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予算概要関連資料
平成26年度
予算概要関連資料
各区局の予算案における
環境未来都市関連事業
地球温暖化対策関連事業
温暖化対策統括本部
〈 目
次 〉
ページ
1
環境未来都市の推進 ~環境未来都市推進プロジェクト~
‥‥‥
1
2 地球温暖化対策の推進
(1)エネルギーの安定供給・自立化と節電・省エネの推進
(2)脱温暖化行動(緩和策・適応策)の推進
(3)温暖化対策に有効な制度の運用や仕組みの検討
‥‥‥
‥‥‥
‥‥‥
5
11
15
3
‥‥‥
16
区における温暖化対策推進事業
※凡例:
【新】… 平成 26 年度新規事業、【拡】… 平成 26 年度拡充事業
※資料中の金額は、百万円未満で四捨五入しています。
〈 予
算
規
模 〉
※1 平成 25 年度 2 月補正予算と一体的に編成した予算額。カッコ内は平成 26 年度予算額。
※2 表中の各項目は百万円未満で四捨五入しているため、各項目の合計と合計欄の値が一致
しない場合があります。
1
環境未来都市計画5分野
低炭素・省エネルギー
水・自然環境
超高齢化対応
クリエイティビティ
チャレンジ
環境未来都市地域展開事業
合
計
◆うち、環境未来都市推進プロジェクト …
2
(単位:百万円)
環境未来都市の推進
26 年度
31,414※1
(30,814)
1,708
4,621
2,927
2,542
19,617※1
(19,017)
10
31,424※1
(30,824)
25 年度
増▲減
11,251※1
(10,651)
986
1,829
344
246
7,847※1
(7,247)
10
11,261※1
(10,661)
20,163
722
2,792
2,583
2,296
11,770
20,163
1 億 1700 万円
地球温暖化対策の推進
(単位:百万円)
エネルギーの安定供給・自立化と節電・省エネの推進
脱温暖化行動(緩和策・適応策)の推進
温暖化対策に有効な制度の運用や仕組みの検討
合 計
26 年度
5,041
1,926
108
7,075
25 年度
3,262
1,710
138
5,111
増▲減
1,779
216
▲ 29
1,964
◆この他、平成 26 年度の都市基盤整備等による脱温暖化への寄与
…
3
576 億 8,810 万円※(509 億 4,981 万円)
各区の取組(2の内数)
区における温暖化対策推進事業
(単位:百万円)
26 年度
51
25 年度
111
増▲減
▲60
環境未来都市の推進 ~環境未来都市推進プロジェクト~
環境未来都市構想は、地球温暖化・省エネルギー対策、超高齢化対応等の課題を解決
しながら経済成長も進め、
「誰もが暮らしたいまち」、
「誰もが活力あるまち」を実現する
ことを基本コンセプトとしています。
26年度、横浜市は、低炭素・省エネルギー、水・自然環境、超高齢化対応、クリエイ
ティビティ、チャレンジの5つの分野に大別した取組に加え、区局や分野の壁を越えた
連携によって新しい成功事例を創り出す「環境未来都市推進プロジェクト」を進めると
ともに、市内各地域へと地域特性を活かした取組を展開していきます。
さらに、取組内容や成果を国内外へ発信し、国内外の諸都市との連携強化を図ること
で、環境未来都市の実現に向けた取組の推進を加速させます。
<主な取組>
都心部の新たなまちづくりに取り組みます。
にせんごじゅう
『みなとみらい2050※1 プロジェクト』4,400 万円
①「環境未来都市・横浜」にふさわしいスマートなまちづくり
みなとみらい21地区を中心に、「世界を魅了する最もスマートな環境未来都市」の
実現に向け、エネルギー対策やBLCP※2 への対応など、新しい要素を取り入れたまち
づくりを進めていきます。
平成 26 年度は、審議会で取りまと
めた答申をもとに、スマートなまちづ
くりに関する計画策定や、エネルギ
ー、グリーン、モビリティ、アクティ
ビティの各取組の更なる検討を行う
とともに、横浜のスマートなまちづく
りの先進的な取組を国内外に発信し
ていきます。
「世界を魅了する
最もスマートな環境未来都市」の実現
②アジア・スマートシティ会議
アジア諸都市における豊かな都市生活と持
続的なグリーン成長を目指し、低炭素社会に
関する先見的なビジョンや先進的な技術を共
有するため、アジア・スマートシティ会議を
パシフィコ横浜で開催します。
〔温暖化対策統括本部
環境未来都市推進課 ℡671-2477〕
- 1 -
※1 環境未来都市における将来ビジョンは、横
浜市における 2050 年の姿を念頭においてい
る。
※ 2 Business Living Continuity Planning
の略。災害や事故に対して、最低限の事業
活動や生活の継続を図るための危機管理
に関する行動計画。
郊外部の活性化・低炭素化を進めます。
『持続可能な住宅地モデルプロジェクト』4,000 万円
誰もが安心して暮らし続けることができる持続可能な魅力あるまちづくりに向け、た
まプラーザ駅北側地区等の各モデル地区において、地域、民間事業者等の多様な主体と
連携し、多世代交流、団地
再生等の地域課題の解決に
取り組み、まちづくりのモ
デルを創り出します。
〔建築局企画課 ℡671-3627/建築局住宅計画課 ℡671-2917〕
『スマートな住まい・住まい方プロジェクト』【拡】8,850 万円
エネルギーを賢く利用する住まいについて、既存住宅の省エネ改修のモデルづくり
や、市民向け相談会などの様々な取組を通して、市民生活への普及を図り、経済活性化
にも繋げていきます。
①住まいのエコリノベーション事業 7,600 万円
