中学校)
・チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」より“花のワルツ”
◆第 2 部:時代と大地を越えて受け継がれる名曲の世界探訪・・・“大地が生み出した名曲”
★独奏ヴァイオリンの超絶技巧!躍動感とともに!
・サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンより(独奏:コンサートマスター)
★シチリアの哀愁・・・弦楽器が奏でる美
・レスピーギ:「リュートのための古い舞曲とアリア」第 3 組曲より“シチリアーナ”
★オーケストラと共演!・・・出会いはオーケストラの表現力を拡大する!
全校共通:校歌演奏・共演
② ボディーパーカッションでリズム共演!/アンダーソン:シンコペーテッドクロック
②合唱との共演 ③吹奏楽・管弦楽部との共演 *①-③の中から選択*
★管弦楽の妙味!「運命の動機」が炸裂するロシアの名作
・チャイコフスキー:交響曲第 4 番 第 4 楽章
★アンコール:故郷への想いを込めて~山形からのメッセージを乗せて~
・村川千秋版題材:最上川舟歌・花笠音頭
公演時間(休憩込 90-100 分)
【The Adventures of Orchestra:オーケストラ冒険記】
(公演の目指すもの:現代に生きるオーケストラの表現力・創作者の表現力を伝える)
20種類以上の楽器、60人の音楽家が一つの作品を奏でるオーケストラ。古今の作曲家
がその魅力に取りつかれ、多くの作品を残し続けています。今回は、コンサート全体を
冒険旅行に見立て、2部構成で皆さんをオーケストラ探検の旅へとご案内します。
●第1部:オーケストラの世界を探検!(構成:導入→楽器紹介→作品群)●
<オープニング:音舞台の幕開け>:冒険心に訴求する現代日本の名作“ドラゴンクエスト”
~バロックを思わせる壮麗なファンファーレから、弦楽合奏の魅力まで体感できる
現代日本の巨匠すぎやまこういち作品で、皆さんの心をオーケストラの世界へ誘います!
<楽器紹介&指揮者コーナー:“驚き”から解剖へ!探検旅行のように、
楽器の音色・表現力・全員の心をまとめる指揮者の世界を探検!>
① 驚きが生まれる!“音”の表現力を体験!:山響伝統の“音楽なぞなぞ”
~動物をイメージした音色・・・楽器の表現力を山響オリジナルクイズ形式で体験していた
だき、“音色”“楽器”“表現”への興味を掻き立てます(クイズ解答など一部体験有)
演 目 概 要
② オーケストラは弦楽器を土台に作られる:弓(馬の尻尾)
・弦(羊の腸・スチール)
の紹介→音域を感じる!:各楽器で「アイネク」のワンフレーズ演奏→1 楽章抜粋
→(ピチカート奏法の『紹介)
「プリンクプランクプルンク」抜粋
③ 呼吸で奏でる木管楽器の妙技:
“口笛吹と子犬”
“白鳥の湖のテーマ”など
④ 華麗な金管楽器:ファンファーレ&ゴムホースホルン→身近な日用品が楽器に変身
します!これによって、息を吹き込んで音を出す管楽器の原点を伝えます。
⑤ 機動力・リズムと装飾の世界・打楽器/ハープ:47 本の弦とペダルが奏でる優雅さ
⑥ 20種類以上の楽器で綴られた作曲家の魂を描くため、個性ある音楽家集団を一つ
にする指揮者の役割を実感:指揮者体験コーナー(最大 2 名)
<オーケストラ探検から名曲の森へ:楽器の音色が一つになって奏でる世界>
~楽器紹介で紹介した楽器(演奏家)と指揮者によって作り上げられる合奏の魅力をお
届けします。より、興味を持っていただくために小学校と中学校で内容を変えています。
◆第 2 部:時代と大地を越えて受け継がれる名曲の世界探訪・・・“大地が生み出した名曲”
同じ楽器構成のオーケストラを用いても、作曲家の生まれた大地の個性・作曲家の人生
が色濃く反映されます。協奏曲・弦楽合奏、交響曲など多様な表現様式を含めて、オー
ケストラが描き出す各地域・時代・個人の表現の特色を感じていただくことで、冒険記
を締めくくります。
<協奏曲の世界:独奏ヴァイオリンとオーケストラの語り合いと主張>
<弦楽合奏の世界:弦楽器の表現力が抒情的な響き>
<オーケストラと共演!①-③から選択・・・出会いは、オーケストラの表現力を拡大>
~オーケストラの魅力は、合唱・吹奏楽などと共演して編成を拡大することで表現力を
深め、一体感を創り出すことにあります。皆さんには、その一翼を担っていただきます。
① ボディーパーカッションで共演!/アンダーソン:シンコペーテッドクロック
身体を楽器に、リズムを作り、オーケストラ演奏に参加して、作品を作ります。
② 合唱の共演(過去の共演例:ビリーブ、翼をください、など多数)
③ 吹奏楽・管弦楽部との共演(過去の共演例:ヴェルディ:凱旋行進曲など)
部活動で活躍する皆さんが、プロ楽団と共演する機会
<管弦楽の頂点!交響曲の世界:主題に関するレクチャーを交えて>
物語の最後は、今まで紹介してきた多彩な表現力を誇るオーケストラの集大成「交響曲
の世界」です。“運命の動機”と呼ばれる主題が、壮麗な結末を迎えるドラマをお届け
します。
<故郷への想いを込めて~山形からのメッセージを乗せて>
アンコールでは、日本の心が生んだ民謡の世界をオーケストラでお届けします。私
たち山形の楽団が地元の民謡を題材に、管弦楽でお届けします。現在に生きるオ
ーケストラの姿で全編を締めくくります。
【交響組曲「ドラゴンクエスト」】
:現代日本を代表し、世代を超えて広く愛されている
作曲家すぎやまこういち。バロックの様式美やロマン派の感情を表現した作品は、原作
を知らなくとも、心に響き、ワクワクする感情を生み出す。
【音楽なぞなぞ】
:創立指揮者 村川千秋がアメリカの教育プログラムを活かして作
成したオリジナル作品で、山響オリジナル作品。オーケストラの多様な表現を感覚
的に感じることができる。創立以来、愛されている企画。
【楽器紹介】
:テレビなどで聞いた名曲も交え、楽器の表現力・演奏家を紹介
【アイルランド組曲】
:楽器紹介で紹介した楽器のソロや、ユーモラスな表現、アイ
ルランド特有の旋律美は、グローバルな世界の中で地域特性を感じることが出来る。
「花のワルツ」
】
:バレエ音楽特有の色彩感と躍動感
演目選択理由 【
【
「ツィゴイネルワイゼン」
】
:人間が持つ技巧の極限に挑戦した独奏ヴァイオリンと
オーケストラが時に対話し、時に闘う瞬間を届けます。
【
「レスピーギ】
:弦楽合奏でも、モーツァルトとは異なるシャープな響きと劇的な
抒情性を表現できることを伝える
【「交響曲第 4 番」
】
:一つの主題が生き物のように発展し、劇的クライマックスに至
るドラマと管弦楽の迫力を伝える
【山形民謡】
:大切な故郷の心は、誰にでもある感情であり、その思いが芸術へと
繋がることを伝える
<共演は、オーケストラを軸としたイノベーション!一体感と広がりを体感!>
*共演の形は、学校の皆様のご要望に応じて選択いただくことが出来ます!*
●コンサートは、会場一体となって創り出す!をテーマに、生徒の皆さんが参加できるコ
ーナーを取り入れています。
①音楽なぞなぞ:動物をイメージした音楽を聴いていただき、皆さんにお答えいただきま
す。山形で 200 万人に愛されてきたオリジナル作品です。
②オーケストラを身近に感じるために、最大 2 名の方に指揮者に挑戦していただきます。
児 童 ・生 徒 の共
●歴史的にオーケストラは、楽器の発明、合唱や吹奏楽などとの出会いによって、表現力
演 ,参 加 又 は
とその機能を拡大してきました。今回の公演では、皆さんに“表現装置オーケストラ”の一
体 験 の 形 態 員として活躍していただきます!
①ボディーパーカッション:みんなの身体が楽器になる?
②全校で取り組んでいる、音楽の授業や合唱コンクールに向けて練習してきた合唱作品
で、オーケストラと共演。
③吹奏楽部や管弦楽部の皆さんが日ごろ練習している曲に、オーケストラメンバーが加わ
り共演いたします。
*生徒の皆さんの演奏位置は、会場の広さやご要望に応じてご相談させていただきます。
④各学校の校歌をフル・オーケストラの伴奏で歌っていただきます。
出
演
者 指揮者:松元 宏康
公演出演予定者数
司会者:板垣幸江
出 演 者:
60 名
ス タ ッ フ: 4 名
合
計:
64 名
管弦楽:山形交響楽団 (2 管 10 型・57 名
機 材 等
運搬方法
積載量
車 長
台 数
2t
6.6m
1台
A区分のみ
№3
【公演団体名 山形交響楽団】
*ワークショップも、学校の皆様のご要望で、選択いただくことが出来ます*
<オーケストラ探検をより楽しむために:観賞指導>
・対象:全校生徒 学年・クラスなど一部の生徒
・ナビゲーター・構成:松元宏康(本公演指揮者)
・各地で 100 回以上の豊富なワークショップ経験を持つ指揮者 松元さんと、当団楽団員
を派遣して実施します。
ワークショップ
① 楽器の紹介/弦楽器体験/ストローリードで音を出す!/チャイコフスキー作曲交響
実 施 形 態
曲第 4 番の主題とその変化を解説/手拍子でリズムを作る
② 質問コーナー
<演奏指導ワークショップ>
吹奏楽・管弦楽部との共演をご希望の学校には、①指揮者 松元によるアンサンブル指
導②楽団員による演奏クリニックを行います。
*指導楽員最大 3 名+指揮者 スタッフです:楽器のご要望は可能な限りお応えします*
【観賞指導】オーケストラ・楽器・作曲家について知り、より楽しんでいただく為の観賞指導
と考え、全児童生徒を対象に実施しております。実際に楽器に触れていただいたり、演奏
ワークショップ
体験や質問コーナーをとおし、児童生徒の皆さんとのコミュニケーションを図ることにより、
実施形態の意図
本公演への積極的な参加を引き出します。*一部生徒の参加など、ご相談ください*
【演奏指導】共演予定の生徒さんへの演奏指導と上記観賞指導を中心に実施します。
特別支援学校で 特別支援学校でのワークショップでは、小編成のアンサンブル演奏と楽器演奏体験を中
の実施における 心に行います。時間についてはご相談の上、短い内容にすることも可能です。
工夫点
少人数校の場合は、手作り楽器を作り、演奏に参加するワークショップ等もございます。
ステージ
公演に当たっての
会 場 条 件
オーケストラ
・公演規模 ( ~ 600 人)*下記演奏スペースが取れ、生徒が入れれば、これ以上でも可】
・舞台の設置場所 ( フロア )
体育館の設置
鑑賞者
先頭位置
イメージ図
8m
2m
・舞台に必要な広さ ( 奥行き8m、幅14m~) ・電源容量 (使用しません)
・暗幕の要否 (基本必要です)
・トラックの横付けの要否 (楽器運搬用トラック(2tロング)が体育館に横付けできること)
・バスケットゴールの設置状況 (演奏スペース上にある場合には収納してください)
・その他:(搬入間口が 1.2m 以上あること)
(体育館が 2 階以上の場合や搬入が困難な場合には、必ずお手伝いをお願いします)
(椅子 90 脚、長テーブル 8 台、マイク 2 本、控室3部屋が必要となります)
10:00
会場設営の所要
時間(タイムスケ
ジュール)
11:00
12:30
楽器搬入
楽団員到着
セッティング
ウォーミングアップ
13:00
リハーサル
13:30
開場
14:45
公
演
16:00
楽器撤収
退
(時間は目安です。会場状況により変更なる場合があります。)
平成 28 年 6 月 27 日 ~ 平成 28 年 7 月 8 日(うち平日 10 日)
公演実施可能時期
校
平成 28 年 9 月 26 日 ~ 平成 28 年 10 月 7 日(うち平日 10 日)
平成 28 年 10 月 24 日 ~ 平成 28 年 11 月 2 日(うち平日 8 日)
平成 28 年 12 月 13 日 ~ 平成 28 年 12 月 16 日(うち平日 4 日)
山形交響楽団
∼次代を担う子どもの文化芸術体験事業∼
The Adventures of Orchestra
指揮
松元宏康
◆第1部:オーケストラの世界を探検しよう!
♬すぎやまこういち/交響組曲「ドラゴンクエスト」序曲
♬楽器紹介&指揮体験!60人の音楽家が心を合わせるオーケストラ
①山響オリジナル「音楽なぞなぞ」
②弦楽器/木管楽器/金管楽器/打楽器の世界を探検!
③オーケストラをひとつにする指揮者∼指揮者体験コーナー(2名)
ブラームス/ハンガリー舞曲第5番より
♬(小学校)アンダーソン/「アイルランド組曲」いより「マローの道楽者」
♬(中学校)チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」より「花のワルツ」
◆第2部:時代と大地を超えて受け継がれる名曲の世界探訪
♬サラサーテ/ツィゴイネルワイゼンより
♬レスピーギ/「リュートのための古い舞曲とアリア」第3組曲より「シチリアーナ」
♬オーケストラと共演(①-③より選択)
①ボディパーカッションでリズムで共演:アンダーソン/シンコペーテッドクロック
②合唱との共演
③吹奏楽・管弦楽部との共演
♬チャイコフスキー/交響曲第4番 第4楽章
A区分と B 区分の両方
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
実 施 団 体 名
)
いっぱんざいだんほうじんおぺらあーつしんこうざいだん
一般財団法人オペラアーツ振興財団
代 表 者 職 ・氏 名 理事長 山田大輔
ふ
り
が
な
ゆうげんがいしゃあーつ・かんぱにー
公 演 団 体 名 有限会社アーツ・カンパニー
代 表 者 職 ・氏 名 代表取締役 工藤純雄
所
在
地 〒187−0042
(最寄り駅・バス停)
東京都小平市仲町502番地 (西武新宿線「小平駅」南口下車徒歩15分)
電 話 番 号
042−346−9055
F A X 番 号
042−346−9055
実 施 団 体
1993 年 3 月
設 立 年 月
役 職 員
団体構成員及び加入条件等
理事長/山田大輔
理事/小川雄二
下野
オペラ歌手
約
70 名を常時有する。演目ごとに、新しく加入する場
実施団体組織
昇 増田聡 吉原修 山田純彦 他
事務体制の担当
経理処理等の
監査担当の有無
専任
・
有
合は推薦・オーディションを実施する。
他の業務と兼任
・
無
90年「東京オペラ振興会」設立。93年五稜郭タワー株式会社初代社長、中野眞輔氏の会社設立25周
年を記念し、社会還元の一環として行われた土地の寄付及び寄付金を以て「財団法人オペラアーツ振興
実施団体沿革
財団」を設立。95年より3年間「阪神・淡路大震災慰問巡回公演」にて約100ステージを公演。特に神戸
市より「花時計賞」授与。05年文化庁主催「本物の舞台芸術体験事業」に採択される。13年新公益法人
制度改革移行に伴い「一般財団法人オペラアーツ振興財団」設立。
学校等における
※別紙参照 1990年より 25 年間に渡り、全国各地の小〜高等学校及び一般公演を実施。2005年より
公 演 実 績 10 年間に渡り、この文化庁の事業に採択していただき、更に全国へのオペラ普及に務めております。
特別支援学校に 実績あり。※別紙参照
おける公演実績
A区分と B 区分の両方
№2
公 演 ・ ワークショップの内 容
【公演団体名 アーツ・カンパニー 】
対
象
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・高学年 )
・
中 学 生
演
目 オペラ「カルメン」(アーツ・カンパニー版/日本語公演/全4幕)
原作:メリメ 作曲:ビゼー 美術:川口直次 衣裳:岸井克己 照明:中山安孝
原 作 /作 曲
演出:山田純彦 演出補:山田大輔 振付補:山下由佳
脚
本
演 出 /振 付
公演時間(小学校90分/中学校120分)
『カルメン』あらすじ
【第一幕 1820年頃、セヴィリアのタバコ工場の広場】 その日、ホセの運命は変わった。突然カルメンに
気に入られ、意味ありげに赤い花を投げつけられた。花の魔力に心が揺らぐ。こんな気持ちは初めてだ。
その時、許嫁のミカエラに声をかけられ正気にかえる。ミカエラが帰ったあと、タバコ工場内で騒ぎが起こ
る。喧嘩の元はカルメン。彼女を捕らえて牢まで護送する事になったが、彼女の「逃がしてよ…」の囁きに
演 目 概 要 気がゆるみ、ホセは思わず逃がしてしまう。
【第二幕 約3ヶ月後、リーリャス・パスティアの酒場】 皆がよく行く居酒屋に闘牛士エスカミーリョが来
た。プレイボーイの彼は早速カルメンに声をかけるが振られてしまう。笑いながら大勢の女性を引き連れて
店を後にするエスカミーリョ。暫くして牢屋から出られたホセが、最初に尋ねたのはもちろんカルメン。待ち
わびていた彼女は歌い踊って歓迎するのだが、生真面目なホセは帰営のラッパが聞こえたので、隊に帰
ると言う。そんなつまらない彼にカルメンは怒り、ホセはどれだけカルメンを愛しているかを訴える。カルメ
ンは、その愛が本物ならば脱走して密輸業の仲間になるように誘うがホセは受け入れられず困惑している
といつの間にか密輸団に取り囲まれる。しかたなくホセは密輸業の仲間入りをしてしまう。
【第三幕 寂しい山の中、密輸業者の隠れ家】 カルメンの心は退屈なホセから日々遠ざかる。危険な山
中にカルメンをものにしようとエスカミーリョが、そしてホセを取り返しにミカエラがやってくる。危険を冒して
までやってきたエスカミーリョにカルメンは惹かれてしまう。同じく山中まで女一人できたミカエラに対して
ホセの心は多少揺れるが、未練がましくカルメンから離れる事は出来なかった。ミカエラから母親の危篤を
知らされたホセは、仕方なく山を降りていく。
【第四幕 セヴィリアの闘牛場前の広場】 今やカルメンとエスカミーリョは「いい仲」である事は疑いようも
ない。それを物陰で見ていたホセは、カルメンが一人になったところを見計らって「もう一度一緒になろう」
と強く迫る。何度も哀願するホセに嫌気がさしたカルメンはついにホセからもらった指輪を投げつけ、その
事が引き金となり歓声の上がる闘牛場に向かおうとするカルメンを、嫉妬に狂ったホセが愛ゆえに。。。
<作品の狙い>
世界におけるオペラの上演回数の第1位はオペラ「カルメン」です。それは我が国も例外ではありませ
ん。我々は初めてオペラを観る皆様に「オペラって楽しいもの、特に難しいものではない」事を知ってい
演 目 選 択 理 由 ただき、我々の舞台をキッカケにいずれ自らオペラの舞台に足を運んでいただけるようになればという願
いを込めて、先ずこのオペラ「カルメン」を日本語で観て、聴いていただこうという運動を全国に展開して
25 年が経過しました。そして初めてのオペラだからこそ「本物」でなければなりません。そこで我々は一流
の演奏スタッフ、舞台スタッフ総動員で舞台を提供しております。
<小学校では> 第4幕の冒頭部分「闘牛士の行進」で代表の生徒さん(8名)にチルドレンの部分を子
児 童 ・生 徒 の共 供らしく元気に歌い演じてもらうことで、表現をする楽しさ、舞台芸術の素晴らしさを体感して頂きます。
演 , 参 加 又 は <中学校では> 第2幕の冒頭部分「ジプシーソング」で代表生徒(4名)にフラメンコを踊っていただき、
