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イシグロは、次世代施設園芸をサポートします 【Smart Greenhouse
イシグロ農材 季刊誌 SEED+ Vol.7 イシグロは、次世代施設園芸をサポートします 従来型施設園芸 【Smart Greenhouse Management Support】 統合環境制御を用いて栽培環境の最適化 暖房機・ヒートポンプ・ミスト・カーテン・循環扇・炭酸ガス発生機などを統合環境制御盤 (コンピューター) を用いて、 植物の生 育する環境を可能な限り良好な状態に調節します。 導入コストの低減・地域雇用の創出 導入規模を大きくすること (1ha) で、 面積当たりの設備投資費用を抑える事が出来ます。 また、 栽培施設の投資コストを抑え る為に、 超低コスト耐候性ハウスを利用します。 これまでの施設園芸は、 晩秋から早春にかけて施設内 を保温や加温し、 収穫期間を長くして収入を増やして きました。 この考え方は、温室 としての認識が強く、 作 物の生育環境を好適に管理するという意識はあまり 発達していませんでした。 また、 栽培技術も経験と勘に要るものが多く、 データと して残されている物もあまりありませんでした。 再生可能エネルギーの活用や耕作放棄地の再生 地域資源 (木質バイオマス、 太陽光、 風力、 地熱等) を有効活用し暖房などに必要なエネルギーコストを低減します。 また、 新た な農場を建設する場合は、 市町村と連携をとり、 耕作放棄地などを利用します。 従来型施設園芸の問題点 これからの施設園芸は、 経験と勘だけに頼らず、 温度・湿度 (飽差) ・日射・ 炭酸ガス濃度などを統合環境制御を用いて、 植物の生育環境を可能な限 り良好な状態に調節し、 作物の生育を早め、 収量を増加させます。 また、 超低コスト耐候性ハウスの導入や施設規模拡大などで面積当たり の投資費用を抑え、 採算性を確保する事が必要です。 規模拡大による、 雇 用の創出や耕作放棄地の解消など地域社会への貢献も可能となります。 ・栽培データの蓄積が無い。 (経験と勘に要るところが大きい) ・栽培規模が小さく、 設備投資コストが嵩む。 ・高齢化で耕作放棄地 (空きハウス等) が増加してる。 施設・設備【Smart Greenhouse】 システム状態 換 気 窓 暖 房 作業効率の向上 (作業手順の見直しや栽培方法に合った施設) 例えば、 ハイワイヤー栽培であればハウスの軒高を高くし、 誘引可能な施設にする必要が有ります。 また、 高軒高ハウスにする ことで、 付帯設備の設置が容易になり、 栽培環境の向上にも繋がります。 栽培棟から出荷棟への導線も作業効率に影響しま す。 また、 JGAP等の生産工程管理を導入すると、 作業性の向上及びリスク分散にも繋がります。 栽培サポート【Management Support】 複合環境制御 診断分析 冷 房 炭 酸 ガ ス 履 歴 設 定 ミストシステム AERO BEAT 施設の環境変化に応じて、 天窓や 暖房機、 ミスト装置、 カーテンなど を統合的に制御し、 温度、 湿度、 二酸 化炭素濃度を最適に調節します。 土壌診断、 原水分析など、 各種診断 を行っております。 結果に基づいて 施肥設計を行います。 また、 専門スタッフが病害虫を調 べ、 防除アドバイスを致します。 炭酸ガスコントローラ 流通サポート JGAP認証サポート 二酸化炭素濃度を高めることは、 光 合成速度を上げ、 生産物の品質向 上と収量の増加を狙うことができま す。 炭酸ガス発生機に炭酸ガスコン トローラを取り付けることで濃度管 理を可能にします。 生産物の流通に関するご相談、 サ ポートを致します。 JGAP指導員による、 JGAP認証サポ ートを行います。 ※JGAP指導員:28名 JGAP審査員補:2名 研修システム 栽培試験 気象センサ ファン 夏季施設内湿度を高めることで光 合成を促進し、 収量増加を狙うこと ができます。 また、 飽差制御盤を使用すること で、 幅広い気温で適切な 「飽差管 理」 を行うことができます。 カーテン ミスト システム 貯水タンク センサ BOX AQUA BEAT用 センサアダプタ ミストコントローラ 電解水装置 養液隔離栽培 複合環境 制御盤 CO2供給装置 養液ユニット 各種培地を使用した隔離栽培シス テムです。 ベンチシステムと床置き の2種類があります。 培地はヤシガ ラを使った 「ココフィールド」 、 ロッ クウールを使った 「ロックフィール ド」 から選択いただけます。 太陽光発電システム AQUA BEAT 暖房 養液殺菌装置 養液循環タンク ミストユニット 潅水制御盤 AQUA BEAT 多様な潅水パターンの設定が可能な 潅水制御盤です。 最大12系統、 液肥5液 までのう制御が可能です。 日射センサ と組み合わせることで、 日射量による潅 水制御が可能となります。 太陽光発電システム 「Agro Ray」 は ハウス天窓部に取り付けが可能で 、 発電と採光を両立させた農業用 太陽光発電システムです。 自然エ ネルギーである太陽光を活用した 農業の実現を目指します。 栽培を始められる前に当社指定の 圃場で研修を受けていただくこと ができます。 長期、 短期とお客様のご要望に併 せてプログラムを組ませていただ きます。 また、 卒業後も専門スタッ フが安定経営に向けサポート致し ます。 IT栽培サポート ネットワークカメラを使って遠隔地 から栽培サポートを行います。 リア ルタイムで確認ができるため、 お 客様の圃場でトラブルが発生した 際にもスピーディーな対応が可能 です。 。 イシグロ農場にて、 現場で起きた 問題を試験・実証し問題解決に導 きます。