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H26各部行政運営方針

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H26各部行政運営方針
平成 26 年度
各部行政運営方針
平 成 26 年 4 月
会津若松市
平成26年度 企画政策部 行政運営方針
企画政策部長 斎藤 勝
企画政策部長 斎藤 勝
○○部長 ○○○○
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
健康や福祉、教育、防災、さらにはエネルギー、交通、環境といった市民生活を取り巻く様々な分野での結びつきを深め、市民の皆様が快適に安心して暮らすことの
Ⅰ できるまち「スマートシティ会津若松」を構築していく。
復興から一歩進んだ地域活力の再生に向けて、「豊かで持続的な地域社会をつくるための取組み」、「地域経済活力再生のための取組み」、「市民生活をまもるため
Ⅱ の取組み」の全庁的な対応を推進する。
少子高齢化・人口減少社会の本格的な到来を迎えるなかで、持続可能なまちづくりを進めるため、「第7次長期総合計画」、「自治基本条例」、「公共施設マネジメ
Ⅲ ントの基本方針」などの指針づくりに向け、市民協働により取り組んでいく。
【具体的事項】
① 市民の皆様や企業等に向けて「会津若松スマートシティ推進協議会」とともに、「スマートシティ会津若松」に関するプロモーションを展開し、その将来像、取組に
対する意識の共有を進めていく。【スマートシティ会津若松】
平成26年2月に取りまとめた「地域活力の再生に向けた取組み~ステージⅡ(平成26年度)~」に基づく、復興から一歩進めた地域活力の再生に向けた各種取組を推
② 進する。【地域活力再生】
市民が移動しやすく、まちの活性化に寄与する公共交通の実現に向け、庁内関係部課、他自治体、関係機関等と連携するとともに、関係住民、事業者等と協働しなが
③ ら、交通体系の維持、確保を図る。【公共交通】
男女共同参画の世代間の広がりを目指すという観点から、子どもたちへの普及活動に重点的に取り組むとともに、「男女共同参画都市宣言」の15周年(平成26年度)
④ に当たっては、さらなる市民の意識向上に向けた記念事業等を市民との協働により実施していく。【男女共同参画】
「市民協働推進指針」に基づく市民協働の取組を具現化するため、「行政提案型協働事業」の創設に向けたモデル事業を施行し、本格稼動に向けた検証を行いながら
⑤ 、部局間や他団体と連携し、地域課題解決に向けた取組を進めていく。【市民協働】
平成20年に創設された「野口英世アフリカ賞」を契機とし、「アフリカ」と結びつけながら、子どもたちが国際文化や国際貢献等を学び、考える機会を提供するなど
⑥ 、グローバルな視点を持った人材の育成に取り組む。【国際交流】
行政評価を通して事業内容の透明性の確保や説明責任を果たしていくとともに、費用対効果を検証しながら事業の「選択と集中」を進め、事業遂行のマネジメント力
⑦ の強化に努めていく。【行政評価】
平成29年度を始期とする「第7次長期総合計画」の策定に向け、タウンミーティングや市民意識調査、まちづくりの提言、アイデアを募集するなど、様々な取組を通
⑧ して、市民の皆様と本市の現状と課題を共有しながら、幅広く意見を求めていく。【長期総合計画】
第3次会津若松市行政システム改革プランで掲げた「参加と協働による未来につなぐ市政運営」の実現に向け、「参加と協働によるまちづくりの推進」「持続可能な
⑨ 運営体制の構築」「市民サービスの向上と職員のスキルアップ・組織風土改革」の3つの基本的視点に基づき、各種取組を推進する。【行政システム改革】
公共施設の長寿命化や施設マネジメントの仕組みなどに関する公共施設マネジメントの基本方針をまとめ、これに関するシンポジウムを開催し、市民の皆様と情報を
⑩ 共有する。【公共施設マネジメント】
⑪ 住民自治によるまちづくりをすすめるための基本的なルールとしての「自治基本条例」について、市民の皆様を主体とした検討の場を設け、条例の必要性を含め議論
を深めていく。【自治基本条例】
「快適な住環境の実現」「高齢化社会への対応」「新産業の創造」を標榜とする「プラチナ構想ネットワーク」と連携し、豊かな地域づくりに向け、学びの機会をつ
⑫ くり、次代を担う人材を育成する「未来人財育成塾」の開講に市民協働により取り組む。【未来人財育成塾】
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
「スマートシティ会津若松」の推進
■スマートシティ会津若松の取組
【現状認識】
○経済動向や災害など様々な外的要因に左右されにくい持続可能な地域社会をつ
くっていくことが求められている。
【重点方針】
○市民の皆様や企業等に向けて「会津若松スマートシティ推進協議会」とともに
、「スマートシティ会津若松」に関するプロモーションを展開し、その将来像
、取組に対する意識の共有を進めていく。
○持続可能な地域社会を構築するため、地域雇用や地域内の産業を含む地域経済
循環の活性化を図る必要がある。
○引き続き、民間事業者や会津大学とも連携を図りながら、国の補助事業等を有
効に活用し、全国でも先駆的な取組を推進していく。また、こうした取組を進
めることにより、ICT産業をはじめとする産業の集積と雇用の創出、各種産
業の活性化を図っていく。
○行政や企業等が保有する公開可能なデータ(オープンデータ)の公開を進め、
「まちの見える化」や市民の利便性の向上、各種産業の活性化に結びつけてい
く。
○市民の皆様が安心して、安全に暮らすことができるよう、市民生活の利便性の
向上や見守り、公共施設等の適切な安全管理などを進めていく必要がある。
重
【これまでの成果】
【主要事業】
点
方 ○国の事業等を活用し、情報通信技術や環境技術などを活かした「まちづくり= ○スマートシティ会津若松推進事業(プロモーションビデオの作成、アムステル
都市戦略」を推進している。(スマードグリッドインタフェース導入事業(平
ダム経済委員会との連携協議等)
針
№1 成24年度)、ICT地域のきずな再生・強化事業(平成24年度)、地域スマー
○スマートコミュニティ導入促進事業(地域内エネルギーコントロールのモデル
トコミュニティ導入促進事業(平成24~27年度)など)
的取組など)
○世界でも有数のスマートシティであるオランダ「アムステルダム経済委員会」
との連携に合意(平成25年9月)し、今後スマートシティの成果や知見の相互共 ○ ICT街づくり推進事業(オープンデータの活用推進など)(情報政策課)
有を図っていく。
【平成26年度に向けての課題】
○「スマートシティ会津若松」の方向性、将来像について、市民の皆様と共有し
、必要な施策を推進していく必要がある。
○平成25年度に検討を進めてきた「スマートシティ会津若松」の方向性、将来像
について、必要な施策の年次的な取組を検討し、次期長期総合計画への反映を
図っていく。
【部局間連携に向けた対応】
○ 平成25年度より、市民、有識者、大学、行政からなる「スマートシティ会津若
松推進会議」の下部組織として、庁内関係部局からなる「スマートシティ会津
若松推進協議会検討部会」を設置し、行政各分野の横断的な取組を推進してい
る。
○ 会津大学や民間事業者との連携による「スマートシティ」関連事業を推進して
きており、アムステルダム経済委員会との連携合意に基づき、グローバルな連
携のもと事業を推進する。
■地域活力の再生に向けた取組み
【現状認識】
【重点方針】
○本市の復興、再生に関し、平成25年2月に「地域活力の再生に向けた取組み~ ○ 平成26年2月に取りまとめた「地域活力の再生に向けた取組み~ステージⅡ(
ステージⅡ~」を取りまとめ、将来に向け地域社会を持続、発展させていくた
平成26年度)~」により、「将来を見据え、新たなまちづくりのビジョンを市
めの施策を加え、様々な産業分野や機関とも連携を図りながら復興、再生に向
民の皆様とともに考えていくこと」「将来を担っていく人材の育成を進めるこ
けた取組を進めてきたことにより、市民の皆様の生活は落ち着きを取り戻しつ
と」、「本市の特性を生かし、安定した地域経済を築き上げること」など、復
つある。
興から一歩進んだ持続可能なまちづくりに向けた取組を進める。
○観光客入込数の回復など明るい兆しのある一方で、原子力発電所事故による風
評被害は根強くあり、また、雇用機会、所得水準などを要因とする人口の減少 ○ また、地域社会を維持、発展させていくためには、本市を構成する様々な主体
、少子高齢化の進行による社会保障費の増加など大きな課題があることから、
の連携が不可欠であることから、市民、民間事業者、行政が各々の活動の中で
引き続き、市民の皆様の生活を守り、地域経済の回復に向けた取組を進め、「
、さらには相互の取り組みにおいて「横」で繋がる仕組みづくりを推進する。
新生会津若松市」をかたちづくる取組を進めていく必要がある。
重
【これまでの成果】
点
方 ○本市の復興対策として「地域活力の再生に向けた取組み」を取りまとめ、国、
県、関係機関等に本市の取り組みを強くアピールすることにより、復興関連事
針
№2 業を有効に活用し、位置づけた取り組みの推進が図られてきた。
【主要事業】
-
○特に本市の強みであるICTと地域資源である再生可能エネルギーを結びつけ
【部局間連携に向けての対応】
た新たなエネルギーマネジメントの活用等においては、県内でも先進的な取り ○ 施策の推進に向け、部局横断的な連携の強化や情報共有を図るため、企画副参
組みが進んできた。またこれを契機として、今後ICTと医療、福祉、教育な
事会議等の活用を図っていく。
どを結びつけた取り組みなども検討している。
【平成26年度に向けての課題】
○ 重点施策の推進にあたっては、市民、民間事業者の方々とともに連携しながら
取り組んでいくことが不可欠であり、様々な機会を捉えながら、市が目指すべ
き方向性について議論を重ねていく。
○ また、行政内部においても、目指すべき方向性について情報を共有しながら、
軌を一にして取り組んでいく。
高等教育との連携を強化する 長期総合計画 基本施策2-1-3
■ 高等教育との連携の強化 【現状認識】
【重点方針】
○市民のニーズに応じた学習環境を整えることは、豊かで充実した生活の実現に ○ 「会津大学地域教育研究等支援事業」を通して、引き続き、新たな人材育成や
寄与するものである。また高等教育機関については本市における教育水準の向
産業の創出に寄与していく。
上とともに、様々な分野での連携により、地域活性化や新たな産業の創出、人
○ また、IT関連の人材育成と雇用促進を目的とする会津ソフトウェア・リンケ
材育成、文化の創出などに結びつくものである。
ージ・ファーム事業や全国の青少年のコンピュータサイエンスに対する興味を
○特に会津大学においては、ICT分野における福島の復興への貢献と地域活力
高め、会津大学のみならず会津地域の知名度の向上、地域のPRに成果をあげ
の再生に向けた研究や人材育成等への期待が高まっている。
てきた「コンピュータサイエンススクール」については、引き続き協議会や実
行委員会への参画を通じて協力していく。
重
点
【これまでの成果】
○ さらに、「パソコン甲子園」や「サイエンスカフェ」など、会津大学が実施す
方
る子どもたちのコンピュータサイエンス等への関心を高める取組みについても
○会津大学地域教育研究等支援事業では、ベンチャー体験工房『会津IT日新館
針
、引き続き積極的に連携、支援を図っていく。
№3 』の実施により新たな産業の創出につながるような起業意識の高い人材の育成
が図られるとともに地域貢献型研究として地域産業の振興が期待される研究が
【主要事業】
行われた。
○ 会津大学地域教育研究等支援事業(地域づくり課)
○コンピュータサイエンススクール開催への支援などを通じて全国の青少年のコ
ンピュータサイエンスに対する興味を高めるとともに、会津大学のみならず会
【部局間連携に向けての対応】
津地域の知名度の向上、地域のPRに成果をあげることができた。
○ 会津大学地域教育研究等支援事業は、ベンチャーの創生に向けて「種をまく」
事業であることから、起業したベンチャーが地域において「開花」するために
は、引き続きベンチャーの成長段階に応じた支援策が必要であり、観光商工部
の取組みと連携していく。
交流と共生により農業・農村を活性化する 長期総合計画 基本施策3-5-3
■ 豊かで活力ある農村づくりの推進(どぶろく特区)
【現状認識】
【重点方針】
○少子高齢化や若者の地域外への流出に伴い、今後、地域コミュニティの衰退や ○ 「どぶろく特区」を積極的に活用し、各種関連産業との相乗効果による都市部
住民主体の特色ある地域づくりの推進に必要な活力の低下が懸念される。
と農村部の交流促進を図るとともに、地域コミュニティの再構築及び地域活力
の向上につなげる。
【これまでの成果】
【主要事業】
重
点 ○河東地域の各種団体で構成する「どぶろく特区河東地域振興協議会」による「 ○ 市民協働型地域おこし実践事業負担金(河東支所まちづくり推進課)
方
どぶろく」と河東地域のPR事業を実施した。
針
№4 ○「既存資源を活かした地域づくりフォーラム」を開催し、どぶろくを含む地域
【部局間連携に向けての対応】
資源を活用した地域おこし手法を学んだ。
○ 「どぶろく」の製造免許の取得用件の一つである特定農業者数の増加、育成。
また「どぶろく」の販売のみならず、「どぶろく」を活用した商品開発、販路
拡大、地域PRのため、関係部課と緊密な連携を図る。
【平成26年度に向けた課題】
○地域資源を有効活用した地域おこしの新たな展開を目指すため、関連商品まで
含めた知名度UPの取組みについて、全市に向けた手法を検討する。
公共交通機関の利用を促進する 長期総合計画 基本施策5-3-3
■ 公共交通機関の利用促進
【現状認識】
○公共交通機関は車社会の進展に伴い利用者数が減少しているが、高齢者などの
交通弱者の生活の維持や社会参加の促進に必要不可欠な移動手段であり、また
その利用促進は環境負荷の低減や交通事故の減少、さらには観光の振興などま
ちづくりに寄与するものであることから、引き続き施策の推進に努めることが
必要である。
【重点方針】
○鉄道、路線バスをはじめとする地域公共交通は、厳しい経営状況が続いている
ところではあるが、地域住民の大切な交通手段であることから、その維持と確
保に向けて、連携計画に基づき、地域、交通事業者、関係機関・団体等と連携
しながら施策の着実な取組を進める。また、バスについては新たに路線網やサ
ービス水準のあり方等について研究していく。また、交通空白地域については
、引き続き地域住民等とともに地域特性に応じた交通システムのあり方につい
て見定めるとともに、その解消に向けた取り組みを地域住民、交通事業者、行
政等の協働により進める。
【これまでの成果】
○会津・野岩鉄道については、運賃収入のみでは経営が困難な状況にあることか ○ コミュニティバスについては、「地域住民の足」として認知度を高める取組み
ら、それぞれが策定した経営改善計画に基づく経常損失額(計画値)に対して
を進めるとともに、国、県の補助の活用による財政負担の軽減を図る。
、県及び関係市町村と協調しながら財政支援を行い運行の維持を図った。また
、施設整備に対しても県及び関係市町との連携による補助を行い安全な施設確 ○ 只見線復旧に向けては、県及び関係自治体と連携・協調しながら、引き続き利
用促進、財政支援など必要な支援の対応に取り組む。
保に努めた。
重
点
方
針
№5
○路線バスについては、バス事業者等と連携し利用促進に取り組むととともに、
事業者の自主運行路線と一体となって本市のバスネットワークを形成する生活
交通路線及び市町村生活交通路線に対し、国・県・関係市町村と連携しながら
補助を行い、地域住民の足の確保・維持に努めた。
○両コミュニティバスについては、利用促進策に努めたことにより利用者数は増
加傾向を示しており、地域住民の日常生活の移動手段として着実に地域に定着
してきている。他方で、車両の経年劣化等による修繕費の増加や運行費用算出
方法の改定等による費用増加もあり収支は依然として厳しい状況にあるが、新
たな財源確保の検討など財政負担の軽減に努めた。
【主要事業】
○ 会津総合開発協議会特別負担金(地域づくり課)
○ 生活交通路線対策事業(地域づくり課)
○ 河東地域コミュニティバス運行事業(河東支所まちづくり推進課)
○ 只見線復旧支援事業(地域づくり課)
○只見線復旧に向けては、福島県JR只見線復興推進会議への参画等を通じ、利
【部局間連携に向けての対応】
用促進に取り組むとともに、JR東日本への財政支援として、県及び会津管内 ○ 公共交通については、鉄道及び路線バスともに、まちづくりへの波及効果など
市町村と連携し、福島県只見線復旧復興基金に対し本市負担分について予算化
他分野との関連性を踏まえ、引き続き関係部課との適切な連携を図っていく。
するなど、早期復旧に係る条件整備に努めた。
【平成26年度に向けた課題】
○両鉄道の利用者は平成23年度に比して増加傾向にあるものの、首都圏からの観
光輸送は原子力発電所の事故以前の水準までには回復しておらず、プレDCな
どの機会を活かした観光誘客と鉄道を併せた利用促進の取り組みが必要である
。
○路線バス利用者は、一部路線を除き全体として減少傾向にあることから、市民
の生活交通や観光客の二次交通としての維持・確保に向け、引き続き利用促進
に努めつつ、路線網やサービス水準等のあり方について研究していく必要があ
る。また交通空白地域の解消に向けては、引き続き、地域住民、交通事業者及
び行政による協働の取組を基軸としながら、地域の特性等に応じた交通システ
ムのあり方を見定めていくことが必要である。
○両コミュニティバスについては、さらなる利用促進の取組を行っていくことが
必要である。
ユニバーサルデザインの理念に基づくまちづくりを推進する 長期総合計画 基本施策6-1-1
■ ユニバーサルデザインの理念の普及啓発
重
点
方
針
№6
【現状認識】
【重点方針】
○ユニバーサルデザインは、社会において当然に求められる理念であり、この理 ○ ユニバーサルデザイン推進プラン(平成24年度改訂版)に基づき、各事業や行
念の普及啓発、さらには、この理念に基づいたまちづくりを進めることは、「
政サービス等にユニバーサルデザインの考え方を取り入れながら全庁的に取り
はじめからすべ人にとって障壁のない社会」の構築のため必要不可欠なもので
組んでいく。
あり、その認識も広まってきている。
○ 全市的な取り組みが必要であるところから、多くの市民にユニバーサルデザイ
ンの考え方の重要性、必要性を理解していただくために様々な情報媒体を活用
【これまでの成果】
し情報を発信していくとともに、出前講座や講演会等の啓発活動を積極的に行
○セミナーの開催や出前講座の実施、イベント等への出展、職員研修等を行い、
っていく。
また様々な機会に市民啓発用パンフレットを配布しながら職員や市民、事業者
等に対し啓発を行うことができた。
【主要事業】
○学校建築など市の様々な計画や取り組みにユニバーサルデザインの視点が盛り ○ ユニバーサルデザイン推進事業 (協働・男女参画室)
込まれた。
【平成26年度に向けた課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ユニバーサルデザインの市民サービスの向上に向けた取り組みとして、市民へ ○ ユニバーサルデザインの理念を全庁的に、市民サービスをはじめとした様々な
事業や取り組みに浸透させていく必要があるところから、今後も引き続き職員
の分かりやすい情報の提供が重要であるところから、平成26年度は「分かりや
への意識啓発に努めていく。また、庁内の横断的な組織「ユニバーサルデザイ
すい印刷物の作り方」マニュアルの作成など情報の分野について具体的な取り
ン推進チーム」により課題等への研究・検討を行っていく。
組みを行っていく。
男女共同参画を推進する 長期総合計画 基本施策6-2-1
■ 男女共同参画の推進
【現状認識】
【重点方針】
○すべての人が性別にかかわりなく一人の人間として尊重され、その個性や能力 ○ 男女共同参画の世代間の広がりを目指すという観点から、子どもたちへの普及
を十分に発揮できることは社会の基本であるが、男女共同参画社会実現に向け
活動に重点的に取り組むものとする。
た取り組みはまだまだ必要であり、引き続き「男女共同参画推進計画」に基づ
○ 社会的に女性登用を促進するにはワーク・ライフ・バランスが重要であり、庁
き推進を図ることとする。
内から率先して推進を図るものとする。
重
点
方
針
№7
【これまでの成果】
○ 「男女共同参画都市宣言」の15周年に当たっては、さらなる市民の意識向上に
向けた記念事業等を市民と協働で実施していくこととする。
○これまで、「固定的な性別役割分担意識の解消」「女性登用を促進するための
意識啓発・女性のエンパワーメント」「将来を担う子どもたちへの男女平等教
育」等を重点的な取り組みと位置づけ、各種施策を実施してきた。なかでも「
将来を担う子どもたちへの男女平等教育」においては、小学校高学年児童を対
【主要事業】
象とした出前講座「子ども人生講座」の実施校が平成25年度は100%に達すると ○ 男女共同参画推進事業(協働・男女参画室)
ともに、児童生徒を対象とした「男女平等に関する作文コンクール」への応募
数も年々増加してきており、子どもたちへの男女平等教育の推進という面で成
果が見られた。
【部局間連携に向けての対応】
○ 「男女共同参画推進員」を全庁的に配置し、各所属における男女共同参画の施
策や取り組みを推進するとともに、職員の意識啓発を図る。
【平成26年度に向けた課題】
○「男女共同参画都市宣言15周年記念事業」実施にあたり、市民への啓発及び男 ○ 庁内から率先して男女共同参画に取り組んでいくための状況把握として、「庁
女共同参画推進活動ネットワーク加入団体の一層の飛躍につなげるため、協働
内男女共同参画チェック」及びそれに類する調査を定期的に実施していく。
による事業内容を検討する必要がある。
○ 委員会・審議会等における女性委員の割合向上について、各部局への積極的な
情報提供や協力要請を行いながら女性人材リストのさらなる活用を図る。
○市審議会等における女性委員割合の最終目標値(平成28年度において30%)達
成に向けて、女性人材リスト登録者情報の更新や、登録者への審議会等募集情
報の提供等に努めていく。
ボランティア・NPOなどの活動を振興する 長期総合計画 基本施策6-3-1
■ 市民協働の推進
重
点
方
針
№8
【現状認識】
【重点方針】
○市民の価値観やライフスタイルの多様化等により、市民が社会に求めるニーズ ○ 市民活動団体等の活動の活性化、さらには様々な主体による協働を進めるため
は多様化している。また一方で、こうしたニーズに応えるべく、ボランティア
、「指針」に基づき、効果的・効率的な情報発信のあり方やツールについて研
や各種市民団体、社会的な使命の実現を目指して活動するNPOも増えてきて
究し、幅広い活動に向けた機運の醸成を図る。
いる状況にあり、様々な行政課題の解決に向けて、こうした活動団体との協働
は不可欠であることから、積極的な施策の推進を図る。
○ 「指針」を施行するだけでなく実践への取組が必要であり、「行政提案型協働
事業」の創設に向けたモデル事業を試行し、本格稼働に向けた検証を行いなが
ら、部局間や他団体と連携し、地域課題解決に向けた取組を行う。
【これまでの成果】
○市民活動や協働に対する理解促進と活動参加の機運づくりを進めるため、市ホ
ームページにより「協働」の考え方や地域で活動している市民活動団体等の紹
【主要事業】
介、各種補助制度等について、随時情報を拡充しながらリアルタイムの情報提
○ 市民活動推進事業(協働・男女参画室)
供を広く行った。
○市民や庁内職員等を対象とした各種研修会等を開催し、「協働」や「住民自治
」について、これまで以上に深く考えるきっかけづくりを行ったほか、指針策
【部局間連携に向けての対応】
定会議等の開催を通じて「会津若松市市民協働推進指針」を策定することがで
○ 「協働推進員」を全庁的に配置し、協働に対する職員の意識啓発を図る。
きた。
○指針に基づく実践活動の一環として、市民活動団体等と市が協働のパートナー
として、市民サービスの向上を目指す「行政提案型協働モデル事業」の実施に ○
「行政提案型協働モデル事業」の実施にあたっては、事業担当所管課との連携
向けた検討を進めることができた。
を密にし、情報共有を図りながら、市民に対して積極的な情報発信を行う。
【平成26年度に向けた課題】
○「会津若松市市民協働推進指針」の策定を契機とし、市民協働に対する職員の
意識改革や市民活動団体等の機運の醸成を図っていく。
○市民協働の今後の良い先行事例とするべく「行政提案型協働モデル事業」に積
極的に取り組み、市民協働の実践とその取組みの検証を通して、市民協働を推
進していく上での課題を捉えていく。
地域コミュニティを活性化する 長期総合計画 基本施策6-3-2
■ 市民参加によるまちづくりの支援(地域づくり委員会)
重
点
方
針
№9
【現状認識】
【重点方針】
○地域の課題を解決し、それぞれの地域の個性・優位性を活かしたまちづくりを ○ 地域の課題や課題解決に向けての協議や意見交換、広報活動による情報発信な
進めるためには、地域住民が主体的にまちづくりに取り組む仕組みづくりが求
どの活動を展開していく。
められている。
○ 地域からの提案を幅広く募り、効果的な事業実践につながるよう、事業の選定
基準や採択方針に基づき事業を選定し、実践事業の仕組みづくりに重点を置い
ていく。
【これまでの成果】
○地域づくり委員会の設置(北会津支所まちづくり推進課・河東支所まちづくり
推進課)
【主要事業】
○委員会において、地域の身近な課題や課題解決に向けての協議や意見交換、広 ○ 市民協働地域づくり委員会活動事業(北会津支所まちづくり推進課・河東支所
報活動による情報発信により地域への理解や意識の高揚が図られた。
まちづくり推進課)
○ 実践事業の実施に多くの地域住民が参加することにより、住民相互のコミュニ
ケーションや地域コミュニティの活性化が図られた。
【平成26年度に向けた課題】
○地域の行政拠点としての支所機能を活かしながら、地域による地域課題への対
応など市民協働の取り組みを実証・実践していく。
【部局間連携に向けての対応】
○ 「地域づくり委員会」のもと、住民主体の取り組みを支援するうえから、様々
な場面での支所を通じた関係部署の支援が必須である。
広域的交流を推進する 長期総合計画 基本施策6-4-1
■ 国際化に対応した社会づくり
【現状認識】
○急速に進展する国際化の中で、国際感覚豊かな人財の育成が求められている。
また、これまでの友好都市や歴史的に結び付きのある国外都市等との交流を発
展させることで、インバウンドの促進や経済的な交流へ結び付けていくことが
期待されている。
【重点方針】
○ 平成20年に創設された「野口英世アフリカ賞」を契機とし、野口英世と同じく
本市で青春時代を過ごす中高生を中心に、「アフリカ」を切り口としながら、
国際文化や国際貢献等を学び、考える機会を提供するなど、グローバルな視点
を持った人材の育成に取り組む。
【これまでの成果】
重 ○ アムステルダム経済委員会との連携合意を行った。
点
方
針№ ○ 「国際交流フェスティバル」への大熊町国際交流協会の参加を得た。
10
【主要事業】
○ 国際交流推進事業【野口英世アフリカ賞関連】(企画調整課)
○ 友好都市交流事業(企画調整課)
○ スマートシティ会津若松の推進:アムステルダム経済委員会との連携
【平成26年度に向けた課題】
○国際感覚豊かな人づくりを進め、本市の人財が広く国際社会で活躍するきっか
けを提供していく。また国際的な経済交流に向けて、アムステルダム経済委員
会との連携を促進するなど、友好都市以外の都市との交流も進めていく。
(企画調整課)
【部局間連携に向けての対応】
○ グローバル人財育成に向け、教育委員会や市内高等学校等との連携を進めると
ともに、友好交流を経済交流につなげていくための方策について観光商工部及
び農政部とともに検討していく。また、グローバル人財の育成にあたっては、
外務省や国際交流関係団体との連携を進めていく。
■ 定住・二地域居住の推進
【現状認識】
【重点方針】
○東日本大震災及び原子力発電所事故後の風評被害により相談者やイベント参加 ○ 東日本大震災及び原子力発電所事故の影響に関して、会津地域のおかれている
者の減少という影響を受けている。
状況について正確な情報を的確に発信することにより、首都圏の方々が漠然と
抱える会津地域への不安の払拭に努めるとともに、個々の年代等に応じた媒体
○東日本大震災以降、首都圏において若年者の田舎暮らし志向の高まりが顕著に
を利用し、幅広い年代層に対して情報発信を行う。
なってきているが、子育て世代の福島県への定住・二地域居住については慎重 ○ また、受け皿として期待される中山間地域の魅力ある地域づくりについても継
になっている背景もあり、若年層を含む幅広い年代層への働きかけが課題とな
続して支援していく。
っている。
【これまでの成果】
○ さらに、県内から本市への移住や二地域居住を検討する方にも対応していく。
○首都圏におけるイベント参加や広告媒体を効果的に活用したPRの強化、本市
重
の暮らし体験ツアーなどを実施した。
点
【主要事業】
方 ○平成25年度は、定住・二地域居住実践者の目標とした8世帯13人に対し、9世
針№ 帯17人の実績であった。
○ 会津若松市定住・二地域居住推進協議会負担金(地域づくり課)
11
○都市部の方々を対象とした会津若松暮らし体験ツアーにおいては、地域づくり
団体の協力を得ながら中山間地域の魅力発信に努めた。
【部局間連携に向けての対応】
○ グリーンツーリズムなどの交流体験から、定住・二地域居住への誘導を促進す
るため、農政部との連携に努める。
【平成26年度に向けた課題】
○定住・二地域居住実践者は、震災前(平成22年度)の水準まで回復しつつある
が、イベント参加者や相談者は、未だ震災前の水準に達していないことから、
正確な情報提供とさらなる魅力創出に努める。
○中山間地域における地域づくり活動について、これまでの成果を踏まえながら
、新たな団体等への意識喚起と拡大に努める。
PDCAサイクルによる行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-1-1
■ 評価システムによる行政運営
【現状認識】
【重点方針】
○少子・高齢化の進行に加え、先般の東日本大震災及び原子力発電所事故の影響 ○ 行政評価を通して事業内容の透明性や説明責任を果たしていくとともに、事業
により、本市の経済・財政状況は厳しい状況にあり、将来にわたって持続可能
の「選択と集中」や、費用対効果を検証しながら、事業遂行へのマネジメント
な安定した行政サービスを市民に提供していくためには、より効率的で実効性
力の強化に努めていく。
のある行政運営や健全な行財政基盤の確立が不可欠となっている。
【これまでの成果】
【主要事業】
重
点 ○行政評価の取組は、第6次長期総合計画の進行管理としての位置づけがなされ ○ 行政評価システムの推進(企画調整課)
ており、各部局において施策の進捗状況を検証しながら、事業の重点化や必要
方
な見直し・改善、優先順位についての協議の深化が図られるとともに、マネジ
針
【部局間連携に向けての対応】
メント力の発揮、向上に寄与した。
№
12 ○行政評価の取組が予算、施政方針さらには各部行政運営方針に反映されるなど ○ 引続き、企画副参事会議において各部横断的な施策の検討を行い、行政評価へ
、PDCAサイクルとして機能している。
の反映や施策・事務事業の見直しにつなげていく。
【平成26年度に向けた課題】
○平成26年度より次期長期総合計画の策定に着手することから、現計画の達成状
況等を検証しながら、各部局のマネジメントにより、取組方針の見直しや、事
務事業の選択と集中に意を用いていく。
■ 広報・広聴活動の充実
【現状認識】
【重点方針】
○パソコンやスマートフォンの普及などにより、インターネットやメールなどを ○ 広報については、様々な広報媒体を駆使し、市民の目線に立ち分かりやすく的
駆使して情報を自ら手軽に求める市民が増えていることから、即効性のあるタ
確で即効性の高い情報提供に努めるほか、市民要望を含めた広聴対応について
イムリーな情報の提供が求められている。また受け取る側の幅広い年齢層や伝
も市民の立場での対応を心がけ説明責任を果たす。
える情報が増大している現状を踏まえ、より読みやすく分かりやすい情報の提
供が望まれている。
重
【これまでの成果】
点
方 ○市民アンケート調査や市政モニターへの調査において、市政だよりを読んでい
る人は、8割を超えており、情報提供の媒体としての役割を担っているといえ
針
る。また「分かりにくい」「読みにくい」と答えている人は少なく、概ね市民
№
目線に立った広報が行われている。
13
○町内会などからの要望事項については、前年度における達成状況の把握を、所
管課等との連携を図り全庁的に行った。
【平成26年度に向けた課題】
○地域住民で構成される町内会などからの要望事項については、住民ニーズの高
い要望と思われることから、今後も単に要望の聴取・回答の取りまとめを行う
だけでなく、今後所管課での予算化や事業実施計画の有無などについて、年度
ごとの進行管理を行っていく。
【主要事業】
○ 広報発刊費(秘書広聴課)
○ 広報活動費(秘書広聴課)
○ 広聴活動費(秘書広聴課)
効率的で効果的な行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-2-1
■ 長期総合計画の策定
【現状認識】
【重点方針】
○少子高齢化、人口減少社会への対応、さらには公共施設の適切なマネジメント ○ 平成29年度を始期とする「第7次長期総合計画」の策定に向け、タウンミーテ
の必要性など、社会情勢の変化に対応しながら、将来に向けて市民が安心して
ィングや市民意識調査、まちづくりの提言、アイデアを募集するなど、様々な
快適に生活できるよう、持続力と回復力のある力強い地域社会を作っていく必
取組を通して、市民の皆様と本市の現状と課題を共有しながら、幅広く意見を
要がある。
求めていく。
重
【これまでの成果】
【主要事業】
点
方 ○現行の第6次長期総合計画に掲げるまちづくりのため、「行政評価⇒予算編成 ○ 長期総合計画の策定(企画調整課)
針
⇒施政方針⇒各部行政運営方針⇒事業実施」のPDCAサイクルにより、計画
№
の進行管理、また必要に応じた取組の見直しを行い、計画の着実な推進に取り
14
【部局間連携に向けての対応】
組んできた。
○ 長期総合計画は、本市の最上位計画として、総合的な政策、施策の方向性、目
標を定めるものであり、企画副参事会議をはじめとして全庁的な取組に努めて
【平成26年度に向けた課題】
いく。
○平成29年度を始期とする「第7次長期総合計画」の策定に向け、市民の皆様と
本市の現状と課題を共有し、幅広く意見をいただいていく必要がある。
■ 行政システムの改革
重
点
方
針
№
15
【現状認識】
【重点方針】
○少子高齢化の進行、長引く景気の低迷に加え、先般の東日本大震災及び原子力 ○ 「第3次会津若松市行政システム改革プラン」に基づき、より効果的かつ効率
発電所事故の影響により、本市の経済・財政状況は厳しい状況にあって、将来
的で持続可能な行政システムの構築に向けた取組を進める。
にわたって持続可能な安定した行政サービスを市民に提供していくためには、
より効率的で実効性のある行政運営や健全な行財政基盤の確立が不可欠となっ
ている。
【主要事業】
【これまでの成果】
○ 行政システム改革の推進(企画調整課)
○「第3次会津若松市行政システム改革プラン」で掲げた各種取組項目に係る所
管部署において、既実施又は検討等に着手している。
【部局間連携に向けての対応】
○ 行政システム改革の推進に当たっては、部局横断的な取り組みが不可欠であり
、効果的な推進に向けて関係部局と連携して取り組んでいく。
【平成26年度に向けた課題】
○「第3次会津若松市行政システム改革プラン」で掲げた各種取組項目を着実に
推進するため、市長を本部長とする行政システム改革本部のマネジメントのも
と、実効性のある進行管理を行っていく。
■ 効率的で適切な行政運営の推進
【現状認識】
【重点方針】
○安定した行政サービスを継続して提供していくためには、健全な行財政のため ○ 自治体運営の基本的なルールとしての「自治基本条例」について、市民主体で
の基盤づくりと効率的・効果的な行政運営への取組はもとより、市民の皆様が
の検討を進める。
積極的に自治体運営に参画できるルールや仕組みづくりが不可欠となっている
○ 新市建設計画の改訂を進める。
。
【これまでの成果】
○ 公共施設の長寿命化や施設マネジメントの仕組みなどに関する公共施設マネジ
メントの基本方針をまとめるとともに、これに関するシンポジウムを開催し、
○市民と身近な課題から「住民自治」のあり方について考えてきたとともに、こ
市民の皆様と情報を共有する。
うした取組を基に、自治基本条例の必要性に係る議論を進めながら、より多く
の市民の皆様と具体的に議論を深めていくための会議体の設置について検討を
○ 豊かな地域づくりのためには、学びの機会づくり並びに次代を担う人財の育成
進めた。
が重要であり、「未来人財育成塾」の開講に、引き続き取り組む。
重
点 ○公共施設の現状について市政だより等を通じ、市民の皆様へ周知するとともに
方
、公共施設の課題や今後の施設管理のあり方について検討を進めた。
【主要事業】
針
№ ○「未来人財育成塾」を開講し、本市をはじめ、全国各地より参加した中学生が ○ 自治基本条例の制定に向けた検討(企画調整課)
16
、世界をリードする各界の錚々たる講師の方々から直接講義を受け、夢を描き ○
新市建設計画の改訂(地域づくり課)
、「あすなろの心」を育んだ。
○ 公共施設マネジメントの推進(企画調整課)
○ 未来人財育成事業(企画調整課)
【平成26年度に向けた課題】
○自治体運営の基本的なルールとしての「自治基本条例」について、市民主体で
【部局間連携に向けての対応】
の検討を進める中で、より多くの市民の皆様の理解を得ながら取組を進めてい ○ 自治基本条例の検討に当たっては、その全市・全庁に及ぶルールとしての性質
く必要がある。
を踏まえた部局横断的な取組が不可欠であり、効果的な推進に向けて関係部局
と連携して取り組んでいく。
○公共施設の現状や基本方針に対する市民の理解を深めるとともに、全庁横断的 ○ 全庁横断的な組織である公共施設マネジメント検討委員会を中心に、関係部局
な施設マネジメントの仕組みを構築する。
と連携した取組を進めていく。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
スマートシティ会津若松推進事業
(企画調整課)
健康や福祉、教育、防災、さらにはエネルギー、交通、環境といった市民生活を取り巻く様々な分野での結びつきを深め
ながら、将来に向けて、持続力と回復力のある力強い地域社会、市民が安心して快適に生活できるまちづくり「スマート
238 シティ会津若松」を目指す。
1
「地域活力の再生に向けた取組み」の
推進
(企画調整課)
2
3
4
市民協働型地域おこし実践事業負担金
(河東支所まちづくり推進課)
会津総合開発協議会特別負担金
(地域づくり課)
生活交通路線対策事業
(地域づくり課)
5
復興から一歩進めるため、1つ目には新たなまちづくりのビジョンを市民の皆様とともに考えていくこと、2つ目には人
材の育成を進めること、3つ目には安定した地域経済を築き上げ市民生活の維持向上を図り、地域活力の再生に向けた取
組を進めるものです。
具体的には次の3つの視点から取組を進めます。
1.豊かで持続的な地域社会をつくるための取組
2.地域経済活力再生のための取組
3.市民生活をまもるための取組
-
会津大学地域教育研究等支援事業
(地域づくり課)
只見線復旧支援事業
(地域づくり課)
北会津地域巡回バス運行事業
(北会津支所まちづくり推進課)
河東地域コミュニティバス運行事業
(河東支所まちづくり推進課)
事業概要
66
会津大学に対して奨学寄附金を支出し、会津大学における本市地域の特性やニーズを踏まえた人材育成と教育研究活動の
促進を図る。
予算額
(千円)
7,187
-
10,000
河東地域の各種団体で構成する「どぶろく特区河東地域振興協議会」が「どぶろく」を活用し、地域の活性化を図る。
142
202
203
203
204
204
150
会津鉄道及び野岩鉄道の経営安定化を図るため、それぞれが策定した経営改善計画に基づく経常損失額(計画値)に対し
、県及び関係自治体が協調して財政支援することで、地域における公共交通機関を維持する。
市町村生活交通路線の運行に係る欠損額について、県と関係市町村で補助する。また、国・県補助対象の生活交通路線に
おける経常損失額と国・県補助金額との差額について、路線毎に関係市町村で補助する。
只見線復旧に向けて、福島県JR只見線復興推進会議への参画等を通じて利用促進に取り組むとともに、復旧に係る財政
的支援について、県及び関係自治体と連携・協調しながら必要な支援に取り組んでいく。
市町村合併に伴う新市の一体感の更なる醸成と地域間の交流促進を図るため、北会津地域と市中心部、主要公共施設等を
結ぶコミュニティバスを運行する。
市町村合併に伴う新市の一体感の更なる醸成と地域間の交流促進を図るため、河東地域と市中心部、主要公共施設等を結
ぶコミュニティバスを運行する。
36,698
42,612
38,118
3,028
15,908
重点方針
番号
6
7
8
事務事業名
(担当課)
ユニバーサルデザイン推進事業
(協働・男女参画室)
男女共同参画推進事業
(協働・男女参画室)
市民活動推進事業
(協働・男女参画室)
行政評価
報告書
ページ
217
220
222
事業概要
「会津若松市ユニバーサルデザイン推進プラン(平成24年度改訂版)」に基づき、市、市民、事業者、市民団体等全市
的にユニバーサルデザインの推進に取り組んでいく。
すべての市民が、性別にかかわりなく一人の人間として尊重され、その個性や能力を十分に発揮することができ、あらゆ
る分野にともに参画し、支え合い、責任を担う社会を目指す。
市民活動についての情報の提供やネットワークのための仕組みづくりなどをとおして、市民活動の拡大と活性化を推進し
、市民と行政が連携し、協力しながらまちづくりに取り組む社会の実現を図る。
予算額
(千円)
126
