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3国際化施策の概要 (PDF形式, 1.26MB)

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3国際化施策の概要 (PDF形式, 1.26MB)
Ⅲ 国際化施策の概要
Ⅲ
1
国 際 化 施
策 の 概 要
平成24年度国際化関連施策(体系図)
(1)国際交流拠点都市としての基盤の強化
(2)市民交流の促進
(3)姉妹・友好都市の新たな展開
1
ネットワークを活用した
国際交流の促進
(4)特色ある国際交流の促進
(5)国際的な都市魅力の形成と情報発信
年度
件数(件)
予算額(千円)
23
24
105
109
1,394,145
1,375,172
(6)国際社会に通用する人材の育成
(7)国際的ネットワークの形成
(1)コミュニケーション支援
国
際
化
施
策
(2)生活支援
2 多文化共生の推進
(3)多文化共生の地域づくり
年度
件数(件)
23
24
67
70
予算額(千円)
272,155
286,864
(4)多文化共生の推進体制の整備
(1)市民による自発的な国際協力の促進
(2)留学生の支援
3 国際貢献の推進
(3)諸外国からの研修生の受け入れの推進
年度
件数(件)
23
24
19
15
平成23年度
予算額(千円)
1,717,409
件数(件)
191
予算額(千円)
51,109
29,307
(4)職員などの海外派遣協力の推進
平成24年度
予算額(千円)
1,691,343
増 減
件数(件) 予算額(千円)
194
-6-
△ 26,066
件数(件)
3
Ⅲ 国際化施策の概要
2
平成24年度局別国際化関連施策一覧
※ 区分は、P.6 の体系図の項目番号に対応
市長室
区分
事 業 名
1(1) 国際化企画調整事務
外国青年招致事業
事 業 内 容
国際化推進会議等の運営、国際化企画調整事務および庶務事務一般を行う。
(財)自治体国際化協会が実施している「語学指導等を行う外国青年招致事業」を
活用し、国際交流員を国際交流課に1名配置し、外国語文書の作成等や外国からの
訪問客の応接補助等の国際交流関係事務に従事させる。
自治体国際化協会負担金 外国青年招致事業やシドニー等における海外事務所の運営により、地域の国際化推
支出
進事業を支援している同協会に負担金を支出する。
基金会計繰出金
国際交流や国際協力などの事業を推進するために設置されている国際交流事業積立
基金について、一般会計に寄附を受けた寄附金を基金特別会計へ繰り出す。
渉外事務
外国諸都市や外国諸機関等からの表敬訪問等の受け入れ及び通訳並びにその連絡調
整、外国文書や英文表示の作成及び翻訳を行う。
公館の運営
名古屋市公館を各国からの使節団との交流・式典や重要な会議を開催する場として
活用し、地下1階の国際交流展示室では、本市の姉妹友好都市交流についての紹介
ビデオや各国からの交流記念品を展示する。
市民の国際感覚の育成、外国人への利便の提供、市民・外国人の相互理解の形成を
目的として名古屋国際センターを運営。
国際センターの運営
1(2) 国際交流活動助成
本市における市民レベルの国際交流活動の振興、各種国際交流団体の育成を図る。
原則として助成対象経費の2分の1、30万円を限度として助成金を給付する。
名古屋姉妹友好都市協会 姉妹友好都市との市民レベルの相互理解と友好親善を促進するため、人物・文化等
負担金
幅広い交流事業を行っている同協会に負担金を支出する。
NIC国際交流・国際協力
事業
(1)NIC地球市民教室の運営
アNIC地球市民教室
学校・地域からの依頼に基づき、あらかじめ登録された外国人や留学生等を講
師として派遣、講演・交流事業を実施する。
イお泊りdeトーク
NIC地球市民教室の新規登録外国人講師を地域に派遣し、ホームステイ及び
トークを実施する。
(2)ファシリテーター派遣事業
国際理解教育のファシリテーターを登録し、学校や地域からの依頼に基づき派遣
する。
(3)ファシリテーター入門講座
平成23年度から活動を開始したNIC国際理解教育ボランティアや国際理解教育の
ワークショップに関心を有する市民を対象に、ワークショップのファシリテーター
(進行役)を育成するための講座を実施する。
(4)世界語ろマイスター制度の運営
ア世界へえ?ほう!講座の開催
NIC地球市民教室登録講師の中で、プレゼンテーション能力に優れた人材を「世
界語ろマイスター」に登用し、出身国の歴史、文化、社会等を紹介する「世界へ
え?ほう!講座」を開催する。
イ世界へえ?ほう!フェスティバル
世界各国の文化を紹介する「世界へえ?ほう!フェスティバル」を開催する。
(5)国際カレッジ
身近なところから地域や世界が抱える問題解決のために行動できる力を育む参加
体験型セミナーを実施する。
(6)国際理解教育セミナー
市民を対象とし、国際理解教育の意義やプログラム、地域の様々なリソース(情
報・人材・資料など)を紹介する参加体験型のセミナーを開催する。
(7)第26回外国人芸術作品展
中部地域の外国人芸術家の作品を発表する機会を設け、芸術を通した国際交流を
行う。
(8)留学生の夕べ
県内の留学生による、文化紹介などを通じ、留学生と市民の交流を促進する。
-7-
Ⅲ 国際化施策の概要
NICボランティア制度の
運営等
(1)ボランティア制度の管理運営
ア 災害語学ボランティア
イ 語学ボランティア
ウ 日本語の会
エ ひらがなしんぶん
オ やさしい日本語
カ 子どもサポート
キ 情報サービス
ク ライブラリー
ケ 留学生サポート
コ 放送スタッフ
サ ホームビジット
シ ホームステイ
ス 事業サポート
セ 国際協力
ソ 国際理解教育ボランティア
(2)災害時外国人支援ボランティア研修
災害時、言葉の壁や防災知識の不足から必要な情報・支援を得ることが困難な外
国人をサポートするボランティアの養成を目的とした研修を実施する。
(3)ボランティア研修
国籍・言語の違いに関わらず誰もが住民として基本的なサービスを受けられるよ
う支援するため、外国人住民の置かれている状況についての基本知識や支援活動を
行う上での留意点などについての研修を行う。
1(3) 姉妹都市交流の推進
(1)姉妹都市交流事務
姉妹友好都市との交流事業を円滑に進めるため、名古屋姉妹友好都市協会の運
営、名古屋市在ロサンゼルス連絡員、名古屋市在メキシコ連絡員・名古屋市在トリ
ノ連絡員への業務委託、姉妹友好都市親善使節団の受入れなど姉妹都市交流に係る
庶務事務一般を行う。
(2)ロサンゼルス市公式代表団の派遣
本市の姉妹都市であるロサンゼルス市へ公式代表団を派遣し、市役所表敬、二世
週祭など公式行事に参加し、友好親善を深め、姉妹都市交流について継続的に情報
や意見を交換する。
(3)南京市との交流事業
名古屋南京都市交流協議書に基づき、南京市から派遣される代表団の受け入れを
始めとする各種交流事業を実施する。
(4)ロサンゼルス交歓高校生の派遣・受入
ロサンゼルス市へ4名の交歓高校生を2週間派遣。ホームステイなどを通じて、
両市の高校生の姉妹都市についての相互理解と友好親善を促進する。
姉妹都市提携周年記念事 (1)姉妹都市での記念事業
業
姉妹都市提携周年を記念する事業を実施することにより、両市の友好親善と相互
23 トリノ5周年
理解を促進する。
24 メキシコ35周年
・名古屋デーの開催
・記念品の贈呈
・公式代表団の派遣
(2)本市での記念事業
・シスターシティ・フェスティバルの開催
・講演会等
1(5) 「なごやマイタウン」の 名古屋の個性・魅力を総合的に分かりやすくPRする冊子を発行する。(平成22年度
発行
の内容を更新)
言語:日本語(英語併記) 発行部数:13,000部
1(6) 職員通訳者登録制度
外国人や外国語文書に対し、国際都市としてふさわしい対応ができるよう国際感覚
のある人材の育成・活用を図り、全庁的に職員の対応能力を向上させるもの。
登録者数124人(H23/12/31現在)
英語105人、中国語9人、その他23人 ※複数言語登録あり
NIC研修事業
(1)学校教育における外国語活動支援
平成23年度から小学校5年生以上に対して「外国語活動」が導入されるのを受
け、授業の導入に活用できるワークショップ・プログラムを教員に紹介する講座を
実施する。
(2)日本語学習支援活動者向け研修
ア 日本語ボランティアシンポジウム
イ 日本語ボランティア研修
(3)地域の国際化セミナー
日本人と外国人が共に地域住民として豊かな生活文化を創造できる「多文化共生
社会」の形成促進を目的に、具体的方策を探るセミナーを開催する。
-8-
Ⅲ 国際化施策の概要
1(7) 外国公館支援協議会の共
同運営
愛知・名古屋国際ネット
ワークの共同開催
愛知県、名古屋商工会議所、名古屋港管理組合とともに設置している「外国公館支
援協議会」を通じ、在名外国公館への支援を図る。
愛知県、名古屋商工会議所、名古屋港管理組合、中部経済連合会とともに、駐日の
外交官等を名古屋に招待して、視察会や交流会、市民向けフォーラムを開催し、本
市のPRを行う。
2(1) 多文化共生施策の推進
(情報収集提供)
(1)外国語版ホームページ
生活基本情報、市からのお知らせ、緊急情報、海外への情報発信などを、多言語
で掲載する。
言語:英語、中国語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語、イ
タリア語
(2)名古屋生活ガイド
本市に住む外国人が日常生活をするうえで必要な情報を提供する。
言語:英語、中国語、ハングル、フィリピノ語、ポルトガル語、スペイン語、ベ
トナム語
(3)行政情報の多言語化
行政情報を外国人市民に伝えるため、多言語に翻訳する。
(4)ガイダンスの実施
市職員等が外国人集住地区へ通訳を伴って赴き、市政等に関するガイダンスを行
う。
NIC情報収集提供事業
(1)情報サービスコーナーの運営
日本人に対しては留学・海外の生活・国際交流・協力に関する情報を、外国人に
対しては住まい・病院・語学学習・出入国関係・交通・観光など日本での生活に欠
かせない情報を提供する。
言語:日本語、英語、中国語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語、フィリピ
ノ語、ベトナム語、フランス語
(2)ライブラリーの運営
ア 資料室・読書室の運営
イ ビデオライブラリーの運営
ウ 外国語で楽しむ絵本の会
エ ライブラリー体験教室
(3)FM放送による外国人向け情報提供
外国人リスナーの多いFM放送で、生活関連情報・イベント情報等を提供する。
言語:英語、中国語、ポルトガル語、ハングル
(4)社会見学の受入れ
センターの活動を紹介するとともに国際理解を深めてもらうため、子どもから大
人まで幅広く見学を受け入れる。
(5)留学ガイダンス
留学を検討中、あるいは留学に関心を持つ市民のために、留学先の教育制度や留
学生の受入状況等の情報を提供するガイダンスを実施する。
(6)行政文書翻訳
名古屋市から市民に通知される行政文書について、翻訳を行う。
言語:中国語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語、ベトナム
語、フランス語
NIC広報出版事業
(1)ニック・ニュースの発行
センターの活動紹介と国際交流・協力に関する情報提供のため、日本語の月刊広
報誌「ニック・ニュース」を毎月10,000部発行する。
(2)ナゴヤ・カレンダーの発行
名古屋地域に暮らす外国人を対象に、生活情報のほかイベントや観光情報等を紹
介する月刊情報誌「ナゴヤ・カレンダー」を毎月発行する。
言語:英語5,500部、ポルトガル語4,500部
(3)事業紹介DVDの作成
国内外からの来館者や施設見学で訪れる児童・生徒に対し、センターの活動内容
を短時間で紹介するDVDを日本語版及び英語版で作成する。
(4)ホームページによる情報発信
センターの事業紹介、生活関連情報、イベント情報、市政情報等を日本語のほか
多言語でホームページに掲載し、広く情報発信する。
言語:日本語、英語、中国語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語、フィリピ
ノ語、ベトナム語、フランス語
(5)メールマガジンの発行
外国人に対しては、災害情報等緊急性・即時性の高い情報やイベント情報等を、
日本人に対しては国際交流イベントや国際理解・国際協力に関する情報等を掲載し
たメールマガジンを毎月発行する。
言語:日本語、英語、ポルトガル語
-9-
Ⅲ 国際化施策の概要
2(2) NIC相談事業
(1)海外児童生徒教育相談
家族の海外勤務による出国・帰国に際しての編入学等に関する相談や、外国籍児
童・生徒の教育に係る相談への対応を、専門の相談員が行う。
(2)外国人市政相談
市政、行政に関する問題について、専門の相談員が相談や情報提供に応じる。ま
た、区役所や保健所等において言葉の通じない外国人に対して、トリオホン(3者通
話システム)により相談、通訳サービスを行う。
言語:日本語、英語、中国語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語、フィリピ
ノ語
(3)外国人法律相談
結婚・離婚、在留資格や労働問題等、日本で生活する上で生じる法律上の問題に
ついて、専門家(弁護士)が相談に応じる。
言語:英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語
(4)外国人税務相談
確定申告書の書き方のほか税金に関する全般の相談に専門家(税理士)が対応す
る。
言語:英語、ポルトガル語、スペイン語等
(5)外国人こころの相談 22年度事業
23年度新規事業
外国人が日本の生活で抱く不安や悩みなどを解消するため、母国で資格、経験の
ある相談員が通訳を介さずに相談に応じる。
言語:英語、中国語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語
(6)ピア・サポートサロン
外国人が孤独や孤立感を感じながら精神的に不安定になることを未然に防ぐた
め、仲間づくり、居場所、悩みを共有する場としてのサロンを開催する。
言語:英語、ポルトガル語、スペイン語
(7)外国人健康相談
外国人が健康について気軽に相談できる相談会を実施する。
言語:英語、ポルトガル語、スペイン語等
(8)行政書士による相談会
在留資格や起業等についての相談会を実施する。