体 験 の 形 態 続いて「闘牛士の歌」(エスカミーリョのアリア)のコーラス部分を代表生徒(8名)に四声に別れていただき、
同じく歌い、演じてもらうことで表現の楽しさ、舞台芸樹の素晴らしさを体感していただきます。
<オペラデビュー!> 小中児童・生徒ともに舞台メイクをして、舞台衣裳を身に纏い、舞台上で照明を
浴び、プロの歌手と共演することで本物を肌で体験してもらい、オペラデビューをします!代え難い一生
の思い出となるでしょう。
指揮/佐々木克仁 カルメン/小島りち子 喜田美紀
出
演
者
ドンホセ/青柳素晴 片寄純也 ミカエラ/西
森由美 山下尚子 エスカミーリョ/成田博之 大井哲也 フラスキータ/工藤志州 菊地美奈 メルセデ
ス/武部薫 ダンカイロ/東浩市 レメンダード/塚田堂琉 ほか 演奏/エレクトーン奏者2名 打楽器
奏者2名
公演出演予定者数
出 演 者: 22 名
ス タ ッ フ: 16 名
合
計: 38 名
機 材 等
運搬方法
積載量
車 長
台 数
2 t
7 m
2 台
A区分とB区の両方
№3
【公演団体名 アーツ・カンパニー 】
●指揮者、歌唱指導、演技指導、振付け指導、ピアニスト(計5名)で児童生徒の指導にあたります。
●総合芸術であるオペラの楽しみ方を約10分程度、解説致します。
ワ ー ク シ ョ ッ プ ●中学校は歌チームとダンスチームの二手に分かれて、約80分程度練習します。歌チームは楽譜の暗
実 施 形 態 譜と演技を練習して覚えます。ダンスチームは振付けを覚えます。小学校は楽譜の暗譜と演技を練習し
て覚えます。
●最後の約 30 分は実際の体育館のステージに移動をして、本番と同じ会場で総仕上げをします。
合計約 120 分(途中休憩あり)
本番当日に、プロのオペラ歌手と共演してもらうにあたり、必要最低限の楽譜の暗譜、演技を覚える、また
は振付けを覚える所までを2時間という短い時間で仕上げます。その為には、実際の練習に入る前にオ
ワ ー ク シ ョ ッ プ ペラの解説のなかで、児童生徒自身がこれからどういったものに参加をし、どんな役を演じ、どんな場面
実施形態の意図 に出演するのかをしっかりとイメージ、理解してもらいます。その中でカルメンの序曲を聴いてもらったり、
ハバネラの歌や闘牛士のアリアといった有名な曲を実際に聴いてもらうことで、知らないと思っていたオペ
ラを身近に感じてもらいます。また更にみんなが舞台に立つことで、初めてオペラを見る友達や先生、地
域保護者がオペラをより身近に感じていただく大事な橋渡し役であり、主役であることを伝えます。このよ
うに理解した上で練習に臨むことで、短い時間をより効率的に使うことが出来ます。
基本的には通常学級と同じようにお勧めをしながらも、参加形態、演奏時間も含め各学校で先生方と話し
特別支援学校で 合いを設け、最も良い参加方法を見付けます。参加児童生徒がこのステージを通じて経験した様々なこと
の実施における を、一生の思い出にだけに留まらず、今後のライフスタイルに良い変化をもたらせるようなものであって欲
しいと願っています。 (本事業 2007 年、2013、2015 年に於いて 5 校の特別支援学校の実施経験あり。)
工夫点
・公演規模 ( 50 ~ 800
人)
・舞台の設置場所 ( ステージ ・ フロア )
・舞台に必要な広さ/基本的にはどの広さの会場でも設営可能。舞台下でも対応可。
・電源容量(主幹ブレーカー容量) 60A、単線三層(電源ボード持参。配電盤との接続を業者に依頼)
公演に当たっての ・暗幕の要否/必要。照明効果を高めるために暗幕若しくはそれに代わるもの。
会 場 条 件 ・トラックの横付けの要否/限りなく舞台ステージに近い場所からの搬入・搬出を希望。
・バスケットゴールの設置状況/ステージ上や、演出・照明効果の妨げにならない状態を希望。
・その他/総勢 38 名及び参加児童・生徒がスムーズに動けるように舞台上・舞台袖に物がない状態を希
望。ステージ上にピアノがある場合、下に降ろします(要業者)。但し袖のスペースに余裕がある場合はそ
の限りではない。
会場設営の所要 9:00/学校到着。搬入、仕込開始。
時間(タイムスケ 9:30/参加児童生徒、控え室集合。衣裳着替え、舞台メイク開始。
10:30/リハーサル開始。参加児童生徒の出演箇所及びカーテンコールの練習。
ジュール)
11:30/参加児童生徒のリハーサル終了。その後他のシーンのリハーサル続行。
12:00/全体リハーサル終了予定。
公演実施可能時期
平成28年 9月 5日 ~ 平成28年 9月30日(うち平日18日)
平成28年10月 3日 ~ 平成28年10月28日(うち平日19日)
平成28年10月31日 ~ 平成28年12月 2日(うち平日23日)
A区分と B 区分の両方
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
)
ゆうげんがいしゃ げきだんかぜのこほっかいどう
実 施 団 体 名 有限会社 劇団風の子北海道
代 表 者 職 ・氏 名 代表取締役 植村 直己
ふ
り
が
な
公 演 団 体 名
ゆうげんがいしゃ げきだんかぜのこほっかいどう
有限会社 劇団風の子北海道
代 表 者 職 ・氏 名 代表取締役 植村 直己
所
在
地
(最寄り駅・バス停)
電
話 番
〒001-0027
北海道札幌市北区北 27 条西 11 丁目5-7
(最寄り駅 地下鉄南北線 北 24 条駅 )
号
011-726-3619
実 施 団 体
1982年 5月
設 立 年 月
役 職 員
実 施 団 体 組 織 代表取締役 植村 直己
取締役
池田 道泰
F A X 番
号
011-726-0303
団体構成員及び加入条件等
劇団員、準劇団員、実習生
加入条件
高校卒業以上で、健康であること。18 歳以上。
事務体制の担当
経理処理等の
監査担当の有無
実施団体沿革
専任
・
有
他の業務と兼任
・
無
1950 年に東京世田谷で誕生した児童劇専門の劇団 「劇団風の子」 の理念と活動を受け
継ぎながら、北海道に住み子ども達と接する中で作品を創りたいという思いで設立。
1982 年に「劇団風の子北海道班」として活動開始。
学 校 等 における
公 演 実 績 ○本作過去の実績
演目 『マーレンと雨姫』
1997 年
公演実績
91 回
1998 年
〃
161 回
1999 年
〃
150 回
2000 年
〃
151 回
2001 年
〃
176 回
2002 年
〃
161 回
2003 年
〃
40 回
『マーレンと雨姫』
2014年
〃
合計 1029 回
再演
99回
○劇団風の子北海道の最近4年間の実績
演目 『十二の月の物語』
2010 年
公演実績
160 回
(他作品で 248 回、年間 421 回)
2011 年
〃
138 回
(他作品で 230 回、年間 370 回)
2012 年
〃
146 回
(他作品で 370 回、年間 516 回)
2013 年
〃
93回
(他作品で 348 回、年間 441 回)
2014 年
〃
41回
(マーレンと雨姫、99 回、他作品で 350 回、年間 490 回)
特別支援学校に
おける公演実績
○最近4年間
『十二の月の物語』
2010 年 公演実績
1回
2011 年
〃
(文化庁事業で2回)
(他作品で 1 回)
2012 年
〃
(他作品で2回)
2013 年
〃
1 回 (文化庁事業で1回) (他作品2回)
○本作過去の実績
『マーレンと雨姫』
1997 年~2003 年
合計5回
A区分と B 区分の両方
№2
公 演 ・ ワークショップの内 容
【公演団体名
有限会社 劇団風の子北海道 】
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・高学年 )
・
中 学 生
対
象
「 マーレンと雨姫 」
演
目
原 作 /作 曲
脚
本
演 出 /振 付
原作
脚色
演出
美術
音楽
テオドール・シュトルム 「たるの中から生まれた話」
多田 徹 、 中島 茜
鳴海輝雅
有賀 二郎
岸 功
菊池 大成
公演時間( 70
●あらすじ
今から100年以上前のお話。少女マーレンが暮らす村では百年ぶりの日照りが続いていま
す。草木は枯れ、牛やヒツジや人間も水がほしくてたまりません。
マーレンの父さんのヤーコブは、水はけの悪い沼地の畑を持っていて苦労していましたが、
演 目 概 要 この日照りでちょうど良く干上がって作物や牧草が青々と茂り、今では大金持ち。昔なじみの
カスパーが頼みに来ても乾草を分けてあげないのを見て、マーレンの心は痛みます。
「雨が降らないのは、雨姫様が眠っているからだ」、と聞いたマーレンは羊飼いのアンドレ
ースと共に雨姫様に会いに出かけます。雨姫様が守る深い井戸までの道すじは、アンドレー
スのおばあちゃんが教えてくれました。でも、雨姫様を起こす呪文と井戸のカギのありかは分
かりません。
雨姫様が眠っている間に「火の玉おやじ」は大あばれ。雨なんか降られてはたまらないと行
く手を阻もうとしますが、二人は知恵を使って呪文を聞きだしカギのありかもつきとめます。
森をぬけ、洞穴から続く長い階段を下りて進んで行くと、谷底の突き当たりに井戸があり、雨
姫様が眠っていました。でもそこへ行くには火のように熱いところを通っていかなければなりま
せん。雨を降らすまいと、ヤーコブと火の玉おやじも追いかけてきています。マーレンとアンド
レースは雨姫様を起こし、雨を降らせることができるでしょうか。
●演目解説
「マーレンと雨姫様」は1958年、劇団風の子がはじめて全国公演をするために創立者の多
田徹によって書かれました。長い間上演され、子どもたちに親しまれてきました。劇団風の子
北海道では「マーレンと雨姫」の題名で、中島茜の脚色を加え鳴海輝雅の演出で1997年か
ら2003年まで巡演し、2014年から再演しています。原作はドイツの作家テオドール・シュトル
ム(1817~1888)の「たるの中で聞いた話」の中の「雨姫」で、当時の社会状況も反映されて
います。
分)
昔、自然の精霊である雨姫様は、地下の水脈の源の井戸を守っていて、昔々から人間の暮
らしを見つめ、ほどよく雨を降らせたり川の水を流したりしてきました。「火の玉おやじ」もこの物
語の中では人々を困らせますが、もともとは村の辻にひょっこり座っていたり畑や草地を飛び
跳ねる自然の精霊で、雨姫と対をなして恵みを与えてくれる存在でした。
人間中心の生き方が当たり前になり、人間の暮らしに物があふれ便利さやお金が大切にさ
れるようになると、人々は自然の存在を忘れてしまいます。大雨で川が氾濫したり山が崩れた
り、日照りや地震は自然の災害ですが、だからこそ人間は、精霊に語りかけ祈り祭りをしてきま
した。この物語の中では、自然との付き合い方を忘れないようにしてきたアンドレースのおばあ
ちゃんが雨姫のことを子どもたちに伝え、子ども達は信じて進んでいきます。
劇を見ている子ども達は、「私にできるかしら・・・」と思いながらも一歩一歩進んでいくマーレ
ンや、ちょっと頼りないところもあるけれど、いざとなったら勇気を持って乗り越えていくアンドレ
ースと一体となり、心を躍らせてみてくれているようです。物語の中でマーレンは「お父さんも
村の人もどちらも大事」と雨を降らせるようにお願いします。そして雨が降り、再び水害で困る
父親に、「明日からは私も畑の水はけのことを考える」と成長した姿を見せます。
明快な物語ですが登場人物を「善悪」で表現するのではなく、突然金持ちになり娘に苦労さ
せたくないと必死になる父親のヤーコブや、子どもの力を信じ助けようとするカスパーの二人
の大人の姿をきちんと描き、「火の玉おやじ」も無邪気でユーモラスに描いています。
舞台装置は体育館のフロアー上に作り、子ども達には身近に見て感じてもらえるように工夫
しています。自然光を取り入れた空間で、子ども達が本来持っている想像力を引き出していき
ます。想像力をよりふくらませるために、効果音や音楽もその場で生で演奏します。全編通し
て歌や音楽の世界があり、子どもたちににとって珍しい楽器も使われます。生の声や音は、子
ども達の柔らかい心と身体に響き、身体全体で舞台を感じてもらえます。
劇団風の子北海道は「子どものいるとこどこへでも」を合言葉に、小学校の体育館で演劇を
上演する方法を確立してきました。教育活動の一環として鑑賞してもらうことを基本にし、児
童・生徒が興味を持って鑑賞できる演目となっています。ワークショップについても児童劇専
演 目 選 択 理 由 門の劇団ですので、事前交流だけでなく表現力を高め、コミュニケーション能力を育む内容に
なります。
未来の文化の担い手である子ども達の発想力やコミュニケーション能力を育み、将来の芸術
家の育成や芸術鑑賞能力の向上につなげようとする本事業の目的と合致すると思い選択しま
した。また、教育活動の一環として、鑑賞が日頃の授業や活動、学芸発表会などの文化活動
に継続して考えられる内容ですので、事業終了後も教育現場で活かしていただけます。
・劇中の流れの中で共演する
児 童 ・生 徒 の共
子ども達には劇のクライマックスの場面に共演してもらいます。
演 ,参 加 又 は
体 験 の形 態
場面は、マーレンが井戸のふたを開き、泉の水が流れ出すところです。
雨を降らせまいとする火の玉おやじと共に熱い炎を燃やしたり、雨姫様と共に水の流れや生き返ってい
く魚たち、美しく咲きそろう花を表現します。セリフの表現や、表現の詳細は子ども達とのワークショップに
よって決めていくので多少の変更はあります。
・内容
事前のワークショップで練習した子ども達30人~80人が参加します。
当日、40分間のリハーサルで、演出と出演者が子ども達と交流しながら最終的に構成します。
場面はクライマックス。アンドレースとマーレンはとうとう井戸の側までたどり着きました。
ここからが共演する場面です。子ども達には、火の玉おやじと共に二人が井戸まで来られないように火
を燃やしてもらいます。マーレンが呪文をとなえ、雨姫様が金の鍵で井戸のふたを開けると水が溢れ出す
のですが、そこで、流れ出る水や美しく咲く花々、生き返った花々を表現してもらいます。子ども達には自
然の中の精霊の一人となって劇団員と共に世界を大きく変えてもらいます。その表現の中でセリフや大き
な幕の表現も入る予定です。
出
演
木村 智子、
篠生 明、
坂本 光司、
菊地 真央、
盛 わかな、 岩渕 絵理
者
公演出演予定者数
出 演 者: 6
ス タ ッ フ: 1
合
計:
7
名
名
名
機 材 等
運搬方法
積載量
2 t
車 長
7 m未満
台 数
1 台
A区分とB区の両方
№3
【公演団体名
有限会社 劇団風の子北海道】
事前に
先生方に台本と DVD を送らせていただきます。子ども達は当日お芝居を見る楽しみもあるので、大まか
ワークショップ
実 施 形 態 なあらすじや楽譜、参加してもらう場面の写真などを入れた事前資料を作成し送付します。
・内容
①
からだや声の準備運動。イメージ遊び体験。発声練習(20~30分)
② 「マーレンと雨姫」について、あらすじや「演出」、舞台装置について学ぶ。(10分くらい)
(子ども達に物語や舞台のイメージをもってもらいます。)
③ 劇に参加するための、火、水、魚、花などの表現指導。セリフの練習。
④ 劇の流れに入って通し練習。(30分~40分)
・参加人数
劇に参加する児童を対象に行います。学校の人数にもよりますが、大体20人~70人位。できれば高
学年の子ども達を中心にしたいので、5,6年生の2学年に参加してもらうことが多いです。学校の希望によ
り、その限りではありません。少人数の学校では全員参加も可能です。
子ども達がおもしろがって、自分から表現できるように工夫しています。
その上で、本番でしっかり表現できるように大筋をつかんでもらいます。
ワークショップ
実施形態の意図 ① からだや声の準備運動、発声練習
のびのびと表現するために、遊びを取り入れた体操で自分の心と体をやわらかくします。また、表現する
前に必要な「集中力」を高めます。発声練習の基本をやります。
② あらすじや演出、舞台装置についての学習
「マーレンと雨姫」のあらすじを聞いて物語をイメージしてもらった後、この物語を「舞台でどのように表
現するか」、演出や、舞台装置の考え方を学んでもらいます。
② 具体的な表現の練習
身体を大きく使って生き生きとした火、水、魚や花々のイメージを身体で表現してもらいます。動きに合
わせてセリフを言う練習もします。
③ 流れの中で通し練習
いよいよ台本の流れの中で、表現していきます。当日をイメージしながら、台本の流れを体験していきま
す。
劇団風の子北海道は児童劇を専門にしているので、出演する俳優達は日頃から、子ども達の表現を
引き出し、受け取ることを訓練しています。参加劇といって、子ども達と共に劇を作り上げる分野の経験も
あります。音楽(楽器演奏・効果音)は全て俳優達が生で演奏します。子ども達はそれぞれ表現もそのス
ピードも異なりますが、俳優達は子ども達の動きをとらえて音を出します。参加してもらいながらも、劇の流
れを途切れさせないようにする工夫もしています。
この演出方法は学芸会や日頃の教育活動にもつながります。
・各学校と相談しながら内容を調整。
特別支援学校で 参加する内容はあまり複雑ではありませんが、それぞれの学校によって子ども達の障がいが異なるので、
の実施における それぞれに難しいことがあると思います。先生方と相談した上で易しい表現に変えたり、個々に対応いた
します。生徒の皆さんが、過度な緊張をせず、楽しんで劇を鑑賞、体験してくれることを基本におきたいと
工夫点
思います。
・表現を生かす
これまでの特別支援学校での公演では、こちらが用意していないもので、すばらしい表現を生み出してく
れた生徒さんがたくさんいました。できるだけ生徒の皆さんの表現を生かし、一緒に舞台を作りたいと思い
ます。
公演規模 (
~ 500人)
・舞台の設置場所 ( ステージ ・ フロア )
・舞台に必要な広さ
舞台部分として間口10間、奥行8間
公演に当たっての ・電源容量(主幹ブレーカー容量) 60 A
会 場 条 件 ・暗幕の要否
暗幕は必要なところのみ使用します。(真っ暗にはしません)
・トラックの横付けの要否
横付けできるとありがたいです
・バスケットゴールの設置状況
ゴールを上げておいて頂けるとありがたいです
・その他
会場設営の所要
時間(タイムスケ ●準備時間
ジュール)
開演時間より4時間前から準備 (子ども達とのリハーサル45分を含む。)
※トラックが横付けできない時や、会場が2階以上である場合は4時間半必要です。
●上演時間
70分間です。 (途中、休憩はありません。)
●片付け
終演より約3時間
※ これらは、開演時間によって多少の変更があります。
公演実施可能時期
平成28年11月 7日 ~ 平成28年12月 3日(うち平日20日)
劇団風の子北海道作品
テオドール・シュトルーム原作
「たるの中から生まれた話」
より
脚色 多田 徹/演出 鳴海テルマサ
ふしぎな劇じゃあるけれど子ども衆にはわかるはず!
