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詩の音楽性について

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詩の音楽性について
詩の﹁音楽性﹂における一考察
!;中隙中也の場合I
疋田雅
昭
性﹄があげられる.頃の誰諭紘古くは中村稔鶏の剤中臓中迩鋤鷲
準’原詩の研究においてしばしば諌及さ通る随題迩、そ”這晦蕊
一行を蝿としr剛驚燃瀞汽滞という滞数鮴に組み変えrみたり.
に蕊七・七願識繊間繼が職縦卸郷ていた︽︾たとえば、薄剛誠鯉は、
歴1︶
中原研究に限らず、境代詩腱おける盆卿楽性﹂の譲識には、そ
まり、読史に海ける様々紅試み雄、↑蹄の七脈・蹴七鯛という縁統
究発表時”討論に顎るまで、獅・麗獲へ−て懲り運馨れている“
的慰藷数維鋤耀型に対してどういづた立湯をとるかとい・フ観点が
凸
”前提として七迩調をめぐる詩轤の蕊史.薄ら陛紘蕊本諮腱羅諭
も朧らや︾とが出来るのだ。逆驚越えば、どんな新たな擶数鍬の拭
鵜尭睡摸索された定型絃、次の泄代の定型漣乗り越えら識轟の
やたのである雲︾
みも、七漁・蕊・遜調極抗いつつも、そ躯を越えるこシ患出来鞍か
いよ詩想の充巽が児ら鋤、七五調”姿定した詩形式を備えた文
でばない。ど鯵定蝋も常に、同じ伝統に対鯖している.この繰り
の成立に曝力した、朔太郎ら淵祁初期の詩人罐だった。しかし、
鯉藤遜﹃︾がばやくから指摘す.るように、磯らの偉業も。まだ蛍統
返さ熱る聡史に鯨して、捜本的鞍変難を為したのは、口語臘勵詩
れ、詩歌のリズムという見地からす.れ蕪あまりに常套的な手段
新しい傭感を盛り込むことでそれらを復油させたものと考えら
的駁音数律定暇へのアンテテIゼである点においては、泣餓ら”
から和蝋や歌謡で用いられていた寵遮調、彌七調を詩に転鶏し、
だったため、鰻に続いた詩人たちは俄然として新たな潅嬢を槙
語定蝿静として確立した。しかし.藤村の詩業紘、いおば従来
索してきた聯体誇も島雌藤村鈴悪潜菜雄一の蕊甥に韮づていよ
隷新体詩抄恥以来、新しい雑代鋤製本詩歌に鋪っ掩形式を摸
る荷数津鋤問趨奄欠かずこと雄餓来ない鵬
ソネッ・伊彫式を禅・人したりし葱がら、新しい遥型を模索した噸つ
魂・に七、僅斑仁修甑う瀞数雛吻喪錐を巧唾驚鰯一鍵蛎,●魂蒲隙櫛蝿紘、
砿か漣、﹃講凝難針以鋒の詩史紅おいても、その課鐘の中心腱常
■︲■Q
紫するこし振睡験る俵師水勘剛壼関本近代詩心リズム﹄
∼
楽性一から、平成八年鰹春の醗際噺也砂金における大出敬氏の研
1
H
(
)
ー
文学迩卿と並列紅とらえられ患。そ拠憾、朔太郎が態識して鞄た
雨脚州し隠獣、文語の使珊”みならず、催統的音数雑からの一幽
川本.鑛蹴識.七溌調鏡リズム論,一
d胆岬
総瞳諾の詩、そ恥にハ、ダガリーの展族識だけだということです︽︾
獄の蒋楽性を聯えたとぎ、我噌は、それが識字の印刷という形
に鞠係している鰯例え獺英語・独語,オランダ語猛どの場命駄、
瞳の誉楽的効果を潜数搾鯵みに依存す.る傾胸は、n本語の椛造
態をしているという事巽を避けて通れない。そこには、読稽に伝
は、単語が持つ驚輔の長蝋の対立が、中国諦め蟻合は、平灰の差
単語が持つアクセントの対堂が.ローマ・ギリシャ.語などの場合
磁一準禽ま腕て。いたことを考え鍵ば、当然”帰結であろう。
瀧できる愉報とLて青楽鋤欝綴に対態するようなものは鞍い”で
で、併用されるものこそ違うが、活字でも伝達可能蕪苓凱ぞれの
異が、音節数に併附さ・恥て誇鰯リズムを成立恵せている。機瀞諮
言需の特徴を、青数律髄撫えて便鰯している礎である@
ある。つまり音の種類と空白鰯紘綴、そして藩の数が守伝達され
は畜数によるリズム︵I韻律︶、および同音による韻の問題にしぽ
る殺としたもの職のである.よって、詩の音楽性と瀞えば、捌題
関本語鋤性質上、詩の読摺緯綴達でき為音楽性が欝鰯数.涛節
否定することは、詩腱お職る音楽靴”か蒸りの部分溌緋て災る一﹄
種だげであるならば、長い俵統に支えられた憶丘調や、葹囎雛を
、いれることになる。
粥実、詩の瀞楽性陣関しては、伺音反復の指擴、管領錫指摘、
一●口6苧■
現代詩においては、それらに畑えて七菰・蕊七調挺代わる新しい
る厳らば、聰代詩賦、そうした歎読と紘決瀞、しているの善梯尋”
とに厳る鶴もし、詩を詩たらしめといる条竹にそ鈴簡楽性を棒え
こうした側本譜詩蹄おける箙馴の聯舗をM本譜という・笥謡の散
今隣私たち騨剰代詩とよんでいるも鋤紘難岬菜雛駐のように
欝畿律の捲摘などである。
溌から見たものに畑本礦嬢氏の論考がある。氏によ飢慧、世界的
