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販売会社27社160拠点を インターネットVPNで接続。

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販売会社27社160拠点を インターネットVPNで接続。
beat事例紹介|富士ゼロックス株式会社
販売会社27社160拠点を
インターネットVPNで接続。
beat/active サービスにより、
トータルコストを抑えながら、高速・セキュアな
環境構築とガバナンス強化を実現。
富士ゼロックスおよび関連会社では、ネットワーク帯域不足解消やガバナンス強化といっ
た課題の解決に向けて、販売会社拠点のネットワーク整備に着手。全社のIT統括部署であ
る富士ゼロックス株式会社情報通信システム部と、全社の情報システムの構築・管理を担う
富士ゼロックス情報システム株式会社が連携し、beat/activeサービスによる高速・セキュ
アな環境構築を実現した。これを通じて自社製品・サービスを自社で活用する「言行一致」
を推進し、今後、お客様企業へのサービス強化に役立てていく。
導入の背景
富士ゼロックス株式会社
東京都港区赤坂九丁目7番3号
代表者:代表取締役社長 山本忠人
創立:1962年2月20日
社員数:45,899名(2014年3月期 連結)
8,592名(2014年3月期 単独)
http://www.fujixerox.co.jp/
全国の販売会社の情報システムを全社共通システムへ集約(データセンター化)
した
長年にわたり培ってきたコミュニケーション
ため、
ネットワークの帯域不足が顕著になった。
全般における技術やノウハウをもとに、必要
各販売会社が独自に情報システム・インフラを保有・管理。各社の利用実態が把握でき
な情報を最適な形に変換し、迅速に配布・
ず、ITガバナンスの強化が求められていた。
共有できる最適なソリューションを提供。業
beatで解決
投資を抑制しながら、帯域不足の解消とガバナンス強化が可能な、beat/active サー
ビスによるインターネットVPNの導入を決定。
従来利用してきた富士ゼロックスおよび関連会社の全社ネットワークにbeat/active
サービスを直結し、一体化したネットワークを構築。
導入効果
160拠点からの利用でも、データセンターのサーバーレスポンスは平均で1.7倍に
スピードアップ。
販売会社各社のネットワーク利用実態が把握でき、
ガバナンスの強化を実現。
全国どこの拠点でも、
同一条件で均質な情報サービスを受けることが可能になった。
拠点間ネットワークの管理を、販売会社各社から富士ゼロックスによるコーポレート
管理へ移行。販売会社の管理業務負荷を軽減し、本来業務に専念できる環境を整備。
通信費の削減に加えて、販売会社社員自らがネットワークを管理していた 見えない
コスト
(人件費)の削減も可能になった。
全国を網羅する富士ゼロックスの保守体制に加えて、beatの24時間365日リモート
監視とコンタクトセンターが連携することで、トラブル時の対応がさらにスピード
アップ。より安全・安心して利用することが可能になる。
務フロー全体の最適化、ガバナンス強化、顧
客関係性強化など、ビジネスのあらゆる場
面でお客様の課題解決や増力化に貢献す
ることをめざしている。
富士ゼロックス国内販売網
国内販売会社31社に県別特約店を加え、全
国をくまなくカバーする販売・保守サービス
網を構築している。
富士ゼロックス情報システム株式会社
富士ゼロックスおよび関連会社の情報サー
ビスの構築・管理を担当。今回のネットワー
ク構築にあたっても、
富士ゼロックス 情報通
信システム部と連携してシステムの企画から
関わり、設計開発、導入、運用、保守を担当し
ている。
● 富士ゼロックスおよび関連会社の広域ネットワークに、
システム構成図
beat/active サービスによるネットワークを直結。
データ
センターへのアクセスがよりスピードアップ。
● 新ネットワークサービス網をコーポレートサービスと位
置づけ、
