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業務継続計画 震災編 (H28.4改訂)(1.11MBytes)

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業務継続計画 震災編 (H28.4改訂)(1.11MBytes)
瀬戸市業務継続計画(瀬戸市BCP)
「震災編」
平成28年4月
改訂版
瀬戸市業務継続計画(瀬戸市BCP)
[震災編]
目次
第1章 瀬戸市業務継続計画の基本的な考え方
1
瀬戸市業務継続計画の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2
業務継続計画導入の必要性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3
業務継続計画導入の効果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
4
計画策定後の業務継続力向上・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
5
瀬戸市BCPの位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
6
瀬戸市BCPの基本方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
第2章 計画の前提となる被害想定
1
市全体の被害想定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
2
市職員の参集
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
第3章 計画の実行及び通常体制への復帰
1
計画の実行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
2
通常体制への復帰・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
第4章 業務継続のための能力の向上と計画の見直し
計画の見直し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
第5章
業務継続計画の内容
1
非常時優先業務の復旧目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
2
非常時優先業務の選定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
3
非常時優先業務の前提となる業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
4
非常時優先業務(通常業務)一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
瀬戸市業務継続計画の基本的な考え方
1
瀬戸市業務継続計画の概要
本市では、南海トラフ地震など大規模地震の発生が高い確率で危惧されており、また
猿投-高浜断層帯等が直下に存在しているため、地震に強い瀬戸市を目指して、南海ト
ラフ地震が発生した場合において被害を想定するとともに、人的被害や経済被害を半減
するために、防災意識の高揚、耐震化の推進、防災体制の強化、災害応急体制の整備な
ど、地震防災対策に全庁を挙げて取り組んでいる。
「瀬戸市業務継続計画」
(以下、
「瀬戸市BCP」という。※BCP:Business Continuity
Plan)とは、災害発生時における災害応急対策業務に加え、通常業務のうち継続又は早
期復旧の必要がある業務を、非常時優先業務として実施する態勢を確保するために、事
前に必要な資源(職員、庁舎、資機材等)の確保・配分や必要な対策を定めることによ
り、災害発生後の、業務立上げ時間の短縮や発災直後の業務レベルの向上を図る計画で
ある。
2
●
業務継続計画導入の必要性
南海トラフ地震の発生が懸念され、災害発生時、市の機関の業務が長期間中断す
ると、市民生活及び経済活動等に大きな支障が生じる。
●
愛知県では、民間企業の事業継続計画(BCP)の策定を推進しているが、民間
企業のBCPは、県や市の機関など行政機関の機能維持や復旧を前提としているこ
とが多く、市の機関の業務が長期中断すると、民間企業の事業継続に大きな支障が
生じる。
1
<業務継続計画の導入による早期復旧のイメージ>
2
3
●
業務継続計画導入の効果
発災直後の業務レベルの向上や業務立ち上げ時間の短縮により、市の機関の業務
の迅速な再開が可能となる。
●
平常時から、災害時の課題をリスクとして事前に認識することで、市の防災力を
強化することが可能となる。
●
市の機関の業務の迅速な再開により、災害時における民間企業の事業継続への影
響を抑えることが可能となる。
●
最も大きな地震災害を想定した業務継続計画を策定することにより、他の自然災
害への対応が可能となる。
4
●
計画策定後の業務継続力向上
瀬戸市BCPでは、即座に解決することが困難な課題についても、今後、継続的
に解消を図るとともに、訓練の運用・検証等の積み重ねの中で業務の見直し等を含
