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道小各地区研究活動 留萌 (校正)
平成28年度 留萌の研究活動 研究副部長 留萌市立潮静小学校 校 長 安 田 善 見 1 .は じ めに 留 萌 管 内 小 中 学 校 長 会 で は , 今 年 度 か ら新 し い 研 究 主 題 「 北 の 大 地 か ら 世 界 を 見 つ め 新 しい 社 会 の 形 成 に 向 け て 挑 戦 す る 子 ど も を 育 む 学 校経 営 の 推 進 」 を 設 定 し , 効 果 的 な カ リ キ ュ ラ ム ・マ ネ ジ メ ン ト の 在 り 方 を 柱 と す る 3 か 年 継 続 研 究に 取 り 組 み 始 め た 。 年 に 一 度 の 管 内 研 究 協 議 会 では , 提 言 と 研 究 協 議 で 校 長 の 職 能 向 上 を 目 指 し てい る 。 ま た , 道 小 ・ 道 中 提 言 に 向 け て は , プ ロ ジェ ク ト 委 員 会 を 組 織 し て 管 内 校 長 の 実 践 か ら 提 言資 料 を 作 成 し , 全 連 小 及 び 全 日 中 研 究 大 会 参 加 と還 流 活 動 な ど を 通じ て , よ り よ い 学校 経 営 の 在 り方 や 今 後 に お ける 教 育 の 方 向 性な ど に つい て, 校 長 の リ ーダ ーシ ッ プに 視点 を 当て て 意欲 的に 研 鑽し ,課 題 の究 明 を目 指し て いる 。 2 .活 動 計画 ( 1 )活 動方 針 「 北の 大 地 か ら 世 界 を見 つ め 新 し い社 会 の 形 成 に 向け て 挑 戦 す る 子ど も を 育む 学校 経 営 の 推 進」 を 研 究 主 題 に ,研 究 副 主 題 を「 学 校 力 を 高 める た め に 戦 略 的に 思 考 する カリ キ ュ ラ ム ・マ ネ ジ メ ン ト の 推進 ~ 課 題 を とら え , 解 決 に 導き , よ り よ い 学校 づ く りを 進め る 校 長 の 在り 方 ~ 」 と す る 研究 活 動 の 充 実を 図 り , 校 長 とし て の 識 見 を 高め , 指 導力 の向 上 に 努め る。 ( 2 )研 究推 進 の重 点 ① 本 年度 の 研 究 協 議 会 は, 研 究 主 題 に基 づ く 3 か 年 継続 研 究 の 1 年 目の 研 究 を推 進し , 第 6 4 回留 萌 管 内 小 中 学 校長 会 教 育 研 究協 議 会 に お い て共 通 理 解 を 深 める と と もに ,今 後 の 研究 の見 通 しを 確か な もの と する 。 ② 道 小 ・ 道 中提 言 に 向 け ,提 言 プ ロ ジ ェ ク ト委 員 会 の 活動 を 充 実 し , 研究 推 進に 努め る 。 ③ 研 究集 録 『和 心一 統 』第 4 7号 を発 刊 し, 研究 の 成果 と 校長 会の 足 跡を 記録 に 残す 。 ④ 道 小・ 道 中研 究部 , 各市 町 村研 究部 及 び関 係機 関 との 連 携の 強化 に 努め る。 ⑤ 留 萌管 内 研究 団体 連 絡協 議 会の 会長 ・ 事務 局長 と して , 各種 研究 会 の連 絡調 整 に努 め る。 3 .研 究 活動 ( 1 )3 か年 継 続研 究計 画 ①目 的 「 よ りよ い 学 校 づ く りを 実 現 す る ため に 校 長 が な す べき こ と は何 か 」を 究明 し , 『 い い学 校の 創 り方 』 を検 討す る 。 ②内 容 自 校 の 課 題 を 捉え た 上 で , 課題 の 解 決 や 改 善, 新 た な 取 組 の実 施 に 向け て校 長 が ど の よ う な こ と を目 指 し た り ,ど の よ う な こ とを 考 え た り し て何 を 行 い, それ が ど の よ う に 進 行 し ,い か な る 結 果と な っ て い る のか を 提 示 し , 検討 す る こと で学 校 づ く り に有 効だ と 考え ら れる 手だ て や経 営手 法 を明 ら かに する 。 ③ 研究 計画 ( 平成 28 年 ~平 成 30 年) ・ 1年 次 … 研 究 骨子 の 構 築 , 研究 史 点 の 設 定 。 課題 の 設 定 と改 題 解 決 の 方 向性 の検 討 。 ・2 年次 … 課題 解 決へ の実 践 事例 の収 集 。研 究 内容 の分 析 ,新 たな 課 題設 定 。 ・3 年次 … 研究 に 基づ く実 践 と成 果の 集 約。 課 題解 決へ の 具体 方策 。 研究 の まと め。 ( 2 )第 64 回 留萌 管内 小 中学 校 長会 教育 研 究協 議会 の 開催 ① 期日 平 成2 8 年 ② 会場 小 平町 文 化交 流 セン ター ③ 内容 研 究部 基 調提 言 ,講 話, 演 習・ グル ー プ協 議 ■ 8月 8日 ( 月) 研 究 部基 調提 言 の概 要 ・研 究 部が 提唱 す る「 カ リキ ュラ ム ・マ ネジ メ ント 」 につ いて の 理論 ・「 カ リキ ュラ ム ・マ ネ ジメ ント 」 のモ デル ( 全体 構 造図 )の 作 成に つい て ・3 か年 の研 究 の方 向 性, 本年 度 及び 2年 次 以降 の 研究 内容 に つい て ■ 講 話 「新 しい 時 代に 必 要な 資質 ・ 能力 の育 成 ~ カ リキ ュラ ム ・マ ネジ メ ント 」 の充 実~ 講師 ・ 北海 道 教育 庁留 萌 教育 局義 務 教育 指 導監 ■ 吉 田 昌 広 様 演 習 ・グ ルー プ 協議 の 概要 ・演 習 … 学 校 経 営 計画 を も と に 各校 の 「 カ リ キ ュラ ム ・ マ ネ ジメ ント 」 全体 構造 図 を 作成 ・協議…作成した全体構造図をもとに,自校の経営上の課題や具体的な改善点につ いて 交 流し た 後, 管内 共 通の 課題 に つい て 協議 ( 3 )平 成2 8 年度 北 海 道小 学 校長 会教 育 研究 小樽 大 会の 提 言 ■ 第 4 分科 会「 知 性・ 創 造性 」 ■ 研 究 発表 「 し なや か な知 性と 豊 かな 創造 性 を培 う カリ キュ ラ ム・ マネ ジ メン ト に お いて 発 揮す べき 校 長の リー ダ ーシ ッ プに つい て 」 ■ 提言 者 苫 前町 立苫 前 小学 校長 堀 井 理 ( 4 )プ ロジ ェ クト 委員 会 の開 催 平 成2 9 年度 道小 宗 谷大 会 第7 分科 会 の提 言発 表 に向 け てプ ロジ ェ クト 委員 会 を組 織 し、 準備 をめ て いる 。 ( 5 )新 任校 長 会へ の参 加 管 内校 長 会 で 実施 し た 「 新 任 校長 研 修 会 」 で は, 研 究 部 か ら校 長 会 の活 動 の中 核を な す 研 修 ・研 究 活 動 の 重 要 性や 組 織 体 制 につ い て 説 明 し ,校 長 会 の 連 携 や校 長 と して どの よ う に学 校経 営 に当 たる か を新 任 校長 とと も に考 え, 協 議し た 。 ( 6 )各 種研 究 会へ の参 加 ,還 流 研究 会参 加 報告 は 研究 集録 「 和心 一統 」 に掲 載 して 還流 を 図っ てい る 。 ■ 北 海 道小 学校 長 会教 育 研究 小樽 大 会 小学 校長 8 名参 加 ■ 北海 道 中学 校 長会 教育 研 究大 会上 川 ・旭 川 大会 中 学校 長 1 1名 参 加 ■ 全国 連 合小 学 校長 会研 究 協議 会高 知 大会 小 学校 長 2名 参 加 ■ 全日 本 中学 校 長会 研究 協 議会 宮城 大 会 中 学校 長 1名 参 加 4 .お わ りに 3 か 年 研 究 の 1年 目 と な る 今年 度 の 研 究 協 議 会で は , 研 究内 容 と そ の 理 論, 今 後の 具体 的 な 取 組 を 管 内校 長 に 周 知 す る こと を 目 的 と して , 研 究 部 が 基調 提 言 を 行 っ たが , 次 年度 から は 校 長 の 実 践 をも と に し た 提 言 発表 と 研 究 協 議を 行 っ て さ ら に研 究 を 深 め て いく 。 留 萌の 子ど も た ち の ため ,留 萌 の教 育の 一 層の 充 実に 向け て 実り ある 研 究を 推 進し てい き たい 。