スタッフ
劇団風の子は一九五〇年
東京世田谷に誕生し﹁子ど
上演にあたって
この物語は、人間のまわりにまだ自然の精霊や神さまがい
た頃のお話です。
語﹂など、自然と人間のか
ってきました。
一年を通して道内外をとび
いと思っています。
どもたちに身体全体で感じとってほし
り音を出したり歌ったり。見ている子
な空間で六人の旅の一座が役を演じた
る音も生の楽器で表現します。真近か
雨姫様がめざめて井戸から水があふれ
が舞台をおおいます。火の玉おやじが元気になる音も反対に
館のまん中に舞台をつくり、日でりが広がると大きな炎の幕
﹁それなら起こしにゆこう﹂と冒険の旅に出かけます。体育
た雨姫様は眠ってしまいました。マーレンとアンドレースは
人間たちが自然を征服できると思うようになると、忘れられ
原 作 テオドール・ も の い る と こ ど こ へ で も ﹂
を合言葉に、児童演劇専門
笛がきこえる﹂﹁どんぐり
風の子北海道は一九八二
年札幌に拠点をおき﹁森の
ます。
大風や大雨、日でりなどが人間におそいかかってくると
人々はお祈りしたり祭をしたりしていました。でもだんだん
おはなし
劇団として全国を旅してい
シュトルム
脚 色 多田 徹
演 出 鳴海テルマサ
美 術 有賀 二郎
音 楽 岸 功
かわりを見つめる作品を作
と山猫﹂﹁十二の月の物
菊池 大成
衣 裳 小峯 三奈
協 力 住吉アキヨ
まわっています。
こんなに暑い夏は百年ぶりです。雨が降らないので
畑に作物もできず、羊も牛も人間も水がほしくて死に
そうです。
マーレンのお父さんの畑は、もとは水たまりだった
ので今はちょうどよくなり、青々と育った作物を売っ
て急にお金持になりました。
雨姫様がねむっているから雨が降らないと知ったマ
ーレンは、羊飼いのアンドレースといっしょに、雨姫
様を探しに出かけます。
でも、雨が降られては困る火の玉おやじがまちかま
えています。
TEL 011-726-3619
FAX 011-726-0303
〒001-0027 札幌市北区北27条西11丁目
E-mail:[email protected]
劇団風の子北海道
小道具 小板橋 恵
照 明 相馬 寛之
制 作 植村 直己
テオドール・シュトルム作
「たるの中から生まれた話」
より
ださい
く
て
聞い
さい!
だ
く
見て
A区分のみ
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,○
演劇 ,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
○
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
げきだんぜんしんざかぶしきがいしゃ
実 施 団 体 名
劇団前進座株式会社
代 表 者 職 ・氏 名
代表取締役・大久保康雄
ふ
り
が
な
げきだんぜんしんざかぶしきがいしゃ
公 演 団 体 名
劇団前進座株式会社
代 表 者 職 ・氏 名
代表取締役・大久保康雄
地 〒180-8570
(最寄り駅・バス停)
東京都武蔵野市吉祥寺南町 3-13-2
所
在
電 話 番 号
0422-49-2633
実 施 団 体
設 立 年 月
1931 年
役
実施団体組織
事務体制の担当
経理処理等の
監査担当の有無
職
・
員
他の業務と兼任
○
有
○
・
0422-45-0312
5月
代表取締役社長 大久保康雄
代表取締役 赤星 宏
取締役 今村民路、楠脇厚子、林健
太郎
会計参与 むさしの税理士法人
文芸演出部長 中橋耕史
演技部長 河原崎國太郎
映放宣伝部長 菊池雅代
制作部長 楠脇厚子
専任
F A X 番 号
無
団体構成員及び加入条件等
(1) 団体構成員
個人 81 名 (団員 81 名)
(2) 主な構成員
*演技部員
47 名
*文芸演出部員
8名
*制作・事務職員 22 名
*映放・宣伝部員
4名
(3)加入条件 特になし
計 81 名
)
実施団体沿革
昭和6年、河原崎長十郎、中村翫衛門、河原崎国太郎ら若い歌舞伎俳優によって創立。「仮
名手本忠臣蔵」を通し上演、「元禄忠臣蔵」連続上演などで注目を浴びる。映画「人情紙風船」
などユニット出演、昭和12年武蔵野市に稽古場と住宅を併せ持つ研究所を建設。戦後すぐに
行った“青少年劇場公演”に対し朝日文化賞を受賞、昭和28年名古屋歌舞伎座出演を契機
に大阪歌舞伎座、名古屋御園座。京都南座、明治座、新橋演舞場等、大都市商業劇場での
自主公演を続ける。昭和43年に株式会社となる。昭和45年「遠山の金さん」(中村梅之助)を
皮切りに NHK 大河ドラマ「花神」等テレビ出演も活発となる。昭和52年より国立劇場にて、歌舞
伎を中心に伝統演劇を自主上演。昭和57年、劇団50周年を記念し、前進座劇場を竣工。20
11年に創立80周年を迎えた。
学 校 等 における 2005 年に初演、小学校・中学校・高校の演劇鑑賞教室として上演。
公 演 実 績 一般公演・都市公演を含めると通算 250 ステージを数える。
特別支援学校に
おける公演実績
A区分のみ
№2
公 演 ・ ワークショップの内 容
対
目
原 作 /作 曲
脚
本
演 出 /振 付
劇団前進座株式会社】
学年 ・ 中
学年 ・高
学年 )
小学生( 低
○
○
○
象
演
【公演団体名
・
中
学生
○
(一) お芝居の前に『江戸のくらしってどんなななの?』
(二) 『くず~い 屑屋でござい』
古典落語「井戸の茶碗」より
台本・演出 鈴木幹二
装置
高木康夫
照明
遠藤正義
音楽
杵屋邦寿
公演時間( 105分)
●この作品は、独自の歌舞伎劇の創造を 80 年追求してきた前進座による、古典落語「井戸の茶碗」より
創作した、オリジナルのお芝居です。「江戸の長屋」が舞台で、正直者の屑屋さんが巻き込まれる奇想天
外なストーリーは、まさに落語ならではの世界です。正直者に馬鹿がつきそうな、ちょっと融通の利かない
善人たちの意地の張り合いの織りなす江戸庶民の人情が、観る人たちの心に本当の幸せとは何かを呼
び起こします。
演 目 概 要 ●本番の前に『江戸のくらしってどんななの?』と題して、江戸の長屋の風物と暮らしぶり、そして屑屋さん
の仕事を通して、江戸が当時、世界でも最高峰のエコロジーな都市であったことの知恵を学びます。
●あらすじ
あるところに、正直者の屑屋さんがおりました。ある日、その屑屋さんが、裏長屋で武家女房の千代と娘の
しづから古ぼけた仏像を買いました。“くず~い屑屋でござい”と商いをしておりますと、細川の若侍高木
左太夫の目に留まり、仏像がすぐに売れてしまいます。ところが左太夫が仏像をきれいにしようと洗ってお
りますと、なんと仏像の中から出てきたものは…
さて、これは大変と大家さんと加わり上を下への大騒動―-
演目選 択理 由
児 童 ・生 徒 の共
演 ,参 加 又 は
体 験 の形 態
出
演
者
本演目は、(一)前篇の解説と(二)本編のお芝居との二本立てで、全体として「江
戸へのいざない」です。とは言っても“江戸学”をひもとこうというのではなく、①江
戸の人と街が、どんなにエコロジーでリサイクルの社会であったかということと②
江戸の人々の、貧しくても潔癖に生きる姿を、生徒たちと一緒に学びたいと考え
ています。そして、会館ホールとは違った体育館での狭いステージの上で、画然
と離れている庶民の住む長屋と、武家屋敷とを上手、下手に配し、その間の屑
屋さんの行う移動の飛躍の描き方は演劇のみの伝えられる表現で、子どもたち
の想像力を刺激するでしょう。
演劇の基本は、人と人との関係を描くものですから、セリフのやり取りが最も大切なものとな
ります。しかし、現代は、意思の伝達がメール等のやり取りに変りつつあるのではないかと
さえ思われます。コミュニケーションの第一は言葉によるやり取りです。それは単に音量の
問題ではなく、心の動きを的確に写した明瞭な言葉を発することが重要です。生徒の参加
としては、3 人の生徒に、『江戸のくらしってどんななの?』に登場する 3 人の棒手振り(物売
り)=「あさり・しじみ売り」「甘酒売り」「金魚売り」になっていただき、大家さんとのセリフのや
り取りをしていただきます。
屑屋さん
柳生啓介
大家さん
松浦豊和
武家女房千代 横澤寛美
高木左太夫
忠村臣弥
千代娘しづ
平澤 愛
公演出演予定者数
出 演 者:
5名
ス タ ッ フ: 7 名
合
計:
12 名
機 材 等
運搬方法
積載量
車 長
台 数
2t
4.29m
1台
A区分のみ
№3
【公演団体名 劇団前進座株式会社】
①
生徒全員で、日常の会話と演劇的発声の違いを体験・学習していただきます。
その発声の方法で、本編の劇中で出て来る 3 人の物売りの声、(例)「ア、サリ~、シジミ」等
ワ ー ク シ ョ ッ プ を、生徒全員で発声してみます。
実 施 形 態 ②
江戸庶民の生活文化に触れていただくために、着物・浴衣を着た時の立居、振
舞いを体験してもらいます。和服の特徴、良さを知ってもらい、日本独自の衣のスタイルを
見直してもらいたいと思います。また、昔ながらの便利な道具風呂敷や手拭の役割や使い
方の体験、手拭や風呂敷を使ったゲームを一緒にやるなどして、楽しみながら、伝統的な
生活文化に親しんでもらいます。
「生徒の参加形態」の中でふれたおり、全員で発声の訓練をし、本編の芝居の中で
声による参加をしてもらうことによって、この芝居の大テーマである「江戸へのい
ワ ー ク シ ョ ッ プ ざない」を、より身近なもの、疑似体験をしていただけると思います。
実施形態の意図
特に変更せずに、実施可能だと考えます。
特別支援学校で
の実施における
工夫点
・公演規模 ( 100 ~
・舞台の設置場所 (
500 人)
ステージ
○
・ フロア )
公演に当たっての ・舞台に必要な広さ 横 9m以上、奥行き 5m以上
100V 50A または 100A
会 場 条 件 ・電源容量(主幹ブレーカー容量)
・暗幕の要否 必要
・トラックの横付けの要否 2tトラック横付け必要
・バスケットゴールの設置状況
・その他
公演開始が13時の場合
会場設営の所要 前日 体育館の条件によっては、前日に搬入を希望します。
時間(タイムスケ 当日 7時30分~12時30分まで仕込み(所要時間5時間)
ジュール)
※仕込みに時間がかかります。午前中の公演を希望される場合は前日の仕込み
開演時刻の2時間前に楽屋入りします。
公演実施可能時期
平成 28 年 6 月 27 日 ~ 平成 28 年 7 月 16 日(うち平日 15 日)
平成 28 年 11 月 10 日 ~ 平成 28 年 11 月 30 日(うち平日 14 日)
A区分と B 区分の両方
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
かぶしきがいしゃ とうきょうえんげきしゅうだん かぜ
実 施 団 体 名
株式会社
代 表 者 職 ・氏 名
代表取締役 浅野佳成
ふ
り
が
な
東京演劇集団 風
とうきょうえんげきしゅうだん かぜ
公 演 団 体 名
東京演劇集団 風
代 表 者 職 ・氏 名
劇団代表 辻由美子 / 芸術監督 浅野佳成
所
在
)
地 〒164-0003 東京都中野区東中野 1-2-4
(最寄り駅・バス停)
電 話 番 号
(JR 総武線 東中野駅/地下鉄 中野坂上駅)
03-3363-3261
実 施 団 体
設 立 年 月
事務体制の担当
経理処理等の
監査担当の有無
実施団体沿革
学校等における
公 演 実 績
特別支援学校に
おける公演実績
03-3363-3265
1987 年 11 月
役
実施団体組織
F A X 番 号
職
員
代表取締役(芸術監督):浅野佳成
代表取締役専務:柳瀬太一
取締役:西垣耕造/緒方一則
柴崎美納/佐藤春江
専任
・
有
団体構成員及び加入条件等
■劇団員
32 名(俳優 26 名/スタッフ 6 名)
■ 実習生としての一定の養成期間を経て入団が認めら
れ、その後 3 年間の研究生期間を経て劇団員となる
■入団者は専属の俳優・スタッフとして契約を結ぶ
他の業務と兼任
・
無
1987 年創立。1999 年拠点劇場〈レパートリーシアターKAZE〉を設立し、国際交流を通じた現代
劇の上演を行うと同時に、青少年を対象とした巡回公演にも意欲的に取り組んでいる。
創立以来、青少年を対象とした公演を年間 150~170 ステージ行っている。演目は『星の王子
さま』『肝っ玉おっ母とその子供たち』『ハムレット』『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』『ジャ
ンヌ・ダルク ― ジ ャンヌと炎』など 平成 25 年:162 校/平成 26 年:165 校/平成 27 年:174 校
都城ろう学校/岩崎学園/北海道教育大学附属養護学校/那須養護学校/松園養護学校
群馬大学教育学部附属特別支援学校/児湯るぴなす支援学校/柏特別支援学校流山分教室
広島中央特別支援学校/岡山盲学校/下関総合支援学校/柳河特別支援学校
A区分と B 区分の両方
公 演 ・ ワークショップの内 容
対
象
演
目
【公演団体名
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・高学年 )
・
№2
東京演劇集団 風 】
中 学 生
星の王子さま
原作/作曲
脚
本
演出/振付
原作:サン=テグジュペリ 翻訳:内藤濯
構成・演出:浅野佳成/作曲:八幡茂
公演時間(110 分)
『星の王子さま 』 は第二次世界大戦中の1943年、
アメリカに亡命中のサン=テグジュペリがニューヨ
ークで執筆し、出版され、戦後まもなく世界54カ国
で翻訳され、世界中の人たちに読み親しまれた作
演 目 概 要
品です。そして今も子供から大人まで、年齢を問わ
ず愛され続けているサン=テグジュペリの代表作
です。
遠い小さな星でたったひとつの花とふたりで暮らす
王子さま。彼はさまざまな星をめぐり、最後に地球
にやって来ます。王子さまは地球で、飛行士やキ
ツネに出会い、〈友だち〉とは何か、〈かけがえのな
いもの〉とは何かを学び、成長していきます。そして
一年がたち、友だちや地球に別れを告げ、ふる里
に残してきた一輪の花のために自分の星に帰って
いくのです。
美しく力強く生きる小さな少年の一途な姿を通し
て、『星の王子さま』は地球の美しさ、そしてそこに
生きる私たちが失くしてはならないものを訴えてい
ます。
王子さまが若い観客たちに、私たちに語りかけま
す。
「目に見えないものがたいせつなのだ」 と ―。
この物語には、戦争の時代を生きたサン=テグジュペリの、人々に対する、そして後から
生まれてくる新しい世代に向けられた大切なメッセージがちりばめられています。
演目選択理由
王子が自分自身をもう一度見つめ直し、一輪の花のために行動し始める。その王子の心
の成長に触れる観客が、「心の豊かさ」つまり 「目には見えないもの」 を発見してくれるこ
とを期待して、私たちはこれまで上演を行ってきました。
〈 ものごとの真実を心の目で見てほしい〉 〈 生きることを見つめ直してほしい〉 というサン
=テグジュペリの想いが込められた 『星の王子さま 』 の世界に触れることを通して、子供
たちが人間の持つ優しさや、自分自身の中にある美しい感情と出会うことを願い、そして
子供たちと先生が共に感じ、共に親しめる作品だと考え、この作品を選択しました。
児 童 ・生 徒 の共 ◆ 参加 1.全校児童・生徒が俳優とつくるクライマックスの場面
演 ,参 加 又 は
王子さまが、一輪の花のために自分の星に帰っていくラストシーンに
体 験 の形 態
全校児童 ・生徒が参加します。児童 ・生徒がその場に立ち上がり、
王子さまとかけ合いで歌い、台詞を呼びかけ、クライマックスの場面をつくります。
全校児童・生徒が
俳優と一緒になってつくる
クライマックスの場面
 参加2.最上級生の参加「旅立ちの歌」
王子さまが地球へ旅立つ場面では、卒業前の最上級生全員が舞台に
上がり、劇中の歌 「ぼくの旅は続く」 を俳優と一緒に歌って一幕のラス
トシーンをつくります。
俳優と最上級生がつくる旅立ちの場面
 参加3.先生方の参加
子供たちが“先生とも一緒になって舞台をつくった!”ということが感じ
られるよう、王子さまが様々な星をめぐる場面での「呑み助」役、地球へ
行くことを勧める「地理学者」役での先生方の参加場面をつくりました。
呑み助:「酒飲んでるんだよ!」
地理学者:「地球という星に行ってみるといい」
◆ その他.演奏での参加
王子さまが歌う劇中の歌 「光と影 」では
吹奏楽部や音楽クラブが、演奏で参加
することも可能です。
吹奏楽部の演奏による共演シーン
◇ 体験1.バックステージ・ツアー(舞台裏見学)
体育館に組みあげられた舞台の仕組みを、
舞台 ・音響 ・照明の専門スタッフが児童 ・ 生
徒たちに説明します。 俳優やスタッフと一緒
に 「舞台に上がってみる 」 「 舞台の裏側を体
験してみる 」「舞台で使う道具に触れてみる 」
などの機会を通じ、舞台をより身近に感じてほ
しいと考えています。
◇ 体験2.オペレート体験
「実際に舞台で使う照明を自分で操作してみ
る 」 「 舞台で使われる音を出してみる 」 などの
オペレー ト体験を通して、俳優だけでなくスタ
ッフも一緒に舞台をつくっているということを、
機材への興味とともに実感できます。
◇ 体験3.出演者との交流
授業の一環としての俳優 へのインタ ビューや
職業体験、共演者と語り合う座談会などの機
会を通して、児童 ・ 生徒のみなさんと共演す
る俳優が交流できる機会をつくります。
子供たちが、俳優やスタッフ、そして先生とも一緒になって“ みんなでひとつの
舞台をつくった!” ということを感じられるよう、このような参加 ・体験のプログラ
ムをつくりました。
自分の心に感じたものを表現できる喜び、人やものと好奇心を持って関わり合
う大切さ、豊かさを感じてほしいと考えています。
子供たちが友だちや先生と「 新しく出会う 」 瞬間、そしてたくさんの発見や思い
出が生まれることを期待しています。
終演後の先生と子供たちの様子
白根有子/緒方一則/工藤順子/田中賢一
出
演
