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こちら - 伊万里木材市場
平成24年6月12日 株式会社伊万里木材市場 藤村 要 森林の現状 森 林 率 国土の68% 面 積 25百万ha 木材備蓄量 44億m3 (世界第2位) (利用可能な国産木材量) 年間成長量 8千万m3 人工林 森林面積40% 1千万ha 天然林 森林面積53% 13千万ha 無立木地他 2百万ha 我が国の人工林の樹齢構成 我が国の人工林の齢級構成 (万ha) 180 高齢級の人工林 (50年生以上) 全体の30% 165 158 160 150 140 10年後 114 120 100 高齢級の人工林 (50年生以上) 全体の60% 92 87 80 59 60 35 40 20 0 17 34 23 20 17 9 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70 資料:林野庁業務資料 注:森林法第5条及び第7条の2に基づく森林計画の対象面積(平成19年(2007)年3月31日現在)。 14 75 11 9 6 80 85 90 12 95 (樹齢) ※森林・林業白書(平成23年版)より 杉の林齢別炭素吸収量 炭素t/ha 5 4.5 4 3.5 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 1~10 11~20 21~30 31~40 41~50 51~60 61~70 71~80 林齢(年) 出典:長野県地域森林計画主要樹種林分材積表に基づく試算 我が国の木材需要量 (単位:万m3) 内国産材 12,000 内外国材 100.0% 木材需要量 11,192 国産材自給率 11,116 10,000 9,926 90.0% 80.0% 8,586 8,679 8,236 70.0% 7,797 8,000 6,321 6,000 60.0% 50.0% 40.0% 4,000 26.4% 20.5% 18.2% 20.0% 20.3% 22.6% 24.0% 27.8% 30.0% 20.0% 2,000 10.0% 0 0.0% 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 ※森林・林業白書(平成23年版)より 木材用途 (千m3) 製材用 60,000 パルプ・チップ用 合板用 その他 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 生オガ 乾燥オガ 乾燥破砕チップ バーク 杉 高位発熱量 (kcal/kg) 低位発熱量 4833 4935 (kcal/kg) 1782 4983 (kcal/kg) 4195 (kcal/kg) (kcal/kg) 水分 (%) 4797 (kcal/kg) 4085 (kcal/kg) 3385 (kcal/kg) (kcal/kg) (kcal/kg) 53.2 7.7 10.5 21.2 (%) (%) (%) (%) 桧 高位発熱量 (kcal/kg) 低位発熱量 4950 4931 (kcal/kg) 2609 4828 (kcal/kg) 4095 5005 (kcal/kg) 3949 (kcal/kg) 2506 (kcal/kg) (kcal/kg) (kcal/kg) (kcal/kg) (kcal/kg) 水分 38.4 7.7 10.53 41.33 (%) (%) (%) (%) (%) 木屑炊きボイラー燃料の元素分析・試験結果報告より(平成18年) 表:各種燃料の発熱量とCO2発生量とカロリー単価の比較 ウッドペレット 産業用 発熱量(LHVベース) 単位 4,000 CO2排出係数① 単位 0.000 ウッドペレット 民生用 4,200 kcal/kg 顧客購入単価(一例) 単位 1,000cal 単価 C重油 A重油 6,354 9,962 9,341 kcal/kg 0.000 ¥ 20,000 一般炭 kcal/kg kg-CO2/kg 2.410 kg-CO2/kg ¥ 25,000 t ¥5.00 (2008年度上期ベース) 2.986 kg-CO2/kg ¥23,000 t ¥5.95 ¥3.62 /Mcal /Mcal CO2排出係数② 単位 kg-CO2/Mcal kg-CO2/Mcal kg-CO2/Mcal 0 ¥80,000 ¥6.63 /Mcal 0.3793 kg-CO2/ℓ kl 0.2997 ¥90,000 ¥8.56 0.2901 ¥700,000 ¥10.27 0.2842 ¥7.13 /Mcal 0.2147 kg-CO2/Mcal kg-CO2/Mcal 円/Mcal 都市ガス 0.2147 1000N㎥ /Mcal kg-CO2/Mcal 都市ガス kg-CO2/N㎥ kl /Mcal kg-CO2/Mcal kcal/Nm3 2.108 kg-CO2/ℓ kl /Mcal kg-CO2/Mcal 9,818 kcal/ℓ 2.492 2.710 ¥66,000 都市ガス 8,767 kcal/ℓ kg-CO2/ℓ t 単位 0 kcal/ℓ 灯油 ¥7.13 灯油 灯油 ¥10.27 0.2842 A重油 A重油 ¥8.56 0.2901 ¥6.63 C重油 C重油 0.2997 一般炭 一般炭 0.3793 ウッドペ レット ウッドペレット 民生用 ¥5.95 ウッドペレット 産業用 0 0 ¥3.26 0.1 0.2 0.3 0.4 ¥0.00 ¥5.00 ¥2.00 ¥4.00 ¥6.00 ¥8.00 ¥10.00 ①森林資源の域内循環・地産外商モデルの構築 【供給側】間伐材・林地残材等の山土場での燃料チップ加工及び安定供給体制構築 【流通・需要側】燃料チップ等の地域事業者(農業)等での利用拡大、事業化検討 地域の森林 生産・加工 <モバイルチッパー> 山土場に最新式機械を設置し ての燃料チップ製造→搬出 燃料チップの生産・搬出・流通 等工程の効率化 輸送・燃焼 森林資源活用・木質バイオマス流通ネットワーク 推進コンソーシアム ◎地域森林資源(未利用材)の利用拡大 ◎システム構築 ◎木質バイオマス流通の事業化検討 ◎素材生産・森林整備の技術・ノウハウの蓄積 等 <チップ加温機> チップ加温機によるハウス農業 での利用 エネルギーコスト削減 域内循環モデルの構築 地域森林資源の持続可能な活用、利益還元 将来的 人材育成・雇用創出 市場機能による、未利用材の流通促進 近隣のエネルギー関連企業・メーカー 等、大口需要先への供給 企業ニーズ・メリットの把握 【参考】 モバイルチッパー 【機能】 車載仕様に変更。10トントラックに架装・ヒアブ (アーム)を装備する予定。 原木を投入してチップ化。狭い林道等も走行が可 能であるため、山土場・材料集積場等で直接チップ 化することができる。 【性能】 最大60㎥/h チップ製造 (10トントラックの積載量37㎥/車) チップ加温機 【機能】 木質チップを燃料として使用可能な加温機。 ※ヨーロッパにおいては木質ペレットが製造工程に おいて電気・熱エネルギーを喪失するとして木質チ ップ使用の移行が始まっている。 【性能】 含水率50%以下であれば前乾燥なし ※通常は熱効率を良くするためにチップの乾燥させ るため時間が必要となるが、当該機器では必要なし (※伊万里市の森林の含水率はこれに適用) 各種建材の製造時の消費エネルギーと炭素放出量 コンクリート 2 アルミニウム 435 鋼材 35 パーティクルボード 16.32 合板 12.58 人工乾燥材 6.42 天然加工材 1.54 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 消費エネルギー(Mj/kg) コンクリート 0.05 アルミニウム 8.7 鋼材 0.7 パーティクルボード 0.345 合板 0.283 人工乾燥材 0.201 天然加工材 0.032 0 1 2 3 4 5 炭素放出量(kg-C/kg) 6 7 8 9 出典:木材工業vol.53 10 構法別構成材料製造時炭素放出量 製材 合板 鋼材 コンクリート 木造 RO造 鉄骨造 0 50000 100000 150000 200000 250000 (Kg / 床面積 136㎡) 出典:林業白書 原木流通コスト・経費削減した効率的な・製品の流れ 森林所有者 素材生産者 森林・生産 組合等 国県市町村 有林・公社材等 山土場・中間土場・原木市場 主な取組 ・原木ストックヤード ・原木仕訳・検知 A・B材 原木市場 A・B材 大型製材工場 B・C材 合板工場 地域の製材工場 材木店へ供給 PC工場 商社・問屋 C・D材 チップ、バイオマス工場 製材工場 ペレット工場 PC工場 地域の大工 工務店へ 住宅メーカー 住宅メーカー 製紙会社 バイオ燃料需要者 森林整備事業地 ~実績~ 協定箇所 : 102箇所 協定面積 : 122ha 福岡営業所 伊万里木材市場 本社 大分営業所 :平成20年度 5箇所 10ha :平成21年度 9箇所 20ha :平成22年度 20箇所 30ha :平成23年度 35箇所 40ha :平成24年度 33箇所 22ha (2012年4月30日現在) 南九州営業所 ~ 再造林事業 事 業 内 容 ~