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多発性グロムス腫瘍
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Holmes 写真6 (HE染色) ツ真4 (HE染色) 管腔が非常に広く,血液を充たし,海綿状にIL竹 腫の像に似ている(20×). 写真5 (11 E染色) 管順はD t∼2層0類‥ト皮細胞よりなる.左下半部では 飢上皮細胞の代りに平滑筋細胞が管順々形成, 問質に=もかなりの平滑筋細胞の増殖か認める. (50×). 不規則形に拡人した管腔,内容は殆どが守山, 右ト方う小動脈よりヤドカの管腔への移行び窺 われる.矢印は神経線維束(20×). ’び真7 (HE染色) 類に皮細胞ぱ多く!∼2層,所により集塊をな して存在,ノしトの診察では類上皮細胞の代りに 平滑筋細胞を兄る.問質にかなり多量の平滑筋 細胞(50×). Mas- 日本支膚科学会雑誌 第72巻 第4号 328 じ真8 (HE染色) 写真11 (HE染色) 不規則形に拡張した竹腔,内容は空鹿(20×). 釘UI皮細胞の多くは濃染する釧密だ核不づ,つが 一丿則友や,泡沫状か「11する.細咆竹は淡染,培 悍にや・ヽづく鮮叫であへ 爆つし丿八彷つてトろ ため,細咆に多斤丿形丿示す.右山こ類ト支糾I胞 丿小生けレビにる(印OX). 写代9 (II K染色) 竹壁に1∼2㈹い但し皮糾胞,門贋にず汁節隋I 白の増価( 100×). y真]2 (鍍銀染色) 個々内町汗皮細胞川川んで格子線維ト兄られる (!,00×). 写貞10 (HE染色) 類ト皮組白け灯{円形ノいで桁円形の濃染する鋼密 か核と淡染する糾咆責をもう.問質に敬在する 写真13 (Holmes染色) 矢印丿神縦線紺.灯トし皮糾咆の開か縫う様に走 のト見られる(500×). っている(500×). 329 昭和37年4月20日 ヅ真14 (Weigert染色) 1959年Sluiter 管壁及び問質にか富八弾力線維(加×). 23例を集計,その共通の組織像として類上皮細胞の薄い & Postma'"は発多性グロムス腫瘍 壁をちっと海綿状血管腫様構造を挙げ,臨床的にも単発 例に比し爪床に好発することなく,上肢の発生頻度も低 く,屡々小児期に発生,緩徐に経過,痛みもより少ない 故に,ダロムス腫瘍は孤立性及び多発性に分類されると し七.23例中15例は四肢の限局レ七部位に起り,個数も 概ね10個以下であるのに,他の8例は個数も多数で,集 族性なく,広く全身に散発する.その平均年令も29, 40 才と10才の差が認められる故に,多発性グロムス腫瘍は 則之集族型及び汎発型の2型に分けられるとした. 尚,既にN6bド(1956)がグロムス腫瘍に関する綜 説に於いて同様の見解を述べている. 多発性ダロムス腫瘍38例を表1に表示するか, 写真15 (Weigert染色) Sluiter & 内皮糾咆と類上皮細胞の問及び有川ユ皮細胞の外 側に叫瞭な弾力線維(200×). Nodi, Postmaも指摘した様に著者はこれをy型に 分つことが出来ると考える. ’¨ 1)局所型(26例,内10例は再発例) う伎或いけその一部に限局発生し,個数も概ね少なく 4例を除き10個以下,無痛,一部無痛各1,不明8例を 除き16例が単発性腫瘍と同禄に激しい圧痔を有するのが 特有でど‰る.皮下より深層に多く,2例に筋膜下,8例 に骨膜下,更に1例に縦隔内発生を兄ている.併し,殊 に此等ぶ症例が輿にグロムス腫瘍であるか(グロムス出 来ということ),或ほ後述する様にhemangiopericytoma であろかは大いに議論の分れるところである.時に患部 に自律神経障碍を伴うことかあり,多汗3,皮膚温上昇 8,血圧上昇1例の報告かおる.尚1例に患肢の骨発育 つて非常に異なっているが,血管壁に1∼2川,所によ 障害を認め/こ,組織所見では多くは結合織性被膜胤もち り集塊をなす類上皮細胞の存在により,これを血管拡張 (6例け被膜ありと記載,他不明),3例が海綿状血管腫 性多発性ブロムス腫瘍として佞告レこ. 様と報告している他は, この症例がブロムス腫瘍ご)範喘に岡すべきか否かじけ ricytomaを思わせる記載もあるが,大多数例はMass- 多くの異論があったが, on, Bailey等の記述した典型例に近い. 