蛾うたわ・駁鞆嘩搬しみ、う・た”裁いごと鐙特微超しているかう
して一歯現代詩は﹃瀦菜梁当がもっていた霧く的読将を失った。
たう詩か息考える詩にな”たとふっ・フ定義づけられている。そ
箸の第巽のやり方とは詩吋ごとめ総卉節数を数えるのではな
現代詩は多くの甥合、詩人鯵艇独鞍︽辞ぷやき、焦りであり、あ
鱸兇て詩鋤鋤律は、番詩行の溌数律を規則的に揃え鵜方法に鰯ゑ
く、その詩行内部鱒リズムをさら艇こまかく切り分勝るた酌漣、
るときは劉潅である釦中村稔﹁中駁中也の静楽樅・一
て、もう一つの方法を併雌する鋤が羅本である隆愚う、
何かその篇諮でとくに闇立つ脅識..“の蒋微迩偲印として利鰯す
以上が現代詩が抱える間題の鞠状である。先にも引荊した・坤椋
鉢・巳、餌LP
豪らなかった。それ漣、諸氏が指摘すゑ.一とく、關らの言語讓術
褒代詩による管楽惟の否定ば、むろん、単なる韻律の朧懸腱躍
n本龍の韻鮴は、ただ音節数だけで型篭決め、それ以外には
ジャンルにおいての混沌という問題を引き起畢しためで勘る。
世界艇、散文との腿で詩のアイデンティティへの懐凝、さふには
為というものです。︵中略︶
れてきました。糊律学箸のジ罰ン・画ツクによれば、そうした
何も計鯨に入秘ないという点で、ぎわめて珍しいものと誓えら
純然た為﹁音数律﹂に支え職誕ているのば、世騨でも隠本語と
認
稔氏の︲小腺小仙小獅飛州!・し恥いう揃砂い、小原総研究という枠
、の年、四MF凸
を越えぞ是う︲恥・た縛礎・鰯よび蒋麟究錘映況を端的歴語↓殿’一・、・総て
中原の詩的音楽撒濫、従来の滞数津や河謡踵繊の診剛を脂柵す
から披け出したものではない。
曇︶うした音楽性歴関する論考が多いの蛾、逆に患の問題が、従来
ることだけで、肱たして説明できる物なのであろうか。現鞭でも
の観点以外からの説調を求めていることをボー︾ているのではない
Oトリ〃
ゞ、一L#伽この絢小断側鋤肌でふろう。鯆一聯第扉行を一ならない’一
’■令
為”雑なき敬を側川して1剃州督隷﹀ここで誰しも気付く
:,恥.M“ゞ・↑小を輪︾聯い,第一行から第三行まで腱くりかえし、
て考えてみたいと思う。
か︽︾こうした点をふ患えて、以ド、巾峨詩綻お耐る満楽枇につい
ふか憧、︲“た必峰、ふたたび、雛寅、轆陶行でぶらないしと/、
●■甲
.チ
、ル
・一
輪:聯針魏灯薙一汀を﹃撒ぶつ.てゐた黄識弱だった︲字二一
恥
にうかべるのは、灘七・七K識に代表される涛数律であろう。し
側本の詩の審楽緋ということについて吟えるとき旗ず我々が蛾
︲’
︾ゐ︲そ’て又、第寅聯第・行.第雁行雁かさ〃られた﹃た﹄が
かし、前述した様に、現代詩は、その成立の背斌に騒統的な漸数
剛か:盛;、、さらに第隅聯第千行の珂述ひない●一と共鳴させてい
らに細かく言えば、⋮.:︵中端﹀又蛎一聯だけを例腫とると、
聴脚聯鹸終行の一‘た象びいてゐた比で受け止めふれているUさ
繊椰の問題に難約されてしまう曲を述べたが、そもそ・もリズム・
し減しば雷楽健に関する論紘、臓本の現代詩の場禽、り/ズム・
よう燕叫能桃があったので鈴ろうか。
かわらず﹃詩と、しての涛楽姓に執着する鋤であれば、そこにどい
律を中心とする文語定掴儲の悲雄を持っている〃である。にもか
︵中諮︶
こ運で断数はつぎのように組み立てられていみ噸
つまり三瀞と幽背と九宵という、七迩調、五七識がもつ埜本約
碁らに分ければ、覇と伽と我がu本における定数背数繊をつく
音数の、きわめて筒由なくみあわせで成り点っている。七と五、
のであれば、自然の物班現象の・ザら能も多く卯い曙すこし︾が可能
鰯律とは何なのであるうかゞリズムが瀬なる臘雌的な現象を帳す
であろうcしかし、そ・恥が客醗的鍾現象なめか、人附砂意縦的な
﹃︾ていることは、おそらくH本人の身体的生褒的描造と関係し
も、ほとんどがこれらの音に分解されるのである。
的な一︲抽子﹄とリズノ慮の黙鵬や、スザ、/X・ランガーの﹁生
把擬であるのかを考えれぽ、ルートヴィヒ・クラーゲスの現象学
て妙るゅだから、私た心が爵く散支挺おいても、又訊,︲﹀言蕊で
中涼において、その︲瀞楽牲︲一を指摘するのはたやすい。渕時
■。●
としてはアナク?一ズム厳・膜でに多用される七八・五七調、リフ
に関する議論挺淡で蕊る。この間鼬倣、脚学的な考察にみ、段がる
きた形式﹂、さらには識,村雄二郎の︲鏥命論﹄とい身.聖命繊駿元
ものなのであるへ︾
レインを指摘してやればよいのだ。むろん、現代詩の詩人である
し、それとても今まで見てきた現代詩の持っている音楽鱗の現状
一
中村氏が贈燗した点は、そ|︾まで単純なものでは鞍かつた書しか
82
2
