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平成 25 年度第2回横浜市障害者施策推進協議会

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平成 25 年度第2回横浜市障害者施策推進協議会
平成 25 年度第2回横浜市障害者施策推進協議会
平成 26 年3月 17 日(月)
午後5時~7時
関内中央ビル3階 3A会議室
≪次
1 開
第≫
会
2 健康福祉局長あいさつ
3 議題
横浜市障害者プラン(第3期)について
(資料1)
4 報告事項
(1) 障害者差別解消法について
(資料2)
(2) 障害者の移動支援施策再構築関連事業の現状について (資料3)
(3) 平成 25 年度専門委員会の活動報告について
(資料4)
(4) 新たな中期計画の基本的方向について
(資料5)
5 その他
平成25年度 障害者施策推進協議会委員名簿
氏名
所属等
1
荒井 政明
2
岩沢 弘秋 3
山田 初男
横浜市身体障害者団体連合会副理事長
4
岩下 賢二
横浜公共職業安定所所長
5
斉藤 達之
社会福祉法人大樹 つるみ地域活動ホーム幹所長
6
櫻庭 孝子
特定非営利活動法人横浜市精神障害者地域生活支援連合会
7
鈴木 和子
特定非営利活動法人横浜市視覚障害者福祉協会
8
須山 優江
横浜市中途失聴・難聴者協会副会長
9
瀬戸 ひとみ
10
高木 静男
横浜市北部就労支援センター所長
11
多田 葉子
社会福祉法人偕恵園 偕恵シグナル 施設長
12
田中 梨奈
神奈川県精神保健福祉士協会
13
中戸 勝美
横浜市手をつなぐ育成会
14
戸塚 武和
一般社団法人横浜市医師会副会長
15
西川 麻衣子
16
服部 一弘
17
平井 晃
18
広田 和子
精神医療サバイバー
19
室津 滋樹
横浜市グループホーム連絡会会長
20
森 和雄
21
八島 敏昭
22
永田 孝
23
米倉 令二
特定非営利活動法人横浜市精神障害者家族連合会会長
24
渡邊 雅子
青葉区生活支援センター所長
25
渡部 匡隆
横浜国立大学教育人間科学部特別支援教育講座教授
社団法人神奈川県精神科病院協会副会長
日本労働組合総連合会横浜地域連合議長代行
神奈川県立横浜南養護学校
特定非営利活動法人アニミ理事長
社団法人横浜市身体障害者団体連合会理事長
横浜市社会福祉協議会障害者支援センター担当理事
横浜市心身障害児者を守る会連盟代表幹事
横浜市グループホーム連絡会 入居者部会入居者委員
平成25年度 横浜市障害者施策推進協議会事務局名簿
区分
局名
補職名
健康福祉局長
氏名
岡田 輝彦
健康福祉局担当理事(健康福祉局保健所長) 豊澤 隆弘
健康福祉局
事務局
こども青少年局
教育委員会事務局
関係局
水野 哲宏
障害福祉部長
杉本 英和
こころの健康相談センター長
白川 教人
健康福祉局担当部長(健康安全部保健事業課担当課長)
佐藤 眞理代
障害企画課長
嘉代 哲也
障害福祉課長
上條 浩
障害支援課長
森 崇
企画部企画課長
佐藤 広毅
福祉保健課長
松本 均
地域支援課長
井上 弘毅
こども青少年局長
鯉渕 信也
こども福祉保健部長
本吉 究
こども福祉保健部障害児福祉保健課長
桑折 良一
企画調整課長
吉川 直友
教育政策推進課担当課長
高見 暁子
特別支援教育課長
吉原 勝
政策局
政策課担当課長
大友 康明
建築局
住宅計画課長
黒田 浩
交通局
健康福祉局
総務課長
小野 博之
障害企画課企画調整係長
高木 美岐
障害企画課制度担当係長
渡邊 誠
障害企画課施策推進担当係長
金井 国明
障害企画課精神保健福祉係長
小池 美恵子
障害企画課就労支援係長
永井 俊雄
障害福祉課生活支援係長
大津 豪
障害福祉課移動支援係長
飯野 正夫
障害福祉課地域活動支援係長
郷原 寛史
障害福祉課事業者育成担当係長
丹野 久美
障害支援課障害支援係長
名倉 孝典
障害支援課整備推進担当係長
川島 とも子
障害支援課在宅支援係長
卯都木 優子
障害支援課事業支援係長
押野 治夫
障害支援課担当係長
岸 和弘
こころの健康相談センター相談援助係長
小栗 由美
こころの健康相談センター救急医療係長
駒形 俊文
事務担当
企画課企画係長
粟屋 しらべ
障害児福祉保健課担当係長
鈴木 和男
障害児福祉保健課担当係長
安達 暢子
障害児福祉保健課整備担当係長
石井 幸子
企画調整課企画調整係長
池上 省吾
教育政策推進課担当係長
甘粕 亜矢
特別支援教育課担当係長
真鍋 明文
政策局
政策課担当係長
小柳 八之
建築局
住宅計画担当係長
小野 慶一
こども青少年局
教育委員会事務局
関係局
健康福祉局担当理事(保健医療医務監)
横浜障害者施策推進協議会 座席表 平成26年3月17日 (月) 午後5時~7時
関内中央ビル3階 3A会議室
八島委員
○
記
録
席
渡部会長
○
荒井 委員
○
○
戸塚 委員
永田 委員
○
○
高木 委員
室津 委員
○
○
岩沢 委員
中戸 委員
○
○
鈴木 委員
斉藤 委員
○
○
服部 委員
渡邊 委員
○
○
広田 委員
須山 委員
○
○
田中 委員
筆記通訳者
○
○
多田 委員
筆記通訳者
○
○
森
筆記通訳者
○
○
米倉 委員
○
山田 委員
委員
出
入
口
傍
聴
席
事務担当席
○
○
○
○
○
○
○
健佐
・藤
企
画
部
企
画
課
長
セ白
ン川
タ こ
長こ
ろ
の
健
康
相
談
岡
田
健
康
福
祉
局
長
杉
本
障
害
福
祉
部
長
嘉
代
障
害
企
画
課
長
上
條
障
害
福
祉
課
長
森
障
害
支
援
課
長
○
○
○
)
(
)
健
ー
○
康水
福野
祉
局健
担 ・
当保
理健
事医
療
医
務
監
(
○
部佐
保藤
健 事健
業 ・
課担
担当
当部
課長
長
健
康
安
全
事務担当席
祉桑
保折
健 課こ
長・
障
害
児
福
進高 育吉
課見 課原
担 長 教
当教
・
課・
特
長教
別
育
支
政
援
策
教
推
出
入
口
横浜市障害者プラン(第3期)策定について
1 第3期の方向性について
横浜市は、障害者プラン(以下、「プラン」という)第1期・第2期ともに、次の4つのめざす社会を掲げ
て、重点施策をはじめとする各施策を推進してきました。
第3期プランでは、これまで掲げてきた4つのめざす社会の実現にむけて、施策展開を進めていき
ます。
2 構成イメージ(案)等について
障害福祉の現状や方向性について、障害のある方やご家族だけでなく、広く全体に示すこと
により、市民全体にプランが浸透し、障害のある方にとって横浜がさらに住みやすい街になる
よう、次の視点を踏まえた構成イメージ(案)としています。
【策定の視点】
●従来のような、行政計画(行政が主体)としての色を薄め、当事者としての視点・目線で、分かり
やすくイメージしやすい計画としていく。
●計画の基本である、「現状・課題・今後の方向性」を分かりやすく示していく。
●「横浜市障害者プランといえば、この言葉」といったような、浸透しやすい仕掛けを用いる。
(1) 構成イメージ(案)
別紙1をご参照ください。
(2) 障害福祉計画の取扱い
第2期プランでは、障害者計画を施策・事業の方向性、障害福祉計画を法定サービスの数
値目標として、それぞれ別の章としています。
しかし、内容に繋がりが深い部分が多いため、プラン(第3期)については、より一体的
な構成としていきたいと考えています。
3 今後のスケジュール
3月
4月
5月
5月末
7月
9月頃
11 月
障害者施策検討部会、障害者施策推進協議会
横浜市庁内連絡会(関係課長会)
障害者施策検討部会
素案策定(予定)
市民意見募集を実施
障害者施策検討部会、障害者施策推進協議会
原案策定(予定)
別紙1
障害者プラン(第3期)~ハマでともに活きる~(仮称)
構成イメージ
Ⅰ 計画の概要
1 計画策定の趣旨
・障害者基本法及び障害者総合支援法に基づく計画であるということ
2 計画の位置づけ
・計画期間:平成27年度~平成32年度の6年間
・横浜市における他計画との関係性:地域保健福祉計画、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画、
かがやけ横浜青少年プラン、健康横浜21 など
Ⅱ 横浜市における障害福祉の現状と課題
1 横浜市の各障害手帳統計の推移
2 第2期までの取り組みとそこから見える課題
(1)障害者プラン第2期として進めてきた内容
⇒各重点施策で、何を重点的にどのように取り組んできたのか。
(2)現在~将来の考えられる全体的な課題(将来を見据えた社会情勢の変化も含む)
⇒(1)から見える課題と、2025年度問題(高齢化)などの社会情勢を踏まえた将来的な課題
(3)将来にわたるあんしん施策の取り組み
⇒将来にわたるあんしん施策が出来た背景や今までの取組みについて
Ⅲ 目指すまちと基本目標(案)
1 目指すまち(案)
みんな“一緒に”いきる力を育み・活かしながら、あんしんした生活を送れるまち、横浜
横浜市障害者プラン(第2期)の目指すべき社会で掲げている「自己選択・自己決定」「住み慣れた地域で生活
する」「あんしんした地域生活」「障害児の学習環境」の内容を当たり前のものとし、それらを各基本目標の中で
横断的に記載しながら、それらを通して目指すまちを、キャッチフレーズとして設定しました。
また、この説明文の中に、第2期で示している「施策展開の視点」を盛り込んでいきます。
2 基本目標(案)
この基本目標が、プラン(第2期)における重点施策に代わるものです。従来の記載の仕方は、個別の事業につ
いては分かりやすい一方で、その事業が、自分の生活のどの部分について当てはまるのかが分かりにくい状況
がありました。そういった状況を踏まえ、第3期については、より身近な言葉で、障害者がイメージを持てるように
するとともに、各目標のリード文(説明文)を、できる限り障害者の視点で記載することで、より身近な計画となるよ
うにしていきたいと考え、以下のように設定しています。
基本目標1 「い」きる力を学び・育む
「地域の中で暮らしていくために大切なこと。それは自分でできることには精いっぱい取り組み、わからな
いときやできないときには、そのことを素直に話せること。
また、私達が努力していることや話したことを、しっかり受けとめるてくれる人がそばにいてくれることも必要
です。一人では生きられないのは、誰もが同じです。
小さなころから、家族や友だち、学校の先生などの大人たちとかかわり、語りあい、学びあい、困ったことも
うれしいことも分かち合うことを積み重ねていくことで、いきる力を学び、身につけていきます。そして、仲間た
ちと支え合い、地域の中で自分の役割を見つけます。」
そのために、配慮や支援が必要な子ども一人ひとりに向き合った療育や学習環境の整備と人材の発掘・
育成が求められています。
1
基本目標2 「つ」ながり・繋げていく
人はみな一人では生きていくことが出来ない。
誰かが誰かを助けたり、またその逆があったり。自分の何気ない行動が、実は役立ってたり。いろいろな助
け合いがつながって社会は、成り立っています。
しかし、この社会は、それぞれが「つながる」ことを意識しないと、自分のことだけという方向に流れやすく、
その影響が弱者、特に障害者に出やすいのもまた、悲しいけど事実です。
行政からの適切な情報の発信が足りない、障害者本人や家族は自分たちの困りごとを抱えたまま、健常
者は障害者の生活が見えないから手助けしようがない、など。
では、我々は何を意識したらよいのでしょうか。まず、情報の「見える化」です。相談するところ、障害者の
存在が「見えること」から始まります。「見えること」によって、人と人がつながり、次のステップに移れます。こう
したつながりがあって初めて、災害が起きた時にも、お互いに助け合うことができるようになるのです。
加えて、行政は、誰もがいつでもどこでも情報が手にいれられるよう、「情報のユニバーサル化」を進めて
いくことが求められています。
基本目標3 「し」ごとやあそびが充実したまち
「『働く』ことと『遊ぶ』こと。それは、私たちの人生を豊かに、充実したものにするものです」
『働く』とは、会社で働くことだけではありません。通っている施設で行ういろいろな作業も大事な仕事で
す。どこで何をして働くか、どこで過ごすかは、人それぞれ違っているけれど、自分が望む場所で過ごしたい
という気持ちは変わりません。会社でも施設でも、自分の力を発揮したいと思っています。
もちろん『遊び』がない人生も考えられません。お出かけしたり、趣味に没頭したり、スポーツしたりと、障害
があっても、いろいろな『遊び』を楽しみたいと思っています。
『遊び』は楽しみだけでなく、自分ができることを広げる力も持っています。
そのためには、会社で働きたいと願う人が「働く・働き続ける」ための就労支援。施設を利用される人が、住
み慣れた地域で一人ひとりの力にあった施設を選べることや、作業の充実により工賃を向上させること。そし
て、さまざまな余暇活動も大切です。同時に、これらを支える移動のサポートも欠かせません。
基本目標4 「よ」りよくできる、住まい、そして暮らし
「大切だと思うのは、一人ひとりに合った「住まい」を決められるしくみです。グループホームに住む仲間、
アパートに住む仲間、親やきょうだいと住む仲間。一人ひとり、(答えは)ちがって当たり前。だけど、私たち
にはできることとできないことがあって、自分だけでは決められないこともたくさんあります。一人ひとり、みん
ながちがうので、よりそって、いっしょに考えてくれる、そういう“まちの人”がたくさんいるとうれしいし、とても
助かります。
それに、住む場所が決まった仲間は、毎日の生活をしながら、自分は何ができて何ができないか、分かっ
てくると思います。これから年をとっても、自分がえらんだ家であんしんしてくらしたい。
“障害者”とまとめないでほしい。一人ひとり、みんなちがうことをわかってほしい。私たちの話を聞いて、
いっしょに考えてほしい。いつかは私たちにできることが増えて、みなさんといっしょに同じ地域でくらせると
思います。」
そのために、一人ひとりが住まいや暮らし方を選択できる仕組み、そして、地域で安心して暮らせるよう、
地域生活を支える仕組みの構築が求められます。
2
基本目標5 「に」ちじょうに優しさがあふれるまち
私たちの願いは、ただ一つ「当たり前」の生活です。
横浜市民意識調査では、「自分の病気や老後のこと」、「家族の健康や生活上の問題」を心配事として挙
げる人の割合が多くなっています。これらは、私たちにとっても切実な問題であり、特に、健康や医療など
は、毎日の生活を安心して送る上で欠かすことのできないものです。
様々な制度の充実はもちろん重要ですが、大切なことは、誰もがそれを使いやすいと感じられることであ
り、一人ひとりの優しさです。時代とともに、暮らし方は大きく変化してきていますが、私たちにとって本当に
住みやすい社会の実現には、まだまだ多くの困難が残されています。
私たちが「当たり前」の生活を送る、そんな「日常に優しさがあふれるまち」に向け、今、健康づくりへのサ
ポートや身近な場所での適切な医療環境の整備、いざという時にも必要な支援が簡単に受けられる仕組み
の構築といったことが、求められています。
私たちは、決して特別な存在ではなく、一人の市民として、住み慣れた地域で一緒に暮らし続けたいと
思っています。そのためには、ちょっとした配慮や支援がこれからも必要です。目指すのは、誰もがこうした
ことを「ふつう」に思えるまち「よこはま」の実現です。このプランが未来への約束として、一つひとつがその道
しるべとなるよう、着実に進めていきたいと考えています。
Ⅳ 施策
基本目標
関係施策(案)
1 いきる力を学び・育む
療育、教育、人材確保・育成
2 つながり・繋げていく
普及啓発、相談支援、情報の保障、防災
3 しごとやあそびが充実したまち
就労、日中活動、移動支援、文化・スポーツ、余暇
住まい、地域生活(生活支援)、地域移行
4 よりよくできる、住まい、そして暮らし
5 にちじょうに優しさがあふれるまち
健康(保健)、医療(救急医療含む)、権利擁護、バリアフリー
Ⅴ 資料編
当事者アンケート・市民意見募集などで得られた意見を記載する。
3
横浜市障害者プラン(第3期)策定に係るアンケートの調査結果(速報)について
1
アンケート調査の概要について
(1)実施期間
平成 26 年1月上旬~1月 31 日まで
(2)送付部数
13,000 部(身体障害:9,000 部 知的障害:2,000 部 精神障害:2,000 部)
…本市の平成 24 年度末現在の各障害者手帳所持者の約 10%を無作為抽出
(3)回答数
5,800 部(44.6%)(身体障害:4,206 部
2
知的障害:881 部
精神障害:713 部)
実施結果(速報値)について
(1)回答結果(抜粋)
今回の速報資料では、障害者の生活の中でも、特に重要だと思われる「障害理解」「暮ら
し」「日中の過ごし方」「就労」の4項目について、抜粋して説明します。
ア 障害理解
問7 障害を理由に経験した嫌な思い・不適切な対応など(複数回答可)
1位
2位
割合
3位
割合
身体
特にない
26%
移動中(通勤・通所・買
い物などの外出時)
知的
他人の視線や言動
22%
学校生活
19%
精神
他人の視線や言動
20%
特にない
13%
19% 他人の視線や言動
有効回答数(※)
割合
16%
6,759
移動中(通勤・通所・買
い物などの外出時)
16%
1,996
移動中(通勤・通所・買
い物などの外出時)
13%
1,489
※有効回答数=総回答数から、「無効」や「空白」を除いた数(以下同様)
身体障害者は、嫌な思いをしたことが「特にない」が最も多く、次いで、移動中、他人の視線
や言動と続いています。
知的障害者と精神障害者は、「他人の視線や言動」が最も多く、次いで、知的障害者は、
「学校生活」、精神障害者は、「特にない」と続いています。
イ 暮らし
問 11 今の暮らしの状況
1位
自宅(配偶者やこども
2位
割合
身体 と生活)
54%
知的 自宅(親などと生活)
73% ホーム
精神 自宅(親などと生活)
45% と生活)
割合
自宅( 親な どと生活)
グループホーム・ケア
自宅(配偶者やこども
3位
25% 自宅(ひとり暮らし)
12%
入所施設
23%
自宅( ひとり暮らし)
割合
有効回答数
15%
4,141
7%
874
23%
695
身体障害者は、「自宅(配偶者やこどもと生活)
」が最も多く、次いで、「自宅(親な
どと生活)、「自宅(ひとり暮らし)」となっています。
知的障害者と精神障害者は、
「自宅(親などと生活)
」が最も多く、次いで、知的障害
者は、
「グループホーム・ケアホーム」、精神障害者は、
「自宅(配偶者やこどもと生活)」
となっています。
1
ウ 日中の過ごし方
問 16 今通っているところ
1位
割合
2位
3位
割合
割合
有効回答数
身体
特に通っているところは
ない(家で過ごしている
など)
51%
企業で働いている
26%
福祉施設に通っている
10%
4,087
知的
福祉施設に通っている
38%
企業で働いている
19%
特に通っているところは
ない(家で過ごしている
など)
11%
874
精神
特に通っているところは
ない(家で過ごしている
など)
47%
福祉施設に通っている
21%
企業で働いている
12%
695
身体障害者及び精神障害者では、「特に通っているところはない」が最も多くなっ
ています。
知的障害者は、
「福祉施設に通っている」が最も多く、次いで「特に通っているとこ
ろはない」が3位になっています。
エ 就労
問 21 これから働きたい・通いたいところ
1位
割合
2位
割合
3位
割合
有効回答数
身体
一般企業
58%
働きたくない
21%
在宅就労
11%
1,703
知的
一般企業
35%
就労系以外の福祉施設
(作業所を含む)
30%
特例子会社
11%
422
精神
一般企業
40%
働きたくない
31%
就労系以外の福祉施設
(作業所を含む)
10%
403
3障害ともに「一般企業」が 1 位に入りました。一方、身体障害者と精神障害者の
2位には、「働きたくない」が入っています。
知的障害者は、2位に「就労系以外の福祉施設」
、3位に「特例子会社」という順に
なっています。
※身体障害者は、回答者の7割近くが 50 歳以上のため、「働きたくない」という回答が多い
と推測されます。
精神障害者の回答については、
この結果を踏まえながら、
今後、
注意深く分析していきます。
※ 回答詳細やその他のアンケート結果については、別添資料をご参照ください。
(3)今後の予定
今後、
「障害状況と各項目」や「今の暮らしと今後の暮らし」などのクロス集計を行
い、障害者が思っている認識と現状の違いを把握していきます。
また、グループインタビューなどで得られた事実が、他の障害者も同じように思っ
ている意見なのかという視点を意識し、分析しながら、障害者プラン(第3期)の策
定に活かしていきます。
2
横浜市障害者プラン(第3期)策定に係るアンケートの調査結果(速報)について
アンケート送付部数・回収率
送付部数
9000
2000
2000
13000
身体
知的
精神
合計
回答部数
4206
881
713
5800
回収率
46.7%
44.1%
35.7%
44.6%
家族
施設等職員
問1 アンケート記入者
本人
数
身体
知的
精神
合計
%
3,011
252
555
3,818
数
%
72% 1,022
29%
524
78%
128
1,674
24%
59%
18%
数
医療機関職員
%
53
75
5
133
数
%
1%
9%
1%
1
1
1
3
0%
0%
0%
その他
数
無効
%
38
15
6
59
数
1%
2%
1%
空欄
%
5
0
3
8
数
0%
0%
0%
総計
%
76
14
15
105
4,206
881
713
5,800
2%
2%
2%
●代筆の理由
障害状況により難 本人の意思表示
しい
が難しい
数
身体
知的
精神
合計
%
555
164
26
745
数
51%
19%
4%
%
198
244
45
487
18%
28%
6%
未成年
数
その他
%
198
136
35
369
数
18%
15%
5%
無効
%
139
55
36
230
13%
6%
5%
数
空欄
%
0
33
26
59
0%
4%
4%
数
総計
%
0
249
545
794
1,090
881
713
2,684
0%
28%
76%
問1 記入者
問1—1 代筆の理由
身体
身体
知的
知的
精神
精神
0%
20%
本人
40%
家族
60%
施設等職員
80%
医療機関職員
100%
0%
その他
10%
20%
30%
40%
障害状況により難しい
50%
60%
70%
本人の意思表示が難しい
80%
90%
未成年
100%
その他
問2 年齢
0歳~5歳
数
身体
知的
精神
合計
%
93
25
3
121
2%
3%
0%
6歳~18歳
19歳~29歳
30歳~39歳
40歳~49歳
50歳~64歳
数
数
数
数
数
%
247
203
53
503
6%
23%
7%
%
157
222
57
436
4%
25%
8%
%
245
163
118
526
6%
19%
17%
%
479
130
195
804
%
11% 1,746
15%
71
27%
187
2,004
65歳以上
数
無効
%
42% 1,217
8%
61
26%
88
1,366
数
29%
7%
12%
(空白)
%
1
6
0
7
0%
1%
0%
数
%
21
0
12
33
0%
0%
2%
総計
4,206
881
713
5,800
身体
知的
精神
0%
10%
20%
0歳~5歳
30%
40%
50%
19歳~29歳
6歳~18歳
30歳~39歳
60%
70%
40歳~49歳
80%
50歳~64歳
90%
100%
65歳以上
問3 性別
男性
数
身体
知的
精神
合計
2,230
559
358
3,147
女性
%
数
53% 1,887
63%
308
50%
329
2,524
無効
%
45%
35%
46%
数
25
8
8
41
(空白)
%
1%
1%
1%
数
64
6
18
88
%
2%
1%
3%
総計
身体
4,206
881
713
5,800
知的
精神
0%
20%
40%
男性
60%
女性
80%
100%
問4 暮らしている区
青葉区
数
身体
知的
精神
合計
旭区
%
262
39
34
335
数
6%
4%
5%
277
81
67
425
都筑区
数
7%
9%
9%
鶴見区
%
205
55
24
284
泉区
%
数
5%
6%
3%
304
50
35
389
数
磯子区
%
191
49
34
274
5%
6%
5%
数
188
51
34
273
戸塚区
%
7%
6%
5%
数
289
74
56
419
神奈川区
%
数
4%
6%
5%
275
37
31
343
中区
%
7%
8%
8%
数
数
7%
4%
4%
266
47
41
354
西区
%
178
30
34
242
金沢区
%
数
4%
3%
5%
港南区
%
数
6%
5%
6%
293
55
58
406
保土ケ谷区
%
93
5
11
109
数
2%
1%
2%
242
62
44
348
港北区
%
数
7%
6%
8%
331
63
52
446
緑区
%
数
6%
7%
6%
181
47
33
261
栄区
%
8%
7%
7%
南区
%
数
4%
5%
5%
155
26
27
208
%
17
11
12
40
0%
1%
2%
(空白)
%
3
0
0
3
数
数
0%
0%
0%
%
4% 164
3% 36
4% 24
224
数
6%
6%
6%
無効
数
%
その他県内
%
263
54
45
362
瀬谷区
数
%
22
3
10
35
1%
0%
1%
4%
4%
3%
県外
数
%
7
6
7
20
0%
1%
1%
総計
4,206
881
713
5,800
暮らしている区
(割合)
10%
8%
6%
4%
2%
0%
身体
知的
精神
問5 現在の年収
~49
数
身体
知的
精神
合計
301
69
77
447
50~99
数
%
%
7%
8%
11%
688
296
201
1,185
16%
34%
28%
100~199
数
%
849
196
184
1,229
20%
22%
26%
200~299
数
%
603
60
42
705
300~399
数
%
14%
7%
6%
346
20
16
382
400~499
数
%
8%
2%
2%
249
23
12
284
500~999
数
%
6%
3%
2%
471
87
24
582
1000~1499
数
%
11%
10%
3%
収入なし
%
数
462
72
104
82
13
1
96
1500~
数
%
2%
1%
0%
17
3
1
21
無効
数
11%
8%
15%
638
(空白)
%
7
1
1
0%
0%
0%
数
0%
0%
0%
9
80
19
25
%
2%
2%
4%
40%
35%
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
~49
50~99
100~199
200~299
300~399
身体
400~499
知的
500~999
精神
1000~1499
1500~
不明
51
22
25
98
総計
4,206
881
713
5,800
124
現在の年収
(割合)
不明
数
%
収入なし
(万円)
1%
2%
4%
障害状況などに関する質問(身体障害者)
問6-1 障害の程度
1級
2級
1492
725
99
(空白)
3
36
3級
4級
621
総計
4206
5級
917
6級
226
186
5級
5%
障害の程度
6級