1950年Eyster & Montgome- angioleiomyoma, hemangiope- ry"づ88個の無屈性唖瘍と2個の有屈性腫瘍を右つ症例 2)汎発型(12例) を観察,組織学的にも海綿状血竹腫様構造をもっか,神 この型はづ伎に限局することはない.分布の仕方に, 経細線維を Sucquet-Hoyer管(Popoff"卜よグロムス器 全身に不規則に汎発するものと,1部位に群生,他に散 官の類上皮細胞層を毛っ吻合血管包かく命名しノこ)に似 生する屯のとがある.個数は前者では非常に多く, ノこ血管腔の類上皮細胞と密接な関係に於いて証明し,こ ter & Montgomeryの症例は90個に及んでいるが,後 の症例をMasson, 者では余り多くなく,10個以下であることが多い.激痛 Weidman & Bailey, Popoffの記述する典型例と Wiseの症例の中問に位置すると考えた. この故にWeidman & Wiseの症例もダロムス腫瘍 のある2例を除き,1部有痛の他大部分が無痛のもの6, 無痛3例で,プリムス腫瘍の臨床的特徴とされる激痛の のカテゴリーに属すべ乱ごあるとし,プリムス腫瘍を ないことが特有である.1例がRecklinghausen病に併 Masson, Bailey, Popoffによって記述された古典型と 発し,6例に家族内発生を見ることは,この疾患の遺伝 Weidman 性の濃いことを窺七)せ乱組織所見では凡て真皮深層乃 & Wiseの血管拡張型の2型に分類した. Eys- 330 日本皮膚科学会雑誌 第72巻 第4号 垢逗懲 μ毀倒 丿礦。 徊崔次 御 社儡命 巨齢夏パ 経-●胎cヽ1 ∽,祠゛ 堪 。涯.欧 外政収円 呂崔昧咽 胞 慟 9. 哺り 命々 笛 嫁 例り捉 .回 家泥 「 榔祠込 諧。日 給P¨ 郭,§仲 削 昿 昧 蜜 j 頌 9 μJご ぷ幼 田租 回刹 巨Q 班葡 屈μ 服翁 刄 ≒ 頷 娃 訟伺 側転 味ぶ 錯t ホ 1 ゼ 能 齢 澗 以 r-1 翠 頴 疆 佃 啄 咽暇 掻や 葦 屈 円 倅 en 器 統 頌 蕪 % 祠 CY) I-l 八 ト 昿 諭 b 函 ト 例 心 圖 ÷く 掲 ?q Cyつ 犀 回 流 拓 捉 々 柘 娃 擲 CX〕 升 掻 ド r-H そO ぐ○ g 弓 半 /へ F乙一 例 心 応 分 祠 (>] 拓 壮 に; 忙 ト Cり Cj⊃ 中 ホ 酢 聡 倒奨 似塹 八 ト 例 心ノ 胆 CSI 拓 扮 妬 俳 忙 C73 CO ira C<1 靭 | 濯 l 吊 仰 妬 療 勃 々 (恥 吊 心 1 /へ (X) Cq 壽 Cつ ← 心 ͡ ∽ bo ●-4 a Q に 卿 ← E 宍ら 年 ͡ 1 j 1 j ぶ 咄 Cy Qつ 寸 W j ら 十│ 聊 翫 濯 拓 恂 (Nl 鰯 | % 祠 Oi 安 今 回 躍 K一 芯 l 渥 ぶ こ むヽ 旋 回. 岫§ミ 屁 榔 マ 舶 べ 浦 和 澗 中 呼 応 心 叫 恂 孚 き・ LO 事 妬 拓 拓 傑 壮 S 経 呂 経 → 憐 娃 (ト 召 ぐO 〇ト 1―i N Cり T一一i 脈 固 や C・ 侶 窯 (X⊃ 卜ヽ 拓 抄 to そO 碩 沼 □l Qq 心 へ ・4 心 1 叉 済 S 垢 話 咽 慕。 仰慕 べ 家 叫 倫 CM CV] 草 回 収 俳 ベ ドー 倒 心 研く 司 令 抑 C`a 吋 海 ホ 草 翫 蕪 号 伺 居 母二 濯 柘 掲 吻 円 ヨ 偏 抄 邱 て州 Cト そO ?-i 吻! 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F Uづ 濯咽 睨 拓逗 舷 拓參 諾 ト 柘 扮 端 娃 匹 l ホ 忍 祠 l 翠 ぞ両 祠渥 r一心) 嘔 虻臨 。洒 陽や 諸n 滋 思回 妬 命 ご 拓 捺 C乃 に) ざ ○ト 9 榴 扮 妬 ○ト ド QI そ○ 心 ㎝ in (力 ←, 心 ら R -4 図 E ͡ 2 1―1 lO 佃 躊 り 犀 薬 包徊 娑扇 拓已 遡. ぶ 何 回 泰 司 心 ≒/ 々 φ 巨 邸 佃 研一 白 河 榴 廸 CO に` そO 沼 剛哨戒︱そ サ 悠 扁 b | 八 → Lこ CTi ← 心 ͡ ψ Nm jE 八 八 万 4、 へ − w も 心/ ͡ ぬ I" 図 l 4.j Q I Q デ 心 万 タ ら サ } ら ト ■^ov 一 心 g M 詮 ぷ ●四 恥i C Q こ こ ら g ͡ だ デ ど ぶ 心 へ 亀- 心 -ヽ と 』 4J :コ 心 j 年 CQ / つ ・コ 壮] ○ ぷ − 邨 t い Q .C N O 妾 八 CQ lO (コl ←、 心 7こ ㎝ む Q 払4 4J ロ k ○ μ; 心 芯 回 心 g 略 轍 ズ1 lC3 ← CsJ 四 t>] 回 寸 CNl 帥 O3 ば⊃ Cへ1 に 胴 ai ぎ] 河 → Cり 召 4J ぴつ ○ μ, 必 l い Q j 曇 ⊂) Cvl な ら 回 剛貼捉lt似 外 コ 函 ト 宇 崇 八 宍M 心 た W 心 ͡ ら -ヽ S φJ Q 屯 八 ← t-O (71 ←. 