めた幅広い検討を行うことにより、業務継 続力を向上させていく(第4章「計画の
見直し」参照)。
3
5
瀬戸市BCPの位置づけ
「瀬戸市地域防災計画-地震災害対策計画-」は、災害対策基本法第 42 条の規定に基
づき、大規模な地震災害に対処すべき措置事項を中心に、市 民の生命、身体及び財産を
守るため、市や指定行政機関等が、災害の予防、応急対策及び復旧に関し、実施すべき
事務や業務について定めた基本的な計画である。
また、本市では市の部署が執るべき措置を規定した「瀬戸市災害対策本部運営要綱」
を定め、災害応急対策業務を実施するために必要な業務を定めてい る。
一方、
「瀬戸市BCP」は、市の機関が被災したことにより機能が低下し利用できる資
源(職員、庁舎、資機材等)が制限される状況下において、市が行うべき業務(=「非
常時優先業務」)を継続、早期復旧するために必要な 資源の確保、配分等の必要な対策
を事前に検討するとともに、災害時の資源管理や非常時優先業務の目標管理など市の緊
急時の対応力を高める組織マネジメントの改善に主眼を置いている計画である。
<瀬戸市BCPと地域防災計画の比較>
瀬戸市BCP
瀬戸市地域防災計画
主
体
・市
・瀬戸市防災会議
対
象
・業務継続の優先度が高い通常業
・災害予防業務
務
・災害応急対策業務
・災害復旧業務
内
容
・災害発生時に応急復旧業務を進
・災害発生時に市や市の地域に係る指
める中、どのような通常業務を継
定行政機関、指定公共機関等の関係
続するのかを、あらかじめ検討し、
機関が何をすべきかを定めるもの。
定めるもの。
<瀬戸市BCPが対象とする非常時優先業務の範囲>
通常業務
非
常
時
優
先
業
務
業務継続の優先度が高い通常業務
+
地域防災計画による災害応急対策業務
+
早期実施の優先度が高い災害復旧業務
災害復旧・復興業務
4
応
急
復
旧
業
務
6
瀬戸市BCPの基本方針
南海トラフ地震などの、市民等及び市の社会経済活動に多大な被害を及ぼすお それの
ある災害に対し、市が機能を継続するため、以下の基本方針に基づいて非常時優先業務
(特に、業務継続の優先度が高い通常業務) の選定や資源の配分等について検討し、瀬
戸市BCPを策定、実施していく。
■基本方針
①
大規模災害から市民等の生命・身体及び財産を守ることを最大の目的とする。
②
市内の社会経済活動機能の維持・早期復旧に努める。
③
業務継続のために必要な体制をとり、必要な資源を最大限有効に活用する。
また、業務継続のための必要な体制として、以下の対応方針に基づき非常時優先業務
を実施する。
■対応方針
①
大規模災害発生時は、非常時優先業務を優先して実施する。中でも、災害
応急対策業務は最優先で実施する。
②
非常時優先業務の実施に必要となる人員や資機材の資源の確保・配分は、
全庁横断的に調整する。
③
非常時優先業務の実施に必要となる人員や資機材を確保するため、非常時
優先業務以外の通常業務については、積極的に休止・抑制する。その後、
非常時優先業務に影響を与えない範囲で、順次再開を目指す。
5
第1章 計画の前提となる被害想定
1
市全体の被害想定
平成23年3月に発生した東日本大震災を受けて内閣府が進めている「南海トラフの
巨大地震モデル検討会」による最新の被害想定が発表され、それを受けて、愛知県が地
震被害予測調査を行い、平成26年5月に「愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等
被害予測調査結果」を発表しました。その中で、
「A 過去地震最大モデル(南海トラフで
繰り返し発生している地震・津波のうち、発生したことが明らかで規模の大きいもの(宝
永、安政東海、安政南海、昭和東南海、昭和南海の5地震)を重ね合わせた モデル)」
を市の地震対策を進める上で軸となる想定として位置付けるものである。 なお瀬戸市被
害予測項目等調査結果は、次表である。
愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査(瀬戸市抜粋)
被害予測
項目
愛知県
が想定し
た地震モデル
A過去地震
最大モデル
1 全壊・焼失棟数
(冬夕18時発災)
2 死者数
(冬深夜5時、早期避難率低の場合)
急傾斜
建物倒壊 地崩壊
等
揺れ
液状化
急傾斜地
崩壊等
火災
合計
約10
約10
約10
約10
約40
*
火災
ブロック
塀・自動
販売機
の転倒、
屋外落
下物
合計
*
*
*
*
<最大震度6弱>
*:被害わずか(5未満)
被害予測
項目
愛知県
が想定し
た地震モデル
A過去地震
最大モデル
3 ライフライン機能支障
(発災1日後:冬夕18時発災)
上水道
下水道
電力
断水
人口
(人)
機能
支障
人口
(人)
停電
軒数
(軒)
固定
電話
4 避難者数(人)
(冬夕18時発災)
携帯
電話
都市
ガス
LP
ガス
不通
停波
復旧
機能
回線数 基地局率
対象
支障
(回線)
(%) 戸数(戸) 世帯数
(世帯)
約64,000 約55,000 約60,000 約18,000
80%
*
約400
約1割
1日後
復旧期間
(95%回復想定)
約9割
断水
利用困難
約9割
停電
通話支障
約8割
停波
供給停止
約2割
支障
6週間
3週間
1週間
1週間
1週間
2週間
1週間
