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風倉線立木伐採委託仕様書
風倉線立木伐採委託仕様書 1 総則 (1)表記委託業務にあたっては、委託契約書及び本仕様書の定めるところによる。 (2)一般事項については、新潟県企業局財務規程を適用する。 2 目的 風倉発電所から胎内第一発電所までの送電線「風倉線」の保守管理のため、鉄塔、線路 周辺の下草刈り、立木伐採を実施する。 立木が送電線に接触することによる電気事故を未然に防止することと送電線および鉄塔 の保守管理用通路確保を目的とする。 3 委託範囲 下草刈り、立木伐採の範囲は、4~8号鉄塔周辺の鉄塔敷、架空電線路敷の7,791.875m2 とする。 (1)4号~6号の鉄塔間:延長174m、幅25.33m(線路幅5.33m及び線路幅の両端から10 m) (2)6号鉄塔上流側:延長10.5m、幅25.33m(線路幅5.33m及び線路幅の両端から10m) (3)7号鉄塔周辺:1,838.88m2 (4)8号鉄塔周辺:1,279.61m2 ただし、国有林貸付地及び企業局発電所敷以外の場所、河川や沢等明らかに送電線に立 木が接触する恐れが無い場所、点検者が立ち入ることが不可能な場所は作業対象範囲とし ない。 4 作業内容 (1)伐採木の伐採高は地際(おおむね地上30cm以内)とする。 (2)伐採木は適当な長さに切断し、積み上げておくこと。 (3)伐採木はかかり木のまま放置することなく、地面に引き落とし処理すること。 (4)下草刈りにあたっては、全刈りを原則とし、笹、雑草、灌木、つる等を地際から 刈り払うこと。 (5)車歩道および水路等に散在した伐採、刈り払い物は取り除くこと。 (6)谷筋の作業に当たっては、伐採、刈り払い物が下流へ流出しないよう処理するこ と。 (7)伐採対象範囲内に「杉」及び「ケヤキ」がある場合は切ってはならない。 (8)貸付地境界の鉛直範囲内で枝払いが必要な箇所を見つけた場合は、樹木の位置、 胸高直径、本数を委託者に報告すること。 (9)伐採時に送電線に接触する恐れがある杉及びケヤキがあった場合は、位置、胸高直 径、本数を委託者に報告すること。 (10)委託者は、受託者から伐採対象範囲以外の樹木について伐採の必要性の報告を受 けた場合は、関係法令等に従って手続きを行い、別途契約により伐採を行う。 5 実施時期 契約日から平成28年10月31日まで 6 作業計画及び作業上の注意 (1)受託者は契約後速やかに作業計画を監督職員へ提出し、承諾を得ること。 (2)受託者は、業務を履行するにあたり常に安全管理に心掛け、事故等に十分注意す るものとし、必要に応じて安全防具等を着用すること。 (3)受託者は、作業中に事故が発生した場合は、直ちに関係機関及び監督職員に通報 するとともに、事故報告書を監督職員が指示する期日までに、監督職員に提出する こと。 (4)受託者は、作業期間中安全巡視を行い、作業区域及びその周辺の監視あるいは連 絡を行い、安全を確保すること。 (5)受託者は、作業現場に作業関係者以外の者の立ち入りを禁止する場合は、パイロ ン、ロープ等により囲うとともに、立入禁止の標示をすること。 (6)受託者は、契約後速やかに作業者に対し、本業務における安全に関する教育等を 実施すること。 (7)作業当日の作業開始時及び作業終了時には監督職員へ必ず連絡すること。 (8)作業に必要な用具は受託者が準備すること。 7 報告 (1)受託者は、作業終了後、履行届と作業写真を各1部委託者に提出するものとする。 (2)作業写真は、作業前、作業後および作業中の写真とする。 8 9 提出書類 (1)業務着手届 1部 (2)作業計画書 1部 (3)全体工程表 1部 (4)作業写真 1部 (5)業務履行届 1部 その他 この仕様書に定めのない事項については、その都度協議する。