心 た 耶 4J s− −コ C/つ 曇 1〃蜀 普 曇 普 昆 胞 § 匹 ㎝ 胞 榔 ○ 旨 日本皮膚科学会雑誌 第72巷 第4号 332 至皮下との境界に発生し,結合織性被膜はなく,海綿状 織像が恒常の所見として認められるEyster 血管腫様構造を呈し,管壁の類上皮細胞層が薄く,典型 gomery"'は徴成する血管として次の3型を挙げてい & 的グロムス腫瘍に見られる様な豊富な神経線維が証明さ る. Mont- CD壁の薄い1層の内皮に囲まれた広い管腔(タト導 れないことが特徴的である. 静脈に当る),類上皮細胞(一),弾力線維(十). 性別発生は局所型では男U,女8例(不明5例),汎発 Sucquet-Hoyer管の記載に一致する血管,壁に類上皮綴 (2) 型では男女各6例.平均年令は夫々29,詩才,平均発生 胞と平滑筋細胞.弾力線維(−).(3)大多数を占める不 年令は夫々20, 規則海綿状血管腔,壁に1∼2層の類上皮細胞,弾力線 22才で有意の差はない.尚Stout"'に よれば,爪下グロムス腫瘍の平均発生年令は25,他の部 維(−). 位の単発性腫瘍のそれは41才である. 著者例では腫瘍の間質に著明底弾力線維の増殖か見ら グロムス腫瘍に特有の激痛に関して, stout"' Itよそれ かおる時期までは起らないことのあることを述べ, Pi- れ,内及び外弾性板に一致して内皮細胞と類上皮細胞の 間及び類上皮細胞層の外側,更に所により個々の類上皮 eard14Jの無痛性の症例は痛みの起る以前に剔出されたた 細胞を囲んで弾力線維か証明された. めと考えた.事実Schulte ス腫瘍の中の血管かよく発達した弾力線維をもっことが u. Isselstein"'の症例も発 Bailey=≒よグロふ 生以来13年間は無痛で,それ以後次第に激痛か起ってい あるが,その血管はグロムス細胞をもたず普通の平滑筋 る. Touraine 細胞をもっ故に,偶然に紛れ込んだ血管かpreglomic et alダは大きい腫瘍のみに圧痛があ り, S]epyan=≫'i,ま無痛性の腫瘍が碗豆大までなのに対し arterioles(グロムス器官の栄養を司どる)とし,グロ 激痛のある腫瘍は径1Cmに及び,前者が真皮深層にある, ムスを形成する血管の中,弾力線維のないのは類上皮細 のに対し後者が皮下にあることを述べている. 胞をもっSucquet-Hoyer管のみであるから,弾力線維 X Eys. ter & Montgomery'"の症例でも無痛性腫瘍が径1.5∼ の訣如はグロムス腫瘍かSucquet-Hoyer管より由来す 7回なのに対し,激痛性腫瘍が8.5×2cmであると記=叔 る証拠であると考えた. している. & 更に無痛性症例の腫瘍の大きさか,有痛性症例に比較 も外導静脈を思わせる壁の薄い広い管腔と注入動脈を思 Schulte u,Isselcitein'", E yster Montgomery"≒ZiSchka3へSluiter & Postma'"'等 して小さいことより.腫瘍の発育の強さか痛みの発生に がせる壁の厚い血管のみに弾力線維を認め,大多数の類 関係することが充分推測される.Slepyan3o)は有痛性腫 上皮細胞によって特徴づけられている血管腔には認めて 瘍と無痛性腫瘍の組織所見の差は,後者に収縮能をもっ いない.唯Oberdalhoff 類上皮細胞の増殖がないことであり,この圧迫因子の低 かなり多量の弾力線維を認めているか,署者例の弾力線 下が無痛性の原因と考えた,Weidman&Wiselo)は無 維の所見は異例で,グロムス腫瘍を構成する類上皮細胞 痛性腫瘍の組織内に神経線維を証明出来底かったか, をもっ管腔がSucquet-Hoyer管より由来するとする従 Eyかer & 来の常識に矛盾する. Montgomery'町よ神経細線維をSucquet-Ho- u.Schutz"'が腫瘍の閣質に yer管に似た血管壁のみに密接な関係に存在することを 前述した様に汎発型では12例中6例,局所型でも26例 発見し,有痛性腫瘍では容易に見られるのに,無痛性腫 中1例に家族内発生を見ること,局所型で5例に多汗, 瘍では証明困難であると述べている.