被害予測
項目
愛知県
が想定し
た地震モデル
A過去地震
最大モデル
約6割
約9割
7 震度別面積(k㎡)
(昼12時
発災)
(冬夕18
時発災)
約11,000
~
約12,000
約4
1週間後 1ヶ月後
約400 約6,800 約400
<最大震度6弱>
被災直後
5帰宅困 6災害廃
難者数 棄物等
(千トン)
(人)
*:被害わずか(5未満)
8 液状化可能性(k㎡)
震度
5弱
震度
5強
震度
6弱
震度
6強
0
102
(91%)
10
(9%)
0
計算 対象層
対象外 なし
104
(93%)
0
なし
小
中
大
液状化
危険度
6
(5%)
1
(1%)
1
(1%)
0
大
( %):市域に占める割合
※詳しくは、愛知県ホームページ(http://www.pref.aichi.jp/0000072625.html)をご覧ください。
6
2
市職員の参集
⑴体制
瀬戸市では、地震の災害の規模に応じ、以下のような非常配備体制をとっている。
非常配備の区分
発令基準
第1警戒体制
○ 市域で「震度4」を観測したとき
○ 東海地震に関連する調査情報(臨時)が発表されたとき
第2警戒体制
○ 市域で「震度4」を観測し、被害が発生したとき
第1非常配備体制
○ 市域で「震度5弱」を観測したとき
○ 東海地震注意情報が発表されたとき
○ その他本部長が必要と認めたとき
第2非常配備体制
○ 市域で「震度5弱」を観測し、被害の拡大等により総合
的な災害応急対策等が必要と認めたとき
○ その他本部長が必要と認めたとき
第3非常配備体制
○ 市域で「震度5強」以上を観測したとき
○ 東海地震予知情報が発表(警戒宣言が発令)されたとき
○ その他本部長が必要と認めたとき
○非常配備体制に応じ、参集職員があらかじめ定められている。
○第3非常配備体制では、全職員が参集の対象となる。原則、勤務部署へ自動参集する 。
⑵ 参集可能人員
東海地震や東南海地震が発生した場合には、職員は勤務部署へ参集することになる
が、職員自身やその家族の死傷、交通の途絶等の発生が想定され、平常時のようなス
ムーズな参集は見込めない。
1995年に発生した阪神・淡路大震災における、被災県・市町村の職員参集率は、
平均すると、発災後4日目に職員の7割であったと報告されている(詳細については、
次ページ「■参集率の想定方法について」を参照)。
なお、東海・東南海地震における被害調査では、交通の支障について、「 2、3日後
には徐々に回復してくるが輸送機能は大幅に低下する」と想定している 。
これらの点を踏まえ、瀬戸市BCPにおける職員参集については、次の通りとする。
○参集手段
・発災から3日目までは、徒歩、自転車、バイクによるものとする。
・4日目以降は、交通機関等を使用して参集すると想定。
7
○参集率の想定
想定となる対象
参集率
「勤務地から通勤距
発災~3日目
離 2 0 km 圏 内 に 居 住
する職員」が対象
勤務地から通勤距離20km 圏内に居住
する職員の7割が、順次参集する。
4日目からは交通機関が復旧し、職員全
4日目~6日目
体の7割が参集し、以後順次参集する。
全ての職員が対象
職員全体の98%が参集する。
7日目以降
(※約2%の職員は本人の死傷等により
長期間参集できないと想定)
■参集率の想定方法について
①参集率7割の想定
職員の参集率は、阪神・淡路大震災発生時の兵庫県及び兵庫県内市町村における参集率
を参考としている。
兵庫県、神戸市、伊丹市、西宮市、芦屋市、宝塚市の地震発生当日の参集率の平均は約
48%であり、発災から4日目までの平均は約76%である。
また、芦屋市職員に対するアンケートによれば、回答した職員の 19.6%が家屋等の
財産被害に遭い、5.5%が参集途上に被災現場で救助活動等を行ったという(出典:
(財)
消防科学総合センター『地域防災データ総覧
阪神・淡路大震災基礎データ編』)。
これらのことから、発災から4日目までは3割の職員の参集が困難であると想定し、参
集率を7割とする。
②勤務地から通勤距離20km 圏内の想定
発災から3日目までは、徒歩、自転車、バイクによる参集を想定しているため、参集可
能な通勤距離20km圏内に居住する職員を対象とする。
8
第2章 計画の実行及び通常体制への復帰
1
計画の実行
(1)計画実行の準備
各部等の長は、気象庁等が東海地震の発生を予測した場合、瀬戸市BCPに定める
業務継続計画について、当該時点での情勢や業務の遂行状況等を踏まえて必要な見直し
と修正を行い、計画の実行に備えた市民等への周知を行う。
また、特に中断・中止する業務について、必要な準備や措置等を所属する各課等の長
に指示する。
(2)計画実行の決定
ア
この計画の実行は、現実に東海地震や東南海地震などが発生した場合を基準とし
て、国、県の災害対策の動向とともに、市内の救助・復旧活動及び市民生活の状況
を踏まえて、災害対策本部長が決定し、指示する。
イ
本部長は、本市の被災状況および職員の参集状況、今後の救助・復旧活動の見込
みその他の事情を総合的に考慮して、人命及び安全に関わる業務及びこれに付随す
る基盤的業務を除いて、各部等又は各課等が継続して実施している業務の一部又は
全部の中断・中止を指示することができる。
(1) 市民への広報周知
各課等の長は、計画の実行が決定された場合において、計画実行のために変更した
