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商店街関係データ[PDF:488KB] - 中小企業庁
参考資料2 商店街関係データ 平成20年12月 中小企業庁 商店街と小売業全体との比較 ○小売業全体が「年間販売額」、「事業所数」共に減少傾向にある中、商店街の下落は特 に著しい。 ○1997年から2004年に、商店街の「年間販売額」及び「事業所数」は23%減少。 =小売業計 <年間販売額> (兆円) <事業所数> (万箇所) 147 140 144 100% 98% 120 135 133 92% 90% 140 142 141 100% 99% 100 70 100% 87% ▲13% 80 67 57 96% 81% 40 124 92% 100 80 130 120 ▲10% 60 =商店街 ▲23% 54 62 60 77% 100% 60 40 20 50 97% ▲23% 81% 47 77% 20 0 0 1997 1999 2002 2004 1997 1999 2002 2004 出所:経済産業省「商業統計」 商店街と他の地区との比較 ○商店街の年間販売額は、他の地区に比べて減少が激しい。1997年から2004年にか けてオフィス街地区や工業地区が増加しているのに対し、商店街は22%減少している。 ○商店街の事業所数も、他の地区に比べて減少割合が大きく、24%減少している。 地区別の年間販売額の推移 (兆円) 70 ▲22% ▲7% 81% 76% 30 商店街 オフィス街地区 工業地区 出所:経済産業省「商業統計」 商店街 オフィス街地区 住宅地区 2004 2002 1997 2002 1999 104% 103% 100% 104% 1997 2002 1999 2004 2002 1999 2004 2002 住宅地区 +3% 137% 135% 100%101% 0 1999 2004 2002 1999 1997 2004 2002 1999 1997 0 10 2004 100%101% 110% 116% 100% 99% 127%128% 1997 10 93% +35% 20 2002 +16% +28% 20 1997 30 100%100% 97% 2004 100% 98% 95% 95% 1999 40 40 1999 50 97% 50 ▲5% 81% 78% ▲24% 100% 1997 60 60 96% 2004 100% 1997 70 地区別の事業所数の推移 (万箇所) 80 工業地区 出所:経済産業省「商業統計」 商店街の規模別比較 ○商店街の従業者規模別の年間販売額を見ると、小規模(従業者4人以下)店の減少割 合が大きい。 1997年から2004年にかけて、中規模店(5~49人)や大規模店(50 人以上)に比べ、小規模店(4人以下)は▲48%と大きく減少している。 ○事業所数についても、小規模(従業者4人以下)店の減少が大きい。 1997年から20 04年にかけて、小規模店は▲32%と大きく減少しているが、一方で中・大規模店は横 ばい・増加傾向を示している。 商店街における規模別年間販売額の推移 (兆円) 35 ▲20% ▲11% 30 30 25 30 25 20 24 26 26 23 23 ▲48% 15 10 5 商店街における規模別事業所数の推移 (万箇所) 14 12 9 8 0 1997 1999 2002 2004 4人以下 1997 1999 2002 2004 5~49人 1997 1999 2002 2004 50人以上 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 ▲32% 46 43 34 31 ▲2% 15 17 15 15 +15% 0.5 1997 1999 2002 2004 4人以下 1997 1999 2002 2004 5~49人 0.6 0.6 0.6 1997 1999 2002 2004 50人以上 出所:経済産業省「商業統計」 出所:経済産業省「商業統計」 消費構造の変化 ○国民経済計算年報(内閣府)によると、1980年には家計最終消費支出に占めるモノ の割合が55%、サービスの割合が45%と、モノが上回っていたが、1990年頃から サービスの割合がモノの割合を逆転し、2004年においては、サービスの割合が57%、 モノの割合が43%となっている。 ○モノの消費支出は1980年に71兆円、2004年に120兆円と、49兆円増加した。 サービスの消費支出は1980年に57兆円、2004年に156兆円と、99兆円増加した。 ○家計調査(総務省)によると、2000年から2007年にかけて、モノの支出額は減少し ている一方、サービス支出額はほぼ横ばいを示している。 