既存住宅のエコリノベーション(省エネ改修)を実践から学ぶ「アカデミー」の開
催などを通して、
「横浜型エコリノベーションモデル」を発信し、住まいの温暖化対策
を推進します。
これらの取組を広く普及啓発することにより、民間市場における既存住宅の温暖化
対策を誘導し、市民への普及啓発や市内企業の技術力向上につなげていきます。
〔建築局住宅計画課 ℡671-2917〕
②省エネ住宅相談員制度
215 万円
相談員の技術・知識向上を図り、市民からの
住宅の省エネ化に関する幅広い疑問に答えられ
る「コンシェルジュ」として育成するため、研
修会や市民向けの相談会等を開催します。
〔建築局住宅計画課 ℡671-2917〕
③スマートな住まい・住まい方の普及に向けた広報 335 万円
市民に、関連する施策の情報を組み合わせ、わかりやすく情報発信します。民間事業
者等と連携しながら、実際の生活に取り入れていきやすい広報を行います。
〔温暖化対策統括本部環境未来都市推進課 ℡671-2336〕
④横浜スマートコミュニティ支援事業 700 万円
市内中小企業の技術開発等を促進するため、スマートグリッド等の実証実験を支援
〔経済局新産業振興課 ℡671-3913〕
します。
- 2 -
区役所提案によって地域における環境未来都市の推進に取り組みます。
環境問題や超高齢化への対応等の課題解決を実現する視点から、各区からの提案をもと
に、地域の特性に応じた環境未来都市・横浜にふさわしい取組を推進します。
『鶴見駅周辺活性化事業』【新】100 万円
鶴見駅や旧東海道周辺を活性化させるアートイベントを実施し、鶴見区への集客力を
高めるとともに、区民の区への愛着を醸成します。 〔鶴見区区政推進課 ℡510-1675〕
『くぬぎ台小学校の跡地利用を契機とした地域活性化プロジェクト』250 万円
旧くぬぎ台小学校の跡地利用を契機に、周辺地域一帯の地域活性化策の具体的実施に
向け、地域主体のモデル事業の企画・運営や地域によるまちづくりの検討について支援
〔保土ケ谷区区政推進課 ℡334-6220〕
していきます。
『金沢区における環境未来都市づくり
~社会経済システムイノベーションの実践~』【新】450 万円
将来の横浜市の持続可能なシステム構築に活かすため、2つの協働の運営システム※
を活かし、環境未来都市の社会活性化モデルの実践を行います。また、事業転換期にあ
る臨海部の土地利用方針の検討を含めて、まちづくり構想を策定します。
※「地域プラットフォーム」と「ICTプラットフォーム」〔金沢区区政推進課 ℡788-7720〕
『環境学習の技術移転による国際貢献事業』250 万円
鶴見川流域をフィールドとした環境学習講座を、防災の
視点を加えて企画・実施するとともに、この事例・ノウハ
ウの海外への紹介による国際貢献や、国際交流を推進しま
〔港北区区政推進課 ℡540-2220〕
す。
『郊外部の団地における日常生活を健康で豊かにするためのモデル事業』
【新】150 万円
高齢化の進む山下地区の団地において、住民が健康で豊かな日常生活を送るために新
たな移動システムによる利便性の向上や空き地の活用などのモデル事業を地域との協
働により実施します。
〔緑区区政推進課 ℡930-2218〕
『環境未来都市間交流による地域活性化事業』【新】150 万円
環境未来都市である北海道下川町の先進的取組
(環境共生型住宅、バイオマス発電施設、企業の森
制度等)について、区内企業を中心に視察・研修を
実施し、企業間の情報交換、ビジネスチャンスの創
出、企業のCSRへの取組等を支援し、地域活性化
〔戸塚区区政推進課 ℡866-8327〕
を図ります。
『セーフコミュニティ事業』【新】150 万円
安全安心なまちづくりのために必要な、所管が各
課(局)にまたがる情報・データを一元化し、体系
的に可視化します。 〔栄区区政推進課 ℡894-8330〕
- 3 -
環境未来都市・横浜の取組を推進し、世界に発信します。
『広報・普及啓発・国際連携事業等』2,783 万円
スマートイルミネーション横浜やショートショートフィルムフェスティバル&アジ
ア等との連携強化を図るほか、有識者による環境未来都市推進会議を開催するなど、環
境未来都市のねらいや取組を市民向けに発信します。
また、環境問題や超高齢社会への対応など様々なテーマにつ
いて、OECD(経済協力開発機構)※やC40(世界大都市
気候先導グループ)と連携し、国際社会における環境未来都
市・横浜の情報発信や都市間協力を推進します。
※「高齢社会における持続可能な都市政策」プロジェクトへの参加など
〔温暖化対策統括本部環境未来都市推進課 ℡671-2477〕
環境未来都市計画に位置づけられる5つの分野と主な取組内容
環境未来都市計画では、低炭素・省エネルギー等、次の5つの分野を掲げ、それぞれの
取組を進めています。なお、クリエイティビティは文化芸術のまちづくりなど横浜の強み
を活かした地域活性化の取組分野で、チャレンジは成長産業の強化など、市内経済の活性
化に資する取組分野です。
[低炭素・省エネルギー]
17 億 752 万円
横浜スマートシティプロジェクト
低炭素型バスによるCO2削減事業
ヨコハマ3R夢(スリム)プランの推進
[水・自然環境]
8 億 3,799 万円
2 億 8,901 万円
2,995 万円
46 億 2,120 万円
公民連携による国際技術協力事業
環境にやさしい水道システムの構築
水再生センターの高度処理化
[超高齢化対応]
3,677 万円
3 億 2,125 万円
8 億 5,050 万円
29 億 2,735 万円
よこはま健康スタイル推進事業
在宅医療連携拠点事業
市民の健康づくり推進事業
[クリエイティビティ]
2 億 2,962 万円
4,906 万円
5,942 万円
25 億 4,163 万円