事務取扱要領や中止・中断した業務の範囲等を、速やかに市民に広報して周知を図ると
ともに、経済活動及び市民生活への影響が最小限にとどまるよう必要な措置に努める。
2
通常体制への復帰
本部長は、地震被害における復興業務の完了を迎え、なお、国、県及び近隣市町村の
状況も踏まえ、この計画の実行体制から通常体制への復帰を決定する。
この際、特定の部署において、復興業務を残し、すべての業務を通常体制へと復帰す
ることが困難な場合には、計画実行の決定の際と同様、人命及び安全に関わる業務及び
これに付随する基盤的業務を除いて、各部等又は各課等の業務の一部又は全部の中断・
中止を指示することができる。
各課等の長は、通常体制への復帰が決定された場合においては、業務実施の復帰状況
について速やかに市民等に対して広報して周知を図る。
9
第3章 計画の見直し
計画の見直し
国・愛知県の地震被害予測調査が新たに発表された場合及び猿投-高浜断層帯内陸直下
型地震等に関する新たな調査事実及び知見がもたらされた場合には、それらを踏まえてこ
の計画の見直しを行い、実行性の向上に努める。
このため、各課等の長は、この計画の総論に掲げる内容について、見直しを 必要とする
事項に関する情報を入手した場合には、その都度、防災課長に連絡する。
また、各部等の長は、組織の改編及び所掌業務の変更等があった場合には、所掌する業
務継続計画の内容について適宜に見直しを行って、計画内容の充実に努め、計画内容を変
更した場合には、防災課長に連絡する。
10
第4章 業務継続計画の内容
1
非常時優先業務の復旧目標
業務の継続、早期復旧のためには、単に業務を選定するだけでなく、時期 等を定めた
「(復旧)目標」を設定することが必要である。「(復旧)目標」は、 業務をいつまでに
回復・達成するのかという「目標時期」を設定した。
瀬戸市BCPにおいては、発災後、厳しい資源(職員・庁舎・資機材等)制約がある
中で「2週間」以内に着手し、「1か月」以内に回復・達成しなければならない業務と
した。
2
非常時優先業務の選定
業務継続計画の基本方針に基づき、以下に示す方法によって非常時優先業務の選定を
行った。
(1) 非常時優先業務(応急復旧業務)
地域防災計画に規定する事務分掌に基づいて、応急対策業務及び早期実施すべき復
旧業務を非常時優先業務として位置付ける。(地域防災計画参照)
(2) 非常時優先業務(通常業務)
通常業務の全業務について、1か月間業務を休止することに伴う市民生活への影響
度を分析し、休止、又は実施の判断を行った。
このうち、休止に伴う影響が大きく、1か月以内に実施すべきと判断した業務を非
常時優先業務として位置付けた。
【参考:市民生活への影響度を分析した際の5つの視点】
法定処理の期間・期日の遵守、市民の生命・身体の保護、個人の権利・資産の保護、
事業者の保護、その他の保護・維持
3
非常時優先業務の前提となる業務
非常時優先業務の実施にあたっては、庁舎の被害状況を確認し、執務場所を確保する
ことが重要であって、負傷者の応急手当、散乱した備品類や事務用品の整理、電話やラ
イフラインの使用可否の確認などを行わなければならない。
また、継続的に業務をおこなうためには、職員の休憩場所やトイレの確保、食料調達
などにも対応しなければならず、これらの活動が十分に行われない場合には、業務効率
の低下を招く可能性がある。よって、財政課及び各課は業務を遅延なく実施するよう努
めるものとする。
11
4 非常時優先業務(通常業務)一覧
<市長直轄組織>
所管
課
防災課
係
(担当)
目標着手時期:○
1 2 1
3
当 翌
週 週 か
日
日 日
間 間 月
後
後 後 後
業務名
災害対策に関する事務
○
12
備考
<経営戦略部>
所管
課
秘書室
目標着手時期:○
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
秘書担当 市長及び副市長の秘書
○
広報担当 報道機関との連絡調整
○
ホームページ、地域メディアを活用した
情報発信
状況に応じて支援職員が必要
ホームページは、通信インフラ復旧
後、緊急情報は、民間サイトを活
用。
○
DRPCサーバー、PC機器等の管理運営
業務
○
センター施設の管理業務
○
経営戦略 経営戦略 政策会議
室
担当
企画会議
○
部長会議
○
○
成果報告書
○
予算差引管理
人事室
備考
○
統計担当 統計資料の収集・整備
人事研修 人事管理事務(氏名変更、育児休業、各
担当
種休暇、職免、処分等)
○
最小限のものに限定
○
人事課予算臨時職員の支払い業務
○
職員服務規律
○
人事・給与制度情報収集・提供
○
予算差引管理
○
給与厚生 給与管理事務
担当
給与・退職手当支給事務
○
○
届出書
○
児童手当受給者報告事務
○
愛知県都市共済組合
○
臨時職員の賃金支給事務
○
嘱託、臨時職員等の社会保険
○
互助会職員の管理
○
職員駐車場に関わる事務
○
職員の公務災害及び労働災害
○
職員の安全衛生及び健康管理
○
予算差引管理
○
職員互助 互助会保険団体取扱事業
会
互助会保険団体取扱事業特別会計の
経理及び月計表の作成業務
歳入歳出外経理業務
○
○
○
13
<行政管理部>
所管
課
行政課
目標着手時期:○
