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バイオロジクスフォーラムの設立
バイオロジクスフォーラムの設立 背 景 21世紀は人類が遺伝子、タンパク質、細胞等を操りなが ら、これら生体由来物質やその誘導体あるいは機能制御 物質を医薬品等(バイオロジクス)として創製し、医療 への応用をはかることがますます盛んな時代となると予 想される 。 爆発的に増加、蓄積されている生命関連情報を利用した 新しい医療が国民から期待されている。 バイオロジクス等の生命関連技術応用製品の開発、製造 は、21世紀のわが国における産業としても重要視されつ つあり、 多くの企業が医療への応用をめざしてバイオロ ジクスの研究開発を行うとともに、大学や各種研究所に おいても医療への応用を目的としたバイオロジクスに関 する研究が展開されている。 課 題 バイオロジクスは生命関連分野の学問的進歩や技術の 発展を集約して開発されるものであるが、今だ未知の 要素が多く、その医療への応用にあたっては、最新の 科学的知見や技術からの検討を十分に行い、品質・有 効性・安全性について適切な評価を行うことが極めて 重要である。 品質・有効性・安全性の評価法について、専門家間に おける十分な情報交換及びさまざまな面からのオープ ンな議論が必要と考えられる 。 フォーラム設立の目的 以下の諸点について産官学の情報交換および討論の場の創設 ・バイオロジクスの開発を目指した基礎研究、基盤研究、開 発研究のための情報交換と連携、 ・バイオロジクス開発に必要な科学的妥当性、倫理的妥当性、 社会的理解・認知、経済的妥当性論議と規制環境の整備な どをめぐる討議、 ・バイオロジクス開発のための産・学・官の連携、バイオロ ジクス開発や規制における国際協調、 ・バイオロジクスの品質・有効性・安全性確保、評価に関す る討議、 ・バイオロジクスの医療への適正な応用に係る問題、等 フォーラム設立記念 シンポジウム 「 21世紀のバイオロジ クス ー開発と規制ー」 2003年2月7 日 バイオロジクスフォーラムの設立 2003年10月 発起人 浅野克彦(キリンビール)、池谷壮一(ヒューマンサイエンス財団)、池田康夫 (慶応大学)、入村達郎(東京大学)、上原至雅(国立感染研)、内田恵理子 (国立衛研)、内田和久(協和醗酵)、内田康策(細菌製剤協会)、大澤利昭 (東京薬科大)、大橋 彰(日本ベーリンガー)、奥田秀毅(塩野義製薬)、 小澤敬也(自治医科大学)、掛樋一晃(近畿大学)、川嵜敏祐(京都大学)、川 崎ナナ(国立衛研)、川西 徹(国立衛研)、清原孝雄(住友製薬)、熊谷憲夫 (聖マリアンナ医大)、倉田 毅(国立感染研)、古賀淳一(アムジェン)、阪 本 肇(旭化成ファーマ)、鹿野真弓(国立衛研)、島田 隆(日本医科大学)、 清水憲彦(京都大学)、鈴木孝昌(国立衛研)、谷本 剛(国立衛研)、土屋利 江(国立衛研)、富田基郎(昭和大学)、豊島 聰(国立衛研)、永井広史(中 外製薬)、長尾 拓 (国立衛研) 、成田 寛(田辺製薬)、新見伸吾(国立衛 研)、西島正弘(国立感染研)、西村多美子(医薬品機構)、延原正弘(持田製 薬)、早川堯夫(国立衛研)、平原敬三(アベンティスファーマ)、増村秀三 (第一製薬)、真弓忠範(大阪大学)、宮澤 宏(国立衛研)、宮村達男(国立 感染研)、宮本誠二(化血研)、森田隆司(明治薬科大学)、山口照英 (国立衛 研)、矢守隆夫(癌研)、横田匡美(山之内製薬)、吉川博治(三共)、吉松賢 太郎(エーザイ) バイオロジクスフォーラムの運営体制 世話人 早川堯夫(国立衛研) [代表世話人] 入村達郎(東京大学)、上原至雅(国立感染研)、小澤敬也 (自治医科大学)、川嵜敏祐(京都大学)、川西 徹(国立 衛研)、清原孝雄(住友製薬)、豊島 聰(国立衛研審査 セ)、中尾一和(京都大学)、松木 滋(キリンビール)、 真弓忠範(大阪大学)、宮村達男(国立感染研)、森田隆司 (明治薬科大学)、山口照英(国立衛研) 事務局 当面 〒 158-8501 東京都世田谷区上用賀1 -18-1 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 および 遺伝子細胞医薬部 におく 会員および会費 1 正会員:本フォーラムの目的に賛同し、所定の年会費(3,000 1 正会員:本フォーラムの目的に賛同し、所定の年会費(3,000 円)を納める個人とする。ただし学術集会参加者については当該 年度の会費を免除するものとする。 2 団体会員:本フォーラムの目的に賛同し、所定の年会費 2 団体会員 :本フォーラムの目的に賛同し、所定の年会費 ( 30,000 30,000円)を収める団体とする。団体会員に所属する個人は、 円)を収める団体とする。団体会員に所属する個人は、 6名までに限り当該年度の学術集会に参加できる。 3 学生会員:大学またはこれに準ずる学校に在籍し、バイオロ ジクスに関係のある学科を修める学生であり、本フォーラムの目 的に賛同し、所定の年会費(1,500 的に賛同し、所定の年会費( 1,500円)を納める個人とする。た 円)を納める個人とする。た だし学術集会参加者については当該年度の会費を免除するものと する。 4 賛助会員:本フォーラムの目的に賛同し、その活動を支援する ために賛助会費年額50,000 ために賛助会費年額 50,000円を 円を1 1口以上納める個人または団体と する。 2004年度活動予定 1.第2回学術集会 12月頃を予定 2.フォーラムホームページ (http://www.nihs.go.jp/dbcb/bioforum.html)の整備 (1)学術集会記録(講演記録の中で公開できるものはすべて 公開) (2)フォーラム資料室の充実 (3)会報の作成(目標:第一号、将来的には年数報を予定) 3.特別講演会、セミナーの開催 4.IABS(International Association for Biologicals) との連携 IABS ホームページ(http://www.iabs.org/)