横浜トリエンナーレ事業
横浜都心部コミュニティサイクル事業
MICE誘致・開催支援事業
[チャレンジ]
4 億 4,760 万円
2,284 万円
2 億 805 万円
196 億 1,664 万円※(190 億 1,664 万円)
国際戦略総合特区推進事業
国際コンテナ戦略港湾推進
1 億 2,000 万円
171 億 6,906 万円※
(165 億 6,906 万円)
エキサイトよこはま22推進事業
6 億 76 万円
※25 年度 2 月補正予算と一体的に編成した予算額。カッコ内は 26 年度予算額。
- 4 -
地球温暖化対策の推進
(1)エネルギーの安定供給・自立化と節電・省エネの推進
東日本大震災に端を発した電力不足は、エネルギーの安定供給や自立性の確保の必要
性を強く認識させました。
本市は「環境未来都市」として、低炭素・省エネルギーで市民が活力にあふれ、幸せ
に生活している都市の実現に向け、率先して節電・省エネ・創エネの取組を推進すると
ともに、低炭素社会に向けたライフスタイルの変革をより一層進めていきます。
<主な取組>
横浜を舞台に、スマートシティの構築を本格化します。
『横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)』7 億 7,547 万円
①【新】特定供給によるエネルギーの面的利用の促進
南区総合庁舎の移転再整備に合わせ、市大センター病院と新南区総合庁舎の間で特定
供給※1 によるエネルギー連携を進め、防災性の向上を図ります。
また、市大センター病院にコージェネレーションシステム※2 を導入し、高効率運転を
行うとともに廃熱の有効活用を図り、CO2の削減や省コストを実現します。
エネルギー連携事業に伴い、市大センター病院内の老朽化した熱源機器を高効率機器
に更新し、BEMSによる廃熱の最大限の有効利用やエネルギーの最適制御を進めます。
新南区総合庁舎
市大センター病院
〔温暖化対策統括本部プロジェクト推進課 ℡671-2636〕
※1 発電した電気を密接な関係を有する特定の相手に供給できる制度。
※2 ガスエンジンなどで発電する一方、その排熱を利用して空調等の熱需要をまかなうシステム。
本事業では、CO2削減、省エネ推進のため、発電効率 40%以上の機器を選定する。
※3 Building Energy Management System(ビル用エネルギー管理機器)の略。ビルの電力負荷や熱源負
荷を総合的に管理するシステムで、複数連携させることで多様な特性のビルを群管理することも可能
となる。
- 5 -
②地域エネルギーマネジメントの大規模実証実験の推進
市民・事業者の協力のもと導入を進めてきたHEMS※及びBEMS等に加え、電力需
要の高い公共施設でも実証実験を行い、横浜スマートシティプロジェクトを総仕上げす
べく推進します。
また、引き続きYSCPフォ
ーラムを開催するなど、情報発信
を進め、市内中小企業の参画促
進を図ります。
プロジェクト
概要イメージ
HEMS画面イメージ
※ Home Energy Management System(家庭用エネルギー管理機器)の略。各家庭の電気使用量や
太陽光発電の発電量等を計測し、エネルギー消費量の「見える化」やコントロールを行う。
③【新】スマートビジネス協議会(仮称)の発足
本市のほかYSCP参画企業を中心とした協議会を発足させます。低炭素なまちづく
りの横展開を推進し、国内外へのプロモーションを通じて、横浜モデルの普及拡大を進
めます。
〔温暖化対策統括本部プロジェクト推進課 ℡671-2636〕
『低炭素型次世代交通推進事業』717 万円
運輸部門におけるCO2排出量を削減するため、国や民間事業者等と連携しながら、
低炭素都市を目指して超小型モビリティ等の次世代交通の取組を推進します。
・「チョイモビ ヨコハマ」等のプロジェクト推進
・低炭素型次世代交通に係る取組の情報発信など
〔温暖化対策統括本部プロジェクト推進課 ℡671-2636〕
『横浜グリーンバレー(YGV)』2,475 万円
モデル地区である金沢区を中心に、エネルギー施策の展開、環境・エネルギー産業
の育成、環境啓発拠点の創出に取り組む横浜グリーンバレー構想を推進します。
市内企業の技術力や産業団地の地域特性を活かして、エリアでのエネルギー融通等
を行うモデル事業の実施計画の策定や、産業団地の電力の見える化による効果的な節
電・省エネの推進に取り組みます。
また、海藻や海水熱利用など海洋資
源を活用した温暖化対策「横浜ブルー
カーボン事業」によるカーボンオフセ
ット制度の社会実験を実施します。
これらを通じ、温室効果ガスの削減
と 経済の活性 化を産学官 民連携に よ
り、進めていきます。
横浜ブルーカーボン事業
〔温暖化対策統括本部プロジェクト推進課 ℡671-2636〕
- 6 -
地球温暖化対策と更なる資源の有効利用を目指します。
『下水道事業からのエネルギー創出』16 億 5,933 万円
南部汚泥資源化センターにおいて、下水汚泥の焼却施設の更新にあわせ、「焼却」
から「燃料化」へ転換する事業(PFI 方式)を実施し、下水汚泥から石炭代替燃料を創
出するほか、汚泥処理の
過程で発生するバイオガス
を用いた発電と都市ガス代
替燃料としての利用を進め
ます。
また、水再生センターの
施設上部を活用した太陽光
発電を行うなど、再生可能
エネルギーの活用を積極的
に推進します。
〔環境創造局下水道設備課 ℡671-2816〕
事業者の低炭素ビジネス・環境経営を支援します。
『中小製造業設備投資等助成事業(省エネ・節電対策)
』1 億円
中小製造業の省エネ・節電の取組を促進し、温暖化対策を進めるとともに、企業の
経営改善や競争力強化を促進し、環境に配慮した生産活動の実現を目指します。