5% 1級
36%
4級
22%
3級
15%
問6-2 取得した年齢
0歳~5歳 6歳~18歳 19歳~29歳 30歳~39歳 40歳~49歳
494
256
268
320
630
99
(空白)
総計
取得した年齢
7
49
4206
2級
17%
50歳~64歳
1445
65歳以上
18%
65歳以上
737
0歳~5歳
12% 6歳~18歳
6%
19歳~29歳
6%
30歳~39歳
8%
40歳~49歳
15%
50歳~64歳
35%
問6-3 障害状況 (複数回答)
視覚障害
聴覚・平衡 音声・言語機
機能障害 能障害
427
485
401
肢体不自由(上
肢・下肢・体幹) 内部機能障害
2272
総計
1375
障害状況
内部機能障害
28%
4960
視覚障害 聴覚・平衡機
8%
能障害
10%
肢体不自由
(上肢・下肢・
体幹)
46%
音声・言語機
能障害
8%
問6-4 障害発症時期
生まれつき
(先天性)
834
中途障害(病
気や事故)
3240
無効
(空白)
54
78
総計
4206
障害発症時期
中途障害(病
気や事故)
80%
生まれつき
(先天性)
20%
問6-5 重複(複数回答)
愛の手帳A1
愛の手帳A2
187
他に手帳なし
3041
愛の手帳B1
72
58
総計
愛の手帳B2
精神障害者保 精神障害者保健 精神障害者保健
健福祉手帳1
福祉手帳2級
福祉手帳3級
49
57
71
43
精神障害者 精神障害者保
保健福祉手 健福祉手帳3
帳2級
級
13%
8%
愛の手帳A1
精神障害者保
35%
健福祉手帳1
級
11%
愛の手帳B2
9%
愛の手帳B1
愛の手帳A2
11%
13%
重複状況
3578
問6-6 障害特性(問6-5で愛の手帳を選択した人)
自閉症
行動障害 医療的ケア
40
45
122
その他
164
総計
371
自閉症
11%
障害特性
行動障害
12%
その他
44%
医療的ケア
33%
問6-7 愛の手帳を取得した時期(問6-5で愛の手帳を選択した人)
未就学
192
小学校
中学校
36
17
高等学校 高等学校卒後
18
43
総計
306
高等学校卒
後
14%
愛の手帳取得時期
高等学校
6%
中学校
5% 小学校
未就学
63%
12%
問6-8 精神障害者保健福祉手帳を取得した時期(問6-5で精神障害者保健福祉手帳を選択した人)
0歳~5歳 6歳~18歳 19歳~29歳 30歳~39歳 40歳~49歳
5
1
22
22
19
50歳~64歳
41
精神障害者保健福祉手帳
0歳~5歳
取得時期
4%
65歳以上
16%
50歳~64歳
31%
65歳以上
21
6歳~18歳
1%
19歳~29歳
17%
30歳~39歳
17%
40歳~49歳
14%
総計
131
障害状況などに関する質問(知的障害者)
問6-1 障害の程度
A1
A2
200
B1
198
無効
(空白)
3
B2
162
304
881
障害の程度
総計
14
A1
23%
B2
35%
A2
23%
B1
19%
問6-2 取得した時期
未就学
289
無効
4
小学校
151
(空白)
36
中学校
高等学校 高等学校卒後
125
104
172
総計
取得した時期
881
高等学校卒
後
21%
未就学
34%
高等学校
12%
小学校
18%
中学校
15%
問6-3 障害特性 (複数回答)
自閉症
272
行動障害
医療的ケア
136
203
その他
437
総計
1048
障害特性
自閉症
26%
その他
42%
医ケア
19%
行動障害
13%
問6-4 重複(複数回答)
身体障害者手帳 身体障害者手帳 身体障害者手帳 身体障害者手 身体障害者手帳 身体障害者手
1級
2級
3級
帳4級
5級
帳6級
65
37
25
13
精神障害者保健 精神障害者保健 精神障害者保健
他に手帳なし
福祉手帳1級
福祉手帳2級
福祉手帳3級
11
総計
797
26
8
593
11
8
重複状況
精神障害者
精神障害者 保健福祉手
保健福祉手
帳2級
帳1級
13%
5%
身体障
害者手
身体障害者
帳6級
手帳5級
4%
6%
精神障害者
保健福祉手
帳3級
4%
身体障害者
手帳1級
32%
身体障害者
手帳2級
身体障害者 身体障害者
18%
手帳4級
手帳3級
6%
12%
問6-5 身体障害の重複状況(複数回答)(問6-4で身体障害者手帳を選択した人)
聴覚・平衡機能 音声・言語機能 肢体不自由(上
内部機能障害
肢・下肢・体幹)
障害
障害
視覚障害
27
25
38
107
総計
32
身体障害の
重複状況
229
内部機能障害
14%
視覚障害
12%
聴覚・平衡機
能障害
11%
肢体不自由
(上肢・下肢・
体幹)
47%
音声・言語機
能障害
16%
問6-6 身体障害の発症時期(問6-4で身体障害者手帳を選択した人)
生まれつき(先 中途障害(病気
天性)
や事故)
101
無効
52
(空白)
107
621
総計
881
身体障害の発症時期
中途障害
(病気や
事故)
34%
生まれつ
き(先天
性)
66%
問6-7 精神障害者保健福祉手帳を取得した時期(問6-4で精神障害者保健福祉手帳を選択した人)
0歳~5歳
6歳~18歳 19歳~29歳 30歳~39歳 40歳~49歳 50歳~64歳 65歳以上
2
11
18
5
3
2
0
無効
(空白)
79
総計
761
881
精神障害者保健福祉手帳
50歳~ 65歳以上
取得時期
0%
64歳
5%
40歳~49歳
7%
30歳~39歳
12%
0歳~5歳
5%
6歳~18歳
27%
19歳~29歳
44%
障害状況などに関する質問(精神障害者)
問6-1 障害の程度
1級
2級
78
無効
5
3級
387
(空白)
18
225
障害の程度
1級
11%
総計
713
3級
33%
2級
56%
問6-2 取得した時期
0歳~5歳 6歳~18歳 19歳~29歳 30歳~39歳 40歳~49歳 50歳~64歳 65歳以上
4
75
138
161
144
134
30
無効
(空白)
総計
65歳以上
5
22
713
取得した時期
0歳~5歳
4%
1%
50歳~64歳
20%
6歳~18歳
11%
19歳~29歳
20%
40歳~49歳
21%
30歳~39歳
23%
問6-3 重複 (複数回答)
身体障害者手 身体障害者手 身体障害者手 身体障害者手 身体障害者手 身体障害者手
帳1級
帳2級
帳3級
帳4級
帳5級
帳6級
3
11
11
2
愛の手帳A1 愛の手帳A2 愛の手帳B1 愛の手帳B2
0
0
1
3
他に手帳なし
3
2
総計
55
32
愛の手帳B1 愛の手帳B2
3%
8%
愛の手帳A2
身体障害者手
愛の手帳A1 0%
帳1級
0%
身体障害者手
8%
帳6級
身体障害者手
6%
身体障害者手
帳2級
帳5級
31%
身体障害者手
8%
帳3級
身体障害者手
31%
帳4級
5%
重複状況
問6-4 重複の身体障害の状況(複数回答)(問6-3で身体障害者手帳を選択した人)
視覚障害
11
聴覚・平衡機 音声・言語機 肢体不自由(上
内部機能障害
肢・下肢・体幹)
能障害
能障害
20
13
26
総計
31
身体障害の重複状況
内部機能障害
30%
肢体不自由
(上肢・下肢・
体幹)
26%
101
視覚障害
11%
聴覚・平衡機
能障害
20%
音声・言語機
能障害
13%
問6-5 身体障害の発症時期(問6-3で身体障害者手帳を選択した人)
生まれつき
(先天性)
中途障害(病
気や事故)
14
無効
(空白)
105
44
総計
550
713
生まれつき
(先天性)
12%
身体障害の発症時期
中途障害(病
気や事故)
88%
問6-6 愛の手帳取得時期(問6-3で愛の手帳を選択した人)
未就学
小学校
中学校
3
9
17
(空白)
648
無効
高等学校 高等学校卒後
7
8
21
総計
713
愛の手帳の取得時期
未就学
6%
小学校
19%
高等学校卒後
44%
中学校
14%
高等学校
17%
問6-7 知的の障害特性(問6-3で愛の手帳を選択した人)
自閉症
行動障害 医療的ケア
その他
総計
14
15
57
32
118
知的障害の障害特性
その他
27%
自閉症
12%
医療的ケア
48%
行動障害
13%
障害理解
問7 障害があることを理由に経験した嫌な思い・不適切な対応など
(複数回答)
学校生活
数
身体
知的
精神
合計
434
372
114
920
就職活動
%
数
6%
19%
8%
447
99
155
701
職場での生活
%
数
7%
5%
10%
近所づきあい
%
537
179
177
893
数
8%
9%
12%
%
385
167
169
721
6%
8%
11%
移動中(通勤・
市役所などの公 お店などの店員
通所・買い物な
的機関の対応
の対応
どの外出時)
数
%
414
93
109
616
数
6%
5%
7%
%
424
155
89
668
数
%
6% 1,283
8%
317
6%
189
1,789
他人の視線や
言動
数
%
19% 1,072
16%
449
13%
295
1,816
特にない
数
総計
%
16% 1,763
22%
165
20%
192
2,120
26%
8%
13%
6,759
1,996
1,489
10,244
問7 障害があることを理由に経験した嫌な思い・不適切な対応など
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
学校生活
就職活動
職場での生活
近所づきあい
市役所などの公的機関の対応
お店などの店員の対応
移動中(通勤・通所・買い物などの外出時)
他人の視線や言動
特にない
90%
100%
90%
100%
問8 地域のなかでの係わり(複数回答)
お隣に住んでい
る人
数
身体
知的
精神
合計
1,567
253
172
1,992
民生委員など
%
数
26%
18%
17%
387
73
49
509
%
地域の福祉施
設の人
数
7%
5%
5%
824
373
210
1,407
%
地域の友人
行政職員
数
数
%
14% 1,880
27%
314
20%
234
2,428
32%
23%
23%
地域に知り合い
総計
はいない
%
403
167
155
725
数
7%
12%
15%
%
15% 5,950
14% 1,369
20% 1,026
8,345
889
189
206
1,284
問8 地域のなかでの係わり
身体
知的
精神
0%
10%
20%
お隣に住んでいる人
30%
民生委員など
40%
50%
60%
地域の福祉施設の人
70%
地域の友人
80%
行政職員
地域に知り合いはいない
問9 地域行事に参加しようと思ったときに不安なこと
障害のある人へ
どのような活動
気軽に参加でき
健康や体力に
人と係わること
の理解が足りな
が行われている
る行事がない
自信がない
が苦手
いと感じる
か知らない
数
%
数
%
身体
384
9%
299
知的
131
15%
123
14%
精神
45
6%
48
7%
合計
560
数
7% 1,252
470
%
数
%
数
%
30%
434
10%
381
56
6%
80
9%
248
28%
136
19%
75
11%
246
35%
1,444
589
問題となること
は特にない
数
%
9% 1,207
875
無効
数
(空白)
%
数
総計
%
29%
63
1%
186
198
22%
13
1%
32
4%
881
117
16%
16
2%
30
4%
713
1,522
4% 4,206
92
248
5,800
70%
80%
90%
問9 地域行事に参加しようと思ったときに不安なこと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
気軽に参加できる行事がない
障害のある人への理解が足りないと感じる
健康や体力に自信がない
どのような活動が行われているか知らない
人と係わることが苦手
問題となることは特にない
100%
問10 障害を伝える
障害のことを、地域の人 以前に、障害のことを地
既に地域の人が分かっ
誰にどう伝えたらいいか
地域の人に知らせなくて
が知ったあと、どう思わ 域の人に伝えたが、わ
てくれているため、不安
分からない
も良いと思う
れるか不安だ
かってもらえなかった。
はない
数
身体
知的
精神
合計
%
346
160
48
554
数
8%
18%
7%
%
232
85
177
494
6%
10%
25%
数
%
105
36
24
165
%
数
2% 1,160
4%
113
3%
174
1,447
数
誰にどこまで伝えたら良
いか分からない
%
28% 1,041
13%
165
24%
63
1,269
数
%
25% 1,030
19%
265
9%
182
1,477
24%
30%
26%
無効
数
(空白)
%
42
11
12
65
数
1%
1%
2%
総計
%
250
46
33
329
6% 4,206
881
5%
713
5%
5,800
問10 障害を伝えるときに不安なこと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
誰にどう伝えたらいいか分からない
障害のことを、地域の人が知ったあと、どう思われるか不安だ
以前に、障害のことを地域の人に伝えたが、わかってもらえなかった。
地域の人に知らせなくても良いと思う
既に地域の人が分かってくれているため、不安はない
誰にどこまで伝えたら良いか分からない
暮らし
問11 今の暮らし
自宅(親などと 自宅(配偶者や 自宅(ひとり暮ら グループホー
生活)
こどもと生活)
し)
ム・ケアホーム
数
身体
知的
精神
合計
%
1,017
637
310
1,964
数
%
24% 2,242
72%
24
43%
159
2,425
53%
3%
22%
数
%
603
27
159
789
数
14%
3%
22%
%
40
109
22
171
数
1%
12%
3%
高齢者施設、高
齢者向け住宅
入所施設
%
114
65
14
193
3%
7%
2%
数
%
54
8
7
69
1%
1%
1%
病院
数
無効
%
71
4
24
99
2%
0%
3%
数
(空白)
%
7
1
3
11
数
0%
0%
0%
総計
%
58
6
15
79
1%
1%
2%
4,206
881
713
5,800
問11 今の暮らし
身体
知的
精神
0%
10%
20%
自宅(親などと生活)
入所施設
30%
2人
身体
知的
精神
合計
1,103
65
141
1,309
3人
%
数
26%
7%
20%
50%
自宅(配偶者やこどもと生活)
高齢者施設、高齢者向け住宅
●暮らしている人数(上で1~2を選んだ人)
数
40%
899
200
165
1,264
21%
23%
23%
数
自宅(ひとり暮らし)
病院
5人
%
599
219
98
916
70%
80%
90%
100%
グループホーム・ケアホーム
※暮らしている人数を聞いているため、「1人」という回答は「99」として取り扱う
4人
%
60%
数
14%
25%
14%
6人
%
218
84
29
331
数
5%
10%
4%
7人
%
88
20
6
114
2%
2%
1%
数
8人
%
16
6
3
25
0%
1%
0%
数
10
1
0
11
9人
%
0%
0%
0%
数
10人
%
1
2
0
3
数
0%
0%
0%
無効
%
1
1
0
2
0%
0%
0%
数
90
14
13
117
(空白)
1,181
269
258
1,708
総計
28%
31%
36%
4,206
881
713
4,092
問11 暮らしている人数
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
2人
3人
40%
4人
50%
5人
6人
60%
7人
8人
70%
9人
10人
80%
90%
%
100%
2%
2%
2%
問12 今後の暮らし
自宅(親などと 自宅(配偶者や 自宅(ひとり暮ら グループホー
生活)
こどもと生活)
し)
ム・ケアホーム
数
身体
知的
精神
合計
695
408
206
1,309
%
数
17% 2,251
46%
48
29%
183
2,482
%
54%
5%
26%
数
%
564
90
206
860
13%
10%
29%
数
%
106
213
30
349
3%
24%
4%
高齢者施設、高
齢者向け住宅
入所施設
数
%
168
81
22
271
数
4%
9%
3%
%
237
9
26
272
6%
1%
4%
病院
数
無効
%
44
5
12
61
数
1%
1%
2%
25
3
5
33
(空白)
%
数
1%
0%
1%
総計
%
116
24
23
163
4,206
881
713
5,800
3%
3%
3%
問12 今後の希望する暮らし
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
自宅(親などと生活)
自宅(配偶者やこどもと生活)
自宅(ひとり暮らし)
入所施設
高齢者施設、高齢者向け住宅
病院
80%
90%
100%
グループホーム・ケアホーム
問13は自由記述の設問のため、現在集計中です。
問14 暮らしたいところで暮らすために必要なこと(複数回答)
自分の障害に
身の回りのこと
あった支援が受 自分自身の障害
が、もう少し自分
けられるようにな について、理解を
自身でできるよう
深める
る(訪ねてくれる
になる
など)
数
身体
知的
精神
合計
1,345
457
339
2,141
%
数
14% 1,109
20%
378
20%
209
1,696
%
12%
17%
12%
数
771
121
228
1,120
%
家族の協力
数
%
8% 2,231
5%
356
13%
314
2,901
24%
16%
18%
支援してくれる人
自分の障害を、医
地域の人の障害 が、自分の障害
バリアフリー住宅
療面から支えてく
について、理解を
理解が進む
が増える
れる人が増える
深めてくれる
数
%
446
163
118
727
数
5%
7%
7%
%
655
330
201
1,186
数
%
7% 1,078
15%
159
12%
193
1,430
12%
7%
11%
数
875
46
31
952
入居したい施設
にすぐ入れる
%
数
9%
2%
2%
総計
%
797
228
75
1,100
9,307
2,238
1,708
13,253
9%
10%
4%
問14 暮らしたいところで暮らすために必要なこと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
身の回りのことが、もう少し自分自身でできるようになる
自分の障害にあった支援が受けられるようになる(訪ねてくれる など)
自分自身の障害について、理解を深める
家族の協力
地域の人の障害理解が進む
支援してくれる人が、自分の障害について、理解を深めてくれる
自分の障害を、医療面から支えてくれる人が増える
バリアフリー住宅が増える
入居したい施設にすぐ入れる
質問15 住まい探し
住まいを紹介してく
保証人が必要なの
バリアフリー住宅に
住まいに関する情
れる人の障害理解
に、なってくれる人
なっていない
報がない
がない
がいない
数
身体
知的
精神
合計
96
38
40
174
%
数
2%
4%
6%
365
20
8
393
%
9%
2%
1%
数
138
24
55
217
%
3%
3%
8%
数
%
65
30
14
109
2%
3%
2%
公営住宅の空きが
ない
数
%
205
21
58
284
5%
2%
8%
家賃が払えない
数
%
269
55
109
433
6%
6%
15%
探し方がわからな 住まいを探したこと
い
がない
数
%
76
54
30
160
数
2% 1,083
6%
386
4%
169
1,638
%
無効
特にない
数
%
26% 1,582
44%
175
24%
181
1,938
38%
20%
25%
数
35
9
6
50
(空白)
数
292
69
43
404
総計
%
7%
8%
6%
4,206
881
713
5,396
問15 住まい探し
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
住まいを紹介してくれる人の障害理解がない
バリアフリー住宅になっていない
保証人が必要なのに、なってくれる人がいない
住まいに関する情報がない
公営住宅の空きがない
家賃が払えない
探し方がわからない
住まいを探したことがない
特にない
%
100%
1%
1%
1%
日中の過ごし方
質問16 日中の過ごし方(複数回答)
保育園・幼稚園に 地域療育センター
通っている
に通っている
数
身体
知的
精神
合計
%
50
27
3
80
数
1%
3%
0%
113
30
14
157
%
3%
3%
2%
小・中・高等学校 小・中学校の個別 特別支援学校(養
福祉施設に通っ
の一般学級に
支援学級に通っ 護学校)に通って
ている
通っている
ている
いる
数
%
118
24
31
173
数
3%
3%
4%
%
42
71
18
131
1%
8%
2%
数
%
117
98
5
220
数
3%
11%
1%
%
397
339
159
895
特に通っていると
通う所はあるが、
ころはない(家で
企業で働いてい
ほとんど通ってい
過ごしているな
る
ない
ど)
数
%
10% 1,046
38%
171
21%
90
1,307
26%
19%
12%
数
%
118
25
85
228
数
3% 2,086
3%
101
11%
365
2,552
総計
%
4,087
886
770
5,743
51%
11%
47%
問16 日中の過ごし方
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
保育園・幼稚園に通っている
地域療育センターに通っている
小・中・高等学校の一般学級に通っている
小・中学校の個別支援学級に通っている
特別支援学校(養護学校)に通っている
福祉施設に通っている
企業で働いている
通う所はあるが、ほとんど通っていない
特に通っているところはない(家で過ごしているなど)
質問16-1 学校で困っていること(問16で普通・個別・特別支援学校に通っているを選んだ人)
障害状況により学
学校職員(先生な
学校の職員(先生 校に通うのが大
学校の設備が
ど)の対応(親身
集団生活に適応
相談する人がい 特に困っているこ
など)の障害理解 変(登下校時の移
整っていない(トイ
になってくれない
できない
ない
とはない
動手段の確保が
が足りない
レなど)
など)
困難)
数
身体
知的
精神
合計
16
17
18
51
%
数
6%
9%
37%
29
18
13
60
%
数
12%
10%
27%
54
35
1
90
%
21%
19%
2%
数
%
12
9
2
23
5%
5%
4%
数
%
17
4
0
21
数
7%
2%
0%
%
6
6
1
13
2%
3%
2%
数
総計
%
118
99
14
231
252
188
49
489
47%
53%
29%
問16-1 学校での困りごと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
集団生活に適応できない
障害状況により学校に通うのが大変(登下校時の移動手段の確保が困難)
学校の設備が整っていない(トイレなど)
特に困っていることはない
60%
70%
80%
90%
100%
学校の職員(先生など)の障害理解が足りない
学校職員(先生など)の対応(親身になってくれないなど)
相談する人がいない
質問16-2 学齢期で充実させて欲しいこと(問16で普通・個別・特別支援学校に通っているを選んだ人)
療育・社会的訓練 地域における余 レスパイト機能の
相談機関の充実
の充実
暇支援の充実
充実
数
身体
知的
精神
合計
77
77
28
182
%
数
32%
42%
60%
57
52
6
115
%
数
23%
29%
13%
57
26
3
86
%
23%
14%
6%
数
52
27
10
89
総計
%
21%
15%
21%
243
182
47
472
問16-2 学齢期で充実してほしいこと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
療育・社会的訓練の充実
30%
40%
50%
地域における余暇支援の充実
60%
70%
レスパイト機能の充実
80%
90%
相談機関の充実
100%
質問16-3 今通っているところ(問16で福祉施設・企業等に通っている(通う先がある)を選んだ人)
一般企業
数
身体
知的
精神
合計
795
115
56
966
特例子会社
%
数
59%
24%
20%
%
14
23
1
38
1%
5%
0%
地域活動ホーム 生活介護事業所
数
%
115
43
13
171
9%
9%
5%
数
%
85
86
2
173
6%
18%
1%
就労移行・就労継続
支援事業所
数
作業所(地域活動支
援センター含む)
%
27
72
30
129
2%
15%
11%
数
%
78
116
62
256
6%
24%
22%
生活支援センター
数
%
24
24
病院のデイケアサービス どこにも通っていない
数
8%
%
43
43
数
%
58
8
17
83
15%
その他
%
数
4% 167 12%
2% 17 4%
6% 35 12%
219
総計
1,339
480
283
2,102
問16-3 今通っているところ
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
一般企業
特例子会社
地域活動ホーム
生活介護事業所
就労移行・就労継続支援事業所
作業所(地域活動支援センター含む)
生活支援センター
病院のデイケアサービス
どこにも通っていない
その他
問17 希望する日中の過ごし方
企業へ障害者雇
その他(余暇施設
今のところで、引 企業へ一般雇用
福祉施設(作業所
用の枠で就職し
「横浜ラポール」 家で過ごしたい
き続き生活したい の枠で就職したい
など)に通いたい
たい
など)に通いたい
数
身体
知的
精神
合計
1,817
493
245
2,555
%
数
43%
56%
34%
%
198
28
63
289
5%
3%
9%
数
282
110
101
493
%
7%
12%
14%
数
%
105
99
39
243
2%
11%
5%
数
%
199
20
20
239
数
%
5% 1,158
2%
60
3%
199
1,417
28%
7%
28%
(空白)
無効
数
%
40
5
3
48
数
1%
1%
0%
407
66
43
516
総計
%
4,206
881
713
5,800
10%
7%
6%
問17 希望する日中の過ごし方
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
今のところで、引き続き生活したい
企業へ一般雇用の枠で就職したい
企業へ障害者雇用の枠で就職したい
福祉施設(作業所など)に通いたい
その他(余暇施設「横浜ラポール」など)に通いたい
家で過ごしたい
問18 希望する日中の過ごし方の理由
今のところが好き
数
身体
知的
精神
合計
1,601
441
238
2,280
今のところが好きじゃ もっと自分にできるこ
年をとって、今の作業
今の状況を変えたい
ない
とを探したい
が合わなくなってきた
%
数
38%
50%
33%
32
11
7
50
%
1%
1%
1%