著者例でもHoi- 皮珊温上昇,血圧上昇等の自律神経障害,1例に骨発 mes染色により丿間質に僅かの神経線維を証明したが, 育障害を伴っていること,汎発型の1例にReckling 偶然紛れ込んだ神経線維なのかSucquet-Hoyer管の hausen病合併を見ること,更に著者例で本人,家族に 周りに見られる神経線維の名残りなのかは判然としな い.以上,疼痛の有無部類上皮細胞層の厚さ,神経線維 の多少によって決定されることは略々間違いない. Masson, Bailey, Popoff等によって記載されているグ ロムス腫瘍の組織は多彩で,腫瘍により,叉同じ腫瘍で も切片により幅広い変化かおるBailey='は時に血管腔 播種状に密生する雀卵斑様点状褐色斑を見ること,また一 汎発型,局所型共に約呪例が20才前に発生したと云う 事実はこの疾患に先天的,遺伝的要素か強く関与してい ると云う証拠である. 現在ではグロムス腫瘍が真正腫瘍でなくhamartoma であるとする考えには異論かない.多発性グロムス腫瘍 が大きく,且つ多く,海綿状血管腫様構造を示すこと に関してはDSring'", があると述べているか,併しこの像は恒常の所見ではな sen病,Bourneville-Pringle病, systematisiertes Hae- い.著者例を含め汎発型多発性グロムス腫瘍ではこの組 mangiomと同列の系統的疾患であると考え, Oberdalhoff'"はRecklinghau- Sluiter & 昭和37年4月20日 333 Postma12)はそのmultiple hemangiomatosis, Kast症 候群(angiomatosis Klippel・ with dyschondroplasia) gomery'"は組織検査より,類上皮細胞がダロムスと云 う特殊環境に於いて未分化間葉細胞より発生した特殊細 Weber病との相似性を強調している. 胞であるとし,平滑筋細胞との直接的関係を否定した. 著者は多発性グロムス腫瘍を遺伝的要素の強い系統的 併しEyster 皮膚奇形であると考え,局所型は局所性母斑症である 類上皮細胞と血管平滑筋細胞は同じ要素より由来し,夫 Klippel-Weber病と,汎発型は仝身性母斑症であるRe- 々その終末型であり,移行型が存在し,その分化の方向 cklinghausen病Bourneville-Pringle病の皮膚病変と を決定するのは血管の位置であると考えるのか妥当であ & Montgomeryの意見には左祖し難い. 同列に置かるべきであると主張じたい. ろう. グ乱 Stout"'はpericytesより由来する血管性腫瘍として 型か皮膚ダロムスの類上皮細胞成分の特異的増殖,汎発 グロムス腫瘍とhemangiopericytomaを考えた.グロ 型が血管成分の特異的血管拡張と考えるのが一番理解し ムス腫瘍はorganoidの構造をもち,激痛を有し,主に 易い.併し√皮膚グロムスの分布,密度が殊に多発性グ 真皮乃至皮下,時に指骨,胃に発生.良性で転移しな ロムス腫瘍の発生部位と非常に異たることは,異所性皮 い. hemangiopericytomaはnonorganoid,無痛で真/ 膚グロムスを仮定するか,或はグロムス以外の母地より 皮,皮下の他,内臓,骨に発生.時に強い局所性発育, の発生も考えなくてはならないだろう.グロムス腫瘍 更に血行性転移を見ることがある.彼はグロムス腫瘍か の起原の謎を解く鍵は,その特有な類上皮細胞である. organoidの構造を保ち乍ら,強い局所性発育を示すこ 類上皮細胞は始めグロムスにのみ特有であると考えられ とがあるのは両者が密接な関係にあることを裏書きする たが,他の型の動静脈吻合,多くの閉鎖可能動脈にも存在 令のであると考えた. することか知られvon Lidhol macher"' Schumacher"' (1938), Schu" (1955)はこゝよりの発生の可能性を述べて いる.