基準価額の下落について（アジオセ、Sアジ株、グロアジ、アジイン）

2008年9月30日
投資家の皆様へ
ピーシーエー・アセット・マネジメント株式会社
基準価額の下落について
平素は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
弊社の以下の投資信託につきまして、基準価額が前営業日比で5％以上の下落となりましたので、報告いたします。
ファンド名
基準価額（9月30日、円）
騰落率（前営業日比、％）
PCAアジア・オセアニア好配当株式オープン
（毎月分配型）
6,860
▲5.3
PCAアジア・オセアニア好配当株式オープン
（みずほインベスターズSMA専用）
8,981
▲5.3
PCAグローイング・アジア株式オープン
5,972
▲5.3
PCAアジア・インフラ株式オープン
8,001
▲5.7
9月30日の基準価額に反映される9月29日のアジア・オセアニア地域の株式市場は大きく調整しました。アジア・パシ
フィック市場を代表するMSCIアジア・パシフィック指数（除く日本、米ドル建て）で▲3.43％、アジア市場を代表するMSCI
アジア指数（除く日本、米ドル建て）で▲3.22％など大きく下落しました。
その要因としてまず、29日は、ベルギー・オランダ系大手金融グループであるフォルティス、英国の銀行ブラッドフォー
ド・アンド・ビングレーなどへ欧州各国政府が救済に動いたため、金融危機の欧州への本格的な波及が懸念されたこと
が挙げられます。また、米下院で審議中であった金融安定化法案の実効性への懐疑的な見方（その後、同院において
否決）が広がるなどグローバルな信用不安が高まりました。
アジア通貨についても、グローバルなリスク許容度の低下により、円キャリートレードの解消やエマージング通貨売りの
動きが進み軒並み対米ドル、対円で下落基調となり、基準価額の下落要因となりました。
短期的には、米国金融安定化法案の行方、欧米銀行の再編、欧米の信用不安を反映したグローバルなリスク資産回
避とこれに伴うポジション解消の流れの中、アジア・オセアニア地域の株式市場や為替は値動きの激しい展開が予想さ
れます。また、先進国での景気減速や金融市場の悪化などにより同地域の経済環境の悪化や企業の業績下方修正が
進むことも懸念されます。
しかしながら、引き続き長期でのアジア・オセアニア市場への強気の見方を維持しており、調整局面は優良株を魅力的
な価格水準で組み入れる好機ととらえております。
以上
※当資料は当社グループ運用会社の運用担当者の作成時点での見解を示したものであり、将来の運用成果や市場動向を保証する
ものではありません。
次ページの「当資料に関してご留意いただきたい事項」を必ずご確認ください。
当資料に関してご留意いただきたい事項
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・投資信託は、預金または保険契約ではないため、預金保険機構および保険契約者保護機構の対象にな
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・投資信託は、株式、公社債などの値動きのある証券（外国証券には為替リスクもあります。）に投資しま
すので、基準価額は変動します。したがって、ご購入時の価額を下回ることもあり、元本が保証されている
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・当ファンドの基準価額は、組入れられた有価証券の値動きのほか、有価証券の発行者の経営・財務状況
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ピーシーエー・アセット・マネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長（金商）第379号
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