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天井落下防止システム 天井落下防止システム

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天井落下防止システム 天井落下防止システム
国土交通省 新基準に準拠
建築基準法施行令の一部を改正する政令
尊 い 人 命と
重 要 デ ー タや 設 備
などの 資 産 を 守る
∼最後の砦∼
地震のときの
天井落下防止システム
[ エ ヌ ・ セ イ フ ]
既存の耐震設備を補完する、震災時の安全システム
既存天井落下防止措置
日栄インテックは、これまでの建築資材の総合メーカーとして培ってきた技術力と品質を最大限活かし、
安心安全な天井・天井設備の防災・減災対策の新工法をどこよりも早くお届けします。
●詳しくは、下記までお問い合わせください。
耐震営業部
〒110-0016 東京都台東区台東3-42-5
日栄インテック御徒町第1ビル7F
TEL :03-6756-0061
FAX :03-5816-7160
http://www.nichieiintec.jp/
70120-755-514
受付時間 10:00∼18:00
(土曜・日曜・祝祭日除く)
http://天井落下防止.com
天井落下防止についての詳しい情報を掲載しています。
相談フォームからメールでのお問い合わせもできます。
お気軽にご相談ください。
●製品の改良のため予告なく仕様を変更することがありますので、予めご了承ください。 ●本カタログの一部又は全部の無断複写は固く禁じます。
2015.2
大地震に備えて
人命を守る 設備やデータを守る
対策にかかる負担を最小限に抑え、国の基準に準拠した
天井落下防止のための仕組みを開発
天井落下防止のための
国土交通省の新しい基準について
東日本大震災では、全国で少なくとも2,000ケ所の天井落下とそれによる人や物への被害が報告されています。
これまで、平成13年の芸予地震以降、大規模な地震で天井落下被害が起こる度に、国土交通省より技術的助
普段はあまり意識をすることのない吊り天井ですが、中地震・大地震が発生するたびに、大規模施設等で天井
言という形で天井落下防止についてのガイドラインが示されてきました。
落下被害が多数確認され、人的・物的被害が発生しています。そういった被害を受けて国土交通省でも建築基
しかし、東日本大震災での天井落下の多さから、 国土交通省より天井に対する新しい基準が定められることに
準法の一部改正が告示され、並行してガイドラインや文部科学省からは学校施設向け手引が練られるなど、
なりました。
非構造部材の耐震補強等対策を進めるための基準作りや自治体による啓発作業が進んでいます。
国土交通省は新しい建築基準施行令として、既存建築物の天井では
1,質量が2kg/㎡超で、6m超の高さ、かつ200㎡超の面積を持つ吊り天井 かつ
震災時、公共施設やオフィス、データセンターなどにおいて、尊い人命や企業の重要な資産・設備を守るこ
2,人が日常利用する
とは、自治体や公共機関、そして企業や組織存続の重要な経営課題です。
天井のことを特定天井と定義し(下記の図を参照)この特定天井と見なされる天井については、新築時の基
しかし一方で、そのためにどのような防止策が可能なのか? それにはどのくらいの費用がかかるのか? また
準もしくは、落下防止措置を講じなければならないとしています。
そのための工事にはどれくらいの工期が必要になるのか? といった様々な疑問が考えられると思います。
特定天井の面積や高さの基準
対策を迫られる自治体や公共機関、多くの企業にとっては、なるべく時間やコストを抑えて、それでいて国
● 質量が2kg/㎡超の吊り天井とは、特別軽量な天井以外、
の指針や基準をクリアできる対策を、なるべく負担がかからない形で検討したいというのが実情だと考えら
6m
れます。
すなわち、質量についてはほとんどの一般的な天井がこの基準に入りますが
天井高が6mの部分で、かなり絞り込まれます。
かつ
●
このような状況を踏まえ、建築鋼材金具メーカーの日栄インテックは
200㎡
自治体、公共機関、各企業向けに、既存施設に対して施す
対策のためのコストや工期などの負担を
最小限におさえて、国の指針や基準に適
合した天井落下防止のための仕組みを開
発致しました。
※開発にあたっては大成建設株式会社様と共同で研究を進めて参りました。
20m
10m
200㎡ 超なので、左のイメージ図のような施設になります。
※大きさの参考
・一般的な小中学校の教室は、7m×9m×高さ2.4mで、面積、高さとも
特定天井には入りません。
一方、この特定天井の規定に入らない施設においても、これまでの震災による天井落下の事例や今後発生が
予想されている首都直下型地震や南海トラフ地震などの大震災などに対して、フェイルセーフ(滑落時の命綱)
の考え方から、天井落下防止措置を施す必要のある施設や企業、機関が数多く存在していると考えます。
例えば小中高の一般的な普通の教室は特定天井の適用を受けません。また病院や介護施設の各居室なども特
定天井の基準に当てはまりません。その他ホテルの客室、そして多くの企業のオフィスも特定天井の基準に
当てはまらないと考えられます。これらは設計する建築士に判断が委ねられています。以上の施設に対して
も、施設を利用される方の安全を守るという意味で、対策をされることをおすすめします。
きた技術力と品質を最大限活用し、フェイルセーフ分野の
震災対策などで現在注目されている、
古くて新しい「フェイルセーフ」という考え方・発想について
パイオニアとして、天井・天井設備の防災・減災対策の新
例えば、登山などでの滑落事故を想定した命綱は、フェイルセーフの考え方に基づいた安全装置
日栄インテックは、これまでの金具メーカーとして培って
工法をどこよりも早くお届けします。具体的な商品として
は、このカタログで紹介する「N-Safe」や「天井落下防
止システム・スプリンクラー機能維持システム」です。
です。つまりフェイルセーフとは、航空機の予備エンジンのように、万が一事故やトラブルが起
こっても大丈夫なように、予め壊れること、トラブルが起こることを前提に、そうした場合でも
「絶対に失われてはならない人命だけは必ず守る」という発想に基づいた安全策のことです。
首都圏直下型地震が今後30年以内に起こる確率が70%と言われている現在、被害を最小限にと
N-Safe は、既存建築物の特定天井、既設のその他の天井
どちらでも使用可能です。
P1
どめる言わば「最後の砦」として、このフェイルセーフに基づいた震災対策が公共機関や企業に
求められていると言えるでしょう。
P2
施設の稼働を妨げずに天井落下防止を実現!