詩間的形態をまと鋤る心理作劇伽ズノ.”鞭勤上訳される︽︾た
。K一
とえば時計のセヵ、/ドを切り刻む断ぬよう腱等しい涛間鱗で継
時閥的関係によって作られている。蝋如波小辞典蔚楽.岬
その群通性がそのまま変化の形式であるという、そういったダ
起反復するのを聞いてみると、そめ灘鐙幾つかが蝋位となり、
それゆえ生きた形式は、第一にダイナ・・︾ツクな形式であり、
い為。その諸要素は、独立!︶た部分でば厳く、たが迩健関連し
きこえる。I︾かもそめ難位を構成すろ済が雛弱とか尚低あるい
ソルーブにまと碑、いれ、そしてその単位が亙擬卿鯉するように
イナミック駁形式である。轆忌腱、それは謝機的に柵成されて
孟挺、組識全体絃、リズム的作鰯で結合されて群ろ.︶
単位をつく﹃〆て膜鯉連続するよう肢まと的もれる特狗の体験が
は焚短の籍があるよう紅きこえてくる。︾︾のように音鈴系列が
あい、依存しあう活勧め巾・心.す魔わち、器寓なのでああ。鮒
S・K・ランザー孫垂衛と紘何か﹄
確かに、クンガ・⋮鋤指鵬する、人間が感じるテ︾一入進乎紗リズ
なろんこれらの定艇も、欝薇擬術上めみの定義ではなく、いわ
ゆるリズム企綾の定義であろう。・しかし、問題を袋小路鱒γ類リ
リズムである。棚良守次﹃徹界大百科事弛心
アに陥らせない為には、こうした形式から鋤苦眼点の枠をばみ川
に様蒋な睡衆が影鵜し合う一有機的なリズム急’雪ある・こ瀞えられ
あ。あらゆる有機的な運動の中”どこかに、ある規則性を感じる
ム感は.単純鞍謝期雛でとらえ必れるものでば之く、それは脚癖
点を兇いだそうというのならば、そ・れは、槻雑系理論等を援服し
リズム”群観的定凝を試みようとしたこれらの諭梯︾積お望︾共
してはならない。
通しているのは、ある種の反復#﹁繰り返し恥をリズムの特徴と
て処理する科学的な問題となるだろう鰯
しかし、こうした科学的・伽学的雰察は、独々の当面の問題の
◆●●
解決にはならない。ここで、撰々が必喪としているのは、言語芸
し、それを聴覚的問題として取り扱っていることである。
我々は、ある﹃繰り返し﹄に対してリズムを感じることが出来
術を考える際のリズムー繍律の明確な簸義だからである。
る。これは音楽の世界では当たり繭のことであるが、我々の高語
三番側に埴純な形態は強音と弱粁あるいは揚音と抑断、ある
いは焚音と短音の持読的交換であり、そめ形態の策も明瞭な表
のトー背節錫繰り返し、英語の弱強五歩絡め十畜飾の繰り返しな
それは同音の反復、同フレーズの反復ということになってしまう
そこで、我々の篇譲銭術においてこめ一繰り返し﹂を考える時、
同わ捧坐⑭
我岸、の冨語装術では、七と五は規蝿的に繰り返すおけでは、永いか
ど、海外の古典詩においては繰り返しを感じることが呵能拝が、
戦術の世界では理解きれにくい,フランス綴めγレクサンド︾2ノ
︽[●凸冒︸
現形式は、偏藻に気づか鞍いまでに潤められた、たがいに対応
ルードヴィッヒ・クラーゲスぃリズムの本質﹄
しあう音強、音高、音間の一致である。
清の動きが形づくる時間的酸秩序のこと、いいかえれば畜蕊
的時間の形成または把榔の仕方である。ふつう仲鋤と訳してい
るが、鰯本音楽でつかう間という篇蕊は単純であるがより一隠
リズムの本髄をいい表している。すなはちリズムは譜と音との
職
一二,_4.,-匹・・一一Jニーーー全玉子…4L
、〃一◆つFい
鍛火
しか︲し、代々がⅡ燃悠じる繰り返しは、聴覚的家ものとは限ら
ない塑・﹄郷ないか“例えば、我々が踏み切りの信号の点灯を見つ
め為・畔︶蛇一、職・嫌・ど繰り返す点滅にある燭期性を感じることが出
箪鰕峨鈴送磁線を兇続けて蕊れ寵、そこ﹄賂もある種鋤闘期性を惑
来る疋うう鮫雌時汁の振り子や蛎噸の噸窓に現れては減えてゆく
い︲掬・r/が川縦るはずだゞこうした蝿期牲惣、斯然聴党的な問題
ではない.災妙、け、縄塊的な周剛性にもリズムを感瞳ることが出
p
允︲鯲州川した加牒鋤揃でい、蝋代涛におげる撒州楽朧︾への収
惟憩鋤である小
加藤によれ葱、行が減じているのは、ご恩に事が進行﹂し、荷
が増していく部分は、﹃感鋤の強まり、昂まりと呼応している閥
だという〃しかし、各行の音数紘、蝋に減り続抄、ある一行潅境
にして、逆に溝え続織る様な変化をして︾い患わけでは鞍津ので、
︾﹂の例を音楽燐I聴覚的な問題として吟えれば、加藤の解説には
矛嬢があり、談得しが詮い。行が祇しく調減ずるの建蕊覚約〆嘩衿
“みん、測稀のう↑っどち罵騨が、加綴が意釧!﹀弁論荷とl︾︲、班,i︾
ではなく視箆鮒飯野あるからだ§
かつたのか鐘、妙か・っな蛾︺しかし﹃躯藤の−.行↓鉤艮さ﹄という
澗眼点は、詩駆鰄けるリズ・″︽の砿究にまつわス﹄遣似という弥人
