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アラスカ入門ウルトラクイズ その1
アラスカ入門ウルトラクイズ 1 その1 アラスカは、北アメリカ大陸にあります。 北アメリカは、北アメリカ大陸のうち、メ キシコから北の地域をいいます。 北アメリカ大陸は 3 番目に大きな大陸です。 世界(せかい)には 6 つの大陸があり、北ア メリカ大陸は、3 番目に大きな大陸です。大 陸を大きい順番にならべると、ユーラシア大 陸、アフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメ リカ大陸、南極大陸、オーストラリア大陸と なります。 2 北アメリカに最初にすみついたのは、ア ジアからきた人びと 北アメリカに最初にすみついたのは、アジアからやってきた人びとでした。いまから、1 万 5000 年 も前のことで、そのころはまだ、アラスカとシベリアは地つづきでした。アジアからきた人たちは、陸 づたいにわたってきて、やがて子孫たちが、北アメリカにひろがっていきました。この人たちは、アメ リカ先住民とよばれています。 3 アラスカ州 アラスカしゅう Alaska アメリカ合衆国最北端にある、合衆国最大の州。北アメリカ大陸北西端の、48 州とははなれた飛び地 に位置する。北は北極海、東はカナダ、南は太平洋、西はベーリング海に接する。全般に山がちで、北 部にはブルックス山脈が、南部には北アメリカ大陸最高峰のマッキンリー山をふくむアラスカ山脈がは しる。両山脈の間を東西にユーコン川がながれる。1959 年 1 月 3 日、49 番目の州となった。1959 年 8 月 21 日、最後の 50 番目の州となったのはハワイ州である。アラスカの野性的で雄大な自然は、何百年 にもわたって人々を魅了してきた。州経済は伝統的に天然資源の開発に依存してきたが、プルドー湾で 原油の生産がはじめられた 77 年以降、新たな展開をみせている。 4 アラスカ州の人口 人口は 64 万 8818 人(2003 年推計)、人口密度は 0.44 人/km²で合衆国中もっとも低い。住民の 75.5% が白人で、4.1%が黒人、8.1%がイヌイット(エスキモー)、5.7%がトリンギット、ハイダ、アタバスカン などの先住民、1.8%がアレウトである。 アラスカ入門ウルトラクイズ 5 その2 アラスカ州の経済 19 世紀に大ゴールドラッシュがあったにもかかわらず、経済発展は 1960 年代まで緩慢であった。伝 統的に漁業と林業が経済の主軸で、農業に従事する人は少なかった。70 年代後半に北極海沿岸で石油と 天然ガスの採掘が開始されてからは、鉱業が主要産業となった。戦略的に重要な位置にあることから、 公務やサービス業部門も発達し、就業者の約 4 分の 3 を雇用している。 トランス・アラスカ・パイプライン 全長約 1300km のトランス・アラスカ・ パイプラインは 1970 年代中ごろに建設 され、アラスカ州北部海岸のプルドーベ イから、南のプリンスウィリアム湾のバ ルディーズまで原油をはこんでいる。州 で産出する石油のほとんどがプルドー湾 で採掘される。鉱業(おもに石油の採掘) は州の総生産の 3 分の 1 以上を占める。 6 アラスカの農業 農業収入は州の年間総生産の 1%以下にすぎない。農地はアンカレジ北部とキーナイ半島に集中して おり、約 1000 軒の農場があり、平均規模は約 712ha。農業収入の約 80%が作物収入で、主要作物は温 室栽培の野菜やジャガイモなどである。 7 アラスカの林業 林業は重要産業である。1990 年代初頭には、商業林は州面積の約 6%にあたる 920 万 ha におよんで いた。主要な樹木はアメリカツガ・ベイトウヒ・ヒマラヤスギなどである。 8 アラスカの漁業 サケ漁 アラスカ州はアメリカの年間漁獲量のほぼ 5 分の 3 を水揚げしている。アラスカ近海でとれる魚のほとんどが サケである。州都のジュノーと最大都市のアンカレジには、 水産会社の加工基地がある。豊かな海洋漁場と淡水漁場にめ ぐまれ、漁業も主要産業となっている。1990 年代初頭の年 間漁獲高は 10 億ドル以上に達していた。漁獲物の中ではサ ケが大きな割合を占めており、カニ・エビ・ホタテ・オヒョ ウ・ニシン・ヒラメなどがそれにつづく。 アラスカ入門ウルトラクイズ 9 その3 ウソみたいな本当の話 冬になると歩いてシベリア(ロシア)まで渡れる。 もちろん入国審査も検問所もない。陸地が一番 接近しているところで50キロぐらい、 スノーモービルだったら2∼3時間で渡れる。厳冬期は完全 に凍結するので ベーリング海を歩いてロシアまで渡れる。 10 私たちはエスキモーって呼んでるけど イヌイット Inuit 極北地方にひろがったモンゴロイド系の人々。 エスキモーという名前で知られる。エスキモーとはアルゴンキン系の 言葉で「生肉を食べる人」を意味し、アラスカ・エスキモー以外は「人 間」を意味するイヌイットをもちいる。イヌイットの夏期狩猟キャン プ 現在ではほとんどのイヌイットが定住生活をおくっているが、中に は伝統的な移動生活をつづけながら狩りをする人々がいる。彼らの夏 の家はセイウチやアザラシの皮のテントである。 11 イヌイットの社会 社会組織や社会的習慣は、イヌイット(エスキモー)全体にわたって共通することが多い。