国土交通省 新基準に準拠
工期、コストの削減により負担の少ない仕組みを実現
建築基準法施行令の一部を改正する政令
N-Safeは、既存の天井ボードの下から穴を開け『支持材ユニット』を設置、
アルミレールで天井を支える安心安全の簡単施工です。
天井落下防止システム
既存天井落下防止措置
折れない吊ボルト
[TN3Dタンバックル]
断面図
【天井裏の構造図】
[ エ ヌ ・ セ イ フ ]
天井を解体しない下からの施工で、省スペース・短工期・営業継続を実現
既存吊ボルト
天 井 裏に取り付 けた 支 持 材と、
既 存 の 天 井ボ ードの 下に設 置した
アルミレー ル が 、直 接 天 井を支える構 造 、
そ れが N - S a f e です 。
クリップ、ハンガーの
破損による落下防止
アンカー部は「ピン構
造」なため、地震動に
よる支持材の破断を
防止します。
天井裏
破断・引き抜けによる
落下防止
座屈による
落下防止
天井ボード
支持材ユニット
アルミレール
※鉄骨造の場合は別途ご相談ください。
天井裏の基礎知識
在来工法による天井裏のイメージ
付け、そこにハンガー・Mバークリップ・チャンネル・Mバーを
吊ボルト
吊ボルト
在来工法ではスラブ(上層部の床版)などから吊ボルトを取り
ハンガー
使用することで石膏ボードを吊り下げる形になってます。
Mバークリップ
左図 : 落ちる順番を色分け
Mバークリップ
Mバークリップ
落下しない : 吊ボルト
次に落下 : Mバークリップ・ハンガー
スラブ
立面図
スラブ
トルコンアンカー
天井裏
TN3Dタンバックル
ボードのビス抜け
天井ボード
支持材ユニット
P3
Mバー
チャンネル
写真はイメージです
天井落下の主な原因は?
天井キャップ
アルミレール
天井ボード
レールジョイント
天井裏
吊ボルト
落下 : 天井ボード・Mバー・チャンネル
ハンガー
アルミレール
天井ボード
アルミレール
アルミレール同士は
レールジョイントを
使用して連結
クリップ爪の開き・破損
ハンガー爪の開き・破損
吊ボルトの破損
アンカーの引き抜け
地震時には天井面が建物とは違う動きをします。それが原因で天井面を保持
している金具、主にMバークリップ(写真①)が破損し天井が落下します。場合
によってはハンガー部分(写真②)が破損し落下の原因になることもあります。
Mバークリップやハンガーが破損した時には、天井ボードとMバーが一緒に落
下するケースが多いことがわかっています。
①クリップ爪開き
②ハンガー断裂
P4
国土交通省 新基準に準拠
既存天井落下防止措置
建築基準法施行令の一部を改正する政令
とにかく施主様の負担を軽減しました!
居ながらにして簡単施工!
・・・ N-Safeの特徴
天井を解体しない下からの施工で、省スペース・短工期・営業継続を実現!