1,568
1,194
9
市民協働地域づくり委員会活動事業
(北会津支所まちづくり推進課・河東
支所まちづくり推進課)
地域の身近な問題解決に向けて、行政と地域が協働し、一体となって取り組み、地域住民のまちづくりに対する意識向上
の促進を図るとともに、その思いを実践する取り組みへ
224 の支援を行う。
1,640
10
国際交流推進事業
【野口英世アフリカ賞関連】
(企画調整課)
平成20年に創設された「野口英世アフリカ賞」を契機とし、野口英世と同じく本市で青春時代を過ごす中高生を中心に、
「アフリカ」を切り口としながら、国際文化や国際貢献等を学び、考える機会を提供するなど、グローバルな視点を持っ
226 た人材の育成を進めていく。
1,500
11
会津若松市定住・二地域居住推進協議
会負担金
(地域づくり課)
行政評価システムの推進
(企画調整課)
12
広報発刊費
(秘書広聴課)
13
広報活動費
(秘書広聴課)
広報発刊費
(秘書広聴課)
14
長期総合計画の策定
(企画調整課)
227
本市や商工会議所、JAなどで組織する会津若松市定住・二地域居住推進協議会を通じ、団塊の世代をはじめとする田舎
暮らし志向者へ定住・二地域居住に関する情報提供・相談業務などを行う。
長期総合計画に基づく全ての施策、事務事業を対象に、必要性、効率性、有効性などの観点から評価を実施。事業内容の
透明性の確保や説明責任を果たすとともに、事業の「選択と集中」や、費用対効果を検証し、事業遂行へのマネジメント
230 力の強化に努めていく。
230
230
230
238
市民へ的確でわかりやすい情報を提供していくうえで、広報物の発行は重要であることから、市政だよりを月1回発
行し、町内会等を通じて全世帯への配布を行う。
市政情報をわかりやすく、一人でも多くの市民に伝えていく手段として、テレビ・ラジオ・ホームページ等の媒体に
よる広報は不可欠であり、これらを積極的に活用していく。
市政に対する市民(個人・団体)の要望や意見を、様々な手法を用い吸い上げ、把握し、市民生活の向上、より良い
市政運営につなげていく。
本市の最上位計画である現行の第6次長期総合計画は、平成28年度を最終年度としており、平成29年度を始期とする新た
な総合計画の策定に向けた取組を進めていく。
1,700
294
15,256
14,703
199
4,122
重点方針
番号
15
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
行政システム改革の推進
(企画調整課)
235
自治基本条例制定に向けた取り組み
(企画調整課)
新市建設計画の改訂
(地域づくり課)
16
公共施設マネジメントの推進
(企画調整課)
未来人財育成事業
(企画調整課)
238
-
事業概要
「第3次行政システム改革プラン」に基づく改革の取り組みを通じて、市民満足度のさらなる向上を目指した行政システ
ムへの改革を推進していく。
住民自治によるまちづくりをすすめるための一定のルールとしての自治基本条例について、市民を主体とした議論の場を
設け、その必要性等について検討していく。
合併特例法に基づき、合併特例債の適用期間の最大10年延長に向けて新市建設計画の期間延長等の改訂を行い、合併特例
事業の継続した推進に努めるとともに、震災等の状況変化への対応を図る。
予算額
(千円)
0
909
0
今後の施設管理のあり方などを示す公共施設マネジメントの基本方針について検討を進めるとともに、シンポジウムやホ
ームページ、市政だより等を通じ、公共施設の現状等について市民へ周知する。また公共施設の適正な配置と効果的かつ
238 効率的な管理運営について検討を継続する。
409
「快適な住環境の実現」「高齢化社会への対応」「新産業の創造」を標榜とする「プラチナ構想ネットワーク」と連携し
、市民協働により、地域活力の再生に向け、地域経済の活性化や次代を担う人材育成を図るための「未来人財育成塾」等
238 を開催する。
9,500
平成26年度 財務部 行政運営方針
財務部長 皆川源一郎
財務部長 皆川源一郎
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 歳入の根幹をなす市税収入について、課税客体を的確に把握し、最大限の確保に務めるとともに、その活用については最大最適性を図りながら、予算編成に務める。
○ 単年度の収支均衡はもとより、将来にわたって持続可能な行政運営体であるべく健全な財政を確立することをその使命とする。
【具体的事項】
① 中期財政見通しの策定を行い、それを踏まえた歳入に見合った歳出構造を堅持するとともに、未だ財政健全化の途上にあることを再認識し、将来にわたって健全で持続可
能な行財政運営を構築する。
② 社会経済情勢や市民ニーズの把握に努め、市税等をはじめとした財源活用の最大最適性を図りながら、財政運営の基本原則を踏まえた予算編成を行う。
③ 税業務が行政運営の礎であること、課税・徴収事務が大きな公権力の行使であることを十分に認識し、法に基づいた公正・公平で効率的な課税徴収を行う。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
効果的で効率的な行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-2-1
■財政運営効率化の推進
【平成26年度に向けての課題】
○ 実質公債費比率や市債残高、財政調整基金残高など財政指標は改善傾向となって
いるが、いかにして市税と地方交付税を中心とした「一般財源」を増額確保する
【現状認識】
かが課題である。
○ 国全体として、景気は緩やかに回復基調であり、本市の市税収入も復興支援等の ○ 少子高齢化などによる扶助費の増加や公共施設の老朽化対策、さらには水路や道
影響で回復基調ではあるが、それが安定的に回復基調なのかどうかは今後の状況
路等の整備に対する各地区要望が増加する中で、歳入に見合った歳出構造とする
を見定める必要がある。
ために、歳出面の見直しをどう進めるか、行政評価との連携が重要である。
重
点
方
針
№1
○ 国は「危機対応モードから平時への切替を図る」として、歳入歳出面での改革を
【重点方針】
進めるとしており、消費増税による地方消費税交付金の増額により平成26年度の ○ 地方自治法に基づく予算原則である「年間総額予算主義」の原則を再認識しなが
地方交付税は大きくマイナスとなることが見込まれる中にあって、歳出での消費
らも、国県の財源等を活用し、復旧・復興事業や風評被害対策等に柔軟に対応す
増税分は純粋にマイナスの影響となる。
る。
○ 本市においては、東日本大震災からの復興事業の継続的な取組み、国の制度改正 ○ 毎年度、中期財政見通しを策定し、歳入歳出にわたる財政規模を把握するととも
に、公債費負担適正化計画の進行管理を行い、実質公債費比率の低減に向けた取
による扶助費の増加等に伴い、財政規模の増加傾向が続いている。
り組みを継続する。
○ 実質公債費比率は平成23年度に国の基準を達成して以降、年々改善しているが、 ○ 財政調整基金については、市民サービス確保のため、年度間の財源調整として当
初予算において活用しながら、地方財政法に基づき、実質収支による計画的で着
類似団体の平均値とは未だ大きな差が生じている状況である。
実な積立てを継続することにより、目標とする標準財政規模の10%を安定的に確
【これまでの成果】
保するとともに、減債基金への積立てにも留意しながら、財政の健全化を進める
。
○ 財政調整基金の平成25年度末残高は、決算剰余金による計画的な積立てにより、
目標値である標準財政規模の10%は確保できる見込みであり、さらには、健全な
【主要事業】
財政運営の基盤づくりに向け、市債の繰上げ償還を見据えた減債基金への積立て
○ 財政管理に要する経費(財政課)
を行った。
○ 平成26年度当初予算編成にあたっては、総枠配分方式による予算編成を継続し、 ○ 新地方会計制度に対応した財務書類4表の整備(財政課)
歳入確保の取組みにより、各部局への一般枠の配分額を、前年度よりも1%増額
○ 財政調整・減債基金積立金(財政課)
で配分した。
○ 財務書類4表については、3月末の作成・公表としていたが、決算認定からの時 ○ 予算編成事務(財政課)
間的な短縮を図るため、平成25年度は11月末までに普通会計分の作成を行った。
■適正な課税による税の確保
【現状認識】
【重点方針】
○ 地方税法その他の関係法令に基づき、市税の適正な課税・徴収事務を実施するこ ○ 関係法令及び条例に基づく適正な市税の課税並びに徴収を行う。
とで、税負担の公平性と税業務への信頼を引き続き確保していく必要がある。
○ 申告や課税事務の電算システム化を進め、事業者に対しては利便性の高い税の電
子申告を促進し、市民に対しては申告の時間短縮や手続きの効率化を図る。
○ 課税システムの電子化等により、納税者の利便性向上と課税事務の効率化・低コ
スト化を推進する必要がある。
○ 税負担の公平性の確保や納税環境の整備・充実を図るため、特別徴収事業者の拡
○ 番号法の成立(平成25年5月)に伴い、電子システムの連携による税情報の提供な
大や納税貯蓄組合活動への支援等を通し、納期限内納付の推進、滞納整理の促進
等、納税者の利便性向上と自主納付の促進を図る。
どを行う必要がある。
【これまでの成果】
【主要事業】
重 ○ 地方税法に基づいて、適正に公正・公平な課税徴収事務を執行した。
○ 課税事務電子化推進事業(税務課)
点
方 ○ 個人市民税の給与支払報告書、法人市民税の確定・中間・修正等の各申告書、固 ○ 納税環境整備事業(早期納付勧奨事業)(納税課)
定資産税の償却資産申告書などの電子申告(eLTAX)システムを導入し、市税にお
針
○ 納税環境整備事業(自主納付促進事業)(納税課)
ける納税者の利便性の向上を図った。
№2
納税者が利用しやすいよう相談窓口に「納税等相談専門員」を配置し、多重債務
○
等により納税が困難な市民に対して、専門的な見地からの助言及び指導を行った
【部局間連携に向けての対応】
。
○ 税外債権についても、市税徴収と併せて効率的な滞納処分を開始した。
【平成26年度に向けての課題】
○ 市民に、よりわかりやすい市税制度の説明を行うなど、税行政への理解を深めて
もらうための広報の充実に努める。
○ 番号制度の実施に対応するため、地方税務システムの改修作業を進める。
○ 自主納付を促進するため、納付機会の拡大として、コンビニや郵便局における納
付等、納税者の利便性向上に資する納付方法の導入に向けた検討を進める。
○ 賦課徴収、証明書発行等に万全を期すため、支所及び市民センターと連携を図る
。
○ 税外収入の効果的な収納の視点から、債権所管課との連携を図る。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
財政管理に要する経費
(財政課)
新地方公会計制度に対応した財務書類
4表の整備
(財政課)
1
財政調整・減債基金積立金
(財政課)
予算編成事務
(財政課)
課税事務電子化推進事業
(税務課)
2
納税環境整備事業
(早期納付勧奨事業)(納税課)
納税環境整備事業
(自主納付促進事業)(納税課)
行政評価
報告書
ページ
236
236
236
236
237
237
事業概要
行財政再建プログラムによる改革の成果を活かし、収支均衡のとれた財政運営や公債費の適正化等、財政の健全化
を推進し、堅固な財政基盤を確立する。
市民に会津若松市の資産・財務状況を公表するため、財務書類4表(貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動
計算書、資金収支計算書)を整備する。
地方財政法第7条の「決算剰余金の1/2を下らない金額は、積立又は償還期限を繰り上げて行う地方債の償還財
源に充てなければならない」との規定を踏まえ、基金への積立などの決算剰余金の処分を行う。
持続可能で安定的な市民サービスを提供できる財政基盤を確立するため、毎年度作成している中期財政見通しを踏
まえ、見込まれる歳入に見合った歳出構造を堅持することを基本とした総枠配分方式による予算編成事務を行う。
市税(市民税・固定資産税)の賦課事務を実施するにあたり納税義務者の利便性の向上、事務の効率化を図り、課
税事務の電子化を推進するため、eLTAXを運用する。
早期納付の促進と累積滞納の未然防止を図るため、新規未納者に対して、早期納付の呼び掛け(納付勧奨)等を実
施し、納税意識の啓発を図る。
予算額
(千円)
134,271
0
1,239
0
13,860
9,096
口座振替の加入促進など納税者の利便性の向上に取り組むとともに、コンビニや郵便局における納付など、さらな
237
る納税環境整備について検討を進め、あわせて、納税相談窓口の整備・拡充を図る。
26,464
平成26年度 総務部 行政運営方針
総務部長
総務部長 江川辰也
江川辰也
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 少子高齢化の進行、人口減少など、社会経済状況の変化に伴い、市民ニーズも高度化・多様化し、より質の高い行政サービスや市民満足度の向上が求められていることを
踏まえ、行政需要への的確な対応や市民との協働によるまちづくりのための環境整備を進め、持続可能で効率的・効果的な行政運営を確立する。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
【具体的事項】
限られた行政資源の選択と集中により、最小の経費で最大の効果をあげる行政運営を目指す。
職員の能力を最大限に発揮できる人事管理制度と行政機構を整備する。
自治体クラウドの促進と「あいべあ」やGIS、オープンデータ活用基盤等からなる「ICTプラットフォーム」の全庁的な活用を図り、スマートシティ構築に向けたI
CTの積極的な利用拡大を進める。また、番号制度への対応にあたっては、関係各課との連携により遅滞なく進める。
より適切な入札の執行のための入札制度の諸課題に対する速やかな改善措置の検討及び契約事務の効率化並びに厳正な検査事務を推進する。
市有財産が持つ経済性を最大に発揮するよう、有効活用と適正管理に努める。
姉妹都市等との交流を推進し、相互の理解と友好を深めるとともに、「人・もの・情報」の交流により、地域の活性化につなげる。
市の関係部局と連携し土地開発公社による新工業団地整備を推進し、地域経済活力再生につなげる。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
地域情報化を推進する 長期総合計画 基本施策4-4-1
■地域情報化の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 産学官公民など地域と協働しながら、第5次地域情報化基本計画におけるICT ○ GIS(地理情報システム)の利活用や番号制度の運用に伴う業務システムの改
を活用した魅力ある「情報化のまち」を目指し、大規模災害や情報セキュリティ
修については、その方法を全庁的に研究・検討し、最小の費用で最大の効果を発
に強い情報通信基盤の整備、地域社会や地域コミュニティの活性化に向けた情報
揮するよう、まずは喫緊の課題解決に取り組む。
システム基盤の構築、ビッグデータ分析にかかる人材育成と情報弱者のICTリ
テラシーの向上(情報格差の解消)等について、効率的かつ効果的に進めていく ○ コミュニケーションサービス「あいべあ」を市民にもっと身近に活用してもらえ
必要がある。
るようデザインやサービスをより一層工夫するとともに、ビッグデータを分析す
る専門技術者の育成がベンチャー企業創出や産業振興として効果が現れるよう関
係部局と連携を図り、地域コミュニティや地域経済の活性化につなげるものとす
る。
【これまでの成果】
○ オープンデータ、GIS、ICT-BCP(ICT部門の業務継続計画)について、それぞ ○ 庁内情報機器、情報ネットワーク及びシステムの災害対策や情報セキュリティ対
れに職員による検討チームを設置し、庁内横断的な視点で課題整理や意識啓発を
策は、常に最善の方法で取り組むものする。
行った。
○ これらの取組みにより、地域コミュニティとの協働によるまちづくりや災害に強
く安全で安心な地域づくりとともに、満足度の高い行政サービスの提供、IT企
○ 国の補助事業を活用し、自治体クラウドの発展的な取組みとして、市と医療機関
業の育成等による地域経済の振興を目指し、スマートシティの構築に寄与する。
重
等が連携するためのクラウド基盤を構築するとともに業務運用の実証を行った。
点
方 ○ 国の補助事業を活用し、オープンデータの利活用基盤(ICTプラットフォーム ○ 番号制度の導入に向けた全体スケジュールに沿って作業が行われるよう、的確な
)を構築するなど、ICTを活用した新たな街づくりの実証事業を実施した。
針
進捗管理を行う。
№1
○ 番号法により可能となる特定個人情報ファイルの庁内利用について、関係課の洗
【主要事業】
い出しを行った。
○ 地域情報化推進事業(公共連絡網システム利活用促進事業)(情報政策課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 地域公共ネットワーク基盤構築事業(情報政策課)
○ 先進的なICTの利活用によるまちづくりを進め、市民の利便性の向上、快適な ○ オープンデータ活用実証事業(情報政策課)
生活環境の創造に努めていく必要がある。
○ クラウド基盤を活用した行政と医療機関等の連携については、実証事業で明らか
【部局間連携】
になった課題を整理し、参加団体の拡大や新たなサービスの拡充を検討していく ○ 「スマートシティ会津若松」の実現に向けたICTを活かした事業展開を推進す
必要がある。
るため、関連事業の所管部局との連携を強化する。
○ 「ICTプラットフォーム」の全庁的な活用に加え、スマートシティの構築に向 ○ 副市長(CIO:最高情報統括責任者)を委員長とする「情報化統括推進委員会
けたICTの積極的な活用について庁内意識の向上が求められている。
(CIOチーム)」による庁内横断的な調整により、全庁的な施策の推進を図っ
ていく。
○ 番号制度の導入に向け、関係各課で必要となる事務や作業が遅滞なく行われるよ
う、連絡調整の徹底が求められる。
○ 番号制度の所管窓口として、国県等の情報を迅速・的確に収集し、関係課に伝え
また、個人番号カードの有効利用と番号制度による事務処理の効率化について検
るとともに、業務システムの改修等に係る支援を行う。
討を進める必要がある。
広域的交流の推進 長期総合計画 基本施策6-4-1
■都市間交流の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 歴史的つながりのある都市との交流を推進させることは、「人・もの・情報」の ○
引き続きゆかりの自治体との「人・もの・情報」の交流について、イベント・物
交流による地域の活性化につながるものであり、今後も引き続きゆかりの地等と
販・教育・文化など多方面で継続し、都市間交流に対する市民意識の高揚を継続
の民間交流や産業・文化・教育等の交流事業に取り組みながら、戦略的に都市間
させる。
交流をすすめることが必要である。
○ 平成26年はむつ市との姉妹都市締結30周年であり、むつ市を訪問し記念式典等を
行い、永続的な交流を確認するとともに両市の一層の発展を期する。
【これまでの成果】
○ 本市中学校5校から会津ジュニア大使として28名の中学生が京都市を訪問し、会津
物産展への参加や現地の中学生との交流を図った。(教育委員会)
重 ○ むつ市子ども派遣事業として小学生13名が来若し、会津の歴史を勉強するととも
に、門田小学校の児童と交流を図った。(教育委員会)
【主要事業】
点
方 ○ 会津まつりへ、親善交流都市の鳴門市、伊那市、友好都市の横須賀市、共同宣言 ○ 姉妹都市・親善友好都市等交流事業(総務課)
針
都市の各都市の首長・議長を招待し、友好を深めた。
№2
○ 親善訪問事業(市民号)により、市民約60名が新島八重・新島襄ゆかりの地であ
【部局間連携】
る安中市を訪問し、交流会の開催等により相互理解と交流を図った。
○ 今後も各部局において交流情報を共有することで、産業経済面、教育面など、幅
広い分野で交流を進め、地域の活性化につなげていく。
○ 会津若松市と京都市の両商工会議所が「相互交流イヤー協定」に基づき各種イベ
ント等を実施するとともに、横須賀市や日野市の物産販売所、直売所等で本市の
農業加工品等の常時販売を実施した。
【平成26年度に向けての課題】
○ ゆかりの地に関する情報発信の継続や各部局における交流情報の共有化により、
地域の活性化に結びつく交流を進めていく。
効果的で効率的な行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-2-1
■効果的で効率的な行政運営
【現状認識】
【重点方針】
○ 持続可能な行政システムを構築するため、引き続き業務のアウトソーシングや職 ○ 「第2次人材育成基本方針」「人材育成推進プラン(第2次)」に基づく着実か
員の意識改革と能力開発、さらには適切な定員管理を進め、スリムで効率的な組
つ継続的な人材育成を進めながら、より優秀な人材の採用を行うとともに、現定
織体制の構築が必要である。
員管理計画の見直しを行い、簡素で効率的な組織体制の構築に努めていく。
○ 公共事業の発注おいて、適正かつ適切に入札契約事務を遂行し、市民に信頼され ○ 人事院及び県人事委員会の勧告を踏まえ、引き続き適正な給与制度のあり方につ
る契約事務を実施していくことが求められている。また、東日本大震災等の復旧
いて検討していく。
・復興工事の影響により発生している入札不成立の解消のための方策が必要であ
○ 「市有財産利活用基本方針」に沿って、財産の有効活用を図る。
る。
○ 入札契約における競争性、透明性、公平性及び公正性の確保、入札契約事務の軽
減並びに談合等不正行為の排除を図るとともに、契約内容に基づく適正な履行の
確保を図る。
【これまでの成果】
○ 「第2次人材育成基本方針」及び「人材育成推進プラン(第2次)」に基づき職 ○ 債務負担行為の設定(ゼロ市債)の活用による年度を通した発注の平準化を図る
重
員研修等を行い、職員の能力開発や意識改革を図った。
べく検討していく。
点
方 ○ 社会情勢の変化や市民ニーズに対応した、市民本位の行政運営の実現に向け、常
に現行体制を点検しながら、行政機構の見直しを行い、効果的・効率的な組織体
針
【主要事業】
制の構築を図った。
№3
○ 職員研修事業(人事課)
○ 地方公務員の給与減額支給措置にかかる国からの要請を踏まえ、平成25年9月1日 ○ 定員管理(人事課)
から平成26年3月31日の間、職員給与の臨時特例的な減額措置を行った。
○ 職員採用(人事課)
○ 工事及び工事関係委託について、平成25年度に導入した電子入札の運用により、 ○ 市有財産管理事務(総務課)
入札事務のさらなる透明性・公正性を確保するとともに、正確で迅速な入札事務
の執行や、入札事務の軽減及びコスト削減による行政サービスの向上を図ってい
る。
○ 平成25年度から債務負担行為の設定、いわゆるゼロ市債の活用による年度を通し
た発注の平準化を図っている。
【部局間連携】
○ 「市有財産利活用検討委員会」において、各部局の横断的な視点のもと個別財産
ごとに利活用方針の検討を進める。
【平成26年度に向けての課題】
○ 安定した行政サービスを提供するため、効率的かつ効果的な行政運営について、 ○ 財政担当及び工事担当部局と連携を図り、ゼロ市債の活用について検討する。
引き続き適切な対応の検討を図っていく。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
地域情報化推進事業(公共連絡網
システム利活用促進事業)
(情報政策課)
1
姉妹都市・親善交流都市等交流事
業(総務課)
0
180
国の委託事業「ICT街づくり推進事業」で構築したICTプラットフォーム(情報連携基盤)等の運用を継続する
ことにより、住民、民間企業、学術機関と公共団体が連携・協働し合いながら、各種情報の共有・利活用の推進を図
り、地域社会の抱える課題解決に向けた仕組みづくりを促進する。
5,934
180
226
235
3
予算額
(千円)
180
職員研修事業(人事課)
定員管理
(人事課)
事業概要
ICT地域のきずなづくり事業で構築した「ICTきずなプラットホーム」の機能のひとつであるSNSの特性を活
かして、住民同士が安心して自発的にコミュニケーションをとれる場、繋がりの場としての利用を促進し、行政と住
民、住民間の双方向での情報交流を活性化する「公共連絡網システム」としての活用を拡大する。
地域公共ネットワーク基盤構築事
業(情報政策課)
オープンデータ活用実証事業(情
報政策課)
2
行政評価
報告書
ページ
-
職員採用
(人事課)
235
市有財産管理事務(総務課)
241
地域公共ネットワーク基盤構築事業で構築した「ICTプラットフォーム」を活用し、市と市民、民間企業、会津大学の
相互連携を促進するため、地域のオープンデータや便利なアプリケーションを拡充する。
本市と各都市を結ぶ共通の歴史や人物の情報を発信しながら、都市間交流の窓口として民間交流を支援し、その活性
化を図る。また、節目の年には、記念事業へ積極的に取り組み、歴史の再認識を効果的に促す。
「第2次会津若松市人材育成基本方針」及び「人材育成推進プラン(平成24年度~平成26年度)」に基づき、職員研修
(庁内外研修・自己啓発支援・派遣研修等)を効果的に実施し、職員の能力開発と意識改革を推進することにより、
市民ニーズや時代の要請に的確に応えることのできる人材を育成する。
定員管理については、抑制基調としながらも、東日本大震災及び原子力発電所事故への対応等による業務増や人員が
割かれている状況にあり、現計画の検証を踏まえ、見直しを含め適切な対応を図っていく。
実力ある少数精鋭の体制づくりを目指すため、新たに後期日程の実施や事務職(福祉)の採用枠の設定を行い、高い
資質と意欲を有する人材を採用する。
また、市が求める能力や人材像を広く発信し、目的を持って入庁する優秀な人材が増えるように努める。
市有財産の利用状況について状況把握を行い、十分に利活用されていない遊休財産については、有償貸付又は売却処
分することで有効活用を図る。
8,654
700
15,715
-
3,054
7,252
平成26年度 市民部 行政運営方針
市民部長 吉田 秀一
市民部長 吉田 秀一
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
市民部は、市民生活に欠かせない身近な行政サービスを提供し、市民が安全で安心して日常生活を送ることができる体制の確保と更なる向上に努める。
特に、平成26年度は、様々な危機への対応を図るため、新たに「危機管理課」を設置したところであり、本年度に策定する新たな「地域防災計画」を基本
としながら、市民が安全で安心できるまちづくりを推進する。
また、本市のめぐみ豊かな環境を将来世代に守り伝えるため、昨年度に策定した「第2期環境基本計画」の具現化を図り、再生可能エネルギーの普及促進
など、スマートシティの実現に向けた取り組みを進めていく。
加えて、ごみの減量化とリサイクルを推進するとともに、生活環境の保全に努めていく。
【具体的事項】
① 新たな「地域防災計画」を策定するとともに、市民の生命・身体・財産を守るための危機管理の整備や消防防災体制の充実を図っていく。
② 改定した「環境基本計画」に基づき、温暖化対策や再生可能エネルギー(太陽光発電、小水力発電など)の導入推進などに取り組み、生活環境を保全し、豊かな自然を次
代に引き継いでいく。
③ 市民・事業者・行政が連携してごみの「3R運動」に取り組み、環境負荷の抑制と資源循環型都市の構築をめざしていくとともに、現在の「ごみ処理基本計画」の改定に
着手する。
「簡単ゆびナビ窓口事業」などにより、住民票交付などの窓口サービスの一層の向上を図るとともに、住民基本台帳カードの普及推進によりコンビニ交付事業の利用拡大
④ を図る。
⑤ 地域のコミュニティの組織活動や施設整備を支援し、地域コミュニティの活性化を図る。
⑥ 市民の誰もが安心して暮らせる社会の構築をめざし、交通安全対策や防犯対策の強化、住民相談の充実を図る。
⑦ 東日本大震災から3年が経過したところから、復興公営住宅の整備促進を支援するとともに、本市に避難されている方の日常的な生活環境の改善やニーズに沿った支援に
可能な限り努める。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
消防防災体制を充実する 長期総合計画 基本施策4-3-1
■危機管理体制の充実
【現状認識】
【重点方針】
東日本大震災以降、市民との協働体制による総合的な防災システムの整備が一層
○
○ 新たな地域防災計画を策定し、災害に強いまちづくりの推進、実践的な防災訓練
求められており、実効性のある防災計画の策定など危機管理体制の充実・強化が
の実施や防災教育の推進により防災力強化を図る。
急がれている。そのため、様々な危機に対応する専管組織として、「危機管理課
○ 関係機関・団体との連携を強化し、あわせて地域住民との協働体制を推進するこ
」を設置した。
とで、要配慮者支援を始めとする災害時支援ネットワークの構築を図る。
【これまでの成果】
○
○ 防災のまちづくり計画調査事業により、市民アンケートと市民ワークショップを
実施し、今後の防災対策の方向性への市民意見を収集した。
○
○ 災害に備え自治体や民間事業所、団体との災害時協定を進めており、平成25年度
まで42の協定を締結した。
新たな地域防災計画の策定と合わせて、市民等一人ひとりの防災力向上のため、
家庭用防災カルテの配布や地域での出前講座等を行う。
適正な管理がなされていない空き家について、条例制定も含め、本市に適した対
策方針の策定に向け検討していく。
【主要事業】
○ ICT地域のまちづくり事業により、SNSやGIS等の防災対策推進の技術的
基盤が整備され、さらに災害時の情報連絡体制の迅速性と多様化を図るため、J ○ 防災対策事業(危機管理課)
アラート利活用事業により、メールの自動転送やFMラジオの割込み放送等体制
重点
を整備した。
○ 公共施設防災機能整備事業(危機管理課)
方針
№1 ○ 災害はいつ発生するかわからないという現実を踏まえ、夕方から夜間にかけて総
合防災訓練を実施した。
○ 防災拠点となる北会津支所における太陽光発電の整備やEV車の蓄電池機能を活
用して非常用電源確保の取り組みを進めた。
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 新たな地域防災計画を策定し、災害対応マニュアル、災害時シミュレーションの
策定を早急に進める必要があり、各部署と連携しながら進める。
○ 災害時の要配慮者支援事業において健康福祉部との連携を行っている。
○ 災害時の要配慮者(高齢者・障がい者等)について、防災機関や地域と連携し、 ○ 災害時協定の締結にあたっては、関係部局との連携を行っている。
対策を進める必要がある。
○ 総合防災訓練とは別に、地域における防災訓練や出前講座により、地域の防災力
向上を図る必要がある。
○ 災害における市民生活への影響を減らし、速やかに回復できるよう市役所業務継
続計画(BCP)を策定する必要がある。
■消防体制の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 消防団は、火災への対応に加え、災害時や防犯対応等、地域住民の安全・安心の ○ 消防団の意向を確認しながら、今後必要な装備の計画的な整備を図るとともに、
組織全体の見直しや消防施設等の今後の望ましいあり方を検討する。
核となる大きな役割を果たしているが、少子高齢化や地域コミュニティの希薄化
等を背景に、新たな団員の確保が難しくなっており、また、合併後、消防団の見
直しを行っていないことから、市全体として人的体制や施設整備に不均衡な面が
ある。
【これまでの成果】
【主要事業】
重点 ○ 消防施設や水利施設等の整備を計画的に進めている。
方針
消防団管理運営事業(危機管理課)
○
○
消防団の今後の望ましいあり方を検討するためのアンケート調査を実施し、見直
№2
しに取り組んでいる。
○ 消防施設整備事業(危機管理課)
○
団員の安全確保や消防活動に支障がないよう、長靴やホース等の装備や備品の計
画的な更新に取り組んでいる。
【平成26年度に向けての課題】
○ 消防団組織や消防施設・装備に関する今後の整備方針の策定が必要である。
○ 消防団の人的確保や処遇改善の必要がある。
○ 平成28年6月の消防無線のデジタル化を控え、消防団無線の整備水準を決定する
必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ 13分団(東山地区)の基幹屯所整備にあたっては、観光商工部と協議し観光客が
利用できるトイレとの一体的な整備を図っている。
地球環境保全活動を推進する 長期総合計画 基本施策4-1-1
■環境都市の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 地球環境を保全し豊かな自然を次代に引き継いでいくためには、市民、事業者、 ○ 平成26年度を初年度とする「第2期環境基本計画」について、市民・事業者への
行政が連携し、地域からの環境保全対策を進めるとともに、再生可能エネルギー
周知を行いながら、太陽光発電設置補助件数の拡大や小水力発電施設の適地調査
を活用した持続可能な社会の実現が求められている。
など各種施策を展開し、市民協働による計画の着実な推進を図る。
○ 「スマートシティ会津若松」の実現を目指す取り組みの一環として、再生エネル
ギーの普及促進に向けた新たな事業構築・展開やECC(エネルギーコントロー
【これまでの成果】
ルセンター)とEV車(電気自動車)の連携など、再生可能エネルギーの活用と
○ CO2排出量の削減目標や再生可能エネルギーの供給量の増加目標を盛り込んだ
エネルギー使用の最適化を図ることができる取り組みを進めていく。さらに、そ
「第2期環境基本計画」を策定した。
うした取り組みと並行して市民の理解を深め、積極的な参加を促すための周知・
啓発に取り組むものとする。
○ 家庭用太陽光発電システム設置補助金の交付(拡充)や事業者による背あぶり山
への風力発電工事着手など、温暖化対策の進展に寄与した。
重点
【主要事業】
方針 ○ 学校版環境マネジメントシステムは、市内全小・中学校が取り組んでおり、活動
が定着している。
№3
○ 環境基本計画推進事業(環境生活課)
○ 市内に木質バイオマス発電所が本格稼動したほか、下水浄化工場における汚泥消 ○ 新エネルギー推進事業(環境生活課)
化ガス発電設備の導入が決定した。
○ 地域版環境マネジメントシステム事業(環境生活課)
○ スマコミマスタープランに基づき、市公用車への電気自動車導入するとともに、 市庁舎へ急速充電機を設置した。
【部局間連携に向けての対応】
【平成26年度に向けての課題】
○ 新規建設の公共施設については、主管課及び建築課と連携しながら、再生可能エ
ネルギーや省エネルギー型の設備導入を推進していく。
○ 家庭版及び事業所版の環境マネジメントシステムについては、登録数が伸び悩ん
でおり、より取組みやすいシステムを検討し環境意識の啓発を図る必要がある。 ○ スマートコミュティ構築事業の一環として、企画調整課、総務課、環境生活課、
防災安全課が連携し、公用車の一部に電気自動車を導入するなど、地球温暖化防
止対策、防災対策(災害時における蓄電池活用)に取り組んでいく。
○ 「第2期環境基本計画」に基づき、再生可能エネルギーの導入促進を図るため、
小水力発電施設の設置に向けた取り組みを進める必要がある。
■豊かな自然環境の保全
【現状認識】
【重点方針】
○ 猪苗代湖環境保全事業については、中性化による水質の悪化傾向が見られ、水質 ○ 猪苗代湖の環境保全に向けては、関係機関・団体等と連携しながら、水草回収や
ヨシ刈りなど、より実践的かつ効果的な取り組みを強化するとともに、清掃活動
浄化に向けた具体的な対策を講じる必要がある。
等への参加呼びかけなど、市民の意識向上などにも取り組むものとする。
○ 本市の豊かな自然環境とそこに生息する生物の多様性を守る取り組みが必要であ る。
【これまでの成果】
【主要事業】
○
平成24年度から「紺碧の猪苗代湖復活プロジェクト」が本格始動し、水草回収などの
○
猪苗代湖環境保全推進事業(環境生活課)
重点
具体的な取り組みが強化され、COD低下、大腸群菌数減少など水質の改善傾向が見 ○ 野生生物生息環境保全事業(環境生活課)
方針
られはじめている。
№4
【平成26年度に向けての課題】
○ 湖岸に大量に打ち上げられるヨシなどの処分体制の整備が必要となっている。
○ 今後は外来種問題についても、周知・啓発していく必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ 猪苗代湖水環境保全関係課長会議により実績の確認と取り組みの推進を図ってい
く。
○ 工事等を行う際に、蓄積された生物等のデータを活用し、絶滅危惧種をはじめと
した野生生物の保全を図っていく。
生活環境を保全する 長期総合計画 基本施策4-1-2
■まちの美化の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ まちの美化は、生活環境の保全のみならず観光客に対するイメージアップという ○ 活動の核となる各地域環境美化推進協議会への支援や、ごみステーション設置に
点においても大変重要である。
対する補助を継続する。
○ 身近な生活環境を保全するためには、地域の主体的な取り組みが必要不可欠であ
る。
【これまでの成果】
○ 市内20地区の環境美化推進協議会において、自主的かつ様々な取り組みが行われ
た。 [例]清掃活動や啓発活動
○ (生活環境に関する)苦情が多く寄せられる地区においては、生活環境保全推進
員と連携して、重点的に巡回指導や各種啓発活動を行う。
重点 ○ 生活環境保全推進員の地域巡回、清掃指導員による啓発・指導活動等により「生
方針
活環境の保全、まちの美化」は着実に進展してきた。
○
№5
○
【平成26年度に向けての課題】
○
○ いまだにポイ捨てや犬ふん放置等は数多く見受けられる。従って、これらを改善
するための意識啓発及びモラル向上に資する取り組みが必要である。
【主要事業】
生活環境保全事業(廃棄物対策課)
ごみステーション設置補助事業(廃棄物対策課)
ポイ捨て・犬ふんマナー向上推進事業(環境生活課)
【部局間連携に向けての対応】
○ 不法投棄の防止、ポイ捨て・犬ふん・放置自転車の抑制を図るため、公園や道路
・山林・河川等の管理者と連携して対応にあたる。
○ 狂犬病予防接種のタイミングを活用して「パトロールボランティア」登録を呼び
かけるなど、健康増進課と連携して取り組みを行う。
○ 職員による「ボランティア清掃」など、全庁あげて『まちの美化』に取り組む。
■公害防止対策の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 生活環境に関する苦情件数は、横ばいの傾向が続いているが、環境調査の結果か ○ 原子力発電所事故に起因する放射線への対策については、放射線量の測定結果を
らも本市の環境は特に悪化の傾向は見られていない。
公表することにより、引き続き市民の不安感の払拭に努める。
○ 環境放射線等に関する問合せや要望はかなり減少しているものの、子どもを持つ ○ PM2.5に関する注意喚起発令時の連絡体制の確立・強化を図る。
親など若干の不安を持つ方もいる。
【主要事業】
○ 微小粒子状物質(PM2.5)に対する健康被害への関心が高まっている。
○ 生活環境対策事業(公害対策)(環境生活課)
○ 生活環境対策事業(環境調査)(環境生活課)
【これまでの成果】
○ 環境放射線調査事業(環境生活課)
○ 公害苦情件数については、年々減少している傾向にある。
○ 放射線に関しては、市政だよりをはじめホームページ等での広報に加え、出前講
【部局間連携に向けての対応】
座の実施により、風評に惑わされず科学的根拠に基づいた情報を提供することで ○ 光化学スモッグ、硫黄酸化物の注意報(警報)、PM2.5(注意喚起)が発令された
重点
、市民の不安払拭につながり、放射線等に関する苦情や要望はかなり減少した。
方針
場合、健康福祉部(こども保育課)から認可保育所やこどもクラブなどの児童福
№6
祉施設へ連絡するほか、庁内各課における関係団体等への連絡、市・警察署・消
防署において広報車による注意を呼びかけるなど、各所属と協力しながら、市民
への迅速な情報提供を行っていく。
【平成26年度に向けての課題】
○ 微小粒子状物質(PM2.5)により大気汚染の状況が悪化した場合については、県や ○ 生活排水、事業系排水に関する苦情や油流出などの水質事故については、建設部
関係機関と連携しながら、適正な対応と連絡体制を整える必要がある。
(下水道課・道路維持課等)農政部(農政課)と連携した対応を行っていく。
○ 農家による籾殻等の焼却などの「野焼き」に対する苦情が増加しているため、近
隣に迷惑がかからないよう、自粛を求めていく必要がある。
○ 放射線については、環境放射線は環境生活課、食品分析、個人被ばく量は健康増
進課、農作物は農政課、公園等は花と緑の課、学校関係は教育委員会等のように
役割分担しながらも、情報交換を密にして取り組んでいく。
○ 農家の野焼きについては、農政課と連携し、自粛に向けた取り組みを進めていく
。
■都市型・生活型公害対策の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 下水道の普及等により、公共用水域の水質調査結果からも、市内全域の水質状況 ○ 市域全体の水質状況の調査を継続して実施するとともに、水質調査の結果を公表
は改善の傾向が見られている。
し、生活排水対策及び水環境保全の重要性について広く市民に啓発する。
重点
【これまでの成果】
【主要事業】
方針
№7 ○ 河川調査の結果からは、公共用水域の水質状況は改善の傾向が見られている。
○ 公共用水域水質調査事業(環境生活課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 下水道未普及の地区などでは、河川等の水質が改善されていないところも多く、 ○ 公共用水域の水質調査を下水道課と区域分けして実施していく。
側溝からの悪臭の原因となるケースもあり、その対応が必要となっている。
