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印西市業務継続計画 - 印西市防災ホームページ

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印西市業務継続計画 - 印西市防災ホームページ
印西市業務継続計画
(震災編)
平成28年3月
印
西
市
目
第1章
次
業務継続計画の目的と方針 ·············································· 1
1
業務継続計画の目的 ······················································ 1
2
業務継続計画の対象範囲 ·················································· 1
3
業務継続の方針 ·························································· 1
4
業務継続計画の効果 ······················································ 2
5
業務継続計画の適用 ······················································ 2
6
業務継続計画と地域防災計画との関係 ······································ 2
第2章
前提条件 ······························································ 4
1
想定地震 ································································ 4
2
被害の想定 ······························································ 5
3
地震発生時の事態の想定 ·················································· 5
第3章
業務継続に関するリスク分析 ············································ 7
1
人的資源のリスク分析 ···················································· 7
2
執務環境のリスク分析 ··················································· 10
第4章
非常時優先業務 ······················································· 16
1
非常時優先業務の考え方 ················································· 16
2
非常時優先業務の選定方法 ··············································· 17
3
非常時優先業務の選定結果 ··············································· 18
4
対策要員の過不足 ······················································· 45
第5章
業務継続への取組み ··················································· 46
1
市役所全体での取組み ··················································· 46
2
各課別の業務継続への取組み ············································· 47
第6章
改善の取組み ························································· 48
1
業務継続マネージメントの必要性 ········································· 48
2
業務継続マネージメント ················································· 48
巻末資料
第1章 業務継続計画の目的と方針
1 業務継続計画の目的
市は、大規模地震の発生に際し、印西市地域防災計画に基づき災害応急対策、災害復旧・復
興対策を実施する中心的な役割を担っている。その一方で、大規模地震が発生しても、市民生
活に不可欠な一定レベルの行政サービスを実施することも必要である。
しかし、東日本大震災等の大規模災害においては、庁舎の被災、断水・停電・通信等のライ
フラインの機能低下、膨大な業務の集中等により行政の機能に支障が生じ、それが、被災者へ
の支援や被災地の復旧、復興が一部遅れることの一因となった。
このため、行政の機能が低下しても市の主要な業務を遅滞なく行えるように、あらかじめリ
スクを明らかにしたうえで、実施すべき業務の優先順位を定め、業務の継続に必要な資源の確
保や配分、平常時からの準備等について業務を定める必要がでてきた。
こうした背景を踏まえ、
大規模地震によって機能が低下する状況にあっても、
業務を継続し、
早期に復旧することを目的として「印西市業務継続計画1(震災編)
」
(以下、
「本計画」という。
)
を策定する。
2 業務継続計画の対象範囲
本計画の対象範囲は、大規模地震時に市が行う業務であり、印西市地域防災計画に定められ
た災害応急対策、
災害復旧対策の一部及び通常業務のうち継続して行う必要のある通常業務
(あ
わせて「非常時優先業務」という。
)を対象とする。
なお、非常時優先業務の範囲については、第4章を参照のこと。
3 業務継続の方針
大規模地震が発生した場合に、市の責務を果たすため、次の方針に基づき業務継続を図るも
のとする。
方針1 非常時優先業務の継続を図るため、非常時優先業務以外の業務については、
休止・縮小を図る。
方針2 地震発生後72時間は、人命を中心とした優先度の高い災害対策業務の遂行
に全力を尽くす。
方針3
行政サービスが中断することによる市民生活や経済活動等への影響を最小
限にとどめるため、中断が許されない通常業務の継続・早期再開に努める。
方針4 平常時から非常時優先業務の継続に必要な人員の確保、庁舎・電力・通信等
の執行環境の確保に努める。
1
業務継続計画は、BCP(Business Continuity Plan)と略する。
-1-
4 業務継続計画の効果
本計画の導入により、優先的に実施すべき業務とその開始時期が明確化される。それによ
り業務立ち上げ時間の短縮や発災直後の業務レベル向上といった効果がもたらされ、
高いレベ
ルで業務継続が行なうことができる。
※「地震発災時における地方公共団体の業務継続の手引きとその解説 第 1 版【解
説】
」
(内閣府・H22.4)より
図 1-1 業務継続計画導入の効果
5 業務継続計画の適用
業務継続計画の適用は、災害対策本部が設置され全職員が配備となる震度6弱以上の地震
とする。
震度5強以下の地震の場合は、状況に応じて非常時優先業務を行うものとする。
6 業務継続計画と地域防災計画との関係
印西市地域防災計画(震災編)は、災害対策基本法第 42 条に基づき、本市の地域並びに市
民の生命、身体及び財産を災害から保護するために、防災活動の総合的かつ効果的な実施を
図ることを目的として、市、防災関係機関、市民、事業所、自主防災組織等の行うべき防災
対策業務の全般を定めたものである。
一方、業務継続計画は、行政の機能低下や少ない参集職員であることを前提に、市(災害
対策本部)の運営に関し、優先すべき業務(非常時優先業務)等を定めた計画である。
業務継続計画と地域防災計画との相違点は次のとおりである。
-2-
表 1-1 業務継続計画と地域防災計画(震災編)との比較
業務継続計画(震災編)
地域防災計画(震災編)
法的根拠
発災時の限られた資源を基に、非
常時優先業務を目標とする時
間・時期までに実施できるように
するための計画
なし
上位計画
なし
作成機関
印西市
市、防災関係機関、市民、事業所、
自主防災組織が行う災害対策に係
る実施事項や役割分担等を規定す
るための計画
災害対策基本法 42 条
防災業務計画及び千葉県地域防災
計画
印西市防災会議
市民、自主防災組織等、事業者、
防災関係機関、市
計画の趣旨
対象者
適用
前
提
条
件
リスクの
分析
職員
震度6弱以上の大規模地震(印西
印西市直下の地震、東京湾北部地
市直下の地震)
震等の最大クラスを前提とする
※震度5強以下の地震は、状況に
が、その他のあらゆる地震に対応
応じて適用
実施する。
実施しない。
庁舎、職員、電力、情報システム、
機能低
通信等の必要資源の被災を評価
下・職員の
考慮しない。
し、利用できる必要資源を前提と
不足
する。
期間
災害発生から概ね1ヶ月
平常時~災害発生~復旧~復興
・市運営のための対策を独自に決 ・被災者のための対策を全て網羅
めている。
している。
・非常時優先業務、業務開始の目 ・防災関連法令等(例えば、災害
内
標やレベルを定める。