〔経済局ものづくり支援課 ℡671-3839〕
『横浜環境ビジネスネットワーク事業』1,229 万円
市内中小企業の技術連携や企業間ネットワークの形成を促進するため、環境・エネル
ギー分野のセミナーや技術研究会を開催します。また、市内企業の販路開拓を支援する
ため展示会への出展支援を行います。
〔経済局新産業振興課 ℡671-3913〕
『エコ保育所推進補助事業』200 万円
蓄電池導入費用を補助することにより保育所におけるエコ活動の一層の促進を図
り、エコ保育所の認証を進めます。
〔こども青少年局保育所整備課 ℡671-2376〕
『グリーン経営認証の取得奨励等(「ゆっくり走ろう!横浜港」の推進)』75 万円
横浜港において、港湾関係事業者との協働により、「グリーン経営認証」
の取得を支援するなど物流に伴う環境負荷を低減し、環境に優しい港づくり
を促進します。〔港湾局管財第一課 ℡671-7179〕
『環境への負荷を軽減した農業の取組の奨励・推進』2,198 万円(うち一部)
温室内の温度を効率的に維持する設備の導入をすることで、農業施設における省エネ
ルギー化を推進します。 〔環境創造局農業振興課 ℡671-2606〕
- 7 -
エコ住宅の普及を促進します。
『住まいのエコリノベーション推進事業』
【拡】7,600 万円(再掲)
既存住宅のエコリノベーション(省エネ改修)を実践から学ぶ「アカデミー」の開
催などを通して、
「横浜型エコリノベーションモデル」を発信し、住まいの温暖化対策
を推進します。
これらの取組を広く普及啓発することにより、民間市場における既存住宅の温暖化
対策を誘導し、市民への普及啓発や市内企業の技術力向上につなげていきます。
〔建築局住宅計画課 ℡671-2917〕
『省エネ住宅相談員制度』215 万円(再掲)
相談員の技術・知識向上を図り、市民からの住宅の省エネ化
に関する幅広い疑問に答えられる「コンシェルジュ」として育
成するため、研修会や市民向けの相談会等を開催します。
〔建築局住宅計画課 ℡671-2917〕
『住宅用スマートエネルギー設備普及促進事業』【新】4,791 万円
CO2排出比率の最も高い家庭部門におけるエネルギーマネジメントを促進するた
め、HEMS(家庭用エネルギー管理機器)の導入を軸とした燃料電池、太陽光発電設
備等の設置補助を行います。
・住宅用スマートエネルギー補助
(HEMS・燃料電池・太陽光) 計 600 件
・太陽熱補助
計 50 件
〔環境創造局環境エネルギー課
℡671-2666〕
都市基盤整備・緑地保全と温暖化対策について
道路・鉄道・公共施設の整備や、まちづくりなどの都市基盤整備のほか、緑地保全とい
った活動にも、地球温暖化対策に寄与する側面があります。それらの都市基盤整備・緑地
保全による地球温暖化対策関連事業費(特別会計を含む)は、約 577 億円※となります(H26
年度事業費約 509 億円)
。
・『横浜環状道路の整備』233 億 5,606 万円※(191 億 5,606 万円)
・『神奈川東部方面線整備事業』37 億 6,000 万円
・『エキサイトよこはま22推進事業』2 億 6,476 万円
・『「横浜みどりアップ計画」の推進』101 億 3,754 万円 など
※25 年度 2 月補正予算と一体的に編成した予算額。カッコ内は 26 年度予算額。
- 8 -
公共施設や地域に身近な設備の省エネや創エネ導入等を進めます。
『生ごみ資源化調査事業』【拡】2,550 万円
更なる資源の有効利用と温室効果ガスの削減を目
指し、燃やすごみの中に3割以上含まれている生ご
み等のバイオガス化について、他都市の動向等を踏
まえ、創エネルギー効果などの観点から、本市にお
ける実現可能性を検討します。
〔資源循環局資源政策課調査等担当 ℡742-3713〕
『LED防犯灯設置事業』9,000 万円
電柱共架タイプの防犯灯の新設及び鋼管ポール
タイプの防犯灯の更新等を行います。
また、ESCO事業を活用し、現在電柱に設置
されている蛍光灯防犯灯をLED防犯灯に更新
※写真の灯具は一例です
(約 11.7 万灯)することで、防犯環境の整備と温
暖化対策等を進めます。
(ESCOサービス料については、平成 25 年 12 月補正において債務負担行為を設
定しており、平成 27 年度より支払を開始します。)
〔市民局地域防犯支援課 ℡671-3709〕
『LED道路照明灯事業』2,170 万円
道路照明灯を省エネ・長寿命なLEDに器具交換し、CO2 排出量の削減を図ります。
〔道路局施設課 ℡671-3559〕
『横浜港内照明設備LED化等推進事業』1,720 万円
節電及びCO2 排出量の削減対策として、港湾エリア内の照明設備をLED化するなど
省エネ効果の高いものへ更新していきます。26 年度は、前年度に引き続き、国際交流ゾ
ーン(みなとみらい21地区)の照明をLEDに交換します。
〔港湾局企画調整課・維持保全課 ℡671-2877・622-0600〕
『商店街省エネ型ランプ交換事業』1,481 万円
商店街の保有する街路灯、アーチ及びアーケードの照明について、水銀灯等の従来型
ランプからLED等の省エネ型ランプ(安定器を含む)への交換に対して支援を行うこ
とにより省エネ化をより一層推進するとともに、商店街の費用負担を軽減し活性化を図
〔経済局商業振興課 ℡671-2577〕
ります。
『スマートイルミネーション事業』1,540 万円
冬のイルミネーションシーズンにあわせ、公共空
間を中心とした都心臨海部の夜景を省電力技術と
アートの力で演出し、都市としての魅力アップを図
ります。
〔文化観光局創造都市推進課 ℡671-2288〕
スマートイルミネーション横浜 2013 撮影:アマノスタジオ
- 9 -
