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精神障害者・家族と地域の協働による心のユニバーサルデザイン推進
平成2 0年度 夢づく り協働 推進事 業の実 施状況 事 業 26 名 精神障害者・家族と地域の協 働による心のユニバーサ ルデザイン推進プログラム 事業の 概要 精神障害者 の自立促進 のためには 、社会の理解が不可欠 であり、NPO 法 人を中心と し た 関係 機関 と行 政が 協 働して 、協 働ミ ーティ ング (実 行委 員会) を設 置し 「ハー ト フ ル フェ ステ ィバ ル」 の 開催・ 障害 者地 域活動 支援 セン ター や関係 団体 と地 域交流 活 動 を通して、心のユニバーサル デザインの一層の推進を 図った。 協働の主体 、役割分担 協働の主体 役 割分担 当事者 家族 事業実施への企画運営 NPO 法 人「ハートフル・あし ん」 団体内での取組、事業の共同実施 共同作 業所「つつじ憩いの家」 住民への声かけ その他 各種団体(児童民生委員会、愛育委 団体内での取組、事業の共同実施 員会、栄養改善協議会、ボランティアの会、 住民への声かけ 看護協会、短期大学 等) 新見市(保健・福祉) 活動への助 言及び情報提供 県民局 新見支局(新見保健所) 実 施 状 況 地 域住 民と 精神 障害 者 への理 解や 交流 を深め 、障 害者 の社 会参加 を促 進す るため 次 の 事業を行った。 1 ハートフルフェスティバル の開催 地元住民有志や三障害関係団体のコンサートやフ ラダンス、精神障害者当事者を中心に手話と歌を披 露し好評を得た。 ( 1)日 時:平成20年11 月29日(土) ( 2)テーマ:ほほえみからき らめきへ ( 3)参加者:関係団体・市民 等 約240人 家族・当事者の体験発表 94 ( 4)内 容 ① 講演会 テーマ:関心と安心~障害者が安心して暮 講 らせる地域づ くり~ 師:障害者地域 活動支援センター 精神保健 福祉士 ②当事者及び家族の意見発表 河合宏氏 ③ハートフルイベント ほほえみバンド結成 2 日常の協働活動 ( 1)ソフトバレーボール大会 in にいみ 平 成 1 8 年 度か ら 継 続実 施 。 県 内の 障 害 者 支援 セ ン タ ー や 作 業 所 のソ フ ト バ レ ー ボ ー ル チ ー ムを 新見に迎え大会を開催し た。 大 会 運 営 や 審 判 に小 中 学 生 ボ ラ ン テ ィ ア ・ 一般 ボ ラ ン テ ィ ア が 参 加し 、 障 害 者 の 理 解 を 深 め た。 ①日 時:平成20年8月23日( 土) ②場所:新見体育館 ③参加チーム:7チーム ( 2)ほほえみサポーター養成 講座フォローアップ研修 への協力 平 成 1 9 年 度 に 障害 を 理 解 し 、 障 害 者 や 家 族と 交 流 を 深 め る た め 、ま た 、 地 域 と の 架 け 橋 と なっ て も ら う よ う 、 保 健所 ・ 精 神 保 健 セ ン タ ー ・ 新見 市 ・ 新 見 市 障 害 者 自立 支 援 協 議 会 ・ 新 見 市 内 の障 害 者 NPO 団 体 が 協 働 で ボ ラ ン テ ィ ア 養 成 講 座 を 行 っ た 。 こ の 講 座 の受 講 者 2 0 名 へ の ス キ ル アッ 開会式 プ と 受 講 者 同 士 の 交流 を 目 的 に フ ォ ロ ー ア ッ プ研 修を実施した。 ①日 時:平 成21 年3月 1日( 日) 講義:元気 が出る支援のコツ ②場 所:障害者地域活動支援セン ター ③対象:平成19年度のボ ランテイア養成講座受講 者 20人 成果 ・効果 1 精神 障害 者・ 家族 、 ボラン テイ ア、 住民、 行政 が一 堂に 集まり 、楽 しく 交流活 動 を 行う こと で、 障害 に ついて の理 解が 促進さ れ、 障害 者へ の支援 活動 の充 実が図 ら れた。 2 障害 者は 交流 活動 に 企画・ 参加 する ことで 、自 信が 得ら れると とも に、 地域住 民 との交流で社会性が向上した 。 3 新見 市の 各支 局単 位 で開催 する 事に よって 、各 種団 体や 住民の 支援 者の 輪が広 が る など 、障 害者 に対 す る地域 の理 解が 深まり 、障 害者 が安 心して 生活 でき る地域 づ くりの一助となった。 95