救助法)で対策の範囲、基本方
容
特徴
・現状で目標レベルに達していな
針、役割分担が定められている。
い事項は、目標レベル到達のた
めに、平常時に行う取組みを定
める。
-3-
第2章 前提条件
1 想定地震
本計画で想定する大規模地震は、
「防災アセスメント調査報告書」
(平成 24 年3月)による
想定に基づき、最大クラスの被害となる「印西市直下の地震」
(マグニチュード 7.3)とする。
この地震による震度と液状化危険度は、次のとおりである。
震度分布
液状化危険度分布
図 2-1 震度と液状化危険度の予測図
地震の揺れは、全域で震度6強、低地では液状化の発生が予想される。
さらに、我孫子市、白井市、八千代市、佐倉市、栄町、利根町といった周辺の市町でも、
震度6強程度の強い揺れや、液状化の発生が想定される。
-4-
2 被害の想定
印西市直下の地震によって想定される市内の被害は、次のとおりである。
表 2-1 被害の想定
項目
建物被害
火災
水道
下水道
ライフ
都市ガス
ライン
電気
電話
死傷者
避難者
避難者
被害量
全壊 3,903 棟、半壊 1,434 棟
出火 26.0 件、炎上 14.0 件、焼失 3.5 棟
断水率 地震直後 98.6%、1日後 88.6%、1週間後 49.3%
支障人口 920 人、応急復旧 9 日
供給停止率 100%
停電率 地震直後 100%、1日後 41%、1週間後 22%、
1ヶ月後 0%
人口の 14%が使用不可能
死者 320 人、重傷者 114 人、負傷者・軽傷者 1,178 人
1日後 39,205 人、1週間後 49,204、1ヶ月後 19,486 人
うち避難所生活者
1日後 25,484 人、1週間後 31,982 人、1ヶ月後 12,666 人
うち疎開者
1日後 13,722 人、1週間後 17,221 人、1ヶ月後 6,820 人
帰宅困難者
7,667 人
災害廃棄物
232,008 トン
※避難者数については、大字ごとの数値を四捨五入して積み上げている関係で内訳の計が避難者数
と異なっている。
3 地震発生時の事態の想定
震度、液状化危険度及び被害量等から、市の活動に影響を与える次の事態が発生するもの
と想定する。
(1)建物の倒壊と生活への影響
地震発生とともに、古い木造家屋等が倒壊し、死者、負傷者が発生する。特に、古くか
らの市街地や集落で被害が集中する。地震発生が夕刻である場合は、各地で火災が発生す
るが、消火活動により延焼には至らない。
地震直後から全域が停電となる。夜間は、真っ暗な状態となる。水道は断水、都市ガス
も供給が停止となる。一般電話及び携帯電話は通話が殺到するため規制がかかり、全くつ
ながらなくなる。
(2)交通被害
低地の道路は、液状化現象により水や砂が吹き出し、段差や陥没が生じて自動車の通行
が困難になる。古い橋梁では取り付け部に段差も生じる。
停電により信号機、街路灯が滅灯し、交差点では混乱が生じる。特に、国道 356 号、464
号等の幹線道路では、渋滞が発生し、時間とともに身動きができない状況になる。
住宅地内の道路は、塀や電柱の倒壊、電線の垂れ込み等が発生し、通行が阻害される。
-5-
(3)避難者
建物倒壊により住家を失ったり、停電、断水等により自宅での生活が不安になったり、
多くの住民が避難所に集まる。
(4)帰宅困難者
通勤時間帯の場合、JR成田線、北総鉄道北総線、京成電鉄成田空港線の列車が緊急停
止し、多くの乗客が帰宅困難者となる。場合によっては、スカイライナーの乗客等の外国
人も含まれる。
また、大学や事業所等でも帰宅困難者が発生する。
これらの帰宅困難者は、概ね3日間は市内に滞留することもある。
-6-
第3章 業務継続に関するリスク分析
1 人的資源のリスク分析
印西市地域防災計画では、印西市で震度6弱以上の地震が発生した場合は、災害対策本部
を設置し、職員全員を配備することを定めている。
しかし、夜間・休日等の勤務時間外に大規模地震が発生した場合は、道路の被害、交通規
制、公共交通機関の途絶等により、一部の職員が直ちに参集できないことが想定される。
そこで、業務を継続するために、自宅から配備場所まで徒歩又は自転車で参集した場合の
所要時間について、職員へのアンケートによる調査を実施した。
(1)調査方法
対象は全ての職員(任期付職員、再任用職員を含む。
)とした。
休日・夜間に地震が発生し、各職員の自宅からあらかじめ定められた配置場所まで参集
することを想定した。
公共交通機関及び道路の通行支障を考慮して、参集手段は、徒歩又は自転車とし、自宅
と配備場所までの距離に基づき必要な時間を各職員で推定した。
(2)全職員の参集時間及び参集率
集計結果は、次のとおりである。
職員全体では、地震後1時間未満で職員の 36.6%、3時間未満で職員の 84.3%が参集可
能となっている。さらに 12 時間未満では、99.6%の職員が参集可能との結果となった。
表 3-1 全職員の参集時間及び参集率
参集人数
参集率
(積算)
1 時間
3 時間
12 時間
1日
3日
4日
未満
未満
未満
以内
以内
以上
315 人
411 人
132 人
2人
1人
0人
36.6%
84.3%
99.6%
99.9%
100%
100%
図 3-1 全職員の参集時間
(3)各部の職員参集時間及び参集率
各部の集計結果は、次のとおりである。
初動の参集率が低いのは水道部である。水道部は、職員数が少ないことにもよるが、1
時間未満が0%、3時間未満で 42.9%の参集となっている。都市建設部も1時間未満が
-7-
26.9%、3時間未満が 66.6%とやや低い参集率となっている。その他の部は、概ね3時間
未満で 80%超の参集率となっている。
表 3-2 時間別の参集職員数及び参集率(部別)
上段:時間別の参集人数、下段:積算の参集率、網掛けは、全員参集となったときを示す。
総務部
企画財政部
市民部
環境経済部
健康福祉部
都市建設部
会計管理者
水道部
委員会等事務局
教育部
1 時間
未満
32 人
50.0%
11 人
45.8%
54 人
37.0%
21 人
47.7%
129 人
39.8%
21 人
26.9%
1人
16.7%
0人
0%
8人
40.0%
38 人
25.7%
3 時間
未満
25 人
89.1%
10 人
87.5%
66 人
82.2%
18 人
88.6%
158 人
88.6%
31 人
66.7%
4人
83.3%
3人
42.9%
10 人
90.0%
86 人
83.8%
12 時間
未満
6人
98.4%
3人
100%
26 人
100%
5人
100%
37 人
100%
24 人
97.4%
1人
100%
4人
100%
2人
100%
24 人
100%
1日
以内
0人
98.4%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
2人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
3日
以内
1人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
図 3-2 時間別の参集職員数(部別)
-8-
4日
以上
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
0人
100%
総員
64 人
24 人
146 人
44 人
324 人
78 人
6人
7人
20 人
148 人
(4)人的資源のリスク
職員は、部によって若干の差はあるものの、発災後 12 時間で 100%に近い職員が参集可
能である。
発災後の数時間は、
通常より少ない職員で対応する必要があるものの、
発災当日中には、
ほぼ勤務時間内と同じ職員数が確保されるので、著しいリスクはないといえる。
ただし、実際には、職員自身や家族の被災、自宅の被災によって、参集が不可能となる
ことや、夜間の場合は、停電による街灯や信号機の滅灯による交通障害で、徒歩や自転車
での移動が妨げられることがある。
勤務時間外に地震が発生した 1995 年の阪神・淡路大震災では、発災当日の神戸市(市長
部局)の参集率が 35%、西宮市が 51%、芦屋市が 42%、宝塚市が 60%となっており、平
常時には想定できない様々な要因により参集できないことが考えられる。
したがって、目安として約半数程度の職員で対応できるよう、住民組織、関係団体等と
の取り決めや優先業務の選定等を行い、備える必要がある。
(5)指揮及び参集体制
大規模地震が発生した場合は、市役所に市長を本部長とした災害対策本部が設置され、
その指揮順位及び参集体制は、印西市地域防災計画(震災編)に定められている。災害対
策本部の指揮は、市長が執ることになるが、その不在時には次の順位に指揮を代行するこ
ととなっている。
第1位 副市長
第2位 教育長
第3位 総務部長
第4位 企画財政部長
参集体制については、震度6弱以上で全員参集となり、あらかじ市役所参集者と避難所
への直行職員が定められている。
-9-
2 執務環境のリスク分析
過去の大規模地震では、庁舎の被害やライフラインの途絶等により、災害対策業務に多大な
支障が発生した。そこで、各施設及び設備を所管する部署へのアンケート及びヒアリング調査