構築から運用管理までを一元管理。
Internet
広域ネットワークに直結
VPNコミュニティー接続
富士ゼロックス 広域ネットワーク
販売会社A社本社
H社本社
beat/activeによる新ネットワークサービス網
H社拠点
A社拠点
B社本社
C社本社
D社本社
E社本社
F社本社
G社本社
G社拠点
B社拠点
C社拠点
導入の背景
D社拠点
27社
160拠点
E社拠点
アクセス増大で帯域が不足。ガバナンス強化も課題に。
富士ゼロックスおよび関連会社では、本社などの主要 拠 点は広域
て富士ゼロックスのコーポ
一部を除いて広域ネットワークに直接接続されておらず、各販売会社
レート管理となったネット
が独自に保有するローカルの情報システム/インフラを利用していた。
社共通システムへ集約。これを機に、データセンターへアクセスする機
会が増大し、ネットワークの帯域不足が顕著になった。加えて、これ
システム管理担当からひとこと
今回のbeat導入によっ
ネットワークに接続し、データセンターを利用。一方、支店や営業所は、
そこで、運用の効率化などを目的に各販売会社の情報システムを全
F社拠点
ワークは、以前の50%から
日比野元哉
情報通信システム部
ICT活用推進グループ
グループ長
まで運用やセキュリティーなどが各社の個別管理に任され、利用実態がつかめなかった
ことから、
「ネットワークの全体最適化によって、ITガバナンスの一層の強化を図る」(日
比野元哉グループ長)ことを狙いにネットワークの整備に着手した。
95%へ一気に拡大。ガバナ
ンスの効いたシステムを提
供できることが当社にとっ 道中誠司 氏
て最も大きな効果です。販 富士ゼロックス情報シス
テム株式会社
売会社各社の利用実態が インフラサービス技術統
把握できているため、新し
括部
いサービスの導入スピードも速まります。インター
ネットVPNを利用するにあたってb e at /ac t ive
サービスはコストパフォーマンスの高い、非常に良
いサービスだと感じています。
導入効果
想定課題の解決に加えて管理工数削減など多大な成果を達成。
3社のサービスを比較検討した結果、beat/active サービスの導入を
従 来、札 幌 市 内は10 0
決定。従来利用してきた広域ネットワークに beatのハブを直結する構
Mbps、
その他の営業所は
10Mbps、
駐在所は1Mbps
成を採用した。
「販売会社の拠点は数名から 40名程度の規模のため、リー
の帯域保証の回線で、ネッ
ズナブルでかつ運用負荷をかけないことが重要。beat/active サービス
なら柔軟にシステム構築ができ、広域ネットワークと一体化させること
が可能です」(林昌宏氏)。
新たなネットワークの構築により、帯域不足の解消に加えて、販売会
トワークに関わるすべての
林 昌宏
情報通信システム部
ICT活用推進グループ
シニアマネージャー
社各社のネットワークの利用実態が把握でき、ガバナンスが強化された。さらに、全国の
拠点が同一条件で富士ゼロックスが提供する情報サービスを受けられること、管理に関
わる販売会社の業務負荷が大幅に削減され、本来業務に専念できる環境が整備されたこ
となど、いくつもの成果を達成。今後は、販売会社にとどまらず、富士ゼロックスの支店・
営業所などに対してもbeat/active サービスの適用を検討する方針だ。
Xerox、Xeroxロゴ、およびFuji Xeroxロゴは、米国ゼロックス社の登録商標または商標です。
beat/active利用者からひとこと
業務が遅くストレスを感じ
ていましたが、今は劇的に 原口広文 氏
富士ゼロックス北海道株
改善されました。また、支 式会社
店・営業所などがそれぞれ
beat網に接続され、
本社など基幹拠点のネットワー
ク停止による影響を最小限に抑えられます。さらに
従来利用できなかった全社情報サービスが利用でき
るようになり、利用者や管理者にかかる工数が大き
く削減されたことも大きな効果です。
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