数
%
244
79
64
387
6%
9%
9%
数
%
128
19
66
213
3%
2%
9%
数
%
42
6
3
51
1%
1%
0%
お金がほしい
数
%
373
71
118
562
9%
8%
17%
家に落ち着いていら
れない
数
44
13
16
73
%
1%
1%
2%
人と繋がりたい(仲間
がほしい)
数
258
64
32
354
%
6%
7%
4%
数
%
974
101
113
1,188
数
23%
11%
16%
(空白)
数
481
70
47
598
11%
8%
7%
身体
知的
精神
10%
今のところが好き
20%
30%
40%
50%
今のところが好きじゃない
60%
70%
80%
90%
もっと自分にできることを探したい
今の状況を変えたい
年をとって、今の作業が合わなくなってきた
お金がほしい
家に落ち着いていられない
人と繋がりたい(仲間がほしい)
特に理由はない
%
29
6
9
44
総計
%
問18 希望する日中の過ごし方の理由
0%
無効
特に理由はない
100%
4,206
881
713
5,202
1%
1%
1%
問19 日中の施設の困りごと(質問16で6を選んだ人)
家から遠く、自分
自分の障害を、医
自分が参加した 一人では通えな 定員がいっぱい
建物がバリアフ 送迎などの移動
療や健康面から 他の利用者さんと
他のところに通い
い作業や活動が い(家族などに置 で、週5日通所で
リーではなく、過 サービスを充分に
支えてくれる人が 相性が合わない
たいが空きがない
くってもらってい
ない
きない
ごしづらい
使えない
少ない
る)
数
身体
知的
精神
合計
%
136
61
59
256
数
24%
19%
27%
%
85
76
17
178
数
15%
23%
8%
%
29
9
5
43
5%
3%
2%
数
%
32
15
11
58
6%
5%
5%
数
%
37
12
8
57
数
7%
4%
4%
%
67
43
17
127
12%
13%
8%
数
%
114
44
50
208
20%
13%
23%
数
総計
%
59
68
50
177
559
328
217
1,104
11%
21%
23%
問19 日中過ごす施設での困りごと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
自分が参加したい作業や活動がない
定員がいっぱいで、週5日通所できない
建物がバリアフリーではなく、過ごしづらい
自分の障害を、医療や健康面から支えてくれる人が少ない
50%
60%
70%
80%
90%
100%
家から遠く、自分一人では通えない(家族などに置くってもらっている)
他のところに通いたいが空きがない
送迎などの移動サービスを充分に使えない
他の利用者さんと相性が合わない
働くこと
問20 働くことで大切なこと
自分の障害を理解
やりたい仕事をでき 自分のペースで仕
していくれるかどう
るかどうか
事ができるかどうか
か
働く時間の長さ
数
身体
知的
精神
合計
%
131
19
28
178
数
3%
2%
4%
%
498
83
81
662
12%
9%
11%
%
数
488
167
130
785
12%
19%
18%
数
%
423
155
110
688
10%
18%
15%
99
給料の高さ
数
%
139
40
35
214
数
3%
5%
5%
(空白)
%
43
13
5
61
数
総計
%
1% 2,484
1%
404
1%
324
3,212
4,206
881
713
5,800
59%
46%
45%
問20 働くうえで大切にしていること
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
働く時間の長さ
やりたい仕事をできるかどうか
自分の障害を理解していくれるかどうか
給料の高さ
70%
80%
90%
100%
自分のペースで仕事ができるかどうか
●質問20で、選択肢5を選んだ人が考える給料の高さ
~10万
11万~20万
21万~30万
31万~40万
41万~50万
51万~60万
61万以上
17
19
9
45
16
13
37
1
6
4
0
1
4
0
1
1
0
0
5
0
2
身体
知的
精神
総数
113
36
32
問21 これから働きたい・通いたいところ
一般企業
数
身体
知的
精神
合計
990
146
161
1,297
特例子会社
%
数
24%
17%
23%
22
48
15
85
%
1%
5%
2%
就労移行支援事 就労継続支援事 就労系以外の福祉施
設(作業所を含む)
業所
業所
在宅就労
数
183
4
37
224
%
4%
0%
5%
数
%
15
10
13
38
0%
1%
2%
数
%
28
45
14
87
1%
5%
2%
数
%
109
126
39
274
3%
14%
5%
働きたくない
数
356
43
124
523
%
無効
数
8%
5%
17%
46
9
2
57
(空白)
%
数
1% 2,457
1%
450
0%
308
3,215
総計
%
58%
51%
43%
問21 これから働きたい・通いたいところ
身体
知的
精神
0%
一般企業
10%
特例子会社
20%
在宅就労
30%
40%
就労移行支援事業所
50%
就労継続支援事業所
60%
70%
80%
4,5以外の福祉施設(作業所を含む)
就労系以外の福祉施設
90%
100%
今は働きたくない
4,206
881
713
5,800
問22 仕事・通所先を辞めた理由
職場・作業所の人の 仕事・作業が物足りな 仕事・作業が合わな 仲間がいなくて孤立し 人間関係に疲れてし
理解が足りなかった
かった
かった
た
まった
通うのが大変だった
数
身体
知的
精神
合計
%
86
4
22
112
数
2%
0%
2%
%
69
33
30
132
2%
4%
3%
数
%
14
3
5
22
0%
0%
1%
数
%
47
22
25
94
数
1%
2%
3%
%
10
7
13
30
0%
1%
1%
数
81
30
86
197
%
2%
3%
10%
仕事が大変すぎた
%
数
102
16
55
173
会社の都合(倒産な
ど)
給料・工賃が安かった
数
2%
2%
6%
%
44
10
6
60
数
1%
1%
1%
数
62
16
8
86
%
140
22
23
185
無効
家庭の事情(転
居など)
数
3%
2%
3%
78
7
13
98
(空白)
%
数
2%
1%
1%
総計
%
1% 3,473
2%
711
1%
427
4,611
%
4,206
881
713
5,800
83%
81%
48%
問22 仕事・通所先を辞めた理由
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
通うのが大変だった
仕事・作業が合わなかった
仕事が大変すぎた
家庭の事情(転居など)
50%
60%
70%
職場・作業所の人の理解が足りなかった
仲間がいなくて孤立した
給料・工賃が安かった
80%
90%
100%
仕事・作業が物足りなかった
人間関係に疲れてしまった
会社の都合(倒産など)
問23 困ったときの相談先(複数回答)
当事者団体(同じ障害
がある仲間)
友人
数
身体
知的
精神
合計
1,669
176
219
2,064
%
数
21%
10%
15%
285
76
62
423
%
4%
4%
4%
家族会
数
272
58
25
355
訓練会
%
3%
3%
2%
数
区役所
%
17
14
3
34
数
相談支援事業所 地域活動ホーム
%
0% 1,772
1%
292
0%
319
2,383
23%
17%
23%
数
275
116
44
435
%
3%
7%
3%
数
%
127
89
29
245
2%
5%
2%
医療関係の人(主治
医や看護師)
数
%
1,711
171
351
2,233
問23
22%
10%
25%
現在通っている福祉
施設(地域活動ホー
ム以外)
数
223
281
103
607
%
数
461
34
33
528
数
3%
17%
7%
地域ケアプラザ
157
142
27
326
%
数
数
790
181
183
1,154
10%
11%
13%
困ったときの相談先
知的
精神
10%
友人
訓練会
地域活動ホーム
地域療育センター
どこに頼ったら良いか分からない
20%
30%
40%
50%
60%
当事者団体(同じ障害がある仲間)
区役所
現在通っている福祉施設(地域活動ホーム以外)
医療関係の人(主治医や看護師)
70%
80%
家族会
相談支援事業所
学校
地域ケアプラザ
90%
1%
4%
1%
総計
%
身体
0%
%
2% 114
8% 69
2% 16
199
どこに頼ったら良いか
分からない
%
6%
2%
2%
地域療育セン
ター
学校
100%
7,873
1,699
1,414
10,986
繋がり
問24 相談で困ったこと
相談したいことがまと 相談したが、満足でき
相談したい内容を受
相談するところに頼ろ
まらない(自分で何を るような回答ではな
け止めてもらえず、他
うと思わない(自分で 特に困ったことはない
話したら良いか分から かった(相談先の知識
の場所を紹介された
何とかしたい)
ない)
が不足している)
%
数
身体
知的
精神
合計
76
30
27
133
数
2%
3%
4%
333
208
177
718
%
8%
24%
25%
数
%
560
141
164
865
13%
16%
23%
数
%
365
29
58
452
数
無効
%
9% 2,411
3%
353
8%
223
2,987
数
57%
40%
31%
(空白)
%
26
9
4
39
1%
1%
1%
数
総計
%
435
111
60
606
4,206
881
713
5,800
10%
13%
8%
問24 相談で困ったこと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
相談したい内容を受け止めてもらえず、他の場所を紹介された
相談したが、満足できるような回答ではなかった(相談先の知識が不足している)
特に困ったことはない
60%
70%
80%
90%
100%
相談したいことがまとまらない(自分で何を話したら良いか分からない)
相談するところに頼ろうと思わない(自分で何とかしたい)
問25 障害福祉に関する情報の入手先(複数回答)
当事者団体(同じ
障害がある仲間)
友人
数
身体
知的
精神
合計
625
138
100
863
%
数
10%
9%
9%
425
110
77
612
%
7%
7%
7%
家族会
数
111
62
34
207
訓練会
%
2%
4%
3%
数
区役所
%
33
25
3
61
障害福祉のあん
ない
数
%
1% 1,551
2%
241
0%
293
2,085
24%
15%
26%
数
752
144
106
1,002
生活支援センター
数
%
69
36
59
164
1%
2%
5%
%
12%
9%
9%
学校
数
123
132
19
274
横浜市ホーム
ページ
%
数
555
34
48
637
9%
2%
4%
地域療育センター
%
2%
8%
2%
数
%
101
52
12
165
2%
3%
1%
現在通ってい
る福祉施設
相談支援事業所 地域活動ホーム
(地域活動
ホーム以外)
数
89
54
29
172
%
1%
3%
3%
地域ケアプラザ
数
351
23
22
396
数
83
78
19
180
%
数
6% 1,265
1%
187
2%
212
1,664
20%
12%
19%
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
当事者団体(同じ障害がある仲間)
区役所
相談支援事業所
生活支援センター
地域ケアプラザ
60%
70%
80%
家族会
障害福祉のあんない
地域活動ホーム
学校
どこからも入手していない
90%
総計
%
問25 障害福祉に関する情報の入手先
友人
訓練会
横浜市ホームページ
現在通っている福祉施設(地域活動ホーム以外)
地域療育センター
%
1% 201 3%
5% 241 15%
2% 86 8%
528
どこからも入手してい
ない
%
数
100%
6,334
1,557
1,119
9,010
問26 入手した情報の満足度
情報の種類や量
入手した情報だけ
が多すぎて、自分
もう少し情報がほ
では、どうすれば
に必要な情報を
特に不満はない しいと思うが、不
良いか分からな
見つけることがで
満ではない
い
きない
数
身体
知的
精神
合計
%
1,673
311
240
2,224
数
40%
35%
34%
%
888
169
137
1,194
数
21%
19%
19%
%
529
191
161
881
13%
22%
23%
数
%
206
36
52
294
無効
数
5%
4%
7%
(空白)
%
42
7
3
52
1%
1%
0%
数
総計
%
868
167
120
1,155
21%
19%
17%
4,206
881
713
5,800
問26 入手した情報の満足度
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
特に不満はない
入手した情報だけでは、どうすれば良いか分からない
70%
80%
90%
100%
もう少し情報がほしいと思うが、不満ではない
情報の種類や量が多すぎて、自分に必要な情報を見つけることができない
医療
問27 医療機関にかかっているか
通院している
数
身体
知的
精神
合計
往診を受けている
%
3,381
543
645
4,569
数
80%
62%
90%
%
165
36
5
206
4%
4%
1%
入院している
かかっていない
数
数
%
101
7
29
137
2%
1%
4%
無効
数
%
451
275
15
741
11%
31%
2%
(空白)
%
13
0
3
16
0%
0%
0%
数
総計
%
95
20
16
131
2%
2%
2%
4,206
881
713
5,800
問27 医療機関にかかっているか
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
通院している
40%
50%
往診を受けている
60%
入院している
70%
80%
90%
100%
80%
90%
100%
かかっていない
問28 主治医はいるか
いる
数
身体
知的
精神
合計
3,610
625
677
4,912
いない
%
数
86%
71%
95%
482
235
20
737
無効
%
数
11%
27%
3%
(空白)
%
4
0
1
5
0%
0%
0%
数
110
21
15
146
総計
%
3%
2%
2%
4,206
881
713
5,800
問28 主治医がいるか
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
いる
いない
60%
70%
問29 病院でこまったこと
自分が言いたいこと
が相手に伝わらない
数
身体
知的
精神
合計
自分の診察の順番が
待合室での居場所が
移動する手段がなく、
きたこと(呼ばれたこと 治療の説明が良くわ
障害特性を理解して 話をきちんと聞いても
病院に行きたくても、
ない、または、待合室
病院に行くことができ
が)がわからない、ま
もらえない
らえない
からない
外に出られない
に居づらい
ない
たは、後回しにされる
%
533
232
203
968
数
13%
26%
28%
115
35
16
166
%
数
3%
4%
2%
160
15
55
230
%
4%
2%
8%
数
%
280
116
75
471
7%
13%
11%
数
%
178
9
17
204
数
4%
1%
2%
%
295
133
70
498
7%
15%
10%
数
%
134
14
11
159
3%
2%
2%
数
%
79
6
37
122
数
2%
1%
5%
%
221
72
12
305
数
数
総計
%
1,866
220
192
2,278
44%
25%
27%
問29 病院にいく(いる)時で、困ったこと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
障害特性を理解してもらえない
話をきちんと聞いてもらえない
待合室での居場所がない、または、待合室に居づらい
自分の診察の順番がきたこと(呼ばれたことが)がわからない、または、後回しにされる
治療の説明が良くわからない
移動する手段がなく、病院に行くことができない
病院に行きたくても、外に出られない
100%
病院にはいかない
問30 自宅にいて困ること
訪問看護など、在 在宅で利用できる
薬の管理ができ
自分の病気につ 家族・知り合いな
宅で利用できる サービスなどの利
ない(薬をきちん
いて、相談できる どが障害のことを
サービスが使い 用の仕方がわか
と飲めない など)
ところがない
理解してくれない
づらい
らない
数
身体
知的
精神
合計
134
101
55
290
%
数
3%
11%
8%
90
26
10
126
%
2%
3%
1%
数
226
44
38
308
%
5%
5%
5%
数
%
202
30
90
322
5%
3%
13%
数
%
137
26
107
270
特にない
数
%
3% 2,990
3%
541
15%
343
3,874
71%
61%
48%
無効
数
30
6
7
43
(空白)
%
1%
1%
1%
数
397
107
63
567
総計
%
4,206
881
713
5,800
9%
12%
9%
問30 自宅にいて困ること
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
薬の管理ができない(薬をきちんと飲めない など)
40%
50%
60%
70%
80%
90%
訪問看護など、在宅で利用できるサービスが使いづらい
在宅で利用できるサービスなどの利用の仕方がわからない
自分の病気について、相談できるところがない
家族・知り合いなどが障害のことを理解してくれない
特にない
%
5% 345
8% 29
2% 25
399
(空白)
自分が言いたいことが相手に伝わらない
無効
病院にはいかない
100%
4,206
881
713
5,800
8%
3%
4%
問31 病院での生活が長い理由
治療の継続が必
要
数
身体
知的
精神
合計
222
21
52
295
%
帰る家がない
数
55%
41%
60%
%
4
1
3
8
退院したあと、施
設やグループ 情報がないため、
退院したいが協
力してくれる人が ホームでの暮らし 退院するイメージ
を考えているが、
いない
がわかない
空きがない
数
1%
2%
3%
%
5
0
4
9
1%
0%
5%
数
%
12
0
1
13
3%
0%
1%
数
わからない
%
11
1
1
13
数
3%
2%
1%
64
14
16
94
%
16%
27%
19%
無効
数
総計
%
83
14
9
106
401
51
86
538
21%
27%
10%
問31 病院での生活が長い理由
身体
知的
精神
0%
10%
20%
治療の継続が必要
退院したいが協力してくれる人がいない
情報がないため、退院するイメージがわかない
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
80%
90%
80%
90%
100%
帰る家がない
退院したあと、施設やグループホームでの暮らしを考えているが、空きがない
わからない
問32 健康でこころがけていること(複数回答)
健康診断をうけて
いる
数
身体
知的
精神
合計
1,860
454
211
2,525
%
運動をしている
数
25% 1,367
27%
264
17%
191
1,822
%
18%
16%
15%
家にくる看護師な
食事をする時間
どから、健康につ
や回数に気を付
いて、アドバイス
けている
をもらっている
数
%
283
48
26
357
数
%
4% 1,365
3%
333
2%
274
1,972
寝る時間をたくさ
んとったり、身体 特に何もしていな
を休めるようにし
い
ている
数
%
18% 1,985
20%
428
22%
436
2,849
数
26%
26%
34%
729
129
135
993
総計
%
10%
8%
11%
7,589
1,656
1,273
10,518
問32 健康で心掛けていること
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
健康診断をうけている
家にくる看護師などから、健康について、アドバイスをもらっている
寝る時間をたくさんとったり、身体を休めるようにしている
60%
70%
運動をしている
食事をする時間や回数に気を付けている
特に何もしていない
100%
防災
問33 災害時への備え(複数回答)
障害状況により、 家族や支援してく
自分の避難先(地 災害時の水や食
必要な装具・補装 れる人と災害時 防災訓練に参加 特に何もしていな
域防災拠点など) 料を準備をしてい
具・薬などを準備 の対応について、
している
い
を確認している
る
している
話をしている
数
身体
知的
精神
合計
1,826
348
251
2,425
%
数
25% 1,821
23%
331
23%
216
2,368
%
数
25% 1,072
22%
121
20%
138
1,331
%
15%
8%
12%
数
%
781
221
116
1,118
11%
15%
10%
数
%
488
231
90
809
数
7% 1,338
15%
245
8%
295
1,878
総計
%
18%
16%
27%
7,326
1,497
1,106
9,929
問33 災害時への備え
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
自分の避難先(地域防災拠点など)を確認している
障害状況により、必要な装具・補装具・薬などを準備している
防災訓練に参加している
50%
60%
70%
災害時の水や食料を準備をしている
家族や支援してくれる人と災害時の対応について、話をしている
特に何もしていない
100%
問34 避難場所での不安
避難場所で周り
避難場所の設備 避難場所の人が 情報がきちんと障
の人や知らない
避難場所まで一
が障害に配慮さ 自分の障害を理 害者にも入ってく
人とうまく過ごせ
人でいかれるか
れているか
解してくれるか
るか
るか
身体
知的
精神
合計
717
310
296
1,323
17%
35%
42%
698
37
12
747
17%
4%
2%
602
184
135
921
14%
21%
19%
463
85
68
616
11% 1,106
10%
167
10%
126
1,399
26%
19%
18%
無効
102
16
10
128
総計
(空白)
2%
2%
1%
518
82
66
666
12%
9%
9%
4,206
881
713
5,800
問34 避難場所について不安なこと
身体
知的
精神
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
避難場所で周りの人や知らない人とうまく過ごせるか
避難場所の設備が障害に配慮されているか
情報がきちんと障害者にも入ってくるか
避難場所まで一人でいかれるか
最後の自由回答については、現在集計中です。
70%
80%
90%
100%
避難場所の人が自分の障害を理解してくれるか
障害者施策検討部会でのご意見
1 全体の構成について
(1)構成イメージⅡについて
・将来にわたるあんしん施策については、内容を引き継いでほしい。できれば同じ内容で、章立てを
してほしい。
(2)構成イメージⅢの基本目標について
・基本目標3に「あそび」とあるが、この言葉に抵抗がある。「楽しみ」とか「余暇」に言い換えた
ほうがいいのではないか。
・社会貢献の概念を、基本目標の2か3に入れてほしい。
(3)その他
・計画の具体的中身が分かりにくい。
・年金や所得補償などが、将来を考えるうえで大事になってくる。この部分についても、書いてほし
い。
・地域移行という言葉は、専門用語なので、「施設から在宅へ」や「病院から在宅へ」などと、具体
的に記載したほうがよいのではないか。
2 計画の方向性について
(1)策定の視点について
・資料「横浜市障害者プラン(第3期)策定について」の2の「構成イメージ(案)等について」の
策定の視点に、
「行政計画の色を薄め、…わかりやすく」とあるが、プランはあくまでも行政計画。
市が当事者の目線で作るということについては、疑問。
市が行った当事者アンケート等から、当事者目線で語ることができると思うことが、そもそも間違
っている。
市がするべきことは、行政計画を、いかにわかりやすく当事者に伝えるということだと思う。
・「策定の視点」については、もう少し表記の仕方を考えた方がよい。
(2)基本目標について
・構成イメージⅢの基本目標は「みんないっしょに」がキーワードだと思うが、「いっしょに」とい
う言葉が心配。今は「ひとりひとり」個別に取り組む時代である。「みんないっしょに」という書
き方となるのは違うと思う。「共生」と「いっしょ」は違うと思う。
・「いっしょ」の定義を考える必要がある。
・基本目標の中に記載してあるが、当事者目線で「できることには精いっぱい取り組む」ことを、行
政プランとして本人に押し付けることは違うと思う。
・
「できることは精いっぱい」という言葉尻をとらえる必要はない。
「笑顔をつくることが精いっぱい
の人が、笑顔をつくる。
」それだけでもそれはそれでいいと思う。
横浜市障害者プラン(第3期)策定について
1 第3期の方向性について
横浜市は、障害者プラン(以下、「プラン」という)第1期・第2期ともに、次の4つのめざす社会を掲げ
て、重点施策をはじめとする各施策を推進してきました。
第3期プランでは、これまで掲げてきた4つのめざす社会の実現にむけて、施策展開を進めていき
ます。
2 構成イメージ(案)等について
障害福祉の現状や方向性について、障害のある方やご家族だけでなく、広く全体に示すこと
により、市民全体にプランが浸透し、障害のある方にとって横浜がさらに住みやすい街になる
よう、次の視点を踏まえた構成イメージ(案)としています。
【策定の視点】
●当事者としての視点・目線で、分かりやすくイメージしやすい計画としていく。
●計画の基本である、「現状・課題・今後の方向性」を分かりやすく示していく。
(1) 構成イメージ(案)
別紙1をご参照ください。
(2) 障害福祉計画の取扱い
第2期プランでは、障害者計画を施策・事業の方向性、障害福祉計画を法定サービスの数
値目標として、それぞれ別の章としています。
しかし、内容に繋がりが深い部分が多いため、プラン(第3期)については、より一体的
な構成としていきたいと考えています。
3 今後のスケジュール
3月
4月
5月
5月末
7月
9月頃
11 月
障害者施策検討部会、障害者施策推進協議会
横浜市庁内連絡会(関係課長会)
障害者施策検討部会
素案策定(予定)
市民意見募集を実施
障害者施策検討部会、障害者施策推進協議会
原案策定(予定)
障害者の移動支援施策再構築関連事業の現状について
障害者の移動支援施策再構築につきましては、25 年4月に「ガイドヘルプ事業」及び
「ガイドボランティア事業」、10 月に「福祉特別乗車券」及び「福祉タクシー利用券」の
改正を行いましたので、改正後の各制度の現状を報告します。
1