により、執務環境に関する現状を把握し、リスクを分析した。
(1)庁舎
阪神・淡路大震災や東日本大震災では、庁舎が被災したことにより庁舎内に立入ること
ができず、業務の支障となった市町村の事例がみられた。
現在、印西市の市庁舎、支所、出張所、その他の職員が勤務している建物の耐震性は確
保されているため、建物の構造自体に被害が発生し、業務に支障が発生することはないと
想定される。
なお、印西市地域防災計画(震災編)では、災害対策本部を市役所3階大会議室に設置
することが定められており、その機能が維持できない場合は、次に示す代替施設に設置す
ることになっている。
第1位 ふれあいセンターいんば
第2位 本埜支所
第3位 印西地区消防組合消防本部
(2)室内
庁舎等の室内に設置されている書架等のオフィス家具が固定されていない場合は、揺れ
によって転倒する可能性がある。また、キャスターがついているコピー機等は、揺れとと
もに大きく動き、移動や転倒することもある。
これらの影響により、落下した書籍、バインダー等による職員の負傷、机上のパソコン
等の破損、書類等の散乱が想定される。
また、天井部材の落下や飛散防止をしていないガラスが飛散し、職員が負傷することも
想定される。
(3)電力
地震直後には、市の全域で停電し、1週間後の復旧率が 22%と想定されている。業務継
続計画では、一般に電力復旧は発災後7日目からとされており、その間は非常用発電機に
よる補完が必要になる。
各庁舎の非常用発電機の状況は、次のとおりである。
① 本庁舎(別館・附属棟・会議棟は除く)
非常用発電機が設置されており、備蓄燃料は、満杯で約 75 時間、燃料補給により継続
稼働が可能となっている。
電気は、次の設備に供給される。
・消防用設備
・防災行政無線
・1フロアあたり2箇所程度の配電盤のコンセント
・照明の半分程度
・エレベータ
・サーバルーム
-10-
したがって、最低限の電気を必要とする機器の稼動や、停電時における夜間の活動も
概ね可能である。
② 本埜支所
非常用発電機が設置されているが、電力は、屋内消火栓、受水槽及び浄化槽ポンプに
供給されており、手動操作により非常用コンセント(2箇所)が使用可能となっている。
ただし、備蓄燃料での稼働時間は不明であり、停電時の活動に支障が生じるおそれが
ある。
③ 印旛支所
印旛支所には、非常用発電機が設置されていない。電気設備の使用や夜間の活動に支
障が生じるおそれがある。
④ その他公共施設
その他の公共施設においては、ふれあい文化館、中央駅前地域交流館、小林コミュニ
ティプラザ等の7箇所の施設に非常用発電機が設置されているが、電力の供給は、消防
設備がほとんどである。
したがって、ほとんどの公共施設電気設備の使用や夜間の活動に支障が生じるおそれ
がある。
(4)固定電話
固定電話は、商業電源の供給が途絶すると電話交換機のバッテリーにより2時間は、動
作が確保されている。その後は、使用することができなくなる。
さらに、大規模地震が発生した場合は、通話の輻輳が発生し、電話会社が規制をかける
ため、少なくとも3日間はつながらないおそれがある。
本庁舎には、災害時優先電話が3回線(社会福祉課、防災課、情報管理課)ある。さら
に、小中学校、コミュニティセンター等の電話も災害時優先電話に指定し、特設公衆電話
も2台配置している。
災害時優先電話は、発信のみが優先扱いとなるため、緊急の連絡のための使用のみ可能
となる。
なお、電話交換機は固定され耐震性は確保されている。
(5)防災行政無線
防災行政無線(移動系)は、市役所と支所や小中学校等及び災害現場等との通信を確保
するため、防災課を基地局として、支所や小中学校等に半固定型、車載の携帯型、携帯型
が整備されている。
基地局は、本庁舎に設置された非常用発電機に接続され、電力供給を受ける。
印旛支所の中継局にも自動発動の発電機があり、
備蓄燃料で 72 時間の稼働が可能である。
半固定型、携帯型は、バッテリーで稼働する。
防災行政無線(固定系)は、災害情報等の緊急通報、チャイム通報などを市民に周知す
るために使用される。各子局には、バッテリーが設置されており停電時も活用が可能であ
る。
なお、緊急時の故障対応については、保守点検業者と 24 時間対応の体制をとっている。
(6)庁内ネットワークシステム
本庁舎のサーバルーム内のネットワーク機器は、非常用発電機に接続され、電力供給を
-11-
受けて稼働するため使用が可能である。
その他の施設では、ネットワーク機器にUPSが設置されており、利用可能時間は 30
分程度となっている。ただし、末端の機器の電力供給ができない場合は、LANケーブル
の差し替えが発生する。
ネットワークの再設定等の作業は、保守委託会社に連絡し対応を要請することとなって
いるため、ネットワークがダウンし、運用方法を変更する場合は、復旧まで数日を要する
おそれがある。
(7)職員の生活支援
大規模災害では、参集した職員は長期にわたって災害対策業務を継続して行う必要があ
る。さらに、交通機関の途絶により帰宅できないことも想定される。そのため、職員の活
動のために、飲料水、食料、トイレ等の生活環境を整える必要がある。
① 飲料水
現在、職員用の飲料水として、ペットボトル等の備蓄はされていない。
ただし、本庁舎は、高架水槽及び受水槽の水が使用できるので、通常どおりの水道が
使用可能である。その他の施設においても受水槽から汲み出すことにより供給は可能で
ある。
ただし、塩素残留期間が限られるため、水道の供給が絶たれた場合、飲用可能な受水
槽の水は3日分程度である。
② 食料
現在、本庁職員の概ね1食分を備蓄している。
③ トイレ
上水道の断水又は停電時には、水洗トイレが使用できなくなる。
本庁舎には高架水槽があり、自然流下のための断水又は停電時にも水洗トイレの水と
して利用が可能である。
一方、その他の庁舎においては、早期に職員用の仮設トイレの確保が必要である。
-12-
表 3-3 庁舎の機能
施設名
電力機能
非常用発電機あり、消
本庁舎
防設備、エレベータ、
(別館・附属棟・
照明、各階コンセント
会議棟は除く)
等に給電、稼働 75 時間
本埜支所
非常用発電機あり、屋
内消火栓、受水槽及び
浄化槽ポンプのみに給
電
印旛支所
-
中央駅北コミュ
ニティセンター
中央駅南コミュ
ニティセンター
永治コミュニテ
ィセンター
船穂コミュニテ
ィセンター
通信機能
・優先電話3回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)2
基
・防災行政無線陸上移
動局(携帯型)20 基
・トランシーバー20 基
・優先電話 2 回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
・防災行政無線陸上移
動局(携帯型)3 基
・防災行政無線陸上移
動局(携帯型)3 基
・優先電話 1 回線
トイレ機能
職員用飲料水・食料
高架水槽から
供給
高架水槽(12 ㎥)から供給
利用可能な受水槽(45 ㎥)
職員食料1食分
受水槽から供
給
利用可能な受水槽(8 ㎥)か
ら供給
-
防災井戸から供給可
利用可能な受水槽(9.6 ㎥)
-
・優先電話 1 回線
-
-
-
・優先電話 1 回線
受水槽から一
部供給
-
-
・優先電話 1 回線
なし
-
-
・優先電話 1 回線
受水槽から一
部供給
-
-
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
-
-
-
-
-
-
-
-
総合福祉センタ
ー
非常用発電機あり、消
防設備のみに給電
・優先電話 2 回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
-
-
中央保健センタ
ー
非常用発電機なし
-
-
-
保健福祉センタ
ー
非常用発電機あり、消
防設備のみに給電、稼
動 30 分
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
-
利用可能な受水槽(15 ㎥)
本埜保健センタ
ー
-
-
-
-
ふれあい文化館
非常用発電機あり、消
防設備のみに給電、稼
動 30 分~60 分
・優先電話 1 回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
-
-
-
-
-
-
-
-
受水槽から一
部供給
利用可能な受水槽(96 ㎥)
-
-
-
利用可能な受水槽(40 ㎥)
-
-
-
-
本埜ファミリア
館
そうふけふれあ
いの里
牧の原地域交流
センター
印旛学校給食セ
ンター
高花学校給食セ
ンター
滝野学校給食セ
ンター
牧の原給食セン
ター
-13-
一部利用可
-
施設名
本埜学校給食セ
ンター
電力機能
通信機能
トイレ機能
職員用飲料水・食料
-
-
-
-
高置水槽から
一部供給
(6 ㎥)
利用可能な受水槽(30 ㎥)
木下小学校
-
小林小学校
大森小学校
船穂小学校
永治小学校
-
-
-
-
・優先電話 1 回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
同上
同上
同上
同上
木刈小学校
-
同上
内野小学校
原山小学校
小林北小学校
