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NISAとジュニアNISAの比較
35 NISAとジュニアNISAの⽐較 (2015年5⽉) 【キーワード】 NISA、ジュニアNISA 2016年より、NISAの年間購⼊枠が100万円から120万円に増額されるとともに、ジュニアNISA制度も始まります。 ⾮課税期間はいずれも最⻑5年ですが、ジュニアNISAではそれ以降も20歳になるまで⾮課税で保有し続けることが できます。⻑期的な⾮課税投資の⽅法ができたことは、ジュニアNISAのポイントの1つと考えられます。 2016年以降のNISAとジュニアNISAの概要 対象年齢 (各年の1⽉1⽇時点において) ⾮課税購⼊額 ⾮課税対象商品 (両制度とも同じ) ⾮課税期間 (両制度とも同じ) 購⼊可能期間 NISA ジュニアNISA 20歳〜 0〜19歳 毎年120万円まで 毎年80万円まで 公募株式投資信託など 公募株式投資信託など 最⻑5年 最⻑5年 〜2023年 2016年*1〜2023年 制限なし 18歳*2までは制限あり 本⼈ 親権者など ⼝座からの払出制限 運⽤の管理者 *1 ジュニアNISA⼝座を通じた運⽤開始は、2016年4⽉1⽇受渡分からとなります(⼝座開設の事前受付は2016年1⽉以降)。 *2 3⽉31⽇時点で18歳である年の1⽉1⽇以降(例:⾼校3年⽣の1⽉以降)、払出制限はなくなります。 NISAのイメージ 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 最⻑5年 上限 100万円 投資成果 ■⾮課税期間終了後、120万円分まで翌年の⾮課税枠に移せます。 ■通常の課税⼝座(特定⼝座、⼀般⼝座)に移すこともできます。 上限 120万円 ※当資料作成時点の情報に基づくものであり、今後制度が変更される場合もあります。 ※当資料中のいかなる内容も将来の成果を⽰唆・保証するものではありません。 最終ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 "⼤和投資信託”ツイッター@DaiwaAMで経済・投資環境について情報発信しています。 (1/4) ジュニアNISAのイメージ① (2023年1⽉1⽇までに20歳になる場合の⼀例) 年齢 (⼀例) 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 14歳 15歳 16歳 17歳 18歳 19歳 20歳 21歳 22歳 23歳 24歳 25歳 最⻑5年 ■⾮課税期間終了後、翌年の⾮課税枠に移せます。 (ジュニアNISAでは80万円、NISAでは120万円まで) 上限80万円 (払出制限あり) ■払出制限付課税⼝座への払出しやジュニア NISA⼝座への再投資ができます。 払出制限付課税⼝座で保有している株・ 投信商品をジュニアNISA⼝座に移すことは できません。 上限80万円 (払出制限なし) ■18歳以降*1は⾃由に 払出しできます。 払出制限付課税⼝座 株・投信⼝座 上限 120万円 ■NISA⼝座が⾃動的に開設されます。 ■新規投資できるのは2023年までです。 預⾦・MRF・預り⾦⼝座 ■払出しした場合、過去の純利益に対して課税されます。 災害などやむを得ない場合には、⾮課税で払出すことが できます。 20歳になった年の翌年からNISAに移⾏します。 したがって、20歳になる年の年間投資枠は80万円*2です。 *1 3⽉31⽇時点で18歳である年の1⽉1⽇以降(例:⾼校3年⽣の1⽉以降)、払出制限はなくなります。 *2 1⽉1⽇が誕⽣⽇の場合は、1⽉1⽇から年間120万円の投資が可能になります。 ジュニアNISAのイメージ② (20歳になる前に制度が終了する場合の⼀例) 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 2028年 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳 11歳 12歳 ・・・・・ 2034年 2035年 18歳 19歳 最⻑5年 上限80万円 (払出制限あり) ■ジュニアNISAで新規投資ができなくなった勘定から、 継続管理勘定に移して保有し続けることができます。 ■18歳までは払出制限があります。 ■払出制限付課税⼝座の取扱いについては、 前記の年表と同様です。 継続管理勘定(20歳まで⾮課税で保有可能/新規投資は不可) ※当資料作成時点の情報に基づくものであり、今後制度が変更される場合もあります。 ※当資料中のいかなる内容も将来の成果を⽰唆・保証するものではありません。 最終ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 "⼤和投資信託”ツイッター@DaiwaAMで経済・投資環境について情報発信しています。 (2/4) 【参考】 NISA⼝座の開設・利⽤状況 2014年6⽉末時点(左)と同年12⽉末時点(右)の⽐較 年代 購⼊額 (億円) ⼝座数 (万) 平均購⼊額 (万円) 20歳代〜30歳代 1,424 ⇒ 3,049 85 ⇒ 104 17 ⇒ 29 40歳代〜50歳代 4,284 ⇒ 8,624 218 ⇒ 253 20 ⇒ 34 60歳代以上 9,923 ⇒ 18,096 424 ⇒ 468 23 ⇒ 39 購⼊額と残⾼・払出(売却)額・配当⾦との⽐較 (2014年12⽉末時点) 総購⼊額 差額 29,770 3,460 総受取配当⾦額 1,235 0 5,000 10,000 総残⾼額 総売却額 課税⼝座への 27,978 4,013 払出額 4 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 (億円) ※総残⾼額は、2014年12⽉末時点における時価により算出しています。 ※総売却額と課税⼝座への払出額は、NISA⼝座から払出しした時の時価で算出しています。 ※総受取配当⾦額は、配当⾦、普通分配⾦及び元本分配⾦の合計額です。 (出所) ⾦融庁 「NISA⼝座の利⽤状況について(2015年4⽉)」 【参考】 若年層の資産形成⽀援の必要性 ⾼齢者が優先的にお⾦を使いたいもの(60歳以上) ⼤学卒業にかかる費⽤ (万円) 家電等の購⼊ ⾃動⾞等の購⼊・整備 友⼈等との交際費 冠婚葬祭費 住宅の新築・増改築・修繕 ⼦どもや孫のための⽀出 旅⾏ ⽀出 健康維持や医療介護のための (%) 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 ※当資料作成時点の情報に基づくものであり、今後制度が変更される場合もあります。 ※当資料中のいかなる内容も将来の成果を⽰唆・保証するものではありません。 国⽴ 公⽴ 私⽴ 下宿・アパート 533 487 791 平均 437 392 624 ⾃宅 288 268 518 (出所) 内閣府 「⾼齢者の経済⽣活に関する意識調査(平成23年度)」 ⽂部科学省 「平成21年度 ⽂部科学⽩書」 最終ページの「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご覧ください。 "⼤和投資信託”ツイッター@DaiwaAMで経済・投資環境について情報発信しています。 (3/4) 投資信託の留意点 以下の記載は、金融商品取引法第 37 条により表示が義務付けられている事項です。お客さまが実際にご購入される個々のファンド に適用される費用やリスクとは内容が異なる場合がありますのでご注意ください。ファンドにかかる費用の項目や料率等は販売会社 や個々のファンドによって異なるため、費用の料率は大和投資信託が運用する一般的なファンドのうち、徴収するそれぞれの費用に おける最高料率を表示しております。また、特定ファンドの取得をご希望の場合には、当該ファンドの「投資信託説明書(交付目論 見書) 」をあらかじめ、または同時にお渡しいたしますので必ずご覧いただき、投資に関する最終決定はお客さまご自身の判断でな さるようお願いします。 お客さまにご負担いただく費用 ファンドのご購入時や運用期間中には以下の費用がかかります。 直接的にご負担いただく費用 購入時手数料 料率の上限は、3.24%(税込) です。 換金手数料 料率の上限は、1.296%(税込) です。 信託財産留保額 料率の上限は、0.5%です。 保有期間中に間接的にご負担いただく費用 運用管理費用(信託報酬) その他の費用・手数料 費用の料率の上限は、年率2.1816%(税込) です。 監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引 等に要する費用、資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産でご負 担いただきます。 (その他の費用・手数料については、 運用状況等により 変動するため、事前に料率、上限額等を示すことができません。 ) ※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 ※ ファンドにより異なりますので、詳しくは販売会社にお問合わせください。 ※ 詳細につきましては、 「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。 ファンドのリスクについて ファンドは値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替リスクもあります)に投資しますので、基準価額は大きく 変動します。したがって、投資元本が保証されているものではありません。信託財産に生じた利益および損失はすべ て投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異なります。また、新興国には先進国とは異なる新興国市場のリスク などがあります。リスクの要因については、ファンドが投資する有価証券等により異なりますので、お申込みにあた っては、ファンドの「投資信託説明書(交付目論見書) 」をご覧ください。 当資料のお取扱いにおけるご注意 ◆当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的として 大和証券投資信託委託株式会社が作成したものであり、勧誘を目的としたもの ではありません。投資信託のお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書) 」の内容を必ずご確 認のうえ、ご自身でご判断ください。 ◆当資料は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。運用実績な どの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。記載内容は資料作成時点のものであり、予告 なく変更されることがあります。 販売会社等についてのお問合わせ フリーダイヤル 0120-106212(営業日の9:00∼17:00) ホームページアドレス http://www.daiwa-am.co.jp/ (4/4) (2/2)