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Japan Good Agricultural Practice とは 適正農業規範
「JGAP」 Japan Good Agricultural Practice とは 適正農業規範 2009年9月 株式会社 ぶった農産 Butta agricultural products corp 日本GAP協会 JGAP認証について GAP =適正農業規範 Good Agricultural Practice GAPとは、EUにおける農産物の安全管理を進め るためにつくられた農場版のISO・HACCPという考え 方と言えます。すでにEUではGAPの認証なしでは量 販店や大量の流通ができないと言われています。 したがってGAPは農場の安全管理と農場管理の考 え方を認証するものです。 GAPは、適正農業規範と日本語に訳せますが、日本 の農場にこの安全管理の考え方を導入することによ り世界的に競争力のある農産物を生産し生活者に 安全を提供するものです。 日本では日本GAP協会が日本で最初にGAP認証を 広め、国内におけるGAP認証における最高機関とし て活動を行っています。 弊社は、この認証を2009年9月7日北陸で初の認証 農場としてJGAPを取得しました。今後さらに野菜分 野をはじめとする作物の拡大と生産者のネットワー クによる団体認証を進めてまいりたいと思います。 さらに弊社は、顧客の皆様に生産物を適正価格・ 適性品質で提供してまいりたいと思います。 Butta agricultural products corp 1 弊社のJGAP取得までの流れ 日本GAP協会 JGAP認証について ・2009年5月 JGAP取得にむけキックオフ ・ 同 6月 JGAP穀物 第2.1版に沿って 各種資料作成 ・ 同 8月 社員2名がJGAP指導員研修修了 JGAP ・ 同 認証農場と なりました。 8月 社員3名が野々市消防署にて 普通救命講習修了 ・ 同 8月 27日にJGAP初回審査に挑む。 11項目の是正が必要との報告を受け 審査不通過 ・ 同 9月 7日に再審査後、以下の認証内容で 北陸初のJGAP認証を受ける。 今回、ぶった農産は 北陸初の Butta agricultural products corp 認証番号 MIC-S-170000001 JGAP穀物 第2.1版 対象作物 米 対象農場 株式会社 ぶった農産 2 日本GAP協会 JGAP認証について 1.農産物の安全 2.環境への配慮 3.生産者の安全と福祉 JGAP 4.農業経営と販売管理 Japan Good Agricultural Practice とは この4つのテーマを実現するために、 押さえるべき農場管理のポイントをまとめたもの JGAP(農業生産工程管理手法)です Butta agricultural products corp 3 日本GAP協会 JGAP認証について GAP =適正農業規範 Good Agricultural Practice 直訳すると「いい農業のやり方」で、「適正農業規 範」と訳されています。農産物生産の各段階で生産 者が守るべき管理基準とその実践のことで、農産物 の安全、環境への配慮、作業者の安全と福祉などの 視点から適切な農場管理のあり方についてまとめら れたものです。 一般的に冊子になっており、農産物の安全などの 目的のために農場内で管理すべきポイント(作業や 生産環境、投入する農業資材など)が書かれていま す。JGAPでは128項目の管理点があります。 従来の日本にはなじみの薄い概念で、国際標準と なっているEU圏の先進事例(EurepGAP)を学びな がら日本におけるGAPの概念普及と日本での実践 方法の確立「日本版GAP=JGAP」が求められていま す。 Butta agricultural products corp 4 日本GAP協会 JGAP認証について GAP の目的 GAPの目的は、安全・高品質な農産物を消費者に 届けるとともに環境負荷の低減を行うことです。その ためには環境や経済面を含めた持続的な農業生産 が行われることが必要となります。日本の農家がGA Pの整備を行うことは、結果として輸入農産物に対抗 できる安全‘性・品質を保持することになります。 また、JGAPは欧州の農場管理基準である EUREPGAPと提携しており、農産物の輸出を目指す 先進的な農場は、輸出時にEUREPGAP認証農場と 同等に扱われるようになります。 安全管理の実践 考え方の普及 Butta agricultural products corp 5 日本GAP協会 JGAP認証について GAPは 誰のために 必要か? Butta agricultural products corp 毎日の農作業の中で、日本のまじめな農家なら守っ ている当然のことを、きちんと文書化した、流通関係 者や消費者にも理解される、全国共通のGAP(適正 農業規範)が必要です。 日本GAP協会の会員は、生産者として「当然のこと をきちんと行う」ことを通じ、農産物流通の信頼の輪 を作り上げ、消費者の信頼を取り戻すことを目標とし ます。 JGAPとは、「消費者だけ」、 あるいは「生産者だけ」 のための仕組みではなく、 【食と農】の信頼関係を 取り戻し、より身近に するための仕組みです。 6 日本GAP協会 JGAP認証について GAP 導入農場とは 「農場管理の標準化」 JGAPを導入すると農場管理が標準化され、効率的 になります。同時に、農場経営の様々なリスクを軽減 することができます。 「信頼できる農場」 JGAP認証を得ることで、信頼できる農場であること を、社会全体へアピールすることが可能です。 「安定的な取引へ」 信頼に基づく安定的な取引関係を築くために利用で きます。 「農産物の輸出で有利」 JGAPは欧州の農場管理基準であるEUREPGAPと 提携しており、農産物の輸出を目指す先進的な農場 は、輸出時にEUREPGAP認証農場と同等に扱われ るようになります。 Butta agricultural products corp 7 日本GAP協会 JGAP認証について GAP 認証内容 認証番号 MIC-S-170000001 JGAP穀物 第2.1版 対象作物 米 対象農場 株式会社 ぶった農産 今後の考え方 弊社農場の野菜等の認証の推進 提携・協力農家の米の団体認証の取り組み 他作物認証農家との連携・販売協力 JGAP認証書 対象農産物 Butta agricultural products corp ぶった農産 http://www.butta.co.jp/ 日本GAP協会 http://jgap.jp/ 8