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中 山 小

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中 山 小
教育目標「豊かなかかわりの中で『生きる力』を身につけます」
学校だより7月号 (第4号)
平成28年6月30日 発行
横浜市立中山小学校
校 長 柳下 睦子
中 山 小
中山小学校は創立124年目を迎えました。
”夢をかたちにこころひとつに中山魂”
オアシスはここです
校長 柳下 睦子
今年度の地区懇談会が6月11日に中山中学校で開かれました。「あたたかいあいさつにあふれ
る街 中山」というテーマで中山中、森の台小、上山小、中山小そして地域や保護者の方々、学校
の教職員があいさつのあふれる街作りについて話合いました。
「おはようございます」の元気な挨拶から始まる中山小学校の朝ですが、子どもたちは学校に来
るまでに何回挨拶をしているでしょうか。「おはようございます」「いただきます」「行ってきま
す」など、朝起きてから家族と交わす挨拶も大切なものです。我が家でも、毎朝、出かける息子の
「行ってきます」の声が小さかったり、元気がなかったりするとどうしたのか気がかりになります。
挨拶は家族の健康状態のバロメーターにもなっているのです。
“オアシス運動”というのをご存じでしょうか。
○おはようございます
○ありがとうございます
○しつれいします
○すみません
これらの挨拶を素直に言葉に出して言えたとき、互いの思いが伝わり合います。「オアシス」と
は砂漠の中の潤いの場所、疲れを癒やし心に安らぎを与えてくれる場所の事です。挨拶を交わすこ
とができると心が安らぎ、安心できます。元気にもなれます。挨拶は正に人と人との心のオアシス
になるのですね。
以前、5年生の国語の教科書に「3人の旅人たち」(ジョーン=エイキン作)という物語が載っ
ていました。
「さばく」という駅に働く、信号係のスミスさん、荷物係のジョーンズさん、 そして切符売りの
ブラウンさんのお話です。お客が来ない砂漠の駅なので3人は暇をもてあましていました。そこで、
貯金をして順番に旅に出ることにしたのです。先ず、ジョーンズさんが汽車に載って大きな街に行
ってきました。次にスミスさんはやはり汽車に乗って山や湖のある自然豊かなところを旅してきま
した。二人とも、お土産話をたっぷりと聞かせてくれました。最後に残ったブラウンさんは、汽車
には乗らず歩いて旅をすることにしたのです。ブラウンさんは歩いて行った先でオアシスを見つけ
ました。そこは実に美しい場所で、きれいな水が湧き、おいしい果物が実っていました。それから、
休日になると3人はオアシスまで歩いて行って、小鳥の声を聞きながらのんびりと楽しく暮らしま
した。
その後「さばく」駅の名前の下には「オアシスへはこちら」という看板がついたということです。
短いお話ですが、心に残る物語です。遠くに行くことも素敵だけれど、自分の近くにも様々な素
敵があります。3人の旅人たちが見つけたオアシスも、すぐ近くにある心のオアシスなのだと思い
ます。私たちの街も挨拶を交わすことで気持ちが繋がり、温かい、居心地のよい場所、オアシスに
なるのです。
あたたかい挨拶にあふれる街。子どもたちの育つ街。オアシスはここです。
平成27年度
きにかけて
新治中部地区防犯キャッチフレーズ
町のようす
まわりのようす
入賞作品
6年
鈴木
愛紗
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