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1学期も終わりとなり、子どもたちが楽しみにしていた

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1学期も終わりとなり、子どもたちが楽しみにしていた
平成28年
7月 20日
塩浜小学校
学校通信
1学期も終わりとなり、子どもたちが楽しみにしていた夏休みの到来です。
保護者の皆様には、1学期の間、子どもたちへのご支援、学校教育活動やPTA活動へのご理
解、ご協力等ありがとうございました。
さて、私は担任をしていた頃、夏休み前にこんな話を子どもたちにしていました。
「夏休みにいっぱい遊びたくて、始めのうちに一気に宿題をやってしまってはだめ。早く終わら
せようとすれば、それだけ、じっくり考えやんやろ?そして、7月中に全部宿題が終わったから
8月はまるっと遊ぼうと思って、まるっと遊んだとする。そうするとどうなるかわかるか?」
「9月に入ってからえらい目に合うぞ。頭が勉強モードに戻るのに1か月半はかかる。そして、
さらに悪いことに、1学期に習ったことをすっかり忘れている」「おまけに9月に入ったら暑い
中運動会の練習やらなんやらで、なかなか落ち着いて今までの調子を取り戻せやん。そんな中で
も授業は進む」「だ・か・ら・・・」
早く宿題をやってしまいたいという子どもたちの気持ちはよくわかりますよね。夏休みの宿題
のやり方はいろいろあってもいいのですが、1か月間もの間、漢字を書かなかったり、計算をし
なかったりということだけはしないように気を付けてあげてください。たとえば、お盆や夏祭り、
親戚の家に行く等の特別な時は宿題を忘れてしまっていても構わないと思うのです、しかし、毎
日少しでも学習するのが基本であるということ、それが脳にも良いのだということをお子さんと
話し合ってみてください。
7月1日と7月5日に、三菱化学さんと昭和四日市石油さん
にお邪魔しました。私も引率しました。2日間とも、子どもた
ちの見学態度や聞く姿勢は立派でした。5年生は10月に自然
教室がありますが、これからも、この良さを維持し、先生に言
われるからやるのではなく、自ら行動し、自分たち一人ひとり
の努力と、集団の力で自然教室を成功させてほしいと思います。
期待が高まります。
さて、工場見学ですが、
三菱化学さんは、「ものづ
くり」へのこだわりを強く感じました。「快適な生活をする
ためにもっと何か生み出せないか・・・」というアイディア
やその材料を開発していこうとする姿勢に子どもたちは何
を感じ何を学んだのでしょうか。また、昭和石油さんの敷地
内にあるタンクや煙突、複雑な様々な装置を見せていただき、
何を考えたのでしょうか。塩浜小学校の子どもたちは幸せだ
と思います。すぐ近くに見学させてもらえる工場があり、普段なかなか入らせていただけないと
ころへも入れていただいたのですから。大いに今後の学習に活かしてほしいものです。
今や、四日市市は過去に公害を出してしまったという事実をもとに、「環境都市四日市」を目
指して生まれ変わってきていると思います。子どもたちには正しく公害問題を理解し、今のそし
て今後の四日市市について考えてほしいと思います。
「1.2.3.4・・・26!先生26も花が咲いた!」そ
れを聞いた担任は「26も?20以上数えられたのえらい!」
1年生の授業のひとコマです。私が「まだまだ咲くね。」と話
しかけると「これも咲く、これも咲く、これも・・・これは赤
い色の朝顔やで」と、つぼみを指さして教えてくれました。1
学期中お世話をしながら子どもたちはたくさんのことを学び、
自然の不思議を感じたことでしょう。「これ、絶対明日来たら
咲いてるぞ」と、つぼみをまじまじと観察する。「このねじねじが開くって不思議だ」朝見ると
お約束通りに開いてくれている。
「きれい!」
「おっきい」こんな気持ちが子どもたちの自然への
興味や感性を育てます。大人にとって当たり前なことでも、子どもた
ちにとっては大きな驚きなのです。「あんなに大きく開いていたのに
しぼんでしまったよ。くしゃっとしている」実際朝顔は朝咲いて昼に
はしぼむというわけではなく、その日ずっと咲いています。夏休みに
はまだまだ咲いてくれると思いますので、その後のお世話と、変化を
おうちで楽しんでいただきたいと思います。ぜひご協力ください。
7月11日に表彰と児童集会を行いました。表彰は「よい歯
のコンクール」で優秀賞をいただいた児童と「歯のポスターコ
ンクール」で入賞した児童合わせて5人の6年生です。おめで
とう!頑張った成果が出て賞がいただけるのは嬉しいですね。
明日からの長い夏休みを利用して、習字や工作・図画・自由研
究など、真剣に取り組んでください。夏休み明けに、塩浜っ子
のたくさんの作品を見せてもらうのを楽しみにしています。そ
れで、賞がいただけたらいいですね。
児童集会では3年生と4年生の発表がありました。3年生は「茶つみ」「世界中の子どもたち
が」「メリーさんの羊」を歌やリコーダーで聞かせてくれました。3年生は初めてソプラノリコ
ーダーを習う学年です。「メリーさんの羊」は左手の指の運びだけ演奏できる曲です。上手にリ
レー演奏ができました。また、4年生は「歌のにじ」という曲を歌とリコーダーで美しく演奏し
てくれました。そのあとで、「どんぶりパーティー」というボディーパーカッションでのパフォ
ーマンスでした。リズムが狂わず最後まで上手に手拍子ができました。
全校の前での発表は少し緊張するかもしれませんがとてもいい経験になります。人に対して何
かを伝える経験を何回も積んで、今の児童会(高学年)のように、1人でも、全校の前で堂々と
話ができるようになれるといいですね。
2学期も子どもたちへのご支援・励ましをよろしくお願いします。
(文責 門脇 寿美)
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