小倉台小学校
高花小学校
西の原小学校
-
-
-
-
-
-
同上
同上
同上
同上
同上
同上
原小学校
-
同上
六合小学校
-
同上
宗像小学校
-
同上
平賀小学校
-
同上
いには野小学校
-
同上
本埜第一小学校
-
同上
本埜第二小学校
-
同上
牧の原小学校
印西中学校
-
-
同上
同上
船穂中学校
-
同上
木刈中学校
-
同上
小林中学校
-
同上
原山中学校
-
同上
西の原中学校
-
同上
印旛中学校
-
同上
-14-
-
-
-
高置水槽から
一部供給
(15 ㎥)
-
-
-
-
-
-
高置水槽から
一部供給
(8 ㎥)
高置水槽から
一部供給
(4 ㎥)
高置水槽から
一部供給
(8 ㎥)
高置水槽から
一部供給
(5 ㎥)
-
高置水槽から
一部供給
(1.5 ㎥)
高置水槽から
一部供給
(1.35 ㎥)
-
-
高置水槽から
一部供給
(12 ㎥)
-
高置水槽から
一部供給
(7.5 ㎥)
高置水槽から
一部供給
(12 ㎥)
-
高置水槽から
一部供給
(7.5 ㎥)
利用可能な受水槽(24 ㎥)
利用可能な受水槽(30 ㎥)
利用可能な受水槽(18.8 ㎥)
利用可能な受水槽(8 ㎥)
利用可能な受水槽(40 ㎥)
利用可能な受水槽(45 ㎥)
利用可能な受水槽(42 ㎥)
利用可能な受水槽(25 ㎥)
利用可能な受水槽(45 ㎥)
利用可能な受水槽(45 ㎥)
利用可能な受水槽(32 ㎥)
利用可能な受水槽(38.5 ㎥)
利用可能な受水槽(21 ㎥)
利用可能な受水槽(15 ㎥)
利用可能な受水槽(24 ㎥)
利用可能な受水槽(39 ㎥)
利用可能な受水槽(11 ㎥)
利用可能な受水槽(7.25 ㎥)
利用可能な受水槽(21 ㎥)
利用可能な受水槽(45 ㎥)
利用可能な受水槽(45 ㎥)
利用可能な受水槽(30 ㎥)
利用可能な受水槽(24 ㎥)
利用可能な受水槽(37.5 ㎥)
利用可能な受水槽(32 ㎥)
利用可能な受水槽(17.7 ㎥)
施設名
電力機能
通信機能
・優先電話 1 回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
印旛中学校
-
本埜中学校
-
同上
滝野中学校
-
同上
・優先電話 1 回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
・優先電話 1 回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
・優先電話 1 回線
・優先電話 1 回線
・優先電話 1 回線
小林コミュニテ
ィプラザ
非常用発電機あり、消
防設備のみに給電、稼
動 3 時間
松山下公園総合
体育館
非常用発電機あり、稼
働 19 時間
中央公民館
非常用発電機あり、消
防設備のみに給電、稼
動 30 分
もとの幼稚園
瀬戸幼稚園
大森幼稚園
文化ホール・大森
図書館
小倉台図書館
印旛公民館
中央駅前地域交
流館
-
-
-
非常用発電機あり、消
防設備のみに給電、稼
動 2.4 時間
-
非常用発電機あり、消
防設備のみに給電、稼
動 10 分
非常用発電機あり、消
防設備のみに給電、稼
動 60 分
トイレ機能
職員用飲料水・食料
高置水槽から
一部供給
(7.5 ㎥)
利用可能な受水槽(17.7 ㎥)
高置水槽から
一部供給
(2.2 ㎥)
-
利用可能な受水槽(10 ㎥)
利用可能な受水槽(39 ㎥)
-
-
-
-
受水槽から一
部供給
-
-
-
-
-
-
-
受水槽から一
部供給
-
-
-
・優先電話 1 回線
-
-
・優先電話 1 回線
・防災行政無線陸上移
動局(半固定型)1
基
-
-
・優先電話 1 回線
-
-15-
第4章 非常時優先業務
1 非常時優先業務の考え方
大規模地震が発生した場合、被災者対策やインフラの応急対策といった災害対策の業務量
が増大する。さらに、人的資源の減少やライフラインの途絶等の執務環境のリスクにより、
市役所の機能は大幅に低下する。
その一方、大規模地震の発生といっても、全市域が被災し、市民全員が被災者となること
は考えられないため、被災していない市民等への行政サービスの継続も求められる。
このような状況下において、市の業務を継続するためには、非常時優先業務を定め、一定
のレベルを維持することが必要となる。
本計画では、非常時優先業務を「一般通常事務」と「災害対策業務」の2つに区分してい
る。
非常時優先業務の範囲
① 一般通常事務
C 優先度の高い通常業務
通常業務のうち上記以外の業務については、基本的には休止する。
② 災害対策業務
A 応急対策業務(地域防災計画・個別対策マニュアルの応急対策)
B 優先度の高い復旧業務(地域防災計画・個別対策マニュアルの復旧対策
のうち、被災者のために優先して行う必要のある一部の復旧業務)
通常業務
優
先
業
務
)
の
範
囲
業
務
継
続
計
画
(
非
常
時
①一般通常事務
②災害対策業務
優先度の高い通常業務(C)
応急対策業務(A)
優先度の高い復旧業務(B)
復旧・復興業務
災害予防業務
地
域
防
災
計
画
の
範
囲
図 4-1 非常時優先業務と業務継続計画及び地域防災計画の範囲
-16-
2 非常時優先業務の選定方法
(1)非常時優先業務の選定方法
災害対策業務は、印西市地域防災計画に基づき対策の手順を定めた「個別対策マニュア
ル」から選定した。
一般通常事務は、平常時に各課が行っている一般業務を対象に、災害発生を想定して業
務を実施しなかった場合の影響等を考慮して選定した。
これらの選定作業は、各課が調査シートに記入して行った。記入項目は、次のとおりで
ある。
① 業務名
② 業務概要
③ 遅延や中断による影響
④ 着手の優先度
⑤ 目標とする業務のレベル(内容)
⑥ 必要な人的資源
⑦ 現状の問題点
⑧ 目標を達成するのに必要な平常時の対策
(2)非常時優先業務の選定基準
非常時優先業務の選定基準は、次のとおりである。
表 4-1 非常時優先業務の選定基準
種別
優先度
基
準
発災後3時間以内に業務に着手しないと、市民の生命や生活、
A
社会経済活動に重大な影響を及ぼすため、限られた資源の中に
あっても、優先的に対策を講じることが必要な業務
発災後1日以内に業務に着手しないと、市民の生命や生活、社
B
非常時
会経済活動等に相当の影響を及ぼすため、限られた資源の中に
あっても、早期に対策を講じることが必要な業務
優先業務
発災後~3日以内に業務に着手しないと、市民の生命や生活、
C
社会経済活動等に相当の影響を及ぼすため、限られた資源の中
にあっても、早期に対策を講じることが必要な業務
D
発災後~1週間以内に業務に着手しないと、市民の生命や生活、
社会経済活動等に影響を及ぼすため、限られた資源の中にあっ
ても、早期に対策を講じることが必要な業務
発災後1週間は業務に着手せず、応急・復旧対策に人員を優先
その他
E
することが望ましく、業務の中断が市民生活・社会経済活動に
大きな影響を及ぼさないと見込まれる業務
-17-
3 非常時優先業務の選定結果
(1)非常時優先業務
非常時優先業務として選定された業務は 556 件であり、うち、災害対策業務が 325 件、
一般通常事務が 231 件であった。
災害対策業務は、全体の半数が災害直後から着手すべき優先度Aの業務であり、優先度
Bと合わせて、発災当日に行う必要がある業務全体の 70%にもなる。
一方、一般通常事務は、災害直後から着手すべき業務は少なく、46%が1週間は着手し
なくても多大な影響を及ぼさない業務と想定された。
31件,
10%
23件, 7%
43件,
13%
優先度A
災害対策業務
165件,
51%
61件,
19%
優先度B
優先度C
優先度D
優先度E
12件, 5%
20件, 8%
優先度A
103件,
46% 一般通常事務
51件,
21%
優先度B
優先度C
優先度D
45件,
20%
優先度E
図 4-2 非常時優先業務の集計結果
-18-
(2)各部の災害対策業務
各部の災害対策業務は、次のとおりである。
表 4-2 各部の災害対策業務の数
業務の優先度
部
総務部
優先度 A
優先度 B
優先度 C
優先度 D
優先度 E
(3 時間以内
(1 日以内
(3 日以内
(1 週間以
(1 週間は
に着手)
に着手)
内に着手)
着手せず)
2
3
58
5
16
に着手)
合計
29
15
9
3
6
2
市民部
14
3
7
9
12
45
環境経済部
19
4
10
3
4
40
健康福祉部
17
17
5
2
都市建設部
19
7
2
2
会計管理者
2
企画財政部
2
32
2
水道部
11
3
委員会等事務局
10
7
4
教育部
41
1
4
165
63
43
合計
41
14
図 4-3 各部の災害対策業務の数
-19-
1
22
5
4
55
23
31
323
(3)各部の一般通常事務
各部の一般通常事務は、次のとおりである。
表 4-3 各部の一般通常事務の数
業務の優先度
部
総務部
優先度 A
優先度 B
優先度 C
優先度 D
優先度 E
(3 時間以内
(1 日以内
(3 日以内
(1 週間以
(1 週間は
に着手)
に着手)
内に着手)
着手せず)
5
6
18
1
5
6
9
27
54
28
28