者
渋谷愛/髙階ひかり/栗山友彦 ほか
公演出演予定者数
出 演 者:
9名
ス タ ッ フ: 15 名
合
計:
24 名
機 材 等
運搬方法
積載量
11t/4t
車 長 11.4m/8.4m
台 数
2 台
A区分とB区の両方
【公演団体名
№3
東京演劇集団風 】
ワークショップは共演のための練習の場です。全校児童 ・生徒を対象に行い、全員が
ワークショップ
実 施 形 態
本番で共演 ・参加するクライマックスの場面を俳優と一緒につくります。基本的には事
前の稽古や準備は要りません。まず「やってみること」から始めてみてください。子供た
ちひとりひとりが自分の感覚を使って、作品への理解を深め、参加シーンを演じることを
実感していただけると思います。
はじめに 『 星の王子さま』 の作品の内容や時代背景、共演シーンについて演出が話し、
「どんな作品か」 「 どのように参加するのか」 が伝えられます。
【動きの稽古】
俳優の実演とともに、クライマックスの場面の〈動
き〉を体験します。まず 「やってみよう!」と思って
その場に立ち、ひとりひとりの心の中に生まれたも
のを大切に、俳優と一緒に演じてみます。
【歌の稽古】
王子さま役・ ヘビ役の俳優と、クラ イマックス場面
の〈 歌 〉「 ぼくは行く」に取り組みます。自分の星
に帰る王子さまを応援する気持ちを込めて、王子
さまとかけ合いで歌ってみます。
【台詞の稽古】
飛行士役の俳優と気持ちを合わせて、星に帰っ
た王子さまにそれぞれの声で、それぞれの気持ち
で「おーい、おーい、どこへ行ってしまったんだ
よ」 という〈台詞 〉を呼びかけます。
ワークショップの最後には、練習した〈 動き〉 〈 歌 〉 〈 台詞 〉をもとに、本番と同じように
〈 通し稽古 〉 を行います。
大切なのは 「上手くやること」 や 「決められたことをち ゃん とやること」 ではなく、「ひと
り ひとりが見て、聞いて、感じ、自分の心に生まれたものを大切にして演じること」だと
提案 ・指導し、本番で共演する俳優たちと一緒にひとつの場面をつくっていきます。
子供たちは大人が思いもよらないほど繊細な敏感な感覚で人や物事と向き合い、周り
ワークショップ
実施形態の意図
の環境からたくさんのものを身体で受けとめています。だからこそ彼らが、普段さまざま
に見て・聞いて・感じているものを使って、本番で共演する俳優たちと身体で向き合い、
一緒に演技し、作品世界に触れていくことを通して、自分自身から湧き出してくる感情
と出会い、「みんなとひとつのものをつくった!」という歓びを感じてほしいと考えていま
す。彼らの持つ才能や好奇心を少しでも刺激できるよう、ワークショップに取り組んでい
きます。
特別支援学校で
の実施における
工夫点
先生方の希望もあり、基本的には他校と同様のワークショップ・本番を行っていますが、
先生方との打ち合わせを大切にし、意見を聞きながら、学校ごとに参加や体験の内容を
話し合っていきます。特にオペレート体験や舞台裏見学などは、共演者と話したり、スタ
ッフと触れ合う機会を多くつくれるよう実施しています。また、子供たちと接するときに私た
ちが気を配るべきことや、設営の際の注意点については、先生方の指導も受け、子供た
ちがいきいきと本公演に参加できるよう工夫しています。
舞台での交流や体験が〈子供たちの芸術性に出会う一歩 〉につながるよう、また先生方
も安心して、期待を持ってワークショップ・本番に取り組めるよう心がけています。
以下は一定の目安です。下記の条件を満たしていない場合でも、個々の学校の現状に
対応し、しっかりとした舞台設営が可能です。
公演に当たっての
会 場 条 件
・公演規模 (
~ 800 人)
・舞台の設置場所 ( ステージ ・ フロア )
・舞台に必要な広さ:横 14m 以上 × 奥行9m以上
・電源容量(主幹ブレーカー容量):
150A(容量に満たない場合は、劇団が発電機を用意します)
・暗幕の要否:使用(暗幕がない場合は、劇団の遮光幕を使用します)
・トラックの横付けの要否:舞台設営に支障はありません
・バスケットゴールの設置状況:舞台設営に支障はありません
・その他:特にありません
体育館に設営された
『星の王子さま』の舞台
会場設営の所要
時間(タイムスケ
ジュール)
舞台設営は公演前日に行います。会場条件によって舞台設営の所要時間は異なりま
すが、目安として以下のようなスケジュールで公演を行っています。
公演前日 放課後:舞台設営 約4時間
公演当日 午前:児童・生徒・先生との参加のためのリハーサル 約1時間
バックステージ・ツアー、オペレート体験、出演者との交流など
公演当日 午後:本番 約2時間(途中休憩 10 分)/撤去 約2時間
舞台裏見学やオペレート体験などの公演当日のプログラムは、子供たちにとってより有
意義な、思い出深い経験となるとよう先生方と話し合い、つくっていきます。
公演実施可能時期
平成 28 年 11 月6日(日) ~ 平成 28 年 12 月 23 日(金)
平成27年度 文化芸術による子供育成事業 ― 巡回公演事業 ―
ミュージカル 作 ❖ サン=テグジュペリ
構成 ・ 演出 ❖ 浅野佳成
Saint-Expéry
訳 ❖ 内藤濯(岩波書店刊)
― 大切なことは目には見えない
「文化芸術による子供の育成事業
―巡回公演事業―」
小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による巡回公演
を行い、優れた舞台芸術を鑑賞する機会を提供することにより、
子供たちの発想力やコミュニケーション能力の育成を図り、将
来の芸術家の育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげること
を目的とした事業です。
公演の実施に当たっては、事前に公演に関するワークショップ
を行い、児童・生徒を実演に参加させるとともに、実演指導ま
たは鑑賞指導を行います。
文化庁
Design by Andra Badulesco / Direction by KAZE workshop
Le Petit PrinceTM Succession Antoine de Saint-Exupéry 2006 Licensed by ㈱ Le Petit PrinceTM 星の王子さま TM
作:サン=テグジュペリ
Antoine de Saint-Expéry 訳:内藤濯(岩波書店刊)
構成 ・ 演出:浅野佳成 音楽:八幡茂 演出助手:江原早哉香/西垣耕造
舞台美術:松井るみ 照明:坂野貢也 音響:渡辺雄亮
衣裳:出川淳子 振付:郡司行雄
舞台監督:辻幸男 企画・製作:佐藤春江
❖出
演
王子:白根有子
飛行士:緒方一則
キツネ:工藤順子
花:渋谷愛
ヘビ:田中賢一
星の住人たち:白石圭司/栗山友彦
バオバブ:車宗洸 ほか
い
もきれ
て
っ
はと
砂漠
なぜ?
に
どこか
それは
泉
るから
てい
し
く
か
❖ あらすじ
砂漠に不時着した飛行士は、そこで一人の少年に出会います。それ
は、遠い星からやってきたという「小さな王子さま」。一緒に旅を続け
るなかで、飛行士は王子さまが「自分の星にあるたったひとつの花 」
“日本のすべての子どもたちへ”
『星の王子さま』の上演活動に共感したサン=テグジュペリの遺族から
日本の観客に届けられたメッセージ
と別れ、さまざまな星を旅してやっと地球にたどり着いたことを知りま
日本の小さな子どもたちよ、あなたがたの勇気は、
す。
この星ぜんたいにとってのお手本です。
自分の星を飛び出し、旅をつづける王子さまは、成長していくととも
太陽がまた輝やきだすという希望を失わないでください。
に、星に残してきた花が自分にとってかけがえのない存在であること
あなたがたは、わたしたちからはあまりに遠く離れている
に気がつきます。そして砂漠で出会ったキツネの“大切なことは目に
は見えない。心で見なければ”という言葉をきっかけに、一輪の花の
ために自分の星へ帰ることを決心します。
別れのとき、王子さまが飛行士にプレゼントしたのは「笑い声」。
“悲しいことなんて、いつまでも続きやしないよ”
。それは、大人の
社会で生きていく中で飛行士が忘れかけていた温かさを思い出させて
くれるものでした。
ので、この目であなたがたを見ることはできません。
でも心の目で見ることができるのです。そして言わせてください。
星の王子さまはあなたがたとともにいて、あなたがたを助けてくれます。
彼は世界のすべての子どもたちの友だちです。
彼はあなたがたの友だちなのです。
― 心からの友情を込めて
フランソワ・ダゲイ François d'Agey
(サン= テグジュペリ財団理事長 Succession Antoine de Saint Exupéry)
❖ 作者サン=テグジュペリと『星の王子さま』
『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリは1900年にフランスで生
現在も世界中で読み継がれているこの物語は、美しく、はかなく、
まれました。小さな頃から「空を飛ぶこと」に憧れを抱き続け、21歳の
そしてどこか寂しいイメージを残しています。あとから生まれてくるすべ
とき“ 空の開拓士 ”と呼ばれていた郵便飛行士になり、以後、死ぬま
ての人々に、“ 物事の奥深くにある真実を心で見てほしい” “生きること
で空を飛び続けました。飛行士としての仕事と同時に執筆活動を行
を見つめ直してほしい”というサン=テグジュペリの暖かくも切実な
い、
「南方郵便記」
「夜間飛行」などの作品も執筆しています。
メッセージは、いまもなお私たちの心に強く響いてくるのです。
第二次世界大戦の勃発により、1940 年に彼は亡命を余儀なくされ
ます。当時、ドイツの占領下にあった祖国フランスに親しい人たちを残
し、自分の無力感と、異国での孤独を感じながら、彼は亡命中の1943
年に『星の王子さま』を執筆します。この作品は、フランスで地下活動
を続けていた親友レオン・ウェルトに捧げられています。
「その人はい
ま、フランスで寒い思いや、ひもじい思いをしている人だから……」。
“いま、なぜ演劇なのか、今の時代、この社会において演劇の為すべきこ
とは何であるか”
という問いとともに1987年創立。1999年に専属の拠点
劇場「レパートリーシアター KAZE 」を建設し、ベルトルト・ブレヒトや現代
モノは豊かになり、人々は便利な暮らしが出来るようになった。しかし
作家マテイ・ヴィスニユックなどの新作・レパートリー作品を上演。国際交
目の前では戦争によって、人と人とが争い、たくさんの人々が危険にさ
流を通じた現代劇の上演にも意欲的に取り組んでいる。現代社会に対す
らされている。人間にとって “ 本当に大切なものはいったい何なの
かー” “ 本当の豊かさとはー”、そのような思いのなかで『星の王
子さま』は描かれました。そして『星の王子さま』執筆の翌年、1944 年
にフランス上空へ偵察飛行に出かけたサン=テグジュペリは消息を絶
ち、二度と帰ってくることはありませんでした。
る問題提起を試みると同時に、そこで生まれた質の高い作品で、創立から
全国の青少年
(中学生・高校生)
を対象とした巡回公演を行い、教育現場と
共に現代を見つめながら、時代と演劇を模索する新しい実践のための試
みを繰り返しています。
〒164-0003 東京都中野区東中野 1-2-4
Tel.03-3363-3261[代] Fax.03-3363-2265
E-mail:[email protected] URL:http://www.kaze-net.org/
A区分と B 区分の両方
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
実 施 団 体 名
)
ごうどうがいしゃ おおくらりゅうきょうげんやまもとじむしょ
合同会社 大蔵流狂言山本事務所
代 表 者 職 ・氏 名 代表社員 石井倬巳
ふ
り
が
な
公 演 団 体 名
おおくらりゅうきょうげん やまもとかい
大蔵流狂言 山本会
代 表 者 職 ・氏 名 大蔵流狂言山本家当主 山本東次郎
所
在
地 〒166-0012
東京都杉並区和田 1-55-9 (東京メトロ丸ノ内線 中野富士見町駅)
(最寄り駅・バス停)
電 話 番
号
実 施 団 体
設 立 年 月
実施団体組織
事務体制の担当
03-3381-2280
2006 年
経理処理等の
監査担当の有無
03-3384-6970
6月
役 職 員
業務執行社員(代表社員)石井倬巳
業務執行社員 山本東次郎
専任
F A X 番 号
・
有
○
団体構成員及び加入条件等
他の業務と兼任
・
無
実施団体沿革
大蔵流狂言山本会の演者が所属する法人として 2006 年に設立。山本東次郎(重要無形
文化財各個認定(人間国宝)、山本則俊(重要無形文化財総合指定)を中心に活動。
学校等における
先代山本東次郎の頃から、日本全国の小・中・高校を巡回。年間約 50~60 本の学校公演
公 演 実 績 を熟す。
特別支援学校に 1999 年 佐賀県立盲学校、2001 年 宮崎県立赤江養護学校(現:赤江まつばら支援学校)
おける公演実績 2008 年 鳥取養護白兎養護学校・鳥取工業高校合同鑑賞教室
A区分と B 区分の両方
公 演 ・ ワークショップの内 容
対
【公演団体名
小学生( 低学年 ・
象
中学年 ・○
高学年
○
)
・
№2
大蔵流狂言山本会 】
中学生
○
【鑑 賞】
演
目
原 作 /作 曲
脚
本
演 出 /振 付
狂言 「柿 山 伏」
狂言 「附 子」
(岩波書店「日本古典文学大系 43 狂言集 下」所収)
(岩波書店「日本古典文学大系 42 狂言集 上」所収)
小舞一番
【お 話】
「狂言の心と日本の文化」
公演時間( 90 分)
「柿山伏」あらすじ
修行を終えて遠路故郷に帰る山伏は、空腹のあまり途中にある柿の木に登って
実を食べます。それを見つけ腹を立てた柿の木の持ち主は、山伏を散々にから
かい、ついには山伏が柿の木から飛び降りるはめになります。脚を痛めた山伏、
こちらも怒って逆襲にでます。
演 目 概 要
「附子」あらすじ
貴重品の砂糖に近づかせぬため、「附子」という毒だと偽って出掛けた主人。
留守番の太郎冠者・次郎冠者はそれを怪しみ、決死の覚悟で「附子」に近づき、
その正体を見破ります。すっかり食べつくしてしまった二人は帰宅した主人にと
んでもない言い訳を言うのです。
「狂言の心と日本の文化」
狂言を通して日本古来の「物の考え方」を解説します。
「附子」は絵本にもなっている、狂言の中でも最もポピュラーな曲です。
「柿山伏」は、平成 17 年度より光村図書の小学校国語教科書(6年生用)に
当主山本東次郎の解説と狂言台本(写真入)が掲載されています。
演 目 選 択 理 由 また、平成 30 年度まで継続して掲載されることが決定しています。
児 童 ・生 徒 の共 鑑賞とお話が終わった後、演者指導の下、事前に行ったワークショップで覚えた狂言小謡
演 , 参 加 又 は を生徒全員で謡い、それに合わせて演者が舞います。
体 験 の形 態
出
演
山本東次郎(重要無形文化財各個認定(人間国宝))
山本則俊(重要無形文化財総合指定保持者)
山本泰太郎(重要無形文化財総合指定保持者)
者
山本則孝(重要無形文化財総合指定保持者)
山本則重・山本則秀・山本凜太郎・若松隆
公演出演予定者数
出 演 者: 6~7 名
ス タ ッ フ: 1 名
合
計: 7~8 名
機 材 等
運搬方法
積載量
車 長
台 数
t
m
台
A区分とB区の両方
№3
【公演団体名 大蔵流狂言 山本会
】
・狂言について、簡単なお話をします。
ワ ー ク シ ョ ッ プ ・狂言の基本動作を体験します。
実 施 形 態 ・狂言の発声を体験します。
・共演する際に謡う狂言小謡を稽古します。
・狂言の稽古をすることによって、礼節が身につきます。
ワ ー ク シ ョ ッ プ ・大きな声を出したり動作を学んだりすることによって、表現力が身につきます。
実施形態の意図 ・美しい日本語、言葉の大切さ、言葉を正確に伝えることの大切さを理解して頂けます。
・本公演で演者が行う動作や発声をワークショップで体験して頂く事で、公演自体に興味
が持て、更に深く狂言を理解して頂けます。
特別支援学校で 狂言の演目自体に変更はありませんが、解説等ゆっくり話すようにしています。
の実施における ワークショップも開催校の先生方と緻密な打合せの上、子供達に合った形で進めます。
工夫点
過去にも実施経験があるので、臨機応変に対応できます。
・公演規模 (
6 ~
・舞台の設置場所 (
7人)
ステージ
○
・ フロア )
公演に当たっての ・舞台に必要な広さ 横 8m 以上 奥行 4m 以上
A 特になし
会 場 条 件 ・電源容量(主幹ブレーカー容量)
・暗幕の要否 否
・トラックの横付けの要否 否
・バスケットゴールの設置状況 特になし
・その他 舞台下手袖に楽屋を作りますので、下手袖の広さを 6 畳以上確保下さい。
会場設営の所要 公演開始 1 時間前より設営。
時間(タイムスケ
ジュール)
公演実施可能時期
平成 28 年 6 月 27 日 ~ 平成 28 年 7 月 1 日(うち平日 5 日)
平成 28 年 9 月 5 日 ~ 平成 28 年 9 月 9 日(うち平日 5 日)
平成 28 年 11 月 28 日 ~ 平成 28 年 12 月 2 日(うち平日 5 日)
山本東次郎とうじろう
昭和十二年生
狂言方大蔵流・山本束次郎家四世。
三世束次郎の長男。山本会を主宰。
昭和三十九年芸術祭奨励賞受賞。
平成四年度芸術選奨文部大臣賞受賞。
平成六年度第十六回観隠寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
平成十年紫綬褒章受章。
平成十三年エクソンモービル音楽賞︵邦楽部門︶受賞。
重要無形文化財総合指定。
東京都杉並区在住。
著書
﹃狂言のすすめ≡玉川大学出版部昭和五十三年︶
﹃狂言山本東次郎﹂︵共著︶︵新人物往来社平成五年︶
﹃狂言のことだま≡玉川大学出版部平成十四年︶
山本則直のりただ
昭和十四年生
狂言方大蔵流二二世束次郎の次男。
