3 地域の将来像

３ 地域の将来像
∼人がつながり支え合う、活力・協働・安心の山城交流圏∼
山城地域の住民一人ひとりが豊かな人間性をはぐくみ、地域に愛着を持ち、将来に希望の持て
る山城地域をつくるため、山城地域の特性をいかしながらめざすべき将来像を次のとおりとします。
目指すべき地域像
（１）だれもが思いやりの心でつながり、互いに支え合い、安心していきい
きと暮らせる地域
山城地域に住むだれもが人権を尊重し、思いやりの心でつながる中で、子どもた
ちがふるさとを誇りに思い、家庭・地域社会が一体となって子育てを支援する地域、
健康寿命 ＊を伸ばし、高齢期になってもいきいきと充実した生活ができる地域、ユニ
バーサルデザイン＊のまちづくりを進め、障害のある人や高齢者などだれもが安心・
安全に生活できる地域をめざします。
（２）豊かな自然と歴史、地域を彩る文化がうるおいとふれあいを生み出す
地域
山城地域の豊かな自然環境を未来へ引き継ぎながら、自然とふれあうことができ
る地域、ＣＯ２削減など地球環境を守り大切にする地域、だれもが地域の歴史や文化
に触れ、豊かな心を持って暮らすことができる地域、豊富な地域資源をいかして、
人々が行き交いふれあいが生まれる地域をめざします。
（３）地域産業の強み・知恵と力を磨き、京都府経済をリードする地域
関西文化学術研究都市やものづくり企業、大学などをいかした産学公の連携を進
さと
めるとともに、宇治茶の郷づくりや安心・安全な農産物づくりなど、新たなビジネ
スを生み出す地域、豊かな食生活を支える地域、最先端の研究成果を地域に波及さ
せ、知恵と力を結集して京都府経済をリードする地域をめざします。
（４）安全な暮らしと人、もの、情報が交流し、新たな活力を生み出す地域
人、もの、情報の交流を促進し、地域活性化やまちづくりを進める地域、バリア
フリーや生活道路の整備など人にやさしい地域、自然災害からの安心・安全とうる
おいのある空間を創出する地域をめざします。
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