言語:英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語
(9)難民相談
インドシナ難民定住者、条約難民及び難民認定申請者等のための生活相談、保護
措置等に関する相談に応じる。
言語:英語等
(10)外国人の子どもと保護者のための総合相談会
教育、福祉及び健康の各分野の相談に、専門家及び行政機関の職員等が対応す
る、総合的な相談会を実施する。
言語:英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語
(11)外国人の子どもと保護者のための進学ガイダンス
中学卒業後の進路についての情報提供とガイダンスを実施する。
言語:英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語
2(3) NIC 外 国 人 市 民 の 暮 ら し (1)多文化共生まちづくり事業
やすいまちづくり事業
外国人と日本人が共に多文化共生のまちづくりを考える機会として、交流や外国
人向けの生活情報の提供などを内容とするイベントを開催する。
(2)外国人防災啓発事業
外国人住民を対象に防災や災害についての基本的な知識を提供する講座等を開催
する。
(3)外国人向け応急手当て講習
外国人住民に対し、AEDの使用法など応急手当ての講習を通訳を交えて行う。
(4)九番団地子どもサッカー教室
毎週土曜日、外国人児童と日本人児童との交流を目的に、九番団地にて開催す
る。
(5)NIC日本語の会
基本的な日本語の習得と生活情報の提供。3か月単位(毎週日曜日)の講座を年3
回開講する。
(6)子ども日本語教室
外国人の子どもたちが学校生活に適応するのに必要な日本語学習の機会を提供す
る。
「NIC日本語の会」開講時及び夏休みに実施。
- 10 -
Ⅲ 国際化施策の概要
(7)外国籍児童・生徒サポーター養成研修
幅広い視点で外国籍の子どもを支援するための知識や心構えを学ぶ講座を実施す
る。
(8)医療受診サポートボランティア研修
外国人市民が医療機関を受診する際に、言語及び心理面でサポートするボラン
ティアを育成する。
2(4) 多文化共生施策の推進
名古屋市多文化共生推進プランを具体的施策に反映し、その進捗状況を管理する実
(多文化共生推進プラン 施計画を策定するなど、外国人市民と日本人市民がともに暮らしやすいまちづくり
実施計画の策定等)
の推進に向けた取り組みを実施する。
3(1) NIC民間国際交流活動振 (1)国際交流協力協働事業
興事業
国際交流・国際協力団体等との協働により、その時々の状況に応じた市民の国際
理解促進のための事業を行う。
(2)ライブラリーにおける団体資料の配架
ライブラリーに全国の民間国際交流・国際協力団体が発行するニュースレターや
事業報告書を配架する。
(3)活動の場の提供
民間国際交流団体がミーティングや行事等の準備に使用できる交流室を設ける。
3(2) 国際留学生会館の運営
なごや留学生フレンド
シップ事業
(4)事業の企画・実施支援
地域のNGO/NPO及びボランティア団体が実施する事業の企画・運営・広報におい
て、助言・協力を行う。
愛知県と名古屋市が共同で設立した施設で、留学生の宿泊の便宜をはかり、地域住
民との交流を促進する。
居室数:90室(シングル80室、ツイン10室)
使用料:シングル20,000円、ツイン25,000円
その他:地域住民との交流事業を実施
23:アナログ放送共聴施設の撤去
留学生への奨学金の支給による支援のほか、留学生誘致、国際交流の促進など、総
合的に留学生支援をする。
①奨学金の支給(月額:10万円 人数:2人)
②国内の大学進学説明会への参加
③留学生誘致向けPRパンフレット(日中併記)
④留学生ホームページの立ち上げ
総務局
区分
事 業 名
1(1) 空港の利用促進
事 業 内 容
中部国際空港利用促進協議会等関係団体とともに、中部国際空港及び県営名古屋空
港のPR・利用促進を図る。
エアポートセールスの実 海外の航空会社や空港会社等を訪問し、中部路線の新規開設や増便に向けたセール
施
スを行う。
1(4) 外国人教師の雇用(市
大)
外国人研究者の招へい
(市大)
教員の海外派遣
(市大)
外国人を教師(嘱託員)に採用することにより、市立大学における教育及び研究の
推進を図るとともに、学術の国際交流の推進に資する。(人文社会学部において外
国人教師を7名雇用)
外国人研究者を招へいして共同研究を実施することにより、市立大学における教育
研究機能の活性化及び学部・大学院学生への教育効果の向上を図るとともに、学術
的な国際交流に資する。
短期2か月以内4人、長期12か月以内1人。
(平成23年度実績 短期4人、長期1人)
海外における国際会議・学会出席、学術研究その他これらに類する目的で市立大学
教授又は他の教員を派遣する。
(平成23年度実績10人)
- 11 -
Ⅲ 国際化施策の概要
大学間協定による交流事 協定大学
業の推進(市大)
・ニューサウスウェールズ大学
(オーストラリア)
・南カリフォルニア大学(アメリカ)
・トリノ工科大学(イタリア)
・南京医科大学(中国)
・ウィチタ州立大学(アメリカ)
・ハルリム大学(韓国)
・コロンボ大学(スリランカ)
・ペーチ大学(ハンガリー)
・パリ13大学(フランス)
・瀋陽医学院(中国)
・ライプツィヒ応用科学大学(ドイツ)
・浙江大学管理学院(中国)
・マレーシア国民大学(マレーシア)
・ベトナム国立大学ホーチミン校<自然科学大学>(ベトナム)
・サンティエティエンヌ大学アート・デザイン学校(フランス)
・中央民族大学(中国)
・瀋陽薬科大学(中国)
・パドヴァ大学(イタリア)
・南ソウル大学(韓国)
・シャルジャ大学(アラブ首長国連邦)
・ルートヴィクスハーフェン経済大学(ドイツ)
1(6) 国連環境計画生物多様性 本学学生に対し、カナダ・モントリオールにある国連環境計画生物多様性条約事務
条約事務局インターン
局における国際的なインターンシップを提供することにより、環境分野や国際分野
シップ派遣(市大)
における有為な人材の育成を図る。(平成23年度実績1人)
国 連 食 糧 農 業 機 関 (FAO) 生物多様性保全の一翼を担う国連専門機関における本学学生のインターンシップを
イ ン タ ー ン シ ッ プ 派 遣 提供することにより、環境分野や国際分野における有為な人材の育成を図る。(平
(市大)
成23年度実績2人)
1(7) 国際連合地域開発セン
国際連合地域開発センターにおける国内向け情報提供並びに地域開発に関する情報
ター協力会への支援
発信機能の強化及び国内関係機関との連携協力促進のための活動に対しての支援を
行う。
3(2) 留学生の受け入れ(市
大)
財政局
区分
国際化に対応するため、市立大学においても門戸を広く諸外国に開放し、各国から
の優れた留学生を受入れる。外国人留学生の住居を確保し便宜を図る。
(平成23年度実績 学部留学生数33人)
事 業 名
事 業 内 容
2(1) 日本における個人税制の 住民税の納税について理解を深めてもらうために作成する。
てびき
英語・中国語・ポルトガル語・スペイン語・ハングル各900部作成。
市民経済局
区分
事 業 名
事 業 内 容
1(4) 名古屋国際音楽祭の共催 国際的な文化の相互理解を深めることを目的に、音楽のトップアーティストを世界
各国から招へいし、一定期間に集中して音楽の祭典を繰り広げる。
芸術文 化団 体海 外交 流事 芸術文化団体が海外で公演等の活動を実施する場合に積極的に支援し、本市の芸術
業の助成
文化の振興を促進するとともに、国際的な文化交流の促進を図る。
芸術文化団体が、開催国の公的機関又はそれに準ずる外国の文化団体等から招へい
等を受けて海外で実施する事業で、当事業の事前周知又は成果発表のための市内で
の同種の事業を伴うものが対象となる。
商店街 イベ ント 交流 事業 左記の事業の枠内で、外国商店街との提携により国内で実施する国際交流事業に対
助成
して補助を行う。(当該事業単独での予算はない)
コンベ ンシ ョン の開 催促 コンベンションを誘致するためのPR、情報収集、調査を実施するとともに、開催
進
助成、コンベンションボランティアの派遣等を実施する。
外資系企業誘致の推進
地域産業の一層の活性化を図るため、I-BAC(愛知・名古屋国際ビジネス・ア
クセス・センター)、JETRO((独)日本貿易振興機構)、GNI(グレー
ター・ナゴヤ・イニシアティブ)などの関係機関と連携し、外資系企業誘致活動を
推進する。
あいち トリ エン ナー レ2 愛知・名古屋から文化芸術を世界に発信する「あいちトリエンナーレ2013」を
013の開催準備
開催することにより、この地域の文化芸術を活性化させ、経済面のみならず文化芸
術面でも世界に貢献し、国際社会から真に尊敬される魅力的な地域づくりにつなげ
ていく。
主催:あいちトリエンナーレ実行委員会
- 12 -
Ⅲ 国際化施策の概要
MICEの推進
中国ビジネス支援事業
本市の国際的な知名度向上や交流人口の拡大などを図るため、MICEの誘致を推進す
る。
愛知県と連携し、MICE主催者に対するレセプション等の開催の支援等を行うほか、
会議参加者等を対象としたおもてなし等をまとめたリストを作成する。
※MICEとは、Meeting(企業会議)、Incentive(研修旅行)、Convention(国際会
議)、Exhibition・Event(見本市・イベント)の頭文字をとったもので、広義の
国際会議のことを指す。
中国に事業展開しようとする名古屋市内の企業と既に中国に事業展開した名古屋市
内の企業に対して、中国経済などの情報提供や各種の問合せ・相談に対応し、支援
を行うことにより、本市と中国との経済交流の拡大を目指す。
中小企 業海 外販 路開 拓支 市内中小企業の海外ビジネスチャンスの拡大を支援し、競争力強化を図るため、優
援事業
れた製品を持ち、海外販路開拓に意欲的な企業を公募し、専門家によるアドバイス
により、海外販路開拓の着手から商談実施までの一貫した支援を実施する。
1(5) 東海地 区外 国人 観光 客誘 東海地区の魅力を訪日外国人旅行者誘致の主要ターゲットとなるアジア各国にPR
致促進事業
し、国際観光交流の拡大を図る。
中部広域観光推進協議会 中部地域における国内外からの広域観光や産業観光の振興を促進するため、モデル
コースの策定や、情報発信、受入体制の整備等を行う。
当地域への外国人観光客の誘致を促進するため、本市が中心となり、高山市・金沢
市・中部国際空港株式会社と連携して中国及び韓国への観光プロモーションを行う
ほか県の主催する韓国プロモーションへ参画する。
クリエ イテ ィブ ・デ ザイ デザイン都市として加盟を認定されたユネスコのクリエイテ ィブ ・シ ティ ズ・ ネッ
ンシティなごやの推進
トワークを活用し、名古屋の魅力を一層向上させるとともに 、世 界に 向け て発 信す
る。
・ネットワーク都市交流、PR活動
・デザインコンペ・ワークショップ事業
・親子デザインワークショップ
東アジアへの観光プロ
モーション
環境局
区分
事 業 名
事 業 内 容
1(4) 藤前干潟の保全活用推進 藤前干潟に飛来する渡り鳥の経由地を有するオーストラリアビクトリア州ジロング
事業
市との湿地提携・交流事業をはじめとした環境教育・啓発事業。
1(5) 第2回生物多様性国際自
治体会議への出席
都市と生物多様性グローバルパートナーシップ諮問委員会議長として、第2回生物多様性国際
自治体会議(2012年10月、インド・ハイデラバード)へ出席する。
1(7) 国際環境協力
環境面からの国際協力を推進するため、「イクレイ日本」を通じて、国内外の都市
との情報交換を行う。
3(3) 地方環境行政に関する研 JICAの依頼により、スリランカ等の研修生を受け入れ、環境行政についての研修を
修
行う。
健康福祉局
区分
事 業 名
事 業 内 容
1(6) 国際学会研究発表海外派 厚生院に勤務する医師その他の医療技術職員を、国際学会での研究論文の発表のた
遣
めに海外に派遣する。
10日間程度、1人。
1(7) 健康都市宣言
(健康都市連合)
平成19年11月24日に本市は、指定都市で初となるWHOの理念に沿った「なごや健康
都市宣言」を行った。この宣言を行うにあたりWHOの協力により設置された健康都
市連合に加盟し、東アジア地域の10か国、約120都市とのネットワークを築いてい
る。
2(1) 外国語によるパンフレッ (1) 外国人のための健康情報
ト等の作成
言語:英語、中国語、ハングル、スペイン語、ポルトガル語、タガログ語
(2) エイズ予防リーフレット
(英語、中国語、ハングル、スペイン語、ポルトガル語、フィリピノ語各1,000
部)
(3) 予防接種のてびき(予防接種と子どもの健康)
4,000部(英語、中国語、ハングル、スペイン語、ポルトガル語、フィリピノ語)
(4) 外国語版「国保の手引」
国民健康保険加入者向けパンフ(英語・中国語・ハングル・ポルトガル語)
2(2) 外国人結核患者等に対す
外国人通訳ボランティアの派遣
る通訳ボランティア派遣
3(3) マイコトキシン検査技術 JICA主催のマイコトキシン検査技術コースの研修生を衛生研究所にて受入。
コース
- 13 -
Ⅲ 国際化施策の概要
子ども青少年局
区分
事 業 名
2(1) 外国語通訳者の配置
事 業 内 容
港区の市立九番保育園に外国語通訳の嘱託職員を配置するもの。
外国語 によ るパ ンフ レッ 母子健康手帳
ト等の作成
(英語、中国語、ハングル、スペイン語、ポルトガル語)
2(2) 女性及 び児 童へ の相 談援 女性及び児童への相談援助活動を行う区役所及び児童相談所等の職員に対し通訳者
助活動 にお ける 通訳 等派 を派遣するもの。
遣
住宅都市局
区分
事 業 名
事 業 内 容
1(1) 「文化のみち」総合案内 文化のみち(名古屋城から徳川園に至る地区一帯)を訪れる人のために、主要な施
板
設や建築遺産などの名称を英文併記で表示した総合案内板による案内。(設置箇所
5箇所)
ゆとりーとライン
(1) 車内案内表示装置
車内案内表示装置により次駅名を英文で案内する。
(2) 各駅LED案内表示装置
各駅に「到着予告システム」を設置し、車両の接近情報をLED案内表示装置により
英文表示する。
あおなみ線
(1) 車内案内放送
車内において、駅到着時等に英語による案内放送を実施する。
(2) 車内案内表示装置
車内案内表示装置により行先、次駅名を英文で案内する。
(3) 各駅LED案内表示装置
駅構内のLED案内表示装置により電車の行先情報を英文表示する。
リニモ
(1) 車両案内放送