昭和三十九年芸術祭奨励賞受賞。
昭利五十一年度芸術選奨新人賞受貨。
重要無形文化財鎗合指定。
埼玉県狭山市在住。
山本則俊のりとし
昭和十七年生
狂言方大蔵流二二世東次郎の三男。
昭和三十九年芸術祭奨励食受賞。
平成二年度芸術選奨新人賞受賞。
亜要無形文化財総合指定。
東京都町田市在住。
〒16位0012東京都杉並区和田1−55−9
●全国各地の学校や公共ホールでの公演活動を行っていまもお気掛こお問合せください。
山本泰太郎やすたろう
昭利四十六年生
山本別直の長男。
父および東次郎に師事。
山本則孝のりたか
昭和四十八年生
山本則直の次男。
父および束次郎に師事。
山本則垂のりしげ
昭和五十二年生
山本則俊の長男。
父および束次郎に師事。
山本則秀のりひで
昭和五十四年生
山本則俊の次男。
父および束次郎に師事。
Te103−3381−2208FaxO3−3384−6970/Tel・FaxO42・735,8788
写吾ハ撮影/神田佳明二二上文規 デザイン/イエローバッグ
大蔵流狂言 山本会
狂言のデザイン
狂言とは
狂言と能を合わせて能楽といいます。能の主人公は、有名な物語や伝説に出てくる人物、
神、精霊などで、主人公の喜び、苦しみ、悲しみを、舞を中心に美しく表現します。いっほう
って、猿やトンビの真似をさせるのですが・・・
常生活の出来事のうちにある、人間関係の楽しさ、悲しさ、患かさなどを、笑いや風刺に包
子猿(こざる) 武悪(ぷあく) 乙(おと)
●柿山伏(かきやまぶし)修行を積んで
故郷へ帰る途中の山伏。空腹に耐えかね、
柿の木に上って柿を食べ始めました。そ
こへ現れた柿の木の持主。山伏をからか
狂言は、田舎の大名や使用人、農民、僧や山伏、盲人など、名もない普通の人が主人公で、日
があります。
狂言のルーツは、奈良時代に中国から伝わった﹁散楽﹂、稲の豊作を願う祭で演じられた﹁田
狂言の面(おもで)
動物、鬼、神仏、精霊、老人、不器量な女性などに用い、ユーモラスな衷情に特徴
んで表現しています。
る舞が中心になってい
酒壷と扇
楽﹂までさかのぼることができます。散楽は物まね、軽業、奇術など、また田楽は田の神を祈
の先行する芸能を合
ます。狂言はこれら
ような上品なおもし
わせ、能とマッチする
ろさを求めたもので、
しみじみとした歌舞
アのあるセリフ劇とい
劇の能に対し、ユーモ
麻の地に大胆な模様が染められ、役柄や季節によって使い分けます。
うことができます。
狂言といえば太郎冠者、その太郎冠者が必ず身に付けるのが肩衣(かたぎぬ)。
●附子(ぶす)主人は太郎冠者と次郎冠者に猛毒の附子(じつは砂糖)を預
けて出かけました。けれどもどうしても見てみか、二人。附子のほうから風が吹か
見所(けんしょ。客席のこと)
ないように扇で仰ぎながら、近寄って見てみようとするのですが…
狂言を見て(子供の感想文)
■狂言は、人を笑いたくさせるものだとわかりました。また、人間の声があんなにき
れいなんだとはじめて知りました。笑ったり泣いたりする場面は、ふつうの声とはち
がうのに、心から笑ったり泣いたりしているようでした。(小5)
●日本の伝統芸能に誇りを感じることができた。昔の芸能が今もまだ続いていると
いうことはすごいことだ。狂言はおもしろおかい、だけでなく、忘れていた何か大切な
ことを思い出させてくれるような気がする。(高3)
A区分と B 区分の両方
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
)
いっぱんしゃだんほうじんきょうとのうがくはやしかたどうめいかい
実 施 団 体 名 一般社団法人京都能楽囃子方同明会
代表者職・氏名 理事長 前川光長
ふ
り
が
な
いっぱんしゃだんほうじんきょうとのうがくはやしかたどうめいかい
公 演 団 体 名 一般社団法人京都能楽囃子方同明会
代 表 者 職 ・氏 名 理事長 前川光長
所
在
地 〒616-8372 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺広道町10-10 前川方
(最寄り駅・バス停)
(JR 嵯峨嵐山駅)
電 話 番 号
075-863-5120
実 施 団 体
設 立 年 月
事務体制の担当
経理処理等の
監査担当の有無
075-863-5120
1918 年 12 月
役
実施団体組織
F A X 番 号
理事長
理事
理事
理事
理事
監事
専任
職
員
前川光長
西村保美
曽和尚靖
増井保彦
井上敬介
武重方軌
・
有
団体構成員及び加入条件等
正会員 京都を主な活動地域とする玄人能楽囃子方 28 名
準会員 正会員の未成年後継者・内弟子
1名
他の業務と兼任
・
無
大正 7 年、在京都の能楽囃子方が集まり「同盟会」を立ち上げました。戦中戦後の混乱期に一時自
実施団体沿革
然解散しましたが、昭和 30 年「同和会」として再出発しました。以後、毎年1回囃子方ならではの
公演に取り組み、昭和 61 年に、名称を「同明会」に改めました。平成 15 年より 8 年間、能楽囃子
の音楽性にスポットを当てた、「囃子堂」公演にも取り組み、「同明会能」とあわせて毎年2回の
公演を行ってきました。平成 24 年 10 月に一般社団法人京都能楽囃子方同明会として法人を設立。
25 年度よりワークショップを中心とした学校公演や、子ども達だけで実演する、こども能楽囃子教
室など次世代に能楽の魅力を伝える活動を展開しています。
学校等における
25 年度 京都インターナショナルスクール「能楽囃子講座」、 京都市立御所南小学校「能楽囃子講座」、
公 演 実 績 大阪府立刀根山支援学校「能楽囃子講座」、京都芸術センター「京都こども能楽囃子教室」
26 年度 「京都こども能楽囃子教室」、「大津こども能楽囃子教室」、京都市立御所南小学校「能楽囃子
講座」、京都府立精華中学校「囃子堂」
27 年度 「京都こども能楽囃子教室」、「大津こども能楽囃子教室」、京都市立御所南小学校「能楽、囃子
講座」、光華中学校「囃子堂」
特別支援学校に 25 年度 大阪府立刀根山支援学校
おける公演実績
26 年度 三重県立特別支援学校北勢きらら学園、県立奈良西養護学校
27 年度 青森県立若葉養護学校
A区分と B 区分の両方
公 演 ・ ワークショップの内 容
対
演
象
目
原作/作曲
脚
本
演出/振付
№2
【公演団体名 一般社団法人京都能楽囃子方同明会】
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・高学年 )
・
中 学 生
「囃子堂」~この国のクラシックを聴く~
1.始まりの挨拶と能楽の歴史の紹介 5分
2.早笛 2分
3.各楽器解説 15分
4.カケ声で表現してみよう 10分
5.能楽囃子の表現法 大ベシ 流シ 15分
休憩 10分
6.児童生徒との共演 三番三 15分
7.養老水波之伝 3分
8.獅子 8分
9.終わりの挨拶と質問コーナー 7分
公演時間( 約90分)
能楽の音楽性にスポットを当てた、音楽(楽器)のみでの公演「囃子堂」です。
1.始まりの挨拶と能楽の歴史の紹介 …居住まいを正し、きちんと挨拶をしたあと、能楽の
概要や歴史をわかりやすく説明します。
2.早笛…龍神や鬼が登場する際に演奏される軽快で、ハイテンポな登場の音楽です。
3.各楽器解説…各楽器の説明をして、能囃子の音楽としての魅力を解説します。
演 目 概 要 4.カケ声で表現してみよう…能楽囃子の特徴であるカケ声を体験して頂きます。カケ声の
かけ方でどんな感じに聞こえるのか、間の取り方がどんな風に変わるのかを体験します。
5.大ベシ…早笛と同じ旋律・リズムパターンですが、テンポが極端にゆっくりで、力強く超
高速での移動を表現します。早笛と比較することで能楽囃子の表現法を学びます。
休憩中に希望者は小鼓と大鼓を体験できます。(ふれあいタイム)
6.三番三…翁に付随する狂言の舞曲です。大変めでたい曲で、同じリズムを繰り返し演
奏します。児童・生徒と共演することで会場全体が一体となる楽しい演奏としたいと思いま
す。
7.養老水波之伝…男神の舞曲です。大変緩急の激しいテクニカルな曲で、リズムの変化
に富んだ楽曲です。
8.獅子…文殊菩薩の霊獣獅子の舞曲です。静と動・間合のやりとり・気迫が充実した曲
で、これぞ能楽囃子の真髄と言えます。
9.終わりの挨拶と質問コーナー…様々な疑問にお答えします。最後に始まりと同じく、居
住まいを正して、きちんと挨拶をします。
能楽は、演劇・舞踊・音楽・文学・美術など様々な要素が入った、総合芸術です。この公演
は能楽の音楽である、囃子にスポットを当て、独自の音楽性を紹介します。
内容は、大人が聞いても十分に満足のいく芸術性の高い曲ばかりで、退屈しないようテン
演 目 選 択 理 由 ポの速く軽快な「早笛」、ゆったりと重厚な「大ベシ」、気迫が充実した「獅子」などを織り交
ぜ、能楽囃子の魅力をわかりやすく伝えられるように選曲しました。
児童生徒との共演曲「三番三」は同じリズムの繰り返しなので児童生徒でも演奏しやすい
ことから選びました。
「養老水波之伝」は、演奏者同士がカケ声や間合・呼吸によってコミュニケーションをとりな
がら演奏をすることを、わかりやすく伝えられるように選びました。
この公演は、特に能楽囃子の魅力が感じられる演目ばかりです。ともすれば難解と言われ
る能楽でも、音楽である囃子ならば理解と言うものを必要とせず、純粋に見て聞いて面白い
と感じて頂けます。
能楽囃子は、わずか 4 人で 30 人のオーケストラに匹敵するといわれます。その力の源は「気
迫」にあります。「気迫」とは、見える物ではなく、聞こえる物でもなく、感じるものです。この、
目には見えない、耳には聞こえない「何か」を感じとることで、現代日本人が忘れてしまった
五感以外の感覚を呼び覚まし、子ども達の感性を育みたいと思います。
能楽の「魅力」「迫力」を存分に伝え、西洋の「ド・レ・ミ」(絶対の音楽)とは全く違う、日本独
自の能楽(相対の音楽)の素晴らしさが伝わる公演にしたいと思います。
児童生徒共演のコーナーでは、児童生徒達は、ワークショップで体験した「三番三」の小
児 童 ・生 徒 の共 鼓を打ちます。事前に選抜した1組5名の児童生徒が、実際に楽器を持ち、小鼓を打ちま
演 , 参 加 又 は す。この時、出演能楽師の笛、大鼓が加わります。選ばれなかった児童生徒達も、エア小
体 験 の 形 態 鼓(手拍子)で参加し、全員でカケ声をかけて、会場全体での共演となります。
カケ声で表現してみようでは、能楽囃子の基本である、カケ声を全員で体験します。
休憩中に、希望者は小鼓と大鼓の体験ができます。直にふれあうことで、児童生徒達と能
楽師の距離を縮めたいと思います。
(太字は重要無形文化財総合指定保持者)
笛
森田保美 (重要無形文化財総合指定保持者)
小鼓 林吉兵衛 (重要無形文化財総合指定保持者)
出
演
者 大鼓 石井保彦 (重要無形文化財総合指定保持者)
太鼓 井上敬介 (重要無形文化財総合指定保持者)
案内人 井林久登 (重要無形文化財総合指定保持者)
計5名
公演出演予定者数
出 演 者: 5名
ス タ ッ フ: 1名
合
計: 6名
機 材 等
運搬方法
普通車
車 長 4.8m
台 数
1台
A区分とB区の両方
№3
ワークショップ
実 施 形 態
ワークショップ
実施形態の意図
【公演団体名 一般社団法人京都能楽囃子方同明会】
公演当日に共演する「三番三」の小鼓を指導します。
能楽という日頃見ることのない芸術を親しみやすく伝えるため、それぞれの専門家である、
小鼓方・笛方・大鼓方(全員能楽師)の計3名でワークショップをします。なぜカケ声を掛け
るのか、正座をして演奏するのか、そして何が必要なのかを解説します。カケ声をかけるの
を恥ずかしがる子達が多いと思われますので、まずは声を出す練習に力を置きます。
1. 始まりの挨拶 居住まいを正し、きちんと挨拶します。
2. 能楽囃子ってなあに 5分
能楽囃子の構成や特徴をわかりやすく説明します。
3. 小鼓ってどんな楽器? 3分
小鼓の打楽器でありながら、一つの楽器で音色を変えられる、世界的に見ても類い希
な構造や演奏法を紹介します。
4. 大鼓ってどんな楽器? 3分
大鼓は小鼓とよく似ていますが、性質は全く正反対です。特徴と演奏法を紹介しま
す。
5. 能楽囃子を聞いてみよう。 4分
「安宅瀧流」を実演します
6. カケ声を掛けよう。 10分
みんなでカケ声を掛けてみよう。どうしてカケ声を掛けるのか、掛けないとどうなるのか
を解説します。
7. 小鼓と大鼓を体験しよう。 25分
なるべくたくさんの児童生徒達に実際に、楽器に触れていただきます。
休 憩 10分
8. 能楽囃子を聞いてみよう。 5分
公演当日に共演する「三番三」を実演します。
10.小鼓を打ってみよう。 20分
公演当日に、共演する「三番三」の小鼓を指導します。
11.質問感想コーナー 5分
不思議に思ったこと、興味を持ったことなど、何でも聞いて下さい。
12.終わりの挨拶
(約90分)
ワークショップ終了後、“MY 小鼓”を作って練習してもらいます。作り方のプリントをお渡し
します。
能楽は日常の稽古が大切です。公演当日まで繰り返し練習できるようにお稽古用 DVD を
お渡しします。
西洋式の生活スタイルになった現代において、能楽は、日常から縁遠い芸術かも知れま
せん。このワークショップは、和気あいあいと、子ども達とふれあいながら、能楽囃子の基
本を紹介します。子ども達には、能楽とは特別・特殊なものではなく、身近なものだと感じ
てもらいたいと思います。そして、日本の伝統的なカケ声・間を知り、世界に誇る能楽の特
徴を理解して、「腰を入れ、肚を据えて、気を込める。」ことを体験することにより、日本人が
元来持っている、芯の強さを身に付けて欲しいと思います。
能楽は礼に始まり、礼に終わります。挨拶は、コミュケーションの第一歩です。姿勢を正し、
心を添えて挨拶することで、相手への尊敬を表します。互いに尊敬し合うことで、自他の存
在を認め、心を開き近づくことができると知って欲しいと思います。
学校側と緊密に連絡を取り、事情に応じて、できるだけ可能な範囲でのワークショップを行
特別支援学校で い、公演につなげます。
の実施における 具体的には、解説を省き、カケ声体験。手拍子での囃子体験に重点を置く。楽器での共
工夫点
演が難しいときは、カケ声での共演にするなど、臨機応変に様々な形で、児童生徒達の心
に残る、肌で感じる、公演・ワークショップにします。
・公演規模 (
50~ 500 人)
・舞台の設置場所 ( ステージ ・ フロア )
・舞台に必要な広さ 横 14.4m 奥行 8.1m 以上
・電源容量(主幹ブレーカー容量)
A 不要。 既存施設を使用します。
公演に当たっての ・暗幕の要否 不要
会 場 条 件 ・トラックの横付けの要否 否
・バスケットゴールの設置状況 問題ありません
・その他
当日11:20~11:30
会場設営の所要
11:30~12:00
時間(タイムスケ
13:00~13:15
ジュール)
13:15~13:30
13:30~15:00
15:20~15:45
公演実施可能時期
緋毛氈設置
出演者リハーサル
共演の児童生徒リハーサル
児童生徒入場
公演
撤収
所要時間
所要時間
所要時間
所要時間
所要時間
所要時間
10分
30分
15分
15分
90分
25分
平成28年 6月 6日 ~ 平成28年 7月 8日(うち平日25日)
平成28年 8月29日 ~ 平成28年12月18日(うち平日75日)
平成26年度
囃子堂
へい せい ねん ど
文化芸術による子供の育成事業 −巡回公演事業−
ぶん か げい じゅつ こ ども いく せい じ ぎょう じゅん かい こう えん じ ぎょう
どう
いっ ぱん しゃ だん ほう じん
一般社団法人
きょう と のう がく はや し かた どう めい かい
京都能楽囃子方同明会
︿月次風俗図﹀東京国立博物館蔵
講談社刊﹃アート・ジャパネスク﹄
より
くに き
∼この国のクラシックを聴く∼
はや し 〈能楽公演〉
のう がく こう えん
ぶん か げい じゅつ こ ども いく せい じ ぎょう じゅん かい こう えん じ ぎょう
「文化芸術による子供の育成事業 −巡回公演事業−」
しょう がっ こう ちゅう がっ こう とう いち りゅう ぶん か げい じゅつ だん たい じゅん かい こう えん おこな すぐ ぶ たい げい じゅつ かん しょう き
小学校・中学校等において一流の文化芸術団体による巡回公演を行い、優れた舞台芸術を鑑賞する機
かい てい きょう こ ども はっ そう りょく のう りょく いく せい はか しょう らい げい じゅつ か 会を提供することにより、子供たちの発想力やコミュニケーション能力の育成を図り、将来の芸術家の
いく せい こく みん げい じゅつ かん しょう のう りょく こう じょう もく てき じ ぎょう こう えん じっ し あ じ
育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的とした事業です。公演の実施に当たっては、事
ぜん こう えん かん おこな じ どう せい と じつ えん さん か じつ えん し どう また かん しょう
前に公演に関するワークショップを行い、児童・生徒を実演に参加させるとともに、実演指導又は鑑賞
し どう おこな
指導を行います。
ぶん か ちょう
はや ふえ
オープニング「早笛」
はじ あい さつ のう がく れき し しょうかい
始まりの挨拶と能楽の歴史の紹介
かく がっ き かい せつ
のう がく つか がっ き しょう かい
各楽器解説
能楽に使う楽器を紹介します。
ごえ ひょうげん
ごえ ひょう げん
かけ声で表現してみよう
カケ声でいろんなことを表現してみましょう。
のう がく ばや し ひょうげん ほう おお なが
プログラム
能楽囃子の表現法「大ベシ」
「流シ」
きゅう けい
(約90分)
えん そう し かた かん か
演奏の仕方で感じが変わるよ。
きょう み ひと かく がっ き たい けん
∼ 休 憩 ∼
やく ぷん
のう がく ばや し
能楽囃子ってどんなもの?