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
法務管理 公印取扱の総括
係
文書管理の総括
○
○
郵便物の発送・収受
○
文書の配布・発送
○
選挙管理委員会
○
情報公開・個人情報保護審議会
○
行政不服審査
○
議案の調製及び議決書等の処理
議会が中断される場合は、関連業
務を最小限に限定
○
公告式
LGWAN及びあいち総合行政ネットワーク管
理
条例、規則等の審査及び編集
○
○
○
例規審査委員会
財政課
備考
○
予算差引管理
情報管理 総合行政情報システムの管理運用
係
地域イントラの管理運営に関する業務
予算差引管理
財務係
予算の執行管理
○
○
重要情報システムの復旧
○
○
○
予算の編成業務
○
当初予算の概要
○
予算の公示及び公表業務
○
市債及び一時借入金
○
決算統計
○
契約財産
庁舎建物の安全確認
係
庁舎建物の被害状況確認と危険度
判定
○
庁舎警備業務
○
庁舎管理(維持修繕)
庁舎警備の応援体制必要
維持修繕は最小限のものに限定
非常用自家発電機の運転
清掃は、衛生環境維持及び消毒を
重点実施
委託業者との連携により実施の有
無
○
庁舎清掃(衛生管理強化部分)
○
電話交換
○
行政財産の管理
○
機械室運営
○
請負工事・委託業務の検査
○
建設工事等の入札及び契約
○
発注課との調整
物品の調達業務
○
発注課との調整
○
公有財産取扱業務
公有車両管理
○
財産の保険契約業務
○
瀬戸市土地開発公社
予算差引管理
14
○
○
所管
課
会計課
目標着手時期:○
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
資金管理業務
○
公金収入処理業務
○
公金支払業務
○
源泉徴収管理業務
○
歳入歳出外現金出納業務
○
瀬戸市公金取扱金融機関との連絡調整
業務
○
債権者登録管理業務
○
愛知県収入証紙・収入印紙等販売窓口
業務
○
公金収納窓口業務
○
15
備考
<交流活力部>
所管
目標着手時期:○
1
課
業務名
係
(担当)
せとま
ちブラ
ンディ
ング推
進PT
予算差引管理
アグリカ
ルチャー
推進PT
○
○
商業金融
融資(相談、補助金、預託金を含む)
係
工業係
農林係
まるっと まるっと
ミュージ ミュージ
アム課 アム係
文化課
中断・中止中の業務においても、
市民からの申請・相談には対応す
る。
○
中小企業信用保険法
○
産業支援センター
企業団地関係業務
○
農業委員会
○
農地法関連事務
○
産業支援センターの機能は、産
業課事務所において実施する。
権利・義務に関することは早急に
復旧する必要がある。
観光施設の維持管理
○
瀬戸蔵係
交流学
び課
備考
○
畜産の防疫及び指導奨励
産業課
1
か
月
後
○
道の駅瀬戸しなのの維持管理
道の駅瀬戸しなのの指定管理との連
絡調整
2
3
週 週
当 翌
日 間 間
日 日
後 後 後
安全管理上最小限のものに限定
(修繕の必要性調査・休館期間の
検討)
瀬戸蔵の維持管理
○
必要に応じ地震時にも被災者受
け入れのため開館する。
パルティせと市民交流センター
○
災害時の施設活用に関する事務
のみを行い、一般の貸出業務は
休止する。
交流係
瀬戸市国際センター(外国人相談)
スポーツ
係
瀬戸市民公園体育館
○
文化係
○
文化施設の管理
○
災害時の施設活用に関する事務
のみを行い、一般の貸出業務は
休止する。
公益財団法人瀬戸市文化振興財団
及び公益財団法人瀬戸市開発公社と ○
の連絡調整
美術品の管理
予算差引管理
文化財係 文化財の保存及び活用
○
○
○
瀬戸市史編纂資料の保存
○
新世紀
指定管理者との連絡調整
○
工芸館
館の維持管理の統括
○
瀬戸染付 指定管理者との連絡調整
工芸館
館の維持管理の統括
○
○
16
目標着手時期:○
課
文化課
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
係
(担当)
文化セン 指定管理者及び財団法人瀬戸市文
ター
化振興財団との連絡調整
施設の維持管理の統括
○
○
ノベル
ティ・こども 施設の管理
創造館
地域活
動支援
室
文化交流館等は、対策支援等で
必要な場合は開館。
○
瀬戸蔵
指定管理との連絡調整
ミュージア
歴史民俗資料館の維持管理の統括
ム
○
○
瀬戸市公民館協議会事務局業務
○
瀬戸市自治連合会事務局業務
○
地区公民館管理関係業務
○
地域交流センター委託関係業務
○
西部コミュニティセンター管理業務
○
周辺小規模集会施設管理業務
○
地区集会所管理業務に関すること
○
17
備考
<市民生活部>
所管
課
目標着手時期:○
生活安全 生活係
課
衛生係
(斎苑)
安全係
1 2 1
3
当 翌
週 週 か
日
日 日
間 間 月
後
後 後 後
業務名
係
(担当)
庁舎建物の安全確認
○
交通安全に関わる市民等からの問い合わ
せ対応
交通指導員の業務管理
交通安全啓発活動(広報誌、ポスター貼付、
看板等設置)
防犯啓発活動(広報誌、ポスター貼付、看板
等設置)
交通安全・防犯活動等補助金交付
安全が確認でき次第。
○
○
学校休校時には中断。
○
キャンペーン類は中止。
○
キャンペーン類は中止。
○
防犯灯設置費補助金交付関連
環境課
環境保
