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悦子さんのお料理教室に “ようこそ” Benvenuto !
悦子さんのお料理教室に “ようこそ” Benvenuto ! 前回のブロッコリーのパスタは試してみましたか?美味しかった…と言って頂けると嬉しいのですが! さあー、今回はパスタといえばトマトソース・・・前回同様に食材はトマト、ニンニク、パセリのみと少ない 食材で・・・。 トマトが美味しくなる季節ですので生トマトを使用し、トマトソースの美味しさを味わってく ださい。 缶詰のトマトを使った場合も作り方は全く同じですが、味は多少違いが出ます。両方試して みて下さいね、シンプルな食材ですので味の違いがよくわかります。 生トマトのパスタ 材料(二人分) 乾燥パスタ 160~200g 生トマト 中~大 2個 ニンニク 1片 パセリ 2~3茎 エキストラバージンオリーブオイル 大さじ2~3 塩 胡椒・バジル・チーズ (お好みで) *パスタは食べるタイミングが大切です。テーブルセッティング、お皿の準備をしてからお料理を 始めましょう。 1. 鍋を二つ用意しパスタを茹でるお湯とトマトの皮剥き用のお湯を準備します。 2. ニンニク・パセリはみじん切りにします。 3. トマトは頭の部分に軽く十文字の切れ目を入れ、へたの部分を丸くえぐり取ります。先の曲がった ナイフを使うと簡単です。 沸騰した湯に上記のトマトを入れ30秒ほどで水に取り、皮をむく。 水けをふきとり2cm角に切っておきます。 4・ ニンニク・パセリを大さじ2のオリーブオイル(多く感じるかも知れませんがませんが、最少でもこの くらいのオイルは必要)でいためます。 オリーブオイルが冷たいうちにニンニク・パセリを入れ弱火から中火でじっくりとニンニクに色がつく まで炒めます。炒めていると最初の香りと違う香を感じて来ますので、塩を一つまみ加えます。 *Point1・・この時、我慢強くしっかりと火を通し香りを立てることです(焦がさないように注意)。 5. パスタを茹で始めます。沸騰した湯にたっぷりの塩を加えパスタを入れます。 *Point2・・パスタは茹でた後では塩味が入っていきませんので、少し多いかな・・ほどの塩を 入れてください。塩の量は細麺・太麺等で違いますのでご自分で調整してください。 6. 4の中に3のトマトを加え水けを飛ばしながら塩で調味します。塩の分量はお好みですが、小さじ 2/3 程度を基本にお好みで 7. パスタが茹で上がりましたら、上記のソースの中に入れよく絡ませます。この時チーズ(トマトソ ースにはリコッタチーズが合います)を加えると又違った味になります。 用意したお皿に美しく盛りつけます。 8. お好みで黒こしょう・ちぎったバジル・エキストラバージンオリーブオイルをかけて召し上がれ! *Point 3・・このソースはトマトソースの基本です。パスタだけではなく肉料理、魚介料理の ソースとして利用してください。イタリア料理の名人になれますよ! “Buon appetite” ! ◆トマトの歴史◆ トマトの原産地はペルーと言われています。スペイン人によってジャガイモなどと共にヨ ーロッパに持ち込まれ栽培されるようになりましたが、当初は観賞用だったそうです。 16世紀に入り食用されるようになり、18世紀になり肉料理やパスタのトマトソースと してヨーロッパ中に広がっていったようです。日本には食用としては明治時代に洋食とと もに入ってきたとのことですが、江戸時代に長崎には観賞用として入ってきたとの説もあ るそうです。