興味のある人は各楽器を体験できるよ。
きょうえん さん ば そう
れん しゅう さん ば そう う
みんなと共演「三番三」
ワークショップで練習した
「三番三」
を打ちましょう。
よう ろう すい は の でん
はや はや へん か
養老水波之伝
速い・ゆったり・速い。
リズムがすごく変化するよ。
し し
どう せい き はく のう がく ばや し しん ずい
獅 子
動と静。気迫。能楽囃子の真髄です。
お あい さつ しつ もん
終わりの挨拶と質問コーナー
いっ ぱん しゃ だん ほう じん きょう と のう がく はや
し かた どう めい かい
【一般社団法人 京都能楽囃子方同明会】
きょう と かつ どう ちゅうしん のう がく し はや し かた だん たい はや し かた のう がく こう えん どう めい かい のう
プロフィール
京都を活動の中心とする能楽師囃子方の団体です。囃子方ならではの能楽公演「同明会能」
のう がく はや し おん がく せい あ はや し どう こう えん ちゅう しん がっ こう こう
や能楽囃子の音楽性にスポットを当てた「囃子堂」公演。ワークショップを中心とした学校公
えん こ たち じつ えん のう がく はや し きょう しつ じ せ だい のう がく み りょく つた かつ どう
演、子ども達だけで実演する、こども能楽囃子教室など次世代に能楽の魅力を伝える活動を
てん かい たいしょう ねん そう りつ
展開しています。大正7年の創立です。 http://noh-doumeikai.com
ふえ
さ こう やす ひろ
左鴻泰弘① 森田保美② 杉信太 朗③
小 鼓
吉阪一郎① 林吉兵衛② 曽和尚靖③
大 鼓
谷口正壽① ③ 河村 大②
太 鼓
井上敬介① 前川光範② ③ こ つづみ
しゅつ えん
出 演
すぎ しん た ろう
もり た やす よし
笛
おお つづみ
たい こ
し かい
かい せつ
司会 解 説
実施日程
はやし きち べ い
きち さか いち ろう
たに ぐち まさ とし
かわ むら まさる
いの うえ けい すけ
まえ かわ みつ のり
い ばやし ひさ と
たに ぐち まさ とし
そ わ なお やす
いし い やす ひこ
井林久登① 谷口正壽② 石井保彦③
実施校名
① 2014年12月 1日
(月) 大阪市立大桐小学校
地元主催者
大阪市教育委員会
2014年12月 2日
(火)大阪市立中泉尾小学校
大阪市教育委員会
2014年12月 3日
(水)大阪市立生魂小学校
大阪市教育委員会
2014年12月 5日
(金)堺市立熊野小学校
堺市教育委員会
② 2015年 1月26日
(月)三重県立特別支援学校 北勢きらら学園 三重県教育委員会
2015年 1月27日
(火)奈良県立奈良西養護学校
奈良県教育委員会
2015年 1月28日
(水)大東市立三箇小学校
大阪府教育委員会、大東市教育委員会
2015年 1月29日
(木)大阪市立長吉南小学校
大阪市教育委員会
2015年 1月30日
(金)八尾市立久宝寺中学校
大阪府教育委員会、八尾市教育委員会
③ 2015年 2月 2日
(月) 松原市立松原南小学校
大阪府教育委員会、松原市教育委員会
2015年 2月 3日
(火) 海南市立下津第二中学校
和歌山県教育委員会、海南市教育委員会
2015年 2月 4日
(水) 紀美野町立美里中学校
和歌山県教育委員会、紀美野町教育委員会
2015年 2月 5日
(木) 田辺市立中辺路中学校
和歌山県教育委員会、田辺市教育委員会
し
がつ にち こく さい おん がく ひ
∼ 知ってますか? 10月1日は「国際音楽の日」です ∼
ねん よう せい せつ りつ こく さい おん がく ひょう ぎ かい かい ぎ よく ねん ねん まい とし がつ にち
1977年にユネスコの要請で設立された国際音楽評議会という会議で、翌年の1978年から毎年10月1日を、
せ かい ひと びと おん がく つう たが なか よ こう りゅう ふか こく さい おん がく ひ
世界の人々が音楽を通じてお互いに仲良くなり交流を深めていくために「国際音楽の日」とすることとしました。
A区分と B 区分の両方
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
実 施 団 体 名
)
コウエキザイダンホウジンニホンセイショウネンブンカセンター
公益財団法人日本青少年文化センター
代 表 者 職 ・氏 名 理事長 衛藤征士郎
ふ
り
が
な
公 演 団 体 名
オーケストラアジア ジャパン
代 表 者 職 ・氏 名 委員長 田村民雄
地 〒101-0064
(最寄り駅・バス停)
東京都千代田区猿楽町2-1-8
所
在
電 話 番 号 03-3295-6141
F A X 番 号
03-3295-6146
実 施 団 体
公益法人の場合は,その主務官庁 主務官庁名 内閣府
昭和26年 4月
設 立 年 月
役 職 員
団体構成員及び加入条件等
実 施 団 体 組 織 理事長:衛藤征士郎
評議員:明石散人 飯島志欣 岩城晴貞 小野康憲
専務理事:田村民雄
小池雅代 小林一喜 佐藤公輝 土門康男
理事:秋岡榮子 泉 邦夫
堀本武功
倉垣光孝 田原博史
長谷川澄雄 眞理ヨシコ
安田敬一
監事:小西彦衛 宮本昭太
事務体制の担当
経理処理等の
監査担当の有無
専任
・
有
他の業務と兼任
・
無
1951(S26)青少年のための芸術文化の創造・普及を目的に創立。/1960(S30)「久留島武
彦文化賞」を制定。/1963(S38)「第1回こども芸術祭」を開催。/1965(S40)財団法人の設
立。/1970(S45)「青少年劇場」の公演回数が創立以来1万回、鑑賞者数1千万人を突
破。/1975(S50)“アジアを歌と踊りで結ぶ母と子の集い”をテーマに「第1回アジア青少年
文化まつり」を開催。/1977(S52)小規模校を一流の芸術家が巡演する「青少年劇場小公
演」を開始。/1978(S53)巖谷小波文芸賞を制定。/1983(S58)北京放送局所属の「中国
少年児童放送合唱団」を招聘し日本公演を開催。/1986(S61)韓国ソウルから「宣明会児
童合唱団」を招聘し日本公演を開催。「京劇青少年劇場」スタート。/1988(S63)韓国ソウ
ルビジョンとの共同企画「韓中日“笛の饗宴”」をソウル・大邱・釜山で開催。/1993(H5)日
本・中国・韓国の伝統楽器群で編成する史上初の管絃楽団「オーケストラ アジア」の事務
実施団体沿革
局を財団内に置き制作業務を開始。/1996(H8)文化庁芸術祭主催公演「アジア・アート・
フェスティバル」に「オーケストラ アジア」が出演。/2001(H13)学習指導要領改訂に伴い
教育現場で実施される邦楽教育に対応し、「オーケストラアジア ジャパン」による新プログ
ラム「日本のしらべ」を企画・制作。/2005(H17)愛知博覧会の政府出展事業として「日中
韓 オ ー ケ ス ト ラ ア ジア コ ン サ ー ト 」 を 開 催 。 / 2011(H23) 創 立 6 0 周 年 を 迎 え る 。 /
2012(H24)東日本大震災の被災地復興を祈念して、「和楽器と歌う童謡・唱歌“家中で歌う
よくばり音楽会”」を眞理ヨシコ、オーケストラアジア ジャパンなどの出演で開催。/
2013(H25)内閣府より公益財団法人への移行が認定され、4月1日より「公益財団法人日
本青少年文化センター」として新たに活動をスタートする。
学 校 等 における 当財団の公演実績:1951年(昭和26年)創立以来のこれまでの公演実績は38,000回を
公 演 実 績 超え、鑑賞した児童・生徒数は2,000万人を突破しています。
公演団体の公演実績:2001年(平成14年)から教育現場でスタートした邦楽教育に対応し
て、当財団が企画制作した邦楽教育プログラムの開催実績は下記の通りです。
青少年劇場巡回公演「日本のしらべ」 376回
*他に、「和楽器体験ワークショップ」を東京都内および神奈川県、栃木県などの小中学
校を中心に42回実施。
特別支援学校に 静岡県立西部特別支援学校、静岡県立沼津視覚特別支援学校、鳥取県立白兎養護学
おける公演実績 校、山口県立防府総合支援学校、山口県立豊浦総合支援学校、長崎県立島原特別支援
学校、長崎県立虹の原特別支援学校、長崎県立桜が丘特別支援学校、長崎県立大村特
別支援学校、長崎県立希望ヶ丘高等特別支援学校、長崎県立ろう学校佐世保分校、長
崎県立盲学校 ほか多数
A区分と B 区分の両方
公 演 ・ ワークショップの内 容
対
演
象
目
原作/作曲
脚
本
演出/振付
№2
【公演団体名 公益財団法人日本青少年文化センター】
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・高学年 )
・
中 学 生
青少年和楽器体験プログラム<伝統音楽の今日的楽しみ>
1. 和楽器による合奏音楽の魅力
「ディベルティメント」より1章 佐藤敏直作曲
2.伝統音楽の様々と和楽器の話
箏曲「六段の調べ」
尺八本曲「鶴の巣籠り」
三味線音楽「勧進帳」
琵琶楽「崩れ」
3. 児童・生徒との共演
「さくら さくら」 川崎絵都夫編曲
4. 世代と世界をつなぐ日本のメロディー
三宅一徳編曲
5. 現代邦楽の名曲から
「子供のための組曲」より1章、3章、5章 長澤勝俊作曲
*小学校低学年の参加が多い場合や特別支援学校で実施の場合は、子供の発達段階
(適時性)に応じたプログラムを組みます。
公演時間(75 分)
1. 「ディベルティメント」は現代邦楽の黎明期を代表する作品です。和楽器の持つ魅力
がふんだんに盛り込まれたメロディアスで美しい旋律が、子供たちを和楽器の世界へ誘
います。
2.伝統音楽からの選曲は、三味線、琵琶、尺八、箏それぞれの和楽器のための音楽とし
て伝承されてきた主要曲を、独奏部分を変更することなく新しい合奏曲として創作され
演 目 概 要
たものです。伝統の精神はそのままに、より聴き易い邦楽曲として評価されています。
今回は、小中学生に興味をもって楽しく鑑賞してもらえるように楽器紹介を交えながら
演奏します。
3.共演曲「さくら さくら」は、事前のワークショップで指導練習した児童・生徒を中心に合
同演奏を行いますが、ワークショップに参加しなかった児童・生徒もリコーダー等での
当日参加が可能です。(開催校と事前相談。)
4.ジブリを中心に子供たちが日頃親しんでいる曲を聴いてもらうことで、ピアノやオーケス
トラとは違う、和楽器の特徴をより感じてもらえます。アニメは海外でも広く認知されてい
る日本文化のひとつです。世代を超えて、また世界中で愛されている曲、特に和楽器の
音色の美しさや日本情緒を感じられる楽曲で構成します。
5.「子供のための組曲」は、1964年に発表されてから今日まで、現代邦楽のシンボル的
作品として愛好され続けている名曲で、生き生きとした子供の世界が描かれています。
わが国固有の芸術文化である邦楽も、とかく地味で暗いイメージをもって敬遠されがち
ですが、多種の和楽器による合奏形式での上演によって、色彩豊かで生き生きとした音
楽として楽しむことができます。1964年頃から始まった、所謂、現代邦楽合奏形式は、伝
演 目 選 択 理 由 統音楽の発展的継承の今日的表現形式として定着してきました。児童・生徒のこれから
の伝統音楽の鑑賞や体験機会を醸成する起点として、古典から現代に至る邦楽史の中
で輝く名曲を和楽器オーケストラの多彩な音色で上演することによって、現代の音楽環境
の中でも違和感のない新鮮な感動を青少年に与えることができます。
事前の和楽器体験ワークショップで練習した実習曲「さくら さくら」で児童・生徒たちと共
児 童 ・生 徒 の共 演します。共演する楽器は、箏、三味線を中心にしますが、リコーダーなど児童・生徒たち
演 , 参 加 又 は が音楽授業の中で習得した楽器による参加も可能です。
体 験 の形 態
出
演
演奏=オーケストラアジア ジャパン(15名)
〔笛・尺八〕米谷和修、素川欣也、石田雄士、大友竹邦、川俣夜山 〔三味線〕工藤哲子
〔琵琶〕榎本百香 〔箏〕滝田美智子、福永真由美、重成礼子、多田彩子 〔十七絃〕大泉
者
一美、服部惠美子 〔打楽器〕西川啓光、佐藤秀嗣
指揮=稲田 康
公演出演予定者数
出 演 者:
ス タ ッ フ:
合
計:
17名
3名
20名
機 材 等
運搬方法
積載量
車 長
台 数
12t
4.8m
1台
A区分とB区の両方
№3
【公演団体名 公益財団法人日本青少年文化センター】
本公演に共演する児童・生徒のワークショップは次のように進行します。
① ワークショップ実施前に、実習曲「さくら さくら」の楽譜を担当先生に送付します。
ワ ー ク シ ョ ッ プ ② ワークショップでは、最初に模範演奏を聴いてもらった後に楽器解説などを含めたレク
実 施 形 態
チャーを行います。
③ 「箏」、「三味線」いずれかを実習・体験します。
④ ワークショップ実施後も、開催校と連絡を取りながら本公演の共演に向けてサポートを
行います。
当財団では、平成14年度の学習指導要領改訂に対応して、小中学生を対象に「和楽器
体験ワークショップ」を10年以上継続してきた実績があります。初めて和楽器に触れる児
ワ ー ク シ ョ ッ プ 童・生徒でも短時間で習得できるように指導します。実習後にはプロの演奏家と一緒に合
実施形態の意図 奏し、成果を公表するところまで辿り着くことが出来るよう実施します。
箏と三味線は当方で手配します。
今までの経験から判断しますと、内容的には通常のプログラムを変更しなくとも開催でき
特別支援学校で ると思いますが、授業や手話、字幕の準備に役立ててもらうよう事前に司会進行台本をお
の実施における 送りするようにいたします。また、所要時間の調整、演奏内容の変更などについても開催
工夫点
校と相談して決めていきます。
・公演規模 (
~ 1000 人)
・舞台の設置場所 ( ステージ ・ フロア )
公演に当たっての ・舞台に必要な広さ 間口9m以上、奥行き4m以上
会 場 条 件 ・電源容量(主幹ブレーカー容量)
通常の容量で可能です。
・暗幕の要否 必要なし。
・トラックの横付けの要否 搬入搬出車両の駐車スペースの確保。
・バスケットゴールの設置状況 特に希望無し。
・その他 舞台衣装に着替えるための男女別控室が必要です。
9:30~10:30 楽器搬入・会場設営
会場設営の所要 10:30~12:30 リハーサル(児童・生徒との共演リハ含む)
時間(タイムスケ 14:00~15:30 本公演
ジュール)
15:30~16:30 撤去・退出
公演実施可能時期
平成28年10月11日 ~ 平成28年11月2日(うち平日17日)
青少年和楽器体験プログラム<伝統音楽の今日的楽しみ>
オーケストラアジア ジャパン
プログラムは日本の伝統音楽や民謡、わらべ唄、現代邦楽曲の鑑賞だけで
なく、和楽器の紹介や体験コーナー、児童・生徒との合同演奏など、邦楽
を身体中で体験できる内容です。次代を担う子供たちに、日本人が昔から
大切にしてきた「色彩豊かな味わいのある音色」を楽しんでもらいます。
【子供たちの感想文・先生のアンケートから】
尺八をひくときにくびをふりますね。ぼくが
あんなにくびをふるとくびがいたくなります。
だからしゃく八をふくときはくびは いたくなりま
【予定プログラム】
せんか?すごいですね。(宮崎県小学2年生)
1.和楽器による合奏音楽の魅力
「ディベルティメント」より1章
「和楽器」というのを私は 初めて見ました。
佐藤敏直作曲
私がひいてみたいなと思ったのはしゃみせんと
2.伝統音楽の様々と和楽器の話
箏曲「六段の調べ」
おことです。きれいな音色で心がやさしい気
尺八本曲「鶴の巣籠り」
持になったからです。(長崎県小学4年生)
日本の楽器はかっこいい。和楽器のプロに
三味線音楽「勧進帳」
なりたいと思った。(福島県小学5年生)
琵琶楽「崩れ」
邦楽は低学年にとっては難しくないだろうか
3.児童・生徒との共演
と少々思っていましたが、その心配をよそに 、
「さくら さくら」 川崎絵都夫 編曲
4.世代をつなぐわらべ唄・民謡~日本のしらべ~
三宅一徳 編曲
子どもたちは1時間半近 くの演奏を充分楽しむ
「あんたがたどこさ」「おちゃらかほい」「海」
ことができたと思います。生の演奏に親しむこ
「富士山」「この 道」「茶摘み」「証誠寺の狸囃子」
とは、子どもたちの心を育てることに大いにつ
「よさこいソーラン節」
ながると感じた時でした。(秋田県小学校教師)
5.現代邦楽の 名曲から
「子供のための組曲」より
日本独特の伝統と個性をもって和楽器の演
1章・5章 長沢勝俊 作曲
奏は心の安らぎを感じとることができました。
聴くだけでなく、体験もあり、とても工夫され
【出演】オーケストラアジア ジャパン
1993年に誕生した日中韓3か国の伝統楽器群による史上初の管絃楽団「オーケストラ ア
ジア」の日本メンバーで編成された 邦楽アンサンブル。オーケストラアジアの活動と並行
して国内外で精力的に演奏活動を展開、その芸術性は 各界より高い評価を得る。邦楽
や雅楽で使われる和楽器 を網羅した特色のある楽団として、邦楽教育のための普及公
演やワークショップの開催などにも力を注ぐ。
編成=15名(笛1、尺八4、三味線1、琵琶1、箏4、十七絃2、打楽器2)
指揮=稲田康
たプログラムだと思いました。生の演奏に触れ、
実際に体験する貴重な機会になりました。(静
岡県中学校教師 )
伝統楽器の音楽を楽しく鑑賞することができ
ました。プロの方々の技も素晴らしく、耳で楽
しみ、目で驚き、体全体で素敵な雰囲気にひ
かれた一時でした。(富山県中学校教師)
がっ き
プログラム
げ ん だい ほ う が く きょく
楽器紹介
琵琶(びわ)
めい きょく
現代邦楽曲の名曲から
ねん
しょう
しょう
こん にち
はっ ぴょう
げん だい ほう がく
1964年に発表されてから今日まで、現代邦楽のシン
「子供のための組曲」
より1章・
5章
く み きょく
こ ども
しょう か い
てき さく ひん
なが さ わ かつ とし さっ きょく
長澤勝俊 作曲
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あい こう
つづ
めい きょく
い
い
ボル的作品として愛好され続けている名曲で、生き生
こ ども
せ かい
えが
に ほん
び わ
三味線(しゃみせん)
むろ まち まっ き
せい き ごろ
つた
日本に琵琶が伝えられたのは7・8世紀頃と
が がく
がっき
べつ
なんぽう
きゅうしゅう
なが
に ほん
さま ざ ま
わ がっ き
も
はなし
す ご も
じん
しゃく は ち ほん きょく
ちょう
しゃ み せ ん お ん が く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三味線音楽
「勧進帳」
ろ く だ ん
がいけいてき
ひ
ま
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・尺八本曲
「鶴の巣籠り」
かん
ばち
しら
そう きょく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・箏曲
「六段の調べ」
くず
び
わ
ふる
つた
び わ
しゃ み せん
しゃく はち
くび
古くから伝わってきた三味線、琵琶、尺八、箏それぞれ
わ がっ き
ほう がく
き
がっ そう
の和楽器のための邦楽をもとに、
より聞きやすい合奏
きょく
そう さく
あたら
さく ひん
がっ き
はなし
いま
こと
なか
とく
はっ てん
に ほん
ほう がく
しゃ み せ ん
ちゅうしん
どく
さい しょ
おな
び わ
び わ
ちゅうごく
さく
て
しゃ み せ ん
ばち
つか
琵琶と同じような撥が使われるようになったそ
が曲がっていることなどが今の中国の琵琶と
こと
さ こく せい
したのが琵琶法師であったために、三味線も
トを持ち、扇形の撥で弾くこと、外形的には頸
伝統音楽の様々と和楽器の話
つる
おうぎがた
ご
び わ ほう し
琵琶が完成していきました。4∼5の絃とフレッ
で ん とう お ん が く
い
特な発展をとげました。
ちなみに最初に手に
げん
かんせい
へん
策の中で、
日本の邦楽は三味線を中心に独
のもあり、
このふたつの流れの中から日本の
び わ
さんしん
りゅうきゅう
化したものだとされています。以後の鎖国政
つた
なか
つた
か
ゆ にゅう
いわれ、雅楽の楽器として輸入されたもので
す。
これとは別に南方から九州に伝わったも
きとした子供の世界が描かれています。
さかい
室町末期に堺に伝えられた琉球の三線が変
うです。
び わ
しょうそう いん
異なるところです。
ちなみに正倉院の琵琶は
くび
ご げん
五絃で、
頸はまっすぐです。
まじ
曲として新しく創作された作品を、
楽器の話を交えなが
尺八(しゃくはち)
箏(こと)
え ん そう
ら演奏します。
しゃくはち
つうじょう
なが
いっしゃく はっすん
尺八とは、通常の長さが一尺八寸あるところ
がく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・琵琶楽
「崩れ」
な づ
げん ざい
しゃくはち
から名付けられたものです。
現在のような尺八
せい き ごろ
かんせい
ふ け しゅう
ぜんしゅう
は17世紀頃に完成し、普化宗という禅宗の
に ほん
こと
じゅうさんげん
つか
れき し
び わ
おな
が がく
いっ ぱ
がっ き
きょう え ん
「さくらさくら」
ねん
せい か
じ ぜん
はっ ぴょう
事前ワークショップの成果を発表します。
ワークショップ
さん か
が くね ん
うた
さ ん か
に参加していない学年もリコーダー、
歌などで参加でき
へん きょく
川崎絵都夫 編曲
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いっ しょ
わ がっ き
え ん そう
ひび
たい かん
ます。
一緒に演奏して、
和楽器の響きを体感しましょう。
う
に じゅうげん こと
がっ き
つか
じゅうらい
おんいき
げんだいてき
おんかい
たいおう
げん
い ご
「オーケストラ アジア」では主に7つのものを
つか
てい
使っています。
れたものです。
できて2年後には21絃に増やされ、以後そのまま定
ちゃく
ちゅうごく
かく ち
こと
げん
ゆびあな
おも
かいりょう
ふ
めい じ
かいりょう
の箏の音域はそのままに現代的な音階にも対応するように改良さ
ねん ご
ふ
つう5つですが、7つに改良されたものもあり、
は1969年に生まれた二十絃箏を使っていますが、
この楽器は従来
こと
みんかん
及したのは明治になってからです。指穴はふ
の楽器として伝えられたことから始まります。
「オーケストラアジア」で
オーケストラ アジア ジャパンと共演しよう!