○ 市政だよりや環境フェスティバル等で下水道課と連携し、水環境保全の重要性に
ついて、市民への啓発を進める。
資源循環型社会を実現する 長期総合計画 基本施策4-2-1
■ごみの減量とリサイクルの推進・廃棄物の適正な処理
【現状認識】
【重点方針】
○ 東日本大震災以降、一人1日あたりのごみの排出量が増加に転じ、リサイクル率 ○ 一般廃棄物処理基本計画(ごみ処理基本計画)の目標が達せられるよう、町内会
も伸び悩んでいる。
をはじめ、関係団体等と連携し、ごみ減量とリサイクル推進に向けた取り組みを
強化する。
○ ハッピーマンデー制度等の影響により、近年、祝日の収集(燃やせるごみ以外) ○ 各種データの分析、市民との意見交換を通して現ごみ処理基本計画の検証を行う
要望が多く寄せられている。
など次期計画策定に向けた取り組みを開始する。
【これまでの成果】
○ ごみ排出機会の確保と適正排出を推進するため、収集体制を充実させる。
重点
[例]祝日収集の拡充、粗大ごみの毎週収集
○
事業者・消費者団体・市でレジ袋削減協定を更新してごみ減量化を推進したほか
方針
マイバックキャンペーン等の啓発活動を実施した。
№8
○ リサイクルシステムの維持確保するため、廃棄物処理条例にいわゆる「持ち去り
禁止条項」を規定した。
○
○ ごみ減量・リサイクルに対する意識啓発として、体感型の施設見学会を実施した ○
。
○
→「ごみ収集車を追いかけよう」と題し、ごみステーションから処理場までの流
れを一体的に紹介。
【平成26年度に向けての課題】
○ (東日本大震災以降)ごみの排出量は年々増加しており、より一層ごみ減量化を ○
推進する必要がある。
【主要事業】
分別資源物回収事業(廃棄物対策課)
廃棄物収集運搬処理事業(廃棄物対策課)
会津若松地方広域市町村圏整備組合衛生事業負担金(廃棄物対策課)
【部局間連携に向けての対応】
市役所が率先して、(全庁的に)ごみの減量化・リサイクルに取り組む。
■環境負荷の低減や省エネルギーの推進
【重点方針】
○ 「第2期環境基本計画(地球温暖化対策区域施策編)」の市民、事業者等への周
知を図りながら、かかる目標達成に向け一体的に取り組むものとする。
【現状認識】
○ 環境負荷の低減や省エネルギーの推進に取り組むことは、持続的な発展が可能な ○
環境への負荷が少ない資源循環型社会の実現を目指すため、市民と協働で取組み
資源循環型社会の実現において、必要不可欠である。
を進めるとともに制度の見直し等を含め、より効率的で効果的な事業展開を図る
ものとする
重点
【これまでの成果】
【主要事業】
方針
○
市有施設においては、省エネルギー法に基づき、照明や空調等の省エネルギーの
○
地球温暖化対策推進事業(環境生活課)
№9
取組みが進んだ。
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 公共施設のみならず、市域全体での省エネルギー等の取り組みを広げる必要があ ○ 設備改修によりエネルギーの削減を達成するために、財政部門や施設管理担当部
る。
署と一層の連携をしていく。
○ 全施設で管理標準を作成し、施設管理者と連携し、運用面での省エネルギーに努
める。
交通防犯体制を充実する 長期総合計画 基本施策4-3-2
■交通安全体制の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 交通事故発生件数、傷者数ともに経年的に減少しているが、死者数に占める高齢 ○ 「第9次交通安全計画」に基づき、特に高齢者の交通事故を防止するため、交通
安全教室を多く開催し、交通安全意識向上を図る。
者の割合は依然として高く、特に高齢者が関係する交通事故防止が大きな課題で
ある。また、自転車の交通ルールの遵守が求められている。
○ 関係機関と協力し、高校生等を対象に自転車の安全運転向上対策と盗難防止啓発
を実施するなど意識向上を図る。
【これまでの成果】
○ 高齢者の交通事故防止のため、町内会や老人クラブを対象とした交通安全教育の
実施や、高齢者が集まる大型小売店舗に出向き、交通安全啓発を実施した。
重点
方針
№10
○ 自転車を利用する高校生や通勤者に対して、自転車月間や交通安全運動期間等に
自転車ルールの遵守や、自転車ルールの改正内容について、高校や関係機関との
連携のもと、街頭指導を実施した。
【主要事業】
○ 会津若松市交通対策協議会(危機管理課)
○ 通学路の緊急合同点検を昨年に引き続き実施し、警察、教育委員会、道路管理者 ○ 交通安全推進事業(危機管理課)
、学校等が一同に会し、具体的な対策がとられ、通学路の安全確保が図られた。 ○ 交通教育専門員事業(危機管理課)
○ 交通安全市民大会とパレードを同時開催し、また、警察署・消防署等と連携し「
安全安心フェア」を開催するなど、市民への交通安全意識の向上を図った。
【部局間連携に向けての対応】
【平成26年度に向けての課題】
○ 「第9次交通安全計画」に基づき道路交通環境の整備や、交通安全思想の普及徹
底について建設部・教育委員会と連携を図っている。
○ 高齢者が依然として交通事故被害にあう件数が多く、また加害者となるケースも
見られることから、高齢者交通安全教室の充実や、「高齢者を交通事故から守る ○ 建設部・教育委員会と連携し、「通学路交通安全プログラム」を策定し、それに
日」の啓発を継続し、交通安全意識の普及を図っていく必要がある。
基づき合同点検や対策を実施していく。
■防犯対策の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 刑法犯認知件数は、経年的に減少傾向にあるが、「自転車盗」と「万引き」は依 ○ 犯罪を未然に防ぐため、市民意識の啓発と関係機関・団体と連携した防犯活動の
然として発生件数が多く、重点的な対策が必要である。
充実を図る。
○ なりすまし詐欺の被害が増加している。
○ 防犯対策として公設防犯灯を設置・管理する。また、町内会からの要望が高い防
犯灯の設置補助金に対して予算を増額し、地域への支援を推進するとともに、L
ED防犯灯の利点を広報していく。
○ 現在、市域に暴力団事務所はないが、依然として毎年一定数の暴力団員による詐
欺や、暴行事件等が発生し、市民が被害を受けている。
○ 「会津若松市暴力団排除条例」のもと、市民や関係機関等と連携し、暴力団排除
意識の高揚を図る。
○ 町内会管理防犯灯の老朽化が進み、LED防犯灯への切替を進める町内会が多く、
重点
防犯灯設置補助金の申請が増加している。
方針
【主要事業】
№11
【これまでの成果】
○ 防犯推進事業(危機管理課)
○ 刑法犯認知件数、特に「自転車盗」「万引き」が、前年比較で減少した。
○ 防犯灯設置等事業(危機管理課)
○ 「会津若松市暴力団排除条例」に伴い小中学校での暴力排除の教育も実施してお ○ 暴力追放会津若松市民会議事業(危機管理課)
り、また、暴力根絶県大会において、功労者・団体の表彰がおこなわれた。
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 刑法犯発生件数のうち初発型犯罪の「自転車盗」「万引き」が、全体の約3割を占 ○ 公設防犯灯を通学路に新設するにあたっては、地域からの要望を踏まえ、教育委
めており、街頭での「ツーロック」啓発など防犯意識の高揚が必要である。
員会・市立小中学校との協議を行っている。
○ なりすまし詐欺を未然に防止するため、広報紙や市HPによる広報活動や、高齢 ○ 会津若松市暴力団排除条例に基づき、児童・生徒等に対する教育を、教育委員会
者関係団体との連携した啓発が必要である。
と連携し実施している。 消費者保護体制を充実する 長期総合計画 基本施策4-3-3
■消費者保護の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 消費生活に関する問題が複雑多様化している中、賢い消費者としての自立を促す ○ 高齢者をはじめとした弱者を狙った振り込め詐欺による被害やインターネット関
とともにさまざまなトラブルに対応することは、市民が安全な消費生活を送るた
連の消費者トラブル等の未然防止を図るため、積極的な情報提供や啓発活動に取
めに重要である。
り組む。
○ 複雑多様化した相談内容に適切に対応するため、相談員の知識や技術の向上を図
る。
【これまでの成果】
○ 消費生活センターとして問題解決のための助言やあっせん等を行い、市民の不安 ○
重点
解消に努めた。
方針
№12 ○ 問題の未然防止を図るため、若年層への啓発を強化した。
○
【平成26年度に向けての課題】
○ 複雑多様化する消費者トラブルに的確に対応するため、消費生活センターとして
の機能及び相談体制の質的充実に努めるとともに、関係機関等との連携のもと消 ○
費者の安全・安心の確保を図っていく必要がある。
問題の未然防止や解決に向け、関係機関と緊密な連携を図っていく。
【主要事業】
消費者保護(環境生活課)
【部局間連携に向けての対応】
多重債務者対策庁内連絡会議の一層の充実を図り、庁内関係各課との連携をより
密接なものとし、債務整理はもとより生活再建への支援を強化していく。
○ 自立した消費者の育成や消費者被害等を未然に防止するため、より効果的な啓発
活動を実施する必要がある。
■市民相談の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 市民からは、民事・家事的トラブルに関する相談や行政への苦情や要望など、さ ○ 弁護士による法律相談や、司法書士や土地家屋調査士による登記相談など市民に
まざまな相談が寄せられている。
身近な相談窓口を確保する。
○ 人権擁護委員の活動を支援する。
重点
【これまでの成果】
方針
【主要事業】
№13 ○ 無料法律相談や、各種団体の協力による専門相談会を開催し、市民の不安解消に
努めた。
○ 市民相談(無料法律相談・一般相談)(環境生活課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 申込者すべての相談に応じられない場合があるため、他機関と連携を図りながら ○ 他課主催事業等において人権啓発パンフレット等を配布するなど、機会を捉えた
、相談内容に適した専門相談会の利用を促していく。
周知活動を実施していく。
地域情報化を推進する 長期総合計画 基本施策4-4-1
■ICTを活用した情報交流の促進
【現状認識】
【重点方針】
○ 行政手続きにおける特定個人を識別するための番号の利用等に関する法律(番号 ○ 番号法の実施に向けて、既存住基システムの改修を進める。
法)が国会で成立し、平成27年度から運用が開始される。
【これまでの成果】
【主要事業】
重点
方針 ○ 既存の住民基本台帳電算システムの改修が必要なため、平成26年度当初予算にお ○ 個人番号カード交付事業(市民課)
№14
いて、システム改修費用の予算措置を行った。
○ 【平成26年度に向けての課題】
個人情報やプライバシ-の保護に万全の体制を取る必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ 社会保障、税、防災分野等の事務における基盤として活用を図るため、情報政策
課及び関係課と連携を図り、事務への影響等について調査を行いながら、行政の
効率化等を実現していく。
総合的かつ計画的な都市づくりを推進する 長期総合計画 基本施策5-2-1
■住居表示整備事業の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 分かりやすい住居表示へ整備することは、市民生活の利便性向上につながるため ○ 第24次住居表示整備事業の実施地区の選定を行う。
、町名等の変更について各地区から要望されている状況にある。
【これまでの成果】
【主要事業】
○ 住居表示整備事業基本計画(平成21年2月改訂版)に基づき、2箇所の住居表示整 ○ 住居表示整備事業(市民課)
備事業を実施した。
重点
(第22次 実施日:平成22年8月23日 新町名:八角町、飯盛三丁目)
方針
(第23次 実施日:平成25年8月19日 新町名:対馬館町)
№15
【部局間連携に向けての対応】
【平成26年度に向けての課題】
○ 実施にあたっては、税や公共料金をはじめとする市が保有する各種電算システム
の住所変更処理や実施日の設定について調整が必要であることから、関係課と事
○ 第24次住居表示整備事業の実施地区選定にあたっては、対象となる地域住民の意
前に協議を進める必要がある。(関係課:税務課、健康増進課、会津図書館、水
向を確認しながら事業を進める必要がある。
道部、国保年金課)
○ 現基本計画に定める評定A地区の整備が進んできていることや、門田町飯寺地区
全体の整備を進めていくにあたり、住居表示整備事業基本計画の見直しを検討す
る時期にきている。
地域コミュニティを活性化する 長期総合計画 基本施策6-3-2
■コミュニティ組織の育成
【現状認識】
【重点方針】
○ 都市構造の変化、生活様式の変化や価値観の多様化などにより、住民間の結びつ ○ 住民相互のコミュニケーションや地域での問題解決など、町内会活動の担う役割
きが希薄化し地域社会の機能低下が懸念されているところであるが、東日本大震
は非常に重要であり、それらの活動を継続して支援していくとともに、地域コミ
災において地域コミュニティの重要性が今まで以上に認識されている状況にある
ュニティの活性化のための施策等について検討し、実施していく。 。こうした中、住民相互のコミュニケーションを図り、活力ある住みよい地域社
○ 町内会交付金の交付の趣旨をさらに周知徹底し、町内会交付金が町内会の円滑な
会の実現を目指すためには、町内会が果たす役割は重要である。
運営や、活動の活性化につながるよう努めていく。
【これまでの成果】
重点 ○ 地域のコミュニティ組織や活動を支援し、住民との協力関係の推進を図るため、
方針
市区長会や関係各課と連携しながら地域の現状や課題を把握、整理してきた。
○
№16
○
【平成26年度に向けての課題】
○
○ 住民相互のコミュニケーションを円滑化し、活力ある住みよい地域社会の実現を
目指すためには、区長会及び町内会活動を活発化するための支援を強化していく
必要がある。
○
○ 町内会交付金の取り扱いについての相談や意見が寄せられているため、交付の趣
旨を周知徹底する必要がある。
【主要事業】
町内会活動事業(環境生活課)
区長会補助事業(環境生活課)
市民憲章推進事業(環境生活課)
【部局間連携に向けての対応】
地域コミュニティの活性化を図るため、市区長会や関係各課と連携しながら、町
内会の活動の活性化と組織強化について、地域の実態把握に努め、地域の自主性
と主体性に考慮しながらも地域コミュニティの活性化が図られるよう市としての
役割や支援のあり方について検討する。
■コミュニティ活動施設の整備
【現状認識】
【重点方針】
○ 地域コミュニティの活性化を促進するためには、地域コミュニティ活動の拠点と ○ コミュニティ活動の拠点であるコミュニティセンター等の修繕・改修・備品の更
なる施設整備は、不可欠であり、住民からの要望も高まっている。
新を計画的に実施し適切な運営・管理に努めるとともに、コミュニティセンター
を拠点とした地域活動や住民相互の交流を活発化させるための啓発活動等につい
て学び、地域社会の連帯意識、自治意識の高揚を図る。また、地区の活動拠点で
【これまでの成果】
ある集会所の整備を支援していく。
○ 地域の活動拠点として、コミュニティセンターの良好な管理・運営に努めコミュ
ニティ活動の推進に寄与することができた。また、地域の集会所整備の支援を実
重点
【主要事業】
施した。
方針
○ 集会所整備補助事業(環境生活課)
№17
○ コミュニティセンター運営事業(環境生活課)
【平成26年度に向けての課題】
○ コミュニティセンター活性化事業(環境生活課)
○ 地域コミュニティ活動の拠点となるコミュニティセンターについては、各センタ
ー間の情報共有や学習会の開催などにより、活性化並びに利活用促進に向けて啓
【部局間連携に向けての対応】
発に取り組むとともに、年次計画による施設の計画的な維持管理、機能充実が必
○ 地域コミュニティセンターが地域コミュニティの活性化のために積極的な利用が
要である。
されるよう指定管理者と連携しながら、地域防災計画や地域福祉計画におけるコ
ミュニティセンターの位置づけを明確にしていく。
効率的で効果的な行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-2-1
■効率的で適切な行政運営の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 原子力発電所事故により本市で3,000人を超える方が避難生活を送っているが、避 ○ 避難者に対する生活支援については、原発避難者特例法に基づき、適切に対応す
難生活は長期化する可能性もある。
る。
○ 住基カードの普及が進んでいる状況からコンビニ交付の潜在的ニーズは高いと思 ○ 簡単ゆびナビ窓口事業の実施により、市民の利便性向上、窓口混雑の緩和等、窓
われる。
口サービスの拡大・充実を図る。
○ 斎場の管理運営については、将来に向け効率的かつ安定的に業務が遂行できるよ
○ 自動交付サービスの利用者拡大を図るため、住基カードの普及に努める。
うに検討を進めていく必要がある。
○ 斎場運営のあり方については、附帯業務の見直しを含め、将来に向け効率的かつ
安定的に業務が遂行できるよう検討を進める。
【これまでの成果】
○ 原発避難者特例法に基づき、避難住民に対し一定の行政サービスを提供した。
○ 避難元自治体の意向を尊重しながら、原発避難者向け災害公営住宅建設への協力
重点
などの支援を行った。
○
方針
№18 ○ 住基カードの有効枚数が約13,000枚(平成26年2月末現在)となり、住基カード ○
普及率、証明書のコンビニ交付率ともに着実に上昇した。
○
コンビニ交付サービスを利用できる店舗が拡大されたとともに、平成26年2月か
○
○
ら、コンビニ交付サービスのメニューに戸籍事項証明書が追加された。
○
○ 斎場運営については、将来の運営方法の見直しに着手するとともに、霊柩車や祭
壇運搬等の附帯業務の見直しに向けて、パブリックコメント等を実施した。
また、当面の人的対応としては、再任用職員退職に伴う代替に任期付職員を採用
○
した。
【主要事業】
避難者生活基盤づくり支援(危機管理課)
自動交付サービス事業(市民課)
住民基本台帳事務(市民課)
住民基本台帳ネットワークシステム事業(市民課)
斎場運営(市民課)
【部局間連携に向けての対応】
原発避難者特例法に係る情報を、適宜、関係課に提供する。
○ 簡単ゆびナビ窓口事業の実施にあたっては、市民課、各市民センター、各支所と
の連携を図り、均衡の取れたサービスの提供に努める。
【平成26年度に向けての課題】
○ 斎場運営については、人員体制等について関係課と緊密な連携を図る必要がある
。
○ 斎場の附帯業務の見直しにあたっては、経済的に困っている方に対して、現行の
サービスと同程度の経済的負担で対応できる新たな制度設計が必要である。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
防災対策事業
(危機管理課)
1
公共施設防災機能整備事業
(危機管理課)
消防団管理運営事業
(危機管理課)
2
消防施設整備事業
(危機管理課)
行政評価
報告書
ページ
168
168
169
169
環境基本計画推進事業
(環境生活課)
事業概要
新たな地域防災計画を策定し、家庭用防災カルテ作成配布、関係機関との総合的な防災システムの構築、要配慮者支
援の推進、防災訓練の改善や緊急時情報連絡体制の整備など、市民との協働による防災体制の充実を図る。
災害時の避難者の受け入れ施設の整備や、地域住民への情報提供・情報収集等の防災機能の強化を図るため、公共施
設に災害時に備えた太陽光発電設備や通信設備などを整備する。
消防団の装備品や資機材を充実させるとともに、団員の任免・福利厚生等の事務を処理する。また、今後の消防団の
組織体制のあり方を検討する。
消防団の施設の維持・更新を行うとともに、消防水利確保のため消火栓等の整備を行う。また、消防施設整備の今後
のあり方について検討する。
平成26年度を初年度とする「第2期環境基本計画」を、市民や事業者に対して周知し、市民協働による環境対策に取り組
む。また、基本計画の目標達成のため、再生可能エネルギーの普及促進、小水力発電の適地調査等を検討する。
さらに、これまで通り「会津若松市の環境」を、本市の環境に対する理解を深め、環境保全意識の啓発に役立てられる
よう、市のホームページや出前講座等による効果的な活用を図る。
156 新エネルギー推進事業
(環境生活課)
12,661
2,512
126,797
76,008
3,145
市の施設等に新エネルギー(再生可能エネルギー)を利用した設備の導入を推進し、先導的な役割を果たしていくと
ともに、住宅用太陽光発電システム設置補助制度により、一般家庭における導入を促進する。
また、市政だよりや市ホームページ、環境教室、出前講座等の開催により、市民・事業者に広く周知し、導入の促進
を図る。
156
3
予算額
(千円)
地域版環境マネジメントシステム
事業
(環境生活課)
4,212
環境マネジメントシステムの手法を取り入れながら、学校生活、家庭生活、事業所での取り組みをそれぞれの役割に
応じた事業を実施し、地域から省エネ、省資源等の環境保全活動を実施する。
156
111
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
猪苗代湖環境保全推進事業
(環境生活課)
157
事業概要
猪苗代湖環境保全推進連絡会及び猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境保全対策推進協議会等の事業により、猪苗代湖及び流
入水系の水環境保全活動及び啓発活動を実施する。また市推進計画において、関係各課と連携し環境保全に努める。
具体的事業:ビーチクリーナーによる湖岸清掃、水環境保全活動実施団体等への支援事業、猪苗代湖岸のボランティ
ア清掃など
予算額
(千円)
1,545
4
野生生物生息環境保全事業
(環境生活課)
市内に生息する野生生物の生息状況を把握し、出前講座や自然観察会、ホームページで情報提供を行う。
157
78
生活環境保全推進員・不法投棄監視員を各地区に配置し、ポイ捨てや不法投棄防止に係る指導・啓発活動を行う。
また、屋外に飲料水等自動販売機を設置する場合は、届出の際、回収容器の設置を義務付ける。
更に、各地区の「環境美化推進協議会」に補助金を交付することにより活動を支援する。
生活環境保全事業
(廃棄物対策課)
160
5
ごみステーション設置補助事業
(廃棄物対策課)
ポイ捨て・犬ふんマナー向上推進
事業
(環境生活課)
生活環境対策事業(公害対策)
(環境生活課)
生活環境対策事業(環境調査)
(環境生活課)
160
160
160
160
7,327
衛生的で機能的なごみステーションの設置を図るため、ごみステーションを設置又は改修する町内会に対し、補助金
を交付する。
市生活環境の保全等に関する条例に規定されている禁止事項(ポイ捨て、犬ふん放置等)の周知徹底のため、関係機
関、関係団体及び市民が協働で、ポイ捨て・犬ふんに関するモラル・マナーの向上に取り組み、美しく住み良いまち
づくりを目指す。
市民から寄せられる公害や生活環境の悪化に関する苦情、水質事故などに対応し、現地調査及び原因の特定を行い、
発生源者に対する適正な指導等を行う。
公害や生活環境の悪化の未然防止及び市内の環境基準達成状況を把握し、今後の環境対策に資するため、騒音調査、
非飲用地下水調査、悪臭調査を実施する。
2,000
55
103
3,298
6
環境放射線調査事業
(環境生活課)
専門家(会津若松市放射線管理アドバイザー)による助言を受けながら、市内の環境放射線量測定結果の定期的に公
表することにより、市内の安全を確かめる。
また、アドバイザーをはじめ、放射線に関する様々な情報を収集し、出前講座など、分かりやすい形で市民に伝え
160 ることで、市民の安心を図る。
178
重点方針
番号
7
事務事業名
(担当課)
公共用水域水質調査事業
(環境生活課)
分別資源物回収事業
(廃棄物対策課)
8
廃棄物収集運搬処理事業
(廃棄物対策課)
会津若松広域市町村圏整備組合衛
生事業負担金
(廃棄物対策課)
行政評価
報告書
ページ
161
164
164
調査を実施し、その水質調査の結果をもとに、生活排水対策の実践を呼びかけ意識啓発を図ることで、河川水質の向
上を目指す。
容器包装リサイクル法に基づき、一般廃棄物から排出される資源物(古紙、かん、びん、ペットボトル及びプラスチ
ック製容器包装)の分別収集を実施する。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律並びに一般廃棄物処理基本計画後期計画等に基づき、本市区域内において発生す
る一般廃棄物を適正に処理する。
164
256,106
301,168
市役所の全ての施設について、温室効果ガス排出量の把握、削減目標、取組内容、組織体制及び公表を規定した「地
球温暖化対策推進実行計画(第2期)」さらには、市域全体から排出される温室効果ガス排出量を推計し、削減目標
を定める「地球温暖化対策区域施策編」に基づき、温室効果ガス排出量の抑制に努める。
19
会津若松市交通対策協議会に負担金を交付し、第9次会津若松市交通安全計画に基づき、各行政機関や関係団体との
連携を図りながら、市民大会・交通安全パレードの開催や、交通安全啓発事業などを継続的に実施することにより、
172 交通安全意識の向上と交通環境の改善を図っていく。
112
交通安全を推進するため、会津若松地区交通安全協会、市交通安全母の会連合会の活動に対し支援する。また、各季
の交通安全運動期間を中心に交通安全意識の高揚を図る。
交通安全推進事業
(危機管理課)
172
10
73
892,899
165
会津若松市交通対策協議会
(危機管理課)
予算額
(千円)
会津若松地方広域市町村圏整備組合にごみ及びし尿等の処理量に応じて負担金を支払う。
地球温暖化対策推進事業
(環境生活課)
9
事業概要
交通教育専門員事業
(危機管理課)
1,015
市内16箇所の通学路において、朝の立哨を通し児童生徒・通勤者を交通事故から守っている。また、各保育所・幼稚
園・小学校・町内会・老人クラブ等の交通安全教室で講師となり交通安全思想の普及を図っている。
172
5,899
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
防犯推進事業
(危機管理課)
11
防犯灯設置等事業
(危機管理課)
暴力追放会津若松市民会議事業
(危機管理課)
消費者保護
(環境生活課)
12
13
14
15
市民相談(無料法律相談・一般相
談)
(環境生活課)
173
173
172
事業概要
会津若松地区防犯協会連合会に負担金を交付し、会の円滑な発展を推進し、防犯活動を支援する。防犯思想の高揚と
犯罪を未然に防止することに寄与する。
町内会で設置する防犯灯について、設置工事費及び電気料金の一部を補助する。また、町内会区域外の通学路を対象
に公設防犯灯を設置し、維持管理する。
あらゆる暴力行為を根絶し平和で住みよいまちづくりを実現するため、暴力追放会津若松市民会議に負担金を交付し
、市民会議の事業を支援する。
賢い消費者としての基礎知識の習得を目指し、消費生活講座や出前講座等を実施する。
広報や啓発により消費者トラブルの未然防止に努める。
176 専門の消費生活相談員による消費生活センターを設置し様々なトラブルの相談に対応する。
176
行政に関すること、民事一般的な相談については職員が常時対応する。
専門的な相談については、弁護士による法律相談、司法書士及び土地家屋調査士による登記相談などを実施している。
予算額
(千円)
1,746
19,491
300
6,676
652
個人番号カード交付事業
(市民課)
行政手続きにおける特定個人を識別するための番号の利用等に関する法律(番号法)に基づく、個人番号の付番、通
知、更には個人番号カードの交付に向けた準備を進める。
180 平成26年度においては既存住基システムの改修を進める。
23,328
住居表示整備事業
(市民課)
住居表示整備事業基本計画に基づき、住居表示に関する法律に即した分かりやすい住居表示整備事業の実施、住居表
示台帳の整備及び街区表示板等の維持管理を行う。
190 平成26年度は、第24次住居表示整備事業の実施地区の選定を行う。
1,336
町内会活動事業
(環境生活課)
16
行政評価
報告書
ページ
区長会補助事業
(環境生活課)
市民憲章推進事業
(環境生活課)
224
224
224
行政と市民のパイプ役として区長を委嘱し、市の作成する広報紙の配布やその内容の周知徹底、各種調査の実施等に
より、市民福祉の増進と市政との円滑な協力関係を推進する。
全市における環境美化推進事業や各種研修会、広報活動など、区長会活動を円滑に運営し、地域振興につなげるため
補助金を交付する。
「会津若松市民憲章」を周知、推進することによって、市民のまちづくりに対する意識の高揚を図るために、その推
進団体である市民憲章推進委員会を支援する。
43,572
5,396
517
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
集会所整備補助事業
(環境生活課)
事業概要
町内会等の集会所整備に係る経費の一部を補助する。
224
17
コミュニティセンター運営事業
(環境生活課)
コミュニティセンター活性化事業
(環境生活課)
避難者生活基盤づくり支援
(危機管理課)
4,311
コミュニティセンターの適切な維持管理を図る。
224
32,926
コミュニティセンターの利用促進を図るための啓発活動を実施する。
224
100
東日本大震災により、大熊町をはじめとした浜通り等の自治体から多くの住民が本市で避難生活を送っている。
原発避難者特例法においては、住民票を異動しなくても避難先(自治体)で行政サービスを受けられると規定されて
おり、同法に基づき適切な対応を図る。
また、避難元自治体の意向を尊重しながら、長期避難者等の生活拠点形成(原発避難者向け災害公営住宅への協力等
243 )への支援を継続していく。
338
自動交付サービス事業
(市民課)
住民基本台帳カードを利用した証明書の自動交付(コンビニ交付)を行い、市民の利便性の向上、窓口混雑の緩和等
を図るとともに電子自治体の実現を目指す。
242
18
住民基本台帳事務
(市民課)
20,827
住民基本台帳法に基づき、住民に関する事務の管理及び執行を行い、住民の利便性の増進を図る。
簡単ゆびナビ窓口事業の実施により、市民の利便性向上、窓口混雑の緩和等、窓口サービスの拡大・充実を図る。
241
住民基本台帳ネットワークシステ
ム事業
(市民課)
予算額
(千円)
242
斎場運営
(市民課)
7,349
住民基本台帳法に基づき、全国共通の住民情報のネットワークシステムを構築し、広域交付住民票の発行、公的機関
へのオンライン申請など、住民サービスの向上及び行政事務の簡略化・効率化を図る。
平成26年度はシステム機器の更改を行う。
11,120
墓地、埋葬等に関する法律に基づく火葬業務や霊柩自動車の運行及び祭壇の貸付業務等を行う。斎場の管理運営について
は、将来に向け効率的かつ安定的に業務が遂行できるよう、平成26年度においては、附帯業務の見直しを含め、今後の管
理運営のあり方について検討を進める。
242
47,610
平成26年度 健康福祉部 行政運営方針
健康福祉部長 岩
健康福祉部長 岩 澤
澤俊
俊典
典
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 人口の減少や少子高齢社会など社会環境の変化に対し適切かつ総合的に対応するため、第6次長期総合計画に位置付けた施策や事業等を通して、生活習慣病の予防など
健康づくりの推進、障がい者に係る地域生活支援の円滑な実施、さらには生活保護受給者の自立支援に努め、『健やかで思いやりのあるまちづくり』を推進する。
また、介護保険事業の充実、国民健康保険事業に係る運営の健全化を図るとともに、感染症対策の推進と地域医療体制の充実に努める。
【具体的事項】
① 子育てに関する意識改革や就労・生活環境の充実など、子育てをみんなで支えるまちづくりを推進する。
② 高齢者がいつまでも住み慣れた地域で生きがいをもって生活できるよう、地域社会に積極的に参加できる仕組みを充実する。
③ 介護や支援を必要とする高齢者に対して、個人としての尊厳を保持しながら自立した高齢期を過ごすことが可能となるよう支援する。
④ 市民、各種団体等及び行政が、より多様化する地域における生活課題を共有するとともに、相互の連携・協働を通して地域福祉を推進する。
⑤ 障がいの有無にかかわらず、人としての個性や人格を尊重し、日常生活や社会参加の機会が確保された、社会における障壁がないような共生社会づくりを推進する。
⑥ 生活保護受給者や生活保護に至る前の生活困窮者等の自立に向けた支援体制を強化する。
⑦ 誰もが健康で生き生きと暮らすことができるよう、健康づくりを推進する。
⑧ 市民が安心して生活できるよう、衛生的な環境を確保するとともに、感染症については予防の徹底及びまん延防止を図る。
⑨ 市民が、安心して医療を受けることができるよう、救急時の医療対応を含めた医療体制の充実を図る。
⑩ 今後予定されている、国民健康保険の県単位化の動向を的確に捉えながら、安定的な医療保険制度の運営を図る。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
少子化対策を推進する 長期総合計画 基本施策1-1-1
■計画的な少子化対策の推進
重
点
方
針
№1
【現状認識】
【重点方針】
○ 少子化対策については、子ども・子育て支援新制度の本格的な施行に向けて、 ○ ニーズ調査の結果や「子ども・子育て会議」の意見を十分に踏まえながら「子
市民や事業者への十分な周知を含め、制度変更に対する迅速かつ万全な対応を期
ども・子育て支援事業計画」を策定する。
するとともに、「あいづわかまつこどもプラン(後期行動計画)」を踏まえ、子
どもが健やかに成長できる環境づくりが必要である。
○ 老朽化などの課題を有する公立保育所、公立幼稚園、こどもクラブ、児童館な
どの施設については、法・制度や社会経済情勢、市民ニーズの変化及び全市的な
【これまでの成果】
視点での公共施設の配置状況などを踏まえ、今後のあり方や方向性を検討する。
○ 平成25年6月議会において「子ども・子育て会議条例」を制定し、同年8月
に会議を設置した。子育て当事者等の参画のもと、平成25年度は会議を3回開
催した。
【主要事業】
○ あいづわかまつこどもプラン(後期行動計画)の推進(こども家庭課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 「子ども・子育て会議」では、既存の「あいづわかまつこどもプラン(後期行 ○ 子ども・子育て支援事業計画策定事業(こども保育課)
動計画)」などの検証等を含め、支援事業計画策定に向けて本格的な審議を開始
する必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ 新制度の本格施行が平成27年4月予定であることから、国の動向を注視する ○ 子ども施策の関係課により構成する次世代育成支援行動計画検討会議において
とともに、自治体として迅速な対応が求められる。
、あいづわかまつこどもプランの進行管理を行う。
■子どもが健やかに成長できる環境づくり
【現状認識】
【重点方針】
○ 少子化対策を推進する上で、経済的負担や身体的・精神的負担の軽減を含め、 ○ 子育てをしやすい環境づくりには、行政のみならず地域や家庭との緊密な連携
安心して子どもを産み育てられる環境づくりは重要である。また、児童虐待等の
が必要であり、その強化に努めていく。
問題を抱える家庭は、増加の傾向にある。
【これまでの成果】
【主要事業】
重
点 ○ 子ども医療費助成については、県の事業を受け、平成24年10月診療分から ○ 子ども医療費助成事業(こども家庭課)
方
18歳までに対象年齢を拡大した。
○ 児童虐待防止対策事業(こども家庭課)
針
№2 ○ 要保護児童対策については、要保護児童対策地域協議会との連携を図りながら ○ ファミリー・サポート・センター事業(こども家庭課)
支援体制の強化に努めた。また、管理システムの導入により情報の一元化を図り
迅速な支援体制を構築できるよう取り組んだ。
【部局間連携に向けての対応】
○ 要保護児童対策地域協議会においては、部局間及び関係機関との情報共有や連
【平成26年度に向けての課題】
携が図れるよう、会議・研修を開催した。
○ 平成26年度より子育てに不安を抱える家庭等に市民ボランティアが訪問する
「ホームスタート事業」を開始することから、既存の支援策との連携した取り組
みが必要となる。
■保育の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 出生数は減少傾向にあるが、共働き家庭の増加等により保育所入所希望児童は ○ 子育てしやすい環境の整備に向けては、国の待機児童解消加速化プランを積極
年々増加しており、潜在的待機児童も増加している。
的に利用しながら、潜在ニーズを含めた待機児童の解消を進める。
○ 北会津地区認定こども園の整備を進める。
【これまでの成果】
重 ○ 平成25年度には私立認可保育所で40名の定員増を図るとともに、認定こど
も園で満1歳からの受け入れを行うよう取り組んだ。
点
方
針 ○ 北会津地区認定こども園については、保護者や地区の代表者等による整備懇談
会のほか、各種説明会を開催し、事業に係る意見をいただくとともに、整備用地
№3
の土地売買契約を締結した。
【平成26年度に向けての課題】
○ 幼保連携型認定こども園に移行する私立幼稚園への支援を行っていくほか、幼
稚園や認定こども園が実施する長時間預かり保育の運営に対する支援を行う。ま
た、関係事業者等と認定こども園への移行や定員増に向けた検討・協議を行う。
【主要事業】
○ 保育所運営委託(こども保育課)
○ 北会津地区認定こども園整備事業(こども保育課)
【部局間連携に向けての対応】
○ 北会津地区認定こども園の整備については、今後は、整備運営手法の決定及び ○ 保育環境の充実に向けては、幼保一体化の視点から教育委員会との調整を行っ
敷地の造成設計に取り組む必要がある。
ていく。
■放課後児童の健全育成
重
点
方
針
№4
【現状認識】
【重点方針】
○ 共働きの世帯の増加等によりこどもクラブ利用希望者は増加し、地域により待 ○ 小学6年生まで対象が広がる「こどもクラブ」については、各小学校や教育委
員会等の協力・理解を得ながら、必要な施設整備を行う。
機児童が発生している状況にある。また、子ども・子育て支援新制度の施行に伴
い、平成27年度からは対象年齢が小学6年生まで拡大される予定であり、施設
○ 「子ども・子育て支援新制度」の施行を踏まえ、受益者負担のあり方を検討す
の拡充が急務となっている。
る。
【これまでの成果】
○ 待機児童の解消を図るため、平成26年度において慈光こどもクラブを分割し ○ 市直営のこどもクラブについては、段階的な民間委託について検討する。
城南第一・城南第二こどもクラブの設置による30名の定員増に取り組んだ。
【主要事業】
【平成26年度に向けての課題】
○ 平成27年4月からの年齢拡大に向け、施設の整備や委託先の調整を図る必要 ○ 児童健全育成事業(こども保育課)
がある。
○ 子ども・子育て支援新制度の施行に伴うこどもクラブの設置・運営基準や利用
【部局間連携に向けての対応】
者負担等について、国の基準を踏まえた検討を行うとともに、ニーズの高い開所 ○ こどもクラブの施設の充実に向けては、学校施設の活用等について教育委員会
時間の延長についても検討する必要がある。
との調整を行っていく。
■ひとり親家庭への支援
【現状認識】
【重点方針】
○ ひとり親家庭等の児童の健全育成を図るためには、経済的負担の軽減による生 ○ ひとり親家庭等の生活基盤の安定支援策、自立に向けた就労支援施策の取り組
活の安定と自立の促進が必要である。
みを強化していく。また、生活支援の充実のため、新たな母子生活支援施設の整
備を推進する。
【これまでの成果】
【主要事業】
重 ○ 平成25年度に県から移管された就職に必要な資格取得の支援を行う母子家庭
自立支援給付金事業を開始し、自立支援に努めた。
点
○ 母子生活支援施設運営事業(こども家庭課)
方
針 ○ 老朽化等により休所中の母子生活支援施設すずらん寮に代わる施設を民設民営 ○ ひとり親家庭医療費助成事業(こども家庭課)
化により整備することを決定し、事業者を決定した。
№5
○ 母子家庭自立支援給付金事業(こども家庭課)
【平成26年度に向けての課題】
○ ひとり親家庭への自立支援として、ひとり親家庭の傷病による生活の困窮を防
【部局間連携に向けての対応】
止するため、ひとり親家庭医療費助成の窓口負担の軽減に向けた手法を検討する ○ 教育、雇用、住宅等の関係部局及び関係機関と連携を図り、ひとり親家庭等の
必要がある。
自立に向けた支援を行う。
○ 新たな母子生活支援施設が社会福祉法人により整備されるにあたり、充実した
支援体制が構築されるよう支援する必要がある。
高齢者の生活環境を充実する 長期総合計画 基本施策1-2-1
■高齢者の生きがいづくりの推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 団塊の世代が高齢期を迎えるなど、今後とも高齢社会が進行することから、高 ○ 地域における高齢者の見守り・支え合い推進の視点を踏まえ、高齢者が住みな
齢者が健康で生きがいをもって生活できる環境の整備がより重要となってきてい
れた地域で安心して暮らし続けることができるよう支援する。
る。
重
点
方
針
№6
○ 地域コミュニティの担い手として、高齢者の積極的な社会参加が求められてい
【主要事業】
る。
○ 老人クラブ活動活性化推進事業(高齢福祉課)
○ 地域支援ネットワークボランティア事業(高齢福祉課)
【これまでの成果】
○ 老人クラブの団体数・会員数の減少に対応するため、組織の活性化と会員の確
保等に向けた取り組みを実施した。
【部局間連携に向けての対応】
○ ボランティア登録者を増やすべく、市政だより・FMあいづ・わくわく学園等 ○ 高齢者を対象とするスポーツ・レクリエーション活動や教養講座は、各所属に