福祉特別乗車券(10 月1日改正)
1月末時点
(1)総交付者数
・総交付者数
51,537 人(想定:年度末時点約 53,500 人)
(2)対象拡大した軽度知的障害児・者(愛の手帳B2所持者)への交付状況
・交付者数
5,132 人(想定:年度末時点約 5,000 人)
・制度改正後の総交付者数については、引き続き年度末までに一定の方が乗車券を取得することが見込ま
れ、概ね想定に近い人数となりました。
・対象拡大した軽度知的障害児・者の交付者数については、想定を超えており、利用のニーズに応えるこ
とができました。
2
福祉タクシー利用券(10 月1日改正)
1月末時点
(1)総交付冊数
・総交付冊数
17,719 冊(想定:年度末時点約 18,000 冊)
※1冊:84 枚×500 円
(2)対象拡大した精神障害者保健福祉手帳1級所持者への交付状況
・交付者数
711 人(想定:年度末時点約 500 人)
(3)1か月に7枚の利用枚数制限の撤廃による利用状況
・月あたり利用枚数
10 月~1 月の平均 5.29 枚 <前年度平均より 2.27 枚増>
(想定:月平均 3.27 枚 <前年度平均より 0.25 枚増>)
(4)経過措置対象者への交付終了状況(16 年度以前に、タクシー券交付に該当する身障手帳を 65 歳以上で取得した方)
・交付終了者数
1,892 人(想定:約 3,000 人) ※死亡・転出等を含めた精査の結果、約 1,000 人減
・対象拡大した精神手帳1級所持者の交付者数については、福祉特別乗車券からの移行もあり、想定を超
えており、タクシー利用のニーズに応えることができました。
・利用枚数制限の撤廃については、月あたりの利用枚数が増え、使いやすさが向上していると考えられま
すが、4か月だけの状況であるため、引き続き利用実績の推移を見守っていきます。
1
3
ガイドヘルプ事業(4月1日改正)
(1)新設した通学通所支援の利用状況等
・12 月の利用者数
通学 146 人、通所 180 人 ※支給決定者数 :通学 302 人、通所 284 人
・2 月1日時点の通学通所支援登録事業所数
移動支援事業所 481 所のうち、258 所
(2)48 時間から 30 時間への支給決定基準の見直しに伴う状況
・4~12 月末までの支給決定更新者のうち、30 時間超の支給量での支給決定者数・割合
支給決定更新者 6,023 人のうち、527 人(8.7%)
・月あたりの平均利用時間
12 月は 13.47 時間 <前年 12 月より 1.5 時間減>
・新設した通学通所支援については、利用者数は増加傾向にある一方で、支給決定者数との差が生じてお
り、一因として、利用時間帯の集中等に伴うヘルパー不足が考えられます。
・支給決定基準の見直しについては、前年同時期の 30 時間超の利用者が全体の約 1 割であったことに対
し、見直し後の制度適用となった方で 30 時間超の決定となった方が約 1 割と、必要な方への支給が一
定程度行われています。
4
ガイドボランティア事業(4月1日改正) 12 月末時点
(1)制度改正後の利用状況
・総利用回数
42,105 回[うち、集団見守り 5,320 回]
(前年同時期のガイドボランティア総利用回数 38,051 回)
(2)制度改正後の登録者状況
・ガイドボランティア登録者数
1,096 人(前年同時期:1,088 人)
・利用登録者数
956 人(前年同時期:1,015 人)
・現段階では、前年と比べ利用状況や登録者状況はほぼ横ばいであり、制度利用及びガイドボランティア
確保に向けた働きかけを、引き続き行っていきます。
2
資料4
平成 25 年度
1
障害者施策推進協議会部会活動報告
障害者施策検討部会
1
設置目的
障害者施策検討部会は、横浜市の障害者福祉に関わる重要な施策及び事業に
ついて障害者施策推進協議会での審議を円滑に進行するために、案件の具体的
な検討を行うことを目的として設置します。
2
委員
委員数
14名
[構成]当事者
家族等
障害福祉事業者
学識経験者
≪委員名(H26.3.1 時点)≫
部会長
3
4名
2名
5名
3名
※会長以下
五十音順
渡部 匡隆
横浜国立大学教育人間科学部特別支援教育講座教授
斉藤 達之 (社福)大樹 つるみ活動ホーム幹所長
坂田 信子
横浜市心身障害児者を守る会連盟事務局長
櫻庭 孝子
(特非)横浜市精神障害者地域生活支援連合会
鈴木 敏彦
和泉短期大学児童福祉学科教授
須山 優江
横浜市中途失聴・難聴者協会副会長
瀬戸 ひとみ
神奈川県立横浜南養護学校
(社福)偕恵園 偕恵シグナル 施設長
多田 葉子
奈良崎 真弓
横浜市本人の会サンフラワー会長
平井
晃
(社団) 横浜市身体障害者団体連合会理事長
広田 和子
精神医療サバイバー
室津 滋樹
横浜市グループホーム連絡会会長
森
和雄
横浜市社会福祉協議会障害者支援センター担当理事
米倉 令二 (特非)横浜市精神障害者家族連合会理事長
平成 25 年度検討内容
第1回 平成 25 年 10 月 22 日(火)
【議題】
障害者プラン(第3期)策定について
【報告事項】
(1) 優先調達推進法施行に伴う調達方針の策定について
(2) 障害者虐待防止センターについて
(3) 移動支援施策再構築の現状について
第2回 平成 26 年1月 23 日(木)
【議題】
横浜市障害者プラン(第3期)について
【報告事項】
障害者の移動支援施策再構築関連事業の現状について
第3回 平成 26 年3月 13 日(木)
【議題】
横浜市障害者プラン(第3期)について
2
横浜市障害者後見的支援制度検証委員会
1
設置目的
横浜市障害者後見的支援制度検証委員会は、地域で安心して暮らすために必要
な身近な地域での見守りや本人の希望と目標に基づく生活のための支援等を行う
後見的支援制度を、その理念に基づき、円滑かつ効果的に機能させるため、制度
全体を検討することを目的として設置します。
2
委員
委員数
8名
[構成]
当事者
家族等
障害福祉事業者
学識経験者
≪委員名(H26.3.1 時点)≫
部会長
八島
金子
川島
酒井
坂田
瀧澤
敏昭
恵子
志保
正樹
信子
久美子
布留川 謙司
和田 千珠子
3
2名
2名
3名
1名
※会長以下
横浜市心身障害児者を守る会連盟
サポートセンター径 所長
弁護士
五十音順
代表幹事
横浜市社会福祉協議会横浜生活あんしんセンター
事務長
横浜市心身障害児者を守る会連盟 事務局長
横浜市社会福祉協議会障害者支援センター
統括あんしんマネジャー
旭区地域生活支援拠点ほっとぽっと ピアスタッフ
旭区地域生活支援拠点ほっとぽっと ピアスタッフ
平成 25 年度検討内容
第1回 平成 25 年 8 月 26 日(月)
【議題】
(1)障害者後見的支援制度実施状況について
(2)現場訪問感想
(3)その他
第2回 平成 26 年2月 17 日(月)
【議題】
(1)障害者後見的支援制度実施状況について
(2)現場訪問感想
(3)「後見的支援制度」の振り返りに付いて
(4)その他
3
発達障害検討委員会
1
設置目的
発達障害者支援法が施行されたことに伴い、市内の発達障害児・者について、
各ライフステージに対応する支援体制の整備を図り、発達障害児・者の福祉の
向上を図るため、横浜市障害者施策推進協議会運営要綱第5条に定める横浜市
障害者施策推進協議会の部会として横浜市発達障害検討委員会を設置。
2
委員
委員数
9
名
[構成]障害者やその家族
学識経験者
医療従事者
障害者の福祉に従事する者
障害者の就労支援に従事する者
≪委員名(H26.3.1 時点)≫
部会長
3
小川 浩
柏 淳
櫻井 美佳
高木 一江
平良 幸司
寺田 純一
永田 多加
長谷川 祐子
山崎 さやか
※会長以下
大妻女子大学
ハートクリニック横浜
横浜市発達障害者支援センター
小児療育相談センター
港北区生活支援センター
かながわ地域活動ホーム
にじの会
横浜市自閉症児・者親の会
神奈川障害者職業センター
平成 25 年度検討内容
第1回(第 29 回) 平成 25 年5月 20 日(月)
【議題】
(1) 委員紹介
(2) 今年度の検討委員会スケジュール
(3) 昨年度までの検討内容と今年度の事業展開
(4) 基礎研修の実施と応用研修について
(5) 連携会議について
(6) その他
【報告】
(1) 健康福祉局より
(2) こども青少年局より
2名
1名
2名
3名
1名
五十音順
第2回(第 30 回) 平成 25 年8月 19 日(月)
【議題】
(1) 「発達障害者の成人期の相談支援体制について」の修正について
(2) 発達障害相談基礎研修について
(3) 発達障害応用研修(仮)について
(4) 連携会議について
(5) 次年度の発達障害検討委員会について
(6) その他
【報告】
(1) 教育委員会事務局より
第3回(第 31 回) 平成 25 年 11 月 12 日(火)
【議題】
(1) 発達障害者相談基礎研修(第2回)の報告について
(2) 発達障害相談応用研修(仮)について
(3) 連携会議について
(4) 次年度以降の発達障害検討委員会について
(5) 次期障害者プランについて
(6) その他
【報告】
(1) 健康福祉局より
(2) こども青少年局より
(3) 教育委員会事務局より
第4回(第 32 回) 平成 26 年2月3日(月)
【議題】
(1) 特定相談日について
(2) 連携会議について
(3) 次期障害者プランについて
(4) 次年度以降の検討委員会について
(5) その他の確認事項について
【報告】
(1) 健康福祉局より
(2) 教育委員会事務局より
4
横浜市障害者就労支援推進会議
1
設置目的
横浜市内において、福祉・教育・労働・経営・行政等の各分野が連携し、障害
者の就労
支援基盤を強化し、地域による障害者の就労支援機能を向上させるため、横浜
市障害者就労支援推進会議を設置します。
2
委員
委員数
10名
[構成]学識経験者
障害者団体
教育
労働
就労支援機関
企業
医療
1名
2名
1名
1名
2名
2名
1名
≪委員名(H26.3.1 時点)≫ ※委員長以下 五十音順
委員長 松為 信雄
文京学院大学 教授
青栁 智夫
特定非営利活動法人横浜市精神障がい者就労支援事業会 理事長
青山 由美子 社会福祉法人横浜社会福祉協会
鶴見ワークトレーニングハウス 就労支援員
川口 信雄
横浜市立若葉台特別支援学校 教務主任
座間 康昭
横浜公共職業安定所雇用援助部門 主任雇用指導官
鈴木 和人
横浜中部就労支援センター長
医療法人誠心会 神奈川病院デイケアウエスト 作業療法士
髙水 祐子
田崎 久年
株式会社パイオニア企画 代表取締役
八島 敏昭
横浜市心身障害児者を守る会連盟代表幹事
山本 潤
神奈川県中小企業家同友会 事務局
3
平成 25 年度検討内容
第1回 平成 25 年7月2日(火)
【議題】
(1)障害者雇用好事例データベースについて
(2)障害者就労センターに対する点検及び評価の実施について
【報告】
(1)平成 25 年度予算概要について
(2)福祉職員を対象とした就業体験の実施について
(3)個別相談による企業支援セミナーの共催について
(4)第 10 回「働きたい!あなたのシンポジウム」の開催について
(5)精神障害のある人を対象としたアルバイト雇用について
(6)中小企業障害者雇用支援事業の実施について
第2回 平成 25 年 10 月7日(月)
【議題】
(1)横浜市障害者プラン作成に向けた検討について
【報告】
(1)障害者優先調達推進法施行に伴う調達方針の策定について
(2)中小企業障害者雇用支援事業の実施について
(3)精神障害のある人を対象としたアルバイト雇用について
(4)第 10 回「働きたい!あなたのシンポジウム」の開催について
(5)個別相談による企業支援セミナーの共催について
(6)福祉職員を対象とした就業体験の実施報告
第3回 平成 26 年2月 20 日(木)
【議題】
(1)障害者プラン及び中期計画について
(2)平成 26 年度事業実施内容について
【報告】
(1)平成 26 年度予算について
(2)第 10 回「働きたい!あなたのシンポジウム」の実施結果について
(3)「個別相談による企業支援セミナー」の実施結果について
(4)中小企業障害者雇用支援事業の活動状況報告について
(5)障害者就労支援センターに対する点検及び評価の実施結果について
(6)障害者就労支援センター利用者に対するアンケートの実施について
皆様のご意見をお待ちしています!
(平成 26 年3月 25 日(火)まで)
横浜市では、新たな中期計画を 26 年度に策定します。
今回の「新たな中期計画の基本的方向」を出発点として、多くの市民の皆様と議論を重ね、
オール横浜で未来の横浜を描いていきたいと考えています。
✴意見募集の内容✴
「新たな中期計画の基本的方向」へのご意見・ご提案を募集します。
いただいたご意見等は、今後の計画策定に向けて参考にさせていただきます。
ねらい
『誰もが安心と希望を実感でき、人も企業も輝く横浜』の実現を目指す
✴意見の提出方法✴
郵送、FAX、電子メールで、ご意見をお寄せください。
様式は特に定めていませんが、ご意見に関連する箇所が分かるようにご記入ください。
計画策定にあたっての基本認識
1 未来に向けて解決すべき課題
✴送付先✴
郵送:〒231-0017
横浜市中区港町1-1横浜市政策局政策課
東日本大震災を踏まえ、防災・減災の取組を強化する必要があるほか、生産年齢人口の減少や団
塊の世代の 75 歳超(2025 年)、都市インフラの老朽化等、未来に向けて解決すべき課題があります。
あて
FAX:045-663-4613
2 さらなる飛躍に向けたチャンス
電子メール:[email protected]
✴「新たな中期計画の基本的方向」の詳細については、ホームページをご覧ください✴
http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/chuki2014-/
様々な国家プロジェクト等により、横浜に視線が集まって
いるほか、2020 年オリンピック・パラリンピック東京大会や
羽田空港のさらなる国際化など、横浜が飛躍するチャンスが
あります。
解決すべき課題と飛躍への
チャンスがある「都市としての
大きな転換期」の中で、未来を
切りひらくために、これまでの
成果をいかすんだね。
3 これまで築き上げてきた成果
・「新たな中期計画」へのご意見である旨を明記してください。
・いただいたご意見の内容につきましては、個人情報を除いて公開する可能性があります。
また、個別の回答はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
取組姿勢
1 現場主義の徹底、おもてなしの精神
新たな中期計画の策定スケジュール
今回
既成概念の打破
3
1 『未来』 ~未来のまちづくり戦略を描き、目標を明確にする
基本的方向に対する
市民意見の募集・アンケートの実施等
3つの戦略ターゲットを設定します。
2017 年 戦略を着実に進める(計画最終年)
2020 年 世界に横浜を魅せる
(オリンピック・パラリンピックをいかす)
2025 年 戦略を仕上げる(戦略の目標年)
平成 26 年5月頃 素案の策定
具体的な目標や取組内容をお示しします。
広報よこはま
特別号
2
素案に対するパブリックコメントの実施等
平成 26 年9月頃 原案の策定
素案に対するご意見を反映させます。
編集・発行:横浜市 政策局 政策課
〒231-0017 横浜市中区港町 1 丁目 1 番地
TEL:045(671)4326
FAX:045(663)4613
ターゲットを設定する
ことで、目標が明確に
なるから、取り組む
内容も分かりやすく
なるね。
2 『創造』 ~オール横浜の力を結集し、新たな価値を創造する
オール横浜の知恵や力を結集し、不可能を可能にします。
・実現に民の発想や提案が不可欠な事業や
「新たな公民連携手法」を検討
・国内外の都市とのつながりの中で、市民や企業の皆様の
相互交流やビジネスチャンスを生み出し、新たな価値を創出
3 『進化』 ~変化に合わせ、柔軟に実現性を高め、常に進化する
平成 26 年1月
優先順位の明確化
計画の特徴
2025 年(平成 37 年)を見据えた骨太なまちづくりの戦略と次の4年間での取組を示します。
計画期間は4年間。2014 年度(平成 26 年度)~2017 年度(平成 29 年度)
平成 26 年1月 「新たな中期計画の基本的方向」
策定にあたっての考え方や骨子をお示ししています。
広報よこはま
3月号
これまでの4年間で築き上げてきた成功事例や、市民や企業の
皆様との信頼関係を土台として、未来の横浜への新たな第一歩を
踏み出します。
未来の目指すべき姿の実現のためには、社会経済状況の変化など
に対応していくことが必要であり、変化を柔軟に取り込み、進化し
ていくことのできる計画としていきます。
市民・企業・広域パートナー
など、様々な知恵と力が
あってこそ、横浜の未来が
ひらけるんだ。
『誰もが安心と希望を実感でき、人も企業も輝く横浜』の実現を目指して
~計画の構成と内容~
未来のまちづくり戦略(8つの重点テーマ)
:2025 年の目指すべき姿に向け、未来の横浜を切り拓く骨太な戦略
1
未来を担う人材づくり
安心して子どもを育てられる
よう、様々な支援に取り組むと
ともに、子どもや若者が自ら豊
かで幸せな生き方を切り拓ける
よう教育を充実させます。
さらに女性の就業等への支援
を加速し、
2
少子高齢化が進むなかでは、
女性・若者・シニアの活躍が
まちを元気にするんだね。
そのためにも市民一人ひとりの
健康づくりが重要になるね。
を目指します。
5
都心臨海部の再生・機能強化
従来の都心臨海部(横浜駅周
辺、みなとみらい21、関内・関外)
に、東神奈川臨海部や山下ふ頭
周辺を加え、快適で魅力的なま
ちづくりや文化芸術創造都市の
推進、観光・MICE振興により、
市民・企業・行政が一体となり、
市民一人ひとりが自分にあっ
た健康づくりやスポーツを楽し
み、地域で交流し、自立した生
活を送ることができる社会に向
けて、
「健康」を軸とした新たな
まちづくりを進め、民間企業や
市民団体と協働し、健康・予防
を重視した取組により、
を目指します。
6
横浜の顔である美しい港や、
緑あふれる住宅地など、
地域の特色をいかして、
世界中から人や企業が集まる
まち、暮らしたいと思われる
まちになるといいな。
を目指します。
370 万人の健康づくり
郊外部の再生・活性化
誰もが安全・安心で快適な暮
らしができるよう、大規模団地
の再生を起点とした郊外住宅地
の再生、駅及び駅周辺の機能強
化や大規模土地利用転換の機会
などをとらえた戦略的な土地利
用誘導などにより、
を目
指します。
3
横浜経済の成長・発展
中小企業に対する基礎的支援
を充実しつつ、
「経済成長分野育
成ビジョン(仮称)」に掲げる分
野の育成・強化などにより、様々
な産業のさらなる成長・発展を
促すことで、新たな雇用を創出
し、将来にわたり、
を
目指します。
4 未来への環境と都市農業の推進
豊かな暮らしのためには、
中小企業を含め、元気な横浜経済
でなければいけないね。
水・みどり、身近にある農など、
豊かな環境を将来に
引き継いでいくことも大切だね。
を推進します。
ブランド力向上や担い手支援
等、時代の変化に適応した持続
できる
します。
7 持続可能な都市インフラの構築
経済成長や市民生活の安全・
安心を支えるため、国際都市と
しての都市基盤や国際コンテナ
戦略港湾としての先進的な施設
の整備、ICT技術を活用した
効率的・効果的な保全・更新等、
戦略的に都市インフラを構築す
ることで、
を目指します。
エネルギーの効率的な活用、
未利用エネルギーの導入促進や
水・みどりを実感できる場の創
出など、環境未来都市として、
8 災害に強い安全・安心なまちづくり
都市の骨格となる道路や鉄道を
つくっていくと同時に、
災害に負けないよう防災・減災に
取り組んでいくことが、
未来のまちづくりの土台に
なるんだね。
市民の生命・財産を守り、安
全・安心を実感できるよう、未
来の横浜を支える基盤づくりと
して、災害に強い「人づくり」
「地域づくり」
「まちづくり」を
柱としながら、防災・減災に係
る様々な施策を着実に推進さ
せ、
を目指します。
基本政策(36施策)
:計画期間の4年間における主な政策の方向性
・女性が働きやすい環境づくり
・子ども・子育て支援
・きめ細かな教育の推進
・児童虐待・DV被害の防止
・シニアが活躍できる場の拡充
など………………女性・子ども・若者・シニアの支援
・災害に強いまちづくり
・高齢者福祉の充実
・障害児・者福祉の充実
・健康づくりの推進
・スポーツの振興
・中小企業支援
・経済成長分野の育成・強化
・グローバル都市横浜の実現
・海外インフラビジネス支援
・観光・MICE、文化・芸術の推進
など………………………………横浜経済の活性化
など…………………………市民生活の安心・充実
・都心部の機能強化
・総合港湾づくり
・郊外部のまちづくり
・都市農業の展開
・環境・エネルギー
など…………………………都市機能・環境の充実
行財政運営:政策を進めるにあたっての土台となる、持続可能な行財政運営の取組
1
行政運営
市民の皆様の信頼に応えながら、必要な施策を推進するため、現場重視の考え方のもと、徹底した事務事業
の見直しや外郭団体改革の徹底、市役所のチーム力を高める人材育成など、
に取り組みます。
また、市民サービスのさらなる向上に向け、市民目線に立った行政サービスの提供や公民連携のさらなる
推進など、
に取り組みます。
2
財政運営
施策の推進と財政の健全性を両立し、持続可能な財政運営を維持していくために、中期的な視点から財政運
営をとらえ、将来世代へ過度な負担を残さないよう、
などに引
き続き取り組みます。
また、市税収入の安定的確保をはじめとした
や
、
などに取り組んでいきます。
新たな中期計画の基本的方向
平成 26 年1月
横浜市
はじめに
~横浜の未来を切り拓く、新たな中期計画を策定します~
本市では、今後の市政の羅針盤となる、向こう4か年の新たな中期計
画を、26 年度、策定いたします。
このたび、そのスタートとなる「新たな中期計画の基本的方向」をと
りまとめました。市民の皆様に最も近い基礎自治体として、暮らしに寄
り添い、いかに幸せをお届けするか。そして街の賑わいを生み出し、い
かに横浜経済を活性化させるかを、市役所全体で考え議論を重ねました。
今後、多くの市民の皆様からご意見・ご提案をいただき、横浜の未来
を切り拓く計画にしていきたいと考えています。
本市は、
「東アジア文化都市」2014 年開催都市、
「グローバルMICE
戦略都市」に選定されており、
「環境未来都市」をはじめとする数々の国
家プロジェクトも進んでいます。2020 年オリンピック・パラリンピック
東京大会の開催決定も、さらなる飛躍に向けたチャンスです。一方で、
少子高齢化の進展による生産年齢人口の減少や、都市インフラの老朽化
など、乗り越えなければならない課題が山積しています。
誰もが安心と希望を実感でき、人も企業も輝くことのできる横浜を目
指し、この「基本的方向」をもとに、市民の皆様と一緒に考え、議論し
ていきます。これまで、
「おもてなしの行政サービス」や「現場主義」を
徹底し、築き上げてきた市民の皆様との信頼関係を礎に、骨太なまちづ
くりの戦略をしっかりと描き、横浜の明るい未来に向けて、積極果敢に
チャレンジしていきます。
ご一緒に未来の横浜を創り上げてまいりましょう。
平成 26 年1月 30 日
目次
はじめに
第1章 新たな中期計画の策定にあたって__________________
2
第2章 未来のまちづくり戦略__________________________
1 重点課題とその対応
2 戦略検討における重点テーマ一覧
3 各重点テーマのねらいと主要政策分野
6
第3章 基本政策________________________________ 14
第4章 行財政運営_______________________________ 24
1 行政運営
2 財政運営
新たな大都市制度「特別自治市」の実現を目指して _____________ 28
1
第1章
新たな中期計画の策定にあたって
第1章 新たな中期計画の策定にあたって
1 ねらい
『誰もが安心と希望を実感でき、人も企業も輝く横浜』の実現を目指す
2 計画策定にあたっての基本認識
横浜には、
「未来に向けて解決すべき課題」や「さらなる飛躍に向けたチャンス」などがあり、
今まさに都市としての大きな転換期を迎えています。こうした中で、未来を切り拓いていくため、
これまで築き上げてきた成功事例などを積極的にいかしていきます。
(1) 未来に向けて解決すべき課題
東日本大震災を踏まえ、強靭な防災・減災都市に向けた取組を強化していくとともに、少子
高齢化の進展による生産年齢人口の減少や、都市インフラ・住宅ストックの老朽化等、未来を
見据えた時、解決しなければならない課題に立ち向かいチャレンジしていくためには、「あら
ゆる世代のポテンシャルの発揮」や「時代の変化に対応した都市への再生」が必要となります。
また、大都市特有の課題を解決し、
「人も企業も輝く横浜」に向けて、新たな大都市制度「特
別自治市」の実現が不可欠です。制度実現に向けた取組を強力に推進する必要があります。
少子高齢化、生産年齢人口の減少
都市インフラ・住宅ストックの老朽化
・本市人口が減少 (推計)(2019 年)
・団塊の世代が 75 歳超(2025 年)
・道路や上下水道の約8割が築 40 年以上(2030 年)
・全住宅の約半数が築 40 年以上(2030 年)
自然災害への対応、環境・エネルギー問題、郊外部の活力低下の懸念、
グローバル化の進展、行政課題の広域化・多様化
(2)
さらなる飛躍に向けたチャンス
横浜が飛躍するチャンスを最大限に活用しながら計画を推進していきます。
・国の成長戦略(国家戦略特区)
・首都圏の活力(2020 年オリンピック・パラリンピック東京大会(※)、
羽田空港のさらなる国際化、中央新幹線(リニア)(2027 年)、広域道路網整備 )
)
・横浜への視線(環境未来都市、東アジア文化都市、グローバルMICE戦略都市)
※2020 年オリンピック・パラリンピック東京大会については、以下、オリンピック・パラリンピックとします。
(3)
これまで築き上げてきた成果
基本構想の目標年次である 2025 年に向けて、これまでの4年間で築き上げてきた成功事例や
市民や企業の皆様との信頼関係を土台として、未来の横浜への新たな第一歩を踏み出します。
3 取組姿勢
計画の策定と推進にあたり、3つの視点を重視していきます。
(1)
現場主義の徹底、おもてなしの精神
あらゆる方々と対話を重ねスピード感を重視するとともに、市民生活に寄り添った行政サー
ビスの一層の充実と強化を図っていきます。
(2)
既成概念の打破
前例にとらわれることのないあらゆる手法を投入していくことにより、様々な課題解決の成
功モデルを生み出し、国内外に発信していきます。
(3)
優先順位の明確化
未来のまちづくり戦略に設定する各ターゲットや厳しい財政状況などを踏まえ、政策や事業
2
第1章
新たな中期計画の策定にあたって
の優先順位を明確にしながら、各戦略・施策を推進していきます。
4 計画の構成
計画期間は4年間、2014 年度(平成 26 年度)から 2017 年度(平成 29 年度)までとします。
構成については次のとおりです。
(1)
2025 年の目指すべき姿に向け、未来の横浜を切り拓く骨太な戦略を示す
(2)
計画期間の4年間における主要な政策分野の施策の方向性・取組を示す
(3)
政策を進めるにあたっての土台となる、持続可能な行財政運営の取組を合わせて示す
計画の構成
未来のまちづくり戦略
8つの重点テーマ
2025 年(平成 37 年)の目指すべき姿に向け、未来の横浜を切り拓く骨太な戦略