か わ さき え つ お
きゅう
はじ
つた
ぶつ ぐ
一派の仏具とされていましたので、民間に普
日本でふつう使われている十三絃の箏の歴史は、
琵琶と同じく雅楽
しゅ
着しています。
ちなみに中国をはじめアジア各地の箏は21絃が主
りゅう
流をしめています。
せ だ い
うみ
「あんたがたどこさ」
「おちゃらかほい」
「海」
に ほ ん
「日本のしらべ」
ふ
み や け か ず のり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
篠笛(しのぶえ)
十七絃箏(じゅうしちげんこと)
う た み ん よう
世代をつなぐわらべ唄・民謡
へん きょく
三宅一徳 編曲
じ さん
みち
ちゃ
つ
しょう じょ じ
たぬき ばやし
「富士山」
「この道」
「茶摘み」
「証誠寺の狸囃子」
ぶし
「よさこいソーラン節」
みや ぎ みち お
ねん
こう あん
ていおんよう
げん
こと
ほう がっ き
まつり ばやし
1921年に宮城道雄が考案した低音用の17絃の箏で、邦楽器によ
がっ そう かつ どう
せ か い
かがや
ほ う が く がっ そう
み
世界に輝く邦楽合奏の魅力
し き
「四季−ダンスコンセルタントⅠ」
おど
はる
やく わり
さか
は
てき
る合奏活動を盛んにする役割を果たしました。
りょく
み ず めぐ
踊る春∼水巡る∼エピローグ
み き みのる
せ か い てき
さっ きょく
さっ きょく か
み
き みのる
ねん
さっ きょく
がっ そう く み きょく
に ほん
うつく
し き
おど
はる
した合奏組曲です。
日本の美しい四季を<踊る春>
みず め ぐ
三木 稔 作曲
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きょく
この曲は世界的な作曲家・三木稔が1973年に作曲
あき
かぜ
はな
だい
しゅん か しゅう
<水巡る><秋そして><風の花>と題して、
春夏秋
とう
あざ
えが
だ
めい きょく
なか
こん か い
おど
冬を鮮やかに描き出した名曲の中から、今回は<踊
はる
むす
みず め ぐ
え ん そう
る春><水巡る>とエピローグ(結び)を演奏します。
はな
じょ じょう て き
ほ う が く がっ そう
み りょく
ひょう げん
華やかで叙情的な邦楽合奏の魅力を表現している
ほ ん もの
げいじゅつ
かん しょう
本物の芸術を鑑賞してください。
た いこ
こん か い
だいひょう
たけ
かわ
し
せつ
もくしょう
しゃ
き
すず
ど びょう し
き ごろ
にほん
つた
やすし
しゃくはち
めい
み せん
めい
び
わ
めい
めい
じゅうしち げん
めい
箏…………4名 十七絃……2名
かね
ど ら
たぐい
たぐい
ちゅうごく
せい
その他、
合わせシンバルのような銅拍子の類もインドや中国から8世
紀頃の日本に伝えられています。
いな だ
めい
こと
たけ
ら(簓)
などがあります。
金属のものには、
鈴や鉦、
銅羅の類があります。
ほか あ
へん せい
三味線……1名 琵琶………1名
は、
木魚や木鉦があり、
竹のものには、
ささ
きん ぞく
き
ふえ
チベット系という説があります。
木のものに
もく ぎょ
か
笛…………1名 尺八………4名
ちゅうごくけい こう しゃ
類があり、前者は中国系、後者はインド・
けい
じょ じょう
た い こ るい つづみ
は
ぜん しゃ
よう き
指揮……稲田 康
きん ぞく
あります。
皮を張ったものには、
太鼓類と鼓
るい
おんいき
は
たものと、
木や竹のものと、
金属のものとが
かわ
よこ ぶえ
【今回の編成】
打楽器には太鼓に代表される皮を張っ
き
いっぱんてき
しの たけ
そな
ピッコロ的な音域で、
陽気さと叙情を兼ね備えています。
打楽器(だがっき)
だ がっ き
つか
祭囃子などにも使われる一般的な横笛で、
篠竹でできています。
だ がっ き
めい
打楽器……2名
A区分のみ
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
実 施 団 体 名
代 表 者 職 ・氏 名
ふ
り
が
な
とくていひえいりかつどうほうじん
)
にほんおんがくしゅうだん
特定非営利活動法人 日本音楽集団
代表理事 尾﨑 太一
とくていひえいりかつどうほうじん
にほんおんがくしゅうだん
公 演 団 体 名
特定非営利活動法人 日本音楽集団
代 表 者 職 ・氏 名 代表理事 尾﨑 太一
所
在
地 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚3丁目17番 1 号 滝沢ビルB1F
(最寄り駅・バス停)
(京王線笹塚駅より 徒歩 8 分)
電 話 番 号
03-3378-4741
F A X 番 号
03-3376-2033
実 施 団 体
1964 年4月
設 立 年 月
役 職 員
団体構成員及び加入条件等
実施団体組織
事務体制の担当
経理処理等の
監査担当の有無
実施団体沿革
学校等における
公 演 実 績
代表-尾﨑太一、副代表-米澤浩
運営委員長-元永拓、
運営委員-穂積大志・久本桂子・桜井智
永・久保田晶子・原郷隆・山崎千鶴子
事務局-中山美穗子
監事-田村拓男・三田村典昭
専任
・
有
団体構成員/正会員60名、協力会員53名、
賛助会員 法人4、個人23人 (以上、計 136 名、4法人)
主な構成員/指揮:田村拓男、稲田康、尺八:宮田耕八朗、三
橋貴風、箏:宮越圭子、琵琶:田原順子、打楽器:尾﨑太一
加入条件/本団の趣旨に賛同し、プロとしての音楽活動を行う
事。または、本団の趣旨に賛同し協力・支援する事。
他の業務と兼任
・
無
1964 年に、演奏家と作曲家の 14 名で設立され,同年 11 月に第 1 回定期演奏会を開催。 年 3 回の定期の他、全
国各地の鑑賞団体や文化施設、あるいは小・中・高校での音楽鑑賞会、CD、放送、映画、演劇の音楽担当などの演奏
活動を行う。1981 年には、ライプチッヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラ命名 200 年記念委嘱作品「急の曲」(三木稔作曲)を音楽監
督クルト・マズア氏指揮により初演。海外音楽祭にも多数参加しているが、99 年には邦楽アンサンブルとしては初めて
「プラハの春」にも招かれた。2008 年ブラジル移住 100 周年記念事業「ブラジル日本移民百周年記念音楽祭」、2009
年カナダ公演、2010 年には、ユーラシア音楽祭を含むロシア、モンゴル公演を行った。
平成10年度以前(任意団体)/723公演以上(但し、昭和57年以前の創立から13年間のデータは不明)
平成11年度以降(NPO 法人)/320公演以上 (「ごんぎつね」公演35公演を含む)
特別支援学校に 平成26年度文化庁巡回公演事業において豊橋特別支援学校
おける公演実績 平成27年度文化庁巡回公演事業において滋賀県・大阪市において2校実施予定
A区分のみ
№2
公 演 ・ ワークショップの内 容
【公演団体名 特定非営利活動法人 日本音楽集団】
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・高学年 )
・
中 学 生
対
象
※附記/公演での鑑賞対象学年は全学年。共演とWSの対象学年は4~6年生。
演
目
原 作 /作 曲
脚
本
演出/振付
演 目 概 要
演目選択理由
児 童 ・生 徒 の共
演 ,参 加 又 は
体 験 の形 態
出
演
者
公演出演予定者数
(1)『宮崎駿アニメ・メドレー』(秋岸寛久編曲)
(2)~(6)『日本の楽器たち』(古典作品)
/六段の調、鹿の遠音、春の海、那須の与一、幕間三重・獅子狂い五段
(7)『子供のための組曲』(篠田大介作曲)
~休憩~
(8)『ごんぎつね』~語りと合唱と邦楽器で作る音楽朗読劇~【児童生徒代表と共演】
(作:新美南吉、音楽:川崎絵都夫、作詞:佐藤万里)
公演時間(90~100 分)
(別紙①公演曲目について)
第1部では、色々な日本の楽器について司会者(協力俳優)と演奏者とのお話し
で紹介しながらそれぞれの古典作品と現代の合奏曲を聴いて頂きます。
第 2 部では、児童生徒代表の皆さんと 『ごんぎつね』~語りと合唱と邦楽器で作る音楽
朗読劇~で共演します。
『ごんぎつね』~語りと合唱と邦楽器で作る音楽朗読劇~は、NHK 東京児童合唱団を
ゲストに迎えて 2013 年第 210 回定期演奏会においても再演されている作品で、教科書
に掲載されている原文のままで7種類の日本の楽器と共演できる作品です。
国語の授業で「ごんぎつね」を学習した中・高学年の児童生徒の中から、学校側で代表
の学年を選出して頂き、日本音楽集団の演奏者と共演して頂きます。
(別紙①公演曲目について)
小学校では4年生が国語の授業で新美南吉の「ごんぎつね」を学習しますが、この身近
な物語をメイン・プログラムにおいた公演を鑑賞することで、日本の楽器をより身近に感じ
てもらうように意図・構成しています。
又、児童生徒の皆さんの身近な物語で児童生徒の代表と演奏者が一緒に音楽劇を作
り上げる《共演体験》を持つこと、本公演での発表を通じて児童生徒の代表が演奏者と《達
成感を共有》すること、そして児童生徒代表と日本音楽集団との共演を全校で鑑賞するこ
とにより、児童生徒の皆さん全員で《間接的体験》を共有することも意図しています。
上記の演目内容は、公演を通じて古典から現代までの作品を鑑賞することで邦楽
への理解をより深める知識獲得型の要素はもちろんのこと、共演する児童生徒代表
がワークショップにおいて《自らが体験した日本の楽器と共演》する体験や、日本
音楽集団の演奏者と協力して作品を作り上げること等、
《参加型体験要素》を盛り込
むことを強く意図して構成しています。
児童生徒代表(4年生以上の学年)が、『ごんぎつね』の《ごんの歌》で日本音楽集団と
共演します。
「音楽朗読劇を作り上げる過程」を、児童生徒代表の皆さんと日本音楽集団の演奏者
が共有し、「協働の場」を児童生徒代表と演奏者とが一緒に持つことを意図しています。
そして本公演において、児童生徒代表と演奏者が協働した成果を全校児童生徒に発
表し、協働・協調によって作り上げられた「音楽朗読劇」を観賞体験してもらいます。
児童生徒代表の共演形態は学校側の要望により色々ありますので、その基本パターン
を別紙にて添付しました。
(別紙②共演とWSについて)
笛/竹井誠・新保有生・遠藤悠紀・あかる潤、尺八/米澤浩・元永拓・原郷隆・大賀悠司・
田野村聡、三味線/杵家七三・山崎千鶴子・穂積大志・簑田弘大、琵琶/久保田晶子・
藤高理恵子、箏(こと)/熊沢栄利子・山田明美・桜井智永、十七絃/城ヶ崎美保・久本桂
子・丸岡映美・岡山亮子、打楽器/多田恵子・盧慶順・島村聖香・山内利一、他
7名7種(笛・尺八・三味線・琵琶・箏・十七絃・打楽器)の日本音楽集団団員
語り手/飛山真利子・竹井沙紀、以上協力俳優
(7名7種の奏者と語り手1名、計8名を派遣)
積載量/ 1.25t
出 演 者: 8名
機 材 等
車 長/ 4.69m
ス タ ッ フ: 1名
運搬方法
台 数/
1台
合
計:
9名
A区分のみ
ワークショップ
実 施 形 態
ワークショップ
実施形態の意図
特別支援学校で
の実施における
工夫点
公演に当たっての
会 場 条 件
会場設営の所要
時間(タイムスケ
ジュール)
公演実施可能時期
№3
【公演団体名 特定非営利活動法人 日本音楽集団】
事前に「合唱練習用CDR」を開催校の先生にお送りし、合唱の事前練習【※必須】を行
って頂きます。併せて、箏体験プログラム『さくらリレー』の紹介 DVD も事前資料とし
て学校に送り、ご担当の先生にワークショップで実施される箏体験の内容を極力具体的に
理解して頂いた上で、ワークショップ当日に臨んで頂くようにします。
資料を発送した後、公演の1ヶ月程度前に日本音楽集団の団員5名(尺八・三味
線・二十絃箏・十七絃箏・打楽器の奏者)と協力俳優が開催校におもむき、実際に
楽器の伴奏で『ごんの歌』の練習を行う他、体験用のお箏を持ち込んで共演する児
童生徒代表の皆さんに箏体験プログラム『さくらリレー』を体験して頂きます。
派遣人数:7名(運搬スタッフも含む)
(別紙②共演とWSについて)
日本音楽集団の演奏者と共演することによって「邦楽器をより身近に感じる場」を持つこ
とはもちろんですが、《音楽作品を演奏家と一緒に作り上げる経験》を持つことで、演奏家
と協働体験を共有することも目的にしています。
又ワークショップにおいて実施する箏体験プログラム『さくらリレー』は、単純に
お箏を弾いて見ると言うプログラムではありません。2人1組になったペア同士が
協力して「さくら」を演奏し、かつクラス全体でリレーして行く内容で、ペア同士
だけでなくクラス全体が協力してはじめて「さくら」が演奏できるプログラムです。
『さくらリレー』は、皆で協力して演奏する協力体験をも盛り込んだ「参加型体
験学習」として実施しています。
平成26年度文化庁巡回公演事業における愛知県の1校、平成27年度文化庁巡回公演
事業における滋賀県・大阪市の2校での実施経験を活かし、「どのような形でワークショッ
プや本公演を実施(児童生徒の参加方法)するのが望ましいか?」等々を、各校毎にご相
談の上決めさせて頂きます
・公演規模 (500人程度まで)/この数字には教職員・保護者・地域住民を含みません。
・舞台の設置場所 ( ステージ ・ フロア )
・舞台に必要な広さ( 間口 8M×奥行き 3M )/楽器用のスペースです。
※会場設営の見本図を添付しました。(別紙④を参照)
・電源容量(主幹ブレーカー容量)
A (不要)
・暗幕の要否 (不要)
・トラックの横付けの要否 (必要)/ワンボックスカーが横付けできることが必須です。
・バスケットゴールの設置状況 / 特に影響はありません。
・その他
※1-体育館の音響設備を使用します。(別紙④を参照)
※2-WSの会場となる教室・体育館で電子黒板かテレビモニターを使用します。併せ
て、100V の電源が必要です。(別紙③を参照)
本公演当日/
09:30頃【2時間目】スタッフ・演奏者学校入り、楽器搬入・準備開始
10:40頃~12:15頃【3・4時間目】
音楽リハーサル、及び、児童生徒代表との合唱リハーサル
(給食交流:希望校のみ)
13:30頃~15:05頃【5・6時間目】本公演
平成28年 6月 1日 ~ 平成28年 7月15日(うち平日33日)
平成28年 8月22日 ~ 平成28年11月 4日(うち平日51日)
平成28年11月21日 ~ 平成28年12月16日(うち平日19日)
πttrtИ ″″グCaπ ″ r
2・
日
本音
団
PRO MUSICA NIPP10NIA
第210回 定期演奏会
The 210th Regular Concert
1、[
新美 南 吉 生 誕百 年記念 ]
ご ん ぎ つね ヽ
︵
新 美 南 吉 原 作 ・佐 藤 万 里 作 詞 ヽ
川 崎 絵 都 夫 作 曲 ¨1998年 、2011年 改 訂 ︶
語 り ¨飛 山 真 利 子
童 入品恒団
合 唱 ¨NHK東上示嘱一
︽ヱ止 供 の た め の 組 = 回 ︵
長 澤 勝 俊 作 曲 ¨1964年 ︶よ り ︾
∼ 童 声 合 唱 と 邦 楽 器 のた め の
︵
信 長 貴 富 作 曲 ¨2005年 ︶
指 揮 ¨苫 米 地 英 一
合 唱 ¨NHK東 京 児 童 合 唱 団
2、日 本 の音 た ち ︱伝統楽器紹介のための
3、ひ か り のう た げ
The Allessage for Children
︵
福 嶋 頼 秀 作 曲 ¨委 嘱 初 演 ︶
指 揮 ¨稲 田 康
5、スーパー歌舞伎 ﹁
ヤマトタケル﹂より
ヤ マト タケ ル組 曲
︵
長 澤 勝 俊 作 曲 ¨1986年 ︶
指 揮 ¨田村 拓 男
4、
八声 のコンチエルテイーノ
子 ど もた ち へ Cメ ッセ ー ジ
午 後 61寺 開 演
30分 開 場 )
(5日 寺
ール
生
ホ
命
第海一