車内において、駅到着時等に英語による案内放送を実施する。
(2) 車内案内表示装置
車内案内表示装置により行先、次駅名、扉の開閉方向等を英文で案内する。
(3) 駅案内表示装置
各駅の「旅客案内装置」により、電車の行先情報を英文表示する。
金山総合駅連絡通路橋に 金山総合駅を利用される外国人の方のため、吊下案内標示板及び金山総合駅周辺図
おける外国語案内
の施設名等を英文併記することによる案内。
栄バスターミナルにおけ バスターミナルにおいて、LED案内表示装置により、バスの行き先情報を英文表示
る外国語案内
する。
1(5) 歴史的町並み保存事業
有松、白壁・主税・橦木、四間道、中小田井の町並み保存地区指定の4地区で修
理・修景工事に対する補助金の交付及び技術的助言を行う。
モノづくり文化交流拠点
構想の推進
(金城ふ頭開発の推進)
2(1) 外国人向け市営住宅入居
者募集総合案内リーフ
レットの配布
テーマパークを核とする開発提案を踏まえ、交流拠点の形成を推進する。
外国人向けに市営住宅入居者募集のあらましを案内するリーフレットを配布する。
①配布場所
区役所・栄地下街 「住まいの窓口」・住宅供給公社等
②言語
英語・中国語・ハングル・ポルトガル語・スペイン語
作成部数:原稿を各所に配付し、各所でコピーしている
外国語によるパンフレッ 文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)、橦木館の英語リーフレットの作成。
トの作成
配布場所:二葉館、橦木館
作成部数:各3,000部
外国語によるホームペー 揚輝荘の施設案内用ホームページの作成
ジの作成
2(2) 民間賃貸住宅などの情報 高齢者、障害者、外国人、子育て世帯の入居を受け入れる民間賃貸住宅や居住支援
提供
を行う団体などの情報提供を実施
3(3) JICAを通じた研修生の受 JICA集団研修として「総合都市交通計画・プロジェクト」研修を行う。
け入れ
11月頃、1日間、約20人
- 14 -
Ⅲ 国際化施策の概要
緑政土木局
区分
事 業 名
事 業 内 容
1(1) 英文・図記号による案内 外国人にもわかりやすい英文を併記した道路標識を全市的に配置する。
施設・設備の充実
標識設置予定数 88基
(うち英文併記数 88基)
1(3) タロンガ動物園職員交流 オーストラリアのニューサウスウェールズ州立タロンガ動物園との間で、職員の受
及び動物交流
入を隔年で行い、技術の交流を図る。[派遣1名]
1(4) ジャパンオープン・ジュ 日本テニス協会が主催するテニス大会に補助金を交付する。
ニアテニス大会
期間:平成24年10月15日~10月21日
場所:東山公園テニスセンター
種の保存のための動物交 世界の動物園等と連携し、絶滅危惧種等の保全を行うため動物の受入や交換など、
流
動物交流を行う。
導入予定動物:メキシコウサギ等
教育委員会
区分
事 業 名
事 業 内 容
1(3) 姉妹・ 友好 都市 児童 生徒 姉妹・友好都市と市立小中学校の児童生徒の絵画及び書写作品を交換して、相互に
書画展の開催
展覧会を開催。
南京市資料交換
1(4) 名古屋市博物館特別展
「マリー・アントワネッ
ト物語展」の開催
メキシ コに おけ る展 覧会
「 Samurai-Japan( サ ム ラ
イジャパン展)」の開催
南京市金陵図書館と鶴舞中央図書館間における資料交換。(平成元年から毎年)
フランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットに焦点をあて、ヴェルサイユ
に咲いた宮殿生活を通し、マリー・アントワネットの愛した美とその実像に迫る。
日本・メキシコ交流400年、名古屋市・メキシコ市友好35周年を記念し、侍の世界
を中心とする日本文化を紹介する展覧会をメキシコで開催する。平成23年度開催し
た「オルメカ文明展」の交換展である。
名古屋市美術館特別展
世界有数の規模と質を誇るロシアのエルミタージュ美術館のコレクションの中か
「大エルミタージュ美術 ら、ルネッサンスから20世紀前半まで、400年間にわたるヨーロッパ美術の神髄
館展」の開催
を、約90点の絵画作品によって紹介する。
1(6) 外国人 英語 指導 助手 の派 ①内容
遣
英語指導助手を市立中学校・高等学校へ派遣し英語の指導にあたる。
②派遣人員 95人
③派遣校
ア 中学校 全校
イ 高等学校 10校
帰国児 童生 徒教 育推 進校 帰国児童生徒の学校生活への適応を図り、海外で身に付けた能力・特性の保持・伸
の充実
長を図り、さらに、一般の児童生徒と帰国児童生徒との相互啓発を通して国際理解
を深める。
平成4年9月より、帰国児童受入学級を新明小学校(現笹島小学校)に設置。平成19
年4月より、帰国生徒受入学級を笹島中学校に設置。
商業高 校等 への 高等 学校
非常勤 の外 国人 講師 の配
置
名東高 等学 校へ の外 国人
英語講師の配置
市立2商業高等学校及び西陵高等学校、中央高等学校夜間定時制商業科において、
在名外国人を英語講師として委嘱し、英語の指導を行う。
帰国児童生徒の受入
帰国児童生徒の学校教育への適応を促進するため、小学校4校(田代、東山、笹
島、浦里)及び中学校3校(城山、笹島、千鳥丘)の研究協力校を設けるととも
に、「早期適応指導のための帰国児童生徒教育の手引」を作成する。
また、名東高等学校国際英語科では、帰国生徒を積極的に受入れる。
名東高等学校国際英語科に、ロサンゼルス市から現職の英語講師を2人招へいす
る。
小学校 への 英語 活動 ・外 ①内容
国語活 動ア シス タン トの 希望する小学校へ英語活動・外国語アシスタント(日本人)を派遣し、英語に触
配置
れ、外国文化に慣れ親しむ活動を展開する。
②配置人員 英語活動アシスタント19人
外国語活動アシスタント101人
商業・ 工業 ・総 合学 科高 市立商業科・工業科・総合学科の高校生を合同で夏期休業期間中に12日間東南アジ
校生の海外派遣
ア方面に派遣する。
派遣:高校生10人、引率者2人。
普通科 等高 校生 の海 外派 市立普通科・ファッション文化科・国際英語科・音楽科の高 校生 を合 同で 夏期 休業
遣
中に16日間シドニー市に派遣する。
派遣:高校生16人、引率者2人
高等学校への留学生受入 名東高等学校、名古屋商業高等学校及びその他の全日制高校において留学生(年間
約30人)を受入れる。
- 15 -
Ⅲ 国際化施策の概要
市民向け講座の開催
国際理解に関する講座・講演会・交流事業の開催。
(生涯学習推進センター、女性会館、生涯学習センター)
若手教員海外派遣研修
若手教員を広く海外に派遣し、今日的かつ喫緊の教育課題解決の参考となる海外先
進事例の調査・研究を行い、教育活動に生かす。また、調査・研究を通して、国際
的な広い視野と柔軟な発想、行動力で教育課題を克服する教員を養成する。
派遣人数:4人
派遣先:応募者の設定する教育課題と調査テーマから必要と認められる国
英語教育海外派遣研修
各地域において英語教育を推進する中核的教員を育成するため、優れた研究課題を
(独立行政法人教員研修 有する者を海外に派遣し、英語教育に関する指導方法等についての実践的な研究、
センター事業)
大学等での専門的な授業及び実生活を通じて確かな知識の習得及び指導力の向上を
図るとともに、その成果を教育委員会が実施する研修内容に活かし、教員研修の一
層の充実を期する。
派遣人数:1人
日本人若手英語教員米国
派遣事業
(文部科学省・外務省事
業)
2(1) 外国語 によ るパ ンフ レッ
ト等の作成
若手英語教員を米国の大学に派遣し、英語教育の教授法を学ぶとともに、米国での
人的交流やホームステイを通じて米国の理解を深め、英語教員の英語指導力、英語
によるコミュニケーション能力の充実を図る。
派遣人数:1人
小学校入学年齢になる前年の8月に区役所・支所から保護者に対して「入学のご案
内」を送付する際に外国語版も送付しているほか、在籍している児童生徒に対し就
学援助についてのお知らせの外国語版も作成し配布している。
(中国語、ポルトガル語、英語、フィリピノ語、ハングル、スペイン語)
2(2) 日本語 指導 が必 要な 児童 日本語指導が必要な児童生徒の学校生活への適応を図り、日本人児童生徒の国際化
生徒の受入れ
を促進する。
①日本語指導講師の派遣
②日本語教育相談センターの運営
③初期日本語集中教室の運営
④日本語通級指導教室の運営
⑤中国帰国児童生徒等の学習教室の支援
母語学習協力員の配置
日本語指導が必要な児童生徒に対し、本人の母語により、日本語指導や適応指導の
補助を行う母語学習協力員を配置。
19年度・20年度:3名配置
21年度:5名配置
22年度:8名配置
23年度:11名配置
24年度:14名配置
上下水道局
区分
事 業 名
1(7) IWA年会費
IWA-ASPIREへの参加
WEF年会費
事 業 内 容
IWA(国際水協会)へ上下水道局としての入会を更新し、技術交流を図る。
IWA-ASPIRE(国際水協会アジア・太平洋地域会議)へ参加し、研究論文発表を行
う。
9月 韓国 人数未定
WEF(米国水環境連盟)へ上下水道局としての入会を更新し、技術交流を図る。
WEF年次総会参加
アメリカで開催されるWEFの主催する年次総会に参加し、研究論文発表を行う。
10月 ニューオリンズ 人数未定
国際会議・海外語報文等 国際会議・海外語報文等の資料作成にあたって、翻訳委託を行う。
の資料翻訳及び印刷
WATER KOREA参加
2(1) 英語版ホームページの製
作
英語版パンフレットの製
作
3(3) 上水道無収水量管理対策
コース
3(3) タイ国「バンコク上水道
3(4) 整備事業」附帯技術支援
韓国上下水道協会が主催する学術発表会で、研究論文発表を行う。
11月頃 場所・人数未定
英語版ホームページを製作し、水道・下水道の暮らしに役立つ情報を掲載。(16年
度)
英語版パンフレットを製作し、水道事業・下水道事業について掲載。
(水道:16年度、下水道:18年度)
漏水を中心とする無収水量の管理に携わる指導者を養成することを目的にJICAの事
業として実施する。
11~12月、約41日間、15名程度
JICAの依頼により、タイ首都圏の上水道整備事業の一環として「配水管網整備」を
実施する。
派遣:6月(1週間)、2名
受入:8~9月(28日間)、8名
草の根技術協力「メキシ 自治体同志の地域間レベルの技術協力により、メキシコシティの下水処理水の水質
コシティ下水道事業改
向上、汚泥処理及び下水管の維持管理の向上を目的にJICAの事業として実施する。
善」プロジェクト
派遣:7月(2週間)、2名
受入:9~10月(28日間)、3名
JICAを通じた研修員の受 厚生労働省及び国土交通省の依頼により、開発途上国への技術協力を行っている
入れ・職員の海外派遣
JICAの要請等に応じて、諸外国からの研修員の受入れ並びに職員を派遣する。
- 16 -
Ⅲ 国際化施策の概要
交通局
区分
事 業 名
1(1) 地下鉄
事 業 内 容
(1) 車両案内放送
地下鉄車内において駅到着時等に英語による案内放送を実施する。
東山線名古屋駅及び藤が丘駅停車時等に5ヶ国語による案内放送を実施。
(日本語、英語、ハングル、中国語、ポルトガル語)
(2) 車内案内表示装置
行先、次駅名、扉の開閉方向、各種案内情報等を液晶式車内案内表示装置等におい
て多国語で案内する。
(3) 各駅LED案内表示装置
東山線・名城線・名港線・鶴舞線・桜通線・上飯田線駅構内の「LED案内表示装
置」により、電車の行先情報を英文表示する。
(4) 駅等の記号・番号表示並びに多言語表示
①地下鉄等の記号・番号表示
地下鉄駅名表示板、全線案内図等に駅番号等を表示し、ホーム・コンコース・列車
内に掲出する。
②多言語表示
改札口等に多言語で表記した案内板を掲出する。
表示言語:日本語、英語、ハングル、中国語、ポルトガル語
(5) 駅におけるサインシステム
各種案内情報に英文を加えて表示する。
(1) 車内案内表示装置
次停留所名を車内案内表示装置において英文で案内する。
バス
(2) 主要バスターミナルLED情報表示器
主要なバスターミナル17ヶ所に、LED情報表示器による・のりば・系統・行先を
英語で表示する。
名古屋駅LED案内表示 名古屋駅コンコース内のLED案内表示装置により、地下鉄、他交通機関の乗り継
装置による案内
ぎ案内を英文表示する。
2(1) 地下鉄ガイド
英文等による地下鉄利用案内を掲載したガイドを作成し、地下鉄駅、市内観光施設
等で配布している。
(英語、ハングル、中国語、ポルトガル語)
○作成予定部数 2万部
インターネット上での
インターネット上にホームページを開設し、英語等による市バス・地下鉄の利用案
ホームページの開設
内情報を提供。
(英語、ハングル、中国語、ポルトガル語)
(アドレス http://www.kotsu.city.nagoya.jp/)
3(3) 都市公共交通コロキウム 東南アジアを中心とする交通関係の研修生を受け入れる。
国際協力事業団(JICA)主催。
2月、2日間、約12人。
病院局
区分
事 業 名
事 業 内 容
1(6) 国際学会研究発表海外派 市立病院に勤務する医師その他の医療技術職員を、国際学会での研究論文の発表の
遣
ために海外に派遣する。2人、諸外国。
消防局
区分
事 業 名
事 業 内 容
2(1) 外国語によるパンフレッ (1)国民保護の紹介についてのパンフレット
ト等の作成
言語:ハングル、中国語、スペイン語、ポルトガル語、英語、フィリピノ語
(2)東海地震対策についてのパンフレット
言語:ハングル、中国語、ポルトガル語、英語
(3)外国人に火災や自然災害などに対する日頃の備えや対応策、また応急手当や119
番通報の仕方等についての情報提供を行うもの。
言語:中国語、フィリピノ語、ポルトガル語、ハングル語、ベトナム語、英語、ス
ペイン語
- 17 -
Ⅲ 国際化施策の概要
区役所
区分
事 業 名
事 業 内 容
2(1) 中国語及びフィリピノ語 区役所窓口での外国人対応をスムーズに行うため、区役所窓口の通訳として、中国
通訳の配置(中区役所) 語通訳を毎週1日(9時~17時)とフィリピノ語通訳を毎週半日(13時~17
時)配置する。
外国人向け昭和区のガイ
ドマップの配布(「昭和
区グリーンマップ2005」
の配布)(昭和区役所)
「みなみ文化教室」(南
生涯学習センター)
「外国人にやさしいまち」をテーマとして、外国人に昭和区をよく知ってもらい、
住みやすく、訪れやすいまちとなることを目指し、学生(高校、短大、大学)を中
