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加工野菜の契約栽培の定着

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加工野菜の契約栽培の定着
(3)加工野菜の契約栽培の定着
)加工野菜の契約栽培の定着
1.対象の概況
田川地域では小松菜、イチゴ、アスパラガス、キャベツ、ナス等が市場出荷されて
います。一方、小規模ですがケール、ニンニク、トウガラシ類が加工原料として、事
前に販売単価を決めた契約販売に取り組まれています。
2.活動の内容
・新規栽培者、作付拡大の推進
ケール、ニンニク、トウガラシ類についてJA担当者と連携して、新規栽培者の推
進を行いました。また、ニンニクに関しては、栽培管理が比較的かからないことから
集落営農組織等への推進を図りました。
3.主な成果
(1)加工用野菜の新規栽培者育成
新規栽培者の普及に努めた結果、平成 25 年度はケールで2名、ニンニクで1営農
組織、トウガラシ類で4名が、新規に栽培を始めました。
(2)中山間地への園芸品目の振興
ニンニクやトウガラシ類は、添田町や香春町の中山間地で問題となる鳥獣害の被害
を受けにくいことが再確認できました。
(3)ニンニクの集落営農組織への導入及び
栽培面積の増加
ニンニクは栽培期間中の管理作業が比較的少
なく、収穫作業を一斉に行うことができ、集落
営農組織に適している品目として、3組織での
栽培が定着しました。この結果、管内のニンニ
ク栽培も 65a (23 年)、75a (24 年)、92a (25 年)
と面積が増加しています。
集落営農組織によるニンニクの収穫
4.今後の取り組み
鳥獣害の被害が課題となる中山間地において、ニンニクやトウガラシ類の作付の推
進及び栽培支援を継続して行います。ニンニクは集落営農組織が取りくみやすい品目
として、今後も推進していきます。
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