Comments
Description
Transcript
学習活動 指導の留意点 5~6年
5~6年 時間 (分) 10 20 ※ この指導案は技能面に着目しています。関心・意欲・態度、思考・判断の観点を適宜入れてください。 学習活動 ・プールサイドに集まり、挨拶をする。 ・バディシステムをつかって出席確認、健康観察を行う。 ・これまでの学習の確認と、本時のねらいと学習する内容を知る。 *「水泳ノ介」の映像を見てイメージを持つ。 ・準備運動をする。 ・シャワーを浴び、プールの縁の決められた位置に座る。 ・水慣れ(腰掛けばた足、水かけ、入水、ボビングジャンプ、壁につかまってばた足) *ばた足は、足首を伸ばして腿の付け根から動かす。 *ボビングジャンプでは、パッと吐いて息を吸う。 ■復習 「かえる足の動きとそのポイントを確認する」 ・ビート板を使ったかえる足を行いポイントを意識してかえる足をする。 ① ビート板に体重をかけないように手を乗せ、肘を伸ばして頭を水に沈める。 ② 腿の付け根を程よく曲げ、膝と足首を曲げてお尻を踵をに引き付ける。 (腿と体幹の角度は約120度)、足首はめいっぱい曲げて爪先は外側。 ③ 足の裏で、楕円を描くように円くける。 ④ 蹴り終わりで足首を伸ばし、揃える。 ⑤ しっかり伸びをとって、惰性で多く進むようにする。 ■ねらい①「一歩進んだ平泳ぎの手のかきと呼吸ができる」(発展学習) ・立った状態で、教師の動きを真似、説明を聞きながら手のかき方を学ぶ。 ・ビート板を足に挟んで、ポイントを意識しながら手のかきだけで泳ぐ。 ① 手のひらを外に向けてY字にひらき、肘を曲げて腕全体で水をとらえる。 ② 肩の位置までかいたら、胸の前にかき込んで脇をしめる(この時、足を引き付ける) ③ 針の穴を通るように手を合わせて、頭を水につっこむ、 ④ 手を前にグーッと伸ばして、け伸びの形をとる。(この時、かえる足で力強くける) *呼吸はかきの終わりと同時に行うようにする。 ■ねらい②「一歩進んだ平泳ぎのストロークがよいタイミングでできる」(発展・課題学習) ・ポイントを意識しながら、かえる足、手のかき・呼吸を交互に行う。 *かえる足と手のかきのポイントを意識しなが行う。 *かえる足と手のかき・呼吸の間は手を重ねないけ伸びの姿勢をとる。 30 40 ・「はりきり水泳ノ介」の映像で、実際のタイミングを確認する。 ・プールサイドに立った状態で、かえる足、手のかき・呼吸のタイミングを学ぶ ① け伸びの姿勢でスタートしてからかきの動作を始める。 ② かきの動作に合わせて呼吸をする。 ② 手のかき終わりの時に足を引きつけ始める。 ② 手を揃えて前に伸ばした後、力強くかえる足を行う。 ③ け伸びの姿勢でしっかり伸びをとってから、かきの動作を行う。 ・上記の手順で実際に泳ぐ。 *バディで動きを観察し、アドバイスをし合う。 指導の留意点 ・元気よく行うように声かけをする。 ・顔色等をよく観察する。 ・ねらいと指導内容を簡潔に伝える。 *視聴覚機器をプールサイドに設置しておく。 ・準備運動から水慣れまでテンポよく行い、体温を上げることに 留意する。 *ばた足ができていない児童には、教師が補助をする。 *ボビングジャンプは呼吸法の練習を兼ねて行う。 ・復習は、ポイントを児童に分かりやすい言葉で簡潔に伝え、テ ンポよく行うようにする。 *躓いている児童には「水泳ノ介」のかえる足の映像を見せ てイメージを持たせたり、個別に補助をしたりする。 ・隣や後ろの人を蹴らないように間隔を十分にあけて泳ぐように 注意する。 ・示範をしながら、ポイントを児童がわかる言葉で説明する。 ・立った状態でのかきは、教師の示範を真似るようにする。 *躓いている児童には「水泳ノ介」の手のかきの部分の映像を 見せてイメージを持たせたり、個別に補助をしたりする。 ・復習とねらい①で確認したかえる足、手のかきのポイントを 意識するように助言する。 ・映像視聴は低温時には省略し、入水前に解説しておく。 *低温時には、水から上がらず、教師が示範をしながら、 ポイントを説明する。 ・動きの習熟に合わせて徐々に泳ぐ距離を伸ばしていく。 *可能であれば、自分の動きを動画撮影し、「水泳ノ介」の 映像と比べて課題を考えるようにする。 ・動きの観察は、プールサイドや水の中から行うとよいことを伝 える。 バディシステムによる人数確認・健康観察、学習の振り返り、挨拶、移動(シャワー)