で周知活動を実施した。
おいても取り組まれていることから、積極的に参加できることができるよう、担
当課と連携を図り適切な情報の提供に努める。
【平成26年度に向けての課題】
○ ボランティア登録者の確保。
○ 老人クラブの団体数及び会員数の確保。
介護関連サービスを充実する 長期総合計画 基本施策1-2-2
■介護サービスの適切な提供
重
点
方
針
№7
【現状認識】
【重点方針】
○ 高齢者がいきいきと暮らせる地域社会の実現に向け、予防体制の充実や介護保 ○ 介護保険制度は導入から14年が経過し、制度も定着化が図られたことから、
険事業の充実等により適切な介護関連サービスの提供が必要である。
介護サービスの質的向上を重点的な課題として、質の高いサービスの確保の取り
組みを強化する。
【これまでの成果】
○ 介護保険制度の質の高い介護サービスの提供を図るため、ケアプランの点検・
縦覧点検等の介護給付適正化事業に取り組むとともに、「自立支援につながる住
【主要事業】
宅改修の推進」講演会等を開催した。
○ 介護保険特別会計事業(介護保険給付事業)(高齢福祉課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 高齢者がいつまでも住み慣れた地域で生きがいをもって生活するための指針と
【部局間連携に向けての対応】
なる「高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画」について、現計画の取組状況 ○ 高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画策定にあたっては、関係課長会議、
や高齢者を取り巻く環境等の変化を十分に踏まえながら、新たな計画の策定に取
担当者会議等連携を図り取り組む。
り組む必要がある。
■介護予防の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 高齢化が進行していくなか、介護予防及び要介護状態の重度化を防止するため ○ 介護予防や相談体制の強化を図るため、地域の特性に対応した包括的支援事業
の取組みを推進し、高齢者が住み慣れた地域で可能な限り自立した生活を送るこ
(地域包括支援センター)を推進する。
とができるよう支援する必要がある。
○ 認知症地域支援推進員を中心に、医療や介護等の支援機関の連携を強化し、地
域における認知症の人とその家族の支援体制の構築を推進する。
○ 今後ますます認知症高齢者の増加が見込まれることから、認知症高齢者支援施
策の推進が必要である。
【これまでの成果】
【主要事業】
重 ○ 高齢期になってからの介護予防を推進するために、様々な介護予防事業を実施 ○ 包括的支援事業(地域包括支援センター)(高齢福祉課)
点
し、実施回数及び参加者数が増加するなど、市民の介護予防に対する関心が高ま ○ 認知症施策総合推進事業(高齢福祉課)
方
ってきている。
針
№8
○ 平成25年度より新たに認知症施策総合推進事業を開始し、認知症地域支援推
【部局間連携に向けての対応】
進員の配置や認知症医療介護連携推進連絡会議の開催等を行い、認知症の人とそ ○ 高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画策定にあたっては、関係課長会議、
の家族の支援体制の充実を推進した。
担当者会議等連携を図り取り組む。
【平成26年度に向けての課題】
○ 高齢者が住み慣れた地域で可能な限り自立した生活を送ることができるよう、
平成27年度からの国の介護保険制度の改正の動向を踏まながら、第6期介護保
険事業計画の策定に取り組む必要がある。
○ 地域包括支援センターについては、第3次地方分権一括法により、その基準等
についての条例を制定する必要がある。
地域福祉を推進する 長期総合計画 基本施策1-3-1
■計画的な地域福祉の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 少子高齢化や核家族化の進行により、家庭や地域で相互に支え合う機能が弱ま ○ 地域福祉の推進にあたり、中核的な役割が期待される社会福祉協議会について
り社会的なつながりの希薄化から様々な社会問題が発生している。
は、組織改革の途上にあり引き続き事業のあり方などについて検討するものとす
る。
【これまでの成果】
重 ○ 平成25年度においては、計画策定会議における協議を経て、地域福祉を推進
点
する必要性について市民の皆様の理解を深めるとともに、アンケート調査や地域
方
懇談会の開催を通して、地域における生活課題・福祉課題の把握に努めた。
針
№9
【平成26年度に向けての課題】
○ 東日本大震災以後、地域においては住民相互の支え合いを模索しはじめており
、それらを持続的な仕組みとして構築することを内容とする「地域福祉計画」の
策定に向けて、引き続きニーズの把握に努めつつ、潜在化している地域資源や新
たな人材の発掘・育成に取り組む必要がある。
○ 孤立死等対策に係る取り組みについては、これまでに構築したネットワークの
充実に加え、その防止に向けた対応策の検討や取組内容の周知に努める必要があ
る。
○ 平成25年4月から市に権限委譲された社会福祉法人に係る指導・監査業務の
適切な執行を通して、法人運営の適正化を図り地域福祉の向上に資するものとす
る。
【主要事業】
○ 地域福祉計画の策定(地域福祉課)
○ 社会福祉団体補助金(地域福祉課)
【部局間連携に向けての対応】
○ 地域福祉の推進にあたっては、従来の福祉の枠にとどまらない多様な生活課題
に対応することから、防災・防犯、教育・文化、就労、地域コミュニティなど、
まちづくり全般にわたり緊密な連携を確保する必要がある。
■地域における社会福祉活動の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ ボランティアやNPO等による地域活動・福祉活動へ対する期待は高まってい ○ 除雪困難世帯への対応や災害時において重要な役割を担う社会福祉協議会のボ
ることから、その育成・活動支援のあり方については住民ニーズを踏まえつつ、
ランティアセンターの充実に向けて協議するものとする。
まちづくりの視点等も踏まえた検討が必要である。
重
【これまでの成果】
【主要事業】
点
方 ○ 東日本大震災を契機としてボランティアに対する関心は高まりをみせており、 ○ 地域福祉計画の策定(地域福祉課)
針
市民の福祉活動に対する意識の高揚と相まって、ボランティアやNPOなどの活 ○ 社会福祉団体補助金(地域福祉課)
№
動が活性化しつつある。
10
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 地域福祉計画の策定に係る団体懇談会の開催等を通して、地域福祉計画の必要 ○ 企画政策部(市民協働推進指針・まちづくり委員会)、市民部(地域防災計画
性と各種団体等それぞれの役割のあり方について議論を深める必要がある。
)、建設部(除雪困難世帯対応)との連携を確保しながら、団体懇談会の開催な
どを通して、地域福祉活動を支える組織や団体の育成・支援を推進する。
障がい者福祉を充実する 長期総合計画 基本施策1-3-2
■計画的な障がい者福祉の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 障がい者施策については、障がいの有無にかかわらず、等しく基本的人権を享 ○ 平成26年4月からの「障害者総合支援法」の本格施行に応じた各種障がい福
有するかけがえのない個人として尊重されるという理念のもと、障害者権利条約
祉サービス等の確実な実施を図るとともに、地域自立支援協議会を核にしながら
の締結に向けた国内法の整備が行われたところであり、市として着実な対応が求
「障がい者計画・第3期障がい福祉計画」の着実な推進を図るとともに、「第4
められている。
期障がい福祉計画」の策定を進める。
○ 障がい者の活動を制限し、社会への参加を制約する障壁の除去を目指す「障害
者差別解消法」が、平成28年4月に施行されることから、その対応に向けた準
備、検討作業に取り組む。
重
点
【これまでの成果】
○ 災害時において自力での避難行動が困難な障がい者に対応するため、地域にお
方
ける支援体制の構築を進める。
針 ○ 精神障がい者の地域移行にあたって、医療機関、障がい福祉サービス事業者、
№
関係団体等との連携がより強化された。
【主要事業】
11
○ 障がい者計画・第3期障がい福祉計画の推進(障がい者支援課)
○ 災害時要支援者対策事業(障がい者支援課)
○ 第4期障がい福祉計画の策定(障がい者支援課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 精神障がい者の地域移行を進めていくため、更なる地域生活における支援が必 ○ 障害者差別解消法への対応(障がい者支援課)
要である。
【部局間連携に向けての対応】
○ 要支援者支援の取り組みを推進するため、市民部等との連携を強化する。
○ 総務部・教育委員会等と連携しながら、障がい差別に関する職員対応要領を策
定する。
■自立と社会参加への支援
【現状認識】
【重点方針】
○ 国においては、平成26年度までを障がい者制度改革の集中期間として位置付 ○ 障がい者が必要とするサービスを受けられるよう、基幹相談支援センター、地
け、障害者基本法の改正、さらには平成24年6月に障害者総合支援法・障害者
域相談支援センターなどの相談支援の充実強化を図る。
優先調達推進法が成立、平成25年4月から施行(障害者総合支援法の一部は平
○ 障がい者の雇用・就業促進に向け、障がい者雇用に取り組む企業と就労を希望
成26年4月施行)されており、市として各種施策を実施している。
重
する障がい者のマッチングを推進する。
また、平成28年4月から障害者差別解消法が施行予定となっていることから
点
、市として着実な対応が求められている。
方
針
【これまでの成果】
【主要事業】
№
12 ○ 障がい者の就労に係る取り組みにより、障がい者及び障がい福祉サービス事業 ○ 障がい者相談支援体制の機能強化(障がい者支援課)
所ともに一般就労への意識が向上した。
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 障がいや障がい者への正しい理解を深めるため市民啓発、障がい者の権利擁護 ○ 障がい者の就労を促進するため、観光商工部や農政部などと連携し雇用の確保
への取り組みが必要である。
を図る。
低所得者福祉を充実する 長期総合計画 基本施策1-3-3
■自立への支援
【現状認識】
【重点方針】
○ 本市を取り巻く経済・雇用情勢が依然として厳しい状況にあることから、低所 ○ 平成27年度の生活困窮者自立支援法の施行を見据え、社会福祉法人やNPO
得者層の生活基盤の安定や被保護世帯の自立に向けた支援策の充実・強化及び適
等との協働によるモデル事業に取り組む。
正化が求められている。
○ 貧困の連鎖を断ち切るため、被保護世帯にかかる児童・生徒の高校進学に向け
た支援を継続的に行う。
【これまでの成果】
重 ○ 就労支援相談員による就労支援対象者は平成26年3月末現在179名で、う ○ 生活保護制度の適正な運用をとおして生活困窮者の解消に努める。
点
ち62名が就労開始、22名が生活保護制度から自立することができた。
方
針 ○ 高校就学支援員による支援対象者9名全員が高校へ進学することができた。
【主要事業】
№
【平成26年度に向けての課題】
○
セーフティネット支援等対策事業(地域福祉課)
13
○ 一般就労前に就労体験等を行い、就労意欲の喚起・促進につなげるためのモデ
ル事業の実施等、就労支援策のさらなる強化を図る必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ 未就労の被保護者に対し、早期就労・早期自立に向け、各々が抱える問題に即 ○ 就労支援事業のさらなる充実のため、観光商工部や企画政策部と連携を図りな
したきめ細やかな就労支援を実施する必要がある。
がら求人情報の効率的な収集に向けた環境整備を進めていく。
○ 被保護世帯の児童・生徒に対し、必要な支援が継続的かつ効果的に行えるよう
、学童生活支援員と高校就学支援員との連携を円滑に、かつ強化していく必要が
ある。
健康づくりを推進する 長期総合計画 基本施策1-4-1
■健康づくり推進体制の整備と健康意識の高揚
【現状認識】
【重点方針】
○ 誰もが健康でいきいきと生活できる環境を整備するため、本人のみならず行政 ○ 生活の質を維持向上し、早世を減らし、健康寿命を延ばすため生活習慣病であ
や地域、関係機関等それぞれが主体的に役割を担い、連携・協力していくことが
る、がん、循環器疾患、糖尿病等の発症と重症化を予防する。
重要である。
○ 栄養・食生活、運動・身体活動、休養、歯・口腔、飲酒、喫煙等に関し、子ど
もの頃からの望ましい生活習慣の獲得や改善に向けた取り組みを推進する。
【これまでの成果】
○ 市民、行政、地域、関係団体、関係機関等との連携を通して生活習慣病対策に
重点を置いた第2次健康わかまつ21計画を効果的に推進する。
重 ○ 健康わかまつ21計画の総括を踏まえ、生活習慣病の発症及び重症化の予防等
点
に重点を置いた第2次計画を策定した。
○ 健康課題を踏まえた保健指導などを通して市民の主体的な健康づくりを推進す
方
る。
針 ○ 市民、行政、関係団体が協働して食育の推進を図るため会津若松市食育ネット
№
ワーク事業を実施した。
【主要事業】
14
○ 「第2次健康わかまつ21計画」の推進(健康増進課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 食育推進計画の推進(健康増進課)
○ 生活習慣病予防については、妊娠期・乳幼児期から基本的な生活習慣を身につ
【部局間連携に向けての対応】
けるための健康づくりが大切であり、各ライフステージの特徴を捉えるとともに ○ 生活習慣病の発症や重症化を予防するため、介護の要因となる病気や高額医療
、切れ目のない対策が必要である。
費の分析など関係各部と連携しながら第2次健康わかまつ21計画を策定し、今
後とも課題等を共有しながら目標達成に向けた取り組みを着実に推進する。 ○ 生活習慣病の発症及び重症化の予防を着実に推進するため、保健指導体制を強
化する必要がある。
○ 農政部、観光商工部及び教育委員会との連携を基軸としながら、食育を推進す
る。
感染症対策を推進する 長期総合計画 基本施策1-4-2
■感染症の予防及び環境衛生の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 感染症対策については、疾病予防対策や感染症状の早期発見、早期受診の取り ○ 予防接種や検診の接種率、受診率の向上を図るため、予防接種等の必要性や有
組みが重要であり、国・県、医療機関等との連携や市民に対する情報伝達、対応
効性等を関係機関との連携のもと普及啓発に努めるとともに、予防接種法の改正
等についてはより実効性が求められている。
を踏まえつつ、予防接種事業の推進を図る。
重
点
方
針
№
15
○ 新型インフルエンザ等対策においては、庁内における統一的な対応や医療機関 ○ 感染症の発生は、個人の健康への影響のみならず、社会全体に及ぼす影響も大
との迅速な連携が求められており、行動計画や対応マニュアルの検証や市民への
きいことから、市民生活が混乱しないように対応する。
周知方法等の検討が必要である。
○ 国、県による新型インフルエンザ等対策行動計画及びマニュアルの改定を踏ま
え、同計画等の改定を行う。
【これまでの成果】
○ 新型インフルエンザ等への対応については、国の法律制定・施行に伴い、行動
計画の策定に関する情報を県と連携して情報収集に努めており、平成25年3月
【主要事業】
に市の対策本部の設置に関する条例を制定した。
○ 感染症対策事業(健康増進課)
○ 新型インフルエンザワクチン接種事業として国の制度に基づく公費助成のほか
接種率向上の観点から市独自の助成制度により予防接種の普及に努めた。
【部局間連携に向けての対応】
○ 法定接種のほか、子宮頸がん等、高齢者肺炎球菌ワクチンなどの任意接種の公 ○ 新型インフルエンザの発生等の緊急時に備えるため、事前に情報系統のあり方
費助成により、さらなる疾病対策に取り組んだ。
や対応事項の整備・確認等、全庁的な連携が必要である。
【平成26年度に向けての課題】
○ 新型インフルエンザ等の発生時においては、市民に対し、感染症の動向や国・
県からの情報を早急に周知することが重要であることから、広報紙の掲載に加え
より迅速な情報提供のあり方について検討する必要がある。
○ 水痘及び高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種化が予定されていることから、
必要な予算措置を講じるとともに、接種勧奨を行ない、接種率の向上に努める必
要がある。
医療体制を充実する 長期総合計画 基本施策1-4-3
■救急医療の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 市民が安心して医療を受けることができるよう、夜間・休日等の救急時を含め ○ 夜間急病センター、救急医療病院群輪番制、休日当番医制度は、本市の救急医
た医療体制の更なる充実が求められている。
療体制の根幹であるため、今後とも安定的な運営を図るとともに、市民が安心し
て利用できるよう、更なる利便性の向上に努める。
【これまでの成果】
○ 自動体外式除細動器(AED)については、関係機関との連携のもと、市民に
対する利用方法の周知に努め、救急救命率の向上につなげる。
重 ○ 夜間急病センターでは、年末年始における日中の診療時間を拡大する等、市民
点
要望を踏まえた施策を実施した結果、受診者数は増加傾向にあり初期救急の充実
方
が図られている。
針
№
【主要事業】
16 ○ AEDの設置推進により、市施設での設置箇所数も増加している。
○ 平成25年度から、福島県立医科大学会津医療センターの救急医療病院群輪番 ○ 初期救急医療体制の充実(健康増進課)
制への協力を得たことにより、二次医療救急施設の充実が図られた。
【部局間連携に向けての対応】
【平成26年度に向けての課題】
○ AEDの設置推進に伴い、管理部署への適正な維持管理等について周知徹底を
図る。
○ コンビニ受診等による医療機関への負担増も大きな課題となっていることから
、医師会、二次救急医療機関との連携を深め、適切な救急医療の活用の仕方につ
いて市民への周知が必要である。
医療保険制度を充実する 長期総合計画 基本施策1-4-4
■国民健康保険事業運営の健全化
重
点
方
針
№
17
【現状認識】
【重点方針】
○ 医療保険制度の運営については、国の制度改革の動向を踏まえながらも、本市 ○ 収納体制については、引き続き徴収率の高い市税徴収のノウハウを共有化する
の裁量が及ぶ賦課徴収や健康づくりに重点を置き、戦略的な対策を推進していく
など庁内各所属間の連携強化等に努めるものとする。
必要がある。
○ 健康づくりについては、健康課題を踏まえた特定保健指導をはじめ、第2次健
康わかまつ21計画に基づく食生活改善やウォーキング事業の展開のほか、自宅
【これまでの成果】
でも気軽に楽しく取り組める運動等を取り入れ、健康維持や寝たきりの防止等に
○ 平成24年度現年度分の国保税収納率は、91.91%であり上昇傾向が続いている。
つながり市民が興味・関心を持って継続して取り組めるような事業を推進する。
平成25年度は、所得の増加により国保税は増収となる見込みである。
平成26年度・27年度に向けた国保税率の見直し(資産割の縮小)を行った。
○ このような事業展開のもと、市民が安心して医療受診ができるよう国民健康保
険事業や各医療保健事業の健全化に努めていく。
○ レセプト点検調査の財政効果率は、目標値である1%以上を確保している。
○ ジェネリック医薬品の使用拡大を図るため、ジェネリック医薬品希望カードや ○ 国保の県単位化について、国の動向を注視し、適切な対応を図る。
ジェネリック医薬品に代替した場合の差額通知などに取り組み、使用拡大が図ら
れている。
【主要事業】
【平成26年度に向けての課題】
○ 国民健康保険事業(国民健康保険特別会計)(国保年金課)
○ 社会保障改革プログラム法により、平成29年度に国保の県単位化が予定され ○ 後期高齢者医療事業(一般会計・後期高齢者医療特別会計)(国保年金課)
ており、その動向を注視して、適切な対応を図る必要がある。
○ 特定健康診査の受診率は、若年層の受診率の低迷などにより、国が定める目標
【部局間連携に向けての対応】
値に達していない。 ○ 国保資格管理は、市民部、賦課収納業務は財務部と、さらに特定健康診査等業
務においては、受診率向上のため観光商工部及び農政部と連携を図ってきたとこ
ろであり、今後もこうした取り組みを継続する。
上下水道の整備を推進する 長期総合計画 基本施策5-4-2
■水道未普及地域の解消
重
点
方
針
№
18
【現状認識】
○ 上水道給水区域以外は、簡易水道、飲料水供給施設等によって市民の生活用水
を確保する必要があるが、水源確保が困難な地区や施設の老朽化などの状況も見
受けられることから、引き続き安心で安全な生活用水の確保に向け、対応する必
要がある。
【これまでの成果】
○ 水道未普及地区について、補助適用を含めながら適宜整備の推進を進めており
給水不安の解消に努めている(平成25年度は補助制度により2か所を実施)。
【重点方針】
○ 給水未普及地区における水源確保に努める。
○ 水道未普及地区における給水施設の整備に向けた整備計画を策定するとともに
補助要綱の見直しを行う。
【主要事業】
○ 水道未普及地区給水施設補助整備事業(健康増進課)
○ 湊地区飲料水対策事業(健康増進課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 給水施設の整備計画の策定及び補助要綱の見直しを早急に進め、水源調査及び ○ 上水道給水区域以外の給水施設等の整備は、水道部と連携しながら進める。
給水施設整備に取り組む必要がある。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
あいづわかまつこどもプラン(後期行
動計画)の推進
(こども家庭課)
1
子ども・子育て支援事業計画の策定
(こども保育課)
児童虐待防止対策事業
(こども家庭課)
2
ファミリー・サポート・センター事業
(こども家庭課)
子ども医療費助成事業
(こども家庭課)
保育所運営委託
(こども保育課)
3
北会津地区認定こども園整備事業
(こども保育課)
児童健全育成事業
(こども保育課)
4
行政評価
報告書
ページ
14
14
事業概要
次世代育成支援対策推進法に基づき、平成21年度に策定した「あいづわかまつこどもプラン(後期行動計画)」の各年
度における実施状況を検証し、事業の推進を図る。
平成27年4月の子ども・子育て支援新制度の本格施行に向けて、国の基本指針に基づき、「子ども・子育て会議」等の
意見を十分に踏まえながら、市子ども・子育て支援事業計画を策定する。
関係機関、関係団体及び児童の福祉に関連する職務に従事するもの等によるネットワークを構築し、要保護児童、要支
援児童、特定妊婦等の早期発見、早期対応、適切な支援に努める。また、児童虐待の未然防止のための啓発活動や関係機
14 関等の構成員の資質向上のための研修会を実施する。
15
15
16
16
仕事と子育ての両立のための基盤を整備し、安心して子育てができる環境づくりを行うため、国で定めるファミリー・
サポート・センター事業を委託により実施する。
早期治療によって子どもたちの健康増進を図るとともに、子育てにかかる保護者の経済的負担を軽減するために、対象
となる児童の、保険診療にかかる一部負担金を助成する。
家庭での保育に欠ける児童を保護者に代わって保育することにより、児童の健全な育成を図るとともに、子育て家庭の
就労支援と負担軽減を図る。
幼保連携型認定こども園として整備することにより、老朽化した北会津地区の幼稚園及び保育所を統合・整備し、
安全で快適な幼児教育及び保育環境の提供を図る。
昼間保護者のいない家庭の小学校低学年児童(放課後児童)に適切な遊び及び生活の場を与え、その健全な育成と事故
防止、保護者の就労支援を図る。平成27年度からの年齢拡大に対応するため、施設整備等を進めるとともに、時間延長等
18 についても検討する。
予算額
(千円)
0
3,044
4,842
6,360
600,442
1,715,620
315
202,209
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
母子生活支援施設運営事業
(こども家庭課)
5
8
児童福祉法に基づく児童福祉施設として、配偶者のない母子を保護し、母とともに児童の福祉を図り自立に向けた
支援を行う。
母子家庭の母親を対象に、就職に必要な資格取得のための訓練費を助成する。以下の2つの事業からなる
●母子家庭高等技能訓練促進費事業(看護士等の資格取得を目指す母に月額10万円を支給※最長2年間支給)
19 ●自立支援教育訓練給付金事業(雇用保険の教育訓練給付指定の講座を受講する母に費用の20%を支給※上限10万円
)
ひとり親家庭医療費助成事業
(こども家庭課)
ひとり親家庭の生活の安定と自立を促進し健康と福祉の増進を図るため、18歳未満の児童を養育しているひとり親家庭
の親と児童及び父母のない児童を対象に、保険診療の一部負担金について、同一受診月ごとに一つの世帯の自己負担額を
19 合算して1,000円を超えた金額を助成する。
老人クラブ活動活性化推進事業
(高齢福祉課)
7
19
事業概要
母子家庭自立支援給付金事業
(こども家庭課)
5
6
行政評価
報告書
ページ
地域支援ネットワークボランティア事
業
(高齢福祉課)
22
老人クラブの活性化と会員の確保をするため、既存単位クラブの活動活性化、組織強化に向けた支援を行うともに、老
人クラブが組織されていない地区において、発足に向けた支援を行う。
予算額
(千円)
11,738
12,200
34,002
8,061
登録されたボランティア協力者が、支援を必要とする世帯等からの依頼により、家庭的な軽度の支援等を実施する。
23
196
介護保険特別会計事業(介護保険給付
事業)
(高齢福祉課)
要介護・要支援認定を受けた高齢者が、その能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう必要な介護保険サー
26 ビスを提供する。
9,530,560
包括的支援事業(地域包括支援センタ
ー)
(高齢福祉課)
市内7ヵ所の地域包括支援センターに事業委託し、高齢者の相談や介護予防等の事業等を実施する。
今年度は、今後の地域包括支援センターのあり方を検討し、第6期介護保険事業計画策定及び第3次地方分権一括法に基
27 づく地域包括支援センターの基準等の条例制定を行う。
93,600
認知症施策総合推進事業
(高齢福祉課)
認知症高齢者支援施策の推進のため、①認知症に対する正しい知識の普及啓発(認知症講演会・認知症予防教室・認知
症サポーター養成講座)②認知症予防(認知症予防教室・認知症予防自主活動団体支援事業)③認知症高齢者の地域支援
27 体制の充実(認知症サポーター養成講座・認知症地域支援推進員の配置)等を実施する。
3,951
重点方針
番号
9
10
事務事業名
(担当課)
地域福祉計画の策定
(地域福祉課)
社会福祉団体補助金
(地域福祉課)
障がい者計画・第3期障がい福祉計画の
推進
(障がい者支援課)
第4期障がい福祉計画の策定
(障がい者支援課)
行政評価
報告書
ページ
30
30
事業概要
地域住民、社会福祉関係団体等及び行政がより多様化する地域における生活課題を共有し、相互の連携と協働を通して
地域福祉を充実させるため、『地域福祉計画』の策定に向けた地域懇談会や団体懇談会を開催する。
社会福祉協議会をはじめとする福祉団体の活動に対する支援を通して、地域社会における様々な生活課題等について地
域住民との協働等により解決する仕組みを構築する。
予算額
(千円)
1,544
84,607
施設入所者や退院可能な精神障がい者の地域移行及び一般就労を柱として障がい者福祉施策を推進する。
34
34
障害者総合支援法に定める市町村障害福祉計画として、障がい福祉サービス種類別に必要な量及びその確保のため
の方策について策定する。
2,317
11
34
障害者差別解消法の施行に伴う対応
(障がい者支援課)
34
障がい者相談支援体制の機能充実
(障がい者支援課)
12
13
災害時における自力で避難行動が困難な障がい者に対するため、地域における支援体制の構築を進める。
災害時要支援者対策事業
(障がい者支援課)
生活保護受給者の自立(日常生活、社
会生活、就労、就学)支援
(地域福祉課)
障害者差別解消法の平成28年4月施行に伴い条件整備を図っていく。
-
障がい者に対する各種相談(生活・就労・ボランティア等)を一元化し、効率的な支援を行う。
また、地域における障がい者の相談窓口を新設していき高齢者福祉との連携を強化するとともに、障がい者相談員
39 の育成を通して相談支援体制の機能を強化する。
46
セーフティネット支援等対策事業補助金の有効に活用し、就労支援相談員や日常生活支援員、高校就学支援員、学童生
活支援員、面接相談員を配置して、生活保護受給世帯の自立を支援する。
34,218
41,637
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
第2次健康わかまつ21計画の推進
(健康増進課)
行政評価
報告書
ページ
48
事業概要
健康わかまつ21計画(平成15年度~平成24年度)の総括を踏まえ、一次予防とともに生活習慣病の予防と合
併症による重症化予防の取り組みを重視した「第2次健康わかまつ21計画」を推進し、市民の健康増進を図る。
予算額
(千円)
105
成人における各種がん検診を実施し、早期発見、早期治療に努め、市民の健康増進と、医療費負担の軽減を図る。
14
50
食育推進計画の推進
(健康増進課)
15
16
感染症対策事業
(健康増進課)
初期救急医療体制の充実
(健康増進課)
48
152,422
市民と行政等が協力・連携し、食育を通して、食に関する知識や食を選択する力を身につけ、健全な食生活の実践
、食文化の伝承等をすすめ、生涯を通じた健康の保持増進を図る。
感染症対策として、正しい知識の周知と検診や予防接種等の体制の整備を図る。
また、新型インフルエンザ等の発生にあたっては、国、県、医療機関、教育機関等との連携を図りつつ危機管理体
52 制を強化する。
2,598
303,933
夜間急病センターの利便性の向上に努め、初期救急体制の充実を図る。
54
国民健康保険事業(国民健康保険特別
会計)
(国保年金課)
56
後期高齢者医療事業(一般会計・後期
高齢者医療特別会計)
(国保年金課)
56
35,984
健全な国保事業の運営を図り、被保険者が安心して医療を受けられる環境づくりに努めるとともに、健康づくりにも取
り組んでいく。
13,470,529
17
(一般)
1,522,506
(特会)
1,215,591
水道未普及地区給水施設補助整備事業
(健康増進課)
18
後期高齢者医療制度を運営する広域連合に対し、保険料や負担金を拠出するとともに、市民にとって身近な窓口として
申請などの業務を的確に行い、安心して医療を受診することができる環境を整備する。
水道未普及地区については、給水不安地区を対象に水源調査を実施するとともに、地区で整備する給水施設に対し
て工事費を補助することにより、安定的な給水を確保する。
208
水源調査
27,000
給水施設整備
補正対応
平成26年度 観光商工部 行政運営方針
観光商工部長 池田哲哉
観光商工部長 池田哲哉
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○
会津地方の中核都市として圏域全体の商工業・観光産業をリードし、地域の経済力の確実な復活を目指す。東日本大震災及び原子力発電所の事故から3年が経過し、市
民が一丸となった復興への取組が徐々に実を結びつつある一方、風評被害から完全に脱している状況とは言えず、復興マインドの沈静化も懸念される。
このような状況において、ふくしまデスティネーションキャンペーンの開催など、追い風を最大限に活用し、風評被害の払拭、販売の促進、観光誘客活動等、産業復興
をスピード感をもって取り組むものである。
力強い本市経済の構築に向けて、地場産業をはじめとする既存産業の経営基盤の安定および販路拡大を支援するとともに、地域資源や既存産業の取り組み等を活かした
新事業創出・創業促進を図る。特に、本市の強みである会津大学さらには会津大学復興支援センターを核とした産学官連携を推進し、ICTを効果的に活用した新たな産
業やベンチャー企業の創出と集積を図る。
また、「第2期会津若松市中心市街地活性化基本計画」に掲げる各種事業を市民、商店街、民間事業者等とともに着実に推進し、中心市街地の活性化・まちなかの賑わ
い創出を図る。
【具体的事項】
① 東日本大震災、原発事故からの復興を確かなものとするため、地域経済の安定化に向けた取り組みを重点的に行う。
(1)国内最大規模の総合小売企業との連携により、平成25年度に引き続き全国キャンペーンを展開するとともに、同企業の支援を受けて実施するセミナー・研究会等の各
種取り組みにより生産力の向上や品質管理の高度化さらには物流網の整備を図り、地域産品および地域企業のレベルアップ・底上げを図る。
(2)企業誘致においては、成長産業分野である医療福祉関連分野の産業振興を図るとともに、再生可能エネルギー関連企業、それに関連するスマートハウス・スマート
グリット等の社会インフラ整備に関する企業、さらにはデータセンターの誘致など、新たな時代に対応する産業の集積(振興)に努める。
(3)企業立地の受け皿となる河東工業団地については、早期分譲に努めるとともに、継続的な企業誘致を図るため、新工業団地の整備に取り組む。
(4)「八重の桜」効果の継続のために、メモリアル事業を行うとともに、新たな誘客対策として、平成27年度のふくしまデスティネーションキャンペーンへ向け、平成26
年度のプレキャンペーンに取り組んでいく。また平成27年度の鶴ヶ城天守閣再建50周年記念事業に向けた準備を進める。
(5)市中心市街地活性化協議会をはじめ、地域住民、民間事業者等と連携し、「第2期会津若松市中心市街地活性化基本計画」に基づく各種施策の推進を図る。特に、会
津まちづくり応援隊が策定した「まちなか賑わいづくりプロジェクト」に位置付けられた事業について、関係団体等による実行委員会を組織し具現化を図る。
(6)企業マルシェ及び構築された関係を維持・拡大し物産品の販売や食材提供、社員旅行や研修企画の斡旋等の継続した展開を行う。
(7)インキュベーション施設の整備・運営支援等によりIT分野を中心としたベンチャー企業が創業しやすい環境づくりに取り組むとともに、会津大学復興支援センター
をはじめ、会津大学、地元ベンチャー、大手企業など様々な企業との連携を確立し、新事業創出および産業集積を図る。
② 本年度も継続される緊急雇用創出基金を積極的に活用し、全庁的な取り組みにより雇用の創出を図る。
③ 中小企業振興条例補助金の強化を図り、賑わいのあるまちづくりを推進する。
④ 農・商・工の相互連携強化による農産食品関連産業の一層の育成をはじめ既存産業の振興を図り、足腰の強い産業の構築を推進する。引き続き、会津漆器および会津清酒
における後継者の育成・自立支援に取り組むとともに、販路の回復・拡大を支援する。また、全国新酒鑑評会における会津清酒の実績を背景として、首都圏等において会
津清酒をメインコンテンツとしたプロモーションを実施し、会津清酒および会津地域素材の販売促進を図る。
⑤
⑥
⑦
市制度融資の金利優遇措置や信用保証料の全額補助を継続実施し、中小企業の資金繰りの円滑化と経営の安定を図る。
本市の地域資源を生かした個性ある観光地づくりや広域連携による会津観光の魅力づくり、国際観光への取り組みなど、第2次観光振興計画に基づく観光施策を推進する
。
人財バンク事業や合同就職面接会の開催等により雇用機会の充実を図るとともに、ハローワークや県、関係機関と連携し各種制度を活用しながら地域企業の雇用意欲の向
上および求職者の職業能力等の向上を図る。また、継続実施される緊急雇用創出基金事業を積極的に活用し、全庁的な取り組みにより雇用の創出を図る。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
誘客宣伝活動と誘客受け入れ体制を充実する 長期総合計画 基本施策3-1-1
■誘客宣伝活動の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 様々な媒体を通して本市の魅力を発信することは誘客宣伝活動の柱となるもので ○ 平成26年にふくしまデスティネーションキャンペーンのプレキャンペーンが開催
あり、会津若松観光ビューローをはじめとする関係団体と連携・協力しながら、
されることから、市民参加のもと、観光素材の発掘、誘客宣伝を推進するととも
継続して取り組んでいくことが必要である。
に、市民が一体となった受入体制の整備を行う。また、観光復興に向け、フィル
ムコミッションによる撮影誘致、旅行エージェント対策、様々な媒体を通した本
市の魅力発信を積極的に行っていく。
【これまでの成果】
○ 観光誘客メディア戦略事業「会津侍 若松っつん」の劇場上映が本年6月までで
あることから、ホームページ等での情報発信により観光誘客PRを行う。
○ 首都圏の旅行エージェント説明会やモニターツアー、各種観光物産展等への出展
重
など、積極的な取り組みにより、観光客の回復につながってきている。
○ 平成26年4月に、会津若松観光物産協会、会津若松市観光公社が統合し、民間団
点
体が一丸となった会津若松観光ビューローが設立されたことから、官民協働によ
方
り会津の観光振興を図る。
針
№1
【平成26年度に向けての課題】
○ 教育旅行については未だ回復していない状況にあり、一部保護者には放射線への
【主要事業】
不安が残っていることから、正確な情報発信を継続していくこととともに、本市 ○ デスティネーションキャンペーン推進事業費(観光課)
の魅力発信が必要である。
○ 観光誘客メディア戦略事業(観光課)
○ 会津若松観光ビューロー補助金(観光課)
【部局間連携に向けての対応】
○ 農政部と協力して、会津食の陣等における観光PRに取り組んでいく。
■受け入れ体制の整備
【重点方針】
【現状認識】
○ 全市的な取り組みとして、市民団体等で構成する「会津若松市DC推進会議」を
中心として、デスティネーションキャンペーンにおける「おもてなし」の意識の
○ 市や観光関係団体のみならず、市民全体がおもてなしの取組を行っていくことが
向上を図りながら、主要な観光地点における観光駐車場用地の借り上げやトイレ
重要である。また、駐車場や公衆トイレ等の観光便益施設の整備が必要である。
の設置と維持管理、観光ビューローと連携したボランティアガイド事業の推進等
に取り組む。
【これまでの成果】
○ デスティネーションキャンペーン対策の一環として、鶴ヶ城周辺、石部桜周辺を
中心とした駐車場・交通対策を講じていく。
○
6つのどうぞ運動の継続やワークショップの開催等により、おもてなし意識の裾
重
野が広がってきている。
点
○ 飯盛山トイレ管理運営に対し補助を行い、飯盛山観光客の利便性を向上させる。
方
観光駐車場、公衆トイレの設置・管理により、観光客に対する便益提供に大きな
○
針
役割を果たしている。
№2
【主要事業】
○ 市民総ガイド運動実行委員会負担金(観光課)
○ 【平成26年度に向けての課題】
○ 便益施設整備事業(観光課)
ふくしまデスティネーションキャンペーンにより、観光客の増加が見込まれるこ ○ デスティネーションキャンペーン推進事業(観光課)
とから、駐車場・交通対策については十分な対策を講じていく必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ デスティネーションキャンペーンにおける「おもてなし」の意識を全ての部局で
共有を図っていく。
地域資源をいかした観光を推進する 長期総合計画 基本施策3-1-2
■歴史観光の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 本市ならではの歴史や伝統等の資源を活かした観光地づくりは本市観光振興の柱 ○ 平成27年の天守閣再建50周年に向けた主な事業として、鶴ヶ城天守閣展示リニュ
であり、特に、鶴ヶ城は本市観光のシンボルであることから、「史跡若松城跡総
ーアルを行うとともに、御三階の復元に向けて事業を推進する。
合整備計画」に沿って長期的視点に立った整備に取り組んでいくことが必要であ
る。
【これまでの成果】
【主要事業】
重
○
ホームページやパンフレットをはじめ各種媒体で「赤瓦の鶴ヶ城」及び「SAM
○
サムライシティを活かした観光振興(観光課)
点
URAI CITY」を前面に打ち出すとともに、史跡若松城跡のライトアップ ○ 史跡若松城跡総合整備事業(観光課)
方
による魅力創出やサムライ演出事業による雰囲気醸成等を図り、歴史観光の環境
針
○ 史跡若松城跡ライトアップ(観光課)
整備は着実に進んでいる。
№3
○ 鶴ヶ城天守閣リニューアル(観光課)
○ 鶴ヶ城南口駐車場への公衆トイレを設置し、サービス向上を図った。
○ 鶴ヶ城公園東口駐車場公衆トイレ新築工事(観光課)
○ (天守閣再建50周年記念セレモニー事業(観光課))
【平成26年度に向けての課題】
○ 御三階復元事業について、状況の変化に伴い適切な対応を検討する必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ 御三階の復元に向けて、建設部、教育委員会とともに検討を進めており、今後も
十分な意思疎通を図りながら対応していく。
■まちなか観光の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 魅力あるまちなみ整備に取り組むとともに、まちなかにおける駐車場の確保やま ○ 景観形成の取組と連携し、まちなか観光推進事業補助金を活用した魅力あるまち
ちなか広場の整備を行っていくことが必要である。また、滞在型観光の推進のた
