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保護ストレージ アーキテクチャ： その概要、理由、方法
保護ストレージ アーキテクチャ： その概要、理由、方法 保護ストレージ アーキテク チャとは？ 今後数年間、IT はデータ保護において新たな問題に直面すると思われます。その問題の中心となる 保護ストレージ アーキテクチャは、次の 3 つの 性、俊敏性、拡張性を備えていません。そこで登場したのが保護ストレージ アーキテクチャです。この のが、バックアップ/リカバリ、アーカイブ、災害復旧、データ可用性などの複数のデータ保護サービ スを組織全体に提供することです。従来のバックアップ アーキテクチャは、要件を満たすだけの柔軟 コア コンポーネントで構成されています。まが 革新的なアーキテクチャにより、バックアップ チームは戦術上の問題をただちに解決できます。さらに、 い物にはご注意ください。 IT チームがビジネス アプリケーションの安定稼働を実現でき、そして何より、戦略的なサービス指向ビ 保護ストレージ： このアーキテクチャの要 は、耐久性が高い容量最適化ストレージ ジネス モデルをサポートするまで進化できます。組織のデータ保護を新定義する絶好の時期だと思い ませんか？ です。バックアップ/リカバリ、アーカイブ、 災害復旧、データ可用性など、一連の データ保護サービスをサポートできます。 偶発的アーキテクチャを脱して、統合されたデータ保護へ アプリケーション チーム、仮想化チーム、ストレージ チームが抱える保護パフォーマンスに関する重大 データ ソースの統合：ハイパーバイ ザー、アプリケーション、ストレージといっ たデータ ソースの最適化されたデータ フ ローとユーザー インターフェ イ スの両 な問題をバックアップ チームが解決できず、この問題に対処するためにそれぞれのチームがポイント 製品のサイロを導入している場合、偶発的アーキテクチャが構築されています。偶発的となる原因は、 組織が、5 つほどの未接続のデータ保護ツールに対して意図的に計画を立てておらず、一元的な監督 もコスト管理も行われていないことにあります。 方を活用して、組織内ユーザーが求める パフォーマンスと可視性を実現します。 しかし幸いにも、データ保護と保護ストレージ アーキテクチャを統合すれば、環境を管理できるように なります。 データ管理サービス：データ保護チーム が提供するサービスのカタログ（ポリ シー、ストレージ管理、モニタリング、分 保護ストレージ アーキテクチャが問題解決の鍵 析、検出など）。ビジネスの効率性、生産 技術的な観点から見ると、保護ストレージ アーキテクチャは、保護ストレージ、データ ソース統合、 性、俊敏性が向上します。 データ管理サービスの 3 つのコンポーネントで構成されます。これらのコンポーネントを組み合わせる ことで、クラウドやビッグデータなどのビジネス上および技術上の要件に応じて進化できるプラット フォームが実現すると同時に、ロックイン（固定化）を最小限に抑えることができます。 保護ストレージ アーキテクチャ 配布資料 適切な保護ストレージ アーキテクチャとは？ 保護ストレージ ストレージのタイプによって、適切に設計され サポートするために、プール化または統合できます。保護ストレージのサイロが作成されないようにす た保護ストレージ プラットフォームの中身が異 るため、ストレージ プラットフォームは、複数のプロトコル（VTL、NAS、OST、重複排除など）をサポー なってきます。 • • 耐久性。保護は、バックアップ/リカバリ レージであり、災害復旧、バックアップ、データ可用性、アーカイブなど、一連のデータ保護サービスを トし、複数のデータ ソース（アプリケーション、ハイパーバイザー、ストレージ、バックアップ アプリケー ションなど）と統合できる必要があります。 から、可用性、災害復旧、アーカイブま データ ソース統合 で多岐にわたるので、組織には今後数 ユーザーがデータ保護チームに求めるのは、 パフォーマンス、可用性、可視性の 3 点です。データ 年間または数十年後までデータを確実 ソース統合が適切に行われれば、物理/仮想環境、アプリケーション環境、ストレージ環境の間のデー に保持できるストレージが必要です。 タ フローと各環境を表示するビューが最適化されて、これら 3 点すべてを最大限まで向上させることが 多用途。組織の設備投資や運用コスト できます。保護ストレージ アーキテクチャでは、データ ソース（ハイパーバイザー、アプリケーション、ス には、個別のサイロを購入したり維持す トレージ）の最適化されたデータ フローとユーザー インターフェイスの両方を活用して、従来のバック る余裕はありません。 1 つのプラット アップ エージェントとは異なり、データの変更時にデータを追跡します（VMware Changed Block フォームにバックアップ/リカバリ、可用 Tracking、アレイのスナップショットなど）。ユーザー インターフェイス（VMware、vSphere®、 性、災害復旧、アーカイブを統合すれ Oracle RMAN、EMC UnisphereTM など）には、保護ステータスが、チームの希望するネイティブ ば、容易に拡張し、設備投資と運用コス インターフェイスで表示されます。 トを削減して、ビジネス目標を達成でき ます。 • 保護を目的に構築されたストレージが、 このアーキテクチャの要です。