記録 - JICA

第５回
GDN 年次会合 アジア経済研究所主催分科会報告
Reform in Agriculture- Experience from Asia”
2004 年４月 15 日
アジア経済研究所
岡本
郁子
アジア経済研究所は第４回年次会合（カイロ）から一分科会を主催している。第５回会
合では農業部門における改革をテーマとするセクター別セッションを主催した。
多くの発展途上国では人口の多数が農業部門に生計を依存している。世界経済の急速な
構造変革にも関わらず、途上国の農業部門の重要性には大きな変化はない。したがって、
農業部門における改革は食糧安全保障、雇用、所得分配の面でも包括的なインパクトをも
ちうるものである。1980 年代から 90 年代にかけて多くの途上国は農業改革を遂行したが、
その多様な経験の一端を具体的な国の事例で示そうというのが本セッションの目的であっ
た。
本セッションは以下の構成で行われた。
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司会
チナチャミイ・ラマサミィ（タミル・ナドゥ大学）
報告
１．岡本
郁子
（アジア経済研究所）
Agricultural Marketing Reform and the Rural Economy in Myanmar”
２．ラメシュ・チャンド
(経済成長研究所
Institute of Economic Growth)
Impact of Trade Liberalization and related Reforms on India’s
Agricultural Sector, Rural Food Security, Income and Poverty”.
３．黒崎
卓
（一橋大学経済研究所）
"Long-term Agricultural Growth and Agricultural Policy in India and Pakistan"
討論者
１．マハバブ・ホサイン
（国際稲作研究所
２．パラクラマ・ウェリガマゲ
IRRI）
（国際水管理研究所
IWMI）
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本セッションは 50 名余の参加を得る高い関心を得るものとなり、フロアーからの質疑を
交えた活発な議論が行われた。
以上