なみ整備を推進するとともに、中町のまちなか市民広場の利活用について検討を
め、夜の魅力向上にも取り組んでいく必要がある。
進める。また、まちなか観光の重要な移動手段として定着しているまちなか周遊
バスの運行を交通事業者と協議しながら継続実施するとともに、まちなかライト
アップやハイカラさん夜間運行により夜の城下町観光を推進する。
【これまでの成果】
重
点 ○ まちなか観光推進事業補助金の活用によるのれん・看板・散策マップ等の整備が ○ いにしえ夢街道に設置されているポケットパークが駐車場内に位置していること
方
から、移設を行うとともに、観光案内板の改訂を行うことにより、観光客の利便
進展しているほか、まちなか周遊バスの運行について会津バスと連絡調整を図り
針
性を向上させる。
、まちなかライトアップとタイアップした夜間運行を行うなど、まちなか観光の
№4
環境整備が図られている。
【主要事業】
【平成26年度に向けての課題】
○ まちなか観光推進事業(観光課)
○ まちなか観光推進に継続的に取り組んでいく必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ 観光誘客及び中心市街地、商店街活性化(観光商工部)と景観形成(建設部)の
取り組みが相乗効果としてまちなかの魅力向上につながっており、連携を図って
いく。
■魅力ある温泉地づくり
【現状認識】
【重点方針】
○ 観光誘客を地域経済の活性化に結び付けていくうえで、宿泊者の増加を図ってい ○ 東日本大震災、原発事故により影響を受けている温泉地域の復興に向け、震災復
くことは非常に重要であり、東山・芦ノ牧両温泉街の魅力づくりが必要である。
興特別分の補助金を活用し、温泉街が創意工夫して取り組む事業を支援し、温泉
地域の活性化及び観光振興を促進する。
【これまでの成果】
【主要事業】
重
点 ○ 東日本大震災、原発事故により影響を受けている温泉地域の復興に向け、震災復 ○ 温泉地域活性化推進事業補助金(観光課)
方
興特別分の補助金を活用し、温泉街が創意工夫して取り組む事業を支援した。
○ 温泉地域活性化推進事業補助金 震災復興特別分(観光課)
針
№5 ○ 温泉地域活性化推進事業補助金により、両温泉街の活性化を支援してきたところ
である。
【平成26年度に向けての課題】
○ 補助対象のほとんどは継続事業となっており、温泉街の更なる創意工夫の取組が
必要である。
■テーマ型観光の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 教育旅行や観光農業など、テーマ性を有する観光推進が重要となっているが、特 ○ 緊急雇用創出基金事業を活用し、観光ビューローに専任職員を配置し、これまで
に教育旅行については、原発事故による影響が未だに残っていることから、継続
本市を訪れていた地域の学校や教育委員会、さらには北海道をはじめとした新た
的な取組が必要である。
な誘客が期待されるエリアへのへのキャラバン等を通して、会津地域の放射線量
等の正確な情報発信を行い、誘致活動に取り組む。
【これまでの成果】
【主要事業】
重 ○ 緊急雇用創出基金事業を活用し、観光物産協会(現観光ビューロー)に専任職員 ○
教育旅行誘致推進事業(観光課)
点
を配置し、これまで本市を訪れていた地域の学校や教育委員会、さらには北海道 ○
方
観光農業推進協議会負担金(観光課)
をはじめとした新たな誘客が期待されるエリアへのキャラバン等を通して、会津
針
地域の放射線量等の正確な情報発信を行い、誘致活動に取り組んだ。
№6
【部局間連携に向けての対応】
○ 県外教育旅行学校数は平成23年度の100校に対し、平成24年度は210校、平成25年 ○ ゆかりの地からの児童との交流の際は、本市教育委員会を通すことにより、円滑
度は368校となった。
な連絡が図られており、継続して連携していく。
○ 【平成26年度に向けての課題】
教育旅行については未だ回復していない状況にあり、一部保護者には放射線への
不安が残っていることから、正確な情報発信を継続していくこととともに、本市
の魅力発信が必要である。
■賑わいのある観光地づくり
【現状認識】
【重点方針】
○ 賑わいのある観光地づくりのため、関係団体と連携しながら会津まつりをはじめ ○ 会津まつり協会と連携し、会津まつりの魅力向上に取り組む。
とする各種イベントに取り組んでいくことが必要である。
○ 市民や関係団体と協働し、会津十楽等のイベントの開催を支援し、賑わいの創出
に努める。
【これまでの成果】
重 ○ 東日本大震災からの復興に向けた各種イベントの開催に、市としても積極的に参
点
加・協力を行ってきた。会津まつりについては、懸案であった桟敷席を設け観光
【主要事業】
方
ニーズに応えることができた。
針
○ 会津まつり等イベント開催・共催事業(観光課)
№7
○ 会津十楽や鶴ヶ城プロジェクションマッピングなど、新たな観光イベントに取り ○ 会津十楽inサムライシティあいづ負担金(観光課)
組み、観光誘客を図ることができた。
○ 会津まつり協会負担金(観光課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ まつりをはじめとした地域振興事業に取り組む、会津まつり協会が設置されたこ ○ 観光部門のみならず、各行政分野でのイベント開催等を通じて賑わいづくりを構
とから、会津まつりの一層の魅力向上に向け、さらに創意工夫していく必要があ
築していく。
る。
■地域資源の見直しと活用
【現状認識】
【重点方針】
本市が有する多様な地域資源を見直しながら、観光振興・地域活性化に活用して
○
○ ルネッサンス協議会の特色をいかし、新たな観光の取り組みについて、調査・研
いくことが必要
究・提言を行うとともに、デスティネーションキャンペーンに向けた取り組みを
展開する。
重
点
【これまでの成果】
【主要事業】
方
針 ○ まちなかライトアップ事業が定着し夜の城下町観光に寄与していることに加え、 ○ 会津若松観光ルネッサンス協議会負担金(観光課)
№8
蒲生氏郷公や南蛮文化の研究など、新たな視点での取り組みを行ってきた。
【平成26年度に向けての課題】
○ ルネッサンス協議会の特色をいかし、新たな視点での取組を行う。
広域観光を推進する 長期総合計画 基本施策3-1-3
■地域間ネットワークの形成による広域観光の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 平成17年度の会津デスティネーションキャンペーンで培われた広域観光連携体制 ○ 風評被害の払拭、観光復興に向けて、広域連携により会津への観光誘客キャンペ
を発展的に継続し、平成18年度に極上の会津プロジェクト協議会を設立した。地
ーンを強力に展開していく。
域特性を活かしたエリア毎の施策の展開と受け入れ体制の整備や交通アクセス等
の充実強化を図り、観光誘客、交流人口の拡大を図ってきたところであり、今後 ○ 極上の会津プロジェクト協議会においては、中長期的な事業としてインバウンド
事業にも取り組む。
も継続して取り組んでいくことが必要である。
○ 「会津若松市・新潟市観光交流宣言」「京都市・会津若松市相互交流宣言」に基
づいた新潟市、京都市との連携事業をはじめ、同志社大学や佐渡市との連携を図
【これまでの成果】
り交流人口の拡大を図る。
○ 極上の会津プロジェクト協議会、会津・米沢地域観光圏整備推進協議会等により
、首都圏や隣県を中心に、会津の魅力発信や観光誘客に効果をあげている。
重
○ 日光・会津観光軸活性化推進検討会を核に、会津鉄道など沿線市町村との広域観光
点
の事業展開を図る。
方
針
【平成26年度に向けての課題】
○ 極上の会津プロジェクト協議会は全会津の取りまとめを行う立場として、平成27
№9
年度のふくしまデスティネーションキャンペーンへの準備作業を進め、まずは、
○ 観光情報発信に加え、着地型旅行商品を含め商品造成・販売へとつなげていくた
平成26年度のプレキャンペーンに取り組んでいく。
めには、行政主導から民間主導へとシフトしていくことが必要である。
【主要事業】
○ 極上の会津プロジェクト協議会負担金(観光課)
○ 広域観光交流宣言事業(観光課)
【部局間連携に向けての対応】
○ 農政部局とも連携し、会津の「食」についてPRを強化していく。
■国際観光の推進
重
点
方
針
№
10
【現状認識】
【重点方針】
○ 原発事故により「フクシマ」への外国人観光客の誘客は非常に厳しい状況にある ○ 平成23~25年度に観光庁の外客受入地方拠点の指定を受けたことを踏まえ、外国
が、国や県との連携を強化し取り組んでいくことが必要である。
人観光客のニーズに対応した新たな観光素材の発掘や情報発信などに努める。震
災復興を見据え、関係機関と情報共有を図り、着実な取り組みを推し進めていく
。
【これまでの成果】
○ 国や県などが実施する外国人エージェントやメディア招聘事業などにおいて、受
け入れ態勢の充実に努める。
○ 4言語観光パンフレット、ホームページにより、情報発信を行った。
○ 観光庁の外客受入地方拠点の指定を受け、会津の食を紹介する「会津インフォメ
ーションシート」作成、外国人ボランティアガイド養成など、受け入れ態勢の強
【主要事業】
化を図った。
○ 会津若松・磐梯地区国際観光推進協議会負担金(観光課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 原発事故に伴う放射線への不安払拭に向けた情報発信について、効果的な手法を
検討していくことが必要である。
地場産業をはじめとする既存産業を振興する 長期総合計画 基本施策3-2-1
■地場産業及びものづくり事業の振興
【現状認識】
【重点方針】
○ 平成25年度は、大河ドラマ「八重の桜」放送の効果などにより、観光客入込数が増 ○ デスティネーションキャンペーンプレイベント等の観光事業と連携を図りながら
加し、観光関連産業を中心とした景気の改善が続いたが、今後は「八重の桜」放
、業界等と行政が一丸となって地場産品のPRおよび販路拡大支援に取り組む。
送終了の影響や首都圏等における震災支援マインドの沈静化、さらには消費税率
○ 会津漆器及び会津清酒について、引き続き後継者の育成・自立に向けた支援を行
引き上げ前の駆け込み需要の反動などにより、先行きが懸念される。
うとともに、消費者ニーズに的確に対応できる人材の育成に取り組む。
○ 生活様式・嗜好の多様化等により、会津漆器や会津清酒をはじめとする地場産業 ○ 全国新酒鑑評会における会津清酒の実績を背景として、首都圏層を対象とした各
が低迷しており、後継者の育成と消費者ニーズに的確に対応できる人材育成が求
種媒体等を招へいし、清酒と漆器、食との融合など、会津清酒を核とした楽しみ
められている。
方の提案会を開催し、首都圏等における会津清酒および会津地域素材の販売促進
を図る。
○ 原子力発電所事故による風評被害が続いており、一部の地域企業等は今もなお厳
重
しい経営環境に置かれたままとなっている。
点
方
【主要事業】
針
【これまでの成果】
○
会津漆器技術後継育成訓練校運営補助金(商工課)
№
11 ○ 会津漆器及び会津清酒について、大手小売企業との全国キャンペーン等における ○ 会津ブランドものづくりフェア(商工課)
PRをはじめとする各種取り組みにより、販路拡大と商品力向上を図った。
○ 会津酒造技術後継者育成協議会負担金(商工課)
○ 会津漆器及び会津清酒の後継者育成組織の運営補助等により、後継者の育成とそ ○ 会津清酒消費拡大推進協議会負担金(商工課)
の自立支援を図った。
○ 会津ブランドものづくりフェア事業において、首都圏セレクトショップで会津漆
【部局間連携に向けての対応】
器をはじめとする地場産品のテストマーケティングを実施し、首都圏で売れるも ○ 公共施設等での地場産品の利活用促進を図る。
のづくり・商品開発の促進を図った。
【平成26年度に向けての課題】
○ デスティネーションキャンペーンプレイベントと十分に連携を図り、効果的なP
Rおよび販路拡大に取り組む必要がある。
■個性をいかした既存産業の振興
【現状認識】
【重点方針】
○ 首都圏企業等において観光PRや物産販売等を行う「企業マルシェ」の取り組み ○ 引き続き、国内大手小売企業との連携により、全国主要都市においてキャンペー
は、その後の社員食堂への食材提供や定期購買などの継続的な取り引きに繋がっ
ンを展開し、地場産品の販売促進と観光誘客を図る。
ている。
○ 平成25年度に実施した国内大手小売企業との全国キャンペーンを通じて見えてき
た課題等の解決に向けて、同企業の支援を受け品質管理に関するセミナーや共同
○ 国内最大規模の総合小売企業との連携により実施した全国キャンペーン「桜咲く
物流に関する研究会等を実施し、地域産品および地域企業の底上げを図る。
会津フェスタ」により、地域産品の販路拡大や観光誘客、原子力発電所事故によ
る風評の払拭に繋がっている。
○ 企業マルシェの取り組みを継続実施し、実施企業との継続的な取り引きの拡大を
重
図る。
点
方
【これまでの成果】
【主要事業】
針
№ ○ 「企業マルシェ」の取組は、その後の社員食堂への食材提供や定期購買、社員旅 ○ 桜咲く会津プロジェクト推進事業(商工課)
行誘致など、さまざまな継続的な取り引きに繋がっている。
12
○ 会津ブランド推進事業(商工課)
○ 大手小売企業との連携による全国キャンペーン等の実施を契機として、数多くの
地域企業と同企業との継続的な取り引きが始まっているほか、同企業での採用は
【部局間連携に向けての対応】
会津地域産品の安全性についての強力なPRに繋がるものと考えられる。
○ 「企業マルシェ」や大手小売企業との連携事業の取り組みにあたっては、農政部
と十分な連携を図るとともに、会津地域の官民全体での対応を図る。
【平成26年度に向けての課題】
○ 農商工連携のさらなる推進とともに、大手小売企業とのネットワーク・ノウハウ
を最大限に活かして地域産品の品質・商品力の向上を図る。
■経営基盤強化への支援
【現状認識】
【重点方針】
○ 平成25年3月末に中小企業金融円滑化法が終了し、地域企業の倒産等の増加が懸 ○ 市融資制度の条件緩和や信用保証料の全額補助を継続実施するとともに、国や県
念されたが、国による金融機関への要請等もあり、大きな動きは見られない。
、金融機関や商工団体等との連携により、中小企業の資金繰りの円滑化を図る。
○ 観光関連産業や建設業の好調などにより地域経済は回復傾向が続いているが、一
重
部の企業は今もなお原子力発電所事故による風評被害により厳しい経営環境に置
【主要事業】
点
かれている。
○ 市中小企業未来資金保証融資制度信用保証料補助金(商工課)
方
針
○ 市中小企業未来資金保証融資制度預託金(商工課)
【これまでの成果】
№
○
13
東日本大震災後、市融資精度の条件緩和や信用保証料の全額補助を継続してきた
ところであり、地域企業の資金調達の円滑化が図られた。
【平成26年度に向けての課題】
○ NHK大河ドラマ「八重の桜」放送終了の影響や消費税率引き上げ前の駆け込み
需要の反動など、先行きが懸念される現状にある。
企業立地と新規産業の創出を促進する 長期総合計画 基本施策3-2-2
■企業誘致の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 企業誘致や新規産業の創出は、本市の産業振興や雇用拡大など地域活性化を図る ○ 会津若松河東工業団地については、国・県の支援制度を活用しながら、残り1区
ための施策として重要である。
画(区画4東)の早期分譲による企業立地を図る。
○ 継続的な新規企業立地を促進するため、「(仮称)新工業団地」の整備促進に取
り組む。
【これまでの成果】
《平成25年度の成果》
○ 新規立地(2件) ・西田精機(医療用内視鏡部品)
・富士通ホームアンドオフィス(植物工場)
重 ○ 増設(4件)
点
方
針
№
14
・サンブライト(カメラ部品製造)
・大善(物流)
・丸隆工業(治具、自動車部品)
・Iネット(情報通信)
○ 世界的に成長が見込まれる環境や再生可能エネルギー関連産業やICT関連産業
、新たな市場創出が見込まれる医療・介護・福祉分野などの動向を注視し、企業
誘致や既存企業の新規参入を支援する。
○ 会津産業ネットワークフォーラム(ANF)の活動を通じ、企業間連携、産学官
連携、産業人材育成を促進し、既存立地企業の経営基盤の強化を図り、地域の産
業振興に努める。
【主要事業】
○ 企業誘致促進事業(企業立地課)
○ 成長産業集積促進事業(企業立地課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 再生可能エネルギー、スマートグリット、クラウド・データーセンターなどの新 ○ (仮称)新工業団地の整備(企業立地課)
たな時代を牽引する産業の創出
○ 会津若松医工連携推進プロジェクト(企業立地課)
○ 会津産業ネットワークフォーラム(企業立地課)
【部局間連携に向けての対応】
○ 再生可能エネルギー、スマートグリット、クラウド・データーセンターなどの新
たな産業については、部局横断的な取組が必要とされるため、連携を図っていく
。
■新規産業の創出
重
点
方
針
№
15
【現状認識】
【重点方針】
○ ベンチャー企業は「受託開発型」から「自発開発型」「開発提案型」に移行しつ ○ 会津大学復興支援センターをはじめ、会津大学、地元ベンチャー企業、大手企業
つあり、ITは既存産業内ビジネスを効率化する役割だけでなく、産業の枠を超
など様々な企業との連携を確立し、新事業創出および産業集積を図る。
え、様々な分野で新たな製品やサービスを生み出す基盤となっている。
○ インキュベート施設の運営支援や、優れた技術等を有するベンチャー企業の販路
拡大支援などにより、新規創業や新事業創出の促進に向けた環境整備を図る。
○ ベンチャー企業数は、平成13年度の16社から平成17年度には32社に増加したが、
その後世界的不況の影響等により起業が停滞している。平成23年度には調査開始
以来最多の43社となり、平成24年度は定義の見直し等により41社となっている。
【主要事業】
○ 産学官連携推進事業(商工課)
【これまでの成果】
○ ITベンチャー販路拡大展示会出展補助金(商工課)
○ 平成26年2月現在のベンチャー企業41社、従業員数371人。平成24年売上28億1千 ○ 会津産IT技術認定事業(商工課)
万円。(平成15年…20社、240人、25億円)
○ ビジネスインキュベーション事業(商工課)
○ 平成25年度会津産IT技術認定…大賞1件、奨励賞3件
○ 会津産IT技術認定を受けたベンチャー企業が世界的イベントへ参加したり、国
【部局間連携に向けての対応】
内発表会で賞を受賞するなど、本市ベンチャー企業の認知度が拡大している。
○ あらゆる産業とIT技術の融合を促進するため、他部局との情報共有・連携を強
化していく。
○ 平成24年度より、新規創業・新事業創出の環境整備を目的にインキュベート施設
の設置・運営に対する補助制度を創設し、1ヵ所が開設された。
【平成26年度に向けての課題】
○ ベンチャー産業界から、インキュベート施設の整備支援や販路拡大への支援の期
待が高まっている。
○ 近年、首都圏での創業が増加しており、市内での創業環境整備が求められている
。
商店街の魅力を向上し中心市街地の賑わいを創出する 長期総合計画 基本施策3-3-1
■個性と魅力にあふれた商業空間の整備
【現状認識】
【重点方針】
○ 商業振興・賑わい創出等によるまちづくり活動を支援することは、商店街等の地 ○ 中小企業振興条例補助金の制度内容改定について周知を図り、商店街等による活
域の自立に向けた活性化策として有効かつ重要である。
性化事業を支援し、商店街や地域の魅力向上を促進する。
○ 会津まちづくり応援隊が作成した「まちなか賑わいづくりプロジェクト」の実現
に向け、商店街、関係団体が一体となった体制をつくり具体的事業を実施する。
【これまでの成果】
重 ○ 商店街空き店舗対策事業等により空き店舗数が減少した。
【主要事業】
点 ○ 会津まちづくり応援隊等との連携や中小企業振興条例補助制度の活用によるイベ
ント等の開催により中心市街地への来訪者が増加した。
方
○ 中小企業振興条例補助金(商工課)
針
№ ○ まちなか賑わい協働事業により市民が商店街と連携して「まちなか賑わいづくり ○ まちなか賑わいづくりプロジェクト事業負担金(商工課)
プロジェクト」を作成し、その具現化に向けて取組を行っている。
16
○ 十日市実行委員会負担金(商工課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 商店街やまちづくり団体の活性化に向けた主体的取組の促進が必要である。
○ 商店街のみならず、市民や関係団体等と広く連携した取組が求められている。
【部局間連携に向けての対応】
○ 商店街におけるイベント等の事業において、各部局との連携を図り、相乗効果を
生み出すよう取り組む。
○ 賑わいづくりプロジェクト事業についてはハード、ソフトが伴う事業であること
から、庁内関係課と一体となって事業を支援する。
中心市街地の環境の整備と地域個性を創出する 長期総合計画 基本施策3-3-2
■中心市街地の骨格づくり
【現状認識】
【重点方針】
○ 人口減少社会において持続可能なまちづくりの推進を図るためには、商業の活性 ○ 生活環境や居住環境、商業業務環境に関わる整備の推進を図るとともに、来訪者
化のみならず、多様な都市機能を集積した「歩いて暮らせるコンパクトなまちづ
と生活者の交流とふれあいを促す交流の場づくりや、まちなか観光に対応した歩
くり」の推進が必要である。
行空間の整備を図るなど、都市基盤等の骨格づくりを推進する。
重
【これまでの成果】
点
【主要事業】
方 ○ 会津稽古堂の開館により、来館者による周辺商店街への波及効果が見られる。
針 ○ 会津まちづくり応援隊などの各種イベント等により野口英世青春広場の活用が図 ○ 都市活力推進事業(商工課)
№
られている。
○ 野口英世青春広場管理運営事業(商工課)
17
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 民間事業者による取り組みについての情報収集、計画策定や条件整備など事業立 ○ 都市機能集積と安全安心な生活環境の整備が重要となることから、担当部局と情
ち上げへの支援、各種補助金等についての情報提供が望まれている。
報共有を図り、連携した取組を行う。
○ 野口英世青春広場の有効活用が望まれている。
■まちなみをいかした地域個性の創出
【現状認識】
【重点方針】
○ 地域個性をいかした中心市街地活性化の推進のため、地域住民、民間事業者、行 ○ 「選択と集中」の考えに基づき、商業の活性化のみならず多様な団体から構成さ
れる中心市街地活性化協議会との協働のもと情報の共有化に努め、第2期中心市
政の連携・協働による事業推進が必要である。
街地活性化基本計画に位置付けられた事業を展開することにより「歩いて暮らせ
○ 国の中心市街地活性化に向けた制度の見直し状況や会津まちづくり応援隊等の市
るコンパクトなまちづくり」を推進する。
民協働などの視点も含めた施策の検討が必要である。
○ 会津まちづくり応援隊が作成した「まちなか賑わいづくりプロジェクト」事業の
実現に向け、市民、商店街、関係団体、行政が一体となり、まちなみや路地裏、
重
【これまでの成果】
地域個性をいかした中心市街地の活性化を推進する。
点
方 ○ 中心市街地における歩行者通行量は平成21年度を底に増加傾向にある。
針 ○ まちなか賑わい協働事業により市民が商店街と連携して「まちなか賑わいづくり
【主要事業】
№
プロジェクト」を作成し、その具現化に向けた取り組みを行っている。
○
中心市街地活性化事業(商工課)
18
【平成26年度に向けての課題】
○ まちなか賑わいづくりプロジェクト事業負担金(商工課)※再掲
○ 国等の動向を踏まえ、第2期中心市街地活性化基本計画に位置付けた各種事業の ○ 中心市街地活性化協議会負担金(商工課)
実現に向けた取組が重要である。
○ 地域の個性をいかすためには、商店街、民間事業者、地域住民、関係団体等との
【部局間連携に向けての対応】
連携による取組が求められている。
○ 地域個性をいかすため、景観や路地裏の整備、まちなか観光の視点が重要となる
ことから、効果的な事業実施に向け、関係部局と連携し取り組む。
雇用環境を充実する 長期総合計画 基本施策3-4-1
■雇用環境の改善
【現状認識】
【重点方針】
○ 観光関連産業や建設業の好調等を背景とした景気改善により、ハローワーク会津 ○ 県緊急雇用創出基金事業を最大限に活用し、全庁的な取り組みより少しでも多く
若松管内の有効求人倍率は平成26年2月末現在1.09倍と高水準にある。ただし、求
の雇用創出を図る。
職者の希望が多い事務職や生産工程職等は倍率が低く、求人と求職者のミスマッ
○ 国・県をはじめとする関係機関との連携により、各種雇用助成金・奨励金制度等
チがみられる。
の周知徹底、就職面接会の開催、さらには企業への雇用拡大要請などに取り組み
、少しでも多くの雇用拡大を図る。
○ 県緊急雇用創出基金事業は、平成25年度をもって新規募集を終了する予定だった
が、平成26年度も延長実施されている。
重
【主要事業】
点
○
【これまでの成果】
緊急雇用創出基金事業(商工課)
方
針 ○ 県緊急雇用創出基金事業の活用により、平成21年度から平成25年度までに1,500人 ○ 会津地域雇用創造推進協議会(商工課:平成24年度より事務局)
№
を超える雇用を創出した。
19
○ 会津地域雇用創造推進協議会による事業実施により、平成24・25年度に約280名の
【部局間連携に向けての対応】
雇用創出に取り組んだ。
○ 県緊急雇用創出基金事業の県への要望、実施にあたっては、他部局と十分に情報
共有・連携を図り、同事業を最大限に活用して雇用創出を図る。
○ 各種震災復興対策や風評対等により、有効求人倍率は高い水準にある。平成24年
4月末0.42倍→平成26年2月末1.09倍)
【平成26年度に向けての課題】
○ 有効求人倍率は1倍を超えているが、求人と求職者にミスマッチが多く、安定し
た雇用環境には至っていない。
■若年層の雇用の確保
【現状認識】
【重点方針】
○ 東日本大震災後、行政・学校・企業・地域が一体となって雇用対策に取り組んだ ○ 人財バンクへの登録促進をはじめ、各種就職支援機関との連携を強化することに
結果、若年層の雇用環境は改善傾向にある。
より、若年求職者と地元企業とのマッチングを支援し、地元就職とUターン就職
の増加を図る。
○ 若年者の中小企業や地元企業を志向する傾向が強まっているが、会津地域企業の
多くが資金的な問題等から広報宣伝が十分でなく、さらなる効果的な情報発信が ○ 新卒高卒者及び3年以内既卒者について、国・県、就職促進支援員、学校、企業
求められている。
など、地域が一体となって情報共有・連携し、就職率100%を図る。
重
点
方 ○ 求人企業においては、採用予定数を満たさなくても真に求める人材しか採用しな
いなど、雇用の厳選化が進んでいる。
針
【主要事業】
№
【これまでの成果】
○ 会津若松市人財バンク事業(商工課)
20
○ 平成25年度人財バンク登録求人者 約350人(うち学生 約30名)
○ 平成25年度人財バンク雇用・就職相談件数 14件→就職決定 5件
【部局間連携に向けての対応】
○ 関係部局と情報共有・連携しながら、人財バンク事業の積極的な活用を図るとと
もに、関係企業等の求人情報の情報共有により事業の充実を図る。
【平成26年度に向けての課題】
○ 人財バンク事業における独自の求人開拓による登録求人企業数は約60社にとどま
っているが、平成26年9月からハローワークにおいて求人情報のオンライン提供が
開始される予定であり、積極的な活用により求人の充実を図る。
■中高年齢者の雇用促進
【現状認識】
【重点方針】
○ 少子高齢化が進行している現状では、高齢労働力の活用と年金支給年齢の引き上 ○ ハローワークや独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構等の関係機関と連
げによる高年齢者の収入確保の観点から、65歳まで働き続けられる労働市場の整
携し、法の趣旨や高齢者の雇用確保にかかる各種支援制度の周知を図り、企業の
備が必要となっている。
理解を求めながら希望者全員の継続雇用の実現を図る。
○ 定年と継続雇用制度の義務年齢は、年金支給開始年齢の引き上げに合わせて段階
的に引き上げられ、平成25年4月1日から65歳となった。平成24年度の会津地域
重
【主要事業】
における高年齢者雇用確保措置実施済み企業の割合は96.0%となっている。
点
○ 高齢者雇用促進(商工課)
方
針 ○ 50歳以上の人財バンク登録者は74人であり、全登録者347人の約21%を占めており
№
、高齢者の雇用の場の不足が懸念される。
【部局間連携に向けての対応】
21
【これまでの成果】
○ シルバー人材センターにおいて高齢者の職業訓練や面接会等を実施しており、担
当部局と連携して有効活用を促進する。
○ 平成26年2月現在の45歳以上有効求人倍率は0.89倍、55歳以上有効求人倍率は0.97
倍であり、高水準での上昇傾向が続いている。
【平成26年度に向けての課題】
○ 定年引き上げや継続雇用制度の導入は経費の増大につながるため、企業経営への
影響や他社員の給与削減や若年者の採用減少等に繋がる可能性もある。
■障がい者の雇用促進
【現状認識】
【重点方針】
○ 平成25年4月に、民間企業の障がい者雇用率が1.8%から2.0%に引き上げられ、 ○ 「会津地区障がい者雇用連絡協議会」をはじめ、学校、社会福祉団体、民間企業
また対象となる事業主の範囲も拡大(従業員数56人以上→50人以上)されたとこ
、地域等との連携をより一層深め、民間事業所に働きかけるなど、雇用促進に努
ろであり、引き続き周知啓発を図る必要がある。
めていく。
○ 障がい者支援担当部局と連携し、「会津若松市障がい者雇用優良事業所顕彰事業
重 ○ 障がい者の就労意欲は急速に高まっているが、会津地域の障がい者雇用率は
1.43、雇用率達成企業は44.1%と低水準にある。
」などを通して企業の障がい者雇用への意識醸成を図っていく。
点
方
針
【これまでの成果】
【主要事業】
№
22 ○ ハローワーク会津若松管内の障がい者雇用数412.5人、実雇用率1.43、雇用率達成 ○ 会津地区障害者雇用連絡協議会負担金(商工課)
企業44.1%。(県内の実雇用率1.69、雇用率達成企業46.6%)
【部局間連携に向けての対応】
【平成26年度に向けての課題】
○ 障がい者支援担当部局との情報共有・連携により企業の障がい者雇用への意識醸
成を図る。
○ 本市民間企業の雇用率は法定2.0%に達しておらず、県内および全国を下回ってい
る。
■女性の雇用促進
【現状認識】
【重点方針】
少子高齢化が進行している現状においては、女性の労働力の活用は極めて重要で
○
○ 国・県、女性雇用支援関連団体等が実施するセミナー等の開催への支援を行うと
あり、女性が働きやすく能力を発揮できる労働環境および子育て等で一度離職し
ともに、関連法や支援制度等の周知徹底により女性の雇用環境改善に向けた企業
た女性が再雇用されやすい雇用環境の整備が求められている。
の意識高揚を図る。
重 ○ 子育て等で一度離職した女性の再就職支援の充実が求められている。
点
方
針
【これまでの成果】
№
23 ○ 平成25年度に県「育児・介護休業者生活資金貸付制度」を利用した本市民1名
○ 県の「育児・介護休業者等生活資金貸付制度」および同制度利用者に対する本市
の利子補給制度の周知・活用促進に努め、休業中の生活安定を図る。
【主要事業】
○ 育児・介護休業者生活資金利子補給制度(商工課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 県の「育児・介護休業者等生活資金貸付制度」の利用は全県でも年間4件程度であ
【部局間連携に向けての対応】
り、県と連携してさらなる広報に努める必要がある。
○ 男女共同参画推進、子育て、介護を担当する部局と情報共有・連携し、それぞれ
の事業等をリンクさせながら効果的な事業実施を図る。
■能力開発の促進
【現状認識】
【重点方針】
○ 国・県の職業能力訓練・開発機関等において多様なメニューが提供されている。 ○ 国・県の職業能力開発支援制度の周知徹底を図り、利用を促進することにより、
就業・職種転換を支援する。
○ 技能功労者表彰制度は、各組合からの推薦が減少傾向にあり、各業界の人材・後
継者不足や業種組合の弱体化が懸念される。
○ 県緊急雇用創出基金事業を職業能力育成の観点により積極的に活用し、雇用者の
能力開発と事業終了後の就業促進を図る。
重
点
【これまでの成果】
○ 技能功労者表彰制度を継続実施することにより、技能者の地位・技能水準の向上
方
と後継者育成の促進を図る。
針 ○ 平成25年度会津職業能力開発センター修了者の就職率 94.8%(1月31日現在・修
№
了3ヵ月後)
24
○ 平成25年度会津若松市技能功労者表彰受賞者数 15人
【主要事業】
○ 技能功労者表彰制度(商工課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 技能功労者表彰制度の推薦が減少傾向にあり、若年後継者の人材育成強化が課題
となっている。
勤労者福祉を充実する 長期総合計画 基本施策3-4-2
■労働者福祉の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 市内中小企業は依然として厳しい経営環境にあり、単独で福利厚生制度の充実を ○ あしすとに対し、引き続き一定程度の財政支援を行う一方で、管理運営経費の削
図ることが困難な現状において、(一財)会津若松市勤労者福祉サービスセンター
減、事業内容及び参加者負担の見直し、資産運用の見直し、新たな財源確保策の
(あしすと)が勤労者福祉の増進に果たす役割は大きい。
検討など、補助金に依存しない自立した運営に向けた取組を支援していく。
重
点
方
針
№
25
○ あしすとには自立した運営に向けた取組が求められるが、現在の厳しい経済情勢 ○ 勤労青少年ホームは、指定管理制度の活用により各種事業の充実とより効果的・
において急速な会員増加は困難と思われるため、引き続き行政による財政支援が
効率的な事業運営を図り、さらなる活性化に努めていく。
必要である。
○ 勤労青少年ホームの老朽化が進んでいることから、施設を共用する文化センター
および老人福祉センターと連携しながら適切な維持管理・計画的な改修に努める
○ 勤労青少年を取り巻く環境は時代とともに変化しており、各種講座やクラブ活動
。
の利用者は平成17年度をピークに減少傾向にある。
【主要事業】
【これまでの成果】
○ 平成24年度勤労青少年ホーム講座・クラブ活動の延べ利用人数 3,727人
○ 平成26年2月末あしすと会員数 2,249人
○ 勤労青少年ホーム管理運営(商工課)
○ (一財)会津若松市勤労者福祉サービスセンター補助金(商工課)
【部局間連携に向けての対応】
【平成26年度に向けての課題】
○ 勤労青少年ホームは文化センター、老人福祉センターとの複合施設であり、各担
当部局と連携して適切な維持管理を図る。
○ 勤労青少年ホームの利用者は、勤労青少年を取り巻く環境の変化により減少傾向
にある。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
デスティネーションキャンペーン推進
事業(観光課)
1
観光誘客メディア戦略事業
(観光課)
会津若松観光ビューロー補助金(観光
課)
市民総ガイド運動実行委員会負担金
(観光課)
2
便益施設整備事業
(観光課)
デスティネーションキャンペーン推進
事業費(観光課)
サムライシティを活かした観光振興
(観光課)
史跡若松城跡総合整備事業
(観光課)
3
史跡若松城跡ライトアップ
(観光課)
鶴ヶ城天守閣リニューアル
(観光課)
行政評価
報告書
ページ
92
事業概要
ふくしまデスティネーションキャンペーン、プレキャンペーンについて、市としてのキャンペーン事業に取り組む。受け
入れ体制整備や各種事業に取り組む。
予算額
(千円)
26,215
観光誘客メディア戦略事業として「会津侍 若松っつん」を制作し、全国の映画館で上映し、観光誘客PRを行う。
92
92
93
93
92
96
96
96
96
26,198
会津若松観光物産協会、会津若松市観光公社が統合し、民間団体が一丸となった会津若松観光ビューローにより会津の観
光振興を図る。
「6つのどうぞ」運動の普及啓発、観光スポット等が快適で安全な状況にあるかどうかのチェックや修繕、ボランティア
ガイドの養成講座を開設する。
受入体制の整備として、飯盛山無料駐車場、飯盛山公衆トイレ及び観光案内所の運営管理、東山及び芦ノ牧地域の公衆ト
イレ運営管理、石部桜、中野竹子、新選組殉難の地への仮設トイレ設置及び運営管理業務、飯盛山トイレ管理運営補助
ふくしまデスティネーションキャンペーン、プレキャンペーンについて、市としてのキャンペーン事業に取り組む。受け
入れ体制整備や各種事業に取り組む。
サムライシティ会津若松の魅力を広くアピールするため、鶴ヶ城に甲冑姿等に扮した者を配置し、観光案内をはじめとし
て写真撮影などのサービスを提供する。
平成27年の天守閣再建50周年に向けた事業である御三階の復元に向けて、調査を行うとともに、実施手法などについて、
関係機関と協議をしながら検討していく。
まちなかライトアップと合わせて夜間の魅力向上を図ることにより、夜間の観光促進や宿泊需要の創出に有益であること
から、内容の充実を図り、事業を促進していく。
現在、郷土博物館として活用している鶴ヶ城天守閣1層並びに2層の展示スペース等を、より効果的かつ効率的な展示が
可能となるよう、将来を見据えた観光施設としての整備の方向性を検討し、改修を行う。
52,860
300
8,666
26,215
21,791
542
16,672
147,891
3
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
鶴ヶ城公園東口駐車場公衆トイレ新築
工事(観光課)
4
まちなか観光推進事業
(観光課)
温泉地域活性化推進事業補助金
(観光課)
5
温泉地域活性化推進事業補助金
震災復興特別分
(観光課)
教育旅行誘致推進事業
(観光課)
6
観光農業推進協議会負担金
(観光課)
会津まつり等イベント開催・共催事業
(観光課)
行政評価
報告書
ページ
鶴ヶ城公園東口駐車場に公衆トイレを新築し、観光客へのより良い便益提供に資する。
97
まちなみ整備・活性化団体に対するPRや看板のれん等の整備支援、七日町市民広場の管理、大型観光バス駐車場の提供
97
97
東山・芦ノ牧の両温泉観光協会、両活性化委員会が主体となって、誘客宣伝・イベント・温泉街環境整備など、温泉街を
活性化するための事業について、メニュー方式にて補助金を交付する。
7,000
東日本大震災及び原子力発電所事故による影響が残る、本温泉地域の復興に向け、温泉街自らが積極的に取り組む事業を
支援するため、新たに震災復興特別分の補助金を交付する。
10,000
98
98
99
98
98
会津若松観光ルネッサンス協議会負担
金
(観光課)
1,466
県緊急雇用創出基金事業を活用し、引き続き専任職員3名の配置により、教育旅行の復興を図っていく。
会津まつり協会負担金(観光課)
8
53,780
97
会津十楽inサムライシティあいづ
(観光課)
7
予算額
(千円)
事業概要
99
13,076
ワンストップサービスの提供による観光農園への誘客促進と、テーマ型観光の新たな魅力の確立へ向けた取り組みを行う
。
まちなかに賑わいを創出するため、民間団体などが実施する各種イベントへの共催、後援により、開催、運営、PRなど
に協力する。
蒲生氏郷公が物産販売等の場として催していた「十楽」について、歴史的な背景を含めた新たな観光資源とし、県内外か
らの観光誘客や観光振興を図ることを目的として、新たに現代風に実施する「会津十楽inサムライシティーあいづ」につ
いて市の協力により開催する。
まつりをはじめとした地域振興事業を行う、会津まつり協会により、市民参加によるまつりを開催し、にぎわいの創出を
行う。
観光振興、まちづくり等に係る諸課題についての調査・研究を行い行政、各観光団体や民間事業者等に具体的な提言を行
うとともに、自らも先駆的なテーマに取り組み、官民連携による地域活性化に寄与する。
150
-
3,000
62,623
800
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
極上の会津プロジェクト協議会負担金
(観光課)
102
事業概要
会津地域として震災前の観光を取り戻すため、地元提案型の旅行商品の造成をはじめ会津地域の回遊性を高めるための取
り組みを行う。震災復興支援を行う企業や地域、従来から築いてきたネットワーク等(ゆかりの地や姉妹都市等)を活か
した物産振興事業を行っていく。併せて中長期的な事業としてインバウンド事業にも取り組む。平成26年度開始の「ふく
しまデスティネーションキャンペーン」プレキャンペーンの取り組みを進めるとともに、平成27年度の本キャンペーンに
向けて素材の磨き上げと情報発信に取り組む。
予算額
(千円)
5,669
9
広域観光交流宣言事業(観光課)
102
10
会津若松・磐梯地区国際観光推進協議
会負担金
(観光課)
会津漆器技術後継者訓練校運営補助金
(商工課)
会津ブランドものづくりフェア
(商工課)
11
会津酒造技術後継者育成協議会負担金
(商工課)
103
会津ブランド推進事業
(商工課)
695
4,142
会津漆器の技術後継者を育成するため、技術訓練を行う会津漆器技術後継者訓練校の運営を支援する。 107
106
107
12
英語対応の案内所の運営など外国人受入環境の整備や、海外に向けた会津地域の安全安心や観光素材のPR等を行う。ま
た、昨年度検討を行った今後の協議会のあり方について、結論を出し、解散・統合となった場合、それに向けた手続きを
進めていく。
106
会津清酒消費拡大推進事業
(商工課)
桜咲く会津プロジェクト推進事業
(商工課)
交流宣言を締結した新潟市、京都市、同志社大学の連携を通して交流人口の拡大を図る。また、新たに佐渡市との交流事
業にも取り組み、広域観光の推進を図る。
2,500
「会津ブランドものづくりフェア」を開催し、企画展示や実演、制作体験等を通じて、幅広い「会津地域のものづくり」
を地域内外に情報発信するとともに、伝統工芸品の販売力強化を図りながら、ものづくり産業の振興・人材育成・活性化