基本政策
36 施策
計画期間の4年間における主要な政策分野の施策の方向性・取組
行財政運営
政策を進めるにあたっての土台となる、持続可能な行財政運営の取組
『誰もが安心と希望を実感でき、人も企業も輝く横浜』
3
第1章
新たな中期計画の策定にあたって
5 計画の特徴
(1) 『未
未来』 ~未来のまちづくり戦略を描き、目標を明確にする
○2050 年頃の未来を見据えたうえで、2025 年を目標年度とする戦略を描きます。
○3つの戦略ターゲットを設定します。
【ターゲット1 2017 年(平成 29 年)】
戦略を着実に進める(計画最終年)
戦略のスタートとなる新たな中期計画において戦略を着実に進めるためのターゲット
【ターゲット2 2020 年(平成 32 年)】
世界に横浜を魅せる(オリンピック・パラリンピックを最大限にいかす)
世界に横浜のまちや、先進的な取組を発信していくためのターゲット
【ターゲット3 2025 年(平成 37 年)】
戦略を仕上げる(戦略の目標年)
戦略を総仕上げするためのターゲット
○各戦略を実現するために重点的に取り組む政策を記載します。
(2) 『創造』 ~オール横浜の力を結集し、新たな価値を創造する
○さらなる高みの実現を目指していくために、行政だけでなくオール横浜の知恵や力を結集し、
不可能を可能にしていきます。
○目標の達成に向け、実現に民の発想や提案が不可欠な事業や「新たな公民連携手法」を検討
していきます。
○グローバル化の進展や人口減少社会への移行などを踏まえ、国内外の都市とのつながりの中
で、新たなマーケットの獲得など、市民や企業の皆様の相互交流やビジネスチャンスを生み
出すことにより、国際都市横浜らしい新たな価値を創出していきます。
(3) 『進化』 ~変化に合わせ、柔軟に実現性を高め、常に進化する
○未来の目指すべき姿の実現のためには、社会経済状況の変化などに対応していくことが必
要であり、変化を柔軟に取り込み、進化していくことのできる計画としていきます。
○成果にこだわり、より機能する2つのPDCAサイクルを導入します。
戦略のPDCA
:ターゲット到達時点で戦略をブラッシュアップ
基本政策のPDCA:毎年度の施策推進や予算編成に反映
4
第1章
5
新たな中期計画の策定にあたって
第2章 未来のまちづくり戦略
第2章 未来のまちづくり戦略
1 重点課題とその対応
横浜の未来を考える時の大きな課題とその対応について、
「人口構成バランスの高齢化へのスラ
イド」と「都市環境の大きな変化」の2つの視点から整理しました。
(1)
人口構成バランスが高齢化へスライドすることへの対応 (参考:図1)
○少子化、生産年齢人口の減少
生産年齢人口の減少や、消費の縮小などが見込まれる中で、活力ある都市を実現していく
ためには、子育て環境の整備をはじめ、未来を担う若者の育成や女性がいきいきと活躍でき
る環境づくり、シニア世代の豊富な経験やスキルが発揮される場の創出が必要となります。
○超高齢化、健康寿命の延伸
さらなる高齢化の進展や要介護者数の増加から、福祉や医療サービスなどの需要増大が見
込まれる中、健康で自立した生活を送り、ポテンシャルを発揮していく基礎となる健康づく
りに高齢者だけでなく、あらゆる世代が取り組める社会づくりが必要となります。
(2)
都市の環境が大きく変化することへの対応 (参考:図2)
○グローバル化の進展、産業構造の変化
グローバル化の進展や産業構造の変化への対応として、国内外からの企業誘致を促進して
いくとともに、市内企業が「健康・医療」や「環境・エネルギー」などの新たな成長・発展
分野を軸として、国内外において元気に活躍できる仕掛けづくりが必要となります。
また、横浜が海に接して発展してきた地理的特性を踏まえ、昨今の海洋に関する企業や大
学等での先進的分野の取組を、横浜の強みとしていかしていく必要があります。
○都市間競争の激化、都市の活力低下
都市間競争の激化や広域的な交通ネットワークが変化する中で、人や企業から選ばれる都
市となるよう、国際都市横浜の顔である都心臨海部の機能を強化するとともに、文化芸術や
観光・MICEなどの振興により、企業誘致や観光誘客の促進を図る必要があります。
また、郊外住宅地や大規模団地の老朽化など、活力の低下が懸念される郊外部においては、
地域の特性をいかしながら民間事業者との連携などにより、時代の変化に柔軟に対応し、安
心して快適に暮らすことのできるまちへと再生していくことが必要となります。
○都市インフラの老朽化
人口急増期に集中して整備してきた都市インフラが老朽化を迎えることや、社会の変化に
より新たな機能が求められている中で、都市の持続的な発展のために、骨格となる都市イン
フラの効率的・効果的な保全・更新や、未来に向けた整備が必要となります。
○自然災害への備え、エネルギー問題
東日本大震災などにより災害に対する意識や、省エネルギー、再生可能エネルギーの重要
性が高まっていることを踏まえ、都市の防災機能の強化などにより未来への備えを万全にし
ていくことや、低炭素なまちづくりを推進していくことが必要となります。
○戦略的・計画的な土地利用
横浜が将来にわたり持続的に発展していくためには、良質な緑地や農地といった都市環境を
守りつつ、市域のバランスある発展に配慮しながら、メリハリのある土地利用を図る必要があ
ります。特に、市街化調整区域の中でも、鉄道駅周辺や高速道路インターチェンジ周辺におい
ては、今後整備される都市インフラを考慮しながら、適切な土地利用誘導が必要です。
6
第2章
図1
未来のまちづくり戦略
人口構成バランスが高齢化へスライドすることへの対応(政策投入の方向性)
7
第2章 未来のまちづくり戦略
図2
都市の環境が大きく変化することへの対応(政策投入の方向性)
りょくか
緑の 10 大拠点と都心臨海部の「緑花」
大規模団地と持続可能な住宅地モデル地区
広域的な交通ネットワークと都心臨海部の機能強化、成長発展分野の主な強化エリア
8
延焼危険度の高い地域における地震火災対策
第2章
未来のまちづくり戦略
2 戦略検討における重点テーマ一覧
1 未来を担う人材づくり
ねらい
ねらい
女性が活躍でき、子どもが健やかに育ち、若者が自立できる
2 370 万人の健康づくり
ねらい
ねらい
370 万市民と 12 万事業所で「健康寿命日本一」を実現する
3 横浜経済の成長・発展
ねらい
ねらい
活力ある経済が豊かさを生み出す
4 未来への環境と都市農業の推進
ねらい
ねらい
エネルギーが循環し、水・みどり・農が身近に感じられる
5 都心臨海部の再生・機能強化
ねらい
ねらい
世界中の人々を惹きつける魅力を創出する
6 郊外部の再生・活性化
ねらい
ねらい
住みたい、住み続けたいと思えるまちをつくる
7 持続可能な都市インフラの構築
ねらい
ねらい
横浜経済や市民生活を支える強固な骨格を備える
8 災害に強い安全・安心なまちづくり
ねらい
ねらい
強靭な防災・減災機能を備える
9
第2章
未来のまちづくり戦略
3 各重点テーマのねらいと主要政策分野
1 未来を担う人材づくり
ねらい
~女性が活躍でき、子どもが健やかに育ち、若者が自立できる~
全ての子育て家庭が安心して子どもを育てることができるよう、様々な支援に取り組むととも
に、子どもや若者が自ら豊かで幸せな生き方を切り拓けるよう教育を充実させます。さらに女性
の就業等への支援を加速し、女性や子ども、若者の力が存分に発揮できる社会を目指します。
◆切れ目のない子ども・子育て支援
保育所待機児童ゼロの継続や、小学校入学に伴い直面するいわゆる「小 1 の壁」をなくすため、
留守家庭児童の放課後の居場所を充実します。また、27 年度施行予定の子ども・子育て支援新制
度も踏まえ、多様なニーズに対応した総合的な子育て支援に取り組みます。
◆次代を担う「子ども・若者」の育成・支援
たくましく生き抜く力を育む教育と若者の自立支援
子どもや若者が、将来の生き方や進路に夢と希望を持ち、社会的・職業的に自立することを目
指して、幼児期から小、中、高校までの発達段階に応じたキャリア教育や、若者の就労、自立に
向けた支援に取り組みます。また、生徒一人ひとりの個性を伸ばす中高一貫教育校の設置等、特
色ある高校づくりに取り組みます。さらに、英語・理数教育等の充実、留学支援、多文化理解の
促進等により、国際的な舞台で活躍できるグローバル人材の育成に取り組みます。
◆「女性」の活躍支援
日本一女性が働きやすい、働きがいのある都市の実現
女性起業家への支援の充実や、産学連携等による再就職支援、キャリア形成の機会の提供、女
性の就業継続に取り組む企業への支援など、女性が社会で活躍するための支援を強化し、日本一
女性が働きやすい、働きがいのある都市を目指します。
2 370万人の健康づくり
ねらい
~370 万市民と 12 万事業所で「健康寿命日本一」を実現する~
市民一人ひとりが自分にあった健康づくりやスポーツを楽しみ、地域で交流し、また自立した
生活を送ることができる社会に向け、
「健康」を軸とした新たなまちづくりを進め、民間企業や
市民団体と協働し、健康・予防を重視した取組により、「健康寿命日本一」を目指します。
◆活力ある横浜を創る健康づくり
新たな健康施策を、経済の分野などとも連携して幅広く展開し、全市民が健康づくりに取り組
むまちづくりを進めます。よこはまウォーキングポイント事業の実施や健康医療情報の活用、身
近な地域でのスポーツや文化芸術等を通じた健康・生きがいづくりの推進、歩行空間等の整備検
討を進めます。また、生活に困難を抱える方々に対する健康向上・経済的自立への支援や、シニ
ア層を中心とした多世代にわたる就労・社会参加の場づくりに取り組みます。さらに、民間企業
等との連携による新たな健康関連サービスの創出を図ります。
◆最先端医療の実用化と支える医療の充実
iPS細胞実用化拠点の形成で再生医療の可能性を実現につなげ、また市民病院の再整備な
ど、医療水準の向上や医療機能の充実を図ります。あわせて、在宅における医療と介護の連携の
推進などにより、市民が安心できる環境の強化に取り組みます。
◆「シニア」パワーの発揮
シニアの活躍による活力ある地域社会の実現
気軽に地域貢献ができる仕組みや、就業に関する機会や情報の提供機能などにより、高齢者の
活動の場を広げ、地域や企業等において、横浜の元気づくりの主役として、また多様な働き手と
しても活躍することで、生涯現役社会を実現します。
10
第2章 未来のまちづくり戦略
3 横浜経済の成長・発展
ねらい
~活力ある経済が豊かさを生み出す~
中小企業に対する基礎的支援を充実しつつ、
「経済成長分野育成ビジョン(仮称)
」に掲げる分
野の育成・強化などにより、様々な産業のさらなる成長・発展を促すことで、新たな雇用を創出
し、将来にわたり、豊かさを生み出す活力あふれる横浜経済を目指します。
◆成長・発展分野の強化
これまでの産業集積や国際戦略総合特区の指定等を踏まえ、「環境・エネルギー」
「健康・医療」
「観光・MICE」分野の成長促進、「港湾機能」など、横浜港の国際競争力の一層の強化、新た
な高齢者向けサービス創出や商店街活性化等の「商業・サービス」や「物流」
「農商工連携」分野
の育成に向け、新技術・新サービスの開発や設備投資の促進、企業誘致の推進に取り組みます。
◆発展を支える「企業・人材」の育成支援
成長・発展分野へ挑戦する企業への支援の重点化や海外進出・海外展開などによる中小・中堅
企業の成長促進、創業・ベンチャー企業の支援体制強化、女性、高齢者、若者の起業や就労の支
援の強化等により、発展を支える企業や産業人材の育成を目指します。
◆産業拠点の強化・発展
成長・発展分野について、エリア・対象を明確にした企業誘致・研究開発機能の集積等により、
「京浜臨海部」
、
「みなとみらい21地区周辺」、
「金沢産業団地周辺」などの特徴ある産業拠点の
強化・発展を目指します。
4 未来への環境と都市農業の推進
ねらい
~エネルギーが循環し、水・みどり・農が身近に感じられる~
エネルギーの効率的な活用、未利用エネルギーの導入促進や水・みどりを実感できる場の創出
など、環境未来都市として、エネルギーが循環する低炭素なまちづくりを推進します。また、ブ
ランド力向上や担い手支援など、時代の変化に適応した持続できる都市農業を推進します。
◆エネルギー循環都市の実現
環境性に優れ災害にも強いまちづくりに向けた「みなとみらい 2050 プロジェクト」を推進す
るとともに、生ごみ等のバイオガス化や水素エネルギーの活用に向けた検討や、リデュースを中
心とした3R行動の実践、エネルギー効率のよい住宅等の普及など、環境に配慮したライフスタ
イルの推進を図ります。
◆市民が実感できる水、みどりの充実
引き続き、みどり税を活用して、緑の 10 大拠点を中心としたまとまりのある樹林地の保全や都
りょく か
心臨海部の「 緑 花」によるまちの魅力形成や賑わいづくりを進めるとともに、市民が親しめる
水辺拠点の整備や市民が身近に農を感じる場づくり、農景観の保全を進めます。
◆横浜の特色ある都市農業の推進
様々なニーズや時代の変化を踏まえた農業のブランド力の向上・6次産業化による農産物の付
加価値の向上、効率的な農業経営のための農地の集約化や、農業を支える多様な担い手に対する
支援などにより、横浜ならではの活力ある都市農業を展開します。
11
第2章
未来のまちづくり戦略
5 都心臨海部の再生・機能強化
ねらい ~世界中の人々を惹きつける魅力を創出する~
従来の都心臨海部(横浜駅周辺地区、みなとみらい21地区、関内・関外地区)に、隣接す
る東神奈川臨海部周辺地区や山下ふ頭周辺地区を加え、快適で魅力的なまちづくりや文化芸術
創造都市の推進、観光・MICE振興により、市民・企業・行政が一体となり、世界中の人々
を惹きつける都心臨海部を目指します。
◆都心臨海部の魅力向上
都心臨海部の新たな賑わい拠点としての山下ふ頭の再開発を進めるとともに、国際都市横浜
の玄関口としてのエキサイトよこはま22の推進、みなとみらい21地区の開発推進、新市庁
舎整備と関内・関外地区のさらなる活性化、東神奈川臨海部周辺地区の再整備など各地区の特
色をいかした機能強化や新たな機能導入、回遊性向上を図るLRTなど新たな交通システムの
検討や水域の活用、
「緑花」の展開によって、都心臨海部の魅力を向上させます。
◆進化する国際観光MICE都市
MICE機能の強化、日本を代表するクルーズポートとしての客船の受入機能強化、国際会
議の誘致推進に加え、アジアを中心とした観光誘客プロモーションの強化、大規模スポーツイ
ベント等の誘致・開催やスポーツ施設の再整備に取り組むとともに、IR(統合型リゾート)
の活用手法や様々な官民パートナーシップ(PPP)等の活用も検討し、国内外の需要を引き
寄せ、市内経済を活性化するとともに、都市のブランド力を向上させ、賑わいを創出します。
◆アジアの核となる文化芸術創造都市
アジアの文化ハブとして、横浜らしい先進的な芸術フェスティバルの開催や文化芸術発信機
能を充実強化します。また、アーティスト・クリエーターなど人材の集積を行い、さらに企業
との協働による創造的産業につなげ、創造性をいかしたまちづくりを展開していきます。
6 郊外部の再生・活性化
ねらい
~住みたい、住み続けたいと思えるまちをつくる~
誰もが安全・安心で快適な暮らしができるよう、大規模団地の再生を起点とした郊外住宅地
の再生、駅及び駅周辺の機能強化や大規模土地利用転換の機会などをとらえた戦略的な土地利
用誘導などにより、住みたい、住み続けたいと思えるまちを目指します。
◆郊外住宅地の再生
多くの大規模住宅団地の再生を起点として、持続可能な住宅地モデルプロジェクトなど、市
民力・企業力・地域資源をいかしたまちづくりを進め、子育て・シニアサポート機能の充実や、
多世代の交流・活躍の場の創出、地域での経済循環の創出、地域交通の維持・充実など、必要
な機能を誘導し、その成果を市内に展開し、魅力と活力あふれる郊外住宅地再生を目指します。
◆駅及び駅周辺の機能強化
少子化・超高齢社会に必要な機能を集積し、住む場、働く場、消費の場、活動の場として、
地域の生活や経済を支える拠点となるよう、鉄道駅の安全性・利便性の向上や駅周辺の市街地
整備の推進、新たな規制誘導手法の構築などにより、駅及び駅周辺の機能強化を進め、快適で
安全性や利便性の高いまちを形成していきます。
◆戦略的な土地利用誘導
市街地の大規模な土地利用転換や基地跡地の利用をはじめ、鉄道駅周辺や高速道路インター
チェンジ周辺等でのインフラ整備などの様々な機会をとらえて、良好な緑環境の保全・創造と
のバランスを図りながら、市街化調整区域を含めた戦略的な土地利用誘導を進めます。
12
第2章 未来のまちづくり戦略
7 持続可能な都市インフラの構築
ねらい
~横浜経済や市民生活を支える強固な骨格を備える~
横浜の経済成長や市民生活の安全・安心を支えるため、国際都市としてふさわしい都市基盤
の整備や、国際コンテナ戦略港湾の実現のための先進的な施設整備、ICT技術を活用した効
率的・効果的な保全・更新等、戦略的に都市インフラを構築することにより、未来を支える骨
格を備えた都市を目指します。
◆人・企業を呼び込み、投資を喚起する都市インフラの充実
横浜環状道路や神奈川東部方面線等の骨格的な都市インフラの整備を進めるとともに、より
充実した鉄道ネットワークの構築に向け、高速鉄道3号線延伸の事業化などの検討を進めま
す。また、中央新幹線(リニア)など広域的な交通ネットワークの変化を見据え、新横浜都心を
はじめとした横浜線沿線などの都市機能の強化に向け、戦略的なまちづくりに取り組みます。
◆国際競争力のある港の実現
コンテナ船の大型化や貨物量の増加に対応し、南本牧ふ頭など先進的な施設整備や既存施
設の再編、臨海部の道路体系の強化を進め、コンテナ取扱機能を強化するとともに、新規ふ
頭を計画し、新たな物流拠点を形成するなど、国際競争力のある港を実現していきます。
また、海洋分野における、新たな研究開発や人材育成に向けた環境づくりを進めます。
◆都市インフラの計画的な保全・更新
りょう
老朽化が進行している都市基盤(道路、橋 梁 、下水、港湾施設等)について、施設情報の
電子データ化や計画的な点検診断・修繕を進め、システム構築による予防的な対策をさらに進
めながら、安全で強靭な都市インフラを保全・更新し、持続可能な都市づくりを推進します。
8 災害に強い安全・安心なまちづくり
ねらい
~強靭な防災・減災機能を備える~
市民の生命・財産を守り、安全・安心を実感できるよう、未来の横浜を支える基盤づくりと
して、災害に強い「人づくり」
「地域づくり」
「まちづくり」を柱としながら、防災・減災に係
る様々な施策を着実に推進させ、強靭な防災・減災機能を備えた都市を目指します。
◆自助・共助の推進
防災・減災に向け、市民や地域の防災力を高めるため、自助・共助の推進に係る啓発機能の
強化や地域コミュニティをいかした共助の取組の推進、地域防災を牽引する人材の育成を図る
など、災害に強い「人」
・
「地域」づくりを推進します。
◆燃えにくいまち・燃え広がらないまちの実現(震災対策)
横浜市地震防災戦略の減災目標達成を見据え、特に火災による被害軽減対策を充実・強化す
るため、木造住宅密集市街地をはじめとする延焼危険度が高い地域について、延焼遮断帯の形
成に資する都市計画道路の整備や木造建築物の不燃化誘導、緊急交通路沿道建築物等の耐震強
化などによる防災まちづくりを進めます。
◆局地的大雨に強いまちの実現(水害対策等)
気候変動による異常気象がもたらす局地的大雨等により、今後、急増することが予想される
水害リスクに対応するため、内水ハザードマップの策定や被害予測を踏まえた都市型水害対策
の総合計画の策定と実施など、水害を予防する取組を強化し、市民生活の安全を守ります。
13
第2章
未来のまちづくり戦略
14
第3章
基本政策
第3章 基本政策
計画期間内において、多様な分野の多岐にわたる課題を解決する 36 施策をお示しします。
女性が働きやすく、活躍できるまち
中小企業の振興と地域経済の活性化
2
シニアが活躍するまち
20
経済成長分野の育成・強化
3
生まれる前から乳幼児期の子育て
家庭支援の充実
21
グローバル都市横浜の実現
4
未就学期から学齢期までの子ども・
子育て支援
22
市内企業の海外インフラビジネス
支援
5
子ども・若者を社会全体で育むまち
23
観光・MICEの推進
6
未来を担う子どもたちを育成する
きめ細かな教育の推進
24
文化芸術による魅力・活力の創出
7
児童虐待・DV被害の防止と社会的
養護体制の充実
25
活力と魅力あふれる都心部の機能
強化
8
大学と連携した地域社会づくり
26
国際競争力の強化と市民生活を
豊かにする総合港湾づくり
9
災害に強い人づくり・地域づくり
(自助・共助の推進)
27
交通ネットワークの充実による
都市基盤の強化
10
災害に強いまちづくり
(地震・水害等)
28
公共施設の保全・更新
11
安心して暮らせるまち
29
市民に身近なきめ細かい交通機能
等の充実
12
暮らしを支えるセーフティネット
の確保
30
多様な居住ニーズに対応した住まい
づくり
13
地域包括ケアシステムの実現
31
コンパクトで活力のある郊外部の
まちづくり
14
障害児・者福祉の充実
32
活力ある都市農業の展開
15
健康づくりと健康危機管理などに
よる市民の安心確保
33
環境未来都市にふさわしいエネルギー
施策と低炭素なまちづくりの推進
16
地域医療提供体制の充実と先進的
医療の推進
34
横浜らしいエコライフスタイルの
実践と豊かな生物多様性の実現
17
スポーツで育む地域とくらし
35
水とみどりにあふれる都市環境
18
参加と協働による地域自治の支援
36
3Rが定着した夢のあるまち
都市機能・環境の充実
市民生活の安心・充実
19
横浜経済の活性化
女性・子ども・若者・シニアの支援
1
14
第3章 基本政策
施策1
女性が働きやすく、活躍できるまち
■施策の考え方
・男女共同参画の推進や女性の起業・就労支援、国際会議等での女性の社会進出の重要性の発信
などに取り組んできましたが、都市の活力の低下を防ぐためには、さらなる取組が不可欠です。
・ライフスタイルに合わせた多様な働き方の実現に向け、女性起業家への支援の充実や、産学連
携等による再就職支援、キャリア形成の機会の提供等を行うとともに、地域における社会参加
を促進します。
・男女がともに働きやすく、仕事と子育て・家庭生活等が両立できるよう、女性が働きやすい環
境づくりの推進や啓発活動等により、引き続き、ワーク・ライフ・バランスを推進します。
施策2
シニアが活躍するまち
■施策の考え方
・少子高齢化が進む中、高齢者が経験やスキルを発揮できる場を広げ、地域や企業等において、
横浜の元気づくりの主役として、また多様な働き手として活躍できる社会を目指します。
・高齢者への就業機会の提供や情報提供機能の強化に取り組むとともに、豊富な経験をいかした
中小企業のアドバイザーとしての登用などにより、活躍の場を広げます。
・地域で買い物サービスや子育て支援等の様々な生活支援ニーズに応じたサポートを担うなど、
高齢者がいきいきと活躍し、社会貢献できる環境づくりを進めます。
施策3
生まれる前から乳幼児期の子育て家庭支援の充実
■施策の考え方
・妊娠中から産後の不安定な時期に必要な支援が受けられ、安心して子どもを産み育てられるよ
う、相談体制や母子保健の充実を図り妊娠期から産後までの途切れのない育児支援に取り組み
ます。
・子育て中の不安感・負担感の軽減を図るとともに、家庭における子どもの健やかな育ちを支え
るため、引き続き、地域子育て支援の場や機会の提供を進めます。
・「地域子育て支援拠点」を中心とした、子育て支援に関わる人材の育成、子育て支援活動や団
体のネットワークづくり、子育て支援の利用に関する情報提供や相談の充実を図ります。
施策4
未就学期から学齢期までの子ども・子育て支援
■施策の考え方
・25 年4月に達成した保育所待機児童ゼロを継続するとともに、 保育の質の向上に取り組みま
す。
・小学校入学とともに直面する、いわゆる「小1の壁」をなくすため、学齢期の留守家庭児童へ
の対応を一層進めます。
・幼児期の教育と小学校教育が連続性・一貫性をもって接続できるよう、幼稚園・保育所・小学
校・関係機関の一層の連携を図ります。
・27 年度に施行予定の子ども・子育て支援新制度を踏まえた対応を一層進めます。
15
第3章
施策5
基本政策
子ども・若者を社会全体で育むまち
■施策の考え方
・全ての子ども・若者の周囲に存在する困難やリスクに対し、社会全体で早期発見・未然防止に
取り組むことが重要です。
・いじめ、不登校、ひきこもり等、困難を抱える子ども・若者たちを取り巻く様々な課題への的
確な対応と、学校や区役所、家庭、地域、関係機関等の連携による組織的な解決を目指します。
・子ども・若者が将来に夢や希望を持ち、社会的・職業的自立に必要な能力や態度を身に付けて
いくキャリア教育や、就労、自立に向けた支援に取り組みます。
施策6
未来を担う子どもたちを育成するきめ細かな教育の推進
■施策の考え方
・子どもたち一人ひとりの「確かな学力」
「豊かな心」
「健やかな体」を育むとともに、公共の精
神や社会への参画意識の醸成、国際社会に寄与するグローバル人材の育成に取り組みます。
・小・中・特別支援学校へ学校司書を配置し、読書意欲の向上や情報活用能力の育成を図ります。
・中学校において栄養バランスのとれた昼食が取れる環境づくりを目指します。
・魅力ある市立高等学校を目指し、中高一貫教育校の設置等、特色ある高校づくりを推進します。
・大学と連携し、より効果的な教員の育成を進めるとともに、優秀な教員の確保に取り組みます。
・乳幼児から高齢者まで、全ての市民を対象に、区の地域性に応じて読書活動を推進します。
施策7
児童虐待・DV被害の防止と社会的養護体制の充実
■施策の考え方
・児童虐待の予防、早期発見、再発防止に対応するため、引き続き、児童相談所・区役所が一体的
に対策を進め、幼稚園・保育所・学校・医療機関・警察・児童家庭支援センター・地域関係者等との
連携も強化します。
・被虐待児の保護や自立に向けて、施設の専門的支援機能の強化や家庭的養育環境を整えるなど、
一貫した社会的養護体制を充実します。
・本市DV相談支援センター等による相談・支援、関係機関との連携促進や若年層も対象に含ん
だDVに関する啓発等に取り組みます。
施策8
大学と連携した地域社会づくり
■施策の考え方
・社会の変化やグローバル化に対応するため、市内に集積する 28 大学と連携し、専門性や国際
性を有する人材の育成、市民の多様な学びの場の創出、横浜経済の活性化、都市や地域の課題
の解決など、地域社会づくりにつながる取組を進めます。
・これまで、大学・都市パートナーシップ協議会の開催を通じて促進してきた大学と行政の連携
をさらに進め、市内大学の豊かな知的財産や人材を地域、企業、行政等の様々な取組につなげ
ていくためのコーディネートを進めます。
・様々な連携取組を進めることにより「市内大学と地域がつながるまち」の実現を目指します。
16
第3章 基本政策
施策9
災害に強い人づくり・地域づくり(自助・共助の推進)
■施策の考え方
・「よこはま地震防災市民憲章」や「横浜市災害時における自助及び共助の推進に関する条例」
等の趣旨を踏まえ、市民及び地域の防災力向上を図り、様々な災害から人の命を守る減災の取
組を進め、災害に対する日ごろの備えを支援することや町の防災組織の活動支援を行うなど自
助・共助の取組を推進します。
・大規模地震時において、火災の拡大を防止するためには、市民一人ひとりや地域による減災の
取組が大切です。そのため、甚大な火災被害が見込まれる地域においては、出火防止に向けた
取組や初期消火能力の向上を図る取組を推進します。
施策10
災害に強いまちづくり(地震・水害等)
■施策の考え方
・横浜市地震防災戦略の減災目標達成に向けた取組を徹底するため、木造住宅密集市街地対策を
