9 10 安全・安心・快適に暮らせる バリアフリーの実現 安全・安心

新・札幌市バリアフリー基本構想
新・札幌市バリアフリー基本構想
バリアフリーの実現に向けて
ユニバーサル社会の実現のために
新たな基本構想策定後には、各施設管理者が基本構想に沿った特定事業計画を策定し、ハード面のバリア
スパイラルアップの考え方
フリー化整備が推進されます。
しかし、
ユニバーサル社会の実現を目指すためには、
全ての人の こころのバリ
高齢化と、これに対応したユニバーサルデザインの考え
方が求められる中で、バリアフリー化を進めるためには、
具体的な施策や措置を当事者参加の下で検証し、その
結果に基づいて段階的･継続的な発展を図っていくこと
アフリー も同時に進めていくことが重要です。各施設管理者が駅や道路などのバリアフリー化整備を進め
評価
実施
ることに加え、利用者がお互いにマナーを守り、
ゆずりあい、
支え合うことで初めて、
安全・安心・快適なバリア
反映
評価
実施
計画
反映
評価
が重要となります。
実施
計画
反映
このような考え方を「スパイラルアップ」と呼びます。
実施
計画
計画
反映
誰にとっても使いやすくするために
どこをいつまでに整備を進めていくかについて、
各施設管理者が特定事業計画を策定し、
これに基づき計画
的に整備を進めていきます。
この際、
社会変化などにより基本構想や特定事業計画の見直しが必要となった
場合は、スパイラルアップの考え方に基づき随時見直していき、全市的なバリアフリーネットワークの実現を
目指します。
特別特定建築物・バリアフリー化済みの
建築物を生活関連経路でネットワーク化
新・札幌市バリアフリー基本構想
（H21.03策定）
新たな特別特定建築物の立地
公共交通
駐車場
○
札幌市
による
建築物
都市公園
計画・施策の評価
既存の特定建築物の改築
（バリアフリー化）
スパイラルアップ
道 路
道路の新設・改築など
福祉のまちづくり
推進会議にて報告
地域の変化、当初計画の進捗に応じた
基本構想・特定事業計画の見直し
ハード面のバリアフリー
ソフト面のバリアフリー
●歩行空間の整備
●歩行空間の適切な維持管理
●マナーを守った利用
●利用者相互の助けあい
●駅などの旅客施設で
・ エレベータの設置
・ 誘導用ブロックの適切な
配置 ほか
●自分が使うときは
・ マナーを守って利用する
・ 誘導用ブロックの上に物
を置かない
・ 公共の場所にゴミを捨て
ない など
●道路で
・ 歩道幅員の確保
・ 段差の解消
・ 勾配の改善 ほか
（H19∼20現在の状況で検討）
地域生活環境・交通環境の変化
みんなで使いやすくするために
市民提案
に基づく
見直し
住民からの基本構想
に対する提案
●他の人が使うときに
・ ほんのちょっとのお手伝
いが大きな助けに
・ 移動で困っている人に
「お手伝いしましょうか」
と声をかけてみる など
●その他
・ 信号機の高度化
・ 都市公園の整備 ほか
安全・安心・快適に暮らせる
バリアフリーの実現
地域の状況などにより
基本構想見直しの必要性を
市が検討
必要に応じて
基本構想の改訂
見直し
全市的なバリアフリーネットワークの実現
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住民・利用者の
取り組み・役割
今後の進め方
行政・関係機関の
取り組み・役割
計画→実施→評価→反映を
行いながら理想に向かっていく
プロセス
基本構想に基づく特定事業計画の作成
施策の実施
フリーを実現することができます。