を図る。(関係団体で構成する実行委員会により運営)
酒造に関する技術講習会や講演会の開催、先進地視察等を通して、伝統製法の継承を図るとともに、新技術の導入指導
や、関連知識の習得(農業・食べ物との相性・飲食スタイル・市場ニーズ・先進事例等)を推進する。また、海外への販
路開拓に向け、海外に受け入れられる酒の製造技術や知識の習得を図る。(関係団体で構成する会津酒造技術後継者育成
協議会により運営)
全国新酒鑑評会の実績と業界における会津清酒をテーマとしたおもてなしの環境づくりの取り組みを背景に「日本一お
いしいお酒が飲める郷宣言」を行い、地域内外に対し会津清酒を核としたPRを展開する。特に首都圏層を対象とした各
種媒体等を招へいし、会津清酒と会津漆器、食との融合など、会津清酒を主とした楽しみ方を提案することにより、会津
清酒および会津地域素材の販売促進を促す。(関係団体で構成する会津清酒消費拡大推進協議会により運営)
8,800
500
3,076
109
平成25年度に引き続き、国内大手小売企業との提携により、農商工観の連携のもと、全国主要都市において地場産品の販
売促進と観光誘客を目的としたキャンペーンを展開する。また、同企業の協力により商談会の開催や品質管理に関するセ
ミナーや物流に関する研究会等を実施し、地域企業の底上げを図る。(関係団体で構成する実行委員会により運営)
11,800
108
ブランド化しやすい分野(食)に特化し、農商工連携を主要コンセプトとして、地域の生産・加工事業者等と首都圏の主
要な小売・流通・宿泊・飲食企業との提携を行い、安定した販路の確保と適正な利潤が追求できる環境整備を図る。また
、セミナー開催や個別案件への対応を行うことで、より多くの企業の生産体制の整備を促進する。
635
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
市中小企業未来資金保証融資制度信用
保証料補助金
(商工課)
13
市中小企業未来資金保証融資制度預託
金
(商工課)
企業誘致促進事業
(企業立地課)
成長産業集積促進事業
(企業立地課)
14
(仮称)新工業団地の整備
(企業立地課)
会津若松医工連携推進プロジェクト(
企業立地課)
会津産業ネットワークフォーラム
(企業立地課)
産学官連携推進事業
(商工課)
ITベンチャー販路拡大展示会出展補助
金
(商工課)
15
会津産IT技術認定事業
(商工課)
ビジネスインキュベーション事業(商工
課)
行政評価
報告書
ページ
事業概要
予算額
(千円)
中小企業未来資金保証融資制度を利用した中小企業に対して融資にかかる信用保証料の補助を行い、負担軽減を図るとと
もに、企業の経営安定化を図る。信用保証料の全額補助を継続して実施する。
110
109
114
114
22,344
市が市内各金融機関へ原資を預託し、金融機関協調倍率運用を行うことにより、低利かつ信用保証協会の保証対象となる
市独自の事業資金の融資を提供し、円滑な資金調達環境を整備する。
成長産業企業の立地動向調査や、福島県東京事務所などの関係機関との連携をを通じ、企業の立地動向を把握し、新
規企業の立地や既存企業の新たな設備投資を促し、雇用の創出を図る。
将来的に成長が見込まれる再生可能エネルギー関連企業をはじめ、それに関連するスマートグリット、スマートコミ
ュニティー等の社会インフラ整備に関する企業やクラウドデータセンター、さらには医療福祉関連企業など、新たな
時代に対応する産業の誘致や創出を促進し、もって雇用の拡大と地域活性化に資する。
600,000
3,158
4,320
企業の新規立地に即応するため、先行造成型の工業団地造成を行う。
114
0
114
成長産業分野である医療福祉関連分野については、本市と会津若松商工会議所において、会津大学の協力のもと、医
工連携ネットワークを形成し、医療福祉分野への参入や新事業の創出等を促進することによって、景気に左右されに
くい産業構造の構築とともに、会津地域の経済活性化を目指す。
1,636
115
会津地域に立地する製造業を中心とする企業が、企業間連携や地域社会との連携・協力体制を確立し、企業自らの成
長と地域の発展を目指して企業主体による新たな組織を設置する。主な取り組みとして、産業人材の育成、企業間連
携の推進、産学官連携の推進などを行う。
1,009
117
117
116
116
市職員を産学官連携推進員として会津大学に派遣し、市が大学と地域企業の連携を推進する役割を担い、地域における産
業技術の高度化による新規事業・新産業の創出を図る。
会津産ITとして認定された認定技術をもって国内外の展示会に出展し、販路拡大や業務拡張を目指す企業に対して、展
示会の出展にかかる経費の一部を補助する。
会津大学発の技術系開発ベンチャー企業や、創業希望者から様々なビジネスモデル等を募集し、優秀な案件は「会津産I
T技術」として認定し称号と賞金を授与する。
創業期・起業初期・中期におけるITを中心としたベンチャーの活動拠点となるインキュベーション施設の設置・運営を
支援するため、インキュベーションマネージャーを擁しベンチャーの育成を行う事業者や団体等による施設の設置・運営
に係る経費の一部を補助する。
0
600
768
1,984
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
中小企業振興条例補助金
(商工課)
16
まちなか賑わいづくりプロジェクト事
業負担金
(商工課)
十日市実行委員会負担金
(商工課)
都市活力推進事業
(商工課)
17
野口英世青春広場管理運営事業
(商工課)
中心市街地活性化事業
(商工課)
18
まちなか賑わいづくりプロジェクト事
業負担金 (商工課)※再掲
中心市街地活性化協議会負担金
(商工課)
行政評価
報告書
ページ
120
―
商店街振興組合、商工会、まちづくり団体等が実施するイベント事業、施設維持管理事業、空き店舗対策事業等に対し、
その事業費の一部を助成し、活動を支援する。
会津まちづくり応援隊が作成した「まちなか賑わいづくりプロジェクト」に位置付けられた事業の具現化により、中心市
街地における交流人口の拡大や賑わいの創出を図る。
予算額
(千円)
22,471
9,300
400年以上の伝統を持つ会津地域最大の初市である「十日市」を中心市街地にとてい実施し、本市商業の振興を図る。
120
122
122
750
市街地再開発事業、優良建築物整備事業等の面的事業の計画策定・条件整理など、事業立ち上げを支援するとともに、国
・県・市からの補助金による財政支援を行う。
中心市街地に不足する「賑わい創出の場」として整備された野口英世青春広場における物販・飲食、まちなか情報の提供
、イベント開催等の賑わいの創出により、個店の魅力向上と商店街活性化の取組を促す。
0
0
第2期中心市街地活性化基本計画の国の認定に向け、関係機関との協議調整を図る。
122
―
122
緊急雇用創出基金事業
(商工課)
124
19
事業概要
会津地域雇用創造推進協議会
(商工課)
124
884
会津まちづくり応援隊が作成した「まちなか賑わいづくりプロジェクト」に位置付けられた事業の具現化により、中心市
街地における交流人口の拡大や賑わいの創出を図る。
第2期中心市街地活性化基本計画に基づき、多様な団体で構成される「会津若松市中心市街地活性化協議会」と連携し、
様々な活性化事業を推進・支援する。
県の「緊急雇用創出基金事業」に基づく補助金の交付を受け、民間事業者等への委託や市の直営による事業を実施するこ
とにより、被災求職者(全県民が対象)に短期の雇用・就業機会を創出・提供する。
○震災等緊急雇用対応事業
○地域雇用再生・創出モデル事業 会津地域の行政機関19団体、商工団体6団体、特定非営利活動法人2団体の合計27団体で構成する会津地域雇用創造推進
協議会の事務局を運営し、合同就職面接会を開催する。
なお、平成24年度から厚生労働省「地域雇用創造推進事業」の委託を受け、各種セミナー、講習会、相談会等も実施し
たが、平成25年度で委託が終了したところであり、再度の事業採択に向けて事業提案に取り組む。
930
20
453,143
1,037
重点方針
番号
20
21
22
23
24
25
25
事務事業名
(担当課)
会津若松市人財バンク事業
(商工課)
高齢者雇用促進
(商工課)
会津地区障害者雇用連絡協議会負担金
(商工課)
育児・介護休業者生活資金利子補給金
制度
(商工課)
技能功労者表彰制度
(商工課)
勤労青少年ホーム管理運営
(商工課)
(一財)会津若松市勤労者福祉サービ
スセンター補助金
(商工課)
行政評価
報告書
ページ
事業概要
予算額
(千円)
124
会津地域への就職を希望する学生や社会人の就職、及び地元企業が求める人材の確保を支援する。
(①「会津若松市人財バンクHP」の運用、②学生等や地元企業への登録推進、③登録者と登録企業とのマッチング支援
、④各種就職フェア等の案内など)
42
124
高年齢者等を雇用する事業主等への給付金の支給や相談等を実施する、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構等
と連携しながら、各種給付金制度や高年齢者の雇用確保措置義務の普及啓発等を実施することで、高年齢者の雇用の安定
・促進を図る。
0
125
会津地区障害者雇用連絡協議会(会員企業数95社)が実施する障がい者の職業能力の開発や雇用の促進事業を支援すると
ともに、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構やハローワーク等と連携しながら、就職面接会開催の支援や各種
助成金等や障がい者の法定雇用率の普及啓発を実施することで、障がい者の雇用促進を図る。
5
125
125
県の「育児・介護休業者等生活資金貸付金制度」を利用した勤労者に対し、利子相当額(遅延利息を除く)を交付する。
(借入限度額100万円)
本市に在住し、市内で事業に従事する卓越した技能者を表彰することにより、広く本市の産業全般に技能尊重の気風を浸
透させ、技能者の地位及び技能水準の向上を図る。
13
304
128
勤労青少年の健全な育成を図るため、一般教養・実務教育に関する講座を開設するほか生活や職業に対する各種相談・ア
ドバイスを行う。また、勤労青少年の交流と福祉の増進を図るため、施設及び付属設備を提供する。(平成18年度からは
指定管理者制度による管理を実施(管理者=(一財)会津若松市勤労者福祉サービスセンター))
27,526
128
市内中小企業の事業主および従業員の「(一財)会津若松市勤労者福祉サービスセンター(あしすと)」への加入を促進し
、福利厚生に係るサービスの充実を図る。市は、事業を実施している同センターに補助金を交付することにより、経営基
盤の強化を図る。
15,750
平成26年度 農政部 行政運営方針
農政部長 加藤 明男
農政部長 加藤 明男
農政部長 加藤 明男
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 「食料・農業・農村基本計画」に基づき、産業基盤としての農林業の果たす役割の重要性を踏まえ、特色ある地域農林業の振興と活力ある農村地域を目指す。
【具体的事項】
① 原子力発電所事故からの農業の再生を図るため、「安全性の確認と情報の発信」、「販路開拓・販売促進」など生産から販売まで総合的に捉えた取組を行う。
② 「第2次あいづわかまつ地産地消推進プラン」に基づき、地元農産物の活用に向けて、「食」をテーマとしたイベント等の開催や、地産地消サポートクラブへの参加者の
拡大を図り、全市民的な運動を推進する。
③ 日本型直接支払制度や農地中間管理機構をはじめとする農政改革に対応するため、「人・農地プラン」の作成を推進し、中心的担い手、新規就農者、女性農業者などの多
様な担い手の確保を図るとともに、水田フル活用ビジョンの策定により、水田の有効活用による農業経営の安定を図る。
④ 農商工連携や商品開発・販路拡大のためのコーディネーターを活用した地域農業6次化の推進により、経営の一部門としての付加価値の高い生産、加工、販売体制を構築
し農家所得の向上を図る。
⑤ 地域資源を活かした本市ならではの交流・体験メニューの構築や、農家民宿の推進などにより、受入態勢の充実を図り、都市農村交流活動を推進する。
⑥ 農地の生産向上に向け、基盤整備を推進するとともに、適正な維持管理、保全に努める。
⑦ 農村集落における野生動物からの農作物被害防止対策を進めるとともに、道水路整備などによる集落環境の向上を図る。
⑧ 森林の持つ多面的機能が高度に発揮されるよう保全するとともに、森林資源の有効な利活用を図り、資源循環型社会の実現を目指す。
⑨ 国土調査(地籍調査)を実施し、土地の有効利用によるまちづくりの促進と課税の適正化を図る。
⑩ 公設市場の開設者として、全会津の生鮮食料品の円滑かつ効率的な流通の確保を図る。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
消費者の視点に立った安全な食料の安定供給を図る 長期総合計画 基本施策3-5-1
■地元産農産物の消費の拡大・地域ブランドの確立
【現状認識】
【重点方針】
○ 原子力発電所事故に伴い、継続的なモニタリング調査に基づく食品の安全性の確 ○ 放射性物質の吸収抑制対策による安全な農産物の生産を進めるとともに、農産物
保と正しい情報提供が求められている。
モニタリング調査、米の全袋検査を継続して実施し、本市産農産物の安全性のP
Rを継続することで風評被害の防止に努める。
○ 生産者と消費者の信頼関係による全市民規模での地産地消運動の取組みが求めら
れている。
○ 地産地消推進運動は、関係者との連携により全市的・戦略的な仕組みづくりを進
めるため、団体会員制度の創設によるサポートクラブへの参加対象の拡大や、地
○ 農産物の産地間競争の激化を踏まえた、ブランド力の向上への対応が求められて
域の食文化の継承への取組み、学校給食を通した食育活動等により全市民的活動
いる。
への拡大を図る。
【これまでの成果】
○ 地元農産物の地域内消費の拡大や、地元食材による商品の付加価値化を推進する
とともに、市内飲食店等において季節ごとに地元農産物を活用したメニューを提
○ 放射性物質航空精密測定、水田土壌中のカリウム濃度分析調査を踏まえた効率的
供する「あいづ食の陣」の開催により、農産物のブランド化と「食」を通した地
な吸収抑制対策により、安全な農産物生産への対応が図られている。
域づくりに取り組む。
○ 米について、全集落から247箇所、7区分11品種の玄米を調査し、全てND(不検
出)であることを確認・公表し、消費の拡大を図った。
○ 首都圏での会津産農産物取扱店における取扱量の拡大を図るとともに、商談会へ
重
の参加やスポットイベントの開催等により、本市農産物の品質の高さをPRし、
点 ○ 農産物安全情報お届け便による迅速な情報発信により、適切な営農指導と本市農
本市農産物のブランド力の回復、向上と新たな販路を開拓を図る。
方
産物の安全性の周知が図られた。
針
№1 ○ 地産地消まつりに加え、農産物PRイベント等の実施により、地産地消に対する
理解が深まった。
【主要事業】
○ 生産者、加工業者等の連携による地域農産物を活用した商品開発の仕組みづくり ○ 農業応援総合プロデュース事業(安全農産物生産支援事業)(農政課)
により、加工業者、飲食店等での新たな商品、メニューが開発された。
○ 農業応援総合プロデュース事業(農産物販路開拓・販売促進事業)(農政課)
○ 首都圏における復興会津応援店設置や商談会への参加等を通し、販路の拡大が図 ○ 地産地消運動推進事業 (農政課)
られた。
○ 会津の食ブランド化事業 (農政課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 本市産農産物の安全性のみならず高品質、良食味のPRにより、ブランド力の回 ○ 市民部、健康福祉部との連携により農産物に関する安全情報の提供を適宜行って
復と向上に重点を置いた販売促進活動を進める必要がある。
いく。
○ 地域が一体となった「食」を通した本市の魅力づくりによる全市民的な地産地消 ○ 観光商工部との連携により旅館飲食店、加工業者における地産地消の推進と、首
運動の推進が必要である。
都圏等における販路拡大を図っていく。
○ 生産者と地元飲食店等の連携体制を構築するとともに、地元食材の活用による会 ○ 教育委員会、健康福祉部との連携により、学校給食での地元農産物の利用促進、
津の食の魅力を広く発信する必要がある。
地域の食文化の継承等に向けた食育活動の推進を図っていく。
担い手の育成により、地域農業の持続的発展を図る 長期総合計画 基本施策3-5-2
■地域農業の担い手の育成
【現状認識】
【重点方針】
○ 国による日本型直接支払制度や農地中間管理機構の創設、米の需給調整や経営所 ○ 農業の持続的発展のために地域の実情に応じた「人・農地プラン」を作成すると
得安定対策の見直しなどに対応するため、「人・農地プラン」の作成や認定農業
ともに、農地中間管理機構を活用した中心的担い手への面的農地集積の加速化を
者をはじめとする地域農業担い手の育成を図る必要がある。
図りながら、新規就農者の確保と、人と農地の問題について一体的な解決を図る
。
○ TPP交渉への対応や地域農業の生産力が低下している現状を踏まえ、担い手へ ○ 認定農業者等担い手の確保・育成に努めるとともに、経営改善に向けた支援を行
の農地集積をさらに推進し、効率的な生産体制の確立へ向けた支援が求められて
う。また、認定就農者に対しては初期投資の軽減を図るなど、早期の経営確立へ
いる。
向けた支援を行う。
○ 地域農業6次化支援については、農業者の主体的な取組への支援や地域でいきい ○ 水田利活用の推進については、水田フル活用ビジョンを策定し、経営所得安定対
きと活躍している女性の視点を踏まえながら推進する必要がある。
策への加入を推進するとともに、加工用米など水田を活用した農作物の生産を振
興することにより、農業経営の安定と生産力の確保を図る。
重
【これまでの成果】
○ 地域農業6次化については、コーディネーターの活用による付加価値の高い商品
点
開発や女性農業者のネットワークづくりに向けた支援を行う。
方 ○ 人・農地プランの作成や農地集積事業等により認定農業者等への農地集積率は目
標値に向けて順調に推移している。
針
№2
○ 地域農業6次化コーディネートシステムの構築による商品開発へのアドバイスや
【主要事業】
取引先の紹介などにより、販路の拡大が図られた。
○ 担い手総合支援事業 (農政課)
○ 新規就農支援事業 (農政課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 水田利活用推進事業(農政課)
農地中間管理機構の活用と「人・農地プラン」の作成をあわせて推進する体制を
○
○ 地域農業6次化等支援事業 (農政課)
強化するとともに、制度や支援策について更に集落等に周知する必要がある。
【部局間連携に向けての対応】
○ 経営所得安定対策の見直しに対応し、水田を有効に利用できる加工用米等の作付 ○ 優良農地を確保するとともに、担い手の育成及び農地集積を推進するため、農業
けにより、農業生産と所得の確保を図っていく必要がある。
委員会との連携を図っていく。
○ 地域農業の6次化の推進にあたって、事業段階に応じた的確なアドバイスとフォ ○ 地域農業の6次化を推進するため、農産物の加工・販路拡大については、農商工
ローアップを行う必要がある。
連携の視点で観光商工部との連携を図っていく。
交流と共生により農業・農村を活性化する 長期総合計画 基本施策3-5-3
■都市住民との交流活動による地域農業の活性化・自然環境と調和した農業・農村の振興・豊かで活力ある農村づくりの推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 都市農村交流人口については、回復基調にあるものの、原子力発電所事故による ○ 「会津若松市グリーンツーリズム・クラブ」を中心に、個人向けや教育旅行など
風評被害を払拭し、更なる誘客を図るためにも、受入農家や関係団体の連携のも
にも対応し得る受入メニューの検討、素材の更なる魅力向上への支援により、受
と、受入体制の整備や旅行会社等への積極的なPRを行う必要がある。
入態勢の充実を図る。
○ 農家民宿や教育旅行等、多様なニーズに対応し得る受入態勢の整備を図る必要が ○ 環境保全型農業直接支援対策については、農業の持つ循環機能を活かし生産性と
ある。
の調和を図りながら、有機栽培等の環境保全効果の高い営農活動を推進する。
【これまでの成果】
○ 農村活性化プロジェクト支援事業を通して、意欲ある個人・団体等からの提案、
取組みを支援し、地域の活性化を図る。
○ グリーンツーリズムモニターツアー事業による、旅行エージェントへのPRや、
受入に対する意見、アドバイスを受け、農業体験等を組み入れた商品が造成され ○ 多面的機能支払事業により、農地・農道・水路等の維持補修等を実施する地域の
た。
共同活動を支援することにより、農業・農村のもつ多面的機能を維持する。
○ 環境保全型農業直接支援対策により、カバークロップや冬期湛水管理といった環
重
境保全効果の高い営農活動への取り組みが行われた。
点
【主要事業】
方 ○ 農村活性化プロジェクトによる機械・施設の整備を支援することにより、新たな
加工品の開発や直売所の開設が行われた。
針
○ グリーンツーリズム支援事業 (農政課)
№3
○ 中山間地域等直接支払制度の活用により、集落における農業生産活動と農地の多 ○ 環境保全型農業直接支援対策事業 (農政課)
面的機能の維持が図られたことに加え、製粉加工場の整備により、付加価値の高 ○ 農村活性化プロジェクト支援事業 (農政課)
い農業生産体制の確立と地域の活性化が図られた。
○ 多面的機能支払事業 (農政課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 原子力発電所事故による風評被害の払拭と更なる誘客に向け、旅行会社等への積 ○ グリーンツーリズムの推進にあたっては、定住二地域居住、どぶろく特区や観光
極的なPRを行うとともに、本市の独自性を取り入れた魅力ある受入メニューの
部門との連携した取組みが必要なことから、企画政策部、観光商工部との連携を
検討等により受入態勢の整備を図る必要がある。
図っていく。
○ 環境保全型農業直接支援対策の対象となる営農活動には高い技術や意欲が必要と
されることから、県、JAと連携した有機栽培等の推進により取組の拡大を図る
必要がある。
○ 本市の農業・農村の多面的機能の維持・向上のために、日本型直接支払制度を活
用した集落の共同活動を支援していく必要がある。
農業生産基盤と農村環境を整備する 長期総合計画 基本施策3-5-4
■農業生産基盤の整備・農村環境の整備
【現状認識】
【重点方針】
○ ほ場整備等農業生産基盤の整備により優良農地を確保することは、農業生産性の ○ 老朽化が進んでいる既存の農業用施設については、維持修繕を計画的に行うスト
向上や農業経営の改善等につながることから、今後とも国・県及び関係団体との
ックマネジメント事業により、施設の延命化、トータルコストの縮減を計画的に
連携のもと着実に実施していく必要がある。
進める。
○ 道水路の整備や野生動物による農作物被害の防止を図ることを通じて、住みよい ○ 農村地域の環境整備については、農村集落の住環境を改善し、活性化を図るもの
農村づくりを行っていく必要がある。
であるから、地域住民と十分に調整を図るとともに要望内容を精査しながら、効
果的な整備を進めていく。
【これまでの成果】
○ 鳥獣被害対策事業については、鳥獣被害防止総合対策交付金を有効活用し、有害
鳥獣による人的被害や農作物被害の未然防止のために、防除対策と併せて有害鳥
○
ほ場整備等の農業基盤整備事業の推進により、効率的な生産体制が図られている。
重
獣捕獲を実施していく。
点 ○ 農村地域の環境整備については、道路舗装、水路整備等の要望が寄せられているが、
方
重要性、緊急性等を踏まえ、順次整備が図られている。
【主要事業】
針
№4 ○ 大戸町闇川地区の里地里山共生支援モデル事業により、適切な防除対策が図られ ○ 土地改良事業(農林課)
た。
○ 農村地域環境整備事業(農林課)
○ 鳥獣被害対策事業(農林課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 農村社会の混住化等により、用排水路や農道などが適正に管理されず、施設機能に
【部局間連携に向けての対応】
支障をきたしており、農業用施設の維持管理を更に推進していく必要がある。
○ 農村地域の環境整備については、道路舗装・水路整備などの要望に応じて、建設
部と連携を図っていく。
○ 震災後、防災の観点から農業用施設(ため池等)の安全確保が必要である。
○ 鳥獣被害対策事業については、防除対策の強化と捕獲隊員の確保や待遇改善等に向 ○ 有害鳥獣による人的被害の対応については、市民部と連携を図っていく。
けて、国の補助事業である鳥獣被害防止総合対策交付金を活用した効果的な事業展開
が必要である。
森林を保全し林業を活性化する 長期総合計画 基本施策3-5-5
■森林環境の保全・森林整備の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 森林の持つ水源かん養や山地災害の防止等の多面的機能が発揮できるように、計 ○ 林業事業体が行う間伐材の搬出に対して支援することにより、山林未利用材を有
画的な森林整備の推進による森林環境の保全及び林業の活性化が求められている
効活用するとともに、バイオマス発電施設への木質チップの安定供給体制を整え
。
、環境負荷の少ない循環型社会の形成を目指す。
○ 集成材の需用拡大に加えて、バイオマス発電所の稼動による木質チップの大口需 ○ 自然環境保全や森林レクリエーションに対する市民の意識も高まっていることか
要に対し、安定供給が求められている。
ら、各種イベント等の機会を通して、ボランティアの育成に努める。
○ 市民の余暇活動に対する需要は増大する傾向にあり、快適な森林レクリエーショ
ンや各種イベントへの参加意識が高まっている。
重
点
方
針
№5
【主要事業】
○ 会津材循環利用促進事業(農林課)
【これまでの成果】
○ 森林病害虫等防除事業(農林課)
○ 会津流域における原木や間伐材の安定的な需給体制の構築に向けて、会津材供給 ○ 森林環境整備事業(農林課)
倍増協議会において「会津流域原木安定供給プラン」に基づき、供給体制におけ ○
ふくしま緑の百景歩こう会開催事業(農林課)
る直送の検討が進められている。
○ 間伐材の有効活用に向けて、搬出運搬に対する支援に取り組むことにより、建築
【部局間連携に向けての対応】
用材や燃料チップ向けの原木の供給が図られた。
○ 公共建築物等に対する木材利用を推進するため、建設部や教育委員会等の関係部
局と連携を図り、地域産材の利用拡大に向けた取り組みを進める。
【平成26年度に向けての課題】
○ 会津材の安定供給プランの実効性を高めるためには、会津材供給倍増協議会の構
成員である市町村や林業事業体等との更なる連携強化を図るとともに、流通体制
の強化に向け施設整備に取り組む必要がある。
○ 間伐材の搬出を推進していくためには、森林所有者の理解を得て、境界明確化や
作業道の整備について検討するとともに、間伐材の搬出に向けた支援や効率的な
供給、流通体制の整備により、収益の確保を図る必要がある。
総合的かつ計画的な都市づくりを推進する 長期総合計画 基本施策5-2-1
■土地の有効利用の促進
【現状認識】
【重点方針】
○ 総合的かつ計画的なまちづくりに寄与するため、今後も引き続き取り組んでいく ○ 国土調査事業を資産価値や土地利用度の高い都市部(人口が集中している旧市街
必要がある。
地)での事業化を図り、土地の有効利用によるまちづくりの促進と課税の適正化
を図る。
重
【これまでの成果】
【主要事業】
点
方 ○ 土地所有者の権利関係を保護する不動産登記制度に寄与すると共に、土地に関す ○ 国土調査事業(農林課)
るあらゆる施策の基礎資料として、広い範囲に渡って活用されている。
針
№6
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 資産価値や土地利用の需要の高い人口が集中している旧市街地での事業の実施と ○ 現地調査においては、道水路、法定外公共物などの施設管理者(道路維持課等)
なるため、現地調査にあたっては複雑な権利関係・境界確認等に、充分な注意が
と連携しながら進めていく。
必要である。
卸売市場の利用を促進する 長期総合計画 基本施策3-5-6
■卸売市場の充実と利用促進
【現状認識】
【重点方針】
生鮮食料品の輸入拡大や量販店等の増加、また生産者や地元小売店舗の廃業等に
○
○ 新たな情報共有システムの構築や、必要とされるサービス等に対応できる規制緩
より、市場流通量の減少傾向など引き続き厳しい状況にあるものの、本市のみな
和策を講じながら市場の活性化を図るとともに、円滑な指定管理者制度の導入に
らず会津地方全域へ安全安心な生鮮食料品を供給する拠点としての役割は依然と
向けた事務調整等を進め、市場関係者と連携しながら流通の変化等に柔軟に対応
して大きいことから、流通形態の多様化や消費者ニーズ等に対応できる市場機能
できる体制の構築を目指す。
の強化が求められている。
○ 市場内施設の老朽化対策として、延命化に向けた計画的な改修の検討を進めなが
重
ら、可能な限り速やかに整備を図る。
点
【これまでの成果】
方
針 ○ 公設地方卸売市場運営検討懇談会において取りまとめられた「公設地方卸売市場
【主要事業】
№7
活性化プランの策定に関する検討結果報告書」により、今後の市場の活性化と効 ○ 地方卸売市場事業(公設地方卸売市場)
率化に向けた取組について市場内事業者との共通認識が図られた。
○ 市場活性化事業(公設地方卸売市場)
【平成26年度に向けての課題】
○ 「公設地方卸売市場活性化プランの策定に関する検討結果報告書」において示さ
【部局間連携に向けての対応】
れた活性化策・効率化策の各種取り組みについて、必要性や熟度による優先順位 ○ 地元産品を組み合わせたPR手法等や、新たなマーケティングの可能性について観
を検討し、市場関係者と調整を図りながらその具現化に努める。
光商工部並びに関係部局と連携しながら検討を進める。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
地産地消運動推進事業
(農政課)
1
農業応援総合プロデュース事業(安全
農産物生産支援事業)
(農政課)
地元産農
産物の消
費の拡大 農業応援総合プロデュース事業(農産
・地域ブ 物販路開拓・販売促進事業)
ランドの (農政課)
確立
「会津の食」ブランド化事業
(農政課)
行政評価
報告書
ページ
130
2
新規就農支援事業
(農政課)
地域農業
の担い手 水田利活用推進事業
の育成 (農政課)
地域農業6次化等支援事業
(農政課)
「第2次あいづわかまつ地産地消推進プラン」に基づいた、生産・流通・消費・食育・原発事故への対応を5つの柱
としながら、相互に連携した事業活動を展開し、地元農産物の安定供給、利用拡大に努め、地産地消の推進を図る。
予算額
(千円)
2,940
130
放射性物質が検出されない安全な農産物の生産を支援するため、放射性物質土壌調査、水田カリウム分析の結果を踏
まえ、効率的な放射性物質吸収抑制対策を実施するとともに、その効果について検証し次年度以降の対策の要否の判
断材料とする。
120,061
131
首都圏等での販路開拓に向けたセミナー開催により商談技術の向上を図るとともに、会津産農産物の取扱店等でのス
ポット・イベント等による既存販路の維持・拡大を図る。また、首都圏での大規模商談会への出展により、本市農産
物を広くPRし新たな販路の開拓を目指す。
4,985
130
担い手総合支援事業
(農政課)
事業概要
134
134
135
134
「あいづ食の陣」プロジェクト事業により生産者と地元飲食店等の連携体制を構築するとともに、地元食材の活用に
よる会津の食の魅力を広く発信し本市産農産物の活用を推進する。
さらに、地元食材のよさを活かすための調理技術の向上を図るとともに、土産品販売店に地元産農産物加工商品の販
売コーナー設置に対する支援を行う。
集落の合意に基づく「人・農地プラン」を作成し、担い手となる「中心経営体」への農地集積や機械施設の導入支援
を行うとともに、青年就農給付金等を活用し青年新規就農者の確保を図る。なお、広域的人・農地プランについては
、市内を5地区に分け、全集落を範囲として策定している。
認定就農者の機械・施設等の初期投資に係る経費や農地賃借料の助成を行い、就農時の負担を軽減することにより、
新たな担い手の育成を図る。
担い手を中心とした多様な経営戦略による収益性の確保を図り、付加価値の高い農業生産体制の確立及び収益性の高
い営農の確立を目指して、生産振興に向けた支援を行う。
農業者の6次化の取組みに対し、専門家によるコンサルティング支援、展示商談会への参加支援を行なうことで、地
域の農業者の主体的な6次化の取組みを支援する。
さらに、商品開発や地域内の農商工連携、販路等を支援するためのコーディネーターを配置し、6次産業化を円滑
に行える仕組みを構築する。
24,684
81,932
2,168
21,986
1,050
重点方針
番号
3
事務事業名
(担当課)
グリーンツーリズム支援事業
(農政課)
都市住民
との交流 環境保全型農業直接支援対策事業
活動によ (農政課)
る地域農
業の活性
化・自然
環境と調 農村活性化プロジェクト支援事業
和した農 (農政課)
業・農村
の振興・
豊かで活
力ある農 多面的機能支払事業
村づくり (農政課)
の推進
土地改良事業
(農林課)
4
農業生産 農村地域環境整備事業
基盤の整 (農林課)
備・農村
環境の整
備
鳥獣被害対策事業
(農林課)
行政評価
報告書
ページ
140
140
140
ふくしま緑の百景歩こう会開催事業
(農林課)
化学肥料、化学農薬の使用量を慣行栽培と比較して5割削減し、冬期湛水やカバークロップなど環境保全効果の高い
営農活動に取り組む農業者を支援することにより、持続的に発展する循環型農業を確立する。
地域農業・農村の活性化に向けて頑張る人・地域が提案、取り組もうとする各分野(地産地消、地場産品ブランド化
、交流体験、環境保全、情報管理、農業6次化等)における事業に対して支援する。
-
144
~
147
148
148
150
5
森林環境
の保全・
森林整備 森林環境整備事業
の推進 (農林課)
農業・農村体験を中心とした都市農村の交流活動への支援を行うとともに、観光農業推進協議会、市教育旅行プロジ
ェクト協議会、市定住・二地域居住推進協議会と連携し、都市住民と地元農家との交流を推進することにより、農産
物等の宣伝・販売を通して農家所得の向上と地域活性化を図る。
予算額
(千円)
612
3,817
2,000
農地・農道・水路等の維持補修を実施する地域の共同活動を支援することにより、水源涵養や生態系の保全といった
農業の多面的機能の維持を図る。
会津材循環利用促進事業
(農林課)
森林病害虫等防除事業
(農林課)
事業概要
150
150
152
48,692
農業の経営安定と農産物の生産向上を目的とした、農地の基盤整備や道路及び用排水路、さらには農業地域の環境の整備
を図る。
地域から要望のある道路・水路等の整備について、現地を調査し工法等を検討したうえで工事を発注するほか、地域に対
して原材料等を提供するなど、農村集落の環境改善に向けた様々な取り組みを行う。
有害鳥獣による人的被害や農作物被害を未然に防止するため、防除対策を実施するともに、捕獲(駆除)の必要がある
と判断した場合、鳥獣被害対策実施隊により捕獲活動を実施する。
間伐材を建築用材等や燃料チップに利活用するため、会津材供給倍増協議会(事務局:会津流域林業活性化センター)
の協力を得ながら、構成団体である会津管内の関係市町村、森林組合、林業事業者、林業関係団体、及び流通加工団体と
の連携強化を図り、会津産材の利用拡大やバイオマス発電等の大口需用に対応できるように、会津流域における間伐材の
安定供給へ向けた取組を進める。
また、間伐材を有効利用するため、県の基準に基づく間伐事業を行う林業事業体に対し、搬出運搬経費の一部を支援す
る。
森林資源の確保と自然環境保全を目的として、被害枯損木の伐倒駆除、未被害木の除去(樹種転換)、感染予防(樹幹
注入剤による予防)、病原体への抵抗性を持つ樹種の育成により、病害虫被害の拡散を抑制する。
県森林環境交付金により、水源区域等の森林整備の推進、県産材の利活用推進、木質バイオマスの利活用推進等により
、森林環境の保全を図るとともに、市内の小・中学校の森林環境学習を支援し、「市民一人ひとりが参画する新たな森林
づくり」を目指す。
昭和60年に福島県民によって選定された「ふくしま緑の百景」(本市では松平家御廟の森と鶴ヶ城の緑)を中心に、歴
史や文化の町並み、豊かな自然を満喫しながら、緑と自然の大切さを認識する健康増進を兼ねたウォーキングイベントで
あり、今回本市で26回目の県民の恒例行事として実施する。
・開催日 平成26年6月1日(日)
111,238
40,449
3,684
1,875
7,263
8,211
2,500
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
国土調査事業
6
土地の有 (農林課)
効利用の
促進
190
地方卸売市場事業
7
卸売市場 市場活性化事業
の充実と (公設地方卸売市場)
利用促進
154
事業概要
土地境界・面積を確定させ課税の適正化・土地の有効利用に寄与する。
平成24年度より市街地内(DID地区)の調査に着手しており、今後とも継続して実施していく。
予算額
(千円)
6,469
会津における唯一の公設の卸売市場として、本市のみならず会津地方全域に生鮮食料品等を供給できる安定した市場の
運営体制を整備するとともに、計画的な改修及び修繕によ
り、老朽化した施設や設備の適正な維持管理を行う。
191,246
平成26年度 建設部 行政運営方針
建設部長 浅川和洋
建設部長 浅川和洋
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
少子高齢化の急速な進行による人口減少や、回復の兆しが見えつつあるものの、東日本大震災・原子力発電所事故に伴う根強い風評被害等による厳しい社会経済情勢、
○ 更には、温暖化などの新たな環境問題に対応しつつ、災害に強く、安全・安心で快適な都市としての健全な発展と計画的な都市基盤の整備を進め、持続可能でコンパクト
なまちづくりを推進していく必要がある。
【具体的事項】
① 道路、河川、公園、下水道等の公共インフラについて、計画的な整備の推進と適切な維持管理、また、合理的な土地利用の推進に努める。
② 豪雨や豪雪、地震災害への備えについては万全な体制を確立するとともに、近年、ゲリラ豪雨(短時間に多量の降雨)による被害が発生していることから、総合的な観点
から溢水対策を推進し、浸水被害の軽減を図り、市民生活の安全・安心を確保する。
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
安全で快適な歩道整備による歩行系ネットワークの構築を図り、都市内バリアフリーを推進する。
民間開発の適正な規制・誘導や、扇町土地区画整理事業の推進に努め、良好な市街地開発を推進する。
下水道事業や農業集落排水事業等を計画的に推進し、公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全を図る。
公営住宅等は、居住のセーフティネットとして重要な役割を担っているところであり、安全で適切な居住環境の維持・供給に努め、市民生活の安定を図る。
民間住宅等の耐震診断を支援し、地震に対する建築物の安全性向上に努める。
市民協働による良好な景観形成や、花と緑に溢れたまちづくりを推進し、都市のアメニティー向上を図る。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
花と緑のある都市環境を創出する 長期総合計画 基本施策5-1-1
■花と緑のある都市環境の創出
【現状認識】
【重点方針】
○ 花と緑に関する市民意識の高揚により、花と緑のスタッフ活動や公園等緑化愛 ○ 花と緑のスタッフ活動を中心として、市民との協働による地域の緑化・美化を
推進する。
護会活動への参加者数が増加傾向にある。また、学校などの公共施設や各町内会
・企業等へ配付する花苗の生産活動参加者も増加傾向が続いており、市民との協
○ 公園等緑化愛護会の活動により、地域住民の憩いの場として快適で安心して利
働によるまちづくりが進展している。
用できる緑あふれる公園づくりを推進する。
【これまでの成果】
重 ○ 花と緑のスタッフ活動について、会員78名により市内5箇所の花壇の維持管理
【主要事業】
点
を行い、四季を通じて彩りのあるまちを創出することができた。
○
花と緑推進事業(花と緑の課)
方
針 ○ 公園等緑化愛護会は84団体となり、112箇所の公園・緑地等を地域住民が主体と ○ 国際的ふるさと会津創生事業(花と緑の課)
№1
なって維持管理を行い、地域に根ざした緑の空間づくりが行われた。
○ 花苗生産活動は、64団体・30個人が登録し、延べ519名の参加により約7万5千
【部局間連携】
本の花苗を生産し、学校をはじめとした公共施設等に配付することができた。
○ 市民部所管の市民憲章都市美化部会へプランター植栽の花苗を提供していく。
○ 障がい者の社会参加に向けて、花苗生産活動に福祉施設の子どもたちを受け入
れており、健康福祉部と連携して人数・回数を相手方と協議し増加させていく。
【平成26年度に向けての課題】
○ 花と緑のスタッフへの新規登録会員数は増加しているものの、高年齢層の市民
が多く、体力的な問題や家族介護等による退会者も多い状況にあり、会員総数は
微増となっている。
市民に親しまれる潤い環境を整備する 長期総合計画 基本施策5-1-2
■市民に親しまれる潤い環境の整備
【現状認識】
【重点方針】
○ 市民の憩いの場となる公園や都市公園内の運動施設を充実させるために、各施 ○ 会津総合運動公園について、陸上競技場周辺の外構整備を進めるとともに、公
設の整備とともに適切な維持管理が不可欠である。
園への連絡道路に歩道照明を設置し、安全・安心な公園利用環境の整備を進める