はじめとする火災被害の軽減策や、建物倒壊等による被害の防止策、緊急輸送路の整備など、
地震防災戦略に係る各施策を着実に推進します。
・台風や局地的大雨等による水害やがけ崩れが各地で頻発していることをはじめ、今後予想され
る地球温暖化に伴う異常気象の影響を考慮し、これまでの水害対策を体系的に整理するととも
に、総合的な行動計画の策定や、それを踏まえた施設整備等、総合的な水害対策を推進します。
施策11
安心して暮らせるまち
■施策の考え方
・防犯キャンペーン等による地域の防犯活動に対する支援に取り組んでいます。引き続き、安心
して暮らすことができるまちを目指し、一人ひとりの防犯意識を高め、地域の防犯活動等によ
る地域防犯力の向上に取り組みます。
・地域での防災・防犯上、課題がある、管理が適正ではない空き家等の対策に取り組みます。
・建築物に関連する事故や危険物に係る災害等、地域における様々な事件事故や、消費者問題な
ど生命・生活をおびやかす不安要因を予防し、安全な生活環境の充実を目指します。
施策12
暮らしを支えるセーフティネットの確保
■施策の考え方
・成果を挙げている生活保護受給者への就労支援を引き続き実施するとともに、生活保護受給者
等に対する自立支援としてハローワークとの一体的就労支援窓口の設置区の拡大や健康づく
りへの支援を強化します。また、生活困窮者への相談や継続的な自立支援の取組を強化します。
・寿地区まちづくりの拠点となる寿町総合労働福祉会館の再整備を進めます。
・生活困窮や保護者の病気など、複合的な課題を抱えた小・中学生に対して、学校や区役所、家
庭、地域等関係機関が一層連携を深め、将来の自立に向けた生活・学習支援などを実施します。
17
第3章
基本政策
施策13
地域包括ケアシステムの実現
■施策の考え方
・「第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」(24~26 年度)の基本目標である「地域包括
ケアシステムの実現」を踏まえ、在宅サービスの充実や施設整備などに引き続き計画的に取り
組めるよう、第6期計画(27~29 年度)の策定などにより、様々なサービスを切れ目なく利用で
きるまちづくりを進めます。
・また、介護予防や健康づくりの取組を重視するとともに、見守りや買物支援などの生活支援サ
ービスを充実するなど、高齢者が地域で自立した生活を送ることができる環境づくりを進めま
す。
施策14
障害児・者福祉の充実
■施策の考え方
・「第3期横浜市障害者プラン」(27~32 年度)の策定などにより、日常生活の見守り体制や移動
に係る支援など、障害者の地域生活を支えるきめ細かな施策の推進及び障害者の社会参加の促
進を図ります。また、障害児・者の自立に向け、就労支援の強化を進めます。
・発達障害等の支援ニーズの増加に対応するため、相談支援機能を拡充します。
・学齢障害児支援の充実に向け、療育支援を提供し、放課後等に安心して過ごすことのできる場
所を確保するため、放課後の居場所づくりを進めます。
・障害児入所施設の新設や再整備により、居住環境の向上や在宅支援機能の強化を行います。
施策15
健康づくりと健康危機管理などによる市民の安心確保
■施策の考え方
・市民一人ひとりの健康寿命を延ばすために、
「第2期健康横浜 21 計画」(25~34 年度)などに掲
げる健康づくりや生活習慣の改善を推進するとともに、よこはまウォーキングポイント事業な
ど楽しみながら継続できる取組を進めます。
・新衛生研究所などを拠点に、感染症・食中毒や食品の検査・研究体制を強化します。
・火葬や墓地の需要に対応するために斎場機能の検討や市営墓地の整備を進めるなど、より幅広
く市民生活全体の安心確保に向けた施策を展開します。
施策16
地域医療提供体制の充実と先進的医療の推進
■施策の考え方
・
「よこはま保健医療プラン 2013」(25~29 年度)を基本に、これまで進めてきた産科・小児医療、
救急医療体制の取組を継承するなど、本市の実情に即した質の高い効率的な地域医療提供体制
を構築し、在宅における医療と介護の連携や精神疾患などへの取組も充実させます。また、老
朽化・狭あい化が課題となっている市民病院の再整備等を推進します。
・超高齢社会の進展により、救急需要は増加の一途をたどると想定されていることから、救急救
命体制の強化に向けた取組を進めます。
・横浜市大先端医科学研究センターなどを中心に、先進的医療の提供に向けた取組を進めます。
18
第3章 基本政策
施策17
スポーツで育む地域とくらし
■施策の考え方
・
「横浜市スポーツ推進計画」
(24~33 年度)に基づき、子どもから高齢者まで市民の誰もが健康
で心豊かな生活を送るため、スポーツイベントの充実や施設の整備を進めるなど、身近な場所
でスポーツに親しむ機会(する・観る・支える)を提供します。
・オリンピック・パラリンピックの開催決定を契機として、大規模スポーツイベントの誘致・開
催等に向けた取り組みを進め、より一層のスポーツ振興の充実を図ります。
・横浜熱闘倶楽部等、プロスポーツチームの観戦・応援や交流を通じて、夢や感動を共有します。
施策18
参加と協働による地域自治の支援
■施策の考え方
・自治会町内会をはじめとする様々な主体が連携して課題解決に取り組んでいる地域の広がりを
踏まえ、地域の担い手となる人材の発掘・育成や活動者相互の連携、協働のコーディネート、
専門家による相談・支援強化などに取り組み、各地域にふさわしい市民主体の地域運営の充実
が図られるよう支援します。
・職員が積極的に地域へ出向き、地域との協働の考えのもと課題解決に取り組むとともに、区役
所と局が連携して、一層の区役所の地域支援機能の強化を進めます。
施策19
中小企業の振興と地域経済の活性化
■施策の考え方
・横浜市中小企業振興基本条例の趣旨を踏まえ、相談対応や資金繰りの円滑化、経営革新への支
援、受注機会確保等、中小企業の経営安定と成長発展を図るとともに、そのための支援機能・
体制を強化します。
・起業家やベンチャー企業の支援機能の強化、様々な資金調達支援などにより、特にチャレンジ
する中小企業を応援します。
・地域コミュニティの核となる商店街の活性化に向け、需要を喚起するイベント開催や魅力ある
個店の創業等を支援します。また、女性や高齢者などの地域における就業・就労を推進します。
施策20
経済成長分野の育成・強化
■施策の考え方
・生産年齢人口の減少、グローバル化の進展など、本市を取り巻く環境や構造変化に対応し、将
来に向けて横浜経済を成長・発展させていくため、
「経済成長分野育成ビジョン(仮称)」(26 年
3月策定予定)に沿った施策を強力に推進します。
「健康・医療」
「観光・MICE」など、成長・発展分野へ挑戦する市内企
・「環境・エネルギー」
業への支援の重点化など、意欲ある中小・中堅企業の成長に向けた施策を充実します。
・京浜臨海部など、市内の特徴ある産業拠点の強化とそのための施策を拡充します。
・成長・発展分野について、エリア・対象を明確にした戦略的な企業誘致を推進します。
19
第3章
基本政策
施策21
グローバル都市横浜の実現
■施策の考え方
・APEC首脳会議やアフリカ開発会議などを通じて築いてきた国際ネットワークをさらに強化
し、相互の成長につながる国際協力関係を構築するため、自治体外交をさらに推進します。
・国際社会との連携のもと、地球温暖化対策や経済振興、女性の社会進出支援、観光・MICE、
文化芸術の振興など、政策課題を解決しながら本市の成長を加速させます。
・また、若い世代を対象に国際社会で活躍できるグローバル人材の育成を支援するとともに、外
国人が安心して暮らすことができる多文化共生の地域づくりを進めます。
・様々な国際施策を連携して進めることで、「世界とともに成長する横浜」を実現します。
施策22
市内企業の海外インフラビジネス支援
■施策の考え方
・Y-PORT事業等を通じて、これまでに築いた新興国諸都市や国際機関等とのネットワーク
と本市の都市づくりのノウハウや民間企業の優れた技術を連携させ、成長著しい新興国におけ
る、上下水道、廃棄物処理、交通等のインフラ事業獲得を支援します。
・今後、市内企業による新たな環境技術やインフラ技術の海外展開をより一層支援していくため、
行政・企業・国際機関等の様々なプレイヤーが横断的に参画する新たな仕組みとして、公民連
携による海外インフラビジネスを推進するためのプラットフォームの確立を図ります。
施策23
観光・MICEの推進
■施策の考え方
・オリンピック・パラリンピックの開催決定を好機ととらえ、民間事業と連携したタイアップ事
業等の実施により国内外からの誘客を強化し、観光客の受入環境や回遊性の一層の向上を図り
ます。
・「グローバルMICE戦略都市」にふさわしい、国際的なMICE拠点としての地位の確立を
目指し、MICE施設の機能拡充に取り組むとともに、経済波及効果の高い「中大型の国際会
議や医学会議」をタ-ゲットとした積極的な誘致などの取組を進めます。
・「横浜らしい」特色ある、まちを舞台としたイベントの開催支援により賑わいを創出します。
施策24
文化芸術による魅力・活力の創出
■施策の考え方
・横浜トリエンナーレなどの横浜らしい先進的な芸術フェスティバルの開催や東アジア文化都市
の取組を通じ、アジアの文化ハブとして、国内外へ横浜の魅力を発信します。
・横浜の魅力である港、街並み、景観、歴史的資産等をいかした都市デザインを推進します。
・魅力あふれるまちを舞台とし、アーティスト・クリエーターの集積を創造的産業の振興につな
げ、創造性をいかしたまちづくりを進めます。
・地域における市民の文化芸術活動を支援するとともに、子どもたちの文化芸術体験活動の充実
や、新進アーティストの発掘・育成・支援により、次世代育成を進めます。
20
第3章 基本政策
施策25
活力と魅力あふれる都心部の機能強化
■施策の考え方
・新たな賑わい拠点としての山下ふ頭の再開発、エキサイトよこはま22の推進、グローバル企
業等の集積によるみなとみらい21地区の開発促進、新市庁舎整備と関内・関外地区のさらな
る活性化、東神奈川臨海部周辺地区の再整備を進めます。
・東横線跡地の活用や、コミュニティサイクルの推進、さらにはLRTなど新たな交通システム
の検討等により、都心臨海部における回遊性の向上を図ります。
・新横浜都心では、神奈川東部方面線や横浜環状道路の整備等により、交通結節点としての機能
強化が見込まれるため、周辺土地利用の状況を踏まえ、駅周辺のまちづくりの検討を進めます。
施策26
国際競争力の強化と市民生活を豊かにする総合港湾づくり
■施策の考え方
・南本牧ふ頭など先進的な港湾施設の整備や臨海部の道路体系の強化、国内外の貨物を集中させ
る施策の展開を引き続き推進するとともに、新規ふ頭を計画し、国際コンテナ戦略港湾の実現
に向けた取組を進めます。
・都心部における新たな賑わい拠点として、山下ふ頭の再開発を進めるとともに、客船の受入機
能を強化し、内港地区の賑わい・活性化を推進します。
・大規模地震対策として、物流機能の維持や緊急物資の受入を確実に行うため、耐震強化岸壁の
整備を進めます。
施策27
交通ネットワークの充実による都市基盤の強化
■施策の考え方
・オリンピック・パラリンピックの開催決定や国による首都圏空港のさらなる機能強化への取組
をいかし、市民生活の利便性向上や本市経済の活性化のため、横浜環状道路や神奈川東部方面
線などの整備を推進します。
・経済の活性化や地域の利便性向上、安全・安心の確保に向け、道路ネットワークの強化や連続
立体交差事業の推進を図るとともに、緊急輸送路の整備を着実に進めます。
・快適な市民生活の確保のため、高速鉄道3号線延伸(あざみ野~新百合ヶ丘)の事業化に向け
た検討や、横浜環状鉄道など鉄道ネットワークの構築に向けた検討を進めます。
施策28
公共施設の保全・更新
■施策の考え方
・人口急増期に整備してきた公共施設の老朽化が進行していることから、これまで以上に、市民
生活の安全・安心の確保を第一に考え、効率的・効果的に公共施設を保全・更新していきます。
・公共施設の点検を充実・強化、修繕や改修等の着実な実施、施設情報の電子データ化や、既存
の公民連携手法にとらわれない新たな維持管理手法の検討等により、中長期的な視点に立った
総合的な保全・更新の取組をより一層推進します。
・公共建築物については、必要なサービスを持続的かつ効率的に提供していくために、将来の施
設の建替等も見据えて、保全や再編整備等の公共建築物マネジメントの取組を進めます。
21
第3章
基本政策
施策29
市民に身近なきめ細かい交通機能等の充実
■施策の考え方
・超高齢社会に対応した住み続けられる住宅地の形成のためには、地域に身近な路線バスなど、
公共交通サービスを確保していくことが課題であり、地域の移動手段を維持・充実するための
支援や施策を推進していく必要があります。
・安全・安心で誰もが移動しやすいまちづくりを推進するため、駅やその周辺の総合的なバリア
フリー化や通学路や踏切の安全対策、バス路線における道路の改良など、安全・安心・円滑に
移動できる道路空間の整備・維持や、乗り継ぎ、乗り換えなどの利便性向上に取り組みます。
施策30
多様な居住ニーズに対応した住まいづくり
■施策の考え方
・子育て世帯向けの住宅や、生活支援サービス等の備わった高齢者向けの優良な住宅、省エネ住
宅など、多様なニーズに対応した住まいを供給します。
・市民が地域で安心して暮らし続けられるよう、高齢者の住み替え等の住まい相談に対応できる
体制を充実するとともに、マンションの管理や建替えなどの支援に取り組みます。
・市営住宅については、建物の老朽化や居住者の高齢化が進んでいるため、計画的な修繕や住戸
の改善を実施するとともに、団地の再生を含めた手法の検討を進めます。
施策31
コンパクトで活力のある郊外部のまちづくり
■施策の考え方
・全ての世代が安心して豊かな生活を続けられるよう、駅などの拠点と郊外住宅地を地域交通等
でつなげ、快適で利便性の高いコンパクトなまちの形成を目指します。
・地域資源を活用するまちづくり活動を支援し、コミュニティ形成を推進するとともに、持続可
能な住宅地モデルプロジェクトや、住宅団地の再生への取組をより一層充実します。
・商業・業務・都市型住宅等を含む駅周辺の拠点整備や、生活利便施設等の機能集積、地域交通
の維持・充実、コミュニティビジネスの活用等、駅及び駅周辺の機能強化に取り組みます。
・土地利用転換等に伴う課題解決に向け、規制誘導手法を含む土地利用誘導の仕組みを作ります。
施策32
活力ある都市農業の展開
■施策の考え方
・安定的な農業経営や多様な担い手の支援、新鮮で安心な農産物の生産供給など、これまでの取
組をさらに拡充するとともに、ブランド力の向上や6次産業化など、農産物の付加価値を高め
ることや、農地の集約化による農業経営の向上・効率化等、時代の変化に対応した新たな取組
を進めます。
・また、景観や生物多様性保全など農地が持つ環境面での役割に着目した取組や、収穫体験農園
の開設、地産地消の取組を推進し、市民が身近に農を感じる場づくりをさらに進めます。
22
第3章 基本政策
施策33
環 境 未 来 都 市 にふさわしいエネルギー施 策 と低 炭 素 なまちづくりの推 進
■施策の考え方
・家庭、業務、産業、運輸等あらゆる部門において省エネの取組をさらに進めるとともに、再生
可能エネルギーの導入やHEMS等のエネルギーマネジメントシステム、エネルギー効率のよ
い住宅・建築物、低炭素交通の普及などを加速し、地球温暖化の影響に適応する対策も新たに
取り入れながら、エネルギーの効率的な利用と低炭素なまちづくりを進めます。
・また、総合的なエネルギー対策を進めるためのビジョンを策定し、エネルギーの自立化・分散
化や、都市活動から生じる下水や廃棄物等に含まれる未利用エネルギーの積極的な活用、地域
におけるエネルギー融通の導入に向けた検討を進めます。
施策34
横浜らしいエコライフスタイルの実践と豊かな生物多様性の実現
■施策の考え方
・生物多様性の保全、省エネ行動や3R行動の推進、快適で健康な生活のための住まい方の実践
など、様々な環境行動に 370 万人の市民力を発揮することは未来への環境づくりに向けた大き
な力となるため、市民、企業が行う環境行動への支援や様々な主体との連携による環境プロモ
ーションなどを総合的に推進し、横浜らしいエコライフスタイルの定着を図っていきます。
・「ヨコハマbプラン」に基づき、生き物の生息・生育環境となる緑地等の確保とともに、身近
に自然を感じられる環境をいかした生物多様性への理解を深める取組を継続的に推進します。
施策35
水とみどりにあふれる都市環境
■施策の考え方
・「横浜みどりアップ計画」
(26~30 年度)に基づき、引き続き、緑の 10 大拠点などにおいてま
とまりのある樹林地の保全を市民と進めるとともに、地域での緑化の取組や多くの市民や観光
客が訪れる都心臨海部の「緑花」の創出により、市民が実感できるみどりを増やし、街の魅力
や賑わいづくりにつなげていきます。
・市民の憩いの場となる公園、水辺拠点の整備や、河川や海域の水質向上など、良好な水環境
の創出を引き続き進めます。
施策36
3Rが定着した夢のあるまち
■施策の考え方
ス
リ
ム
・
「ヨコハマ3R夢プラン第2期推進計画」
(26~29 年度)に基づき、
「ごみと資源の総量を削減」
し、「ごみ処理に伴い排出される温室効果ガスを削減」するため、リデュースを中心とした3
R行動のさらなる浸透を図るほか、生ごみ等のバイオガス化の実現可能性を検討します。
・また、「ごみの収集・運搬、処理・処分のすべての段階で、安心と安全・安定を追求」するた
め、高齢者等のごみ出しを引き続き支援するとともに、焼却工場の長寿命化や適切な維持管理、
最終処分場の整備や延命化等を行います。
23
第4章
行財政運営
第4章 行財政運営
1 行政運営
■背景
1
行政改革の推進と市民満足度の向上
本市はこれまで、行政運営の最適化を目指すとともに、市民の信頼に応えられるよう、徹
底した事務事業の見直しや外郭団体改革など、行政改革に積極的に取り組んできました。特
に市職員定数については、民営化・委託化などにより効率的・効果的な執行体制づくりを進
め、人口あたりの職員数は政令指定都市中最少(24 年度)となっています。
その中でも、市民との「共感と信頼」の関係を築くため、おもてなしの行政サービスを
推進し、特に窓口応対においては、現場職員の様々な取組により改善が図られ、市民から高
い評価をいただいています。
図1:職員定数削減の推移
図2:窓口サービス満足度の推移
※1 24 年度普通会計ベース
※2 職員定数の削減には、市立大学の独立行政法人化による削減分▲2,633 人(16 年度→17 年度)を含む
2
現場主義の行政運営と市民サービスのさらなる向上
限られた人的・財政的資源の中で、市民の信頼に応えながら必要な施策を推進するために
は、現場重視の考え方のもと、徹底した市役所内部経費の削減など事務事業の見直しに不断
に取り組み、経営資源を現場に集中投入する必要があります。さらに、職員一人ひとりの意
識や意欲をさらに高め、能力を最大限に引き出し、チーム力を高めることにより、政策の
成果を高めていく必要があります。
また、市民サービスのさらなる向上に向けて、市民の目線に立ったおもてなしの行政サ
ービスを一層充実させるとともに、これまでの手法にとらわれない新たな公民連携手法や、
ICTのさらなる活用による課題解決の仕組みづくりを検討する必要があります。さらに、
市民主体の地域運営を推進するために、より一層の区局の連携と区役所の地域支援機能の
強化を進める必要があります。
24
第4章 行財政運営
■取組の考え方
1
不断の行政改革の推進とチーム力の向上
(1) 徹底した事務事業の見直し
市民の信頼に応えながら必要な施策を推進するためには、簡素で効率的な執行体制の構築
などによる人件費の抑制を図るとともに、市役所内部経費の徹底した削減を行うなど、事務
事業の見直しに不断に取り組み、経営資源を現場に投入していく必要があります。そのため、
特に庁内の内部管理業務については、仕事そのものを見直すとともに、職員が担うべき役割
を整理するなど、さらなる効率化を進めます。
(2) ICTの活用による業務の効率化と社会的課題への対応
社会保障・税番号制度の活用等による市民の利便性向上や業務効率化に加え、オープンデ
ータの推進等により市民や企業との情報共有・協働を進め、複雑化する社会的課題への対応
に取り組みます。
(3) 外郭団体改革の徹底
外郭団体の役割や社会環境の変化を踏まえ、市の関与の仕組みや人的・財政的な支援のあ
り方等について、一歩踏み込んだ改革を進めます。
実施にあたっては、各団体の主要な経営目標を定める「協約」の実効性を高めるとともに、
専門性や透明性を確保するため、外部の専門家など第三者の視点を積極的に導入します。
(4) 市役所のチーム力を高める人材育成の推進と職場づくり
複雑化・高度化する行政課題に的確に対応し、市民サービスの向上を図るためには、職員
一人ひとりの力と「チーム横浜」としての組織力を高めることが必要です。そのため、職員
の能力開発やキャリア形成支援、女性責任職の積極的な登用、適材適所の配置を進めるとと
もに、職員の意欲や能力をより一層引き出す人事給与制度の構築などに取り組みます。
また、ワーク・ライフ・バランスの推進や人を育てる組織風土を醸成するなど、職員が高
い意欲と自信を持って健康でいきいきと働くことができる職場づくりを進めます。
2
おもてなしの行政サービスの充実とコーディネート型行政の推進
(1) 市民目線に立った行政サービスの提供と地域との協働
市民との「共感と信頼」の関係をより一層深めるため、正確で親切丁寧なおもてなしの行
政サービスをさらに充実させます。また、地域との協働の考えのもと、地区担当者を始め職
員が積極的に地域へ出向き、地域ニーズを敏感にとらえながら地域と協働して課題解決に取
り組みます。さらに、局間の連携はもとより、一層の区局の連携と区役所の地域支援機能の
強化を進めるなど、市役所のコーディネート能力を高め、市民主体の地域運営を支援します。
(2) 企業や団体等との公民連携のさらなる推進
公共の様々な分野において、主体的に地域貢献に取り組む企業や団体等との公民連携を強
化し、地域を活性化する取組をさらに進めていきます。また、新たな地域課題の解決に向け
て、既存の公民連携手法にとらわれない新しい仕組みを検討します。
25
第4章
行財政運営
2 財政運営
■背景
1
「施策の推進」と「財政の健全性の維持」の両立
本市は、これまで財政の健全性を維持し、将来世代に負担を先送りしないために、一般会計
が対応する借入金残高を着実に縮減させてきました。
この結果、現計画で掲げた、25 年度末残高が約 3 兆 4,000 億円以下という目標の達成には目
途が立ちました。今後も、持続可能な財政運営の観点から、引き続き借入金残高を着実に縮減
するなど、財政の健全性の維持に向けて、取り組んでいくことが必要です。
また、26 年度予算案で公表した、27 年度の収支見通しの機械的な試算に基づくと、27 年度
の収支不足額は、310 億円となっています。
「社会保障・税一体改革」の影響など不透明な要素
もありますが、仮に収支不足額が同程度の水準で推移した場合、27 年度から 29 年度までの 3
か年の収支不足額の合計は 900 億円程度となります。
このように、本市財政は、今後も厳しい状況が見込まれますが、このような中でも、施策の
推進と財政の健全性の維持を両立させていくことが求められています。
【表1:一般会計が対応する借入金残高の縮減状況】
21 年度末
3 兆 5,540 億円
24 年度末
25 年度末見込み
現計画の目標値
3 兆 4,303 億円
3 兆 3,517 億円
3 兆 4,000 億円以下
【表2:主要都市の 24 年度決算実質公債費比率の※比較】
横浜市
東京都
川崎市
名古屋市
大阪市
京都市
神戸市
15.4%
1.0%
10.1%
12.1%
9.4%
13.8%
10.9%
※実質公債費比率:財政規模に対し、1 年間に支払った借入金返済額などの割合
2
財政状況の透明化と市民との共有
【参考:本市発行の財政広報誌等の例】
本市では、これまでも財政広報誌「ハマの台所事情」
の発行や、財務諸表の作成(
「横浜市の財政状況2」)
などにより、財政広報に取り組んできましたが、引き
続き、財政状況を透明化し、わかりやすく情報提供を
行うことで、市民や市場と財政状況を共有し、財政運
営に対する信頼を向上させていくことが重要です。
26
第4章 行財政運営
■取組の考え方
施策の推進と財政の健全性の維持の両立や、財務状況の透明化と市民との共有の視点に立って、
今後、以下の取組を検討していきます。
1
一般会計が対応する借入金残高の縮減
施策の推進と財政の健全性の維持を両立し、持続可能な財政運営を維持していくためには、
中期的な視点から財政運営上の目標を考えていく必要があります。
将来世代へ過度な負担を残さないよう、「一般会計が対応する借入金残高の縮減」は、今後
も重要な取組として進めていきます。また、借入金残高を縮減していくことに加え、「市税収
入等の本市の歳入規模からみて、どの程度の借入金残高ならば健全と言えるのか」という視点
から、残高管理の目標感が持てるように、新たな指標として「債務返済指数(※)」の考え方
について検討していきます。
また、15 年度に公表した「中期財政ビジョン」等で、市税等で負担することとした事業等に
ついても、これまでの対応を踏まえながら、今後の対応策を検討していく必要があります。
※「借入金残高等の債務」を、「各年度の償還財源」(各年度の債務返済に充当可能な財源で、市
税等の収入から、人件費等の経常的な経費を引いたもの)
」を全て返済に充てた場合、どの程度
の年数で返済が可能かを示す指標。
(「平成 26 年度予算案について(平成 26 年 1 月)
」参照)
【債務返済指数の計算式】
債務返済指数(10.9 年)=
2
借入金残高等の債務(2 兆 9,073 億円) ※( )の数値は、
24 年度決算数値
各年度の償還財源 (2,658 億円)
市民ニーズに迅速かつ柔軟に対応する財政運営の推進
多様化する市民ニーズに対し、より迅速かつ柔軟に対応できる財政運営を進める視点から、
適時適切な対応が図れるよう、財政運営の弾力性を維持していくことが必要です。また、現場
主義やトップマネジメントの視点から各年度の予算を編成していきます。
3
財政基盤の強化
厳しい財政状況だからこそ、財政基盤を確かなものとしていくことは一層重要となります。
こうした中で、一層適正な税務行政の推進により、自主財源の根幹となる市税収入を安定的
に確保するとともに、全庁的な未収債権の更なる回収促進とその定着化に努めるなど、引き続
き、財政基盤の強化に取り組む必要があります。
4
公有財産の戦略的な有効活用
引き続き、公有財産の管理の適正化を進めるとともに、資産たな卸しにより活用可能な土
地・建物を抽出し、経営的視点から、用途転換・売却などの有効活用を図っていきます。
また、市民利用施設については、効率的な施設運営を図りながら、利用者負担の適正化を進
めます。さらに、市民ニーズに対応していくために、施設の多目的利用や複合化等の将来を見
据えた取組を進めます。
5
わかりやすい財政情報の提供
政策の選択と集中の土台となる、中・長期的な視点からの財政見通しの公表や、広報誌・I
CTを活用した情報提供の充実を進めます。
また、国や他都市の動向等を踏まえながら、引き続き民間企業型財務情報の充実を進めます。
27
新たな大都市制度「特別自治市」の実現を目指して
本市では、市民の皆様の暮らしを支え、大都市の持つ力を最大限に発揮するため、現在
の指定都市制度にかわる新たな大都市制度「特別自治市」の実現を目指しています。
(1)「特別自治市」とは?