特徴2
低コスト・短工期
一般工法と比較し…
・全ての作業が天井下からなので、天井の解体は必要ありません。
・作業スペースは脚立や伸び馬などの簡単な足場を置ける程度で済みます。
・穴1箇所、水平材1本毎に作業を中断でき、営業を継続できます。
低コスト
短工期
施工費を1/2∼1/3に削減
施工期間を最大で約1/3に短縮
N-Safeは施工にともない、付帯工事となる足場組立、天井解体、ボードの張替えなどが発生しません。
・全面足場を必要としないため、床のスペースを空けることなく大規模な引っ越しが不要です。
・一般的な天井工事で必要な足場の組み立てや、設備・石膏ボード・下地の解体が必要ありません。
【施工フロー】
そのため一般工法と比較して、工期を抑えることが可能となり、廃棄物量も少ないためコスト削減を実現しました。
工期比較表/250㎡程度のオフィスビル1フロアの作業工程(例)
日 数
1
2
3
一般工法 ※
養生・
設備
足場組 取り外し
N-Safe
現調・ アンカー レール
墨出
打設 取り付け
4
5
天井解体・搬出
清掃
6
7
天井下地組み・補強
8
9
ボード張り
10
11
設備 足場解体・
取り付け 搬出
12
清掃
工事終了
※一般工法とは既存天井を解体し、補強を設置した後に天井を復旧する工法です。
①天井ボード穴開け
②アンカー穴開け
③アンカー取り付け
④TN3Dタンバックル・
吊ボルト取り付け
特徴3
破損しない吊ボルト
TN3Dタンバックル
特許取得済
天井と別に構造体からの3Dタンバックル支持により安心安全を実現。既存天井の吊ボルトが破損した場
合にも天井落下防止が可能です。
3Dタンバックルの効果として、吊元をピン構造にすることで、地震時に破損をしないようになっており、
より一層安全性を高めています。
⑤天井キャップ取り付け
特徴1
⑥アルミレール取り付け
居ながら施工が可能
●オフィスやショップなどが稼働している状況でも、工事
のための大規模な準備も必要無く、休日などを利用し
施工できます。
●部屋やオフィスの区画を区切りながら、計画的に工事
⑦レールジョイント取り付け
⑧施工完了
特徴4
高品質アルミ素材
軽量アルミ素材
天井落下が発生した時にアルミレールで天井材、天井下地を受け止め、人的・物的被害を
回避します。
アルミは鉄の比重の35%で非常に軽量・柔軟ですので、施工性が良好で建物への重量負
担も最小限です。
を進めていくことが出来ます。
P5
P6
国土交通省 新基準に準拠
既存天井落下防止措置
建築基準法施行令の一部を改正する政令
試験による安全性の検証について
公共施設や商業施設などの様々な対象施設
安心・安全の試験検証
天井落下防止の用途として広く対象施設が存在します
施工時には、アンカー引抜試験を行い、構造体自体の健全性を
確認して施工を行います。
落下衝撃試験
また、部材についてはユニットでの落下衝撃試験や各パーツご
とに材料試験などを行っており、安全性を検証しております。
材料試験
施工時には予めテストを行い、
構造体自体の健全性を確認します。
P7
教育施設
官公庁舎
オフィスビル
データセンター・研究機関
商業施設
レジャー・スポーツ施設
医療・福祉施設
その他
ホテル・宿泊施設
P8
N-Safe以外の
商品の紹介
新築対応などの天井落下防止システムと
スプリンクラー機能維持システム
その他の天井落下防止措置
『天井落下防止システム』には…
N-Safeの他に天井落下防止金具(BBカチッ
トワイヤー・BBクリッパー)
・スプリンクラー
機能維持システムがあります。
N-Safeは、主に既存天井に対する施工方法
で構造体から支持を取ったアルミレールによ
り天井の下から天井落下を防止します。
BBカチットワイヤー
BBクリップSP
Mバークリップにワンタッチで施工可
地震時にスプリンクラーヘッドが天井に追従して動くよう
げることで、Mバークリップ破損によ
フレキを強固に固定します。
能。特殊ワイヤーでチャンネルとつな
る天井落下を防止します。
( Mバーの
天井下地に天井裏から取付けすることで、M
BBクリッパー
バークリップ・ハンガー等の破損による天井
天井落下防止と新しいスプリンクラーフレキ
の固定方法を併用することにより、地震時に
おける天井落下防止とスプリンクラー機能維
持を実現します。総務省消防庁からの提言の
中で求められている地震時に天井が脱落し
ても作動するスプリンクラーの固定方法で
す。
P9
合でも、落下防止と組み合わせることで消火機能を維持し
※BBカチットワイヤーは株式会社内山産業との
共同開発商品です。
ます。
シングル
落下を防止します。
そして、スプリンクラー機能維持システムは、
これにより天井ボードとの接触を防ぎ、天井が脱落した場
シングル・ダブルに対応)
一方、新築・既設に対応する天井落下防止金
具(BBカチットワイヤー・BBクリッパー)は、
に、天井面と一緒に動くMバーにBBクリップSPを使用して
全てのネジとチャンネルをつなげることで、
ハンガーの破損による天井落下を防止します。
※BBクリップSPは株式会社内山産業との
共同開発商品です。
様々な条件での試験を実施…皆様の安全のために
東京工業大学元結研究室で、大地震を再
現した試験を行い、天井材が壊れた時に
も天井を下まで落とさず、スプリンクラー
の機能を維持することを検証しました。
P10
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