トリトンスクエア 内
(晴
)
(都 営大江 戸線「 勝どき」駅
A2a出 口よ 徒歩 8分 )
■主催 :特 定非営利活動法人日本音楽集団
NPO法 人トリトン
・アーツ・ネットワーク/第 一生命ホール
'′
■助成 :平 成25年 度文化芸術振興費補助金 (ト ップレベルの舞台芸術創造事業)
:受
信
1輛 誉
葦計椰黒金
中学生以下入場 無料
●事前 に入場チケットをお申し込み下さい。
小学生以下のお子さまは、
保護者の方 ご同伴 (有 料 )で の
ご来場をお願 いいたしま丸
■ヤングシート:2,000円 (全 席自由)25歳 以下の方への割安料金で丸 前日午前中までに日本音楽集団事務所へご連絡く
ださい。
■チケツト予約 :日 本音楽集団TEL 03 3378‐ 4741 FAX 03-3376‐ 2033E― mail o“ ce@promuJca orjp
・アーツ・ネットワーク
・チケットデスクTEL 03‐ 3532‐ 5702(平 日11:00∼ 18:00)
トリトン
http://www triton― arts net
日本 音 楽 隼 団
wvvw prOmulCa olp
A区分と B 区分の両方
№1
平成28年度「文化芸術による子供の育成事業」出演希望調書
種
目(いずれかに○をつけて下さい。)
【音
楽】
【演
劇】
【舞
踊】
【伝統芸能】
合唱,オーケストラ等,音楽劇
児童劇,演劇,ミュージカル
バレエ,現代舞踊
歌舞伎・能楽,人形浄瑠璃,邦楽,邦舞,演芸
申請する区分に,○を付してください。
A区分のみ ・ A区分とB区分の両方
複数申請の有無(該当する方に○を付してください。)
あ り
・
な し
複数の企画が採択された場合の実施体制(該当する選択肢のいずれかに○を付してください。)
(1) 公演の実施時期が重複しても,複数の企画を実施可能
(2) 公演の実施時期が重複しなければ,複数の企画を実施可能
(3) 提案したいずれか1企画のみ実施可能
(4) その他(
芸術文化団体の概要
ふ
り
が
な
実 施 団 体 名
)
わんぱくきかくゆうげんがいしゃ
わんぱく企画有限会社
代 表 者 職 ・氏 名 代表取締役社長 橋本絵美
ふ
り
が
な
公 演 団 体 名
わんぱくよせ
わんぱく寄席(小学校の場合)・学校寄席(中学校の場合)
代 表 者 職 ・氏 名 代表取締役社長 橋本絵美
所
在
地
(最寄り駅・バス停)
電 話 番 号
実 施 団 体
設 立 年 月
〒249-0005
神奈川県逗子市桜山 7-12-9 メゾン・ド・グリシーヌ 102
045-324-5885
平成
役
号
050-3730-5022
4 年5 月
職
員
実 施 団 体 組 織 代表取締役 橋本絵美
中村俊男
事務体制の担当
専任
経理処理等の
監査担当の有無
有
実施団体沿革
F A X 番
団体構成員及び加入条件等
舞台スタッフ
制作スタッフ
昭和 43 年 7 月静岡県河津の中学校で本邦初の「学校寄席」を開始。
(構成メンバーは桂小南、入船亭扇橋、桂南喬、二代目林家正楽、森トシ)
頭の柔らかいこどもの時期から伝統芸能に触れることで 20 年、30 年先の観客を
つくること、また文化の継承を目的として、全国の中学・高校生を対象に、落語の
芸術鑑賞教室を始める。
昭和 50 年 小学生対象に「わんぱく寄席」で小学校でも上演を展開。
各地域の教育委員会合同芸術鑑賞教室、子ども劇場、おやこ劇場。上演学校
数も 1 万校を超える。
平成 4 年、わんぱく企画有限会社設立。
平成17年厚労省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
平成25年厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財
平成25年厚労省特別部門児童福祉文化賞受賞
全国の小中高で上演を続け、今年で 44 年になります。
当初、落語は「くだらないもの」というイメージがあり、
鑑賞行事として学校上演するまでに苦労を重ねて参りました。
ようやく、学校での公演が認められるようになり、
口コミでひろがるようになりました。
学 校 等 における 全国北海道から沖縄に至るまで多岐にわたる小・中学校年間約 200 校
公 演 実 績 日本児童・青少年演劇劇団協同組合主催
「夏休み児童・青少年演劇フェスティバル」参加
文化庁 平成22年度「本物の舞台芸術体験事業」
平成23年度「子どものための優れた舞台芸術体験事業」
平成25年度「次代を担う子供の文化芸術体験事業」
平成26年度「文化芸術による子供の育成事業」
平成27年度「文化芸術による子供の育成事業」
特別支援学校に 友部特別支援学校
おける公演実績
A区分と B 区分の両方
№2
公 演 ・ ワークショップの内 容
対
演
象
目
原 作 /作 曲
脚
本
演 出 /振 付
【公演団体名 わんぱく企画有限会社 】
小学生( 低学年 ・ 中学年 ・高学年 )
・
中 学 生
落語(寄席)って何だろう 〜落語を楽しむためのおはなし〜
みんなで作る!手づくりミニ「わんぱく寄席」 ~私も僕も 1 日落語家体験~
聞いて頭の中で想像をふくらませる落語と
目で見て楽しい色物(曲芸など)の数々をお楽しみいただきます。
落語の演題(ネタ)は出演者が高座にあがって、その学校の子どもたち
の雰囲気を見て決めます。
公演時間( 100 分)
<舞台情景>―――――――――――――――――――――――――――
演 目 概 要
*入口に、赤く派手な「わんぱく寄席」のノボリを立てて寄席の雰囲気に。
*若手落語家が入り口で一番太鼓を打ち鳴らし
子どもたちを迎え、会場には寄席ばやしが流れ、
始まる前の雰囲気つくりをします。
*寄席の展示が行われて、落語家が使う小道具、
色紙、
洒落たデザインの手拭いなど寄席の小道具が
展示されている。(会場条件により)
*舞台は正面に金屏風、赤い毛氈でくるまれた
高座、 紫の座布団、両袖には寄席囲い、
上からはわんぱく寄席と書いた赤い提灯に灯りが
ともり、寄席のにぎやかで、楽しい雰囲気をお楽しみください。
落語(寄席)って何だろう?
〜落語を楽しむためのおはなし〜
おはなしするのは…
春風亭柳朝(出演者は例です)
落語の簡単な歴史、落語家の修行の話や
寄席の舞台の仕組みなどをおはなしします。
落語をもっと楽しく聞くポイントなどを、
実演を交えて楽しく解説。そのあと、
全員で落語家体験!
みんなで作る!
手づくりミニ「わんぱく寄席」
~私も僕も 1 日落語家体験~
まずはおじぎをしてあいさつ
聞く人にうまくつたわるように
次の人が登場するために
身振りをつけて演じます
めくりをかえします
出囃子にあわせて太鼓と鉦を演奏。賑やかに色を添えます
※児童・生徒の写真は学校の掲載許可をいただいております
着物と羽織姿が様になっています
出演者とプログラム
落語 若手落語家(二つ目)―――柳家わさび(予定)
色物 太神楽曲芸―――――――鏡味仙三(予定)
落語 中堅落語家(真打)――――春風亭柳朝(予定)
仲入り(休憩)
舞台を華やかに彩る
色物 紙切り―――――――――林家正楽(予定)
太神楽曲芸
落語 看板真打――――――― 入船亭扇遊(予定)
おはやし――――――――松本優子(予定)
✳�色物(いろもの)とは東京の寄席では
紙切り、太神楽曲芸、江戸曲独楽、漫才、
物まね、マジック、南京玉すだれなどを言います。
紙とはさみで様々なものを
✳�紙切りでは観客人数が多い場合 OHP など
使用して拡大しますのでご安心ください。
描く紙切り芸 OHP に影を映して
風情があふれます
✳�今まで演じられたネタの一部
寿限無、・子ほめ、時そば、時うどん、動物園、初天神、
牛ほめ、転失気、目黒のさんま、まんじゅう怖い、
長屋の花見、狸札、元犬、道具や、死神、お菊の皿、など
学校寄席の経験豊かな出演者
どんなお話がとびだすか
本物の話芸にふれて、将来の良き話し手、良き文章家に
演目選択理由
はじめて落語を見た子どもたちから、「TVの大喜利が落語だと思った」
「落語はおじいさんが見るものだと思った」という感想を多くいただきます。
私たちが全国の小学校、中学校に「わんぱく寄席・学校寄席」をお届けするきっ
かけになったのも、本物の落語を若い世代に伝え、将来のお客様を作りたいと
思ったからです。
想像力の豊かな子どものうちから、落語の興味あふれる内容を聞くことで、豊か
な情操を養い、やがて良き話し手、良き文章家として将来活躍するきっかけに
なればいいと考えております。
落語の演目は当日の子ども達の雰囲気にあったものを
落語の演目は当日子どもたちの雰囲気を見て決めます。
落語の生命は「落ち」(サゲ)にあります。
あらかじめ、物語のあらすじを知らなくても、
落ちを理解するためには一語一句も聞き漏さないように、
子どもたちは真剣に話に耳を傾けます。
このことにより「聞く力」を養うことができます。
子どもたちは感性が豊かで、わからない言葉がでてきても全体の話しの流れで
理解する柔軟性を持っています。
映像や効果音などない、話し言葉、ただそれだけで、
子どもたちは一人一人違った想像を頭の中に作り出していきます。
学校に健全な笑いを届けます
「わんぱく寄席」「学校寄席」は、子どもたちの生活や学校教育の現場に、
健全な「笑い」を提供します。その「笑い」は、子どもたちの日本語能力を深め、
知的好奇心を刺激するだけではなく、子どもたちの心を解きほぐす力になっています。
児 童 ・生 徒 の共
演 ,参 加 又 は
体 験 の形 態
事前ワークショップ
真打の落語家が子どもたちに、あいさつの仕方から、
「小噺」「太鼓のたたき方」「高座返し」「めくりをめくる」などの
落語家体験を指導します。
前座が修行中に教わる、師匠や周りの人への気配りの大切さなどを
落語家体験を通しておはなしします。
事前ワークショップで練習した成果を
本番の「手づくりミニわんぱく寄席」で披露します。
全員参加
本番当日、落語家の指導で、落語の仕草の代表的なおそばやサツマイ
モ、お饅頭などの食べ方を会場の全員で行います。
(食べたり飲んだりする仕草は落語家の第一歩で大変重要)
「学校寄席」「わんぱく寄席」の出演者は、
初めて落語をみる子どもたちにわかりやすくするための工夫を重ね
師匠から若手へと伝えて40年の間に築き上げた
上演経験のある出演者を主に選定しています。
主として落語協会、落語芸術協会、上方落語協会、太神楽協会、漫才協会、日
本演芸家連合所属の出演者からご出演いただいています。
出
演
者
公演出演予定者数
✳�わんぱく寄席、学校寄席の主な出演者
<落語>入船亭扇遊、瀧川鯉昇、柳家さん喬、春風亭一朝、柳家蝠丸、入船亭扇好、
入船亭扇治、柳家喬之助、春風亭柳朝、林家小染、桂文華ほか
笑福亭呂好、春風亭朝也、柳家わさび、春風亭一左、
入船亭小辰ほか
<色物>【紙切り】林家正楽、林家楽一
【太神楽曲芸】鏡味仙志郎、鏡味初音、鏡味味千代ほか
【奇術】アサダ二世、松旭斎小天正ほか
【江戸曲独楽】やなぎ南玉
【漫才】宮田陽昇
【おはやし】金近こう、太田その、松本優子ほか
出 演 者: 7〜8 名
ス タ ッ フ: 5 名
合
計:
11 名
(出演者の色物が漫才の場合 8 名)
機 材 等
運搬方法
積載量 1 t
車 長
m
台 数 1台
A区分とB区の両方
№3
【公演団体名
ワークショップ
実 施 形 態
わんぱく企画有限会社】
自分たちで作る手づくり寄席
初めてみる寄席の世界を見て、触れて体験します。
小噺、太鼓、前座役などに分かれて落語家体験
体験で出演する児童、生徒は亭号(落語家の名前)を創作
当日めくり台で披露します(めくりのデザインも自分で考えよう!)
出演する児童生徒が足袋を履き、浴衣や羽織で登場。
浴衣も自分で畳んでみましょう!
真打の落語家が中心となって指導します。
まずは、寄席について、実演を交えながら簡単な解説をします。
おじぎの仕方、座布団の返し方など落語のルールなどを
お話しします。
その1
落語の小噺をやってみよう!
(小噺をつくろう)
まずはお辞儀から
まずは、簡単な小噺を実演します。
児童・生徒の練習を見ながら、落語家が目線の使い方、
言葉の間の取り方、人物の演じ分け方などを指導。
聞き手に伝えるにはどのようにしたらいいかなどを
おそばを食べるしぐさ
指導し何度も練習をします。
本番では、練習した小噺または、自分で創作した小噺を披露。
羽織と着物(浴衣)を身につけ、扇子、てぬぐいを持って、
出ばやしとともに登場。小さな噺家さんの誕生です。
その2
手ぬぐいをつかってしぐさ体験!
次の人のために座布団を返す
手拭いをつかって(できれば自分でデザインしたオリジナル)
おそばの食べ方や、おいもの食べ方などを演じます
その3
落語家の修業体験
めくりをめくります
落語の高座返し(座布団)、メクリ返しを、
前座役が浴衣を着て修行を体験してもらいます
その 4
寄席音楽を演奏してみよう!
三味線に合わせて大太鼓、締め太鼓、鉦で演奏します。
本番では、お友達が登場する出囃子に合わせて演奏します。
三味線にあわせて太鼓を
たたきます
前座体験を通して、相手への気配りを学ぶ
ワークショップ
実施形態の意図
落語家の修業を通して、礼儀やあいさつの仕方を学ぶだけでなく、
次に出演する人が気持ちよく登場してもらうためにはどうしたらいいか
という相手への気配りの気持ちを学べます。
日本人の感覚を研ぎすます
手ぬぐい、着物、浴衣、羽織、足袋など、今はなかなか触れることがなくなってし
まった日本の伝統的な「和」に触れていただきます。
落語家の持ち物手ぬぐいの柄には様々な意味があり、その模様にはおめでたい
意味を持つもの、駄洒落を模様にしたものとデザイン的にユーモアで、粋多くあり
ます。
江戸時代からある日本の柄のデザインの面白さ、美しさを知る機会になればと思
います。
また、和服を着る機会が少ない子どもたちに、浴衣のたたみ方や、足袋のはき
方を覚えてもらい、足袋をはくときや、浴衣を着る機会があったときに、自分で
足袋をはいて、浴衣をたためるようになってもらいたい。
話し方のコツをつかむ
落語家の「間」の取り方、声の強弱など、話し方にはリズムがあります。
左を見たり、右を見たり(かみしもの使い方)、目線の使い分けて、
一人で様々な人物を演じていきます。
落語家の高度な話し方の技術を学び、「話す力」を育んでもらいたい。
この技術は、先生が子どもたちに物事を伝える時の参考にもなります。
コミュニケーション能力を高める
みんなで協力して一つのものを作り上げてゆく。
今まで一緒にやらなかったことでも協力して仕上げることにより
子ども同士のコミュニケーション能力の向上につながる
日本語のことばを楽しみながら学ぶ
自分たちで芸名を考え、その芸名をめくりに自分で書くことは、
想像力と表現力を高めることができます。
また物語にオチをつける小噺を考えることで、文章構成の力が身につきます。
日本語のことばの面白さを再発見することができます。
特別支援学校で
の実施における
工夫点
先生と相談しながら、児童・生徒さんにあったものを行います。ワークショップの内容も
あわせることは可能です。
・公演規模………………………………(~800人)
・舞台の設置場所………………………(ステージ )
・舞台に必要な広さ……………………会場条件に合わせます
公演に当たっての ・電源容量(主幹ブレーカー容量)……30 A
会 場 条 件 ・暗幕の要否……………………………不要
・トラックの横付けの要否………………できればお願いします
・バスケットゴールの設置状況…………
・その他…………………………………寄席舞台は会場条件に合わせて設営します
13:30 開演の場合
会場設営の所要 設営
8:30~11:00
時間(タイムスケ リハーサル 11:00~12:00
ジュール)
昼食
12:00~13:00
開演
13:30~15:10
終演・片づけ 15:10~17:00
公演実施可能時期
平成28年6月1日 ~ 平成28年12月21日
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