全係
○
警察等関連機関との連絡調整
○
公害対策
○
予算差引管理
ごみ減量 可燃ごみ収集運搬業務
係
不燃ごみ・粗大ごみ収集運搬業務
税務課
家屋償
却係
土地係
収納係
○
○
○
○
○
○
当初課税事務(軽自動車税1月~5月)
○
課税事務(法人課税)
○
予算差引管理
○
当初課税事務 (固定資産税1月~3月)
○
固定資産税家屋調査業務
固定資産税償却資産申告業務(12月~2
月)
証明書等発行
○
○
当初課税
○
土地価格等の現年度更正
○
国有資産等所在市町村交付金
市税収納業務(窓口・電話による納税相
談)
市税等過誤納金処理業務(還付処理)
○
滞納処分業務(督促状の発送・交付要求)
○
○
○
○
市税に関する不服申立て・訴訟関係業務
18
自治会との連携により時期を限定。
緊急性の高い案件に限定。
○
し尿収集運搬業務
資源リサイ 資源リサイクルセンター施設運営
クルセンター
臨時及びふれあい収集
市民税 窓口事務(証明発行、軽自動車税登録)
係
当初課税事務(個人課税1月~6月)
備考
○
所管
課
市民課
目標着手時期:○
市民係
1 2 1
3
当 翌
週 週 か
日
日 日
間 間 月
後
後 後 後
業務名
係
(担当)
住民基本台帳業務
○
戸籍の附票業務(住基コード付与通知、戸
籍附票異動通知書発送)
○
予算差引管理
○
住民基本台帳の管理業務
○
印鑑登録業務
戸籍、戸籍の附票、住民基本台帳及び印
鑑登録等に関する証明書交付業務
DV、ストーカー行為被害者への支援業
務
旅券発行業務
○
職権消除は緊急性のものに限定。
○
○
○
戸籍の管理
○
戸籍の異動に伴う住民異動の受理及び戸
埋火葬の許可
○
死産届
○
○
法務局への報告
○
人口動態調査
○
相続税法第58条
支所
住民票補助簿の閲覧は延期。
○
身分情報の管理
戸籍係
○
戸籍届出及び住民異動届受付業務
○
諸証明発行業務
○
市税等収納業務
○
地域全般
クリーン ごみ収集
センター 係
可燃物収集業務
備考
開庁時は、職員の支援が必要。
○
○
し尿処理
係
し尿処理施設維持管理業務
○
19
道路等インフラの状況及び焼却場
の被害状況により実施時期が延び
る恐れあり。
し尿処理施設の破損状況等を点
検、運転が可能かどうかを判断後、
し尿等の受入時期を決定する。し
尿処理施設の被害状況により、し
尿等の受入時期は延びる恐れあ
り。
<健康福祉部>
所管
課
目標着手時期:○
社会福祉 福祉係
課
保護係
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
地域生活支援事業
○
手帳交付(身体・知的・精神)
○
介護給付サービス事業
○
共同生活介護援助事業
○
障害者自立支援給付事業
○
諸手当(市手当、県在重など)
○
交通料金助成
○
生活保護(定期的な訪問を除く)
中国残留邦人等の支援(定期的な訪問
を除く)
ホームレス
備考
個人の権利に関する事項で、申請
の状況に応じて支援職員が必要。
○
○
○
住宅支援給付
行旅病人・行旅死亡人
○
○
高齢者福 介護管理 介護保険被保険者資格の管理
祉課
係
介護保険料の賦課・徴収
○
介護保険システム業務遂行要員の
確保必要(行政課又は業者へ当該
業務を依頼)。
○
窓口業務
介護認定
給付係
介護認定
○
○
介護認定審査会の事務局業務
○
介護給付に関すること
○
介護事業者等との連絡・調整
○
生活保護者の介護認定
要介護認定体制が整うまで、暫定
利用可能となるよう、申請受付を先
行する。
必要な介護サービスが受けられる
よう、事業者等と連携する。
要介護認定体制が整うまで、暫定
利用可能となるよう、申請受付を先
行する。
○
訪問介護利用者に対する利用者負担軽
減措置
○
おむつ使用証明
○
地域支援
入所措置や緊急避難対応等
係
入所施設が対応する。
高齢者の緊急連絡体制
○
配食サービス事業
○
軽度生活援助
○
徘徊高齢者家族支援サービス
○
地域包括支援センター
○
生活機能評価
○
生活援助員派遣
○
電算システム
○
介護福祉手当等
家庭訪問を電話での確認に変更し
て継続。
電算システムで手続きが進み、振
込期限により期間が変わる。
○
指導監査
地域密着型サービス事業所に係る指定
係
20
○
所管
課
目標着手時期:○
1 2 1
3
当 翌
週 週 か
日
日 日
間 間 月
後
後 後 後
業務名
係
(担当)
こども家庭 こども家庭
せとっ子モアスクールに関すること
課
係
保育係
災害対策本部の指示により運営
(中止):学校の休校措置との関係
から、当時の状況に応じて判断。
○
放課後児童クラブに関すること
○
保育園の入所に関すること
○
○
保育所の給食再開にあわせて再開
する。
私立保育園に関すること
○
保育所の再開にあわせ、委託料等
運営費用の支払を遅滞なく再開す
る。
○
児童扶養手当に関すること
○
愛知県遺児手当に関すること
○
瀬戸市遺児修学手当に関すること
○
母子家庭自立支援給付金に関すること
○
母子及び寡婦福祉に関すること
家庭児童 虐待対応・要保護・短期支援関係事務
相談室
DVに関連した母子支援
○
○
支払遅延防止に留意。
重大性・緊急性のあるもののみ対
応。
○
要保護家庭支援
○
相談業務
○
交通児童 交通コースに関すること
遊園
