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平成28年度 第2回坂井警察署協議会 ~7月28日開催~ 1 会長

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平成28年度 第2回坂井警察署協議会 ~7月28日開催~ 1 会長
平成28年度 第2回坂井警察署協議会
~7月28日開催~
1 会長あいさつ要旨
最近の報道で、凶悪な事件、悲惨な事故を目の当りにしますが、幸いにも坂井市内で
は全国ニュースで大きく取り上げられる様な事件・事故の発生はありません。
偏に坂井警察署長をはじめ署員の皆さんが、安心安全な街づくりのためにご尽力され
ている賜と深く感謝申し上げます。
今日は坂井警察署協議会として、安全で安心して暮らせる坂井市であるため、委員の
皆様からの活発なご意見を頂き、今年度における具体的施策の提言をさせて頂きます。
2 署長あいさつ要旨
現在の治安情勢は交通事故は現在までに約1,000件と一日平均5,6件のペース
で発生しており、また、最近では警察官を名乗る詐欺の予兆電話が高齢者を対象として
多数あり、その中には600万円を犯人に渡す一歩手前のものもありました。
また、坂井警察署では現在「ワークライフバランス」の推進に取組んでおります。
「ワークライフバランス」とは文字通り、仕事と生活のバランスと云う意味で、普段
は中々休みが取れない職員の休暇取得を推進し、職員の生活を活力あるものにしなけれ
ばならないと各種施策に取組んでおります。
本日は、委員の皆様から貴重なご意見を頂き、坂井警察署が重点的に取り組むべき方
向性について提言を頂きたい。
3 議事
(1) 上半期の治安情勢等について
・ワークライフバランスの推進
職員家族の職場見学の実施など
・犯罪発生状況など
水際での特殊詐欺被害防止の事例紹介
・交通事故発生状況
速度取締り指針について
・オール坂井署による広報活動
イネス感謝祭における各協力団体の協力を得た広報活動
・伊勢志摩サミット警備を終えて
(2) 提言書の交付
高齢者社会を迎えた現在、
「高齢者を事件・事故から守る対策の推進」
が喫緊の課題と捉え、警察、自治体、関係団体、民間が一体となり高齢者対策に取り
組むことを提言。
4 質疑応答
(△~委員 ▲~警察)
(1) 高齢者の交通事故発生と運転免許の返納について
△ 問
高齢者の方が当事者となる交通事故での被害者と加害者になる割合について説
明をお願いします。
▲ 答
高齢者が加害者となっている割合が多く、中には逮捕事件になっているものも
あります。
△ 問
高齢者の運転免許証の返納方策について説明をお願いします。
▲ 答
現在、高齢者の運転免許証の返納率は低水準である。
坂井市のコミュニティバスを無料で使える特典をアピールし返納率を向上させ
て行きます。
(2) 高齢者の行方不明事案の現状について
△ 問
マスコミによると、福井県内における高齢者の行方不明者は96人との報道が
あるが、坂井警察署における高齢者の行方不明者について説明をお願いします。
▲ 答
当署では、
昨年4月に発生した高齢者女性の行方不明事案の未解決が一件あり、
事件・事故の両面から現在も捜査を継続しております。
また、高齢者が行方不明になる事案は2日に1件のペースで発生しており、事
案認知時に署員を大量動員し早期に発見し、今のところ全て解決しております。
(3) 警察官の福利厚生について
△ 問
警察官の労働環境について説明をお願いします。
▲ 答
坂井警察署ではワークライフバランスを推進中であり、休暇の取得率向上等の
改善を図っています。
事件事故の対応は時間的制約があり、多忙な時期に休暇をとるのは困難である
が、事案が無く閑暇時には休暇の取得を推進するとともに、署員が「仕事」と「生
活」の調和が図れるように各種施策を推進して参ります。
6 副会長あいさつ
協議会冒頭、休暇取得の話しがあったが、一般企業の中には「人が居ない」
「忙しい」
「すぐに辞めてしまう」と悪循環が起こり、せっかく入社した若い人が「休みをとれな
い」
「連休がない」と直ぐに辞めて行き、会社経営自体が危うくなるケースもあります。
しかし、社員が休暇を取りやすい環境を構築した会社には活気が溢れ、社員に元気が
出たほか、若い人の会社の定着率が上がり業績も向上しております。
この事は職場環境が良くないと、
「良い人材は集まらない」
「業績も向上しない」こと
の現れとであり、是非、坂井警察署の皆さんも休暇を取って頂き、良い職場環境の中で
仕事に精励し、市民の安全安心に寄与して頂きたい。
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