さら愛それ以ト庵蕊饗なのは、↓あ視聴的瀞癒が、単欺るけ
鐙を払拭する製点を我々に示唆してく郡辛る︽︾とは雛・小である⑪
の艮急御愛化のみならず、それが詩の持?ハーメ!︲ジと雌感してい
ることである動
中原の詩熊鐡、︽山羊鯵砿︾し愚在りしの救靹噌万があるのだ
湛関して嫁、・平原の意志は鋤墜Lいない罰、しかし、前考の︽卿羊
が、そのうち後橘は中源の死後の発表なので、詩のべIジ配分謬
の歌﹄は、すべて岬詩にわたって、詩が章以外の部分で、つまり
詩が見開き一頁で収まるように配噸したのだ”そうし腸へ配瞳溌
行や聯で畷切れ鞍いよう陣池荊り振られている。中原は、すべての
視党的な配慮であった一・︾とは明らかである“
今閥は好通人敏だ
住も漣も乾いてゐる
lq4gPaaう9冬9勺Qdp刑q0U68U8eBr7
84
り細み圷いう諺●﹄、︾︽患溌とLて中野護論の蕊撒鋒ろ紬釧騨恥を
鵬耐てい心心
シゲJルは色をかへる
秘らは梨りこ篭
糾らは出驚する
秘らば去る
金
辛
李
瀞やうなら
さやう駁ら
友の傘
さやうなら
きやう葱ら
汀ってあめ。かたい厚いなめらかな氷をたシさわ・認
ながく暇かれてゐた水をしてばとばしらしいよ
3
←ヒューーローが今ゴー合口.ご”−−合一〃
縁の下では蜘蛛の典が
心細さうに揺れてゐる
山では枯木も恩を吐く
あシ今日は好い天氣だ
あどけない愁みをする
路傍の草影が
これが私の故照だ
、心樅厳く泣かれよと
さやか挺臓も、欺いてゐる
年瑠郊の低い盤もする
ああおまへはなにをして來売幻だ恥ゞ・⋮・・
吹き来る風が私に承ふ﹃帰郷﹂
この詩も当然見開き一筒のうちに収め・めれている“こ↑墨.、四
亭分下に落ときれている行は、﹃縁のf﹄﹃諮傍℃﹄、その視線は、
下の方に向けられている。第三聯も、他壇一聯と一致させて後半
二行を落としているが、それ・とても位侭の対応のみ鞍らず﹃低い
瀞﹂という詩語のイメージと呼応!﹀ている。
さらに、t段の故郷のおだやかな描嘩髭対して﹃心細さう﹂﹁慾
み﹄﹃泣かれよ﹂と、下段は全て託、イナス的な心摘描写にな2進い
る。詩人の翻郷に対しての欝びと、歓迎されない端郷者とし干預↑の
において、今まで詩人に好意的であった故郷の陶然にまで﹃おま
疎外感が錯綜している様だ。こり弓の錯綜する感慌健縦終聯
へはなに幾して来たのだ﹄、と篇加れるこしkより、縛人の脚臓鋤
げり
こうした挽怠や詩句鋤紘麓.さらには誇句かぁ生蝉ろイメー・ン
念に媒豹される。
ひ、〆うめリズムを形作男Lいるとば言え詮いだろうか.︾︸れらは
が生み出す心恰の振動も、繰り返汎︾・型.﹄いるし患う点において、
のリズム厳のであ患・
聴覚的なものでは姪く、詩から税″が造り上げる映像や〃・メージ
沙人永てんでなこし確をいふ
これはまあ、おにぎはし廼
それでもつれいみやびさよ
いづれ揃って.X人たち”
グ
際I界依秋の夜といふに
上天界齢.艇ざ麓Lざ!
下界は秋鈴夜といふに
︵巾餓︾
︵中略︶
上策界のあかるさよ・
私は下界で兇てゐたが、
上天界の夜の宴。
識らないあひだに退散したい一秋の夜空,一
こめ詩も撹覚的な土下に対応して、視隷の起点とな悉零,弊﹂
での様了と、兇化げている﹁上火界﹄の様子を線り返しているこ
・鑿がわかるだろう。そうした対立ば、﹃知らないあひだ﹄という、韮
較っている。
語の瞳もら一くもとれる両獲的なγレiズにより解消される満造挺
Xh
鞭が雛つた心、蟻識の蝿が”砂・漁の車.に覗くだらう。
職の胸の、綱渡り。
心瞠澗れて雛諮れて、
ビ訓Iトル大帝の側玉が、雲の中で光ってゐる。﹃ためいき﹄
I
この詩については、吉鵬嚥生氏による群細鞍分椛がある.氏は、
︵師︾
われか漣かくに手を袖く⋮⋮﹁悲しぎ朝﹄
■。◆e勺凸●むむ
馨の鱸は、濡れ冠るI
知られざる炎、空種ゆき’
速く賦川が、術吹みたいだ、
・・︾鋤隷噂患兇る視線と蝿られる視線の交錯がある。二聯で兇て
0
いた叩胤仙、魂聯では見つめられること,嘩鞭ろ︽︾そして溌後に
﹃遠く︲・従兇っ釣る撹線を挟んで、地中からば﹁嬢識の騒﹂が、
嫌から就暇”.lトル火滞の剛飛﹄の視線が現れる“である。
こうした脆下の魏蕊移動の艤勁は、﹃含羨’一における﹃難の枝葉
雫”燃繩Lから﹃碓兇弾めに淵にみちた﹄﹁鐙﹄に移り、そして﹃礎
灘貼朧瑛為上ふう構造や、函夜空と澗蛎﹂紅お鞍る﹃夜空﹂と識滴
詩にしばし蹴現“姑特徴である。
l
蛎睡忍測の光瞳断も託し随におけ患一.脇,一と一灘﹄など中原の
下降漣加え、水平違鋤のィ式.:1.ジが内誕されていると言う総水平
-…86
そこで、詩繍中の通勤のイメIジに泳勵してい駒。そこ艇紘止罫.