心としたボランティアと協働で作成したガイドマップを配布している。
名古屋市南部地域には、中国残留孤児及びその関係家族の中国帰国者等が多く定
住し日々働きながら日本語の習得に取り組み、自立のための努力を図っている。こ
のような状況の中で職場や居住地に近い場所での日本語教室開催の要望を受けて、
当センターでは、名古屋南部地区中国帰国者支援友の会と共催で、日本語教室を開
催する。
ポルトガル語通訳の派遣 窓口で手続きをする際にポルトガル語通訳を必要とする来庁者に備えて、日曜開庁
(港区役所)
日、毎週月曜日、毎週木曜日の午前9時から正午まで「ポルトガル語通訳職員」を
配置する。
2(2) 外国人ママの子育て教室 「外国人ママの子育て教室」を保健所で年6回開催し、育児の基本やポイントなど
(中区役所)
健康生活全般について丁寧に説明し、不安や困難を乗り越え日本で安心して子育て
ができるよう支援する。また、交流による仲間づくりを促していく。
2(3) 外国人との共生と交流の 外国人住民が多い区の特性を踏まえ、地域住民と外国人住民との相互理解を深める
まちづくり事業(中区役 きっかけづくりとして事業を行う。
所)
・外国人住民向け広報物の発行
(英・中国・フィリピノ語併記、月1回 約500部)
・バスケットボール3by3大会
(7月 池田公園 約80名参加予定)
・池田公園夏祭りなど地域で行われる各種行事への協力
・多国籍の方が参加する区多文化共生会議(仮称)開催に向けた検討
多文化交流ワークショッ
プの開催(中生涯学習セ
ンター)
多文化交流の推進
(緑区役所)
地域の外国人と日本人が相互の理解と交流を深め、共生のあるべき姿とそこへ到達
する道筋を探るため、ワークショップを開催する。(25年2月開催予定)
緑区に在住する外国人と日本人が安心して快適な生活を送ることのできる魅力ある
まちをめざし、世界各国の文化・風習を学びながら交流する機会を設ける。
外国人留学生が暮らしや 外国人に対する差別や偏見をなくし人権尊重についての理解を深めるため、外国人
すいまちづくり(昭和区 留学生と地域住民、区内の高校生が、日本の伝統文化を通じて交流する機会を設け
役所)
る。
区民まつりへの参加(昭 区民まつりにおいて、区内の大学の留学生がブース出店を行い、来場する地域住民
和区役所)
との交流を行うことで、相互理解を深める機会とする。
中国帰国者等地域学習活 中国残留日本人孤児及びその関係家族の中国帰国者等は、日本国内に定住して日
動促進事業
本語を学びながら、住宅・就労等多くの問題に取り組み、自立しようと努力をして
(南生涯学習センター) いる。中国帰国者等の方々と住民の皆さんが相互に理解を深めるために交流活動を
行う。
多文化共生の推進(港区 日本人と文化生活習慣が異なった外国人が地域でともに暮らしていくために、多文
役所)
化共生推進協議会(地域住民代表者、教育関係者、区内関係行政機関などで構成)
の会議を開催し、構成団体それぞれが抱えている課題を話し合い、協力して解決策
を検討・実施する。
- 18 -
Ⅲ 国際化施策の概要
3
国際交流
a
姉妹友好都市交流
都市提携とは、市民から盛り上がる力によって結ばれた二つの都市の市民が、積極的に文化や経済の
交流をはかりながら、人種や国境を越えた友愛精神を育て、風俗習慣の相違から起こりがちな誤解や偏
見を取り除いて、国際間の理解と親善を深めようとするものである。
現在、本市の姉妹友好都市は、ロサンゼルス市、メキシコ市、南京市、シドニー市及びトリノ市の
5 市である。
これらの都市と、親善使節団等の相互訪問、動植物の交換、記念モニュメントの相互設置、児童生徒
書画展の相互開催など、多彩な交流活動を活発に展開してきている。このほか、市民レベルの相互理解
と友好親善を促進するため、市民・民間団体等による「名古屋姉妹友好都市協会」が設立されている。
(1) 姉妹友好都市の概要
都 市 名
市 長
人口・面積
ロサンゼルス市
アントニオ・
約 400 万人
(昭和 34 年
ビヤライゴーサ
1,209.53k㎡
4 月 1 日提携)
2005 年 7 月1日
就任
2009 年 7 月 1 日
再任(2 期目)
メキシコ市
(昭和 53 年
2 月 16 日提携)
マルセロ・
約 887 万人
エブラルド・
1,595.24k㎡
カサウボン
2006 年 12 月 5 日
就任
大都市圏
約 2,000 万人
3,129k㎡
南京市
(昭和 53 年
12 月 21 日提携)
季建業
約 624 万人
2010 年 1 月 21 日 6,597k㎡
就任
シドニー市
(昭和 55 年
9 月 16 日提携)
クローバー・
約 18 万人
ムーア
26.15k㎡
2004 年 3 月 27 日
就任
2008 年 9 月再任 大都市圏
約 440 万人
(2 期目)
12,144.69k㎡
トリノ市
(平成 17 年
5 月 27 日提携)
ピエロ・
約 91 万人
ファッシーノ
133.17k㎡
2011 年 5 月 30 日
就任
- 19 -
平成 24 年 7 月末現在
概
要
米国カリフォルニア州の南部に位置し、気候は海
岸沿いが亜熱帯性、内陸は高地砂漠性となってい
る。1850 年に市制が施行されており、経済・文化
都市として大いに発展している。市内には日系人
の街リトル・トーキョーや映画の都ハリウッド、
近郊にはディズニーランドなどがあり、航空宇宙
やエレクトロニクスなどの産業が発達している。
メキシコ合衆国の首都で政治・経済・文化の中心
地である。海抜約 2200mに位置し、四季の変化の
尐ない温暖な気候である。文化面では 14 世紀か
ら 16 世紀に栄えたアステカ文化を基礎にスペイ
ン植民地文化の影響を受けながら独自の文化を
形成している。また、市内の主要道路には街路樹
が多く、各所に歴史的な記念像が設置され近代的
なビルと美しい調和をみせている。
長江下流南部にある江蘇省の省都で、気候は温和
で湿潤であり、丘陵地が多く、緑豊かな都市とし
て有名である。その歴史は約 2,400 年前の戦国時
代中期に始まり、10 の王朝の都も置かれた。のち
に、明の永楽皇帝が北京に都を移したため、「南
の都」として南京と呼ばれるようになった。現在
の南京は工業や科学技術、教育などにおいて発展
を遂げている。
ニュー・サウス・ウェールズ州の州都で、オースト
ラリアの商工業・金融・文化等の中心地である。
気候はおおむね温暖であり、大都市圏はシドニー
湾をはさんで南北に広がり、繁華街や官庁街のあ
る南側にシドニー市がある。シドニーはオースト
ラリア移民団が歴史的な第一歩をしるした建国
の地といわれている。
イタリア半島の北西に位置するピエモンテ州の
州都で、気候は日本と同じく四季がはっきりして
いる。ローマ時代に起源を発する碁盤の目状の整
然とした町並みに、バロック様式の美しい建築物
が数多く現存している。市内には世界有数の自動
車メーカー「フィアット」の本社があるなど、製
造業や工業デザインが盛ん。1861 年のイタリア建
国時初の首都。
Ⅲ 国際化施策の概要
(2) 名古屋姉妹友好都市協会
ア 設立の趣旨
名古屋市とそれぞれの姉妹・友好都市との人物・文化・教育・経済等の交流を通じ、市民の相互
理解と友好親善を促進することを目的として昭和 34 年8月に設立された。
(平成元年6月にそれま
での各都市の 4 協会を統合し、名称変更した。)
イ 事業の概要
・各種親善事業の計画・実施
・都市提携の趣旨の普及・啓蒙
ウ 事業実績(平成 23 年度)
・姉妹友好都市親善使節団の受け入れ
・市民親善使節団の派遣
・記念講演会の開催
・シスターシティ・フェスティバル 2011 姉妹友好都市の
方々によるブース展示やステージ等
エ 会員数(平成 23 年度末現在)
個人会員 203
団体会員
74
学生会員
9
オ ホームページアドレス
http://www.nsca.gr.jp/
- 20 -
Ⅲ 国際化施策の概要
(3)ロサンゼルス市
ア 提携までの経過
昭和 32 年 4 月
名古屋の米国領事館にある米国広報文化局(USIS)から、名古屋は米国の都市と提携する意向
があるかどうか、問合せがあった。
昭和 33 年 1 月 13 日
1 月 6 日の市会幹部及び市理事者との会談ならびに名古屋商工会議所幹部会などの結果、「米国西
海岸第 1 の商工都市ロサンゼルス市は、優秀な施設を誇る大港湾都市である。また、将来の発展が
約束されている青年都市として、その占める地位と性格は、名古屋にもっとも似ている。」という
点からみて、名古屋の姉妹都市候補として、ロサンゼルス市が最適であると意見が一致した。市理
事者は、ロサンゼルス市との提携実現を促進することについて、市会の議員総会で事前承認を得た。
昭和 34 年 3 月 31 日
小林市長を団長とする名古屋親善使節団一行 11 名のロサンゼルス市訪問を契機として、ロサン
ゼルス市議会では、同日午前 10 時(名古屋時間 4 月 1 日午前 3 時)名古屋市との都市提携を決議
し、ここに懸案となっていた両市の姉妹関係が成立した。またこの機会に両市の港湾もそれぞれ姉
妹関係を結んだ。
イ
ロサンゼルス市議会の都市提携に関する決議文
日本国、名古屋市の小林市長が親善使節団の一員として、カリフォルニア国際見本市及び産業博
覧会を機に、ロサンゼルス市を訪問中であること。
ロサンゼルス市がアメリカ合衆国第三の大都市であるごとく、名古屋市も今や日本第三の大都市
であること。
ロサンゼルス市議会は、名古屋市及び名古屋港が世界の商業、文化及び通商において、現在及び
将来占める重要性を深く認識していること。
両市とも、商工業の発展は、それぞれの港を通じて行われる両市間の国際貿易の伸長によるとこ
ろ大であること。
よって、ロサンゼルス市議会は、大名古屋市が近来商工業上の重要性を高めたことにかんがみ、
ここに名古屋市長及び名古屋からの日本使節団に対し、祝意を表することを決議する。
かつまた、ロサンゼルス市長及びロサンゼルス市議会は、名古屋市に対しいだく尊敬の念から、
日本国、名古屋市及び名古屋港を、その同意をえて、ロサンゼルス市の姉妹都市と宣言し、制定す
ることを決議する。
- 21 -
Ⅲ 国際化施策の概要
ウ
平成 23 年度の主な交流
月日
7/11~25
7/13
8/11~16
8/11~16
内容
第24回ロサンゼルス交歓高校生受入
ロサンゼルス市内の高校に通う高校生4名と引率教諭1名が来名
・名古屋市役所表敬訪問、ホームステイ、高校への体験入学、市内観光等
所管局
市長室
国際交流課
ランスカ教師派遣委員会委員長ランディ・グラント氏
市長室
国際交流課
名古屋市役所表敬訪問、名東高校教師とともに夕食会開催
名古屋市公式代表団 ロサンゼルス市訪問
市長室長はじめ4名
・ロサンゼルス市役所表敬訪問、二世週祭参加
名古屋市会代表団 ロサンゼルス市訪問
8/18~31
8/25~
8/31
10/15~19
10/13~17
10/13~19
10/12~18
10/24~25
11/23~27
3/22~25
3/29~30
5
名古屋市立大学薬学部学生 南カリフォルニア大学派遣
名古屋市立大学薬学部が、学術交流協定により南カリフォルニア大学に9名の
学生を派遣
4
市会事務局
6
名古屋市立大学
1
名古屋市立大学
9
名東高校に英語教師招聘
ジョイス・ワン氏(8月25日より2年間)
教育委員会
教職員課
中田ちづこ副議長が陸前高田市を訪問
ロサンゼルス市ユニバーシティ高校から受け取った千羽鶴と横断幕を
久保田崇副市長へ贈呈
名古屋市上下水道局職員
WEF(米国水循環連盟)年次総会研究発表会での研究論文発表
ロサンゼルス市親善使節団ランスカ一行 来名
アーネスト・ヒダ ランスカ委員長、シャロン・シャピロさん
・表敬訪問、名古屋まつり関連行事への参加
ロサンゼルス市親善使節団二世週一行 来名
フランシス・ハシモト リトル東京実業組合会長はじめ21名
・表敬訪問、名古屋まつり関連行事への参加
名古屋市住宅都市局まちづくり企画部長はじめ2名
・「モノづくり文化交流拠点構想」の今後の展開のための
先進事例の調査
名古屋市会北米視察団 ロサンゼルス市訪問
ふじた和秀名古屋市会議員始め11名
・ロサンゼルス市役所表敬訪問、市議会視察等
児童生徒書画展開催
市長室
国際交流課
市会事務局
上下水道局
第33回姉妹友好都市児童生徒書画展が名古屋市博物館で開催され
ロサンゼルスの児童生徒の絵画作品84点が展示された。
日本民踊研究会 ロサンゼルス支部寿の会一行 来名
・第50回民踊まつり出演
・表敬訪問
南カリフォルニアの首長・議員による中国・日本への
経済開発・高速鉄道視察団一行 来名
ノーマン・アリカワ ロサンゼルス市港湾局貿易開発担当アシスタント・ディ
レクター(ランスカ前委員長)はじめ9名
・愛知高速交通株式会社本社訪問、リニモ試乗、歓迎夕食会
1
市長室
国際交流課
中田ちづこ副議長はじめ6名
・ロサンゼルス市役所表敬訪問、二世週祭参加
名古屋市立大学薬学研究科研究者 南カリフォルニア大学派遣
8/17~8/21 名古屋市立大学が、学術交流協定により南カリフォルニア大学に1名の
研究者を派遣
派遣人数 受入人数
1
1
市長室
国際交流課
2
市長室
国際交流課
21
住宅都市局
2
市会事務局
11
教育委員会
指導室
市長室
国際交流課
5
市長室
国際交流課
34
- 22 -
9
44
Ⅲ 国際化施策の概要
(4) メキシコ市
ア 提携までの経過
昭和 50 年 7 月
名古屋日墨協会第 1 回訪墨親善使節団とオクタビオ・メキシコ市長とが会談した際、同市長から
「姉妹提携について積極的に考えたいので文書で申し入れてもらいたい。同時にロサンゼルスと名
古屋の姉妹提携関係の資料もほしい。」旨の発言があった。
昭和 52 年 7 月 27 日
オレア・ムニョス駐日メキシコ大使が市長を表敬訪問し、姉妹都市提携を自ら提言し、市長の意
向を質した。市長は市議会や関係団体とも協議し、検討する旨回答した。
昭和 52 年 9 月 22 日
オレア・ムニョス駐日メキシコ大使が再度来名。ハング・ゴンザレス・メキシコ市長からの「名
古屋市との都市提携に関するメキシコ市政府の決意」を述べた公式文書を伝達した。併せて、ロペ
ス・ポルティーリョ大統領からの名古屋市への贈物(モンテ・アルバン出土金製品の複製品 22 点)
が手渡された。
昭和 52 年 9 月 26 日
市会議員総会において「メキシコ市との都市提携に関し具体的折衝とその手続きをすすめるこ
と」につき市長発言を行ない了承を得る。
昭和 52 年 11 月 6 日~11 日
名古屋市メキシコシティ等親善使節団(団長浅井名古屋市助役)がメキシコ市を訪問。大統領、