更にGoormaghtigh"' 「9)は Bergstrand22)の症例の組織を再検査 し,他が凡てグロムス腫瘍の特性を示すのに反し,1個 (193T)は一般小動脈の中 の腫瘍のみがhemangiopericytomaの定型像をもっの 層に,殊に分岐部,毛細管への移行部に於いて,平滑筋 を発見,この事実はグロムス腫瘍とhemangiopericyto- 細胞に混つて存在すると述べている. maとの間に密接な関係かおることを証明していると考 1923年Zimmer- man"'は鍍銀染色により毛細管か収縮能をもつ長い突起 えた. Saunders をあった特殊な細胞に囲まれ,この細胞が移行型を経て ロムス腫瘍と診断したか,組織検査により hemangio-・ 平滑筋細胞に移行しているのを観察, kelzellenと考え, modifizierte Mus- Perizytenと命名した。Murray & & Fitzpatrick"'は臨床的に多発性グ pericytomaであることが判明した下肢18,上肢乙計15 個の有痛性青色小腫瘍を多発したmultiple hemangio- Stout"> (1942)はグロムス腫瘍の組織培養により類上 pericytomaを報告しているか,この観察もStoutの見 皮細胞が鍍銀染色でpericytesと同様の形態を示すこと 解を同様に支持するものであろう. を観察,血管に対する位置関係,同じ収縮能をもつこと のhemangiopericytomaはダロムス腫瘍に非常に類似 より類上皮細胞がpericytesに外ならないと結論した. し区別出来ない.少なくとも皮膚を遠く離れて体の内部 Stoutは前述した皮膚グロムスの分布,密度とグロムス に発生したグロムス腫瘍の症例はグロムス腫瘍様構造を 腫瘍の分布の差をpericytesよりの発生により理解出来 呈するhemangiopericytomaと考えたい述べている. ると考えた.併しSluiter 著者はグロムス腫瘍と he & Postma'^'はこの考えで Fergeson"'は一部 mangiopericy tomaとは互に はグロムス腫瘍の爪床への好発,類上皮細胞以タトのグロ 類似の組織像を呈することかあるか,別個のentityで ムス腫瘍の特徴を説明出来ないことを述べ,反対してい あると考えたい.併しグロムス腫瘍hemangiopericy-^ る.尚pericytりにはグロムス器官に於ける類上皮細胞 tomaの関係に就ては尚多くの解明したければならない の様に神経線維との密接な関係は証明されていない. 問題が残っている. 類上皮細胞の性格に関してはMasson"は特殊な神経 因みにLidholm"'はグロムス腫瘍とhemagio-pericy- 一筋細胞と考えたが, tomaの鑑別点として次の諸項を挙げている. "', stout & れもmodified Krompecher"', Popoff", Watzka Murray"'等は多少表現の差はあるが,何 smooth muscle cells と考え,この意見 が一般に広く受容れられている.一方Eyster & Mont- 1) hema- ngiopericytomaには神経成分かない.2)グロムス腫瘍 はorganoidの構造,間質によって互いに分離された類 上皮細胞のタト套で包まれた容易に見分けられる管腔. 334 日本皮膚科学会雑誌 第72巷 第4号 ・emangiopericytomaぱnonorganoid.血管腔は不明瞭 解明されるだろう. で,鍍銀染色で始めてはっきりするご類上皮細胞の外 現在の段階では多少の矛盾があっても,著者例を含め こ套は完全に或は一部融合している. 多発性グロムス腫瘍か皮膚グロムスより由来したと考え 8) hemangiopericy- !tomaでは鮮明な,規則的に個々の細胞を囲んで分布す るのか妥当であろう. る格子線維か見られる.4)臨床的にグロムス腫瘍は激痛 結 論 を烏ちhemangiopericytomaは無痛である. 多発性グロムス腫瘍38例を集計,之を局所型と汎発型 著者例は臨床,組織像共に,今迄に報告された汎発型 に分類,局所型は局所性母斑症であるKlippel-Weber 多発性グロムス腫瘍の症例と非常に類似している.併し 病,汎発型は仝身性母斑症であるBourneville-Pringle 傾上皮細胞層の内外に,内,外弾性板に一致して証明さ 病, Eecklinghausen病の皮膚病変と同列の遺伝的要素 れた弾力線維の所見は異例であり,これは如何に説明さ の強い天先的皮膚奇形と考えたい. るべきであろうか.腫瘍芽であるSucquet-Hoyer管に 著者例は臨床的に亀組織学的にも汎発型の特徴をもっ こに弾力線維の異常かあったか,腫瘍の発育の過程に於 か,併し異例の所見として管腔壁の類上皮細胞層の内外 べ/ヽて新生したか,或は況皮膚グロムス以外にその由来を に内,外弾性板に一致して弾力線維を認めた.