かつて、本市には県と市の機能をあわせ持つ「特別市制度」が適用される予定でした。
しかし、適用されることなく昭和 31 年に「特別市制度」を廃止し、暫定的な「指定都市
制度」が創設され、現在に至っています。この指定都市制度は、市と県の二重行政や不
十分な税財源の措置など多くの課題を抱えています。
新たな大都市制度「特別自治市」は、これらの課題を見直して、事務権限と税財源を
セットで市に統合し、本市が大都市として自立する制度です。国の第 30 次地方制度調査
会答申(平成 25 年6月)でも、特別自治市創設の意義が示されています。
制度の実現により、市民の皆様の日々の暮らしをお守りする行政サービスの充実や、
積極的な政策展開により市内経済の活性化を図ることによって、より一層活力あふれる
横浜につなげ、日本の経済をけん引していきます。
(2)本市が目指す「特別自治市」制度
平成 25 年3月、本市が目指す「特別自治市」の基本的な考え方を「横浜特別自治市大
綱」として取りまとめました。
制度の
基本的
考え方
①
②
③
④
横浜市域での国以外の仕事は、横浜市が全て担います
横浜市域内の全ての地方税を、横浜市が徴収します
県や近隣市町村などと協力して行政を運営します
行政区を単位に、効率的な行政を運営し、住民自治を強化します
(3)「特別自治市」の実現に向けた取組
次の取組を通じて、特別自治市の実現を目指します。
① 国等への「特別自治市」制度創設の提案・要望
特別自治市を実現させるためには、地方自治法などの法改正が必要です。「横浜特別
自治市大綱」をもとに引き続き詳しく検討し、国等に制度の提案・要望を行っていきます。
② 県との協議による権限移譲
二重行政の解消に向けて、子育て支援やまちづくりなど、市民の皆様へのサービスの
向上につながる事務については、適正な財源の移譲と事務配分の見直しを基本に、県と
協議を進めていきます。
③ 市民の皆様や各種団体等への広報活動
制度について、市民の皆様や各種団体のご理解・ご意見をいただくため、フォーラム
や出前説明会、広報冊子等を通じて、制度について分かりやすくお伝えしていきます。
指定都市制度
特別自治市の実現まで
28
特別自治市制度
新たな中期計画の策定スケジュール
計画策定経過における次の各段階において公表し、様々な意見を反映させながら、
10 月頃の計画策定を目指します。
今回
平成 26 年1月 「新たな中期計画の基本的方向」
策定にあたっての考え方や骨子をお示ししています。
広報よこはま
3月号
基本的方向に対する
市民意見募集、アンケートの実施等
平成 26 年5月頃 素案の策定
具体的な目標や取組内容をお示しします。
広報よこはま
特別号
素案に対するパブリックコメントの実施等
平成 26 年9月頃 原案の策定
素案に対するご意見を反映させます。
~新たな中期計画の策定状況は、ホームページでご覧いただけます!~
http://ww w.city .yokoh ama.lg.jp/seisaku/seisaku/chuki2014 -/
29
皆様のご意見をお待ちしています!
(平成26年3月 25 日(火)まで)
◆意見募集の内容◆
「新たな中期計画の基本的方向」へのご意見・ご提案を募集します。
いただいたご意見等は、今後の計画策定に向けて参考にさせていただき
ます。
◆意見の提出方法◆
郵送、FAX、電子メールで、ご意見をお寄せください。
様式は特に定めていませんが、ご意見に関連する箇所が分かるように
ご記入ください。
◆送付先◆
郵送:〒231-0017 横浜市中区港町1-1
横浜市政策局政策課 あて
FAX:045-663-4613
電子メール:ss-chuki2014 @city.yokohama.jp
※「新たな中期計画」へのご意見である旨を明記してください。
※いただいたご意見の内容につきましては、個人情報を除いて公開する可能性があります。
また、個別の回答はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
平成 26 年1月
編集・発行 横浜市 政策局 政策課
〒231-0017 横浜市中区港町 1 丁目 1 番地
電
話:045(671)4326
F A X:045(663)4613
ホームページ: http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/chuki2014-/
平成 26 年度
予
算
抜
概
粋
要
版
(健康福祉局分)
健康福祉局予算案の考え方
超高齢社会となった本市において、少子高齢化はさらに進展するとともに、支援を必要と
する高齢者や単身高齢者世帯等の増加、地域のつながりの希薄化などの傾向が、年々強まっ
ています。特に、団塊の世代が後期高齢者となり、医療費など社会保障費が増大していく
12025年問題Jへの対応が急務となっています。
また、景気は回復基調であっても、雇用状況等はまだ回復途上であり、生活困窮者への支
援が大きな課題となっています。
このため、子どもから大人まで福祉・保健・医療の各分野における市民生活の安心・安全
を確保するためにも、施策の著実な実施により、サービスの充実とあわせて、「鍵康・自立j
に一層の重点を量いて取り組んでいくことが必要です。
2
6年度は特に、
O
0
0
O
0
健蔑づくり、疾病予防、介護予防の強化
地域包括ケアシステムの構築と将来にわたるあんしん施策の充実
生活保護受給者や生活困窮者を対象とした支援の強化など、自立支援策の推進
健やかな生活を支える室療環境などの充実
シニアパワーなどを活かした、安心と活力ある地域づくりの推進
を重要課題として掲げ、最優先に取り組む予算としています。
主な取組として、まず、市民の皆様一人ひとりが健康で安心して生活できる、活力ある超
高齢社会を築くために、日常生活の中で楽しみながら継続的に取り組めるウォーキングポイ
ントの実施や、企業と連携し従業員や市民の皆様の鍵康を後押しする取組、疾病の重症化予
防など、「都市型の健蔑づくり横浜モデルJ を創出し、全市域で健康づくりのムーブメント
を起こす取組を進めます。
また、予防接種ゃがん検診の推進等に取り組むとともに、医療・介護・予防・住まい・生
活支援が切れ目なく提供される「地域包括ケアシステムの実現」に向け、在宅医療と桂宅介
護の連携、介護予防事業の充実、将来にわたるあんしん施策として揮害者の後見的支援制度
の実施区拡大や就労支援の強化などにも取り組みます。
増大する扶助費の縮減に向けては、被保護者自立支援プ口グラムの更なる拡充、生活盟窮
者支援のモデル事業の推進、ハ田ーワークと連携した一体的な就労支援の拡充などを進め、
あわせて不正受給防止対策を含めた生活保護制度の適正運用に取り組みます。
また、地域における医療環境を充実するため、在宅産療連携拠点、の拡充や認知症支援診療
所(仮称)の設置、重度外傷センター(仮称)の整備を行うとともに、国民健康保険におけ
る子どもがいる世需の保険料減免を行います。
さらに、平成 2
6年度が計画の初年度となる「第 3期横浜市地域福祉保健計画Jを推進す
るとともに、擁立し困難を抱える高齢者等への訪問・梧談モデル事業ゃいきいきシニア地域
貢献モデル事業に取り組みます。
これらの取組を通じ、市民の皆様の「今 Bの安心、明 Eの安心、そして将来の安心J の実
現に向け、職員一丸となって取り組んでいきます。
平 成2
6年 度
健鹿福祉居予算案総括表
(単位:千円)
(一般会計)
日
環
本年度
前年度
増ム滅
増減率
考
備
7款
健康福祉費
3
0
7
.
4
0.
13
2
62
9
7
.5
2
6
.1
5
5
9
.
8
7
5
.
1
7
1
41
.8
8
3
.6
5
4 4.
12
6
7
.4
6
5
6
1
6
.1
8
9
1項
3
.3
社会福祉総務費、社会福祉事業振興費、国渓年金
社会福祉費
2項
障筈者福祉費
8
9
.7
6
7
.7
8
2 8
3
.1
1
3
.8
3
6
6
.6
5
3
.9
4
6
1
.5費、ひとり綴家庭等医療費、小児医療費
障害者福祉費、ところの健康相談センタ一等運営
費、障害者手当費、震度障害者医療費、障害者福祉
8
.
0施設運営費、リハビリテーションセンタ一等運営費
3項
老人福祉費
9
.8
3
4
.8
8
7 1
0
.0
4
6
.1
6
0
老人措置費、老人福祉費、老人福祉施設運営費
.1
ム2
1
1
.2
7
3 ム 2
4項
生活援護費
1
3
2
.1
1
0
.
4
6
51
3
0
.
2
9
9
.
8
0
1
.
18
1
0
.6
6
4
生活保護費、援護対策費
.
14
S項
健康福祉施設
費
備
整
1
2
.0
1
2
.8
1
6 1
2
.1
7
0
.5
4
2
ム 1
5
7
.7
2
6 ム
6項
健康福祉施設楚備費
1
.
3
予防費、健康診査費、健康づくり費、医療対策費、
公衆衛生費
1
9
.
2
0
7
.1
5
0 1
8
.
1
3
0
.
4
2
5
.
10
7
6
.7
2
5
7項
5
.
9地域保健推進焚、公害・石綿健康被害対策事業費
食品衛生費、衛生研究所費、食肉衛生検査所費、環
環境衛生変
2
.5
8
4
.5
7
2
3
.5境衛生指導費、葬務費、動物保護指導費
2
.4
9
7
.9
2
6
8
6
.6
4
6
1
1
0
.
8
4
9
.
9
0
01
0
7
.
9
4
5
.
5
0
1
2
.9
0
4
.3
9
9
2
.7
国民健康保険事業費、介護保険事業費、後期高齢者
授三療事業費、公答被害者救済事業費、水道事業、自
2
.7動車事業、高速鉄道事業及び病院事業会計繰出金
17款
諸
支
出
金
1項
特別会計繰出金
1
1
0
.8
4
9
.9
0
01
0
7
.9
4
5
.5
0
1
2
.9
0
4
.3
9
9
一般会計計
4
1
8
.
2
51
.2
2
64
0
5
.
47
1
.6
5
6
1
2
.
7
7
9
.
5
7
0
3
.2
i
健康福閥一般会計予算案の財源 i
(特別会計)
国民健康保険
事業費会計
介 護 保 険
事業費会計
3
6
9
.0
2
7
.8
8
63
7
0
.
1
2
4
.
3
6
1
2
41
.0
1
5
.7
3
62
2
2
.0
5
5
.5
4
8
.3
ム1.0
9
6
.4
7
5 ム O
1
8
.
9
6
0
.1
8
8
8
.5
特
,
ふ
疋
,
本年度
前年度
(
4
3
.
4
)
(
4
2
.
8
)
員
才
源
後期高齢者医療
事業費会計
6
5
.8
3
6
.2
2
9 6
2
.9
6
8
.8
4
7
2
.8
6
7
.3
8
2
1
8.
15
4
9
.6
4
2
1
7
3
.5
8
7
.9
7
3
4
.
6
(
5
6
.6
)
(
5
7
.
2
)
般
公害被害者救済
事業費会計
3
7
.9
3
9
4
7
.9
0
6
0
.8
ム 9
.9
6
7 ム 2
新墓濁事業費会計
1
1
8
.0
9
7
2
9
4
.7
7
3
9
.9
ム 1
7
6
.
6
7
6 ム 5
員
オ
源
iE
3
L
計
特別会計計
6
7
6
.
0
3
5
.
8
8
76
5
5
.4
9.
14
3
5
2
0
.5
4
4
.4
5
2
3
.1
2
3
6
.7
01
.5
8
4
(
10
0
)
4
1
8
.2
5.
12
2
6
( )内は構成比
2
3
1
.
8
8
3
.
6
8
3
(
10
0
)
4
0
5
.4
7
1
.6
5
6
Ⅲ 障害者施策の推進
~障害福祉主要事業の概要~
1 将来にわたるあんしん施策
障害者やその家族が切実に求めている「親なき後の生活の安心」や「障害者の高齢化・重度化への対応」など、地域で暮らす障害者や
その家族が将来にわたって安心して暮らし続けられるよう、「将来にわたるあんしん施策」を実施します。
2 障害者総合支援法に関する主な事業
介
護
給
付
・
訓
練
等
給
付
・
地
域
生
活
支
援
事
業
等
障害者相談支援事業
計画相談の対象範囲を広げるとともに、障害者地域活動ホーム等に配置された専任職員が、障害者が地
域で自立して暮らすために生活全般にわたる相談に対応します。【予算概要15】
障害者居宅介護事業
身体介護や家事援助、移動介護等を必要とする障害児・者が、ホームヘルプサービスやガイドヘルプ
サービスを利用して、在宅生活を送れるように支援します。【予算概要16,17】
障害者地域活動ホーム
運営事業
障害児・者の地域での生活を支援する拠点として「障害者地域活動ホーム」を設置するとともに、事業
委託及び運営費助成を行います。【予算概要18】
精神障害者生活支援セ
ンター運営事業
精神障害者の社会復帰、自立及び社会参加の促進を図るため、日常生活の支援、相談、地域における交
流活動の促進等を行う施設の運営を行います。【予算概要18】
障害者自立生活アシス
タント事業
知的障害者施設や地域活動ホーム、生活支援センター等に配置した専任職員が、単身等で地域で生活を
する知的障害者、精神障害者等に対して、支援を行います。【予算概要18】
障害者グループホーム
設置運営事業
日々の生活の場であるグループホームにおいて、障害者が世話人(職員)から必要な支援を受けながら
地域で自立した生活を送ります。【予算概要19】
地域活動支援センター
運営事業
障害者が地域の中で創作活動や生産的活動、社会との交流などを行う地域活動支援センターに対して助
成を行います。【予算概要20】
障害児・者短期入所事
業
疾病等により家族が介助できない場合や疲労回復を図る場合に、障害児・者が施設等を利用することで
在宅生活を支援します。
障害者支援施設等自立
支援給付費
障害者が障害福祉サービス等を利用することで、日常生活の自立に向けた支援を受けたり、就労に向け
た訓練を行います。
生活援護事業(補装
具・日常生活用具)
身体障害児・者の身体機能を補う用具、日常生活の便宜を図るための各種用具の給付等を行います。
重度障害者入浴サービ
ス事業
在宅での入浴が困難な重度障害者に、施設入浴及び訪問入浴を行うことで、入浴の機会を提供します。
精神障害者医療費公費
負担事業
精神障害者の適正な医療を普及するため通院医療費の一部を公費負担するほか、措置入院に要する費用
を公費負担します。
3 その他の事業
そ
の
他
の
事
業
発達障害者支援体制整
備事業
発達障害者支援法に基づき、市内の発達障害児・者について、ライフステージに対応する支援体制を整
備し、発達障害児・者の福祉の向上を図ります。【予算概要15】
小規模通所施設補助事
業
障害者が、自主製品の製作等を行い、地域の中で社会的活動に参加する「地域作業所」や作業所から法
定事業に移行した小規模な通所施設に対して助成を行います。【予算概要20】
自殺対策事業
自殺対策強化のため、地域自殺対策情報センターをこころの健康相談センターに設置し、地域連携を強
化し、関係機関や庁内関係部署との連携による総合的な自殺対策に取り組みます。【予算概要22】
精神科救急医療対策事
業等
神奈川県、川崎市、相模原市との協調体制のもと、受入協力医療機関の空床確保に必要な助成等を行い
ます。【予算概要23】
重度障害者医療費助成
事業
重度障害者に対し、保険診療の自己負担分を援助します。【予算概要24】
障害者就労支援事業
障害者の就労支援を行う就労支援センターの運営費の助成を行います。また、障害者の就労の場の拡大
等の事業を行います。【予算概要25】
心身障害者扶養共済事
業
障害者を扶養している保護者が毎月一定の掛金を納め、保護者死亡時等に、障害者本人に終身定額の年
金を支給します。
自立生活移行支援助成
事業
障害者の地域生活、就労への移行等のために必要な支援をする事業所に事業経費を助成します。
-16-
将 来 に わ た る
あ ん し ん 施 策
本
年
度
19億3,291万円
前
年
度
21億8,578万円
引
△2億5,287万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
5億6,797万円
県
2億8,196万円
-
市 費
10億8,298万円
将来にわたるあんしん施策について
障害者やその家族が切実に求めている「親なき後の生
活の安心」や「障害者の高齢化・重度化への対応」など
地域で暮らす障害者やその家族が将来にわたって安心し
て暮らし続けられるよう「将来にわたるあんしん施策」
を実施します。
本施策は、22年4月に廃止された在宅心身障害者手当
の質的転換策であり、障害者施策推進協議会での協議を
軸に、市民説明会等でのご意見も踏まえ具体化を図り、
22年度から各施策を段階的に実施しています。
1 親なき後も安心して地域生活が送れる仕組みの構築
5億5,701万円
(1)後見的支援推進事業〈拡充〉
地域の人や福祉従事者等が障害のある人の地域生
活を見守る仕組みを、地域をよく知る社会福祉法人
等と共に作っていきます。
(新たに3区で実施、累計14区)
(2)多機能型拠点の整備・運営
重症心身障害児・者など、常に医療的ケアが必要
な人の地域での暮らしを支援するため、訪問看護サ
ービスや短期入所などを一体的に提供できる拠点の
整備を方面別に進めます。(設計 1か所)
※こども青少年局予算(6,403万円)を含みます。
2 障害者の高齢化・重度化への対応
5,944万円
(1)障害者グループホームB型設置運営費補助事業(運営費・改修費補助)
グループホームにおける、障害者の高齢化・重度化対応を検討するため、高齢化対
応ホームモデル事業、及び重度化対応ホーム事業を実施します。
また、既存のホームでも安心して地域での生活が続けられるよう、必要なバリアフ
リー改修に対し助成を行います。
3 地域生活のためのきめ細かな対応
13億1,646万円
(1)総合的な移動支援施策
ア 移動情報センター運営等事業
移動に困難を抱える障害者等からの相談に応じて情報提供を行うとともに、ガイ
ドボランティア等の発掘・育成を行うセンターを引き続き運営します。(計9区)
併せて、センターの事業手法等の検証を行い、市内どの地域でもより効果的に情
報提供等ができる仕組みを検討します。
また、車の移動による利用範囲を広げるため、エリア巡回車等の検討を行います。
イ 障害者移動支援事業等
外出の際に付き添うガイドヘルプ及びガイドボランティア事業を担い手の確保等
に努めるとともに、タクシー事業者福祉車両導入促進事業など、障害者の外出支援
に引き続き取り組みます。
-17-
障
害
者
15
相談支援事業等
本
年
度
5億9,414万円
前
年
度
7億633万円
引
△1億1,219万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
1億2,458万円
県
4,912万円
その他
-
市 費
4億2,044万円
障
害
者
事業内容
4億3,771万円
1 相談支援事業
障害者が地域で暮らすために、生活全般にわたる相
談に対応するほか、適切なサービスの選択等を支援す
るため、相談事業を実施するとともに、地域での関係
機関とのネットワーク化を図ります。
(1)障害者地域活動ホーム
18か所
(2)障害児・者福祉施設等 5か所
(3)発達障害者支援センター 1か所
1億5,003万円
2 計画相談支援事業
障害者が個々に抱える課題解決に向けて適切なサー
ビスを利用できるよう、指定相談事業所がサービス利
用前に利用計画案を作成し、利用開始後に定期的なモ
ニタリングを実施することで、ケアマネジメントによ
るきめ細かな支援を行います。
あんしん
3 発達障害者支援体制整備事業 640万円
発達障害者の生活課題に対応するため、サポート
ホーム事業(生活アセスメント付き住居支援)を実施
し、一人暮らしに向けた準備支援を行います。
事業内容
障害児・者がホームヘルプサービス及びガイドヘルプ
サービスを利用して在宅生活を送れるよう支援します。
16
居 宅 介 護 事 業
本
年
度
108億7,987万円
前
年
度
99億6,745万円
引
9億1,242万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
40億4,858万円
県
20億2,619万円
その他
60万円
市 費
48億450万円
92億4,865万円
1 障害者ホームヘルプ事業
(1)対象者
身体介護や家事援助等を必要とする障害児・者及
び移動に著しい困難を有する視覚障害・知的障害・
精神障害児・者
2,276,186時間
(2)総利用時間見込
2 障害者ガイドヘルプ事業 あんしん 16億3,122万円
(1)対象者
単独で外出が困難な知的障害児・者、精神障害児・
者及び1~2級の身体障害児・者
657,366時間
(2)総利用時間見込
(3)ガイドヘルパー確保・育成
〈17ページの3(1)イの再掲〉
ア ガイドヘルパー等研修受講料助成
資格取得のための研修受講料一部助成
イ ガイドヘルパースキルアップ研修
サービス提供責任者向け及びヘルパー現任者向
け研修
-18-
障
害
者
事業内容
障害者等の外出を促進するために、各事業等を推進し
ていきます。
17
移 動 支 援 事 業
本
前
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
年
年
度
25億4,582万円
1 特別乗車券交付事業 市営交通機関、市内を運行する民営バス・金沢シー
サイドラインを無料利用できる乗車券を交付します。
利用者負担額(年額) 1,200円(20歳未満600円)
51億2,453万円
度
55億3,513万円
引
△4億1,060万円
国
8億1,816万円
県
4億1,098万円
その他
5,710万円
市 費
38億3,829万円
2 重度障害者タクシー料金助成事業 あんしん
4億650万円
公共交通機関の利用が困難な重度障害児・者に、福
祉タクシー利用券を交付します。
(1)助成額 1枚500円
(2)交付枚数
年84枚(1乗車で複数枚使用可)
※人工透析へ週3回以上通う腎臓機能障害者は年168枚
3 障害者ガイドヘルプ事業 あんしん 16億3,122万円
〈18ページの16の2の再掲〉
重度の身体障害、知的障害、精神障害のある障害児
・者が外出する際に、ヘルパーが付き添います。
(1)日常生活上必要な外出、余暇活動への外出支援
(2)通学・通所支援
7,112万円
4 ガイドボランティア事業 あんしん 〈17ページの3(1)イの再掲〉
視覚障害や肢体不自由、知的障害、精神障害のある障害児・者が外出する際に、ボラ
ンティアが付き添い等を行います。
(1)日常生活上必要な外出、通学・通所への支援
(2)余暇活動の外出支援、通学の見守り支援
(3)ガイドボランティア研修の実施
7,194万円
5 移動情報センター運営等事業 あんしん 〈17ページの3(1)アの再掲〉
移動に困難を抱える障害者等からの相談に応じて情報提供を行うとともに、ガイドボ
ランティア等の発掘・育成を行うセンターを引き続き運営します。(計9区)
併せて、センターの事業手法等の検証を行い、市内どの地域でもより効果的に情報提
供等ができる仕組みを検討します。
408万円
6 タクシー事業者福祉車両導入促進事業 あんしん
〈17ページの3(1)イの再掲〉
タクシー事業者がユニバーサルデザインタクシー(福祉車両)を導入する際の費用の
一部を助成します。
6,407万円
7 ハンディキャブ事業
車いすでの乗車が可能なハンディキャブ(リフト付小型車両)の運行サービス、車両
の貸出及び運転ボランティアの紹介を行います。(運行車両6台・貸出車両2台)
3億1,280万円
8 障害者施設等通所者交通費助成事業
施設等に通所の身体・知的・精神障害児・者及び介助者へ通所の交通費を助成します。
1,698万円
9 自動車運転訓練・改造費助成事業 あんしん
中重度障害者が運転免許を取得する費用の一部や、重度障害児・者本人及び介護者が
使用する自動車改造費・購入費の一部を助成します。
-19-
障
害
者
の
18
地域生活支援事業
本
年
度
67億4,149万円
前
年
度
61億6,944万円
引
5億7,205万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
20億4,145万円
県
10億1,572万円
その他
1,006万円
市 費
36億7,426万円
障
害
者
グループホーム
設 置 運 営 事 業
19
本
年
度
前
年
度
86億1,039万円
引
8億1,861万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
94億2,900万円
国
32億5,710万円
県
16億1,422万円
その他
-
市 費
45億5,768万円
事業内容
1 障害者地域活動ホーム運営事業
障害児・者の地域での生活を支援する拠点施設とし
て生活支援事業や日中活動事業を行う「障害者地域活
動ホーム」に、運営費助成等を行います。
(1)社会福祉法人型
設置18か所(前年度 18か所) 34億3,603万円
(2)機能強化型
設置23か所(前年度 23か所) 21億2,733万円
2 精神障害者生活支援センター運営事業
精神障害者の社会復帰、自立等を図るため、日常生
活の支援、相談、地域における交流活動の促進等を行
う生活支援センターの運営費を助成します。
設置18か所(前年度 18か所) 8億6,923万円
3 障害者自立生活アシスタント事業
地域で生活する単身等の障害者に対し専任の支援職
員(自立生活アシスタント)による支援を行い、地域
生活の継続を図ります。
実施38か所(前年度 36か所) 2億8,890万円
4 ヨコハマ★パラトリエンナーレの開催〈新規〉
障害者とアーティストが協働して創造、表現を行う
場として「ヨコハマ★パラトリエンナーレ」を「まち
にひろがるトリエンナーレ」の一環として、文化観光
局と共催します。
2,000万円
事業内容
「障害者グループホーム」の設置及び運営を推進する
ことにより、障害者が地域で自立した生活を送れるよう
支援します。
1 設置費補助