外務大臣、メキシコ市長を表敬訪問し、11 月 8 日には、メキシコ市長との間に都市提携調印にかか
る手続等に関する覚書を調整し交換した。
昭和 53 年 2 月 14 日
本山市長を団長とする名古屋メキシコシティ親善使節団が、メキシコ市との姉妹都市の提携調印
のためメキシコ市を訪問。
昭和 53 年 2 月 15 日
午前 11 時(日本時間 2 月 16 日午前 2 時)からメキシコ市政庁「カビルドス(市会)の間」で調印
式が行われ、正式に姉妹都市提携が結ばれた。
イ
協定書
名古屋市とメキシコ市は、永年にわたり培われた友情の絆に基づき、相互に、文化、経済、行政
及び人物等の交流を通じ、両市間の相互理解と友好親善を深め、あわせて日本国とメキシコ合衆国
両国の友好関係の促進に寄与することを念願し、ここに両市が姉妹都市として提携することを協約
する。
名古屋市民及びメキシコ市民を代表してこれを確認し、署名する。
1978 年 2 月 15 日 (現地時間)
- 23 -
Ⅲ 国際化施策の概要
ウ
平成 23 年度の主な交流
月日
内容
所管局
派遣人数 受入人数
日本メキシコ学院へ保育士を1名派遣
4/1~7/31
田幡保育園
保育士
子ども青尐年局総務課
1
(派遣期間:平成20年8月1日~平成23年7月31日 3年間)
4/16~26
古代メキシコ・オルメカ文明展
名古屋市博物館
日本メキシコ交流400周年を記念し、名古屋市博物館にて開催
日本メキシコ学院文化センター部長の来名
7/27
井上真由美 文化センター部長
市長室国際交流課
1
・名古屋市役所表敬訪問、意見交換会
JICA草の根技術協力事業 専門家 派遣
7/31~8/13 管路部東部管路事務所維持第一係長丹羽晴紀始め3名
上下水道局職員研修所
3
・「下水道事業の改善」プロジェクト
名古屋市公式代表団 メキシコ市訪問
8/8~11
市長室長はじめ4名
・メキシコ市市民保護局長と意見交換、姉妹都市提携35周年
記念事業にかかる事前調整、在メキシコ日本大使表敬訪問
市長室国際交流課
4
JICA草の根技術協力事業 研修生 来名
9/27~10/26
ペレス・チャベス・ホセ・フェデリコ・ペドロ
上下水道局職員研修所
メキシコ市下水処理再利用部門浚渫工事部長補佐始め3名
3
・上下水道局にて受入
メキシコ市市民保護局長一行来名
10/12~16
エリアス・ミゲル・モレーノ・ブリズエラ局長始め5名
市長室国際交流課
5
・名古屋まつり関連行事への参加、防災協力に関する打合せ等
メキシコ市国際局アジア・アフリカ課長来名
10/14~17
タチアナ・アルカサル課長
市長室国際交流課
1
・名古屋まつり関連行事への参加、東山動物園視察等
名古屋市会代表団 メキシコ市訪問
10/28~30
ふじた和秀名古屋市会議員始め11名
市会事務局
・メキシコ市役所表敬訪問、国立人類学博物館視察
チャプルテペック動物園視察等
11
名古屋市教育委員会博物館学芸課長始め2名 メキシコ市訪問
11/12~19
・24年度メキシコで開催する展覧会の打ち合わせ
名古屋市博物館
2
児童生徒書画展開催
11/23~27
第33回姉妹友好都市児童生徒書画展が名古屋市博物館で開催
されメキシコ市の児童生徒の絵画作品58点が展示された。
教育委員会指導室
緑政土木局土木局東山動物園飼育第一係長 メキシコ市訪問
3/13~19
東山動物園飼育第一係長
東山動物園
・メキシコウサギ等の飼育管理方法・野生生息地・飼育展示調査、
在メキシコ日本国大使館訪問等
1
メキシコ市動物園局長来名
3/21~24
ホセ・ベルナール・ストゥーペン局長
・東山動物園視察、姉妹動物園提携に向けた意見交換、
COP11名古屋準備会議への出席
市長室国際交流課
環境局環境企画課
1
メキシコ料理教室開催(全4回)
3/26~29
名古屋・メキシコ姉妹都市提携35周年を記念し、メキシコ料理
市長室国際交流課
教室を開催した。(参加人数:92名)
22
- 24 -
11
Ⅲ 国際化施策の概要
(5) 南京市
ア 提携までの経過
昭和 50 年 10 月 28 日~11 月 6 日
本山市長を団長とする名古屋友好訪中団 6 名が訪中した。
一行が中国滞在中の 11 月 3 日、中国全国人民代表大会常務委員会の譚震林副委員長に会見し、
名古屋市と中国の都市との友好都市提携の可能性について打診した。譚副委員長は、友好都市提携
を再開する時期が来たら、名古屋市のことを積極的に考慮すると述べた。
昭和 53 年 10 月 17 日~28 日
本山市長を団長とする「名古屋市民の翼友好訪中団」の 138 名が中国を訪問した。
昭和 53 年 10 月 24 日
本山市長は、北京滞在中の 10 月 20 日の夜、あらかじめ中日友好協会から意向打診を受けた名古
屋、南京両市の友好都市提携について、「名古屋・南京の都市提携を歓迎し、帰名後市議会に諮っ
たうえ提携の手続きをすすめたい。」旨表明した。
記者会見に引きつづき本山市長はこのことを全団員に発表し、拍手によって賛同を得た。この日
の夜、日中平和友好条約の批准書交換のため、鄧小平副総理とともに来日中の廖承志中日友好協会
会長は、東京で開催の友好団体主催歓迎宴の席上、名古屋市と南京市の友好都市結成を提案した。
昭和 53 年 10 月 25 日~26 日
「名古屋市民の翼友好訪中団」の中から、田辺副団長をはじめとする参与、報道班等の代表 23 名
が南京市を親善訪問した。
昭和 53 年 11 月 20 日
名古屋市と南京市との友好都市提携について市議会に諮り、議員総会の了承を得た。
同日、南京市側においても南京市革命委員会常務委員会の了承が得られた。
昭和 53 年 12 月 20 日
南京市革命委員会儲江主任を団長とする中国南京市友好訪問団一行 19 名が来名した。
昭和 53 年 12 月 21 日
名古屋市と南京市との友好都市提携調印式が、午前 11 時、名古屋市役所本庁舎正庁において挙
行された。
イ
協定文
名古屋市と南京市は、日中平和友好条約の精神に基づき、相互に、文化、教育、体育、経済、科
学技術及び人物等の交流を通じ、子々孫々に至るまで両市間の友好親善と相互理解を深め、あわせ
て、日本国と中華人民共和国両国の善隣友好関係の促進に寄与することを念願し、ここに両市が友
好都市として提携することを協約する。
日中平和友好条約締結の年に当り、名古屋市民及び南京市民を代表して、これを確認し、署名す
る。
1978 年 12 月 21 日
- 25 -
Ⅲ 国際化施策の概要
ウ
平成 23 年度の主な交流
月日
6月
内容
所管局
南京市金陵図書 ⇒ 鶴舞中央図書館 図書57冊贈呈
派遣人数 受入人数
鶴舞中央図書館
名古屋市副市長団 南京市訪問
8/22~26
入倉憲二副市長始め市民経済局・教育委員会職員の5名
市民経済局観光推進室
5
・観光説明会開催、南京市副市長表敬訪問等
南京市友好代表団来名
10/14~17 高前進 南京市玄武区教育局副局長始め6名
市長室国際交流課
6
・名古屋まつりレセプション、パレード参加、教育関係施設訪問等
旅行会社等招請事業
11/7~11
南京の旅行会社、メディア8名
市民経済局観光推進室
金沢・高山・名古屋の観光ルートを実際に体験していただくとと
もに、地元の民間観光関係事業者の参加による商談交流会を開催
8
児童生徒書画展開催
11/23~27 第33回姉妹友好都市児童生徒書画展が名古屋市博物館で開催され
教育委員会指導室
南京市の児童生徒の絵画作品100点、書道作100点が展示された。
12月
鶴舞中央図書館 ⇒ 南京市金陵中央図書館 図書81冊贈呈
鶴舞中央図書館
南京市公式代表団来名
12/5~6
李琦 南京市副市長 始め6名
市長室国際交流課
6
・名古屋市長表敬訪問、歓迎夕食会
名古屋市市民経済局文化観光部長
12/12~15 ・中国プロモーションへの参加
市民経済局
1
・上海市、南京市、蘇州市を訪問
南京市鼓楼区幼児園長一行来名
12/22
徐 恵湘 南京市鼓楼区幼児園長 始め4名
子ども青尐年局保育企画室
4
・名古屋市子ども青尐年局との意見交換
1月
2/7~9
南京市金陵図書 ⇒ 鶴舞中央図書館 図書45冊贈呈
鶴舞中央図書館
藤沢忠将名古屋市会議員始め3名 南京市訪問
藤沢忠将名古屋市会議員、山本久樹名古屋市会議員、
桜井治幸名古屋市市政功労者 3名
・南京市内視察、南京事件記念館視察、南京市副市長表敬訪問等
3
南京市公式代表団来名
2/19~20
劉志偉 中国共産党南京市委員会常務委員 始め8名
市長室国際交流課
・名古屋市長表敬訪問、愛知県警察本部視察、名古屋城視察、
歓迎夕食会、歓迎昼食会
8
9
- 26 -
32
Ⅲ 国際化施策の概要
(6) シドニー市
ア 提携までの経過
昭和 53 年 12 月 8 日
名古屋日豪協会が発足し、会長には三宅重光名古屋商工会議所会頭が選出された。
昭和 54 年 5 月 9 日
東南アジア商工会議所連合の理事会がオーストラリアのパース市で開催された折、三宅会頭がシ
ドニー市を訪れ、アレン・ブラック・ニュー・サウス・ウェールズ豪日協会名誉事務局長との間で、
名古屋市との提携が話題になった。
昭和 54 年 10 月 8 日
溝口通郎在シドニー総領事から、「ミヤーズ市長は、名古屋市との姉妹都市提携の早期実現を歓
迎するが、具体的な計画の裏づけのため、(1)名古屋とロサンゼルスとの提携実績、(2)名古屋側
のシドニーとの提携プログラム案、以上 2 点について資料要求している」旨、外務省情報文化局経
由で本市に連絡があった。
昭和 55 年 5 月 19 日
名古屋市会の議員総会において、本山市長から、「シドニー市との姉妹都市提携について、5 月
12 日から 17 日まで来名したシドニー市長と、今後両市間において、経済・教育・文化等の交流を
更に強めることを確認、また姉妹都市提携早期実現のため努力する旨の覚書をとりかわした。した
がって今後、姉妹都市提携にむけて具体的折衝を重ね、手続を進めたい」旨の発言があり、これを
異議なく了承した。
昭和 55 年 9 月 12 日
名古屋市会の議員総会において、本山市長から、「オーストラリア・シドニー市との都市提携に
ついて、8 月 26 日付で文書が届き、シドニー市議会においては、本市との姉妹都市提携の樹立が承
認されたとのことであり、したがって今後、早期にミヤ-ズ市長との間で都市提携の協約を結び、
具体的手続を進めたい」旨の発言があり、全会一致でこれを異議なく了承した。
本会議修了後、本山市長は、和文・英文各 2 通の協定書に署名した。
昭和 55 年 9 月 16 日
本山市長が署名した協定書を名古屋市外事課長が持参してシドニー市を訪れ、ミヤ-ズ市長のサ
インを得て、双方で協定書を交換し、名古屋市とシドニー市との間の姉妹都市提携が正式に成立し
た。
イ
協定書
名古屋市長本山政雄とシドニー市長ネルソン・ミヤ-ズは 1980 年 5 月 16 日名古屋市において調
印した覚書に基づき、名古屋市とシドニー市との姉妹都市提携を確立することにつき各々の市議会
に提案し、シドニー市にあっては 1980 年 6 月 23 日、名古屋市にあっては 1980 年 9 月 12 日それぞ
れの承認を得た。
これに基づき両市長は両市の姉妹都市提携を確立することについてここに協約する。
両市長は上記について確認しここに署名する。
1980 年 9 月 16 日
- 27 -
Ⅲ 国際化施策の概要
ウ
平成 23 年度の主な交流
月日
6/6~7/1
内容
名古屋市立大学医学部学生 ニュー・サウス・ウェールズ大学派遣
名古屋市立大学が、学術交流協定によりニュー・サウス・
ウェールズ大学に2名の学生を派遣
7/24~8/8
平成23年度市立高校生海外派遣事業
名古屋市立富田高等学校校長を始めとする引率者2名、生徒16名
8/4~11/16
・ホームスティ、体験入学、表敬訪問
名古屋市立大学薬学部学生 シドニー大学派遣
名古屋市立大学が学術交流協定によりシドニー大学に1名の学生を派遣
所管局
派遣人数 受入人数
名古屋市立大学
2
教育委員会
指導室
18
名古屋市立大学
1
8/21~9/4
教育委員会による若手教員海外派遣研修
1
9/26~3/31
ニュー・サウス・ウェールズ大学学生 名古屋市立大学人文社会学部受入
名古屋市立大学が学術交流協定によりニュー・サウス・
ウェールズ大学より2名の学生を受け入れ
10/13~19
シドニー市親善使節団 来名
シドニー名古屋姉妹都市委員会ジョン・マクサラ氏、キリン・トンジ氏
・表敬訪問、名古屋まつり関連行事への参加
市長室
国際交流課
11/23~27
児童生徒書画展開催
第33回姉妹友好都市児童生徒書画展が名古屋市博物館で開催され
シドニーの児童生徒の絵画作品84点が展示された。
教育委員会
指導室
2/1~
名古屋市立大学経済学部学生 ニュー・サウス・ウェールズ大学派遣
名古屋市立大学が、学生交流協定によりニュー・サウス・
ウェールズ大学に2名の学生を派遣(H25.1.31まで)
名古屋市立大学
2
2
名古屋市立大学
2
24
- 28 -
4
Ⅲ 国際化施策の概要
(7) トリノ市
ア 提携までの経過
昭和 58 年頃~平成 12 年
書簡の往復や、人的交流を行う。
平成 12 年9月
「名古屋新世紀計画 2010」において「ヨーロッパなどの都市との姉妹提携をはかります」との方
針を示した。
平成 13 年 1 月 26 日
名古屋市立大学芸術工学部とトリノ工科大学が学術交流協定を締結した。
平成 14 年 2 月 21 日
市長室参事始め本市職員 2 名がトリノ市を訪問し、ティラボスキ国際課長と意見交換。
平成 14 年 3 月 22 日
おくむら市会議長がキアンパリーノ・トリノ市長を訪問。
平成 14 年 9 月 17 日
名古屋商工会議所・経済交流使節団がトリノ市を訪問した折に、キアンパリーノ市長宛ての松原
市長の親書をデアレッサンドリ・トリノ市副市長へ手渡した。
平成 14 年 10 月 29 日
斉藤市会議長がトリノ市を訪問した折、松原市長の親書をマリーノ・トリノ市会議長へ手渡した。
平成 15 年 12 月 15 日
ボーヴァ駐日イタリア大使が松原市長を表敬訪問した折に、「トリノ市に名古屋市との姉妹都市
提携の意向がある」旨の発言があった。
平成 15 年 12 月~平成 16 年 1 月
松原市長とキアンパリーノ市長との間で、両市の間で交流分野の検討を進めていく旨の書簡のや
り取りが交わされた。
平成 16 年 4 月 9 日
市長室国際交流課長始め本市職員 2 名がトリノ市を訪問し、スカリッシ国際課長と意見交換をし
た。
平成 16 年 5 月 28 日