に着手)
1
3
3
企画財政部
市民部
2
2
14
環境経済部
合計
健康福祉部
2
8
15
6
15
46
都市建設部
1
1
9
12
7
30
2
2
1
2
会計管理者
水道部
4
委員会等事務局
教育部
合計
4
2
9
1
1
2
2
3
6
11
12
34
12
20
51
45
103
231
図 4-4 各部の一般通常事務の数
-20-
非常時優先業務一覧
1 総務部
(1)総務課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
職員の参集状況の把握
職員の配備調整
職員の活動環境の整備及び対応
出動が確認できない職員の把握
災害対策従事者の装備品の確保
公務災害補償
自衛隊受入体制の整備
自衛隊との活動調整
他自治体等の受入体制の整備
支所との連絡調整・情報収集
■一般通常事務
№
1
2
業務名
給与支給事務
共済関係事務
(2)秘書課
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
本部長との連絡体制の確立
本部長の行動把握・スケジュール調整
視察者・見舞者の対応
■一般通常事務
№
業務名
1
2
3
4
5
6
7
市長及び副市長の秘書に関すること
褒章及び表彰に関すること
市長会等に関すること
渉外、交際等に関すること
市長車等の運転管理に関すること
運転手の安全運転管理及び健康管理に関すること
市長の特命事項に関すること
地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和 31 年法
律第 162 号。
)第 1 条の 4 に規定する総合教育会議に関す
ること
8
-21-
(3)広報広聴課
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
災害時広報活動の実施
被災状況等の記録
報道機関への対応
■一般通常事務
№
1
2
3
業務名
広報紙の編集発行
ホームページ運用管理
報道機関への対応
(4)情報管理課
■災害対策業務
№
業務名
1
2
3
4
5
6
7
初期情報の収集
地域の被害状況の収集
県、国への報告
データ通信インフラの調査
データ通信用資機材の準備
災害対策本部が拠点を変更する場合の通信等の確保
災害発生時の住民基本台帳データバックアップ
避難所に設置した公衆無線 LAN 設備の稼働状況の確認と接
続方法の周知
8
■一般通常事務
№
1
2
3
業務名
電算システムの管理運営
庁内情報通信ネットワークの整備、運営管理
郵便事務
(5)管財課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
来庁者、職員の安全確保
庁舎の被害状況の確認
庁舎機能の確保
緊急車両の配備
緊急通行車両の申請
燃料の確保
-22-
7
本部全般に係る資機材の調達、配備
■一般通常事務
№
1
2
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
庁舎の維持管理業務
公用車の管理業務
(6)防災課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
業務名
災害対策本部の設置
初期情報の収集
本部会議の開催
現地災害対策本部会議
関係機関連絡員との調整
システムの動作確認・応急復旧と運用
避難勧告等の発令及び解除
自衛隊、消防、自治体等への応援要請及び連絡調整
防災行政無線の運用
被害情報の総括及び報告
印西地区消防組合との連絡調整
印旛利根川水防事務組合との連絡調整
災害救助法の適用申請
災害救助法の帳票の作成
災害救助法の帳票のとりまとめ
自衛隊の災害派遣要請
他自治体等への応援要請
■一般通常事務
なし
(7)行政管理課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
業務名
職員の参集状況の把握
職員の配備調整
職員の活動環境の整備及び対応
出動が確認できない職員の把握
災害対策従事者の装備品の確保
公務災害補償
自衛隊受入体制の整備
自衛隊との活動調整
他自治体等の受入体制の整備
支所との連絡調整・情報収集
■一般通常事務
なし
-23-
2 企画財政部
(1)企画政策課
■災害対策業務
№
1
2
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
外国人被災者の把握
外国人相談窓口の設置等外国人への支援
■一般通常事務
なし
(2)交通政策課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
業務名
帰宅支援情報の提供
帰宅困難者の支援
鉄道情報の収集及び情報の伝達
道路・避難所・バス事業者の情報収集
臨時バスによる輸送
■一般通常事務
№
1
業務名
ふれあいバス運行事業
(3)財政課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
業務名
国、県への災害に係る要望、陳情
国、県からの災害関係資金
対策に係る予算の編成及び執行管理
資金計画の作成
災害経費の出納
道路・避難所・バス事業者の情報収集
臨時バスによる輸送
■一般通常事務
№
1
2
3
4
業務名
予算の調整
予算の執行
決算事務
交付税事務
-24-
5
起債業務
(4)ふるさとづくり推進課
■災害対策業務
№
1
2
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
外国人被災者の把握
外国人相談窓口の設置等外国人への支援
■一般通常事務
なし
3 市民部
(1)市民活動推進課
■災害対策業務
№
1
2
業務名
町内会・自治会等との連絡調整に関すること
応急仮設住宅における自治会等の設立及び運営支援
■一般通常事務
なし
(2)市民安全課
■災害対策業務
№
業務名
1
2
3
災害警備体制の構築
巡回パトロールの実施
交通安全対策にかかわる連絡調整
■一般通常事務
№
業務名
1
2
自転車駐車場に関すること
防犯灯及び歩道照明に関すること
(3)市民課・出張所
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
相談窓口の設置準備
相談の実施
死者、行方不明者の数の把握に関すること
-25-
4
死体の埋火葬申請
■一般通常事務
№
1
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
各種証明書の発行
(4)市民税課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
業務名
家屋被害調査の準備
家屋被害調査の実施
罹災台帳の作成
罹災証明書発行の準備
罹災証明書の発行
家屋被害調査の再調査
市税の減免等災害時の税制措置
■一般通常事務
№
1
2
3
業務名
各種証明書の発行
課税資料の処理
軽自動車の登録・廃車の処理
(5)資産税課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
業務名
家屋被害調査の準備
家屋被害調査の実施
罹災台帳の作成
罹災証明書発行の準備
罹災証明書の発行
家屋被害調査の再調査
市税の減免等災害時の税制措置
■一般通常事務
№
1
業務名
各種証明書等の発行業務
-26-
(6)納税課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
家屋被害調査の準備
家屋被害調査の実施
罹災台帳の作成
罹災証明書発行の準備
罹災証明書の発行
家屋被害調査の再調査
■一般通常事務
№
1
2
3
4
業務名
収納・相談業務
収納消込業務
口座振替業務
コンビニ収納業務
(7)国保年金課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
業務名
家屋被害調査の準備
家屋被害調査の実施
罹災台帳の作成
罹災証明書発行の準備
罹災証明書の発行
家屋被害調査の再調査
被災者の保険証、限度額認定証、特定疾病受療証の再発行
国民健康保険税の減免等、災害時の税制措置に関すること
■一般通常事務
№
1
業務名
保険証・限度額認定証・特定疾病受療証の発行、再発行
(8)印旛支所
■災害対策業務
№
1
2
3
4
業務名
相談窓口の設置準備
相談の実施
庁舎の安全確保に関すること
初動期の総合的な被害把握調査
-27-
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
本庁委任事務(市民安全課)
本庁委任事務(環境保全課)畜犬登録等の申請
本庁委任事務(土木管理課)道路境界に関すること
支所での各種証明書の発行
各種証明書の発行
課税資料の受付
軽自動車の登録・廃車の処理
各種証明書等の発行業務
保険証・限度額認定証・特定疾病受療証の発行、再発行
民生委員との連携
生活保護費の支給事務
高齢者在宅福祉サービス事業の申請受付
重度心身障害者医療費の申請受付
手帳交付事業の申請受付
障がい福祉事業の申請受付
日常生活用具・補装具の申請受付
自立支援医療の申請受付
児童手当の申請受付