1億9,500万円
新設 44か所
(うち4か所は障害児施設18歳以上入所者移行相当分)
移転 8か所
2 運営費補助等
91億4,333万円
655か所(A型13、B型642) うち新規 44か所
(1)運営基本費(国基準+加算)
(2)家賃補助(月額家賃1/2)
(3)設立等支援事業
3 法定事業移行支援
3,266万円
4 調査強化事業〈新規〉
108万円
運営法人に対する経理面の調査機能強化により、運営
状況や補助金の使用について、効果的な指導を行います。
5 高齢化・重度化対応事業 あんしん
5,693万円
〈17ページの2(1)の再掲〉
高齢化対応グループホーム事業をモデル実施し、重
度化対応グループホーム事業を法定移行化・継続実施
します。
また、既存のホームで必要となるバリアフリー改修
に対し助成を行います。
-20-
小規模通所施設
20
補
助
事
業
本
年
度
48億2,463万円
前
年
度
50億2,093万円
引
△1億9,630万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
13億105万円
県
6億5,053万円
その他
-
市 費
28億7,305万円
障
整
21
害
備
者
事
施
業
設
等
本
年
度
24億5,140万円
前
年
度
27億3,510万円
引
△2億8,370万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
1億4,923万円
県
-
その他
16万円
市 費
23億201万円
事業内容
地域作業所、地域活動支援センター地域作業所型、法
定事業に移行した小規模な通所施設等に対し、運営費、
借地借家費等を助成します。
1 障害者地域作業所助成事業
1億166万円
身体・知的 既存5事業所について年度中に法定事
業等に移行予定
精神 なし
(1)運営基本費 1,037万円~1,518万円/か所
(2)借地借家費等
2 地域活動支援センター運営事業 あんしん
43億5,387万円
年度末設置見込み数
身体・知的 124か所 精神 69か所
(うち新規 身体・知的 6か所)
(1)運営基本費 1,345万円~1,850万円/か所
(2)借地借家費等
3 法定事業移行支援事業
3億6,910万円
身体・知的 82か所 精神 18か所
(1)借地借家費
(2)移行支援補助金
事業内容
1 障害者施設整備事業
12億7,975万円
障害者が自立した日常生活を送るために必要な支援
を提供する施設を整備する法人に対し、設計費及び建
設費等の助成を行います。
また、耐震構造に問題があり、老朽化が著しい施設
は、建替え等による整備を行い、入所者等の安全確保
と安定した支援等を行うための施設環境を改善し、入
所者等の地域生活への移行を推進します。
(1)建設 2か所
民間障害者施設耐震対策(神奈川区・26年度完了
予定、保土ケ谷区・28年度完了予定)
(2)設計 2か所
多機能型拠点(瀬谷区)
〈17ページの1(2)の再掲〉 あんしん
民間障害者施設耐震対策(旭区)
(3)改修 3か所
大規模修繕(磯子区ほか)
2 障害者地域活動ホーム整備事業
用地先行取得債有償所管換え等
-21-
11億7,165万円
事業内容
社会問題である自殺への対策として、関係機関や庁内
関係部署との連携により総合的に推進します。
22
自 殺 対 策 事 業
本
年
度
4,195万円
前
年
度
4,203万円
引
△8万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
516万円
県
2,000万円
その他
3万円
市 費
1,676万円
精神科医療体制
23
の
本
前
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
年
年
度
確
保
1 地域連携
2,424万円
(1)講演会の開催、パンフレット等での普及啓発活動
(2)人材育成研修、調査分析
関係機関職員や地域支援者を対象に、自殺のおそ
れがある人の早期発見・早期対応の中心的役割を担
う人材(ゲートキーパー)養成研修等を行います。
(3)区局による推進
地域特性に合わせた区の取組を強化するとともに、
自殺の背景にある様々な社会的要因へ対応するため、
全庁的な取組を推進します。
2 地域自殺対策情報センター運営
818万円
地域における関係機関の連携推進や人材育成の拠点
として、連絡調整会議や研修を開催することで自殺対
策の総合的な支援体制の強化を図ります。
3 自死遺族支援等
953万円
電話相談や分かち合いの場(集い)の実施を通して
自死遺族の支援等を行います。
事業内容
1 精神科救急医療対策事業
2億6,510万円
県及び県内他政令市と協調体制のもと、受入協力医
療機関の空床確保に必要な助成等を行い、精神科救急
医療を実施します。
(1)精神科救急医療の受入体制
患者家族等からの相談や、精神保健福祉法に基づ
く申請・通報・届出に対応する体制を確保します。
2億6,879万円
度
2億6,820万円
引
59万円
国
3,184万円
県
-
その他
22万円
市 費
2億3,673万円
(2)精神科救急医療情報窓口
本人、家族及び関係機関からの相談に対し、病状
に応じて適切な医療機関を紹介する情報窓口を夜間
・深夜・休日に実施します。
(3)精神科身体合併症転院受入病院(全3病院14床)
精神科病院に入院しており、身体疾患の治療が必
要となった方の入院治療に対して、適切な医療機関
での受入が可能な体制を確保します。
2 精神科救急協力病院保護室整備事業
あんしん
369万円
整備費の一部を補助することにより、保護室整備を
促進し、精神科救急患者の受入状況を改善します。
-22-
重
度
障
害
者
24
医療費助成事業
本
年
度
157億7,590万円
前
年
度
143億7,885万円
引
13億9,705万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
県
その他
市 費
障
事業内容
1 重度障害者医療費助成事業
107億4,567万円
重度障害者に対し、保険診療の自己負担分を助成し
ます。
(1)対象者
次のいずれかに該当する方
ア 身体障害1・2級 イ IQ35以下
ウ 身体障害3級かつIQ36以上IQ50以下
エ 精神障害1級(入院を除く)
(2)対象者数見込
ア 被用者保険加入者 14,814人
イ 国民健康保険加入者 18,370人
ウ 後期高齢者医療制度加入者 22,290人
計 55,474人
25億1,311万円
2 更生医療給付事業
50億3,023万円
身体障害者が障害の軽減や機能回復のための医療を
45億5,502万円
受ける際の医療費の一部を公費負担します。
(1)対象者
25億2,529万円
18歳以上の身体障害者手帳を交付されている方
(2)対象者数見込 1,860人
61億8,248万円
害
者
25
事業内容
国や県の動向を踏まえ、市民に最も身近な自治体とし
て、きめ細やか、かつ先駆的な施策を障害者と企業の双
方に展開し、障害者の就労機会の拡大を図ります。
就 労 支 援 事 業
本
年
度
3億2,706万円
前
年
度
3億1,710万円
引
996万円
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
-
県
1,734万円
その他
883万円
市 費
3億89万円
1 基盤強化施策
2億9,076万円
障害者の就労相談・定着支援等を行う障害者就労支
援センターの運営や企業等での職場実習の充実、市民
・企業への啓発等により、地域におけるネットワーク
の構築を行い障害者就労支援の強化を図ります。
障害者就労支援センターの運営 9か所
2 スキルアップ施策
925万円
市内の農家やふれあいショップでの就労訓練を通じ
た、スキルアップ支援を行います。
3 就労の場の拡大施策〈拡充〉
971万円
福祉的就労の促進や障害者雇用の事例紹介等を通じ
就労への理解を深め、就労の場の拡大を図ります。
また、市内障害者就労施設等への発注の促進や、販
路拡大を包括的にコーディネートする「よこはま障害
者共同受注総合センター(仮称)」の設置に向け、検
討・準備を行います。(平成27年開設予定)
4 中小企業障害者雇用事業
1,734万円
雇用経験の無い市内中小企業に対し、障害者雇用の
ノウハウの提供などの支援を行います。 -23-
平成 26 年度
予
算
抜
概
粋
要
版
(こども青少年局分)
地域療育センター
関
係
事
業
14
千円
本
年
度
前
年
度
3,326,546
引
△ 97,477
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
3,229,069
国
45,430
県
23,374
その他
117
市 費
3,160,148
事業内容
0歳から小学校期までの障害児の療育に関する専門機関・地
域における中核機関として地域療育センターの運営を行います。
また、発達障害のある児童への対応等に関する小学校教職員
への支援や発達障害児を対象とした通所支援事業を実施します。
1 地域療育センター運営事業 27億5,266万円
心身に障害がある、又はその疑いのある児童の、地域にお
ける療育体制の充実などを目的として、方面別に設置してい
る地域療育センターの運営を行います。
また、通園施設利用世帯への施設利用料減免を法的に同類
型の民間施設の利用者負担に合わせるため廃止しますが、地
域療育センターのみが実施している食事の提供は、療育の一
環であるため、新たに食費減免を実施します。
(1) センター一覧及び予算内訳
(単位:千円)
本年度予算
センター名
運営法人等
381,235
1 南部地域療育センター
365,638
2 中部地域療育センター 指定管理者:(福)青い鳥
371,685
3 東部地域療育センター
386,454
4 戸塚地域療育センター
指定管理者:
317,294
5 北部地域療育センター (福)横浜市リハビリテーション事業団
347,198
6 西部地域療育センター
281,056
7 地域療育センターあおば 民設民営:(福)十愛療育会
8 よこはま港南地域療育センター 民設民営:(福)横浜市リハビリテーション事業団 302,095
2,752,655
計
※総合リハビリテーションセンターでも同様のサービスを提供しています。
(2) サービス内容
福祉保健センターが行う療育相談へのスタッフ派遣、保育所や幼
相談・地域サービス部門 稚園などの関係機関への巡回訪問による技術支援、保育所等訪問
支援、障害児相談支援等
診 療 部 門
診断、検査、評価、訓練指導等
児童発達支援センター(知的障害児)
通 園 部 門
医療型児童発達支援センター(肢体不自由児)での療育訓練
2 地域療育センター学校支援事業 1億4,365万円
地域療育センター及び総合リハビリテーションセンターの専門スタッフが小学校を訪問し、
主として自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害等の発達障害のある児童への学校
内での対応に関する研修や教職員への支援を行います。
・実施か所 9か所
(1) 小学校教職員を対象とした研修
一般学級・個別支援学級担任教諭、特別支援教育コーディネーター等への障害に関する
研修の実施、学校が企画した研修等への協力
(2) 小学校教職員への技術的支援
児童とのコミュニケーションのとり方、掲示物などの表示方法や教室内の環境設定、教
材の活用方法等に関する助言など
3 地域療育センター発達障害児通所支援事業 3億3,276万円
地域療育センター及び総合リハビリテーションセンターが運営する児童発達支援事業所にお
いて、主として知的に遅れのない発達障害児を対象に集団療育を行います。
・実施か所 9か所
18
在宅障害児及び
施設利用児童への
支
援
等
15
千円
本
年
度
前
年
度
3,347,631
引
1,517,665
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
4,865,296
国
2,101,771
県
791,478
その他
18,552
市 費
1,953,495
1 障害児通所支援事業等<拡充>
32億1,639万円
(1) 障害児通所支援
児童福祉法に基づく障害児通所支援事業(児童発達
支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援)を
利用する者に対して給付費を支出します。
また、新たに国制度を活用して、多子世帯に対する
減免を実施します。
<予算の増減理由>
通所支援事業者数、特に放課後等デイサービス事業
者数の大幅な増により給付費が増加しています。
<放課後等デイサービス事業者数>
25年度予算時 30か所→26年度予算時 95か所
<放課後等デイサービスの1月あたり利用児童人数>
平成25年度 825人(見込み)→平成26年度 3499人
(2) 障害児居場所づくり事業
市単独で障害児居場所事業を行ってきましたが、法
定事業の放課後等デイサービス事業への移行を進めて
います。
<障害児居場所づくり事業実施事業所数>
平成24年度:20か所、平成25年度:15か所、
平成26年度:4か所(うち2か所が平成26年度中に
放課後等デイサービスへ移行予定)
2 学齢後期障害児支援事業
1億1,123万円
学齢後期(中学・高校生年代)の主として発達障害のあ
る児童又はその疑いのある児童を対象として、思春期に
おける障害に伴う生活上の課題の解決に向けて、診療、
相談、通学先学校等関係機関との調整などを行います。
・実施内容
診療(初診、再診)、相談、相談に基づく関係機関との連携支援、家族への相談支援等 ・実施機関
小児療育相談センター(所在地:神奈川区西神奈川1丁目9番1号)
総合リハビリテーションセンター(所在地:港北区鳥山町1770番地)
学齢後期発達相談室くらす(所在地:港南区上大岡西2-8-18 ジャパンビル3階)
3 メディカルショートステイシステム事業
2,955万円
常時医学的管理が必要な医療的ケアを要する重症心身障害児者等を在宅で介護する家族の
負担軽減を目的として、介護者の事情により一時的に在宅生活が困難になった場合などに市
立病院や地域中核病院等の協力を得て入院による受け入れ(メディカルショートステイ)を
行い、在宅生活の安定を図ります。<協力医療機関10病院>
(将来にわたるあんしん施策に含む。)
301万円
4 医療環境整備事業
医療的ケアを要する重症心身障害児者の在宅生活を支えるため、訪問看護師を対象とした
研修や在宅支援関係者によるネットワーク連絡会を開催し、医療環境の充実を図ります。ま
た、重症心身障害児者のかかりつけ医と一次医療機関・二次医療機関のネットワーク構築に
向けて検討を行います。
5 障害児入所支援事業等
15億512万円
養護上の課題や、障害に伴う社会生活上の課題の解決のために、児童相談所による利用調
整を経て、障害児施設への入所に伴う費用(措置費及び障害児入所給付費)を支出します。
また、契約により入所している児童の世帯に対して、措置による入所と同等の費用負担とな
るように、本市独自の利用者負担助成を行います。施設に対しては、職員の加配等を行うこ
とで、機能強化を図り、支援を充実させます。<26年度見込み数:228人>
19
障 害 児 施 設 の
整
備
16
1 重症心身障害児施設の整備
10億3,292万円
市内の重症心身障害児施設が不足しており、市外・県
外施設にも入所せざるを得ない状況となっています。ま
た、在宅で早期に入所が必要な方も多くいる状況です。
これらを改善するため、市内3か所目の施設を整備し
ます。26年度は工事を実施します。
(将来にわたるあんしん施策に含む。)
千円
本
年
度
前
年
度
173,715
引
1,037,094
差
本
年
度
の
財
源
内
訳
国
1,210,809
155,846
県
-
その他
-
市 費
1,054,963
<整備スケジュール>
22年度:基礎調査
23年度:法人選定
24年度:基本設計
25年度:実施設計
26年度:工事
27年度:しゅん工、開所予定
<整備地>
港南区港南台四丁目6番地
<定員>
160人(長期入所 136人、短期入所 24人)
<整備・運営法人>
社会福祉法人 十愛療育会
2 横浜市なしの木学園の再整備
5,296万円
老朽化が進んでいる福祉型障害児入所施設「横浜市な
しの木学園」について、より望ましい生活環境を確保す
るために、民営化及び現敷地内での再整備を行います。
26年度は実施設計を行います。あわせて、民営化に向け
た引継ぎを行います。
(将来にわたるあんしん施策に含む。)
<整備及び民営化スケジュール>
24年度:基本調査
25年度:法人選定、基本設計
26年度:実施設計、運営引継ぎ
27年度:選定法人による運営開始(民営化)、新棟着工
28年度:新棟しゅん工
29年度:既存棟改修
<所在地>
泉区下飯田町330番地
<定員>
70人(長期入所 60人、短期入所 10人)
<整備・運営法人>
社会福祉法人 試行会
3 白根学園児童寮の再整備
1億2,493万円
福祉型障害児入所施設「白根学園児童寮」について、老朽化及び耐震上の問題を解消
し、入所児童に適切な支援を提供できる環境を整えるため、現敷地内で再整備を行いま
す。26年度は工事を実施します。
<整備スケジュール>
24年度:基本設計、25年度:実施設計、26年度:着工、27年度:しゅん工、既存棟解体
<所在地>
旭区白根七丁目10番6号
<定員>
34人(長期入所 30人、短期入所 4人)
<整備・運営法人>
社会福祉法人 白根学園
20
特別な支援を必要とする児童生徒に対する校内の支援体制を充実するた
め、支援員を配置するとともに、小中学校におけるLD(学習障害)などの児童
生徒への教育的支援、専門的な就学・教育相談などを実施します。また、特別
支援学校に在籍する生徒の就労支援を行い、社会的自立を促進します。
5 特別支援教育
の指導振興
本年度
前年度
差引
本年度の財源
その他
市債
国・県費
一般財源
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
844,169
812,792
31,377
9,800
1,611
0
832,758
(1)特別支援教育支援員事業費
36,422千円
(34,763千円)
学校生活支援事業(生活面・安全面への支援)と学習支援実践推進校事業(学習支援)を一本化する
ことにより、一人の子どもに対し学校生活場面と学習場面の連続性のある支援を可能とし、障害特性に
よるニーズに応じたトータルな支援を実現します。
(2)特別支援学校就労支援事業費
13,379千円
(18,421千円)
高等特別支援学校及び高等部に在籍する生徒が企業就労を通して自立・社会参加を図れるよう、実
習職場の開拓や就労定着のための職場訪問などを行います。
(3)特別支援学校医療的ケア体制整備事業費
50,796千円
(48,586千円)
特別支援学校(肢体)5校に看護師を配置するとともに、医師などで構成する運営協議会を設置し、医
療的ケア実施体制の整備を図ります。
(4)特別支援教育相談指導事業費
96,496千円
(81,835千円)
児童生徒一人ひとりのニーズに応じて、特別支援教育にかかわる就学・教育相談を行います。
(5)スクールバス運行費《再掲》
563,669千円
(561,319千円)
特別支援学校に在籍する児童生徒に対し、登下校支援を行うため、スクールバスを運行します。
児童生徒の安全確保や身体的負担の軽減を図るため、全40コースで運行を実施します。
(6)タブレット端末の活用に関する研究事業費《新規》 5,000千円
( - 千円)
特別な支援が必要な児童生徒が、障害があることなどにより制限されている身体的な機能等を補完
し、授業内容をしっかりと理解して主体的に学習するための効果的なICT活用について、特別支援学
校のなかから実践校を選び、研究します。
(7)企画総務費等
78,407千円
(67,868千円)
企画総務費、特別支援教育行事費、センター総務費、臨床指導医等派遣事業費ほか
17
事業内容
乗り降りしやすい
バ ス の 導 入
( 市 営 バ ス )
5
千円
本
年
度
442,077
乗り降りしやすいバスの導入
ノンステップバス 平成22年度予算より健康福祉局からの導入補助は
終了。(平成24年度予算より民営バスのみ導入補助)
交通局の企業努力により引き続き導入を推進
どなたにでも乗り降りしやすいノンステップバスを16両導入します。このうち、
環境にも配慮した電気式ハイブリッドノンステップバス(9両)の導入を予定してい
ます。
一般乗合バスに占める低床バスの割合は、26年度末においても前年同様100%とな
ります(狭隘地を走行する小型リフト付きバスを除く)。
26年度購入予定ノンステップバス車両数 16両 うち ディーゼルノンステップバス 7両 うち 電気式ハイブリッドノンステップバス 9両
(26年度末ノンステップバス車両予定数 727両)
-3-
8
住宅施策推進費
本年度
前年度
差引
国
財本
県
源年
市 債
内度
その他
訳の
一般財源
218,010 千円
163,185
54,825
48,585
15,480
―
―
153,945
事業内容
住宅マスタープランである「横浜市住生活基本計画」に
基づき、団地の再生、マンション管理組合支援、子育て世
帯や高齢者等への居住支援、省エネ住宅の普及など、市民
が安心して暮らせる住まい・住環境整備に向けた取組を進
めます。
(1) 団地再生支援事業
10,000 千円 (25:
0 千円)
(差引
10,000 千円)
建物の老朽化や居住者の高齢化が進む集合住宅団地の再生に向けて、再生を支援する人材を育
成・派遣し、団地の課題や行動計画をマスタープランとしてまとめるなど、住民主体の再生を支
援します。
併せて、建替えを円滑に進めるための誘導手法の検討を行います。
(2) マンション関連支援事業
9,850 千円 (25:
12,046 千円)
(差引
△ 2,196 千円)
分譲マンションの良好な維持管理のため、マンション管理組合への専門家派遣や共用部分のバ
リアフリー化、建替・改修に関する検討費用の助成を行うとともに、子育てにやさしいマンショ
ンの認定・普及に向けた取組等を行います。
(3) 住宅施策推進事業
11,200 千円 (25:
13,000 千円)
(差引
△ 1,800 千円)
住宅政策に関する立案や施策の充実に向けて、市場の動向や市民ニーズの把握等の基礎的調査
を行い、住宅施策の展開を図ります。
26年度は、住宅政策審議会を開催し、今後の市営住宅等の供給の考え方について検討します。
(4) サービス付き高齢者向け住宅登録事業
1,400 千円 (25:
1,500 千円)
(差引
△ 100 千円)
高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づくサービス付き高齢者向け住宅の登録を行いま
す。
(5) 高齢者住替え促進事業
4,100 千円 (25:
4,100 千円)
(差引
0 千円)
高齢者の住替えを支援するため、横浜市住宅供給公社の住まい・まちづくり相談センター「住
まいるイン」での相談等を実施します。また、出前講座など、高齢者がより身近な場所で相談で
きる取組を行っていきます。
(6) 民間住宅あんしん入居事業
3,460 千円 (25:
3,500 千円)
(差引
△ 40 千円)
連帯保証人がいないために民間賃貸住宅に入居ができない高齢者・障害者・外国人等に対し、
本市と不動産店(家主)及び保証会社が協力して入居支援を行います。また、区役所等による日
常生活相談や福祉サービス相談等の既存の支援策を活用した居住支援を行います。
25
(7) 住まいに関する相談情報提供事業
6,900 千円 (25:
8,318 千円)
(差引
△ 1,418 千円)
市民が身近な場所で住まいに関する総合的な相談が受けられるよう、民間事業者の実施する相
談拠点との連携や市民利用施設を活用して、住まいに関する情報提供や相談を実施します。
省エネに関する一定の知識を有する建築士等を省エネ住宅相談員(コンシェルジュ)として登
録し、更新時に技術講習会を開催するとともに知識・技術向上のための研修会等を行い、住宅の
省エネルギー化を図ります。
(8) 住まいのエコリノベーション推進事業
76,000 千円 (25:
13,000 千円)
(差引
63,000 千円)
既存住宅のエコリノベーション(省エネ改修)を実践から学ぶ「アカデミー」の開催などを通
して、「横浜型エコリノベーションモデル」を発信し、住まいの温暖化対策を推進します。
これらの成果や取組を普及啓発することにより、民間市場における既存住宅の温暖化対策を誘
導し、市民への普及啓発や市内企業の技術力向上につなげていきます。
(9) 住宅リフォーム等支援事業
15,000 千円 (25:
22,500 千円)
(差引
△ 7,500 千円)
戸建住宅やマンションのリフォーム等を進めるため、市民が住宅金融支援機構等から工事資金
の融資を受けたものについて、一定期間利子補給を行います。
なお、新規募集は20年度で終了しています。
(10) 応急仮設住宅建設用地データベース作成業務
18,000 千円 (25:
6,000 千円)
(差引
12,000 千円)
大規模地震等が発生した場合に応急仮設住宅の供給を速やかに行うため、被害が大きいと想定
される住宅地を中心に調査し、建設用地のデータベースを作成します。
(11) 被災者向け住宅家賃負担事業
15,480 千円 (25:
19,320 千円)
(差引
△ 3,840 千円)
横浜市住宅供給公社が東日本大震災による被災者の受入れのために提供している住宅につい
て、被災県から供与期間延長の要請があったため、2年間満了以降については横浜市が借上げ、
費用を被災県へ求償します。
26
Fly UP