これはグ 球めるべきであろうか. ロムス腫瘍がSucquet-Hoyer管より由来するとする現 Stoutの説を容れpericytes より発生したと考えても,毛細管性なる故に理解出来な 在の常識に矛盾する.この問題は更に多くの症例の追加 と研究によらねば解明は出来ないだろう. い.この疑問は多数の症例の追加と研究によって始めて ABSTRACT Report ink of a case : A man tattoo mark or blue 。・zed on the left forearm from 2 t04 mm. nible. had Their many small 1・since the age faded brown Histologically blood spaces. lying of the deep five or six years ago. Five solitary on the right slightly domed. on The that consist of of narrow strip of epithelioid cells, consisting muscle elastic tissue in the stroma cells and outside of the ■elements in tねe tumors Comment : Multiple 1)y us and of 37cases ■they may be divided 1) ・patients of one feel severe are sparse glomus described form (photo. and The 5,7 blue sharply 2). locali- They were discer- to this, he buttocks十s1万d thighs o皿e similar on blue walls cavernous of the blood of this layer to two layers, and 9). Weigert's the endothelium spot his left leg (fig- 2)。 large irregular Outside there but spaces is the sometimes stain shows a:ndlayer of epithelioid stain reveals that nerve 13)。 are discussed generalized number the 15). Holmes' (26 cases), the tumors extremity. The 8). of one in the literature and of cells. between 14 tumors into localized In the localized .larger part and latter (photo. arms, his sister had 4,6 and mainly were 1 and no infiltration was similar lesion epithelioid cells (photo. ^abundant both agglemeration (photo. of fhem (photo. palpation that one flat endothelial spots, resembling witli diascope。 In addition the trunk, also had ・smooth cells replace By patient reported his uncle in the corium layer on painless buttock pressure disseminated lesions one six small and 10. and 33, noticed appreciably spots of about べ)nher left forearm lare composed nevus, and one in diameter color aged on the basis (table 1). of one case According to our observed opinions. forms。 