子ども医療費の申請受付
児童扶養手当の申請受付
ひとり親家庭等医療費等の申請受付
(9)本埜支所
■災害対策業務
№
1
2
3
4
業務名
相談窓口の設置準備
相談の実施
庁舎の安全確保に関すること
初動期の総合的な被害把握調査
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
業務名
本庁委任事務(市民安全課)
本庁委任事務(環境保全課)畜犬登録等の申請
本庁委任事務(土木管理課)道路境界に関すること
支所での各種証明書の発行
各種証明書の発行
課税資料の受付
軽自動車の登録・廃車の処理
各種証明書等の発行業務
保険証・限度額認定証・特定疾病受療証の発行、再発行
民生委員との連携
生活保護費の支給事務
高齢者在宅福祉サービス事業の申請受付
重度心身障害者医療費の申請受付
-28-
14
15
16
17
18
19
20
21
手帳交付事業の申請受付
障がい福祉事業の申請受付
日常生活用具・補装具の申請受付
自立支援医療の申請受付
児童手当の申請受付
子ども医療費の申請受付
児童扶養手当の申請受付
ひとり親家庭等医療費等の申請受付
4 環境経済部
(1)経済政策課
■災害対策業務
№
業務名
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
食料の確保
食料の管理、供給
物資の確保
物資の管理、供給
救援物資の要請・受付
救援物資の受入、集積、配送
大規模集客施設の情報収集
大規模集客施設の来場者等への支援
商工業の被害状況の調査、報告
被災商工業者に対する金融対策
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
商工振興事業補助金交付
中小企業資金融資事業
セーフティネット資金融資事業
消費生活センター運営事業
企業立地奨励金交付
産学官連携等促進事業補助金交付
(2)農政課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
業務名
食料の確保
食料の管理、供給
物資の確保
物資の管理、供給
救援物資の要請・受付
救援物資の受入、集積、配送
農業関係被害状況の調査、報告
被災農家に対する金融対策
-29-
■一般通常事務
なし
(3)環境保全課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
避難所のペット対策
収容所の設置
被災動物の保護収容
放浪動物の捕獲
汚染箇所の調査及び分析の実施
有害物質等除去対策の実施
放射性物質事故情報の収集・伝達
緊急時のモニタリング活動の実施
飲料水及び飲食物の摂取制限等
防疫対策
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
業務名
公害に関する苦情・相談
光化学スモッグ等監視・連絡業務
地下水等の水質検査
特定施設等の届出
土砂等の埋立ての申請
地下水の摂取規制に関する申請
墓地等の経営許可等の申請
畜犬登録等の申請
スズメバチ営巣駆除の申請
自動車交通騒音に関する調査
専用水道等に関する申請・届出
合併処理浄化槽補助金の申請
住宅用省エネ設備設置補助金の申請
食品営業許可証の更新申請
放射線に係る相談等業務
環境基本計画の進行管理
草深の森維持管理業務
外来生物、生活被害動物等の苦情対応
水質浄化対策協議会関係業務
地球温暖化対策業務
環境学習
焼却場跡地環境対策
-30-
(4)クリーン推進課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
し尿処理実施計画の策定
仮設トイレ設置計画策定
仮設トイレの設置・維持管理
し尿の収集
印西地区衛生組合との連絡調整
ごみ処理実施計画の策定
排出ごみ収集運搬業務の管理
印西地区環境整備事業組合との連絡調整
がれき処理実施計画の策定
仮置場の設置、搬入許可事務
仮置場の運用および周辺環境対策
汚染された廃棄物の処理
■一般通常事務
なし
5 健康福祉部
(1)社会福祉課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
業務名
被災者生活再建支援金の給付の準備
被災者生活再建支援金の給付事務
遺体の収容、安置
遺体の火葬手続きの支援
ボランティアセンターの設置支援
ボランティアの配置
義援金の給付
日赤等社会福祉団体への連絡
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
業務名
民生委員との連携
行旅死亡人の取り扱い
災害見舞金事務
そうふけふれあいの里の運営
牧の原地域交流センターの運営
生活保護費の支給事務
生活保護の相談及び申請受付
-31-
(2)高齢者福祉課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
要配慮者利用施設との連携
要配慮者利用施設の避難生活への支援
在宅要配慮者の安全確認(安否把握と避難支援)
在宅要配慮者の避難生活の支援
福祉避難所の開設
福祉避難所の運営及び支援
■一般通常事務
№
1
2
3
業務名
高齢者在宅福祉サービス事業
高齢者の総合相談
養護老人ホーム措置入所
(3)介護保険課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
要配慮者利用施設との連携
要配慮者利用施設の避難生活への支援
在宅要配慮者の安全確認(安否把握と避難支援)
在宅要配慮者の避難生活の支援
福祉避難所の開設
福祉避難所の運営及び支援
■一般通常事務
№
1
業務名
介護サービス等給付費の国保連への支払い
(4)障がい福祉課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
要配慮者利用施設との連携
要配慮者利用施設の避難生活への支援
在宅要配慮者の安全確認(安否把握と避難支援)
在宅要配慮者の避難生活の支援
福祉避難所の開設
福祉避難所の運営及び支援
-32-
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
障がい福祉サービスの給付
重度心身障害者医療費の助成
手帳交付事業
障がい福祉事業の給付
日常生活用具・補装具の給付
障害者福祉手当の給付
グループホーム等への支援
意思疎通支援事業
相談事業所との連絡
支援区分認定調査
相談支援事業
自立支援医療の給付
(5)子育て支援課
■災害対策業務
№
1
業務名
要児童保護対策
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
業務名
児童手当に関すること
子ども医療費の助成に関すること
児童扶養手当に関すること
助産施設及び母子生活支援施設への入所に関すること
ひとり親家庭等医療費等の助成に関すること
養育医療の給付等に関すること
DVに関すること
家庭児童相談に関すること
児童虐待に関すること
(6)保育課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
業務名
保育園の応急対策
応急保育
学童クラブの応急対策
学童クラブの保育
-33-
■一般通常事務
№
1
2
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
保育園の開園
学童クラブの開所
(7)健康増進課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
業務名
救護所の設置
医療救護対策の総括
医薬品、医療用資機材、水の確保
後方医療機関等への搬送
被災者の健康管理
慢性疾患患者の対応と搬送
妊産婦・乳幼児への対応
被災者のこころのケア
医療機関の被害調査、報告
人的被害の調査、報告
■一般通常事務
№
業務名
1
2
3
4
5
6
7
8
9
パート賃金支払い事務
健康相談・教育及び訪問指導に関すること
各種健康診査及びがん検診緊急精検者対応に関すること
各種健診業務
母子健康手帳の交付業務
こんにちは赤ちゃん訪問業務
予防接種業務
相談業務
健康教育業務
乳幼児に対する虐待防止の支援及び連携に関する業務(養育支援
訪問指導)
健康相談・教育及び訪問指導に関すること(印旛班)
健康相談・教育及び訪問指導に関すること(本埜班)
10
11
12
6 都市建設部
(1)都市計画課
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
初動期の総合的な被害把握調査
住宅解体支援体制の構築
住宅の解体撤去の実施
-34-
■一般通常事務
なし
(2)開発指導課
■災害対策業務
№
1
2
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
宅地の危険度判定の準備
宅地の危険度判定の実施
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
都市計画法に基づく各種申請の処理
印西市開発事業指導要綱に基づく申請の処理
国土利用計画法に基づく届出に関すること
公有地の拡大の推進に関する法律に基づく届出に関すること
開発登録簿等の閲覧及び交付