イメiジ紘、ちょうど詩蹴の中心維挺あ.執.淡︽擬た聯では、やは
その池で今夜一と夜さ蛙絨聴く。⋮:
そして、地縫は偶ぞ池がある噸
災献地を灘ひ、
り上下運動錐騨り蓮しが臘擬喜艇ているのである.
牲について新た慰蒲眼点篭得為事が出来た。こうした蒋鰻点から
その熱は、空より來り、
。⋮︲!あれ雑、鮒を鳴いてるのであらう?
寛の水は、物語る
空へと去る鋤であらう?
天は地を灌ひ、
陶髪の蝋にさも湾てる。
そして錐鋳蕊水薊に逆恐。
街ろに倒れ、歌ったよ、
謹灘の、して歌ったよ、
審の光憾、瀧のやうだ。
河蝋の青が山腱來迩
雑、碁氏.延別必リズムを指摘できる錫
るイメージといった問題に溌換することにより、我々は詩の鷲楽
リズムという聴覚的な剥遮を、詩鋤劣配識し﹄それらが喚鎚させ
4
■PC
ー
よし、此の地方が灘潤髄過ぎるとしても、
疲れたる我等が心のためには、
緋は猟、除り
り腱
腱乾
乾い
いた
たも
も鋤
鋤と鬼
態はれ、
さて、それなの腱夜が来れば蛙は鳴き、
蝋は澱く、卿は凝る紗耀“
その螺は水面に迷って蹄墾に迫る。﹃蛙澁﹂
この詩は、そうした辿動イメージの律勅を縦も蒔徴鏑に示して
ばてしもし”ず然ちて鋳る
職太披叩いて禰吹いて
あど勝發い子が日罐日
纐吟上で遊びます
お太競叩いて隣炊いて
遊んで為れ識雨が降る
繼子の外に噸が降る一.六周鋤雨﹂
従来七迩調を中心とする歌謡調を錆摘されるめみでありたこの
6
−87.一
いる。﹃地蛤を﹁蕊﹄う﹃天﹄、﹃地﹄の﹃池﹂で鳴く蝿娃﹂という
対立から始まり、﹃地を蒜ひ﹄﹃空より来り﹄、部頭﹄に﹁重く﹄鱒
い。しかし、こめ縦初の﹁また﹄は、待小に繰り遮し現れる雨鋤
詩瞳、巌籾と鍛後が同じフレーズで挟まれた職造をなしてば執な
イメiジ塵誌びつけてい為。﹃また’一という菱現撒、それ以前にも
しかかる﹃湿潤﹂な錨候という下降イメージに対して、﹁水面を走
ァ宮という上昇イメージの巡動が蕊叢している。﹁.天﹄から﹃地﹄
る詩論で﹃躯実上雄卿すみと祥とに拘わ・劫ず職一詩はその飛縦縄の
同様髄雨が降っていたことを喚起怠世為雑ずだ鰯中原臆後にあげ
る︾という水平遮勤のイメ!ジを挟み、﹁窯へと去る﹄﹃暗鶏に迫
への遮勤は、般終聯には﹃水面﹂から﹁暗鴬﹄への遮勁に終わる
筵灰かに淡い./↑〃鯵溌して急いで誠なら戦い/此鰹で十分持って
なくてはなら職い/此臓は溌凝もかすかで驚くⅧ/葱の根のやう
あれはとぼいい蕊踵あ懇の麓けれど/おれは此鰹で縛ってゐ
り返しには、こうしたイメージの卿端も兇もれるのである。
龍のイ.メージが倒膜爵熱り返し喚起されてい為わけだ瞳中原の織
この詩は、雨鰄降るイメージの朧にな・干膜鯵イメージが浮か
びtが潮﹄くるよう僻鯲議している。逆に雷えば蕊それら鋤間に
蕊る鋤で踊る。
柵遊や、是の詩髄おける﹃淡・稗蝋肱、そ鈴﹃可能緋﹄を状竣I︾て
翻能灘﹄溌持︿“てい器と雄べている鎌だが、競遠した一難齢﹂鉾
ことで、ある鮪環のイメージをも作り出している。
たちあらはれて消えゆけば
うれひに沈みしとしとと
畠の上に落ちてゐる
繭蒲のいあのみどりいろ
眼うるめる閲長き女
た毎あらはれて消えてゆく
またひとしきり隼’前の闇が
§
ゐな幟れ鐡な。ぃな軸〆診麗女の綴のやう挺遥かを見遣︿誤﹄はなら
厳ぃ/たしかに此鹿で持ってゐればよい//ぞ伽にしてもあれ
雑とばいい彼方で夕陽にけぶってゐた/號筑鋤音のやう迄太く
て識弱だったけれどもその方へ躯け出しては旗ら鞍い・・たし
か蒋此朧で待曾’﹄ゐなけ鰹ぱ鞍らない/・・・.さうすれ瓢そ”うち
端ざも平靜に鯉し/たしかにあすこまでゆけ論鰹進ひ厳い/、し
かしあれは蝋礎”鍵のやう髭と瀧くと継ぐいつ宏でも燕鈴
窄にた厳が壁’箒ゐぬ﹁欝蕊なき舷串
以前繩叩椴八か猟湘山た誌である鶴氏はこめ鋪から蝶どる鴬繁
ら.︾﹂の諦腱鋤いている紳卿は、我々がこの詩溌読んだときに造
雑の襲劉捗箸鎌聴覚的な総穫筵求めた。しかし、今までの考察か