育児サロンに関すること
日常生活に支障がなくなった段階
で電話相談を基準に実施。
○
教室・イベントに関すること
○ 日常生活に支障が無くなった段階
○ で再開に向けて検討する。
育児相談に関すること
○
せとっ子ファ 育児サロンに関すること
ミリー交流館
(子育て支 児童室に関すること
援セン
あそびの広場に関すること
ター)
サークル支援に関すること
○
教室・イベントに関すること
○
育児講座に関すること
○
育児相談に関すること
○
ファミリーサポート事業
(休館中の依頼調整、緊急依頼の内容
に関する援助者戸の調整、会員の状況
把握)
○
○
○
○
発達支援
相談業務
室
保育所
日常生活に支障がなくなった段階
で、再開にむけて検討する。
保育所の給食指導に関すること
児童手当に関すること
子育て支
援係
備考
○
保育園の運営
○
保育園の給食調理
○
21
日常生活に支障が無くなった段階
で再開に向けて検討する。
電話相談を基準に実施。
被害状況を確認し、再開可能と判
断した保育所から順次再開。ただ
し被害の状況によっては避難所で
の支援を優先し、保育所の再開を
遅らせる。
所管
課
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
こども家庭 のぞみ学
課
園
健康課
目標着手時期:○
学園の管理運営
備考
○
園児の療育
○
給食調理・用務
母子保健 母子手帳交付
係
妊婦・乳児健康診査・妊産婦歯科健診
受診券発行
各種健康相談・教育相談業務
○ 献立内容を見直し必要。
○
○
○
電話相談を基準に実施
乳幼児健康診査
○
予防接種業務
※季節性インフルエンザ及び新型
○ インフルエンザ予防接種ついては、
必要性の生じた時
予算差引管理
成人保健
健康相談に関すること
係
国保年金 給付係
国民健康保険被保険者の資格確認及
課
び台帳整理に関すること
国民健康保険の給付に関すること
○ 期限付きの支払いに限定
○
電話相談を基準に実施
○
遅延可能な事務処理を中断。
○
高額療養費の貸付に関すること
○
診療報酬の決定・支払に関すること
○
特定健康診査・特定保健指導に関する
こと
○ 最小限のものを実施。
予算差引管理
保険料係 国民健康保険料の賦課に関すること
○ 期限付きの支払いに限定。
○
国民健康保険料及び後期高齢者医療
保険料の徴収に関すること
○
予算差引管理
○ 期限付きの支払いに限定。
窓口・年金
国民年金異動届・裁定請求書・免除申
係
請書等の受付及び進達に関すること
国及び日本年金機構と調整の上、
遅延可能事務処理を中断。
○
国民年金異動届・免除申請書の入力に
関すること
○
老齢福祉年金に関すること
○
予算差引管理
医療福祉 後期高齢者医療に関すること
係
福祉医療(子ども、身心障害者、母子家
庭等、精神障害者、後期高齢者福祉医
療)に関すること
○ 期限付きの支払いに限定。
○
○
養育医療に関すること
○
異動届審査に関すること
○
予算差引管理
○
22
月次・日次更新で緊急性のないも
のは延期。
期限付きの支払いに限定。
<都市整備部>
所管
課
目標着手時期:○
都市計画 計画係
課
3 1
当 翌
日 週
日 日
後 間
後
業務名
係
(担当)
都市計画に関する事務
2
週
間
後
備考
○
○
基幹バス及びコミュニティバスの運行
安全が確認でき次第運行。
建築指導 開発、宅造に関する相談
係
建築基準法に関する相談
区画整理 土地区画整理事業に関する問合せ
係
土地利用調整条例に関する問合せ
用地係
用地の管理等
○
道路建設 市道の整備
係
都市計画道路の整備
○
建築係
受託工事の設計、監督等
○
維持管理 管理係
課
道路等占用に関する事務
○
建設課
1
か
月
後
○
○
○
○
○
官民境界・承認工事に関する事務
道路維持
道路の維持修繕
係
○
○
河川農林 河川、排水路、農林業施設の整備、維
土木係
持修繕
公園緑地 公園、緑地の維持管理
係
公園等占用に関する事務
下水道課 建設係
施設係
水道課
○
○
下水道及び都市下水路の建設
○
下水道施設の災害復旧工事
○
下水道排水設備に関する業務
○
管理係
料金係
水道料金に関する事務
給水係
配水施設維持管理
○
○
給水工事
浄化セン
ター管理
事務所
浄水場管
理事務所
○
下水処理施設の運転管理
○
浄水場、ポンプ場、配水場の運転管理、
○
施設管理
※①都市整備部においては、初動活動として「現地確認、情報収集」、「応急措置の実施」を部全体で対応
する。
②その後被害状況に応じたインフラ復旧策に取組む。
以上のことから、都市整備部に係る「非常時優先業務」は、応急業務と通常業務がほぼ同じであるため、ここでは災害復
旧に強く関わる業務を記載する。
23
<教育部>
所管
課
目標着手時期:○
学校教育 企画係
課
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
教育委員会事務局及び学校その他の
教育機関の職員(県費負担職員を除く)
の任免その他の人事
○
教育委員会会議
指導係
学事係
○
公告式
○
緊急性のあるものに限定。
予算差引管理
○
緊急性のあるものに限定。
学校の組織編制、教育課程、学習指導、
生徒指導及び進路指導
○
適応指導教室
○
特別支援教育
○