違反宅地開発事業是正指導
(3)建築指導課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
業務名
建築物の応急危険度判定の準備
建築物の応急危険度判定の実施
応急仮設住宅の設置の準備
応急仮設住宅の設置
応急仮設住宅の入居者の選定及び管理
■一般通常事務
№
業務名
1
2
3
建築基準法に基づく各種申請の処理
長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づく各種申請の処理
都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく各種申請の処理
エネルギーの使用の合理化等に関する法律に基づく各種届出の処
理
建設リサイクル法に基づく各種届出の処理
建築パトロール業務
印西市住宅・建築物耐震改修促進事業
マンション管理士派遣事業
住宅リフォーム補助事業
4
5
6
7
8
9
-35-
(4)営繕課
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
管理施設の被害状況の調査、報告
管理施設の応急措置
管理施設の避難施設の供与
■一般通常事務
なし
(5)都市整備課
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
初動期の総合的な被害把握調査
離発着場の安全確認及び離発着場の開設
公園・緑地の被害状況等の把握
■一般通常事務
なし
(6)土木管理課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
初動期の総合的な被害把握調査
市道の軽微な応急復旧・障害物の除去
市道の応急復旧、障害物の除去
放置車両等の移動
河川の軽微な応急復旧
河川の応急復旧
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
業務名
道路占用及び法定外公共物占用に関すること
河川占用に関すること
道路工事施行承認及び法定外公共物工事施行承認に関すること
市道運行許可に関すること
特殊車両通行協議に関すること
道路境界に関すること
共同溝の管理に関すること
窓口業務に関すること
-36-
(7)建設課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
初動期の総合的な被害把握調査
崖地の軽微な応急復旧
崖地の応急復旧、障害物撤去
道路の交通規制
道路の啓開
■一般通常事務
№
1
業務名
国道、県道に関する連絡調整
(8)下水道課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
業務名
初動期の総合的な被害把握調査
応急措置に要する資器材等の調達
マンホール・管渠調査
施設の点検
管理施設の応急修理及び復旧
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
支払い・契約に係る経理事務全般
下水道使用料に係る窓口業務
排水設備に係る窓口業務
排水設備に係る検査業務
下水道法第16条に係る窓口業務
引継ぎに係る窓口業務
7 会計管理者
(1)会計課
■災害対策業務
№
1
2
業務名
他部への応援
その他各部の各班に属さないこと
-37-
■一般通常事務
№
1
2
3
4
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
支出負担行為及び支出命令の審査
公金の収入
公金の支出
指定金融機関等との連絡調整
8 水道部
(1)水道課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
業務名
飲料水の確保
給水計画
重要施設への優先給水
給水所の設置
運搬
広報活動
必要図面・資機材の準備
配水施設の被害情報の収集
配水管の被害情報の収集
取水・導水・送水施設の被害情報の収集
配水施設の復旧
配水管の復旧
取水・導水・送水管の復旧
給水装置の復旧
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
業務名
配水施設の維持管理
水質検査
配水管工事
漏水工事
給水装置工事
施設の維持管理
入札事務
水道管理事務
水道料金徴収業務とその管理
-38-
9 委員会等事務局
(1)議会事務局
■災害対策業務
№
1
2
3
4
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
議員の安否確認
情報収集・連絡
他部への応援
その他各部の各班に属さないこと
■一般通常事務
№
1
2
業務名
会議の開催
特別委員会等の設置
(2)選挙管理委員会事務局
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
業務名
職員の参集状況の把握
職員の配備調整
職員の活動環境の整備及び対応
出動が確認できない職員の把握
災害対策従事者の装備品の確保
公務災害補償
自衛隊受入体制の整備
自衛隊との活動調整
他自治体等の受入体制の整備
支所との連絡調整・情報収集
■一般通常事務
なし
(3)監査委員事務局
■災害対策業務
№
1
2
業務名
他部への応援
その他各部の各班に属さないこと
■一般通常事務
なし
-39-
(4)農業委員会事務局
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
食料の確保
食料の管理、供給
物資の確保
物資の管理、供給
救援物資の要請・受付
救援物資の受入、集積、配送
■一般通常事務
なし
10 教育部
(1)教育総務課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
教育施設の被害状況の調査及び応急復旧
施設被害状況確認業務
■一般通常事務
№
1
2
3
4
業務名
校地及び校舎の維持管理
部内の連絡調整
教育委員との連絡調整
教育委員会議の開催
(2)学務課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
幼稚園の応急対策
保育の再開
学校の応急対策
応急教育の実施
被災児童、生徒に対する学用品の支給
教職員の服務に関すること
県費負担教職員の内申その他の人事に関すること
-40-
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
就学及び就園の援助及び奨励に関すること
教科用図書給付に関すること
学区外・区域外就学に関すること
配当予算に関すること
市バス及び民間バスの運行に関すること
自然災害時における教育課程の変更報告に関すること
(3)指導課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
学校の応急対策
学校給食施設の復旧
給食提供の準備
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
業務名
学校経営、教育課程に関すること
学習指導に関すること
生徒指導に関すること
進路指導に関すること
特別支援教育に関すること
学校安全に関すること
学校環境衛生に関すること
児童生徒、教職員の健康診断に関すること
学校医、学校歯科医、学校薬剤師及び管理校医に関すること
日本スポーツ振興センターに関すること
就学指導に関すること
通学路に関すること
人権教育及び福祉教育に関すること
(4)生涯学習課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
6
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
社会教育施設の被害状況の把握
文化財の被害調査
文化財の復旧
資料保管庫
-41-
■一般通常事務
なし
(5)スポーツ振興課
■災害対策業務
№
1
2
3
4
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
避難所の開設
避難所の運営支援
スポーツ施設の応急対策
社会体育施設の管理、運営に関すること
■一般通常事務
なし
(6)教育センター
■災害対策業務
№
1
2
3
4
5
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
来所者の安否確認
火災状況確認
建物の危険度判定依頼
■一般通常事務
№
1
2
3
4
5
6
7
8
9
業務名
教育の情報化推進事業
適応指導教室事業「緑のまきば」
教育相談事業
教育課題調査・研究・開発事業
自然科学体験学習事業
各種研修会開催事業
資料収集・活用、教育広報事業
読書活動推進事業
授業相談支援・学級経営相談支援事業
(7)給食センター
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
施設の応急対策
-42-
■一般通常事務
№
1
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
給食調理・配送
(8)公民館