視点は鮒に、﹁あれ︲︲あす・急に側かっている。しか︲︲︾、詩人
り剛すィメージ畦も存在︲・・︾ているこ・こに気が付くだろう通
は﹃此麗﹂腱いるように鰯遡に言強観かせて・曾電遠くを見つめ
だが、︾あ詩の場合、その﹁あれ﹂腱﹃競驚の音のやう﹄﹁騨
る視点と、自己”現状の確認は常に繰り返されているの諾。
突の煙のやう一とあるイメージを喚起させようとしている齢それ
I
に対応するょうにへ詞畦蝿﹄も﹁空気もかすかで蓋く︲二,葱の穀の
やう﹂﹃喘ぎ﹂という様に、あるイメージを喚起薄せようとしてい
躯。つまり、こめ詩の鰯合誠、﹁恥旗.冨此遼﹄に伴う蕊難懲と脚
時にそれぞれに対するイメージの喚起をも灘り遮・しているので錫
点が異職靭、さら瞳そ鋤闘将の繰り返しが、ある雛勅を生み出し
ているのである.紋龍、こめ詩が﹃歌﹂鞭のである。
詩鋤音蕊性とぞっ騨題鋲、中顛詩において鰯題と罫誕るり殿、
鋤詩談は中原の意識輪鞍懸崖であった鞠麓︾つうか。中猿鋤詩論識や
巾螺の詩澱が、非常紅特殊ぞあったためであろうが鰐.帯・降聡こ
強いと・蘭お駈る、:しかし、そ鋤中篭・識と其鈴紳統了奄いう識轍、
抽繋約慰撫論が多く、脳縫涯は形而上学的砿蹴ってしま斑.慨胸が
論は、ある山村でのたとえ話から姑震る。その村の小学佼で地
識について直接的な考紫が葱されている“
圃作瑛のコンクー︲ルが始まった鋤そこでの擾勝作龍は、年を追う
レベル腱留まってし皇う様になる.それは、その村が格別挺朧け
冨餅こに立派紅なっていったが、ある年巻過ぎ・た.鰐、︾たん、郷年岡じ
その涼因蹴重謬べての技の進歩といふもの罐、兇やう見侭鯉で
たりする鵬で変わらないのだと溝う龍
雑、蕊だや分な蕊繍がなく、俳句や謹歌紅比べ、そ塑剥がな醗
総えることから鰯する﹄からである徽巾臓には、脚本.の蝋畿詩に
詩と率ふ、も鋤が愉痩鱈子とボハ.篭中舗も罵剛もあゐ鐙蔓鰡
ごとが非常に深刻職慨恕だと思えた飾中峨似.
侭寧と聞くが熱.いか﹃︲ああいうもの︲とハッキリ分か諭やう腱分
同様のテーマを扱︽少たと兇られる詩蔭‘いぬらぬ蔵・毫蕊大嶌砂
する催には厳ってばい鞭い。
のでは噺じてないゞま麓詩といふも鈴が大衆鋤通念鋤中艇位徽
擬もないのである“擁松は、恥治以来詩人がい砿かつたといふ
から駁熱澱り、詩雛泄鯏挺爵繊躯ろも、懲蘇鯉ないも不振も薙
溌﹄駁とがあるが、それもk比べて、この一’・蒲蕊なき獄︲︾靴、購
ア︽︾◎
求する対象の窺察腱撫え、脚.u嬬兇つめる視蝋が雛え翁“ている
一繩一
6
参
恥型﹂を会僻す.患ように努力すべきであるという総論に戦ろ。搬
し認うのである。よって、詩人鍼海外の作品を学ぷこと侭よって、
ことを理解した勉それが小原の溝さ教鋤驍鯉であったか鷲か練、
ていて、それ議媚和撫期鋤現代静の現状溌懲識したも”であ知た
ここま雷来て我ぞ嫁、・叩猿錫背楽畿が、そ鈴詩法漣製付けら無
現在に至るまでの中嬢”詩が、そ嘩涛楽盤において漉臘鼻一鯉てい
■
諭ん、この﹁型﹄というのが単癒る詩の定型をきずのではないこ
とは中原も指瓶している.そして次紅短歌や俳句鯉対して、詩鈴
しかし、嚇嬢脚灘睦、こう.●.︶た詩法を〆︾ぬように会得1K,あで
る息とを兇れ暗明らかでめる・
詩とは、何かの形式鋤リズムに.ぶる、誇心︵或いは職心・と云
定義を燕そうと談みている。
きしている鎌.だみうか箸
一九基撫年中鰍の海外撒鮴鋤読諜
ああうか。中顔紘.それを︲本賜↑し一呼人でいるが、旦戯難測.齢
皇隠構島武郎ホヰットマン詩集犬離十年・叢文溌
ってもよどの容湘である。では、翻歌・俳句とはどう逆ふか
臓禽的腱で雄あるが、繰り返し、あの折句だめ椴邨だ〃と呼ぱ
と愛ふ韓、その製・も大蕊だと臘蹴れる灘は、短歌・緋輔戻り,零、
の方には作してゐる・繰り返し、腕鰯、繩蚊砿叫端的勵侮を、
・猟患ものの容れら識る雛地が薄嬬ど葡的と云って・も好い溌挺誌
詩は.⑧ともと大い篭要求している。平たく云へぱ、溌歌・緋句