家計最終消費支出の形態別消費額の推移 (兆円) 400 55% (割合、%) 60 サービスの割合(右目盛) 250 200 50 45% 耐久財 127 138 148 151 156 71 87 57 61 70 74 76 76 75 55 59 20 10 22 13 25 20 30 24 31 17 8 26 27 23 24 26 20 25 1980 1983 1986 1989 1992 1995 1998 2001 2004 50 46 0 資料:内閣府「国民経済計算年報」 100 180,000 96 30 94 20 92 106 150 100 40 非耐久財 半耐久財 (円) 200,000 98 43% モノの割合(右目盛) サービス 「モノ」と「サービス」の1ヶ月当たり消費額の推移 57% 350 300 (2000年=100) 102 143,510 139,690 137,404 135,042 モノ支出額(右目盛) サービス支出額(右目盛) モノ指数(左目盛) サービス指数(左目盛) 134,428 132,772 129,445 140,000 ▲12,758 90 10 114,589 112,433 112,461 112,637 113,767 114,412 88 0 130,752 160,000 113,903 114,801 120,000 +212 100,000 86 84 80,000 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 出所:総務省「家計調査(二人以上世帯)」 我が国の企業の業況判断の推移 ○中小企業の業況判断DIは、2002年第1四半期を底に、改善を続けてきたが、2007年 になって弱い動きが続いている。 ○大企業や中小製造業に比べ、中小小売・サービス業を含む中小非製造業のDI値は 特に低い。 業況判断DIの推移 30 20 10 0 ▲ 10 ▲ 20 ▲ 30 中小企業 ▲ 40 大企業 ▲ 50 製造業(中小企業) ▲ 60 非製造業(中小企業) ▲ 70 ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠ 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 出所:日本銀行「短観」 中小企業の業況判断の推移 中小製造業が、我が国の輸出の増大と設備投資に牽引され、相対的に好調な一方で、 中小小売業や中小サービス業は非常に厳しい状況にある。 中小企業の業種別業況判断DIの推移 20 金 洋属 食製 器品 な ど 10 木 ベ 材 ニ ヤ・ 板木 製 ・ 靴品 型 な ど 0 ▲ 10 全 産 業 ▲ 20 ▲ 30 ▲ 40 変 速 機 な ど 一 軸般 受機 ・ 歯械 車 情 音報 響通 機信 器機 ・ 通械 信 機 器 な ど 船 舶 用 部 品 な ど 輸 自送 動機 車械 部 品 ・ ・ 陶 磁 器 な ど 窯 コ 業 ン ク・ リ土 ー石 ト製 製品 品 建 設 卸 売 小 売 自ク 動リ 車ー 整ニ ン 備グ な ど サ 飲ー 食ビ 品ス ・ 旅 館 出所:中小企業庁・(独)中小企業基盤整備機構「中小企業景況調査」 (備考)2005年1-3月期~2008年1-3月期 人口の推移 ○人口は2010年前後を境目に、減少が予測されている。 ○0~64歳の割合は減少傾向にあるものの、65歳以上の割合は増加傾向にあり、2055 年には、65歳以上の老年年齢人口比率が40%超になることが予測されている。 人口推計の推移 (億人) 1.4 実績 1.3 1.2 60 61 70 64 15~64歳の割合 61 60 60 59 57 1.0 35 0.9 33 30 26 24 24 24 0.8 0.7 5 5 6 6 7 8 9 22 18 80 推計 68 69 68 67 68 70 70 68 66 64 0~14歳の割合 65歳以上の割合 1.1 (割合、%) 20 17 16 15 15 14 10 12 23 27 32 34 31 29 60 54 53 52 51 40 41 38 37 13 12 11 10 10 10 9 50 40 30 20 9 9 8 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040 2045 2050 2055 0 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 0.6 10 出所:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成18年12月推計・中位推計)」