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
公民館の応急対策
■一般通常事務
なし
(9)視聴覚ライブラリー
■災害対策業務
№
1
2
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
■一般通常事務
なし
(10)文化ホール
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
文化ホールの応急対策
■一般通常事務
なし
(11)中央駅前地域交流館
■災害対策業務
№
1
2
3
4
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
交流館の応急対策
建物、設備等の応急的措置
-43-
■一般通常事務
なし
(12)印旛歴史民俗資料館
■災害対策業務
№
1
2
3
4
業務名
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
A
3 時間
以内
業務の着手及び期間
B
C
D
E
1日
3 日 1 週間 1 週間
以内
以内
以内
超
避難所の開設
避難所の運営支援
歴史民俗資料館の応急対策
収蔵資料の保護・保全
■一般通常事務
なし
(13)図書館
■災害対策業務
№
1
2
3
業務名
避難所の開設
避難所の運営支援
図書館の応急対策
■一般通常事務
№
1
業務名
図書館の広報
-44-
4 対策要員の過不足
各業務に必要な人的資源を業務の実施時期別に集計し、職員の参集時間と比較して、対策要
員の過不足を算出した。
人的資源は、業務ごとに必要数を割り出して積算しているため、必要以上の人数を算出して
いる可能性がある。例えば、市役所での窓口対応として、2人を割り当てたとしても、開庁時
間中、継続してその2人が対応することはなく、その合間に別の業務も分担することもが可能
であるが、それぞれの業務で2人ずつを積算している。
しかし、災害時の業務は、救助や二次災害の防止、避難所での被災者対策、公共土木施設復
旧といった対策に多くの人的資源が必要であり、さらに、災害時でも中断できない平常時の業
務が重なると、非常に多くの要員が必要となる。
特に、物資の供給、給水、廃棄物処理、被災建築物、仮設住宅といった被災者の衣食住対策、
道路、橋梁等の公共土木施設といった生活にかかわりのある業務や本部運営等を担う人的資源
が不足する傾向にある。
そのため、この結果を一つの目安として、各部各課での人員配置、各部間での人員協力等の
体制、防災関係機関・団体との協力関係を築き、効果的に非常時優先業務を行う体制が必要と
なる。
表 4-4 各部の対策要員の過不足
業務の着手及
び期間
部
総務部
A
B
(3 時間~
(3 時間未満)
24 時間未満)
C
D
E
(2 日目~
3 日目)
(4日目~
1 週間)
(1 週間~)
-49
-56
-50
-55
-56
企画財政部
10
-7
-5
1
-25
市民部
77
75
-6
-30
-93
環境経済部
-34
-62
-101
-89
-123
健康福祉部
157
169
128
135
130
都市建設部
-87
-331
-304
-306
-177
会計管理者
-3
-4
-6
-6
-6
水道部
-39
-35
-35
-35
-35
委員会等事務局
-15
-13
-9
-14
-14
教育部
-224
-119
-53
-84
-55
合計
-207
-383
-441
-483
-454
-45-
第5章 業務継続への取組み
1 市役所全体での取組み
大規模地震が発生した場合に、非常時優先業務を行うためには、職員、応援要員等の人的資
源と庁舎、ライフライン等の執務環境を確保していることが重要である。
これらの現状は、第3章及び第4章で把握しているが、これらをもとに今後の資源確保に向
けた取組みの方向性を検討した。
(1)市長等の指揮者の代行
印西市地域防災計画(震災編)では、災害対策本部長となる市長の代行を次のとおり定
めている。発災時に速やかに指揮権限の移行を行うことができるよう、連絡体制を準備す
る。
〈災害対策本部の指揮権限の委任〉
第1位 副市長
第2位 教育長
第3位 総務部長
第4位 企画財政部長
(2)庁舎の整備
庁舎は、耐震性が確保されており、建物の構造自体に被害が発生し、庁舎内への立ち入
りが制限されるなどの支障が発生する可能性は低い。
しかし、室内の書棚、ロッカー等の什器の固定が十分ではないため、これらの転倒によ
り職員の負傷や、パソコン等の機器が破損するリスクがある。
そのため、各部署において書棚、ロッカー等の固定、棚の上部のダンボール箱の撤去等
の安全対策を実施する。
(3)本庁舎が使用できない場合の代替庁舎
印西市地域防災計画(震災編)では、市役所及び周辺地域の被災等により災害対策本部
の機能が維持できない場合は、次の順位で代替施設に災害対策本部を設置することとなっ
ている。
〈代替庁舎〉
第1位 ふれあいセンターいんば
第2位 本埜支所
第3位 印西地区消防組合消防本部
ただし、
「ふれあいセンターいんば」は、耐震性が確保されているものの、非常用発電機
が設置されていないため、パソコンやコピー等機器の使用不能、夜間の照明がない状態で
の執務することとなる。
本埜支所には、非常用発電機が設置されているものの、屋内消火栓、受水槽及び浄化槽
ポンプを中心に供給されており、執務に支障が生じると思われる。
そのため、これらの庁舎には、高い機能をもった非常用発電機の設置等を検討する。
また、庁舎内には、本部会議の開催場所、防災関係機関派遣職員の詰所、本部事務局の
-46-
執務場所等を設置する場所を定め、机、イスの配置や、コンセント等の設置など、使用を
考慮した具体的な準備を検討する。
(4)電気
非常電源装置が整備されていない庁舎では、
停電により夜間は真っ暗な状況となるため、
重要な執務場所では発電機等の配備等により電力を確保する必要がある。
さらに、その燃料となる軽油、重油等の供給を発災当日に受けられるよう、協定の締結
や運用を検討する。
(5)通信手段
防災行政無線(移動系)は、支所、小中学校等に設置されており、市役所―支所・避難
所となる施設との連絡が可能となっている。
これらの無線機器が、発災時に機能を発揮するためには、職員による操作方法の習熟、
機器のメンテナンス、充電が必要となる。
そのため、月に1回程度、時間を定めて通信訓練を行うといった取組みを検討する。
(6)重要な行政データのバックアップ
住民情報系システムのうち住民基本台帳システム、税、国保、介護システム等はクラウ
ド方式を利用している。
サーバ等の機器はセキュリティに配慮されたデータセンターにあり、さらにバックアッ
プデータを遠隔地に保管している。
本庁にサーバを設置しているシステムは、バックアップデータを本庁に保管する他、デ
ータを出先機関の機器にバックアップしている。
この他、
業務で利用するワードやエクセルで作成したデータはテープにバックアップし、
外部データセンターに週に一度配送しており、セキュリティに配慮された複数個所でデー
タを保管し、災害時のデータ損失に備えている。
(7)食料、飲料水の備蓄
現在、本庁職員の1食分のみ食料が備蓄されている。そのため、各職員が対策要員とし
ての責務を果たすために、非常時の参集にあたっては、自ら食料を持参するものとする。
また、段階的に発災当日分の非常食を庁舎内に備蓄する。
一方、飲料水は、受水槽の水を使用するが、水が無くなった後は、敷地内の防災井戸を
利用するものとする。
2 各課別の業務継続への取組み
各課の災害時優先業務における取組みは、巻末資料のとおりである。
-47-
第6章 改善の取組み
1 業務継続マネージメントの必要性
本計画を策定しても、組織改変や執務環境の変化等により、計画に定めた事項が現状と適
合しないことが生じる可能性がある。
また、本計画に定めた事項は、当初から完璧に実現できるものではなく、継続的に体制の
確立や設備等の整備、訓練等を行い、それを評価・検証することで、新たな課題や問題点が
発見される。
そのため、本計画の実効性を確保するためには、計画の策定にとどまらず計画を管理し、
運用する業務継続マネージメント(BCM2)の推進が必要となる。
本計画は、策定することが終着点ではなく、これを出発点としてBCMのサイクル(PD
CA)を継続的に回すことが重要である。
A(Action)
改善
P(Plan)
計画の見直し
定
BCM
C(Check)
評価・検証
D(Do)
実行
図 6-1 BCMによるPDCAのサイクル
2 業務継続マネージメント
業務継続マネージメントを実施するために、次の取組を行う。
(1)評価・検証(C)
各部・各課等での1年の取組結果について、達成度や新たな課題・問題点等について評
価・検証を行う。
(2)改善(A)
評価・検証に基づいて、次の1年に取り組むべき改善策等を検討する。
(3)計画の見直し(P)
改善策を取り入れて、計画の見直しを行う。
(4)実行(D)
計画に基づいて取組を行う。
2
Business continuity management
-48-
巻末資料
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