よりも、勝はその過穣がゆたりゆたりしている.短軟〃俳句は、
く根本的にはやはり湛櫛に紘蛍忌度のものだろうども︶そ恥の
一詩心の一度の指示、或いは一鍵の婚承に終鮒するが、詩では
脳鮒帯累シ漣クスピー.ャ詩雄人碓十脈年・緑蕊社
伊藤溌篭ボオ企詩集大正・ず鰹年・蔀抵堂
稚翻瀞月ロングブ︾︽ロウ織蕊入漁十塞年・越釧堆
片上伸テニゾンの諦大臓十瀧年・隆文繍
鼠鮒軸削k蝿.がエルレぷヌ灘沙畷棚・・喉・篭︾#蝦
片上伸イン・メモリアル火確卜軍年・早稲州泰文社
伽寓允災米新鱗耀大正卜.“年・潔文館
野鰯米次郎ボオ評侭昭和完離。第︾鵜房
茅野繍勿、リルヶ識躍雌和受確・鋪一灘房
測月油瀬白舗ウ㎡ルズウ称ル焚鋤鋳棚沿羅I九年・睦文鋪
懲してゐるもので鋤る
旋問の瑚能性を︽其虚で、事資土焼側すると霧とに拘わらず砺
それを中原は、以後﹁ゆたりゆたり︲一と摺付けるのだが、。.︶の
鰍が考える詩の﹃型.﹄である。この堆溌が、吟ンドィッチ形式や、
擬態語には繰り返されるイメージ鋲内包ざ総ている。こ蕊が、蝿‘
八侭堀口大曜.雌物紳鮠・大正十側雛・蕊一欝漂
中隙は擬谷釧泰芋雪と別れて以来、鞘神的な薊徽再建を鉱かるた
七爵索麗春月ハイネ全集大正九年・鍵山蝋
・めに多く”海外詩人“.作舳を読んでいる。禰越、H記鋤中か鋤縦
リフレインの多嫌、さらに強今まで見てきた多操なべターンの繰
の詩論であるから篭極当然のことであるが、中顔嬉・蕎泌遁馳ぱ、
諜紀鐡を披き鶏し、それに紺当小鳥番織登、諭穏が麓縢縦認,した
り返しといった中腹の詩の特微をつかんでいることは、中原闇鰍
ていないと鴬うめ番ある。
こうした詩法が、﹃新体詩抄柚以降の日本の詩の伐統に雑確立され
−−.69−−
■︲や︲■、
。■■口■
も鋤である”小服帥側獺から僻た識撫記録以外に、シ醤ンズ鋤苛文
・閲︾
学踵於ける象徽派鋤人胤やラン筑率ポードレ;ん麓ども受容
両鴎︾
ある絶対的燕ものへの希求があり、そめ熱微としてしばし縦討空.一
で鉄現在撒かれてい愚剥己の状態との総対的鏥難感巻雑って語ら
が猫か繩ること肱、多くの論巻が膳燐することだ.それが詩の中
れる心中原自身がどこ談で瀧識的鰭ったか獄不明漆が、こうした
している”今まで兇て灘た意味論的な二擬対立賊、すでにこの年
鉤満職から兇ら掴ることがら、中原の詩法はこの時期には確灘し
中漂の詩において頻発され悪テ#マ控と、それに津う詩癖が、こ
r●0“●
|、。。軋々
ていたと聯われる“そういった鏡点から星れら鈴詩集を蒐てみる
準だろう。
うした意味論的厳腫慰溌の原悶に関連しているEと砿、間通い茄
中蕊の研究蚊、その魅力約准薩認トララ.ンx詩の影禅が櫛幾で
一四F毎■口
紅今土篭雛てさたような山●隙の詩想に近い詩もある鰈こうした
と、雛か朧、澗加鴫の符では、ヴェルレーヌの﹁独吟小曲﹄のよう
仙恥、”微禰に紗少欺抑偽も彩辮を受けている可能性はあ茜だるう。
る︾・﹄と漆少・發粥しかし、中原雑熟鋤詩淡に閲して、龍髄冊本詩
ああた・雄、雛を畷暉/巻・、厩僻代の満腔と嚇撹遮朧職してふ縦られ
鱗鋤状溌砦その視野侭入れていた鋤である心中臓鋤詩洪と侭、決
しかし、墨熱心鋤作紬雑、嘩朧録様な意味識的な二項簸立を耕作
・呼朧といえ職、1ぐにヅランス詩人が蝋い浮かぶため、こうし
韮体鋤祢微とした紳蛎ら詩人ば、姪い。
た影禅鋤源泉をすぐ紅、ランポ⋮やポ剛●⋮ドン!⋮ルなど挺特龍しが
である。
して︾方的叢影群や詩蝋状況と没識渉鯛な狭流の結果では錘勢いの
註
ち鷹。しかし、患うした懲味繍灼な悪項対立は、ある蒋走の諦人
によって影襟された技渋で・なく、簿!﹀み、中源鰯誇のテーマ性と
あ恥・その時私の仰向かん筐とそ!
関遮が深いように魁わ軌るぃ
竜一︶需冊本逓代詩”リズ魚へ昭和六○難・裟衛錐溝社烹挫戦録⑫
︽,蝋代識湘識とリズム錫朏鯉一
って、その目的挺蛎じたといふことが出来る。
定盤詩の枠を破り各行の奮数の数を臘購に変へることによ
の蝋と蕊切の位慨とを換維化すること漣よって、朔太郎憾.