。また、競技大会等の円滑な運営を図るため、あいづ球場スコアボードの改修な
どを進める。
【これまでの成果】
○ 公園施設の計画的な維持・修繕を図るため、公園施設長寿命化事業を進め、身
近な公園の環境整備を推進する。
○ 会津総合運動公園整備事業について、平成25年度に陸上競技場の供用を開始し
重
、周辺駐車場、屋外便益施設の整備を実施した。
点
方 ○ 66公園の公園施設の長寿命化計画を策定し、会津総合運動公園内わんぱく広場
【主要事業】
の遊戯施設更新工事を実施した。
針
○ 会津総合運動公園整備事業(花と緑の課)
№2
○ 公園施設長寿命化事業(花と緑の課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 会津総合運動公園施設改修事業費(花と緑の課)
○ 会津総合運動公園の予定施設の供用を開始できたが、未整備である陸上競技場
外構整備等に取り組み、平成27年度の全体完成を目指す。
【部局間連携】
○ 旧陸上競技場の今後の取り扱いについて、観光商工部を含めた関係団体との調
整を行っていく。
○ 農政部所管の森林環境交付金を活用し、ベンチ等の公園施設を更新していく。
総合的かつ計画的な都市づくりを推進する 長期総合計画 基本施策5-2-1
■総合的かつ計画的な都市づくりの推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 良好で秩序ある都市の構築を図るため、各種都市計画制度を活用しながら都市 ○ 新たに策定した「都市計画マスタープラン」に基づき、計画的な都市基盤の整
づくりを進めるとともに、効果的かつ効率的な都市基盤の整備を進めていく必要
備や地域特性を活かした都市づくりを推進する。
がある。
○ 長期未着手都市計画道路について、見直し計画に基づき、地域の合意形成など
、条件の整った路線から都市計画の変更等の手続を進める。
○ 人口減少や少子高齢化などの社会情勢や回復の兆しが見えつつあるものの、東
日本大震災・原子力発電所事故に伴う根強い風評被害等による厳しい社会経済情 ○ 扇町土地区画整理事業について、平成21年度に変更した事業計画に沿って、国
勢の中で、持続可能な都市づくりが求められている。
の社会資本整備総合交付金事業等の財源の有効活用に努めながら、着実な事業の
○ 東日本大震災により、建築物の耐震化の推進が一層求められている。
推進を図る。
重
点
方
針
№3
【これまでの成果】
○ 都市計画マスタープランの改訂において、国県等の関係機関や各種上位計画と
の整合性を図るとともに、「地区別懇談会」や、まちづくりの各分野で活躍する
市民等で構成する「全体構想ワークショップ」等を開催し、住民意向を反映した
計画を策定した。
○ 扇町土地区画整理事業において、5路線の都市計画道路が既に全て供用を開始
し、交通ネットワークの形成と面的整備による快適な都市空間形成が促進されて
きており、特に一箕小学校周辺地区においては、通学路の確保に力点を置いた事
業展開に努めたことにより、その確保が図られてきている。
○ 木造住宅耐震診断を行う安全安心耐震促進事業を実施し、安全安心な居住環境
の確保に取り組んでいる。
○ 東日本大震災の状況を踏まえ、木造住宅の耐震改修を支援する「安全安心耐震
促進事業」に加え、法改正により耐震診断が義務化される大規模建築物の耐震化
の一層の促進に努める。
【主要事業】
○ 都市計画の決定・変更(都市計画課)
○ 安全安心耐震促進事業・大規模建築物耐震診断支援事業(都市計画課)
○ 扇町土地区画整理事業(区画整理課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携】
○ 都市計画マスタープランについて、今後の社会情勢の変化や新たな土地利用の ○ 都市計画マスタープランの具現化にあたっては、各部局との連携・調整を図っ
動向等を見極めながら、必要に応じて検証していく必要がある。
ていく。
○ 長期未着手都市計画道路見直し計画において、「継続とするが引き続き検討を ○ 扇町土地区画整理地内の道路整備等において、上下水道やガス管等の他のイ
要する路線」については、今後、事業化を検討する際に、その位置付けを示すこ
ンフラ整備との同時施工が必要であり、関係部局や事業者との連携・調整を図
とができるよう取り組む必要がある。
っていく。
○ 扇町土地区画整理事業において、着実な事業進捗が図られているものの、移転
戸数や整備延長等の残事業量があることから、引き続き、交渉等を密にすること
で円滑に事業を進める必要がある。
○ 平成25年に耐震改修促進法が改正され、新耐震基準前の病院、店舗、旅館等の
不特定多数の者が利用する建築物のうち大規模なものについて、耐震診断が義務
化されたことから、その支援が求められている。
魅力ある景観を創造する 長期総合計画 基本施策5-2-2
■魅力ある景観の創造
【現状認識】
【重点方針】
○ 東日本大震災や原子力発電所事故に伴う風評被害を払拭し、震災前にも増した ○ 引き続き、景観助成制度を活用した、会津若松らしい魅力あるまちなみ形成や
魅力ある景観形成を進めていく必要がある。
修景支援を行い、住民主体による地域資源を活かした良好な景観形成を推進する
とともに、更なる市民意識の高揚や醸成に努めていく。
【これまでの成果】
○ 継続的な景観助成事業の実施のため、国の社会資本整備総合交付金等の財源活
用を図っていく。
○ 平成7年度から平成25年度までに、12の景観協定認定地区において、151件の修
景助成を行ってきたことにより、魅力ある景観形成が図られてきている。
○ 景観法を活用した景観施策への移行を段階的に進める。また、この中で景観条
例の一部改正や景観計画の策定、市独自の屋外広告物条例の制定等に向けた取組
○ 歴史的景観指定建造物や自然景観指定緑地を指定し、保存のために修景等の工
みを図る。
事費や緑地の維持管理費の助成を行ってきている。
重
点 ○ 美しい会津若松景観賞や大好きな会津絵画コンクールを実施しており、市民の
景観への意識の醸成を図っている。
方
【主要事業】
針
○
○
大規模建築物や屋外広告物等への助言指導を行っている。
景観形成事業(景観協定支援事業)(都市計画課)
№4
○ 景観形成事業(歴史的景観指定建造物の指定)(都市計画課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 景観形成事業(自然景観指定緑地の指定)(都市計画課)
○ 地区によって修景件数にばらつきがあることから、景観形成に向けた更なる意 ○ 景観形成事業(景観形成PR・表彰事業)(都市計画課)
識の醸成が必要である。
○ 景観形成事業(大規模建築物等への助言、指導)(都市計画課)
○ 現在の景観条例では助言・指導力に限界があることから、景観法委任条例への ○ 屋外広告物対策事業(屋外広告物の規制、誘導)(都市計画課)
改正を行う。
○ 歴史的景観建造物において将来に亘って保存されるような支援制度を確立する
【部局間連携】
。
○ 鶴ケ城周辺の景観形成地区を指定するために住民の意識の醸成が必要である。 ○ 街なか景観の一層の魅力向上を図るため、観光商工部所管の中心市街地活性化
事業との連携を図っていく。
総合的な道路網を整備する 長期総合計画 基本施策5-3-1
■総合的な道路網の整備
【現状認識】
【重点方針】
○ 道路網の整備は、人々の安全な移動の確保、地域間交流の促進と連携の強化、 ○ 都市計画道路については、藤室鍛冶屋敷線(竹田綜合病院周辺)の整備を継
移動時間の短縮、災害時等における避難や物資の移動、緊急車両の円滑な交通な
続して進めるとともに、平成26年度より着手する会津若松駅中町線については
ど、果たすべき役割は多く、市民生活に欠くことのできない施策である。
、地域の方々との協議や連携を図りながら、整備を進める。
○ 幹線市道については、市道幹Ⅰ-6号線(会津若松駅踏切周辺)の早期整備完了
に向け、事業の推進を図る。
【これまでの成果】
○ 市道幹Ⅰ-6号線については、整備スケジュールの目標に向け、着実に事業が進 ○ 安全に安心して歩行できる歩道を整備するため、「人にやさしいみちづくり歩
んでいる。
道整備事業」により、引き続き計画的な整備を進める。
重 ○ 「人にやさしいみちづくり歩道整備事業」については、着実に整備の進捗が図
点
られている。
方
針 ○ 会津縦貫南道路は、会津地方における広域的な連携交流の促進や、広域道路ネ
№5
ットワークの強化等を図るためにも必要不可欠な道路である。これまでの会津縦
貫南道路整備促進期成同盟会による積極的な要望活動の結果、平成24年度には、
一部区間において国直轄権限代行事業の採択を受けたところであり、着実な事業
の促進が図られている。
【主要事業】
○ 都市計画道路会津若松駅中町線(街なみ環境整備事業)(道路建設課)
○ 都市計画道路藤室鍛冶屋敷線(身近なまちづくり支援街路事業)(道路建設課)
○ 市道幹Ⅰ-6号線道路整備事業(道路建設課)
○ 人にやさしいみちづくり歩道整備事業(道路建設課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携】
○ 藤室鍛冶屋敷線など整備に長期間を要している路線については、更なる効率的 ○ 会津若松駅中町線については、まちづくり団体等との連携による、まちづくり
な道路整備、事業費の集中投資等により、できるだけ早期に整備効果を発現させ
としての道路整備とともに、通りの賑わい創出に向けた取組みを行っていくもの
る必要がある。
であるため、中心市街地活性化へ向けた庁内連携を図っていく。
身近な道路環境を整備する 長期総合計画 基本施策5-3-2
■身近な道路環境の整備
【現状認識】
【重点方針】
○ 安全に安心して通行できる道路環境を適切に管理することは、交通体系を維持 ○ 道路については、安全な交通の維持がその普遍的な機能であり、安全性の確保
し、市民生活を守るため必要不可欠である。
には万全を期す必要があることから、道路巡視の強化、更には市民の方々からの
連絡等により、道路施設の補修を行っているところであり、今後も、地域の方々
○ 道路法の一部改正により、道路管理者が予防保全の観点を踏まえ道路の点検を
とともに道路通行の安全の確保や道路美化に努める。
行うべきことが明確化されたことから、老朽化する道路施設の点検、補修など適
また、道路施設の定期的な点検や補修を行うことにより、施設の長寿命化に努め
切な維持管理が求められている。
る。
重
点
【これまでの成果】
【主要事業】
方
針 ○ 日常的な道路パトロールや、道路河川巡視員による道路状態の把握と補修によ ○ 道路維持修繕事業(道路維持課)
№6
り、道路交通の安全確保に努めた。
○ 道路橋長寿命化事業(道路維持課)
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携】
○ 老朽化の進行により、破損箇所の補修など対処的な補修費用が増加しているこ ○ 道路を占用する施設(水道・下水道・ガス)の更新や補修に伴う整備計画につ
とから、橋梁長寿命化修繕計画の策定や道路ストック総点検などにより、施設の
いて、関係部局や事業者との横断的な情報交換を行い、効率的な道路施設や占用
健全度を把握するとともに、計画的な修繕計画を策定し費用の平準化を図る必要
施設の更新が図られるよう努めていく。
がある。
良質な住宅環境を提供する 長期総合計画 基本施策5-4-1
■良質な住宅環境の提供
重
点
方
針
№7
【現状認識】
【重点方針】
○ 定住人口の確保は、持続的な本市の社会構造を維持するために重要な課題であ ○ 公営住宅等については、「公営住宅等長寿命化計画」に基づき、大規模改善事
り、魅力あるまちづくりにおいて、良質で低廉な住宅の供給や良質な居住環境の
業やその他計画修繕を実施し、適切な環境を持った住宅の提供に努める。
形成が求められている。
○ 公営住宅等は、住宅に困窮する低額所得者等に対して低廉な家賃で供給するも
のであるが、受益に対する公平性の確保を図るため、家賃の賦課・徴収のほか入
○ 公営住宅等については、近年の核家族化や高齢化の進行、経済の低迷などから
退去事務等について適切な管理を図る。
、居住のセーフティネットとして重要な役割を担っているが、老朽化したストッ
クも多いことから、適切な居住環境の維持と提供が求められている。
○ 城前団地については、入居者の意向等を確認しながら、「城前団地建替計画」
に基づき計画的に事業を進めていく。
【これまでの成果】
○ 「公営住宅等長寿命化計画」に基づき各種計画修繕に取り組み、大規模改善事
【主要事業】
業においては年貢町団地の7棟170戸を終了し、平成25年度より居合団地の改善に ○
公営住宅等維持管理事業(建築課)
着手するなど、居住環境の向上が図られている。
○ 公営住宅大規模改善事業(建築課)
○ 城前団地の建替えにおいて、対象入居者の意向を確認しながら移転を進め、第 ○ 城前団地建替事業(建築課)
1期の住棟建設に向け既存住宅の除却と実施設計を完了した。
【部局間連携】
【平成26年度に向けての課題】
○ 城前団地については高齢者も多く入居されていることから、関係部局と更なる
連携を図りながら建替えを進めていく必要がある。
○ 公営住宅等の老朽化の進行は避けられないことから、継続して適切な居住環境
の維持と供給に努めていく必要がある。
上下水道の整備を推進する 長期総合計画 基本施策5-4-2
■衛生的な汚水処理の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全を図るため、下水道事業や農業集落排 ○ 下水道の整備については、面的整備を計画的に進めるとともに、水洗化率の低
水事業等を計画的に推進していく必要がある。
い地域への重点的な普及活動の展開を図る。
○ 事業経営にあたっては、今後も整備コストの縮減や効率的な維持管理に努めな
がら、歳入歳出の均衡を図り、経営の健全化を図る。
○ 長期的な取組を要する下水道の整備や普及においては、健全で安定的な事業経
営が不可欠である。
○ 下水浄化工場については、長寿命化計画に基づき計画的な施設の更新を進める
。また、消化ガス発電を導入し、バイオマスタウン構想を推進していく。
【これまでの成果】
重
点 ○ 平成25年度整備実績 平成25年度末の整備面積率
・公共下水道事業 25.5ha 65.7%(1,774.5ha/2,699.0ha) 方
・農業集落排水事業 11.1ha 98.3%(410.4ha/417.4ha)
針
・個別生活排水事業 48基 18.3%(788基/4,300基)
№
8
○ 下水浄化工場の敷地内に仮置きしている放射性物質を含んだ下水汚泥について
は、早期に全量の搬出処分ができるように努める。
○ 下水道汚泥肥料化事業については、循環型社会の形成の観点から本市のまちづ
くりに寄与するものであり、汚泥処分費の低減といった点からも取組を進める。
○ 管路施設の長寿命化計画を策定し、計画的な施設の更新を進める。
【平成26年度に向けての課題】
○ 公共下水道における会津若松処理区の計画目標年次は平成39年度としているが
【主要事業】
、近年の整備状況は、年間20ha程度の進捗であることから、今後の整備には相当 ○
公共下水道事業(特会)(下水道課)
の時間を要するものと思われる。
なお、農業集落排水事業における北会津西部地区の整備は、平成26年度での完 ○ 農業集落排水事業(特会)(下水道課)
成を目指している。
○ 個別生活排水事業(特会)(下水道課)
公共下水道における管路施設の長寿命化計画を進めていくとともに、農業集落
○
排水事業の長寿命化計画に取り組んでいく必要がある。
【部局間連携】
○ 水洗化率(普及率)向上のため、庁内横断的な連携を図っていく。
総合的な治水対策を推進する 長期総合計画 基本施策5-4-3
■総合的な治水対策の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 「ゲリラ豪雨」といわれる短時間に集中した降雨に伴い、特に市街地では常習 ○ 引き続き、溢水対策事業(短期計画・長期計画)について、計画的な事業推進
的な溢水箇所が発生し、浸水等の被害など市民生活に影響が生じている状況にあ
を図る。
り、安全で安心なまちづくりを進めるため、総合的な治水対策が不可欠である。
○ 長期計画に位置づけている雨水幹線の整備においては、より効率的で効果的な
手法を検討しながら事業を進める。
○ また、会津若松市議会政策討論会第4分科会から、平成23年2月に「溢水に強
い基盤整備」に関して政策提言を受けたところであり、総合的な治水の視点から ○ 更に、個別住宅等における雨水貯留施設の設置等のソフト面からの取り組みを
の対策が求められている。
重
含めた総合的な治水計画の策定を進める。
点
方
針
【これまでの成果】
【主要事業】
№9
○ 溢水対策事業(短期・長期)計画に基づく水路改修や水門自動化事業、雨水幹 ○ 公共下水道事業(雨水)(特会)(下水道課)
線の整備により、治水安全度の向上に努め、着実に溢水被害の軽減が図られてい ○
溢水対策事業(水路改修事業)(道路維持課)
る。
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携】
○ 降雨時における浸水状況や溢水原因について、更なる状況把握に努める必要が ○ ゲリラ豪雨などによる浸水被害箇所の把握と浸水被害対応にあって、関係部局
ある。
等との連携を図っていく。
雪対策を推進する 長期総合計画 基本施策5-5-1
■雪対策の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 市民生活を守るため、冬期間の交通の確保は必要不可欠であり、今後も道路・ ○ 引き続き、市保有機械の適正な管理・更新を行いながら、除排雪体制の維持充
歩道の除排雪とともに、歩道融雪の整備を進めていく必要がある。
実に努めるとともに、除雪機械保有者の掘り起こしや広報等により、新たな民間
除雪機械の確保に努める。
○ 近年の経済状況から除雪機械を所有しない企業が増えている状況にあり、道路
の除排雪において、民間除雪機械及びオペレーターの確保が課題となっている。 ○ 市民と行政が一体となった対応として、市民団体や町内会との協議を進めなが
ら、除雪困難世帯などの除雪後の雪処理や歩道除雪について、市民と協働して対
○ 除雪後の間口への寄せ雪は市民協働による対応をお願いしているが、少子高齢
処するための体制づくりや、負担軽減に向けた支援等について取り組む。
化社会への急速な移行に伴い、除雪困難世帯の間口処理が課題となっている。
重
【これまでの成果】
【主要事業】
点
方 ○ 除雪機械の確保について、市政だよりによる広報や個々の業者への掘り起こし ○ 除排雪対策事業(道路維持課)
針
を行い、昨年度は19台を増車するとともに、交差点内の雪山処理を定期的に行う
№
など、除排雪体制の強化に努めた。
10
【部局間連携】
○ 除雪困難世帯への支援として、平成23年度から2町内会で間口除雪業務委託を ○ 雪対策に関する様々な取組や、除雪困難世帯などへの支援施策について、市民
試行し、事業の有効性を確認したことから、平成25年度は7町内会に拡大し実施
の理解と協力を得るため、部局間で横断的な対応を進めていく。
した。
【平成26年度に向けての課題】
○ 降雪時に市民の方から寄せられる問合せ等に対して適切に対応するため、除雪
機械の確保や臨時雪捨て場の確保などの除排雪体制を強化し、作業の効率化を図
る必要がある。また、間口除雪業務委託についても、実施町内会の拡大を図るた
めPRに努める。
地球環境保全活動を推進する 長期総合計画 基本施策4-1-1
■水資源対策の推進
【現状認識】
【重点方針】
○ 鶴ヶ城お濠の浄化及び市街地水路等の修景用水として、市街地を流れる水量を ○ 環境用水の取水経路として、戸ノ口堰土地改良区が管理するかんがい用施設(
維持し、将来にわたって安定した水の利用(環境用水水利権)を確保していく必
用水路)を使用することから、今後も、当該用水路の維持管理を他の利水者と共
要がある。
同して行うために要する費用を負担していく。
重
点
【これまでの成果】
【主要事業】
方
針 ○ 市街地を流れる水の確保により、水路景観の向上や鶴ヶ城お濠の水質改善に効 ○ 環境用水確保事業(道路維持課)
№
果を挙げている。
11
【部局間連携】
○ 鶴ヶ城お濠の水や市街地を流れる水の確保は、後世に受け継ぐ重要な施策であ
り、今後も継続し水を利用していくため、関係部局との連携を図っていく。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
花と緑推進事業費
(花と緑の課)
行政評価
報告書
ページ
事業概要
花と緑のスタッフ活動を中心に、公共施設等への花の植栽等を実施し、市民参加による「美しいまちづくり」を推進す
る。さらに、花苗生産基地において、市民自らが花苗を生産し、市内の公共施設や商店街を花で彩り、地域の緑化美化を
182 推進する。
予算額
(千円)
4,457
1
国際的ふるさと会津創生事業
(花と緑の課)
会津総合運動公園
陸上競技場等整備事業
(花と緑の課)
182
184
2
184
40,100
30,000
都市計画マスタープランの基本方針に即して、都市計画法に基づき、個別の都市計画(土地利用、都市施設、市街地開
発)の決定・変更を行う。
都市計画の決定・変更
(都市計画課)
187
扇町土地区画整理事業
(区画整理課)
総合的かつ計画的な都市づくりを推進し、良好な住環境を創出するため、市施行による区画整理方式によって、宅地供
給とともに都市計画道路等の公共施設を一体的に整備する。
・施行面積 107.3ha
190 ・主な公共施設整備 都市計画道路5,250.2m
区画道路17,884.8m
3
景観形成事業
(都市計画課)
都市計画道路会津若松駅中町線(街な
み環境整備事業)
(道路建設課)
5
あいづ陸上競技場外構工事に取り組み、会津総合運動公園全体完成を目指すとともに、公園利用者の利便性向上のため
、連絡道路の歩道照明整備に取り組む。
4,286
公園施設の計画的な維持・修繕を図るため、公園施設長寿命化事業を進め、身近な公園環境整備を推進する。
公園施設長寿命化事業
(花と緑の課)
4
町内会等を母体とする「公園等緑化愛護会」のボランティア活動により、公園・緑地等の愛護活動を推進し、地域の緑
化美化に努める。
都市計画道路藤室鍛冶屋敷線(身近な
まちづくり支援街路事業)
(道路建設課)
191
195
195
地域特性を活かした個性あるまちづくりを進めようとする地域を「景観協定区域」として認定し、区域内の建築物等の
修景等に対する助成等の支援を行う。また、歴史的・文化的に価値が高く本市の町並み景観を形成する上で重要な役割を
果たす建造物や景観形成上重要な樹木、巨木や樹林、緑地等を指定し、維持修繕に対し経費の一部助成等の支援を行う。
本市の玄関口である会津若松駅と大町四ツ角を結ぶ都市計画道路会津若松駅中町線について、国の街なみ環境整備事業
による補助を受けながら、沿道の環境整備とあわせた整備を進める。
231
1,605,000
14,474
100,000
3月補正
100,000
中心市街地と市街地西部地区及び北会津地区を結ぶ都市計画道路藤室鍛冶屋敷線について、国の身近なまちづくり支援
街路事業による補助を受けながら、整備を進める。
150,459
3月補正
150,459
重点方針
5
番号
事務事業名
(担当課)
市道幹Ⅰ-6号線道路整備事業
(道路建設課)
6
人にやさしいみちづくり歩道整備事業
(道路建設課)
道路維持修繕事業
(道路維持課)
行政評価
報告書
ページ
195
196
事業概要
JR会津若松駅の東西を連絡する幹線道路であり、国道49号にアクセスする幹線市道として国の補助事業を活用しなが
ら、整備を進める。
交通バリアフリー基本構想及びあんしん歩行エリア等にて定めた市内の歩道について、高齢者や障がい者、観光客を含
めたすべての人が、安全で安心かつ快適に歩行できるよう、人にやさしい歩道整備を推進する。
(市道幹Ⅰ-12号線、市道一箕3-47号線、若3-257号線)
道路の安全性を確保するため、パトロールや維持管理のための業務委託及び修繕工事(側溝整備・舗装補修・災害防除
・緊急補修工事等)、また必要な資材の購入を行う。
198
7
道路橋長寿命化修繕事業
(道路維持課)
公営住宅等維持管理事業
(建築課)
8
公営住宅大規模改善事業
(建築課)
城前団地建替事業
(建築課)
公共下水道事業(特会)
(下水道課)
198
老朽化する道路橋の増大に対応するため、長寿命化修繕計画を策定し予防的な修繕や計画的な架替えを行い、道路の安
全性を確保する。
公営住宅等施設を適切に管理供給するため、入退去管理、使用料の賦課・徴収、空家修理、計画的修繕、用地管理など
を行う。また、市営住宅等管理員による日常の巡回や訪問、あるいは使用料滞納者に対する納付指導、法的措置等により
205 、適正な管理を図る。
205
205
209
公営住宅の外壁劣化部や屋上防水等及び、電気設備や給排水設備等を改善し、経年により低下した安全性や居住性の向
上を図る。
城前団地の公営住宅等は、その多くが建設から50年程度経過し、老朽化が進行していることから、建替によって施設を
更新することにより、住環境の改善を図る。
汚水排水管渠及び処理場の計画的な整備により公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全を図る。
全体計画面積:2,699ha(会津若松処理区:2,379ha、北会津北部処理区:123ha、河東処理区:197ha)
予算額
(千円)
30,157
55,000
301,872
当初
281,872
3月補正
20,000
2,000
137,803
60,200
259,142
3,735,679
汚水管管渠及び処理場の計画的な整備により農村部の住環境の向上を図るとともに、公共用水域の水質保全を図る。
9
農業集落排水事業(特会)
(下水道課)
209
個別生活排水事業(特会)
(下水道課)
209
406,119
合併浄化槽の設置及び適正な維持管理を行い、市街化調整区域内の住環境の向上を図るとともに、公共用水域の水質保
全を図る。
243,784
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
溢水対策事業(長期計画)公共下水道
事業(雨水)(特会)
(下水道課)
行政評価
報告書
ページ
事業概要
予算額
(千円)
雨水排水機能の強化を図り、浸水被害を解消するため、雨水幹線の整備を行う。
212
10
121,422
水路等の本来の機能を維持し、浸水被害を解消するため、水路の改修、土砂の浚渫等を行う。
溢水対策事業(水路改修事業)
(道路維持課)
212
27,700
冬期間の一般交通や市民生活の安全を確保するため、除排雪体制を充実し除排雪作業を行う。
11
除排雪対策事業
(道路維持課)
12
環境用水確保事業
(道路維持課)
216
398,516
鶴ヶ城お濠の浄化及び市街地水路等の修景用水としての環境用水を確保する。
157
10,000
平成26年度 会計課 行政運営方針
○○○○
会計管理者 玉川 昭男
会計管理者 玉川 昭男
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 地方自治法その他の関係法令に基づき現金や物品の出納、保管の会計事務を行うとともに、公有財産の記録管理及び決算の調製を行う。また、資金調達と基金等の公金
を安全で効率的に運用し、保管する。
【具体的事項】
① 市の支出に関する帳票を審査確認し支払をするとともに、指定金融機関から送付される納入済通知書等と収入金額を確認する。
② 資金の運用と調達を行い、市内各金融機関の公金の取扱等の検査を実施する。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
効果的で効率的な行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-2-1
■会計管理
【現状認識】
【重点方針】
○ 地方自治法及び市財務規則等に則るとともに、迅速で的確な会計処理が求められ ○ 適正で迅速な会計処理と安全で効果的な公金管理を実施するとともに、緊急性や
ている。
優先度に応じた柔軟な事務処理に努める。
重
点
方
【これまでの成果】
針
№1 ○ 法令に則り的確に会計事務を執行し、歳入簿・歳出簿等の重要な帳簿等を適正に
保管した。
○ 公金を安全に運用し、保管するとともに、年度末等の支払の集中する時期の資金
確保に努め、市内金融機関の公金取扱の検査を実施した。
■収入管理
【現状認識】
【重点方針】
重 ○ 効率的かつ正確に毎日の収入金額・支出金額を集計、確定し、個人の収納データ ○ OCR機器により、迅速かつ正確に収入額を集計して収入金額を確定し、各収入
点
を作成する必要がある。
科目ごとの個人の収納データを作成する。
方
針
№2
【これまでの成果】
○ OCR機器(光学式文字読取機器)により、効率的に収入管理業務を行った。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
事業概要
予算額
(千円)
帳票の審査業務、公金の出納業務、公金の管理業務、決算の調製を行う。
1
2
会計管理に関する事業
収入管理業務
243
243
2,199
OCR機器(光学式文字読取機器)を用いた納入済通知書の集計及び収入金額の確定、収支日報の数値確認、各収入
科目ごとの個人の収納データの作成を行う。
2,589
平成26年度 議会事務局 行政運営方針
議会事務局長 羽田喜久馬
議会事務局長 羽田喜久馬
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 下記議会の使命を果たすことができるよう、サポートする。
(議会の使命) 直接市民の選挙により選ばれる議員で構成する議会は、同様に選挙で選ばれる市長とともに、二元代表制という地方自治制度を構成している。
その一翼を担う議会の使命・役割は、住民の意見を聞き、議員間で議論し、議会として意思を決定・提示するとともに、監視機能を発揮することを通じて、行政改革、
さらには市政発展を実現し、その上で住民福祉の向上を図り、地域民主主義を実現することにある。
【具体的事項】
○ 下記、議会・議員活動が円滑にできるようサポートしていく。
(議会・議員活動)
会津若松市議会基本条例をツールとして、議会の使命を達成するための取り組みを行う。
具体的には、
①
②
③
④
公正性及び透明性を確保し、市民に開かれた議会を目指す:(情報公開)
市民の多様な意見を把握し、政策形成に適切に反映できるよう、市民参加の機会を拡充する:(市民との意見交換会、委員会での意見陳述の機会確保など)
把握した市民の多様な意見をもとに政策提言、政策立案等の強化に努める:(政策討論会(全体会・分科会等))
市民本位の立場から、適正な市政運営がおこなわれているかを監視し、評価する:(本会議、委員会での審議等)
ことを通じて市民全体の福祉の向上を目指す。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
効果的で効率的な行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-2-1
■効率的で適切な行政運営の推進
重
点
方
針
№1
【現状認識】
【重点方針】
○ 議会基本条例をツールとして、市民参加型政策形成サイクルの実践など議会改革 ○ 議会改革の基本理念「市民の負託に応えうる合議体たる議会づくり」の実現のた
を進めてきたが、条例の目的にある「地方自治の本旨に基づく市民の負託に的確
め、「市民本位の政策決定、政策監視及び評価の推進」「開かれた議会運営の実
に応え、市民福祉の向上と公正で民主的な市政の発展に寄与すること」の実現に
現」「政策提言と政策立案の強化」などの取組みを行う。
は途上の段階であり、これからも継続して議会改革に取り組み、真に市民から信
・会津若松市議会白書 平成26年版(概要版)の全戸配付
頼され、市民生活の向上に役立つ議会づくりも目指すものである。
・政策形成サイクルの再構築(多様な意見交換の場の検討、政策討論会の
活性化)など
・地方自治法第96条第2項に係る総合計画についての議決事件に関する
検討
【これまでの成果】
○ 本会議のインターネットを活用した映像配信の実施
○ 予算決算委員会の常任委員会化
【主要事業】
○ 会津若松市議会白書 平成25年版の発行
○ 政務活動費交付金(議会事務局)
○ 各委員会行政調査(議会事務局)
【平成26年度に向けての課題】
○ 会議録検索システム運営事務(議会事務局)
○ 次年度、政策討論会の最終報告に向けて各分科会で調査研究を進める必要が
○ 議会映像配信システム運営事業(議会事務局)
ある。
○ 議会活動・議員活動の「見える化」推進(議会事務局)
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
1
2
3
4
5
事務事業名
(担当課)
政務活動費交付金
(議会事務局)
各委員会行政調査
(議会事務局)
会議録検索システム運営事務
(議会事務局)
議会映像配信システム運営事業
(議会事務局)
議会活動・議員活動の「見える化」推
進
行政評価
報告書
ページ
243
243
244
244
244
事業概要
会派(議員)に対し、半期(4月、10月)ごとに政務活動費を交付し、交付を受けた会派(議員)は、市政発展のため調
査研究等を実施する。
常任委員会及び議会運営委員会の委員と随行員が、先進的な取組を行っている全国の都市を訪問し、その事例について直
接説明及び現地案内をしてもらうことにより調査を行う。また、学識経験者を招へいし、専門的な見地から指導を受ける
。
会議録検索システムを運営し、インターネットで会議録の公開を行う。また、キーワード、対象年、発言者による会議録
の検索や閲覧を可能とする。さらに、検索した会議録から発言集を作成することを可能にしている。
市議会定例会、臨時会及び予算決算委員会の映像データをインターネット上のソーシャルメディアにおいてライブ中継で
配信し、また、これを編集の上、記録映像として配信するなど、新たな議会傍聴の環境を整備し、市民に開かれた議会の
実現の一助とする。
「見て 知って 参加する ための手引書~会津若松市議会白書 平成26年版~」の概要版(以下「議会白書概要版」という
。)を発行し、全世帯に配付する(議員の任期(4年)に1回の発行とする。)。また、今後、議員活動・議員報酬・議
員定数のほか、政策討論会各分科会で取り組み、検討している政策テーマや地域の課題などをテーマとしたフォーラムや
シンポジウムの開催を検討していく。
予算額
(千円)
12,600
4,140
1,223
955
1,997
平成26年度 教育委員会事務局 運営方針
教育長 星 憲隆
教育長 星 憲隆
教育部長 渡辺直人
教育部長 渡辺直人
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 本市の持続的な発展のため、あいづっこ宣言を活用した青少年健全育成を柱として、次代を担う人材の育成に取り組んでいくとともに、多くの先人によって培われてき
た歴史や伝統、文化を次代に継承していく。
また、市民一人ひとりが生涯を通して学び合い、楽しみ、そして多くの文化・芸術、スポーツに触れる機会を提供することによって、子どもからお年寄りまで、豊かな
交流が生まれるまちづくりを推進していく。
【具体的事項】
① 誰もが学びたいときに自由に学ぶことができ、また学びたい学習情報を容易に得ることができる環境づくりを推進していく。
② 生涯学習社会に対応した多様な学習機会が確保され、市民の誰もが、自由に楽しみながら学べる環境が整った社会の実現を目指していく。
③ 児童生徒が安全で安心して学校生活を送ることができるよう、学校施設耐震化事業や放射線対策等、教育環境の整備を進める。
④ 教育、就学の機会均等を図り、有為な人材の育成を図る。
⑤ 園児・児童生徒の健康・体力増進を図る。
⑥ 幼児期の適切な教育活動を支援する。
⑦ 園児・児童生徒が、追加被ばくをできる限り低減するための生活の仕方を体得できるよう放射線に関する教育を推進する。
⑧ 確かな学力を身につけた児童生徒を育む。
⑨ 21世紀をたくましく生きるために、国際社会や高度情報社会の中で積極的に活動できる子どもを育んでいく。
⑩ 学校、保護者、地域と連携を図りながら、開かれた学校づくりへの取り組みを推進するとともに、児童生徒の安全・安心な生活を確保していく。
⑪ 思いやりの心を持ち、心身ともにたくましく主体的に行動できる資質や能力を身につけた、心豊かな青少年の育成を図るため、家庭、学校、地域、関係機関等がそれぞれ
の役割に応じ、協調、連携しながら、青少年の健全育成を図っていく。
⑫ 暮らしのなかでスポーツが生活の一部として取り入れられ、いつでも、どこでも、誰でも、いつまでもスポーツに親しめるような環境整備と仕組みづくりを推進していく。
⑬ 健康スポーツ都市宣言に基づき、精神的な豊かさと健康的な生活をもたらす「市民総スポーツ」を目指していく。
⑭ 東日本大震災の風評被害を打破し、会津の安全・安心・元気を全国に発信するため、復興シンボルイベントとして鶴ヶ城ハーフマラソン大会の内容充実と参加者の拡大に
努める。
⑮ スポーツ推進委員や総合型地域スポーツクラブなど、各スポーツ団体組織との連携により、生涯スポーツ活動の推進とともに、選手・指導者の育成を図る。 ⑯ 「あいづまちなかアートプロジェクト」の開催など、市民が気軽に芸術文化に触れる機会の充実と環境の整備に努め、市民の文化活動の促進を図っていく。
⑰ 歴史資料センターについては、先人に憧れ、郷土に誇りを持つ学びの場、本市の歴史や文化に対する理解を深める施設として一部開館する。
⑱ 東日本大震災による被災と経年劣化した御薬園の御茶屋御殿の改修については、会津若松の歴史を伝える文化財として、一部を利活用しながらの改修を行っていく。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
生涯学習活動を支援・促進する 長期総合計画 基本施策2-1-1
■学習活動の支援・促進
重
点
方
針
№1
【現状認識】
【重点方針】
○ 生涯学習総合センター(會津稽古堂)が核となり、各地区公民館や関係機関との ○ 公民館機能と図書館機能を併せ持った生涯学習総合センター(會津稽古堂)と各
連携を強化し、さらには地域人材等の活用を進めながら、生涯学習のさらなる推
地区公民館が連携し、郷土史研究家を講師として地域に焦点をあてた講座や、子
進を図る必要がある。
ども読書活動推進事業をはじめ、言語の力を使って子どもたちの思考力・判断力
・表現力などを育む事業など、多様な事業を開催するほか、講座の受講生がその
学習成果を還元できるようにする事業に取り組み、生涯学習のさらなる推進を図
○ 生涯学習の重要な要素である自主性・自発性を基本としながら、事業企画等への
る。
住民参加・参画の拡大を図り、市民協働による事業展開を促進し、住民個々によ
る自立的なまちづくりにつなげていく必要がある。
○ 住民が自由に議論することからスタートし、事業企画等につなげていく取り組み
が、参加者の満足度・喜びを高めているという東公民館の取組をもとに、拡大展
○ 市民の生涯学習活動の活性化を図り、地域や家庭、学校と連携し、地域の教育力
開を図るとともに、本市の生涯学習の方針を明らかにするビジョン策定に取り組
の向上に取り組むとともに、市民が求める生涯学習情報の提供に継続して取り組
んでいく。
む必要がある。
○ 市民の生涯学習活動の活性化を図るため、生涯学習情報の提供を促進するととも
に、コーディネーターによる地域人材の活用に取り組むなど、学校、 家庭、地域
との連携を促し、地域の教育力の向上の取り組みを展開する。
【これまでの成果】
○ 生涯学習総合センター(會津稽古堂)においては、年間入館者数が昨年度と比較
して約3万人増となる60万人に迫るなど、多くの来館者を得て中心市街地の核に
【主要事業】
なる施設となった。
○ 生涯学習推進事業(生涯学習総合センター)
○ 「生涯学習アドバイザー養成講座」や、複合施設を活かした「絵本の音楽会」な ○ 生涯学習情報提供事業(生涯学習総合センター)
ど、学びの場としての各種講座の実施、さらには山本八重に関する書籍など図書 ○ コミュニティ活性化のためのICT生涯学習推進事業(生涯学習総合センター)
資料の充実に努め、生涯学習の推進を図った。
○ 子どものことばの力・まなびの力育成事業(生涯学習総合センター)
○ 地域住民との接点・交流機会の充実に努め、地域の特性を活かした様々な学習機
会を提供した。
【部局間連携に向けての対応】
○ 文化課、環境生活課などと連携して講師を市内の小中学校など様々な施設に派遣
し、「生涯学習出前講座」を開催するなど、市民や子どもたちの学ぶ意欲の高ま
【平成26年度に向けての課題】
りに応えていく。
○ 家庭教育・学校教育の連携推進、地域の教育力向上への取り組みなど、学習の成
果がより多く社会に活かされる取り組みを続ける必要がある。
○ 正しいICTリテラシーの知識を身につけ活用できるよう、会津大やNPO、情報政
策課などと連携しながら、コミュニティ活性化のためのICT生涯学習推進事業
○ 市民が求める生涯学習情報について、情報の収集・整理・更新・発信に努め、最
を展開していく。
新の情報を提供できるよう、引き続き取り組む必要がある。
学ぶ場を整備する 長期総合計画 基本施策2-1-2
■社会教育施設等の整備充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 高度化、多様化する市民の学習活動に応えるため、生涯学習総合センター(會津 ○ 生涯学習総合センター(會津稽古堂)の適切な管理運営に努め、学習環境を整え
稽古堂)をはじめとした社会教育施設を適切に管理し、利用者の意見を可能な限
るとともに、利用者の意見を踏まえ、多目的ホールや実習スタジオをはじめとし
り取り入れることで、より良い学習の場を提供することが求められている。
た各室の利用促進を図る。
○ 北公民館における駐車場整備や河東公民館におけるエアコン設備の整備など、各
公民館とも適切な施設の維持管理に努め、施設の長寿命化を図りながら、利用者
が安全・安心に利用できる学びの環境整備を図る。
【これまでの成果】
○ 生涯学習総合センター(會津稽古堂)においては、利用者の要望が多かった土日
重
祝日の利用申込受付・使用料納入、有料コピーサービスを開始し、利用者の利便
点
