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ご家庭のみなさまへ アメリカの記事で話題になっている 「スマホ
春休みを迎えて 浦安市青少年センター ご家庭のみなさまへ 平成 2 5 年3月 浦安市猫実1-2-3 浦安市役所第二庁舎 TEL 351-1111 (内線 1192) 締めくくりの学期が終わり、子ども達が楽しみにしていた春休みがもうすぐ始まります。 この春休みは、今までの長い休みとは少し意味合いが異なります。つまり、この1年を振り返り、進学・進級 に向けた準備をするための貴重な休みといえるでしょう。これまでの学習面・生活面で良かったところはさらに 伸ばし、課題や努力しなければならないところは具体的な改善策を立てて取り組むことが、来年度のスタートに 大きく影響します。ご家庭におかれましては、お子様が自主的・主体的に取り組むことができるような助言等を していただけると、春休みがより一層充実したものになると思います。 アメリカの記事で話題になっている 「スマホ18の約束」を紹介します。 現代の様々なIT問題(プライバシー、ネット中毒、ポルノ、いじめ、対人関係等)が、私たちの子どもたちを 襲うなか、どうすれば子どもたちにITの健全な使い方を学ばせることができるか真剣に考えた末、アメリカのブ ロガーお母さんがスマートフォンをクリスマスにプレゼントする際、以下のような使用契約書と一緒に 13 歳の 息子グレゴリーくんに渡すことを決めたそうです。 1.このスマートフォンは私が買った。あなた(息子)に貸している。 2.パスワードは私が管理する。 3.これは電話。鳴ったら出ること。 4.学校がある日は午後7時半、週末は午後9時に親にあずけること。 5.学校に持って行ってはいけない。メールする友だちとは直接話しなさい。会話は人生のスキルです。 6.破損したら、修理はあなたの責任。 7.ウソをついたりバカにしたり、人を傷つけることにテクノロジーを使わない。 8.面と向き合って言えないことはメールで送らない。 9.友だちの親の前で言えないことをメールしてはいけない。 10.ポルノ禁止。情報は私と共有。知りたいことは私かパパに聞いて。 11.公の場では電源を切るかマナーモードにする。 12.大事な部分の写真をやりとりなどしないこと。インターネットは巨大で強力。消すのは難しい。 13.写真やビデオのすべてを記録する必要はない。自分自身の体験を大切に。体験は永遠に残るもの。 14.ときどき家に置いていきなさい。携帯は生き物でもあなたの一部でもない。これなしでも暮らして いける。取り残されるのを恐れず、器の大きい人間になりなさい。 15.いい音楽をダウンロードして聴きなさい。視野を広げなさい。 16.ワードゲームやパズル、知能ゲームで時々遊びなさい。 17.上を向いて歩きなさい。周囲の世界に目を向けなさい。会話をしなさい。 グーグルで検索をしないで思考しなさい。 18.約束を守れなかったら没収します。もう一度話し合い、はじめからやり直しましょう。 あなたと私は常に学んでいるチームメイトです。一緒に答えを出していきましょう。 *** 子ども達に贈る詩 *** あつみまさこ この詩は、板倉久子著書「こんな生き方がしたい 弁護士 渥美雅子」の中で、弁護士渥美雅子さんが、一人 落ち込む当時高校生だった息子さん(雄一郎さん)を励ますために書いた詩として紹介されているものです。 ユウよ う しゅんかん 君は知るまい 君がこの世に生を享けた瞬間を つ 12 月の晴れた午後 父と母が息を詰めて待つ時間の中へ 君はまるで神様からの速達郵便のように たった2,270gの重さでとびこんできた たが ぬ 父と母は その時 お互いの命にかえても君を守り抜こうと ちか 誓いあったのだ ユウよ 覚えておいてほしい 君はいつだってありのままの君でいい 父も母もなにも望みはしない 君が私達にとっていい子でも悪い子でも 立派な子でも困った子でも 私達の愛に変わりはない 君は君自身でありさえすればいい そうだ いつも君自身を失わないことだけを どうか覚えておいてほしい ユウよ おび 思い出しておくれ もしも生きることに怯える瞬間があったら たましい もしも 魂 を投げ捨ててしまいたくなったら あたい だから人生は生きるに 値 するものだということを もしも天に登る階段だけがただ一本延びていたならば 君は退屈な長いそのステップを 正気で登り続けられるだろうか やつ おじけづいたり 恥入ったり スリリングな人生って奴は お だからいつだって投げ出すには惜しいものなのだ ユウよ 思い出しておくれ その人生が 父と母が君に贈ることのできた たったひとつの贈り物だということを 思春期の子どもは、これまでの親の庇護の元から自立への準備段階に入ります。子どもの突然の変 化に子どもも親も戸惑いますが、それは子どもが新しい自分に出会うための「成長のプロセス」と捉 えてください。母親は、子どもとの密着した関係を断ち切り、知らない世界を持つことを認め、父親 は、信頼できる関係を築き、社会に出ていくことを後押する、というように両親が協力して対応する ことが必要になります。子どもが幼い自分に別れを告げ、不安や葛藤を乗り越え一歩大人に近づくた めのお手伝いができたらと思っています。どうぞお気軽にご相談ください。 電話相談・来所相談(予約制) 月曜日~金曜日、午前9時~午後5時 ミナコイ イイコニ 相談専用電話 3 5 1 -1 1 5 2