『再生可能エネルギー等導入推進基金事業』【新】3 億 177 万円
環境省のグリーンニューディール基金を活用し、特別避難場所
に太陽光発電設備と蓄電池を設置し、災害時のエネルギー対策と
平常時の省エネを推進します。
・公設特別避難場所:太陽光発電設備と蓄電池の設計・工事を実施
・民設特別避難場所:太陽光発電設備と蓄電池の導入補助を実施
〔温暖化対策統括本部調整課 ℡671-4108〕
『横浜港内の太陽光発電の推進』【新】1 億 6,250 万円
ふ頭内上屋と港務艇に太陽光発電パネルを設置し、横浜港内の太陽光発電の推進を図
ります。
〔港湾局維持保全課 ℡622-0600〕
『小水力発電設備等の導入推進』3 億 2,125 万円
水道水を供給する過程で生じる水力エネルギーを有
効利用する小水力発電設備や太陽光発電設備の設置な
ど、積極的に再生可能エネルギーの導入を推進します。
◇小水力発電設備の設置
峰・恩田配水池(発電容量各 37kW、H26 完成)
今井・金沢配水池(発電容量各 35 kW、H27 完成予定)
「川井浄水場太陽光発電設備」
◇川井浄水場太陽光発電設備の設置
〔水道局浄水課 ℡633-0125〕
(PFI 事業により 26 年度稼動。発電容量 336kW)
『高島町変電所更新工事(大容量蓄電池の導入)』【新】1 億 9,571 万円
列車がブレーキをかけた時に発生する電力を一時的に蓄え、加速する列車に再び電気
を供給することで省エネを図る蓄電池を高島町変電所の更新に合わせて、平成 26 年度末
までに導入します。
蓄電池
また、地震等による停電時には、この蓄電池に
充電
放電
送電線
蓄えた電気を利用して、横浜駅付近の駅間に停車
した列車を最寄り駅まで走行させることが可能
〔交通局電気課 ℡326-3816〕
になります。
ブレーキ中の電車
走行中の電車
『電気式ハイブリッドバスの導入』2 億 8,901 万円
バスなどの重量車は、ディーゼルエンジンを搭載し走行距離も長いことなどからCO2
の排出量が多くなっています。市営バスでは、環境に配慮し、燃費効率が高い電気式ハ
イブリッドバスの導入を進めます。
〔交通局運輸課 ℡326-3858〕
『建築物省エネルギー化推進事業』3,787 万円
公共建築物の更なる省エネルギー化のため、民間のノ
ウハウを活用して設備の省エネ改修を行うESCO事業
を 1 事業実施します。
また、長寿命化対策工事の際に省エネの要素をプラス
する改修を行うほか、泉区庁舎に設置した地中熱利用空
調設備の省エネ効果等を計測検証する実証試験を実施し
〔建築局保全推進課 ℡671-2915〕
ます。
- 10 -
地球温暖化対策の推進
(2)脱温暖化行動(緩和策・適応策)の推進
平成 26 年3月にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)総会が日本で初めて本市
で開催されることを契機に、地球温暖化対策の重要性を市民一人ひとりが再認識し、地
球温暖化対策を意識した行動を選択することができるよう、本市はこれまで以上に、市
民、団体、事業者、大学、行政などが連携しながら地球温暖化対策に取り組める環境づ
くりに取り組みます。
<主な取組>
市民・事業者等の幅広い温暖化対策につながる行動を促進します。
イ
エ
ス
『脱温暖化行動推進事業(YESの推進)』3,171 万円
「横浜で地球を学ぼう」をキャッチフレーズに、市民活動団体・事
業者・大学等が実施する環境・地球温暖化問題に関連する講座やイ
ベント等の活動を、「YES」という統一ブランドでネットワーク
化し、市内全体に脱温暖化の学びと行動の輪を広げます。
〔温暖化対策統括本部調整課 ℡671-2626〕
『横浜型エコスタイル推進事業』507 万円
環境行動を楽しみ、継続・実践する横浜らしいエコライフスタイルの推進のため、地
球温暖化対策や生物多様性に関する取組を進めます。
・ヨコハマ環境行動フェスタを中心としたキャンペーンの開催
(環境行動のきっかけづくり)
・こども『エコ活。』大作戦!、こどもエコフォーラムの開催
(子どもを対象とした環境教育、普及啓発)
〔環境創造局政策課 ℡671-3830〕
『横浜都心部コミュニティサイクル事業』
【新】2,284 万円
都心部における利便性、回遊性を高め、地域活性化や観光振興、および低炭素化に寄
与する取組として、コミュニティサイクル事
業を実施します。
平成 26 年度は、3年間実施した長期社会実
験の成果をもとに本格実施に移行し、規模の拡
大や利用者の利便性向上を図り、更なる利用の
増加と普及を目指します。
〔都市整備局都市交通課 ℡671-3512〕
『運輸部門におけるCO2削減事業』1,283 万円
CO2を発生しない究極のクリーンエネルギーとして期待される「水素エネルギー」の
活用に向けて、平成 27 年から一般発売が予定されている燃料電池自動車(FCV)の普
及を図るため、水素ステーションの整備に係る動向調査や公用車への率先導入などを行
〔環境創造局交通環境対策課 ℡671-3825〕
います。
- 11 -
環境負荷の低減や資源の有効活用を推進して、3R夢プランを推進します。
『発生抑制等推進事業』288 万円
ごみ減量を進めるため、3Rの中でも環境に最も優しい「リデュ
ース(発生抑制)」を中心とした取組を進めます。
誰もが取り組みやすいマイバッグの持参やマイボトル等の利用を
促進し、レジ袋や使い捨て容器の削減を推進していきます。
また、生ごみの水切りや手つかず食品・食べ残しの削減などの実
践を働きかけ、生ごみの発生抑制などを進めることで、引き続き環
境に配慮したライフスタイルやビジネススタイルへの転換を目指し
〔資源循環局3R推進課 ℡671-2563〕
ます。
「ヨコハマ3R夢!」
マスコット イーオ
...