松原市長がトリノ市を訪問し、キアンパリーノ市長と意見交換を行ない、姉妹都市提携について
基本的に合意した。
平成 16 年 10 月 22 日
桜井市会議長を団長とする名古屋市会公式団が、キアンパリーノ市長、コッポラ・トリノ市会副
議長を訪問した。
平成 17 年 5 月 26 日
キアンパリーノ市長、コッポラ副議長を始めとするトリノ市公式団が姉妹都市提携の調印のため
来名した。
平成 17 年 5 月 27 日
名古屋市公館で行われた調印式で、松原市長とキアンパリーノ市長が和文・伊文各 2 通の協定書
に署名し、両市の姉妹都市提携が正式に結ばれた。
平成 17 年 5 月 28 日~29 日
名古屋まつり姉妹友好都市親善パレードにキアンパリーノ市長が参加。また、名古屋まつりフラ
ワーカーパレードにトリノ冬季五輪PR隊が参加した。
イ
協定書
名古屋市とトリノ市は、永年にわたり交流を深めてきたが、経済、文化、デザイン、環境など
の幅広い交流を一層進めることにより、更なる両市の発展を期するとともに、日本国とイタリア
共和国両国の友好関係の促進に寄与することを念願し、ここに両市が姉妹都市として提携するこ
とを協約する。
日伊文化協定締結 50 周年記念の年にあたり、名古屋市民及びトリノ市民を代表して、これを確
認し、署名する。2005 年 5 月 27 日
- 29 -
Ⅲ 国際化施策の概要
ウ
平成 23 年度の主な交流
月日
5月
5/6
7/3~5
内容
所管局
姉妹友好都市献立
国際理解教育の一環で、名古屋市学校給食で毎年恒例の姉妹・友好都市
給食が行われた。5月はトリノ市との姉妹都市提携記念日の属する月で
あり、トリノにちなんだ献立が出された。
イタリアン・フラッグショー交流団 フォッサーノ市より来名
Fiandrino Ivo 団長 始め32名
・御器所小学校、大清水小学校でパフォーマンス(参加者数:888名)
名古屋商工会議所欧州経済交流使節団 トリノ市訪問
名古屋商工会議所会頭髙橋治朗氏始め17名
・トリノ商工会議所表敬訪問、トリノ市役所表敬訪問、姉妹会議所提携
5周年記念レセプション(トリノ商業会議所との姉妹提携5周年)
名古屋市立大学芸術工学研究科研究者 トリノ工科大学派遣
名古屋市立大学が、一般協定によりトリノ工科大学に
1名の研究者を派遣
名古屋市立大学芸術工学研究科研究者 トリノ工科大学派遣
9/7~26 名古屋市立大学が、一般協定によりトリノ工科大学に
1名の研究者を派遣
TORINOver開催
トリノ市のアーティストによるビデオアート展
10/12~19 ・中部国際空港(セントレア)4階 イベントプラザ(10/12~19)
10/15~16 (来場者数:推計8,000名)
・オアシス21「銀河の広場」(10/15~16)
(来場者数:推計15,400名)
在日イタリア大使館 学術・文化担当官 コッラード・モルテーニ氏来名
10/15~16
・シスターシティ・フェスティバル、名古屋まつりパレード参加
名古屋市住宅都市局調査団 トリノ市訪問
11/1~/6 名古屋市住宅都市局長始め3名
・歴史的建造物の調査、記念祝賀会等
名古屋市会議員団 トリノ市訪問
中田ちづこ名古屋市会副議長始め6名
11/2~4
・周年記念事業(植樹式、名古屋デー、祝賀会等)、都市開発調査、
産学連携調査等
7/11~15
名古屋市民親善使節団派遣
平子魁人団長始め33名
・周年記念事業(植樹式、名古屋デー、祝賀会等)参加等
名古屋市公式代表団 トリノ市訪問
河村たかし名古屋市長始め6名
11/2~6
・周年記念事業(植樹式、名古屋デー、祝賀会等)、ミラノ総領事館訪問等
(国際交流課長始め2名は事前調整のため11/1にトリノに到着)
名古屋市立大学芸術工学研究科 トリノ工科大学研究者受入
11/22~27 名古屋市立大学が、一般協定によりトリノ工科大学から
1名の研究者を受入
児童生徒書画展開催
11/23~27 第33回姉妹友好都市児童生徒書画展が名古屋市博物館で開催され
トリノの児童生徒の絵画作品20点が展示された。
トリノ工科大学教授一行 名古屋市役所表敬訪問
トリノ工科大学パオロ・ナポリ教授始め10名
11/24
・名古屋市役所表敬訪問
・国際シンポジウム(11/27、於:名古屋市立大学)出席
11/2~5
名古屋・トリノ姉妹都市提携5周年記念講演会
講師:法制大学デザイン工学部建築学科教授 陣内秀信 氏
12/13
トリノを始めとするイタリアのまちづくりを通して、イタリアのことを
より深く知るとともに、これからの名古屋のまちづくりについて考えた。
派遣人数 受入人数
教育委員会学校保健課
市長室国際交流課
32
名古屋商工会議所
17
名古屋市立大学
1
名古屋市立大学
1
市長室国際交流課
市長室国際交流課
1
住宅都市局
歴史まちづくり推進室
3
市会事務局
6
市長室国際交流課
33
市長室国際交流課
6
名古屋市立大学
1
教育委員会
指導室
住宅都市局
歴史まちづくり推進室
10
住宅都市局
歴史まちづくり推進室
市長室国際交流課
(参加者数:154名)
トリノサッカー指導者来名
2/2~7
トリノ市からサッカー指導者を招聘し、小学生、中学生、高校生を対象に
サッカー教室を開催した。また、名古屋市役所を表敬訪問した。
(参加者数:254名)
市長室国際交流課
2
67
- 30 -
46
Ⅲ 国際化施策の概要
(8) 姉妹友好都市記念広場
名古屋市街の中心、栄を南北にのびる久屋大通公園には姉妹友好都市提携を記念して造られた
親善広場があり、各都市から贈られたいくつものモニュメントがおかれている。都会のオアシス
を散歩して姉妹友好都市の軌跡に触れることができる。
ア
ロサンゼルス広場
ウォーク・オブ・フェイム(写真)
星型メダルの中に俳優、ミュージシャンなどの名を刻んだもので、ハリ
ウッドにある長さ5.9kmの「ウォーク・オブ・ フェイム」の複製
である。名古屋市制100周年及び名古屋ロサンゼルス姉妹都市提携3
0周年を記念してロサンゼルス市から贈られた。
このロサンゼルス広場には、他にも以下のものが設置されている。
・ロサンゼルスの石
・フレンドシップ・パターンズ
・マンズ・シアター・プレート
イ
・タイル画
メキシコ広場
アステカの暦(写真)
この暦は、15世紀に作られたものといわれ、実物は玄武岩製で3.
58m、重さ24トンもある。メキシコ古代民族の宇宙観と関連した宗
教の教義と共に、天文学的知識も表し、また、宇宙創造、すなわち世界
の破壊、再生の段階が描かれ、時間の測定等も見ることができる。しか
し未だ完全には解読されていない。このレプリカは姉妹都市提携を記念
して1978年にメキシコ市から贈られた。
このメキシコ広場には、他にも以下のものが設置されている。
・コヨルシャウキ
ウ
・トゥーラの戦士像
南京広場
華表(写真)
華表とは中国古代の記念建築の一種で、
宮城や陵墓等に設置された石柱
のことである。華表の柱の上には「ひ邪」という獣の彫刻がある。石柱の
金文字は、両市の変わることのない友好の願いを表している。この華表は
友好都市南京市から贈られ、1980年に設置された。
エ
シドニー広場
英国船シリウス号のいかり(写真)
このいかりは、1788年、イギリスからオーストラリアに渡った最初
の移民船を護衛した、英国船シリウス号のいかりのレプリカである。シド
ニー市から姉妹都市提携10周年を記念して1990年に贈られた。
- 31 -
Ⅲ 国際化施策の概要
b
姉妹友好都市以外の都市との交流(分野交流)
本市では姉妹友好都市提携以外にも、市民経済局や環境局などにおいて、さまざまな分野での交流提
携が結ばれているのと同時に、分野別の交流が行われている。
<提携に基づく平成23年度の交流実績等>
担当主
幹局
市民経
済局
協 定 名
相手先都市
ユネスコ・クリエイティ
ブ・シティズ・ネットワ
ーク
ネットワーク加盟都
市(海外はドイツ/ベ
ルリン始め 26 都市)
デザイン
都市間連携により、ユネス
コが目指す文化多様性を
保護・促進するもの。本市
は 2008 年 10 月に加盟認定
名古屋-ジロング湿地提
携
オーストラリア・ジロ
ング市
環境
イ ク レ イ (ICLEI) - 持 続
可能性をめざす自治体協
議会
世界 70 カ国、1,220
以上の自治体(2011
年末現在)
環境
緑政土
木局
姉妹動物園提携
オーストラリア/
ニューサウスウェル
ズ州
タロンガ動物園
職員交流・
動物交流
湿地の保全と活用に向け
た情報交流事業、人的交流
事業の推進。2007 年 5 月
締結。
23 年度は中学生 18 名を派
遣し、ジロング市の子ども
達と交流したほか、湿地保
全の取り組みなどを学習
した。
1990 年に持続可能な開発
を公約した自治体および
自治体協会で構成された
国際的な組織。国内外の都
市との情報交換を行った。
両園の職員交流及び動物
交流を通して、互いの充実
発展に努める。1996 年 9
月締結
23 年度はタロンガ動物園
から職員 1 名を受入、技術
の交流を図った。
教育委
員会
日本国名古屋市博物館と
オーストリア国ウイーン
市歴史博物館の友好提携
オーストリア
ウイーン市
ウイーン博物館
博物館
環境局
- 32 -
分
野
内
容
展観事業・学術研究の成果
の交流、両博物館の友好親
善等。2000 年 1 月提携
Ⅲ 国際化施策の概要
c
海外との人物交流等
・本市への表敬訪問
① 敬件数国・地域別一覧(過去3ヵ年)
平成 21 年度
国・地域
姉妹友好都市関係国 計
・米国
・中国
・オーストラリア
・メキシコ
・イタリア
アジア・オセアニア 計
・タイ
・ニュージーランド
・韓国
・シンガポール
・マレーシア
・ベトナム
・インドネシア
・ラオス
・モンゴル
・北マリアナ諸島
・ネパール
・カンボジア
・インド
北米・中南米 計
・カナダ
・アルゼンチン
・ブラジル
・ペルー
ヨーロッパ 計
・アイルランド
・フランス
・ベルギー
・オランダ
・ドイツ
・スウェーデン
・オーストリア
・ノルウェー
・デンマーク
・スペイン
・フィンランド
・ロシア
・ラトビア
・カザフスタン
アフリカ・中東 計
・ケニア
・エチオピア
・エジプトアラブ共和国
・ウガンダ
・南アフリカ共和国
・タンザニア
その他 計
・国際機関
件数
平成 22 年度
人数
29
件数
177
11
11
3
2
2
10
18
70
78
20
4
5
42
0
1
5
1
1
0
0
0
2
0
0
0
0
3
7
5
2
0
0
1
6
16
1
0
1
1
0
1
1
0
0
0
0
0
1
0
3
38
8
1
43
0
7
1
7
0
5
4
18
0
0
1
0
1
0
0
1
0
1
0
1
0
0
2
0
0
0
0
0
5
34
0
16
5
5
0
0
12
0
0
33
4
5
2
0
0
0
0
2
0
1
1
0
2
0
0
0
0
3
0
2
0
0
0
0
26
0
0
0
0
0
1
56
4
33
45
26
4
6
12
0
0
2
0
0
5
1
2
1
0
0
0
0
2
0
9
9
0
1
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
0
1
0
0
4
29
5
0
11
20
4
93
8
5
2
2
2
0
0
22
0
0
0
0
0
0
0
1
3
1
1
0
2
4
3
0
1
2
0
4
4
0
0
0
0
0
2
0
0
0
1
1
1
0
27
7
人数
19
102
132
36
4
0
0
0
4
0
0
0
0
0
0
0
1
1
1
3
0
0
2
件数
274
7
7
3
1
0
0
2
15
5
15
0
0
0
5
0
0
0
0
平成 23 年度
人数
0
0
2
0
4
0
0
1
0
4
0
7
0
0
12
1
1
0
0
0
0
5
2
10
0
0
0
0
26
1
0
0
・会議・大会参加者
0
0
0
0
0
0
・その他
8
43
6
33
5
26
計
57
321
44
- 33 -
393
45
221
Ⅲ 国際化施策の概要
② 最近の表敬訪問一覧(平成 23 年 4 月~平成 24 年 3 月)
年月日
H23. 5.12
18
H23. 6. 3
国
ブラジル
モンゴル
ベトナム
来 訪 者
駐日ブラジル大使 マルコス・ベゼーハ・アボッチ・ガウヴォン閣下
人数
5
駐日モンゴル大使 レンツェンドー・ジグジッド閣下
ベトナム計画投資大臣 ヴォー・ホン・フック氏
2
14
14
H23. 7. 5
日本
独)国際交流機構(JICA)中部センター 青年海外協力隊一行
5
米国
在名古屋米国領事館 ジョナス・ステュワート首席領事、ハリー・サリバン次期首席領事
5
13
米国
ランスカ教師派遣委員会 ランディ・グラント委員長
1
14
米国、中国
カワムラ・ビジティング・フェロウシップ・プログラム 参加者一行
5
19
米国
ロサンゼルス交歓高校生
5
日本メキシコ学院文化センター長 井上真由美氏
1
27
メキシコ
H23. 8. 2
韓国
駐日韓国大使 申珏秀(シン・ガクス)閣下
7
11
中国
偽満皇宮博物院研究員 劉建華氏一行
5
19
米国
米国インディアナ州政府駐日代表 加納泰彦氏
1
30
ケニア
駐日ケニア大使 ベンソン・ヘンリー・オウマ・オグトゥ閣下
2
上山奨学財団「第16次平成の遣中使」一行
12
駐日ベルギー大使 リュック・リーバウト閣下
2
在名古屋カナダ領事館 マット・フレイザー領事兼通商代表
2
30
H23. 9. 2
日本
ベルギー
9
カナダ
12
日本
独)国際交流機構(JICA)中部センター 青年海外協力隊一行
4
13
米国
ライオンズクラブ国際協会第一副会長 ウェイン・A・マデン氏
1
駐日インドネシア大使館 ジャトミコ・ブリス・ウィチャックソノ商務部長一行
4
16
インドネシア
H23.10.11
ベトナム
駐日ベトナム大使 グエン・フー・ビン閣下
3
12
ベトナム
ホーチミン市人民委員会副委員長 レ・マン・ハー氏
5
14
メキシコ
メキシコ市市民保護局長 エリアス・ミゲル・モレーノ・ブリスエラ氏一行
5
14
14
14
21
H23.11.15
オーストラリア シドニー名古屋姉妹都市委員会委員 ジョン・マクサラ氏、キリン・トンジ氏
ロサンゼルス名古屋姉妹都市委員会委員長 アーネスト・ヒダ氏、二世週クイーン一行
米国
2
23
6
ラオス
南京市玄武区教育局副局長 高前進氏一行
サワンナケート県図書館職員研修団 プートン・サイヤデート氏一行
ドイツ
ゲーデ弦楽四重奏団
4
ベトナム共産党中央委員・中央組織部副部長 グエン・バン・キュン氏一行
7
中国
4
17
ベトナム
21
ロシア