学校保健に係る教育内容及びその取扱
い
県費負担教職員の任免・懲戒その他進
退の内申
児童・生徒の就学並びに入学転学及び
退学
○
○
○
児童・生徒の就学援助
施設係
○
学校用務員管理・指導業務
学校医・歯科医・薬剤師との連携業務
教職員及び児童・生徒の保健安全及び
○
福利厚生
学校施設の維持修繕
○
○
○
緊急性の高いものから順次
市立学校施設の被害状況等の確認・情
○
報収集業務
教職員用サーバー、教職員用PC機器
等の管理運営業務
○
学校給食
学校給食の調理、配膳、および配送
係
学校給食の献立及び物資選定
図書館
備考
施設の維持管理
○
○
○
○
○
24
<消防本部>
所管
課
消防課
消防署
目標着手時期:○
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
備考
消防部隊の統制
○
災害対応による。
消防団
○
災害対応による。
消防相互応援協定
○
災害対応による。
消防用設備等の設置指導、検査
○
災害対応による。
防火対象物の指導、検査
○
状況に応じて受付のみ対応。
建築許可等の同意
○
状況に応じて受付のみ対応。
危険物の規制
○
状況に応じて受付のみ対応。
液化石油ガス等の保安
○
状況に応じて受付のみ対応。
火薬類の貯蔵及び消費に係る保安
○
状況に応じて受付のみ対応。
消防広報活動
○
災害対応による。
火災、災害の警戒、防御
○
災害対応による。
救助活動
○
災害対応による。
消防相互応援の実施
○
災害対応による。
救急業務
○
災害対応による。
災害の受信、出動指令の伝達
○
災害対応による。
気象状況、災害情報
○
災害対応による。
医療情報システムの運用
○
災害対応による。
高度情報通信ネットワークの運用
○
災害対応による。
25
<議会事務局>
所管
課
議会課
目標着手時期:○
係
(担当)
庶務係
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
議会広報
○
議員の身分、報酬及び費用弁償
○
職員の任免、服務及び給与
○
文書の収受、発送及び整理保存
○
議決及び決定事項の処理
○
条例、規則等の制定改廃
○
予算差引管理
議事調査 本会議及び各種委員会
係
議会運営委員会、各派代表者会及び全
員協議会
議員提出議案、請願、陳情、意見書等
公聴会
26
○
○
○
○
○
備考
<行政委員会事務局>
所管
課
係
(担当)
目標着手時期:○
業務名
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
行政委員 監査委員
住民監査請求審査業務
会事務局 事務局
請求後、60日以内に審査決定
(地方自治法)。
○
例月出納検査業務
備考
○
定期監査、監査等審査業務
毎月20日実施(条例)。
○
決算審査業務
○
公平委員 職員に対する不利益な処分に
会事務局 ついての不服申立ての審査
業務
固定資産
評価審査 固定資産評価審査申出審査
委員会事 業務
務局
27
議会が中断される場合は、関連
業務を最小限に限定。
○
職員の人権に関する業務。
○
申出後、30日以内に審査決定
(地方税法)。
<社会福祉協議会>
所管
課
目標着手時期:○
社会福祉 総務グ
協議会事 ループ
務局
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
法人運営全般
資金貸付
○
日赤瀬戸市地区業務
事業グ
ループ
備考
緊急時貸付(生活○○賃金等は県
社協等から指示があり次第開始。
○
ボランティアセンター
○
車椅子・ゆうあい号の貸し出し
○
総合相談 介護予防支援事業(やすらぎ地域包括
グループ 支援センター)
○
介護支援事業(ケアマネジャー)
○
やすらぎ地域包括支援センター地域支
援事業
○
日常生活自立支援事業
訪問介護 介護保険事業(訪問介護)
グループ
障害者自立支援事業(訪問介護)
○
○
○
軽度生活支援事業(訪問介護)
○
28
地域支援本部立上げは、瀬戸市か
ら指示があった段階で開設。
避難所への貸出を想定(除ゆうあい
号)。
自宅や避難所等への安全確認の
開始を想定。
<瀬戸旭看護専門学校>
所管
課
目標着手時期:○
看護専門 事務所
学校組合
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
係
(担当)
組合議会・運営委員会等の事務局業務
学校施設管理
○
○
学生募集・入学試験
○
国家試験手続き
○
外部講師対応
教務
○
講義等教育指導業務
○
実習随行・指導業務
○
講義計画・外部講師調整業務
○
国家試験対策指導業務
○
29
備考
<尾張東部衛生組合>
所管
課
目標着手時期:○
係
(担当)
尾張東部 業務係
衛生組合
総務係
3 1 2 1
当 翌
日 週 週 か
日 日
後 間 間 月
後 後 後
業務名
晴丘センターにおけるごみ受け入れ業
務
○
晴丘センターにおけるごみ処理
○
北丘最終処分場における埋立て及び水
処理
○
焼却灰運搬
○
停電の場合は中止。
設備の被害状況による。
北丘憩いの家
○
北丘スポーツ公園
○
晴丘センターにおけるごみ搬入窓口業
務
○
会計業務
○
30
備考
停電の場合は中止。
設備の被害状況による。
Fly UP