地球温暖化対策に対する「適応策」の考え方を普及し、取組を推進します。
地球温暖化への対策は大きく分けて2つあります。1つは、原因となる温室効果ガスの
排出を抑制する「緩和」、もう1つは、既に起こりつつある、あるいは起こりうる温暖化
の影響に対して、自然や社会のあり方を調整する「適応」という考え方です。
温室効果ガスの削減を進めることと同時に、温暖
化の影響への対処として「適応」の取組が必要とな
ります。適応策の性質をもつ取組には様々な取組が
ありますが、一例として次の取組があります。
「日本の気候変動とその影響 2012 年度版」より
(文部科学省・気象庁・環境省)
『内水ハザードマップの策定と活用』4,900 万円
浸水被害の最小化を図るため、市民の皆様が日頃から
災害への準備ができるよう、浸水想定区域等を明示した
内水ハザードマップの作成を進め、25 年度の南部方面
に引き続き、26 年度は北部方面の内水ハザードマップ
を公表します。
「横浜駅の浸水被害の様子(平成 16 年)
」
また、内水ハザードマップの作成時に使用した浸水シミュレーションを活用し、浸
水が想定される地区の整備も加えた新たな整備計画を策定していきます。
〔環境創造局下水道事業調整課 ℡671-2613〕
『ヒートアイランド対策に係る技術支援研究』【拡】446 万円
夏季の気温観測や熱環境調査等を行うほか、温暖化への適応策を検討するため、新た
に「熱中症注意情報システム」の構築に向けた基礎研究に着手します。
〔環境創造局環境科学研究所 ℡752-2605〕
《熱中症対策》
熱中症に対する正しい知識・予防策を市民に広報し、一人ひとりが正しい熱中症予防に
取り組めるよう、関連部署が様々な機会を捉えて啓発します。
〔健康福祉局保健事業課 ℡671-2436、消防局救急課 ℡334-6760、各区福祉保健センターなど〕
- 12 -
国内外の都市・地域・市民と幅広く連携します。
『国内外地域連携推進事業』1,015 万円
地域経済の活性化への貢献も視野に入れ、昨年覚書を締結し
たバルセロナ市をはじめとする国内外の都市・地域と低炭素社
会の実現につながる連携・協働を進めます。
また、本市の施策及び取組を国際会議
などで発信するとともに、海外視察者の
受入れなどを行い、都市間での情報交
換・協力を進めます。
「バルセロナ市水道局」
「バルセロナ市レンタルEV」
〔温暖化対策統括本部調整課 ℡671-4108〕
『公民連携による国際技術協力事業(Y-PORT 事業)』3,677 万円
新興国諸都市が抱える都市課題の解決と市内企業の海外展開に対する支援を通じ、市
内経済の活性化に資するよう、公民連携による国際技術協力を着実に推進していきます。
さらに、行政・企業・国際機関等、様々なプレイヤーの連携をより強化・推進するた
ご担当者様 新たに記載をお願いします。
めの仕組みづくりを検討し、市内企業が海外事業に参画する機会の拡大を図っていきま
〔政策局国際技術協力課 ℡671-4393〕
す。
『環境未来都市間交流による地域活性化事業』【新】150 万円(再掲)
環境未来都市である北海道下川町の先進的取
組(環境共生型住宅、バイオマス発電施設、企業
の森制度等)について、区内企業を中心に視察・
研修を実施し、企業間の情報交換、ビジネスチャ
ンスの創出、企業のCSRへの取組等を支援し、
地域活性化を図ります。
〔戸塚区区政推進課 ℡866-8327〕
「北海道下川町
一の橋バイオビレッジ」
『広報・普及啓発・国際連携事業等』2,783 万円(再掲)
スマートイルミネーション横浜やショートショートフィルムフェスティバル&アジア
等との連携強化を図るほか、有識者による環境未来都市推進会議を開催するなど、環境
未来都市のねらいや取組を市民向けに発信します。
また、環境問題や超高齢社会への対応など様々なテーマについて、OECD(経済協
力開発機構)※やC40(世界大都市気候先導グループ)と連携し、国際社会における
環境未来都市・横浜の情報発信や都市間協力を推進します。
※「高齢社会における持続可能な都市政策」プロジェクトへの参加など
〔温暖化対策統括本部環境未来都市推進課 ℡671-2477〕
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本市施設の発電能力について
本市は環境にやさしい施設運営に取り組み、様々な施設でエネルギーや資源を効率的
に利用するとともに、太陽光、風力、水力、バイオマスなどの再生可能エネルギーを活
用しています。これらの再生可能エネルギーにより発電を行っている施設※は次のとお
りです。
※ 系統連携施設のみ集計
エネルギー種別
太陽光
箇所数
設備容量
(kW)
249
3,860
小中高等学校(217 校)、区役所(9
箇所)、浄水場(2 箇所)、地下鉄(4
箇所)等
主な施設
風
力
2
1,990
ハマウィング、資源循環局港北事務所
水
力
3
619
港北配水池、川井浄水場、青山水源事
務所
汚泥消化
ガス発電
2
8,000
廃棄物
発電
4
78,000
260
92,469
バイオマス
合
計
太陽光発電
小中高等学校や区庁舎など本
市 249 施設に太陽光パネル
を設置。
「戸塚区庁舎・太陽光発電設備」
北部・南部汚泥資源化センター
鶴見・旭・金沢・都筑工場
