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全国41拠点の旅行販売業務を支える メッシュ型インターネットVPN網

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全国41拠点の旅行販売業務を支える メッシュ型インターネットVPN網
beat事例紹介|沖縄ツーリスト株式会社
全国 41 拠点の旅行販売業務を支える
メッシュ型インターネット VPN 網
beat/active サービスにより、
BCP 対策とボトルネックの解消を実現し、
堅牢かつ高速なネットワークインフラを構築
沖縄ツーリスト株式会社様では、インターネット予約などへの対応を目的とした基幹シ
沖縄ツーリスト株式会社
入。同社の要となる旅行予約販売や関連会社のレンタカー事業を支えるセキュアなネッ
代表者:代表取締役 東 良和
ステムの刷新時に、VPNネットワークソリューションとしてbeat/basic サービスを導
トワークインフラとして活用してきた。しかし、沖縄を襲った台風の影響で発生した停
電により、基幹ネットワークがダウン。沖縄県内のみならず、台風の影響を受けていな
い全国の支店でも旅行の予約ができない状況が発生した。その直前には東日本大震災も
あり、BCP(災害対策)強化として、お客様へ安定したサービスを提供するための冗長
性の高いインフラ構築が急務となり、beat/active サービスへ移行。メッシュ型VPN網
ネットワークによって冗長化を実現し、堅牢性を高めた。また、本社に集中していたネッ
トワークの負荷も分散され、ボトルネックを解消。高性能で信頼性が高く、強固なセキュ
ア環境の構築を実現した。今後は、システムの稼働率をより高め、お客様へのサービス
向上を図っていく。
導入の背景
全社基幹ネットワークの冗長性が十分でなく、台風による停電の影響で、被害
を受けた沖縄県内以外でシステムが使えない事があった。
全社のネットワークが本社に集中するネットワーク構成のため、トラフィック
が集中し、業務に支障をきたすことがあった。
全国に広がる支店網をつなぐ、低コストのVPNネットワークの構築・運用の必
要性があった。
沖縄県那覇市松尾1丁目2番3号
創立:1958年10月1日
社員数:642名
店舗数:旅行部門【沖縄】16店舗
【本土】 9店舗
【海外】 2店舗
レンタカー部門 9店舗
http://www.otsinfo.co.jp/
「地域に根ざし世界へはばたく」
を理念に、
沖縄県の本土復帰以前の1958年に創業。
沖縄県内のみならず、北海道、東北、関東、
中部、関西、中国、九州に支店を持ち、沖縄
県民の県外への旅行、そして日本各地から
沖縄への旅行を提供している旅行代理店。
地元の地の利を活かして、沖縄の魅力を引
き出すこだわりのプランを用意。近年では
東アジアへ進出し、海外からの旅行客も多
数集め、観光と交流で地域社会と国際社会
に貢献できる企業を目指す。
また、グループのOTSレンタカーは地域密
着型のレンタカー会社として沖縄県内、お
beat/active で解決
冗長性の高いメッシュ型の VPN ネットワーク環境の構築で、 BCP 対策と負荷分
散を低コストで容易に実現。
VPN ネットワークの構築と運用をアウトソーシングで行えるようになり、本業
に集中できる環境を実現。
導入効果
インターネット VPN のメッシュ化により、対災害・障害の堅牢性が高まり、全
社ネットワークがダウンすることがなくなった。
拠点間の直接通信が可能となり、一部拠点へのトラフィック集中を解消。ネッ
トワークのレスポンスが改善された。
常に安定したサービスをお客様に提供できる業務環境を全社的に構築できた。
よび北海道で事業を展開している。
システム構成図
(全国41拠点・50台に導入)
基幹システムサーバ
(バックアップ)
基幹システムサーバ
宜野座データセンター( 3 台)
・・・
大阪 データセンター( 1 台)
関連会社(全3拠点・4台)
沖縄地区事業所(全18拠点・19台)
・・・
・・・
:beat/active サービス
:インターネットVPN
導入の背景
OTSレンタカー 各支店(全9拠点・13台)
本土
(沖縄県外)
各支店(全9拠点・10台)
台風による停電で予約システムが全面停止、
ネットワークのぜい弱さが課題に。
担当営業からのコメント
沖縄ツーリスト株式会社は沖縄県内に16店舗、県外の国内に9店舗、
沖縄ツーリスト様はbeat/basic サービスの
レンタカー部門に9店舗を持つ旅行代理店。以前はオフコンによる旅
初期の頃からご活用いただいているお客様
行予約基幹システムを使用していたが、「当時はISDNを使った低速
で、beat サービスに対して、たくさんの貴
の専用回線を使用し、速度の点で限界が来ており、インターネット
重なフィードバックをいただいております。
予約などの対応も難しくなりつつあった」(江口統括部長)。
そこで、PCサーバーを使った旅行業務基幹システムへのリプレース
を決定。その際に基幹システムのベンダーからbeat/basic サービス
特にbeat/active サービスに関しては、メ
江口大治氏
ICT戦略室 統括部長
ッシュ型VPN網への対応など、沖縄ツーリ
スト様からいただいたご意見が多分に反映
を使ったインターネットVPNを推奨され、全拠点へ導入。これによりリアルタイム性の
されており、育ての親と言っても過言では
急務となり、いつでもお客様に安定したサービスを提供できる環境を構築すべく
beat/active サービスにリプレースしてか
高い予約システムが完成。その後、東日本大震災や台風による被災などで、災害対策が
beat/active サービスの導入を決定した。
導入効果
ありません。
らは、大きなトラブルもなく、台風の夏も
何事も無く過ごし、安心してお使いいただ
ネットワークの冗長性を実現し、パフォーマンスも向上。
いていることは担当営業としても非常に嬉
しく思っております。これからもセキュリ
「旅行業の基幹システムは高いセキュリティーとともに、タイムリー
ティ対策はじめ、様々な形で沖縄ツーリス
います。beat/active サービスは冗長化が高く、セキュアなネット
だければと考えております。
ト様の発展につながるよう貢献させていた
な予約状況の確認やチケットの発券などを行えることが求められて
ワークを容易に構築できる点が魅力です。また、遠隔地にある本土
の各営業所の保守・運用も富士ゼロックスの全国ネットワークで対応し
ていただけるため、我々の工数削減にもつながっています」(江口氏)
「以前は、台風によるハブ拠点の停電で全社ネットワークが停止し、
吉岡正彦氏
ICT 戦略室 室長
富士ゼロックス大阪
第一営業統括部 市場開発営業部 beat営業課
本土の支店まで営業休止せざるを得ないことがありましたが、beat/active サービスの
導入でVPNネットワークのメッシュ化を実現し、被害を受けていない店舗では営業を継
続できる、BCP対策を実現しました。また、ハブ拠点に集中していたトラフィックが分散
され、ファイルの転送などで起きていたボトルネックが解消されました」(吉岡室長)。
今後、同社は更なる企業力を高めるべく、CRM(顧客管理システム)やグループウェアの導入
を検討している。それらのサービスが稼働するためのインフラとして、beat/active サー
ビスによるインターネットVPN網の安定性と稼働率の高さに期待を寄せている。
Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
山田勝
課長
山口直記 
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