性向上を図った。
【主要事業】
方
針 ○ 地区公民館については、北公民館のアスベスト除去工事など、利用者が安全・安 ○ 生涯学習総合センター管理運営費(生涯学習総合センター)
№2
心して利用できるよう、また神指分館では図書コーナーを設置するなど、利便性
の向上を図った。
【部局間連携に向けての対応】
【平成26年度に向けての課題】
○ 文化課と連携し市収蔵美術品を展示する「みちくさギャラリー」や、総務部の核
兵器廃絶平和都市宣言関連事業など、様々な事業の場として活用していく。
○ 生涯学習総合センター(會津稽古堂)については、エントランスホール活用の検
討など、引き続き窓口サービスの向上に努めるとともに、より良い学習環境を整 ○ デジタルサイネージを設置し、情報政策課や秘書広聴課と連携を図りながら、様
えるために利用者の意見等を収集し、適時、施設や対応の改善を図りながら、利
々な情報提供の機会を創出していく。
用促進に努める必要がある。
○ 地区公民館については、引き続き適切な維持補修に努め、施設の長寿命化を図り
ながら、安全・安心な利用に供する必要がある。
教育環境を充実する 長期総合計画 基本施策2-2-1
■学校施設の整備充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 耐震性向上等の学校施設の安全性への関心が更に高まる中、基本的な学習環境の ○ 児童生徒の安全で良好な学習環境を確保するため、学校施設の耐震化や学校屋外
維持に加え、老朽施設の改修等による長寿命化や環境対応、バリアフリー等の課
環境の整備を進めていく。
題について対応していくことが求められている。
○ 特に、平成27年度の新校舎完成に向けて、鶴城小学校改築事業の推進を図るとと
もに、学校施設の耐震化については、国の財政支援策を積極的に活用しながら、
○ 児童生徒の安全で良好な学習環境を確保するため、国の財政支援策を積極的に活
事業の前倒しも含め一層の推進に取り組む。
用し、可能な限りの事業の前倒しも含めながら、学校施設の耐震化や学校屋外環
境の整備を進めていく必要がある。
【これまでの成果】
【主要事業】
○ 学校施設耐震化事業については、4棟の校舎の耐震補強工事のほか、基本計画の ○ 学校施設耐震化事業(教育総務課)
重
策定や実施設計を行うなど、事業の進捗が図られた。
○ 鶴城小学校改築事業(教育総務課・文化課)
点
方 ○ 鶴城小学校改築事業については、基本設計を完了し、実施設計に取り組むととも ○ (仮称)河東中学校建設事業(教育総務課)
に、埋蔵文化財発掘調査を行うなど、計画に沿った事業の進捗が図られた。
針
№3
○ 各学校施設の営繕要望については、限られた予算の中で可能な限りの対応を行う
【部局間連携に向けての対応】
とともに、国の交付金を財源として第五中学校の地下油タンクの改修工事を実施 ○ 学校施設の耐震化や建設事業等を進めるため、建築担当部局との連携による対応
するなど、目標達成に向け着実に対応することができた。
を推進する。
また、災害時の避難施設としての機能を検討するうえで、防災担当部局との連携
○ 各学校における空間線量については、継続的な把握や保護者等への情報提供に努
を図る。
めるとともに、線量が比較的高い場所での表土の入れ替えを行う等の低線量化対
策を行った。
【平成26年度に向けての課題】
○ 学校施設の耐震化事業や建設事業については、児童生徒の安全・安心な教育環境
を確保するため、可能な限り早期に実施できるよう取り組むとともに、老朽化し
た施設の改修工事についても計画的に進めていく必要がある。
■学校給食の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 安全・安心な学校給食を提供するために、食材の安全を確保し、引き続き保護者 ○ 学校給食で使用する食材及び給食そのものの放射線量の検査を継続して行い、保
等への正確な情報提供を行うとともに、施設の維持管理や管理運営の充実が求め
護者等の不安の払拭に努める。
られている。
○ 市全体の学校給食施設の整備や配置のあり方の方向性を定める。
【これまでの成果】
【主要事業】
重
点 ○ 給食に使用する食材等の放射性物質の検査を行い、その結果の公表等を通じて児 ○ 学校給食維持管理事業(学校教育課)
方
童生徒、保護者等の安全・安心の確保に努めた。
○ 学校給食食材検査等事業(学校教育課)
針
№4 ○ 今後の本市全体の学校給食施設の整備や配置の課題について検討を行った。
【平成26年度に向けての課題】
【部局間連携に向けての対応】
○ 給食施設については、施設の老朽化や少子化等を踏まえ、効率的な運営を図る必 ○ 食育の推進にかかる健康増進課、農政課との連携
要があり、センター方式による集約化など、市全体の学校給食運営形態の検討・ ○
学校給食施設の整備にかかる企画調整課との連携(公共施設マネジメント)
見直しを行う必要がある。
特色ある学校づくりを推進する 長期総合計画 基本施策2-2-2
■確かな学力と豊かな心の育成
重
点
方
針
№5
【現状認識】
【重点方針】
○ 児童生徒の「自ら学び自ら考える力」による「確かな学力」や「豊かな人間性」 ○ 児童生徒の確かな学力の向上や豊かな人間性・健康・体力を育むため、各学校の
「健康・体力」などの「生きる力」を育むことが求められている。また、園児・
「学力向上グランドデザイン」「学校いじめ防止基本方針」に基づく取り組みを
児童生徒の健康、体力の増進を図るとともに、障がいを持つ児童生徒一人ひとり
推進するとともに、適切な評価、改善に努める。
の教育的ニーズに応じた適切な支援が必要である。更に、不登校及びいじめ防止
等に向けて、児童生徒の豊かな情操と道徳心を養うとともに、相談体制の充実に ○ 「ならぬことはならぬ」という心根を持ち、貪欲に知識を得ようとした先人に憧
努める必要がある。
れ、そして学び、故郷会津に誇りを持つ人材の育成を進めるため、本物に出会い
本物に学ぶ機会を創出し感動や憧れを味わわせる事業を展開する。
○ 会津を、福島を、日本を背負い、激動する世界の中でたくましく生きるあいづっ
こを育てていくため、子どもたちが様々な経験を積んでいく機会を提供していく
【主要事業】
必要がある。
○ あいづっこ学力向上推進事業(学校教育課)
【これまでの成果】
○ あいづっこ人材育成プロジェクト事業(学校教育課)
○ 会津若松市学校教育指導委員会においては、教師の指導力の向上を図ることによ
り、児童生徒一人一人が確かな学力を身に付けられるよう、実践研究に取り組ん
【部局間連携に向けての対応】
だ。
○ 農林課と連携して森林環境学習を実施し、子どもたちの自然環境への意識を高め
る。
○ いじめや不登校問題の対応のために、各小中学校にスクールカウンセラーや心の
教室相談員を配置し、悩みを抱える児童生徒や保護者、教員の指導に役立てた。 ○ 総務課と連携して中学生による広島市訪問事業を実施し、平和の尊さを学ぶ機会
また中学校には、県派遣のスクールカウンセラーを配置し、生徒の様々な問題に
とする。
対応するとともに、スクールソーシャルワーカーによる関係機関との連携も進め
てきた。
○ 今後の特別支援教育における一貫した支援の仕組みづくりのため、市地域自立支
援協議会の中で、障がい者支援課、こども家庭課、健康増進課と協議を進める。
○ 携帯電話や通信機能のついた音楽プレーヤー等でのトラブル予防に向けて、各校
において情報モラル教育の一層の取り組みを行った。
○ 道路維持課、道路建設課、危機管理課と連携し、通学路の安全確保を図る。
○ あいづっこ人材育成プロジェクトを実施し、参加した児童生徒からは「これから
も一生懸命練習して、オリンピックに出場したい。」「次の世代にもつないでい
けるように、京都で学んできたことを伝えて会津に貢献できるようにしたい。」
「歴史ある会津がふるさとであることを誇らしく思った。」などの声が寄せられ
る等、事業として一定の成果があった。
【平成26年度に向けての課題】
○ 「学ぶ姿勢」を確立し、学力の二極化を解消するため、放課後等の課外学習の機
会確保や、教師の更なる授業力向上のための研修が必要である。
○ 不登校児童生徒数の増加傾向があり、今後も「個に寄り添い・わかる・できる授
業」の実践や家庭との信頼関係を継続する必要がある。
思いやりの心を持った青少年を育成する 長期総合計画 基本施策2-2-3
■青少年の健全育成
【現状認識】
【重点方針】
○ 青少年の健全育成にあたっては、家庭・学校・地域の連携・協力による取り組み ○ 青少年の心を育てる市民行動プラン“あいづっこ宣言”の大人への浸透を図るた
が重要であり、「青少年育成市民会議」や「子ども会」等の青少年関係団体の活
め、民間企業への普及啓発事業に取り組み、社会全体で未来を担う青少年の育成
動が施策の遂行に大きく貢献しており、一定の成果を上げている。一方、刑法犯
に効果的な事業を展開していく。
少年の数は減少傾向にあるが、再犯率の上昇や低年齢化が問題となっている。こ
の背景には、家庭や地域の教育力の低下があげられており、家庭教育の充実が求 ○ 青少年健全育成強調月間にあわせ、家庭、学校、地域、関係機関・団体と協調、
められている。また、“あいづっこ宣言”の普及について、いかにして多くの市
連携して、青少年の規範意識の醸成や有害環境への適切な対応を図る。
民を巻き込んだ取り組みにしていくかが課題となっている。
○ 健全な青少年を育てるためには、基盤となる家庭の教育機能が重要であることか
重
ら、家庭の果たす機能や役割について理解が図られるよう努める。
点
【これまでの成果】
【主要事業】
方
針 ○ 「青少年育成市民会議」や「子ども会」等の青少年関係団体の活動が施策の遂行 ○ 青少年の心を育てる市民行動プラン事業(あいづっこ育成推進室)
№6
に大きく貢献している。昨年11月には、あいづっこ宣言を柱にした市民会議での
これまでの取り組みが評価され、本市青少年育成市民会議は内閣府の子ども若者
【部局間連携に向けての対応】
育成・子育て支援活動事例紹介事業に選ばれ、内閣府特命担当大臣から「チャイ
ルド・ユースサポート章」が授与された。
○ 子どもたちの基本的生活習慣の形成に向けた、家庭教育の望ましいあり方につい
て、生涯学習総合センターや社会教育指導員と連携し事業の改善工夫を図る。
【平成26年度に向けての課題】
○ 青少年行政に関する庁内関係各課との連絡会議を開催し、青少年行政の効果的な
推進を図る。
○ 刑法犯少年の数は減少傾向にあるが、再犯率の上昇や低年齢化が問題となってい
る。この背景には、家庭や地域の教育力の低下があげられており、家庭教育の充 ○ 少年センター事業の推進にあたり、安全・防犯の面から危機管理課との連携を図
実が求められている。また、“あいづっこ宣言”の普及について、いかにして多
る。
くの市民を巻き込んだ取り組みにしていくかが課題となっている。
スポーツ・レクリエーションを振興する 長期総合計画 基本施策2-3-1
■社会体育の充実
重
点
方
針
№7
【現状認識】
【重点方針】
○ 市民が生涯にわたって、主体的にスポーツ・レクリェーション活動を親しむこと ○ 誰もが気軽に楽しく参加できる魅力的なスポーツ・レクリェーション事業の創造
のできる環境づくりが求められていることから、鶴ヶ城ハーフマラソン大会をは
に努める。
じめとしたスポーツ大会が、より魅力的なイベントとなるよう各種団体と協働し
○ 復興シンボル・スポーツイベントに位置づけされる「第26回鶴ヶ城ハーフマラソ
ながら内容の充実を図っていく必要がある。
ン大会」の内容を充実させ、「ランニング講習会」を開催するとともに、各種市
民大会やニュースポーツ、総合型地域スポーツクラブの各種事業の充実と参加の
【これまでの成果】
促進を図る。
○ 復興シンボル・スポーツイベント支援事業としてコース等をリニューアルして開 ○ スポーツ推進委員や各スポーツ団体の組織強化と連携により、生涯スポーツ活動
催した鶴ヶ城ハーフマラソン大会は、前日開会式の開催など、内容充実を図るこ
の推進と選手育成、競技力の向上に努める。
とにより、特に県外から多くの参加者が得られた。
【主要事業】
○ 各競技団体等との連携により、オリンピック選手と触れ合う機会やプロサッカー ○ 復興シンボル・スポーツイベント支援事業(鶴ヶ城ハーフマラソン大会の開催)
選手によるサッカー教室の開催など、競技力向上はもとより市内の児童生徒に夢
(スポーツ推進課)
と希望を創出する機会を図った。
○ 総合型地域スポーツクラブ育成事業(スポーツ推進課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 総合型地域スポーツクラブの育成については、設立された2クラブの運営の充実
【部局間連携に向けての対応】
を図りつつ、本市の自立したスポーツ団体のモデルとして確立していく取組を進 ○ 鶴ヶ城ハーフマラソン大会に全国から多くの参加者を得るため、観光商工部との
めながら、先進クラブへの視察を実施するなど、新たなクラブ創設の機運を高め
関連した観光誘客、農政部と連携した地場産品など様々なサービスの提供、また
ていくとともに、クラブマネジャーの育成を図る必要がある。
大会当日の交通規制等、観光客や市民への周知と協力依頼についても、関係部局
との連携を図りながら実施する。
■スポーツ施設の充実
【現状認識】
【重点方針】
○ 市民が生涯にわたって、主体的にスポーツ・レクリェーション活動を親しむこと ○ 指定管理者制度を導入しているスポーツ施設の利用促進に向けてPR等による支
のできる環境づくりが求められていることから、気軽に利用できる安全なスポー
援を行うとともに、既存施設の有効活用を図る。
ツ施設の整備と有効活用を促進していく必要がある。
【これまでの成果】
【主要事業】
重 ○ 社会人向けの体育施設整備として、第六中学校夜間照明施設改修工事を実施し、 ○ 学校体育施設開放事業(スポーツ推進課)
点
学校体育施設開放事業の推進に努めた。
方
針 ○ きたあいづスポーツクラブのクラブハウスを設置することができ、地区のスポー
【部局間連携に向けての対応】
№8
ツ拠点として活動の支援に努めた。
○ 健康で豊かな生活の実現に向け、健康福祉部と連携して障がい者団体等によるコ
ミュニティプールの利活用を図るとともに、体育施設の維持改善を建設部と連携
【平成26年度に向けての課題】
して実施する。
○ スポーツ施設の修繕及び改修については、全市的な公共施設の維持管理のあり方
を踏まえながら検討する必要がある。また、既存施設の有効活用や大会誘致につ
いても、各スポーツ団体と連携を図りながら対応に努める必要がある。
○ 学校体育施設開放事業については、耐震工事に伴い施設が利用できなくなること
から調整が必要である。
歴史・文化を継承し文化活動を振興する 長期総合計画 基本施策2-4-1
■文化活動の振興
【現状認識】
【重点方針】
○ 芸術文化の振興については、地域の伝統文化の次世代への継承を図るとともに、 ○ 市民の文化活動の促進を図り、「あいづまちなかアートプロジェクト」を継続し
市民が気軽に質の高い芸術文化に触れる機会を増やす必要がある。
て実施することにより、多くの市民が気軽に文化や芸術を体験・鑑賞できる機会
の充実と環境の整備に努める。
【これまでの成果】
○ 次代を担う子どもたちに対しては、地域の伝統文化等を継承するため、質の高い
重
鑑賞・体験の機会を創出する。
点 ○ 伝統文化の体験事業の開催や、会津の伝統産業の漆を利用した芸術作品や市の収
方
蔵美術作品の活用による「あいづまちなかアートプロジェクト」の開催により、
針
市民の文化・芸術への意識高揚や鑑賞・体験機会の充実を図った。
№9
【主要事業】
○ あいづまちなかアートプロジェクト開催負担金(文化課)
【平成26年度に向けての課題】
○ 「あいづまちなかアートプロジェクト」の開催については、子どもたちが芸術文
【部局間連携に向けての対応】
化活動へ気軽に参加できる参加体験型ワークショップの充実や積極的な広報PR ○ 「あいづまちなかアートプロジェクト」の開催については、まちなかの歴史的建
に努めていくとともに、まちなかの賑わい創出事業等とのさらなる連携を図る必
造物や商店街等を会場として、さまざまなイベント等を実施することから、商工
要がある。
課、都市計画課、農林課、健康増進課等との連携を図る。
■歴史の継承
【現状認識】
【重点方針】
○ 文化財については、適切な保護・整備に努め、文化的・歴史的な価値を高めなが ○ 文化財については、適切な保護・整備に努め、文化的・歴史的な価値を高めなが
ら、市民の学習や憩いの場として活用を図ることが必要である。
ら、市民の学習や憩いの場として活用を図る。
○ 歴史資料センターについては、先人に憧れ、郷土に誇りを持つ学びの場、本市の ○ 歴史資料センターについては、「先人に憧れ、郷土に誇りを持つ学びの場」をコ
歴史や文化に対する理解を深める施設として開館することが必要である。
ンセプトとして、特に次代を担う子どもたちの郷土への愛着、誇りを醸成する施
設として一部開館する。
重
【これまでの成果】
点
方 ○ 文化財については、会津大塚山古墳出土品の保存修理や破損していた指定文化財
【主要事業】
針
の説明板改修など適切な保護・整備に努めた。
○
歴史資料センター開館準備経費(文化課)
№
10 ○ 歴史資料センターについては、「温故知新資料展」を開催するとともに、歴史・
文化資産活用事業の中で、開館に向けて資料の収集を行うとともに歴史文化に関
【部局間連携に向けての対応】
する情報発信を行った。
○ 御三階の復元に向けて、観光課や建築課と連携をもって進めている。
【平成26年度に向けての課題】
○ 史跡・名勝・天然記念物の保護や整備については、観光課や農林課、花と緑の課
などと連携して進めている。
○ 文化財の活用については、散策会や発掘調査の現地説明会を開催しているが、そ
の機会や参加者の増加を図る必要がある。
○ 御薬園の御茶屋御殿の改修については、一部利活用しながらの改修を行っていく
必要がある。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
生涯学習推進事業
(生涯学習総合センタ-)※/コミュ
ニティ活性化のためのICT生涯学習
推進事業を含む
1
2
生涯学習情報提供事業
(生涯学習総合センタ-)※子どもの
ことばの力・まなびの力育成事業を含
む
生涯学習総合センタ-管理運営費
(生涯学習総合センタ-)
行政評価
報告書
ページ
58
60
62
学校施設耐震化事業
(教育総務課)
68
3
鶴城小学校改築事業
(教育総務課・文化課)
(仮称)河東中学校建設事業
(教育総務課)
学校給食維持管理事業
(学校教育課)
4
学校給食食材検査等事業
(学校教育課)
68
68
71
事業概要
本市の生涯学習の拠点として、生涯学習推進に関する事業を稽古堂市民講座として実施するとともに、様々な生涯学習情
報の提供を行うことで、本市の生涯学習活動の推進を図る。また、ICTを活用した、新たな地域コミュニティの形成の
ため、情報政策課と連携し、会津大学の人材の活用を図り、ICTの講座を開催する。
市民の学習ニーズに応えるため、図書及び視聴覚資料の充実を図るとともに、データ化した地方紙の公開など、郷土資料
の活用に取り組む。生涯学習総合センター(會津稽古堂)及び各地区公民館における講座や事業、さらに子どもたちを対
象に、子どもが参加できる行事などの情報提供を図る。また、図書館の持つ機能を活用し、言語の力を使って子どもたち
の思考力・判断力・表現力を育む事業を実施する。
生涯学習総合センター(會津稽古堂)を適切に管理し、ランニングコストの削減や使用料等の収入の増を図りながら、市
民の快適な利用を促進する。
城北小学校、東山小学校、門田小学校及び第五中学校屋内運動場の4棟の耐震補強・大規模改修工事を実施する。
また、城北小学校校舎南棟・西管理棟、城西小学校校舎南棟、第一中学校校舎北棟の4棟の耐震補強基本計画を策定す
るとともに、第一中学校校舎南棟、第六中学校及び一箕中学校屋内運動場の3棟の実施設計を行う。
平成27年度の新校舎完成に向けて、埋蔵文化財の発掘調査を実施するとともに、校舎・屋内運動場の建設工事を開始する
。
可能な限り早期の新校舎建設に向けて、校舎・屋内運動場の建設予定地について、今後の造成にかかる設計業務委託を行
う。
安心安全な給食を提供するために施設設備の維持管理や管理運営の充実を図る。また、学校給食における地産地消の
取り組みなど食育の推進を図るとともに、アレルギー対応指針に基づいた学校給食の充実を図る。
予算額
(千円)
4,274
45,856
146,659
829,329
976,582
6,000
199,335
学校給食で使用する食材の放射線量の測定を行い、測定結果を市のホームページ等により公表する。
71
11,509
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
あいづっこ人材育成プロジェクト事業
(学校教育課)
5
行政評価
報告書
ページ
74
あいづっこ学力向上推進事業
(学校教育課)
74
6
青少年の心を育てる市民行動プラン事
業
(あいづっこ育成推進室)
復興シンボル・スポーツイベント支援
事業(鶴ヶ城ハーフマラソン大会の開
催)
(スポーツ推進課)
7
8
9
10
総合型地域スポーツクラブ育成事業
(スポーツ推進課)
学校体育施設開放事業
(スポーツ推進課)
あいづまちなかアートプロジェクト開
催負担金
(文化課)
歴史資料センター開館準備経費
(文化課)
80
82
82
83
87
89
事業概要
優れた本市の教育力を活用し、市民の汗動・協働による人づくりとして子供たちの心を豊かに耕しながら、本物に出
会い本物に学ぶ機会を創出し感動や憧れを味わわせる事業を展開する。
全小中学校の代表で組織される「学校教育指導委員会」において、全市的な学力向上策(「教えの心得」「
家庭との連携を図るリーフレット」等)を活用するとともに、各小中学校の教頭で組織される「小中連携推
進会議」で各中学校区ごとに9年間の見通しを持った指導を進める。
“あいづっこ宣言”の周知・啓発を図るとともに、推進母体である青少年育成市民会議の活動を支援してい
く。
会津若松市のシンボル「鶴ヶ城」周辺をコースとして利用し、市民の健康増進とともに、観光の街会津の安全・安心と復
興をスポーツの側面から全国にPRするマラソン大会を開催する。
子どもから高齢者まで、性別や年齢、特定の種目に限定されることなく、レベルや興味に応じてスポーツを楽しめる総合
型地域スポーツクラブを設立し、市民のスポーツ実践の機会拡大と生涯スポーツの振興を図る。
身近なスポーツ施設の提供及び地域スポーツの普及のため、学校教育に支障のない範囲で学校の体育施設を市民に開放す
る。
市が収蔵している美術作品や会津にゆかりのある美術作家の優れた美術作品と、会津の文化資源である「漆」を利用した
芸術作品を活用して、まちなかにある蔵などの歴史的建造物や店舗等に芸術作品を展示して市民に公開するとともに、さ
まざまなイベントやワークショップを行い、会津地域の産業の活性化や新たな文化の向上を図る。
歴史資料センターについては、「先人に憧れ、郷土に誇りを持つ学びの場」をコンセプトとして、特に次代を担う子ども
たちの歴史や文化に対する理解を深め、郷土への愛着、誇りを醸成する施設として一部開館する。
予算額
(千円)
20,128
0
679
8,000
133
3,089
6,300
16,000
平成26年度 選挙管理委員会事務局 運営方針
選挙管理委員会事務局長 遠藤祐英
選挙管理委員会事務局長 遠藤祐英
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 選挙は、民主主義の根幹を成すものであり、市民が政治に対して自らの意思を直接表明することができる重要な権利である。このことを十分認識しながら、法令に基づ
く公正・公平・中立な選挙事務を確保し、選挙を的確かつ円滑に管理執行する。
選挙の執行に際しては、投票しやすい環境整備とともに、明るい選挙の推進や投票意識の向上を積極的に推進する。
また、選挙時にかかわらず、年間を通した政治活動に対し、法令に基づき適正に指導・助言を行う。
【具体的事項】
① 法令に基づき、各種選挙事務を的確かつ円滑に管理執行する。
② 関係団体との連携の下に、政治と選挙に関する啓発等の取組みを効率的・効果的に推進する。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
効果的で効率的な行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-2-1
■選挙事務
【現状認識】
【重点方針】
○ 選挙事務については、公示・告示後の時間的制約がある中で、的確かつ円滑に執 ○ 公職選挙法その他の法令の規定に基づき、選挙事務を適正に管理執行する。
行しなければならない。
○ 投票事務及び開票事務の改善を図り、効率的な選挙事務を推進する。
重
【これまでの成果】
【主要事業】
点
方 ○ 国・県・市の選挙執行事務について、適正な管理執行を図ってきた。
○ 県知事選挙に要する経費(選挙管理委員会事務局)
針
№1 ○ 国・県の選挙執行経費基準額の見直しに伴う交付額の削減については、情報機器 ○ 農業委員会一般選挙に要する経費(選挙管理委員会事務局)
等の利活用、事務手続きの改善による効率化を進め、経費総額を削減することに
【部局間連携に向けての対応】
より対応した。
【平成26年度に向けての課題】
○ より効率的な選挙事務とするため、人員配置、情報機器等の利活用、機器の更新
等について、継続して検討していく。
○ より効果的で効率的な選挙事務執行に向けた体制を構築するため、人員配置のあ
り方や雇用制度の運用等について総務部人事課と協議する。
■選挙啓発
【現状認識】
【重点方針】
○ 投票率の向上、とりわけ若年層における投票率の向上のため、より効果的な選挙 ○ 選挙管理委員会と市明るい選挙推進協議会等との協働により、効果的な選挙啓発
啓発が必要である。
活動を推進する。
重
【これまでの成果】
【主要事業】
点
方 ○ 市明るい選挙推進協議会等との協働により、投票率の向上に向けた一体的な啓発 ○ 選挙啓発推進運営費(選挙管理委員会事務局)
針
活動が実施された。
№2
【部局間連携に向けての対応】
【平成26年度に向けての課題】
○ 若年層の投票率向上に向けた取り組みとして、新入職員をはじめとした若手職員
への働きかけのため、選挙制度の周知、投票率向上に向けた職員研修プログラム
○ 市明るい選挙推進協議会活動の活性化を進めながら、若年層の投票率向上に向け
の作成・実施について総務部人事課と協議する。
た取り組みの充実について、継続して検討していく。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
1
2
3
事務事業名
(担当課)
県知事選挙に要する経費
(選挙管理委員会事務局)
農業委員会委員一般選挙に要する経費
(選挙管理委員会事務局)
選挙啓発推進運営費 (選挙管理委員
会事務局)
行政評価
報告書
ページ
事業概要
予算額
(千円)
公職選挙法及びその他法令の規定に基づき、任期満了に伴う県知事選挙を管理執行する。
245
245
245
43,514
農業委員会等に関する法律及び公職選挙法その他法令の規定に基づき、任期満了に伴う農業委員会委員一般選挙を管
理執行する。
県選挙管理委員会及び市明るい選挙推進協議会等との協力・連携により、各種選挙啓発事業(成人式における新成人
への啓発パンフレット配布、児童・生徒を対象とした選挙啓発ポスターコンクールの開催等)を実施する。
2,990
291
平成26年度 監査事務局 運営方針
監査事務局長 山本 光治
監査事務局長 山本 光治
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 監査委員(事務局)は、地方公共団体が行っている様々な事務・事業が、各種法令等に基づき適正かつ効率的に行われているかどうかを監査するために、地方自治法第195
条の規定により設置される執行機関である。行政内部の機関ではあるが、より独立・公正不偏の立場から監査すべきものとされており、あくまで市民の立場に立った観点
から審査等を行う。 ①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
【具体的事項】
定期監査 市の財務に関する事務の執行が適正かつ効率的に行われているか、市の経営に係る事業の管理が合理的かつ効率的に行われているかどうかを主眼として、毎 会計年度少なくとも1回以上期日を定めて実施する。
随時監査 必要があると認めるとき、工事監査等を定期監査に準じて実施する。
行政監査 必要があると認めるとき、財務監査のほか、市の事務執行が合理的かつ効率的に行われているか、法令等の定めるところに従って適正に行われているかを主 眼として適時に実施する。
財政援助団体等に対する監査 財政援助を与えている団体、出資・支払保証団体、信託の受託者及び公の施設の指定管理者に対し、必要があると認めるとき、又は市長
の要求に基づき、当該財政援助等に係る出納その他の事務の執行が適正かつ効率的に行われているかどうかを主眼として実施する。
決算審査 毎会計年度の正確性を検証するとともに、予算の執行または事業の経営等が適正かつ効率的に行われているか等を主眼として実施する。
健全化判断比率等審査 健全化判断比率並びに資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類の計数について適正に算定されているかどうかを主眼として実
施する。
例月出納検査 会計管理者及び企業管理者の保管する現金の在高及び出納関係諸表等の計数の正確性を検証するとともに、現金の出納事務が適正に行われているかどうか
を主眼として実施する。
住民監査請求 市長など市の執行機関や職員による公金支出、財産の取得・管理などの財務会計上の行為を、市民が違法又は不当として監査を求め、必要な措置の請求
があったものについて監査を実施する。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
効果的で効率的な行政運営を行う 長期総合計画 基本施策7-2-1
■監査事務
【重点方針】
【現状認識】
○ 公正で合理的かつ能率的な市の行政運営のため、監査基準に基づき「定期監査
」「随時監査(工事監査含む)」「例月出納検査」「決算審査」「健全化判断比
○ 地方財政の悪化等、今日の地方自治体を取り巻く状況は厳しく、監査機能の強化
率等審査」のほか「財政援助団体等に対する監査」を年間を通して実施する。更
、専門性の向上による監査品質の確保が求められている。
に今年度は専門技術士による工事技術調査(外部委託)を実施する。 重
また、事例研究や研修を積極的に行い、監査機能の専門性の向上を図る。 点
【これまでの成果】
方
【主要事業】 針 ○ 監査基準に基づく各種監査を実施し、市の行政の適法性、効率性、妥当性、正確
性、有効性の保障及び健全性、透明性の向上に資することができた。
№1
○ 監査・審査・検査等事務 特に、
① 決算審査や定期監査における結果報告内容を充実させるなど、わかりやす ○ 監査機能の強化、専門性の向上に資する調査・研究 い監査結果の公表に努めた。
② 年間を通じて、外部研修への職員参加や監査事例について、内部研究や研
修会を行うなど、監査機能の専門性向上に努めた。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
監査・審査・検査事務
1
2
245
監査機能の強化、専門性の向上に資す
る調査・研究
事業概要
地方自治法及び地方公営企業法の規定に基づき、公正で合理的かつ能率的な市の行政運営確保のため、違法、不正の
指摘にとどまらず、指導に重点を置いて監査し、もって市の行政の適法性、効率性、妥当性の保障を期する。
予算額
(千円)
0
監査機能の強化、専門性の向上による監査品質の確保のため外部研修への参加や内部研修を積極的に行う。
245
177
平成26年度 農業委員会事務局 運営方針
農
農業委員会事務局長 山内元弘
業委員会事務局長 山内元弘
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 下記、農業委員会の使命を果たすことができるようサポートする。
(農業委員会の使命)
農業委員会は、「農業委員会等に関する法律」の規定に基づき、農業者の利益を代表する機関として、法令業務、任意業務、意見の公表等を行う。
【具体的事項】
① 法令業務 農地法その他の法令による農地等の権利移動についての許認可や農地転用など、農地行政の適正な執行を行う。
② 振興業務
農地の利用調整を中心に、農業経営基盤の強化の促進に関する基本構想の実現に向けた認定農業者等担い手の育成と農地利用集積の推進に努める。
③ 意見の公表等
農業者の公的代表機関として、意見の公表・建議等を行う。
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
担い手の育成による地域農業の持続的発展 基本施策3-5-2
■優良農地の確保と農地の有効活用
重
点
方
針
№1
【現状認識】
【重点方針】
○ 土地利用型農業が主体の本市農業を強化・発展させるためには、認定農業者等担 ○ 認定農業者等担い手に対する農地あっせん活動を強化する。
い手の育成と農地利用集積を促進する必要がある。
○ 人・農地プランの作成を推進することにより各集落の担い手を明確にし、農地中
間管理機構を活用した農地の利用集積を促進する。
○ 農地利用集積円滑化事業の活用により認定農業者等担い手への新規利用権設定面
積が増加している。
○ 農地利用状況調査を実施し、遊休農地の現状を把握するとともに、遊休農地所有
者等への個別指導により解消に取り組む。
○ 農業従事者の高齢化や担い手不足等により遊休農地の増加が懸念されることから
、遊休農地の現状把握に努め、遊休農地発生の未然防止と遊休農地の解消に取り
組む必要がある。
【主要事業】
【これまでの成果】
○ 農地利用集積事業(農業委員会事務局)
○ 農業委員による農地のあっせん活動により、認定農業者等担い手への農地利用集 ○ 農地制度実施円滑化事業(農業委員会事務局)
積が促進された。(あっせん活動実績 11件 4.8ha)
○ 農業委員による遊休農地所有者等への指導により、遊休農地を解消した。
(
【平成26年度に向けての課題】
解
○ 耕作放棄地再生利用交付金の活用を推進し、遊休農地の解消を図る。
消
面
積
5
.
7
【部局間連携に向けての対応】
○ 農政部農政課との連携のもと、認定農業者の育成・確保及び農地中間管理機構を
活用した農地利用集積に取り組む。
○ 会津若松市農業再生協議会との連携のもと、耕作放棄地再生利用交付金を活用し
、遊休農地の解消を促進する。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
農地利用集積事業
(農業委員会事務局)
1
137
農地制度実施円滑化事業(農業委員会
事務局)
2
136
事業概要
農業委員会に貸付、譲渡の申出があった農地について農業委員があっせんし、認定農業者等担い手へ利用権設定、
所有権移転を行う。また、農地保有合理化事業や農地利用集積円滑化事業の活用により貸借・売買を円滑に行う。
さらに、所有権移転に係る譲渡所得税の控除制度や嘱託登記により、農地の売買に伴う農家の負担を軽減し、担い
手への農地集積を促進する。
農地利用状況調査に基づき遊休農地の把握・解消に取り組むとともに、農地法第3条許可申請(農地の所有権移転
又は賃借権・使用貸借権の設定など)に係る現地調査等を実施し、農地の効率的な利用を促進する。
また、農地利用に関する基礎資料である農地基本台帳システムを改修し、データの安全性の強化を図る。
予算額
(千円)
822
4,102
平成26年度 水道部 行政運営方針
水道事業管理者 武藤周一
水道事業管理者 武藤周一
部 の 使 命 - 部が提供すべきサービス内容と役割、目標 -
○ 地方公営企業の経営の基本原則「公共の福祉の増進」及び「企業の経済性の発揮」を踏まえ、安全で安心な水道水の安定供給に努める。
【具体的事項】
①
②
③
④
安全な水の安定した供給
水道事業経営の健全化
施設・設備の整備・更新
住民福祉と市民サービスの向上
現状認識と重点方針 - 部が重点的に取り組む内容 -
上下水道の整備の推進 長期総合計画 基本施策5-4-2
■経営健全化の推進
【現状認識】
重
点
方
針
№1
○ 将来にわたって安全で安心な水道水の安定供給を継続していくためには、常に老朽化
していく施設・設備の更新が必要不可欠であるが、料金収入が減少傾向にある中での更
新財源の確保と経営の安定化を図ることが必要である。このため、事業運営の効率化と
内部管理経費の削減を目的とした公民連携による第三者委託等の業務の適正な履行が求
められる。また、料金改定も視野に入れた経営の健全化を図るための検討が必要となっ
ている。
【重点方針】
○ 事業運営の効率化と内部管理経費の削減を図ることを目的として第三者委託を行ってい
る浄水場運転管理及び送配水施設維持管理等業務が適正に履行されるよう管理監督に努
める。
○ 事業運営の効率化と市民サービスの向上、内部管理経費の削減を図ることを目的とし
た水道料金等徴収業務委託について、当該業務が適正に履行されるよう管理監督に努め
る。
○ 経営の健全化に向けた財政計画の検証
【これまでの成果】
○ 浄水場運転管理業務及び送配水施設維持管理等業務の第三者委託及び水道料金等徴収
業務委託について適正に業務が履行されており、事業運営の効率化と内部管理経費の削
減が図られている。
【平成26年度に向けての課題】
○ 各委託業務の適正な進行管理と適切なモニタリングの実施
○ 経営の健全化に向けた諸課題の整理と対応策の検討
【主要事業】
○ 浄水場運転管理業務及び送配水施設維持管理等業務の第三者委託(総務課・施設課)
○ 水道料金等徴収業務委託(総務課)
■施設・設備の整備、維持管理
【現状認識】
○ 老朽化施設の更新や各施設・設備の耐震化、さらには配水の安定化を図るため、滝沢浄
水場の整備をはじめ、送・配水施設の改良、配水管の布設、老朽配水管の布設替え等に
ついて計画的に進める必要がある。
【これまでの成果】
重
点 ○ 滝沢浄水場の整備については、事業者を決定した。
方
針 ○ 老朽管更新事業については計画的に進めており、耐震化率の向上が図られている。
№2
【平成26年度に向けての課題】
○ 滝沢浄水場の整備については、国庫補助も活用しながら、事業提案内容を確実に履行さ
せ、既設設備との切替えを含め計画的に進める必要がある。
【重点方針】
○ 滝沢浄水場については、平成26年度以降の第三者委託を含めDBO方式により整備を進
める。
○ 未給水区域への新たな配水管の布設工事を引き続き実施する。
○ 国庫補助の活用により、老朽管更新計画に基づき老朽鋳鉄管等の布設替え工事を実施し
耐震化を進める。
【主要事業】
○ 滝沢浄水場更新整備等事業(水道部総務課及び施設課)
○ 配水管布設事業(施設課)
○ 配水管布設替事業(老朽管更新事業)(施設課)
○ 老朽管更新事業等については、今後も国庫補助の活用により計画的な施設更新が必要で
ある。
■水質検査計画に基づく水質検査の強化
【現状認識】
○ 平成26年度水質検査計画に基づき適正な水質検査を維持する必要がある。
○ 福島第1原子力発電所の事故に伴う放射性物質の影響が懸念されている。
【重点方針】
○ 水質検査計画、水質検査結果を公表するとともに、より安全な水道水の供給に努める。
○ 水道水について、放射性物質の影響が懸念されることから、引き続きモニタリングを実
【これまでの成果】
重
点 ○ 水道水中の放射性物質については、市独自の検査も含め週1回以上のモニタリングを行
方
っており、その検査結果を公表するとともに水道水の安全性を確保している。
針
№3
【平成26年度に向けての課題】
○ 水道水中の放射性物質検査については、県の「˝絆"づくり応援事業」を活用して人員を
確保しているが、その事業の存続如何によっては、独自の人員確保を検討する必要があ
る。
施する。
【主要事業】
○ 水質検査計画に基づく水質検査の強化(施設課)
○ 放射性物質にかかる水道水のモニタリング(施設課)
【部局間連携に向けての対応】
○ 簡易水道における放射性物質検査については、健康福祉部と連携して実施していく。
主 要 事 業 - 重点方針を推進するための主な事務事業 -
重点方針
番号
事務事業名
(担当課)
行政評価
報告書
ページ
事業概要
事業運営の効率化と内部管理経費の削減を図ることを目的として第三者委託を行っている浄水場運転管理及び送配 浄水場 271,641
水施設維持管理等業務が適正に履行されるよう管理監督に努める。
浄水場運転管理業務及び送・配水施設
維持管理業務の第三者委託
(水道部総務課・施設課)
送配水 115,381
量水器取替 20,978
配水管修理
87,912
路面復旧
41,143
208
1
水道料金等徴収業務委託
(水道部総務課)
滝沢浄水場更新整備等事業 (水道部
施設課)
2
配水管布設事業
(水道部施設課)
配水管布設替事業(老朽管更新事業)
(水道部施設課)
水質検査計画に基づく水質検査の強化
(水道部施設課)
3
放射性物質にかかる水道水のモニタリ
ング
(水道部施設課)
予算額
(千円)
208
事業運営の効率化と市民サービスの向上、内部管理経費の削減を図ることを目的とした水道料金等徴収業務委託に
ついて、適正に履行されるよう管理監督に努める。
新滝沢浄水場の詳細設計と建設及び新旧浄水場の適正な運転切替えを行う。
208
208
208
208
208
水道普及率向上のため、未給水区域への配水管の整備を進めるとともに、道路工事・下水道工事・区画整理事業等
にあわせて共同施工による配水管の整備を進める。
安全な水の安定供給、有効率の向上、配水施設の耐震化を図るため、老朽管更新計画(第2次計画)に基づき、老
朽管の布設替を進める。
80,676
滝沢浄水場
更新整備等
事業設計及
び建設工事
271,620
142,830
321,166
水質検査業務については浄水場運転管理業務の一環として委託により実施するが、検査業務が適正に実施されるよ 浄水場運転
う管理監督に努める。
管理業務に
含む
福島第1原子力発電所の事故に伴う放射性物質の影響が懸念されることから、今後も引き続き水道水のモニタリン
グを実施する。
108
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