風力発電
水力発電
住民参加型市場公
募債発行による市
民参加と、企業協
賛により事業を進
めているハマウィ
ング。
水道管路内を流れ
る水の力を利用し
た小水力発電。
「環境創造局・横浜市風力発電所
(ハマウィング)
」
バイオマス発電①
「水道局・
川井浄水場発電設備」
バイオマス発電②
汚泥処理の過程で発生するバイオガス
を用いた発電を行うなど、汚泥を再生可
能エネルギーとして活用。
ごみを焼却して発生した熱エネルギーを有
効活用して発電。発電した電気は工場内で使
用するとともに近隣施設に供給。さらに余っ
た電力は入札を実施して電力事業者へ売電。
「環境創造局・汚泥資源化センター消化タンク」
「資源循環局・金沢工場」
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地球温暖化対策の推進
(3)温暖化対策に有効な制度の運用や仕組みの検討
地球温暖化対策は、世界規模で危機感を持って緊急的に取り組むべき課題である一方、
解決には地域の特性に応じたきめ細かな対策に持続的に取り組むことが必要です。
持続可能な低炭素社会づくりに有効な制度や仕組みを構築し、温室効果ガスの排出量
削減につながる取組を的確に誘導・支援していきます。
<主な取組>
温暖化対策に関する計画や制度を着実に実行します。
『地方公共団体実行計画推進事業』1,040 万円
平成 26 年3月に改定予定の「横浜市地球温暖化対策実行計画」について、市民・事業
者の皆様と目標を共有し、その達成に向けて区役所等と一体となり、計画の着実な推進
を図ります。
〔温暖化対策統括本部調整課 ℡671-2683〕
『事業者温暖化対策促進事業』3,456 万円
横浜市生活環境の保全等に関する条例に基づく「地球温暖化対策計画書制度」の運用
を通じ、事業者に温室効果ガスの削減対策を促します。
〔環境創造局環境管理課 ℡671-2474〕
キ ャ ス ビ ー
『CASBEE横浜推進事業』250 万円
建築物の環境配慮の取組を進めるため「CASBEE横浜(横浜市
建築物環境配慮制度)」について、戸建住宅を含む 2,000 ㎡未満の建
築物の任意の届出も含め、制度の普及を図ります。
〔建築局建築環境課 ℡210-9912〕
『建築物省エネルギー化推進事業』3,787 万円(再掲)
公共建築物の更なる省エネルギー化のため、民間のノウハウを活用して設備の省エネ
改修を行うESCO事業を 1 事業実施します。
また、長寿命化対策工事の際に省エネの要素をプラスする改修を行うほか、泉区庁舎
に設置した地中熱利用空調設備の省エネ効果等を計測検証する実証試験を実施します。
〔建築局保全推進課 ℡671-2915〕
新たなエネルギーやエネルギーの利活用に関する調査等を行います。
『地域エネルギー施策検討事業』300 万円
新たなエネルギーとして注目されている水素や生ごみのガス化など、市内においてポ
テンシャルのあるエネルギーのさらなる活用の可能性を検討し、市域における創エネを
一層推進するとともに、省エネの推進と合わせ、エネルギー循環型都市を目指した施策
の検討を行います。
〔温暖化対策統括本部調整課 ℡671-2683〕
『臨港地区エネルギー利用効率化等検討費』500 万円
ICT(情報通信技術)や地域特性に合った再生可能エネルギー等を活用した“横浜
港のエネルギー利用の効率化”について検討します。 〔港湾局企画調整課 ℡671-2877〕
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区における温暖化対策推進事業
地域における温暖化対策を推進するため、市民に身近な区役所で温暖化対策につなが
る行動を促進する取組や公共施設の省エネ化の取組を推進します。
<主な取組>
鶴見区
『鶴見区脱温暖化行動推進事業』
脱温暖化行動を推進するため、地域、事業者、区民活動団体と連携して、エコ教室や
〔区政推進課 ℡510-1675〕
イベントでのPR活動を実施します。
神奈川区
『かながわエコスクラム事業』
区民・事業者・行政のスクラム(=協働)により、地球温暖化対策を進めます。エコ
講座の開催、緑のカーテンの普及・啓発、イベントでの啓発活動を実施し、地産地消、
カーボン・オフセット等の取組への支援を行います。
〔区政推進課 ℡411-7020〕
西区
『西区温暖化対策推進事業』
区民や事業者等と協働した、打ち水大作戦やライトダウンキャンペーンを実施するほ
か、公共施設への緑のカーテンの設置や中学生向けの環境講座を実施するなど、幅広い
世代に向け、環境にやさしいライフスタイルの実践を呼びかけます。
〔区政推進課 ℡320-8338〕
中区
『花いっぱい明るいまち事業』
区内の保育園及び小学校などと協働で、夏場の省エネ対策として「花緑のカーテン」
を推進するとともに、作業イベントにおいて省エネの普及啓発を図るためのミニ講座を
実施します。
〔中土木事務所 ℡641-7681〕
南区
『みなみストップ温暖化対策事業』
緑のカーテンづくり推進のため、区内施設や地域主催で栽培講座を開催してもらう区
民の皆さまに栽培物品を支援します。また、温暖化対策の普及啓発として、小学生向け
のバスツアー・工作教室を開催します。更に、区民利用施設照明の LED 化を行います。
〔区政推進課 ℡743-8128〕