クラスノヤルスク訪日団 ニコライ・ドロズドフ氏一行
7
カナダ
シルク・ドゥ・ソレイユ 「クーザ」ツアーマネージャー及び出演者
トリノ工科大学 パオロ・ナポリ教授一行
10
エチオピア副首相兼外務大臣 ハイレマリアム・デサレン閣下一行
10
21
24
H23.12. 3
5
6
イタリア
エチオピア
5
6
2
13
南京市副市長 李琦氏一行
中国
オーストラリア 駐日オーストラリア大使 ブルース・ミラー閣下
独)国際交流機構(JICA)中部センター 青年海外協力隊一行
日本
20
駐日スペイン大使 ミゲル・アンヘル・ナバロ・ポルテラ閣下
駐日ラオス大使 シートン・チッニョーティン閣下
4
1
駐名古屋韓国総領事館 李均東総領事
5
トリノ市サッカー指導者
駐名古屋ペルー総領事館 グスタボ・ペニャ総領事
2
4
中国共産党南京市委員会 劉志偉常務委員一行
8
独)国際交流機構(JICA)中部センター 青年海外協力隊派遣前隊員
1
1
H24. 1. 6
24
H24. 2. 3
17
20
H24. 3.12
15
23
26
スペイン
ラオス
韓国
イタリア
ペルー
中国
日本
ノルウェー
米国
ベトナム
駐日ノルウェー大使 アルネ・ウォルター閣下
日本民踊研究会ロサンゼルス支部 寿の会一行
駐日ベトナム大使 ドアン・スアン・フン閣下
- 34 -
4
5
4
合計 221
Ⅲ 国際化施策の概要
・職員通訳者登録制度
外国人や外国語文書に対し、国際都市としてふさわしい対応ができるよう国際感覚のあふれる人材の
育成・活用を図り、全庁的に職員の対応能力を向上させるもの。
ア
登録者数
(単位:名)
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
英語
135
87
105
中国語
11
9
9
その他(*)
27
17
23
計
171
106
124
(各年度 3 月 31 日現在)
(複数言語登録あり)
※「その他」の言語の内訳は、スペイン語(7 名)、フランス語(6 名)、ハングル(4 名)、タイ語(2 名)、
ドイツ語(1 名)、ロシア語(1 名)、イタリア語(1 名)、ポルトガル語(1 名)である。
イ
登録対象の職員
一定レベル以上の語学力を持つ職員で登録を希望する者
(ア)
英語
実用英語技能検定 2 級以上又は TOEIC500 点以上を有する者
(イ)
英語以外
日常会話程度の語学力を有する者
ウ
活動内容
本市を訪問する外国人の接遇や国際交流関連事業における通訳等を行う。
エ
平成 23 年度の活動実績
2012 年生物多様性国際自治体会議に向けた準備会議での外国人参加者対応(英語 13 名)
- 35 -
Ⅲ 国際化施策の概要
d
名古屋市国際交流活動助成
市民レベルの国際交流活動の振興、各種国際交流団体の育成を図るため、その活動経費の一部を助
成する。
(1)
対象となる団体
原則として、市内に主たる活動の場を有する、国際交流に携わる組織的かつ1年以上継続して活
動している市民レベルの団体
(2)
対象となる事業
①
国際的な文化・スポーツ交流活動
② 国際的な人物交流活動
③
国際的なボランティア団体活動
④ 国際協力活動
ただし、
ア
営利を目的とする事業
イ 政治活動又は宗教活動に関する事業
ウ
公序良俗を害するおそれのある事業
は助成対象とならない。
また、同一年度内において本市から助成を受けた事業については、この制度による助成を受ける
ことはできない。また、同一の団体に対する助成は、同一年度内で 1 事業とする。
(3)
助成の金額
事業の助成対象経費の 1/2(海外で行う事業は 1/3)で、かつ 10 万円を超えない額。
国内で行う事業ついては助成対象金額の合計金額が 6 万円未満、海外で行う事業については、9
万円未満の事業は助成の対象としない。
また、留学生支援事業、姉妹友好都市関連事業、青尐年にかかる事業、在住外国人支援関連事業
及び市長が本市の国際化の推進のために有益と認める事業については、当該事業の助成対象経費の
によって 30 万円を超えない額となる場合がある。
【過去の実績】
対
助成額の単位:千円
平成 22 年度
件数
助成額
平成 23 年度
件数
助成額
国際的な文化・スポーツ交流活動
5
490
5
600
7
730
国際的な人物交流活動
3
270
3
220
3
210
国際的なボランティア団体活動
1
70
1
70
0
0
国際協力活動
0
0
0
0
0
0
9
830
9
890
10
940
合
e
平成 21 年度
件数
助成額
象 事 業
計
国際化推進事業に対する後援名義
地域の国際化の推進を図る目的をもって行われる、公共性の高い行事である等の要件を満たす行
事に対して後援名義の使用を許可している。
【過去の実績】
件
数
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
41 件
47 件
42 件
- 36 -
Ⅲ 国際化施策の概要
4
多文化共生
a
在住外国人への対応
・本市の主な取組み一覧
多文化共生の推進
多文化共生推進プラン
多文化共生推進プランの策定
多文化共生推進プラン実施計画の策定
外国人市民懇談会の開催
情報提供サービスの充実
対面・電話案内
パンフレット等
国際センター情報カウンター(9言語)
名古屋生活ガイド等による生活情報、市政情報の提供(約100種類)
国際センターナゴヤカレンダーによる日常生活情報の提供
ホームページ
名古屋市公式ウェブサイト
国際センターホームページ
ラジオ
FM放送(ZIP-FM)
メールマガジン
国際センター
携帯電話サイト
国際センター
ガイダンス
外国人集住地区において市政ガイダンスを実施
相談事業
国際センター
海外児童生徒教育相談
市政相談
法律相談
税務相談
こころの相談
健康相談
ピア・サポートサロン
行政書士による相談会
難民相談
外国籍の子どもと保護者のための総合相談会
外国人生徒と保護者のための進学ガイダンス
日常生活支援・相互理解
語学支援
日本語指導講師及び母語学習協力員の派遣
国際センター
相互理解
地域での取り組み
語学ボランティアの派遣
日本語教室の開催
国際センターでの各種講演会の開催
NIC地球市民教室
区役所における通訳配置(中区:中国語、フィリピノ語、港区:ポルトガル語)
港区九番団地子どもサッカー教室
- 37 -
Ⅲ 国際化施策の概要
・外国人市民懇談会の開催
平成 24 年度開始
<内容>
本市の多文化共生施策に対する外国人市民からの意見・ニーズ等を把握する機会として、市民懇談会
を開催し、市内在住の外国人市民から意見聴取を行う。
・名古屋生活ガイドの作成
平成7年度開始
<目的>
外国人市民が日常生活をするうえで必要な、市政や生活に関する情報を提供するため、冊子を作成し
配布するとともに、名古屋市ウェブサイト上にも掲載する。
【掲載内容】①ライフライン、ごみの捨て方、税金等の生活情報
②病気、事故、災害など緊急時の対応方法
③在留・各種保険等に関する各種手続き
④市の機関、国際機関等の各種問合せ先、相談窓口
<内容>
(1) 言語(7言語、日本語併記)
:
英語、中国語、ハングル、フィリピノ語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語
(2) 冊子の配布場所: 区役所、名古屋国際センター、図書館、生涯学習センターなど
・名古屋市公式ウェブサイト外国語版の作成
<目的>
外国人市民が日常生活を営むうえで必要な、市政や生活に関する情報を提供するため、外国語版ホー
ムページを作成する。
<内容>
(1) 言語: 英語、中国語、ハングル、フィリピノ語、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語
(2) 掲載記事: 生活基本情報、市からのお知らせ、緊急情報、海外への情報発信など
※名古屋市公式ウェブサイト以外の外国語ホームページについては p.73 参照
・市政ガイダンスの実施
<内容> 市職員が通訳を伴って外国人集住地域などに赴き、市政に関する説明・情報提供を行う。
実施場所、
実施日、
テーマ
平成 21 年度
港区(ポルトガル語)
平成 22 年 2 月 13 日
・日本の教育制度
・学校での過ごし方
平成 22 年度
港区(ポルトガル語)
平成 23 年 2 月 19 日
・日本の教育制度
・学校での過ごし方
・防犯について
- 38 -
平成 23 年度
千種区内(中国語)
平成 23 年 12 月 10 日
・国民健康保険について
港区(ポルトガル語)
平成 24 年 2 月 18 日
・小中学校への就学につい
て
Ⅲ 国際化施策の概要
・名古屋国際センターでの対応
注:以下数値はすべて平成 23 年度実績
(1) 情報カウンターの運営(名古屋国際センター)
日本語のほか8言語で生活・観光情報を提供している。(英語、ポルトガル語、スペイン語、中国
語、ハングル、フィリピノ語、フランス語、ベトナム語)
(2) ライブラリーの運営(名古屋国際センター)
国際理解や国際協力、海外や日本紹介及び日本語教材の図書やビデオ、DVD等の視聴覚教材を収
集、配架している。
(3) FMラジオ放送による外国人向けの情報提供事業(名古屋国際センター)
ア 事業の目的
東海地域に在住あるいはビジネス・観光等の目的で短期滞在する外国人を対象に各種生活関連情
報やイベント情報を提供している。
イ 事業の内容((公財)愛知県国際交流協会と協同実施)
ZIP-FM で毎週土曜・日曜日の午前6時からおよそ5分間放送している。(英語、ポルトガル語、
中国語、ハングル)
ウ
放送回数
・ZIP-FM
53回
・RADIO-iSCAPE
37回(平成23年12月22日の放送をもって終了)
(4) 海外児童生徒教育相談(名古屋国際センター)
ア 事業の目的
親の海外勤務に伴い海外へ出かける児童・生徒及び外国籍の児童・生徒に対する教育相談を実施
している。出国時には、在留地への編入学、学習・生活指導など、そして帰国時には、編入学・進
学、帰国後の適応教育、外国語の保持・伸長のほか、外国籍の児童・生徒の就学、進学などについ
ての相談を実施。
イ
事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 相談日時 水曜日、金曜日及び日曜日 午前 10 時~午後 5 時(予約制)
(ウ) 相談方法 面接、電話
(5) 外国人市政相談(名古屋国際センター)
ア 事業の目的
外国人が安心して活動し生活するために必要な市政についての相談に応じている。
イ 事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 相談日時 毎週火曜日~土曜日(祝日除く)午前 10 時~正午、午後 1 時~5 時
(ウ) 相談方法 面接または電話
- 39 -
Ⅲ 国際化施策の概要
(エ) 通
訳 英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語、ハングル、フィリピノ語
ただし、曜日や午前・午後の区分によって対応言語が異なる。
(オ) そ の 他 3 者通話が可能な電話機(トリオホン)を設置し、区役所等で言葉の通じない外
国人のために、電話による市政相談通訳サービスも行っている。
(6) 外国人法律相談(名古屋国際センター)
ア
事業の目的
日本語のわからない外国人を対象とした弁護士による無料の法律相談を実施している。
イ
事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 相談日時 毎週土曜日 午前 10 時~午後 0 時 30 分
(ウ) 相談方法 面接(予約制)
(エ) 通
訳 英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語
(7) 外国人税務相談(共催:名古屋税理士会)
(名古屋国際センター)
ア 事業の目的
税理士による確定申告(還付申告)を行う必要のある外国人を対象とした無料相談を実施してい
る。
イ 事業の内容
(ア)
相談場所 名古屋国際センター
(イ)
相談日時 確定申告時期に合わせて開催(土曜日あるいは日曜日)
(ウ)
相談方法 面接(予約制)
(エ)
通
訳 英語、ポルトガル語、スペイン語等
(8) 外国人こころの相談(名古屋国際センター)
ア
事業の目的
暮らしの中で生じる不安や悩みを抱えた外国人を対象に、母語で相談できる無料相談を実施して
いる。
イ 事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 相談日
予約制
(ウ) 相談言語 英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語
(9) ピア・サポートサロン(名古屋国際センター)
ア 事業の目的
日本で生活する中で悩みを持つ在住外国人を対象に、母語で心おきなく話せる機会を設け、悩み
や不安を軽減するとともに、仲間づくりの場として実施。
イ 事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 相談日
年4回
- 40 -
Ⅲ 国際化施策の概要
(10) 外国人健康相談会(共催:
(特活)外国人医療センター)
(名古屋国際センター)
ア
事業の目的
(特活)外国人医療センターとともに外国人が気軽に健康に関する相談を行うことができる場を提
供することを目的に実施している。
イ 事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 相談日
年3回
(11) 行政書士による外国人相談会(共催:愛知県行政書士会)(名古屋国際センター)
ア
事業の目的
愛知県行政書士会と共催で、在留資格や起業等に関する相談を実施している。
イ
事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 相談日
年2回
(ウ) 相談方法 面接(予約制)
(エ) 通訳
英語、ポルトガル語、スペイン語等
(12) 難民相談(共催:
(財)アジア福祉教育財団難民事業本部)
(名古屋国際センター)
ア 事業の目的
インドシナ難民定住者、条約難民及び難民認定申請者等の申請手続き等に係る相談を実施して
いる。
イ
事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 相談日
毎月第 1、2、4 木曜日
(13)外国人の子どもと保護者のための総合相談会(名古屋国際センター)
ア 事業の目的