occur in group of tumors is nearly pain in the lesions like in the solitary glomus in a limited always area or on a less than 10. The tumors. They someti- 昭和37年4月20日 \ 335 mes occur deeply accompanied them in the subcutaneous with are disturbance encapsulated fat tissue, muscle of the and show autonouiic and nervous polymorphous bone. They system. features. are occasionally Histologically resembling those most of of solitary tumors. ’ 2) In There red the generalized are two types irreglarly on forms usually little or no of consist But of there outside The of one layer skin may But only canals of In one the area body, with irregularly lay of flat endothelium。 believe deep that larger other disease has typical features the features of the to three layers. tissue in the tumors。 category generalized of“ phacomatosisform or Bournevi!le-Pringle's of the generalized conception of the cutaneous glomi, that because has similarity‘ disease. namely 3) Bailey, O.T.: Am. J. Path・,11, 915 (1935). 4) PopOff, N.W.: Arch. Path。 18, 295 (1934). glomus are are the latter has no histologi- uncommon, derived which. from Sucquet- elastic fibers. 献 16) Adair, 17) Stout, A.P.:Am. 18) Schulte, G. u. Isselstein, 19) et Syph・, 42, 1174 (1935). J., 35, tumors F.E.: Am. rapie, 421,昭17より引 7) Clara, M.こ 12)より引用. 8) Greig, D.M.:. Edinburgh Med. clinically and (1933). 1) Masson, P.: Lyon Chir., 21, 257 (1924). 2) Masson, P. & G^ry, L.: 17)より引用. P.: Bull, Soc. franc, Dermat. form elastic tissue in the tumors to the general 565 52, Lewis, 105, 25, 1 (1934). 24・, 255 (1935). T,: Strahlenthe- 646 (1935). D. & 7V5 Geschickter, C.F.: J.A.M.A., (1935). 20) Hval, E. & 21) Touraine, Soc. J,Surg., J. Cancer, Melsom, R.: 31)より引用. A・, Solente, fran?, Renault, Dermat. et P.: Bull. Syph., 43, 73& J. Cancer, 29, 470」 (1936). (1928). 9)井原俊男:脳と神経, 5, 86,昭28. 10) Weidmati & Wise: Arch. 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