港南区
『こうなんの「エコ活。」推進事業』
区民の皆さまが生活の中で取り組める『エコ活』を推進するため、イベント等での普
及啓発、緑のカーテン普及のためのゴーヤ講座開催、エコクッキング、緑化の推進、区
民利用施設等へのLED照明の導入等を行い、温暖化対策に取り組みます。
また、区内事業者・関係団体等と連携した取り組み、情報発信等を行います。
〔区政推進課 ℡847-8320〕
保土ケ谷区
『ほどがやエコ活。推進事業』
区民一人ひとりが温暖化対策行動に取り組むきっかけを得られるよう、帷子川を中心
とした地域資源を生かした環境講座やイベントを行い、家庭における環境行動へつなが
るよう、環境教育を軸とした啓発を行います。また、区版環境家計簿等を活用し、資源
化推進との連携を活かしながら、継続して啓発を実施します。
〔区政推進課 ℡334-6220〕
旭区
『旭区エコライフスタイル推進事業』
区民の方々に、より一層の環境に対する関心を高めていただくことを目的として、小
学校や地域への脱温暖化行動出前講座を実施し、幅広く啓発活動を推進します。また、
緑のカーテン講習会を実施し、身近なことから実践できる温暖化対策の取組やライフス
タイルの見直しを区民とともに推進します。
〔区政推進課 ℡954-6025〕
- 16 -
磯子区
『環境行動推進事業(いそごECOアクション)』
金沢区
『Let’s エコアクション!応援事業
港北区
『港北エコアクション推進事業』
環境行動の普及啓発のため、区民・事業者・関係団体等との協働による環境イベントを
開催します。また、桶・ひしゃくの貸出による打ち水支援や、グリーンカーテン普及のた
めの啓発イベントの開催、公共施設への育成支援を行います。
〔区政推進課 ℡750-2330〕
~環境にやさしい、美しいまち金沢~』
区民や事業者が行っている環境の取組を広くPRし、自発的取組の促進や区内における
連携の強化を図ります。また、環境関連施設の見学会や、公共施設における省エネ、イベ
ントを活用した普及啓発に取り組みます。 〔区政推進課・地域振興課 ℡788-7720・7797〕
「省エネルギーの推進」
「みどりアップの推進」
「ヨコハマ3R夢プランの推進」の3つ
の取組を「港北エコアクション」として一体的に進めていきます。地産地消の推進や地域
と連携した環境イベントを実施します。
〔区政推進課 ℡540-2220〕
緑区
『地球温暖化を知ろう!』
青葉区
『「丘のエコハマ」創エネ大作戦事業』
都筑区
『都筑区温暖化対策関連事業』
区民が地球温暖化を身近な問題として考え、省エネなどの脱温暖化行動を実践していけ
るよう、親子を対象とした体験型のエコ講座や、区民まつりや商業施設等での啓発キャン
ペーン、環境家計簿の活用などを通じて啓発を行います。
〔区政推進課 ℡930-2218〕
青葉区らしい創エネの取組について検討調査を行います。また、区民団体との共催によ
り、地球環境に関する「クールアース講座」を開催し、脱温暖化・創エネ行動に向けた区
民意識を啓発します。省エネナビの貸出や公共交通の利用促進のための広報・啓発などに
より、脱温暖化行動を促進します。
〔区政推進課 ℡978-2216〕
環境にやさしいライフスタイルへの転換を推進するため、区内関係団体と連携した環境
映画の上映会や区内保育園・小中学校、区庁舎での緑のカーテン事業などを実施します。
また、区公用車として導入した電気自動車の庁内カーシェアリング及び電気自動車の電力
を活用した啓発イベントを行います。
〔区政推進課 ℡948-2226〕
戸塚区
『とつかエコライフ事業』
区民の皆様一人ひとりが脱温暖化行動に取り組む雰囲気を醸成し、脱温暖化行動を生活
に定着させる取組を行います。また、環境未来都市である北海道下川町と、都市間交流を
進めるとともに、カーボンオフセットの普及啓発に連携して取り組むなど、社会における
環境への理解を促進するための取組を行っていきます。
〔区政推進課 ℡866-8327〕
『さかえ環境まちづくり推進事業』
栄区
上郷・森の家、横浜自然観察の森エリアを中心とした栄区の自然資源の魅力を伝えるこ
とで環境への関心を高めます。また、ダンボールコンポストの推進など、ごみ減量化の取
組を進めることにより、ごみ処理に伴い排出される温室効果ガスを削減します。さらに、
公共交通機関の利用促進や緑のカーテンづくりの啓発に取り組みます。
〔区政推進課・地域振興課 ℡894-8330・8390〕
泉区
『脱温暖化行動啓発事業』
身近な脱温暖化行動の促進のため、緑のカーテンづくり支援に取り組むとともに、今後
の温暖化対策に寄与する再生可能エネルギーへの区民の理解を深めるため、太陽光発電や
太陽熱利用等の各種再生可能エネルギーの啓発を行います。 〔区政推進課 ℡800-2330〕
瀬谷区
『環境行動推進事業』
緑のカーテン講習会の開催や瀬谷区版クールシェアの推進、区内祭事での啓発イベント
の実施等により、区民が身近で気軽に取り組むことができる温暖化防止行動の提案と繰り
返しの啓発を行います。
〔区政推進課 ℡367-5632〕
- 17 -
Climate Change Policy Headquarters
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