もっとも重 要な社会的単位は、家族であり、そこには核家族とごく近い親族がふくまれる。結婚は原則として当事 者の自由な選択できまり、一夫一婦がふつうだが、ときには一夫多妻あるいは一妻多夫もみられる。夫 婦は生存に必要な最低の単位で、はっきりとした分業の習慣があり、道具も持ち物もそれぞれ別々であ る。男は家をつくり、狩猟と漁労に従事し、女は調理、皮なめし、服づくりなどをおこなう。野生動物 や魚などの食料資源は私有化できない。社会生活の基本にあるのは親族に対する義務をはたすことで、 構成員は相互にたすけあわねばならない。他人の行動をとりしまる強制的な機構はないが、人からわら われることをきらうので、羽目をはずす行為は自制する。暴力的な攻撃をうけた場合は、家族や親族が ひとつになって復讐(ふくしゅう)をはたすこともある。友人関係も重要で、贈り物をしたり敬意を表す ることでこれを維持する。贈り物の最たるものは、その家の家長が友人に妻を貸すことである。もちろ ん妻にはことわる権利があり、その場合は品物を贈り物とする。 アラスカ入門ウルトラクイズ 12 その4 イヌイットの食料 イヌイット(エスキモー)は、昔から魚、クジラ、アザラシなどの海獣類を食料とし、その肉を生(なま) で、あるいは調理、乾燥、凍結して食べてきた。とくにアザラシは冬の間の主食でもあり、もっとも貴 重な食料である。アザラシは、一部は犬の餌(えさ)にもなり、衣服にもなり、また舟やテントの材料、 銛(もり)につける紐(ひも)、さらに照明と暖房のための燃料にもなる。アラスカとカナダの内陸部では、 夏の間、カリブー(トナカイ)の狩猟がおこなわれる。そのほか量的には少ないが、ホッキョクグマ、キ ツネ、ウサギ、鳥とくに海鳥なども狩猟の対象になる。クジラ、セイウチ、カリブーなどに対しては、 大がかりな隊をくんで狩猟にあたる。 こうした狩猟や魚とりは季節性があるので、一定の領域内を定期的に移動する生活となる。そして、 移動の途中でほかの集団との交易などをおこなう。20 世紀後半になると、賃金労働に従事し、食料品を 購入するイヌイット(エスキモー)が多くなった。 13 イヌイットの住居、輸送、衣服 イヌイットの氷の家 イヌイットの冬の家はイグルーとよばれる。イグルーといえばこの写真のよう なドーム型の氷の家がよく知られるが、こうした氷の家をつくったのはカナダなどの一部の イヌイットで、他のイグルーは木や石など他の建材でできていた。 English I Lesson6 Lesson 6 pp.67-68 Exercises Ⅰ.次の1∼4の単語を説明から推測し( )内に書きなさい。 1. ( ) = a person who (takes) pictures for a living 2. ( ) = between (thirteen) and (nineteen) years old 3. ( ) = a large group of (people) or things 4. ( ) = a piece of land with (water) all around it Ⅱ.2文を1文にしなさい。 1. Wednesday is the day. The store is closed on that day. ( ) 2. The year 2000 was the year. The Olympic Games were held in Sydney in that year. ( ) Ⅲ.下線部を分詞構文に書きかえなさい。 ① While I was walking home from school yesterday, I heard a cat meow. ② I looked into a box by the roadside and found a kitten in it. I thought for a while, and decided to take the kitten home. ③ When I arrived home, I found another kitten in the kitchen. My mother had brought home a kitten from the same box. ①( ) ②( ) ③( ) p.60 3 私は 1971 年の夏に郵便飛行機でシシュマレフに到着しました.19 歳でした.飛行機が着陸すると, 村人たちが四方八方から集まってきました.大勢の子供たちが走ってきました.飛行機のドアを開ける と,海のにおいがしました. 私がホストの方を探す間もないうちに,彼は満面に笑みを浮かべて私の横にいました. 「ミチオ?」 p.61 私たちは握手をし,私は自分の手紙に返事をくれたことに対して,不完全な英語でしたが、何とか彼 に感謝をしました.彼は眼鏡をかけていて,笑うと顔全体がぱっと明るくなりました.彼はとても人な つっこい目をしていました.エスキモーの人たちは日本から遠く離れたところに住んでいますが,〔彼 らの顔は私と同じようでした→〕彼らは私に似た課顔をしていました.そのことはすでにわかってはい ましたが,それでもやはり驚きでした. 60 □ crowd 群衆 61 □ shake 揺する,揺さぶる □ manage どうにか∼する □ glass 眼鏡 □ light 明るくする □ surprise 驚き