外国人の子ども及びその保護者を対象に、「共働きの両親やおさえておく子育てのポイント」
と題したセミナーや、教育、子育て、発達について、各専門相談員が応じている。
イ 事業の内容
(ア) 相談場所 名古屋国際センター
(イ) 通訳
英語、ポルトガル語、スペイン語、中国語、フィリピノ語
(14) 語学ボランティアの派遣(名古屋国際センター)
ア
事業の目的
在住外国人が日本語でのサポートを必要とする場面での通訳・翻訳について、ボランティアを派
遣する。
イ 事業の内容
(ア) 登録者数 383名
(イ) 活動実績 298件(保育園の保護者懇談会の通訳など)
- 41 -
Ⅲ 国際化施策の概要
(15)「九番団地子どもサッカー教室」の開催(名古屋国際センター)
ア
事業の目的
外国人児童と日本人児童との交流を目的に、サッカー教室を開催している。
イ
事業の内容
(ア) 開催場所 東海小学校(港区)校庭
(イ) 開催日
毎週土曜日の午後
(16) 日本語教室「NIC 日本語の会」の開催(名古屋国際センター)
ア
事業の目的
日本語を母語としない外国人のために、基礎的な日本語や生活文化情報を国際センター登録ボラ
ンティアが教える。
イ 事業の内容
(ア)開催場所 名古屋国際センター
(イ)開催日 ① 平成 23 年 5 月 15 日~7 月 24 日
② 平成 23 年 9 月 18 日~11 月 27 日
③ 平成 24 年1月 15 日~3 月 25 日
(17) 「子ども日本語教室」の開催(名古屋国際センター)
ア 事業の目的
日本語を母語としない6歳から15歳の子どもを対象に、生活や学校で役立つ日本語の学習を支
援する日本語教室を開催している。
イ 事業の内容
(ア) 開催場所 名古屋国際センター
(イ) 開催日
① 平成 23 年 5 月 15 日~7 月 24 日
② 平成 23 年 9 月 18 日~11 月 27 日
③ 平成 24 年 1 月 15 日~3 月 25 日
・
「日本語教育相談センター」の運営(教育委員会)
学校や保護者から、日本語指導が必要な児童生徒に関する相談を受けている。また、学校からの翻
訳依頼と通訳派遣依頼に対応している。
(ア) 相談時間 毎週月~金曜日 午前 9 時~午後 5 時
(イ) 相談場所 名古屋市教育館 1 階
(ウ) 対応言語 ポルトガル語、スペイン語、中国語、フィリピノ語、ハングル
(予約なしの相談については午後 1 時~4 時のみ)
(エ) 平成 23 年度実績
翻訳
通訳派遣
1,945件
120件
※ 日本語教育相談センターは、平成 23 年 5 月から「こんにちは なごや」より改組
- 42 -
Ⅲ 国際化施策の概要
b
英文表示等
(1) 英文表示
本市では、施設表示、道路案内、観光案内、交通機関等について、ローマ字の併記及び英文の表示を
行っている。
最近設置の市民利用施設には、ほとんど英文あるいはローマ字で併記がなされているが、既設の施設
についても、施設の改修や表示板の改修の機会をとらえ、表示の充実に努めている。
昭和 61 年に、国際化施策の一環として名古屋に住む外国人や観光等で来名する外国人の便宜を図る
ため、
『英文表示基準』を作成し、平成 7 年及び 12 年に改訂した。平成 15 年からは、庁内イントラネ
ット上に掲載し、順次改訂している。
この基準は、第1章「英文表示基準」で、道路標識、施設名称、案内板等に使用する英文表示の表記
の原則を定め、本市が行う英文表示の準拠すべき統一基準とし、第2章「組織の英文表記」では、本市
の機構・組織の英文名を統一し、一覧表としている。
(参考1)
緑政土木局関係分案内標識整備状況
平成 24 年 3 月 31 日現在
種
別
大型案内標識
地点名標識
誘導案内
著名地点
主要地点
信号添加等
歩行者用
歩行者系サイン
愛称標識(道路の通称名)
街路標識(街路の通称名)
全体数
1,070
272
138
8,756
494
907
687
386
このうち英文併記
936
272
138
6,905
494
907
687
386
(参考2)
交通局関係分事業実績
地下鉄・市バスの英文表示(併記)については、昭和 63 年度に完了した。
(2) 地下鉄、市バスの英語放送等
地下鉄では、車内において到着時等に英語による案内放送を実施しているほか、一部の車両で車内
案内表示装置を設置し、行先、次駅名等の英語による案内表示を行っている。
また、東山線、名城線、名港線、桜通線、上飯田線の全駅に電光式案内表示装置を設置し、電車の
行先情報を LED で英語表示している。
さらに、駅の記号・番号表示及び駅施設の多言語表示による案内を平成 16 年 10 月 6 日から行って
いる。
市バスでは、車内案内表示装置を設置し、次停留所名をローマ字で表示を行っている。また、基幹
1号系統(栄~鳴尾車庫)
、幹栄2号系統(栄~新大正橋西)など、バス運行情報システムが整備さ
れた 10 系統のうちの主な停留所で、英語による行き先案内の放送を実施している。
- 43 -
Ⅲ 国際化施策の概要
(3) ガイドウェイバス、あおなみ線、リニモの英語案内等
ガイドウェイバス、あおなみ線、リニモでは、各駅構内において、LED 案内表示装置により、電車
等の行先情報等を英文表示しており、また、駅の記号・番号表示及び駅施設の英語または多言語によ
る表示を行っている。車内においても、LED 案内表示装置により次駅名を英文で表示している。さら
に、あおなみ線、リニモでは、駅到着時に英語による案内放送を実施している。
(参考3)
住宅都市局関係分実績
ガイドウェイバス、あおなみ線、リニモの英文表示(併記)については、全駅において完了した。
(4) 多言語表示の状況
ア
地下鉄車両案内放送
平成 17 年 4 月 28 日から5ケ国語(日本語、英語、ハングル、中国語、ポルトガル語)で実施
区間
内容
東山線 藤が丘行
名古屋駅~伏見駅間
東山線 藤が丘行
本郷~藤が丘
藤が丘行案内
リニモ乗換案内
東山線 高畑行
伏見駅~名古屋駅間
他鉄道乗換案内
東山線 高畑行
藤が丘停車時(始発)
高畑行案内
東山線 高畑行
星ケ丘停車時(始発)
高畑行案内
東山線 高畑行
池下停車時(始発)
高畑行案内
イ 地下鉄駅
「出口」「改札口」「きっぷうりば」「精算機」及び「券売機・精算機の使用方法」について、
全駅で5ケ国語(日本語、英語、ハングル、中国語、ポルトガル語)で表示
ウ
ガイドウェイバス
「出口」「改札」について、高架部分の全駅で5ケ国語(日本語、英語、ハングル、中国語、
ポルトガル語)で表示
エ
あおなみ線
出口案内等の看板類について、全駅で5ケ国語(日本語、英語、ハングル、中国語、ポルトガ
ル語)で表示
オ
リニモ
「出口」
「改札」
「誘導」について、全駅で5ケ国語(日本語、英語、ハングル、中国語、ポル
トガル語)で表示
- 44 -
Ⅲ 国際化施策の概要
カ
緑政土木局関係案内標識
歩行者系サインは原則として全ての日本語表記に英文を表記する。ただし、交通機関やその他
の施設など、必要に応じて英文に加え、ハングル、中国語、ポルトガル語を併記する。また、領
事館を訪れる外国人への配慮など特に必要がある場合は、その外国語を併記する。
<参考:歩行者系サインマニュアルより:平成 14 年 9 月改訂>
c
外国語版パンフレット、刊行物、DVD・ビデオ等の作成(名古屋市各局等)
(1) 外国語版パンフレット、刊行物
本市では生活や市政等に関する各種パンフレットを多言語で作成し、配布していると共に、一部
を名古屋市公式ウェブサイト(外国語版)にも掲載している。
言語:英語、中国語、ハングル、スペイン語、ポルトガル語、フィリピノ語ほか(対応言語は冊
子により異なる)
(参照)p.74 外国語版パンフレット、刊行物一覧
(2) 外国語版DVD・ビデオ
本市では、各局の事業等を紹介するDVDやビデオを多言語で作成し、一部貸出を行っている。
言語:英語、中国語、ハングル、スペイン語(対応言語は種類により異なる)
(参照)p.77 外国語版DVD、ビデオ等一覧
- 45 -
Ⅲ 国際化施策の概要
5
国際貢献
a
国際協力
・国際協力機構(JICA)を通じた事業
平成23年度研修生の受入実績
局名
人数
環境局
14
期間
分野
相手国
スリランカ、モンゴ
ル
各約 3 週 廃棄物管理
生物多様性の保全及び持続可能な利用を
活かした地域開発
開発途上国
マイコトキシン検査技術(カビ毒)
開発途上国
1日
総合都市交通計画・プロジェクト
開発途上国
14
46 日
水道技術(無収水量管理対策)
10 途上国
8
31 日
水道技術(配水管網整備)
タイ
5
8日
水道技術(経営・技術改善)
インドネシア
2
2日
水道技術(無収水量管理)
ラオス
10
1日
水道技術(無収水量管理)
マレーシア
7
1日
水道技術(緩速ろ過)
イラク
3
30 日
下水道技術(下水道水質管理)
メキシコ
3
13 日
下水道技術(下水道水質管理)
ブラジル
14
1日
下水道技術(下水道水質管理)
韓国
3
1日
下水道技術(下水道水質管理)
パレスチナ
交通局
12
2日
交通事業
開発途上国
計
128
7
3日
健康福祉局
6
約3週
住宅都市局
20
上下水道局
平成23年度 技術職員の派遣実績
局名
上下水道局
計
人数
期間
分野
相手国
1
12 日
水道技術(経営・技術改善)
インドネシア
2
7日
水道技術(配水管理)
タイ
2
7日
水道技術(洪水緊急復旧支援ニーズ調査) タイ
6
113 日
水道技術(未給水地域調査)
スリランカ
3
14 日
下水道技術(下水道水質管理)
メキシコ
14
- 46 -
Ⅲ 国際化施策の概要
・外国において発生した災害に対する見舞金・義援金の贈呈
風水害、地震、火災その他これらに類する災害(以下「災害」という。)により被害を受けた外国又
は外国都市に対して見舞金、義援金を贈呈する。
贈呈基準等
(1) 日本国外において発生したもので、死者・行方不明者数が 5,000 人以上の被害の生じた災害に
ついては、見舞金の額は、原則 1,000 千円とし、在日大使館等を通じて贈呈する。また、義援金は、
日本赤十字社の対応に準じ、市職員及び市民より募集する。寄せられた義援金は、日本赤十字社を
通じて贈呈する。
(2) 日本国外において発生したもので、死者約 1,000 人以上、死者・行方不明者数が 5,000 人未満
の被害の生じた災害については、義援金は、日本赤十字社の対応に準じ、市職員及び市民より募集
する。寄せられた義援金は、日本赤十字社を通じて贈呈する。
(3) 日本国外において発生したもので、死者約 1,000 人未満の被害の生じた災害については、日本
赤十字社の救援金受付口座が開設されている場合は、その口座を案内するものとする。また、国際
交流団体などが募金箱を設置している場合で送付先が日本赤十字社のものについては、あわせて案
内するものとする。
(4)上記にかかわらず、本市と交流のある外国又は外国都市で災害が起きた場合等市長が特に必要と
認めた場合は、この限りではない。
過去の贈呈状況
贈呈額*
災害等発生日
スマトラ沖地震・津波
(インドネシア、スリランカ、タイ)
米国・ハリケーン・カトリーナ
パキスタン等大地震
インドネシア・ジャワ島中部地震
ミャンマー・サイクロン
中国大地震
メキシコ新型インフルエンザ
ベトナム台風及びスマトラ沖地震
ハイチ大地震
チリ大地震
(うち見舞金)
H16.12
6,572,838 円
(3,000,000 円)
H17.8
H17.10
H18.5
H20.5
H20.5
H21.4
H21.9
H22.1
H22.2
1,985,836 円
2,526,415 円
2,822,820 円
3,343,332 円
3,642,156 円
1,000,000 円
85,936 円
1,552,119 円
917,456 円
(1,000,000 円)
(1,000,000 円)
(1,000,000 円)
(1,000,000 円)
(1,000,000 円)
(1,000,000 円)
―
(1,000,000 円)
―
*贈呈額・・・見舞金、義援金の合計額
・書き損じはがきによる国際貢献
識字教育を支援する“世界寺子屋運動”の名古屋実行委員会の事務局として、公益財団法人名古屋国
際センターでは書き損じはがき(年賀状・官製はがき等)の回収を行っている。本市では、国際化推進
会議幹事会を通じて、職員から書き損じはがき等を収集し、国際貢献に寄与している。
平成 20 年度
本 市 分 有 効 回 収枚
数
12,925
平成 21 年度
15,064
- 47 -
平成 22 年度
11,866
平成 23 年度
10,047
Ⅲ 国際化施策の概要
b
留学生施策
・なごや留学生フレンドシップ事業
(目 的)
留学生に奨学金を支給し勉学に励みやすい環境を提供するとともに、市民との交流や本市国際化施
策への参加を促し、市民の国際感覚の醸成、本市国際化の推進及び名古屋と母国の架け橋となる人材
の育成に資する。あわせて、留学生誘致パンフレットやウェブサイトなどを通じ、本市へ留学生誘致
を図ることを目的とする。
(事業の構成)
なごや留学生フレンドシップ事業は、次に掲げる事業により構成する。
(1)奨学金の支給
(2)留学生誘致パンフレットの作成
(3)留学生向けウェブサイトの作成・運営
(4)その他留学生誘致に必要な事業
(奨学金の内容)
一般枠:滞在費(月額 100,000 円)
姉妹友好都市枠:滞在費(月額 100,000 円)
、渡日旅費
来日後 6 カ月間の日本語学校の授業料及び入学料(月額上限 100,000 円)
(支給対象)
一般枠:1人
大学・大学院において、日本語・日本語文化(日本経済・日本政治などを含む)を専攻している、
又はしようとする者(名古屋市内在住)
姉妹友好都市枠:1 人
名古屋市の姉妹友好都市の教育機関を卒業または卒業見込みの学生
(受給者の活動内容)
なごや留学生フレンドシップ事業の奨学金を受給することとなった留学生には、
「親善大使」の称号
を与える。
親善大使は、次に掲げる活動に協力する。なお、大学を卒業後も、積極的になごや留学生フレンド
シップ事業の運営に協力していただくこととする。
(1)本市が実施する市民との交流事業への参加
(2)外国人市民懇談会への出席
(3)留学生向けウェブサイトでの名古屋の魅力等の情報発信
(4)名古屋市の国際化施策への意見
・国際留学生会館の運営 (名古屋国際センター)
(参照)P.61 国際化推進施設
- 48 -
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