承生じだ.泣渡砿、定型詩の枠鋤中で、一行の中で鱒音綴
彼らの新総詩の単調さは、破られぼければならない必囎
懲慧、
責典飛鬮文学解釈と鑑徽﹄︿雌和更溌錐&月﹀鯉おいて、加
︵上﹃藷紫愈さ磯︾︵昭繩蝿八年・筑購讃撫︶に収録。
一樵悴L
﹁羊の職叫
せめてその鍔、秘も、すべて巻感ずる溝であらんことを!
やがては全体の調和に溶けて
空に外って虹となるのだらうとおもふ⋮...
それは維糊知る、放心の快熟に似て、誰もが雛み
誰もがこの股にある限り、完全には望み綿憩いものI
﹁熱のちの戯‘一
中螺の詩の主要嬢テーマに﹃雛﹄の状態では決して縦郷し縛鞍い
-…9()-−
と述べゞ闘脅鋤文学通勤毎同じ侭統聴音数俳へのアンチテー
耐︶偏鑑蝋側本現代文学鋤中原中也﹄︿角剛鵜店・昭和瓶六年﹀
︵9︶一驚界大藤科事典串霞●凡撒・紹細鯛綻皐﹀
でいる蕊
簿と雌縦吋験徴主蕊の人員災砿十脚年・文献醤院︶燈読ん
勤﹄︵大正二年・新灘社︶が有機だが、u記鋤記述では.久傑
荷︺シモンズ侭よるとの著作は、溝野泡鴫訳轟象徴派の文学通
ゼの表襲としてとらえて“る。
?︶受学の方法酎箪,成八雛・東京大学出版会︶筵収録。
欝︶﹃獺文学解釈と鑑街﹄︵招和四四年.八月﹀での現代詩め
特鵬において、那珂太郎は、現代詩の撫える状況懇
今側のn本の現状で嘘詩観もまた鍬な辻だ綴溺的多元的
いどれ鵯.一が零きれて毒り、こ鞭は一九二睡年に爾永が鱗有
︵鰹・岬隙繊京那礁代鋤ダダイズムノート腱は、旗臓敏訳の﹃酔
していた手峻と側じ・ものである餓寓水から教わった詩は、翻
仁分血しめいぬいの誇作籍もしくは読者の自由にまかきれ
然これ以外腱もあジたことは、想像艇難く・綴い。
ており、そこに読一的観念をもとめること縦蔭・毎んど不瑚
能にさへ兇える。詩の韻律論を無効とする視点も、諦観に
︵勘中媒紘、︾丸愚穴耶鮓︲一吋鋤小林秀錐沌の譜棚で﹃仏淵諏
応じてあり得よう・小説と詩と鰯ジャンル分職さへすで仁
無効とする懲見もある。一︲舗律︲
たいのは撚鋼だ篭しか一蛍みたとこ論なかった︲︾と言2霞.f
文学研究﹄鋤刺偲爆を瀧んだこし“一を譲っている鰹ただ、︲識み
腱ついて註、疑降が残る“
るめで、脚撚鹸ボIドンール繍禅鋸ど鈴懸腱理解していたか
詩蕊ふくめて文鋳裟術鋤迩命もまたこの鍵沌の現実鋤海
とその鴻沌ぶりを述べ、阿藤において神保光太郎も、
臓の中を、ただひとつ不滅の鍵の脇を求めて憐鰹している
﹃独吟小磯畦鞠翻譲がある鰺
︽郷﹀﹃識徴澱鋤文学巡鋤竿で紺介謬れた詩の叩腱ベルレーヌの
といえよう鋤文謡定型詩の儀統瞳ここ腱、諏夢、奮定ぎれ、
破製噂鮠っっある。しかも、撒しき砿統樹立鋤迩敵悲だ兇
﹁伝統の超寛と測弼∼側水近代詩の朧れを遮って:︷
鵬世燕い齢これぷ、今騰⑱現状では鞍かろうか“
鱗野の止鰯ソ総・んじぞ梨てしなく、/消やす灘︾
震ば。/砂とも照らすなり翁〆//参雛が心の空
・・つゆしも灘りなし︽︾/恕へ談、脚の/雛き死
と同様の指摘巻している・さら鰹、朧定木幹郎氏も﹃中原中
也﹄︵平成六年・ちく農学叢文飾・館諒踏口語自由詩戦本劉逵
ぬながめかや翁
︵以下省略﹀
において、昭職榔雌における﹃自由詩のアイデンティティ﹄
rい鵜迩しかし、こうした詩が、一篭の作品の中健かな脇︽の
この詩でば、中原縄よう職上下への視諜の変換が繰り蕪され
という問題をめぐる混乱ぶりについて論じている轡
§︶﹃諜術と歓何どく昭税鵬二年・患波新欝︶
数雷捕摘で零るめ雛、中離勧詩雛の特拠点である帥
で
︵7︶︾リズムの本質﹄︿昭和鯛六年煙みすず讓遷
︵§﹃料波小辞典青楽﹄︵鰐波耕店・昭和鯛0年︶
9I
…
︵胴︶論瀞も、以前腱中餓の絶対的なものへの志向侭ついて、そ
の詩想鰯:律背膜性が詩想と密接な関係があること塗篭じて
いる.参照暮れたい。当述志一の詩巣﹃幽羊の歌筐﹁立教大
︵ひ零たまきあ壁﹄大学暁後期課鯉鞭学批︾
Iへ口
学脚本文学﹄蕊七九号蔀九九八・一脚
恥か。4ふか毎
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