耐久性が高い容量最適化スト データ管理サービス これは、このアーキテクチャの重要なコンポーネントです。ビジネスの効率性、生産性、俊敏性の向 容量とコストの最適化。価格は重要で す。コストの最適化に向けた最初のス テップは、容量の最適化、つまり、コピー 数の削減、複数コピーの保存に伴う オーバーヘッドの低減、各コピーの占有 上を目的に、データ保護チームが提供するサービスのカタログです。このカタログには、どのような種 類のサービスを含めたらよいでしょうか？ 経営幹部がデータ保護に期待していることは、可能な限りコ スト パフォーマンスの高い方法で SLA とコンプライアンス規制を確実に満たすことです。同時に、コン プライアンス、ポリシー、インフラストラクチャ使用率に関する分析やレポートも必要としています。ユー ザーが期待しているのは、情報を迅速かつ簡単に取得できるようになることです。 領域の縮小を行うことです。 次のステッ プは、低コストのハードウェア コンポー このアーキテクチャの採用を決める ネントを有効活用するためのソフトウェ 当事者がいても、いなくても、変革は起こります。組織の「生き残りと成功」を求めるなら、データ保護の アを開発することです。 具体的には、 変革は避けて通れません。保護ストレージ アーキテクチャにより、ビジネス イニシアティブの加速化に データの耐久性や容量の最適化を犠牲 役立つ一元化された適切な保護サービスが実現するだけでなく、データ保護チームが、誰もが必要と にすることなく、CPU によるパフォーマン 考えても背負いたがらない責任を負うことで、組織におけるデータ保護チームの存在が、コスト セン スの向上と低コストで大容量のストレー ターからビジネス戦略上の強みに変わります。 ジによる容量の拡張を図ります。 詳細情報 ブループリントから現実へ 保護ストレージ アーキテクチャは、データ保護を、一元化された適切な保護サービスに変革するため 保護ストレージ アーキテクチャ、EMC データ保護ソ のガイドとなります。しかし、各組織のブループリントは、それぞれの業務に固有のものになります。 リューション、ビジネス変革方法について詳しくは、 まずは以下のガイドラインをご覧ください。 http://japan.emc.com/protectionleader に アクセスして、Stephen Manley のパート 6 まであ ステップ 1：環境に適した保護ストレージを見つけて実装します。これは、既存のソフトウェアやポ リシーを変更することなく、また、新しいスタッフを雇用することなく、安心して実行できる保護機 るブログ シリーズ「 The Right Architecture Is 能を作成する最速かつ唯一の方法です。 Priceless」をご覧ください。 ステップ 2：ハイエンド アプリケーション、仮想化、NAS のユーザーと協力します。各ユーザーの 問題、プロセス、目標を理解して、データ ソース統合がユーザーとビジネスにもたらすメリットにつ いて話し合います。 ステップ 3：あとは活用するのみです。データ管理サービスの追加を開始して、組織の環境全体 で共有します。 ブループリントから現実へ EMC では、市場をリードするソフトウェア ソリューションおよびハードウェア ソリューションのポートフォ リオをご用意し、保護ストレージ アーキテクチャの構築を支援しています。 EMC Data Domain®重複排除ストレージ システムは、バックアップ/アーカイブ、データ可 用性、災害復旧を統合する、拡張性に優れた保護ストレージ プラットフォームを実現します。 このシステムは、市場をリードする EMC の重複排除機能を採用し、EMC Data ProtectionTM Suite 製品と統合されています。 EMC Data Protection Suite は、保護ストレージ アーキテクチャの重要なコンポーネントです。 このスイートには、EMC Avamar®、EMC NetWorker®、EMC Data Protection AdvisorTM、Mozy®、EMC SourceOne®が含まれます。 EMC RecoverPoint は、データを継続的に保護して、あらゆるポイント イン タイムにアプリケー ションをすばやくリストアできるようにします。EMC VPLEX は、データセンター全体でデータ移動 や継続的な可用性を実現します。 EMC ス ト ア で は 、 最 新 の Data Domain 、 Avamar 、 NetWorker 、 Data Protection Advisor 製品について調べたり、比較したり、 価格を確認できます。 E M C 2 、 E M C 、 E M C EMC2、EMC、および EMC のロゴは、EMC Corporation の登録商標または商標です。VMware は、VMware, Inc.の登録商標または商標です。その他のすべての名称ならびに製品についての商標は、それぞれの所有者の商 標または登録商標です。© Copyright 2014 EMC Corporation. All rights reserved.（不許複製・禁無断転載） 配布資料 H12360.1-J 02/14 http://japan.emc.com EMC Corporation は、この資料に記載される情報が、発行日時点で正確であるとみなしています。この情報は予告 なく変更されることがあります。