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平成 27 年度 えひめ女性財団助成研究
愛媛県の医療機関における女性医師支援事業の実態調査
松山東雲短期大学 桐木陽子
愛媛大学女性未来育成センター 郡司島宏美
目
第Ⅰ部
1
次
調査概要
調査の目的と方法
1
1
2. 調査方法と調査対象
2
3. 調査実施時期
2
2
1. 調査目的
調査結果の概要
第Ⅱ部
資料
3
8
第Ⅰ部
調査概要
1
調査の目的と方法
1. 調査目的
愛媛県においては、平成 16 年ごろから、へき地のみでなく都市部においても医師不足
が深刻化している。また、産科、小児科、麻酔科等でも医師が不足し、診療科の休止・廃
止をする医療施設もある。医師不足については、平成 16 年度に導入された「新医師臨床
研修制度」の影響による大学医学部(いわゆる医局)の医師派遣機能の低下や医師の専門
医志向等による大都市への流出などが主な原因ともいわれている。
こうした医師不足に対して医学部の定員を増員させるなど多様な解決策も講じられてい
るが、医師として自立するためには医学部6年、研修医2年、さらに診療科にもよるが専
門医まで3年とすると、少なくとも 11 年という時間を要することを考慮すると、現在、
有資格者である医師、とくに女性医師に対する就業継続、両立支援等を拡充することが喫
緊の課題といえよう。なぜならば、女性医師は、医学部卒業後 10 年以内に 85%が離職を
経験しているという調査結果も報告されており、その資格が有用に活用されていないのが
現状だからである。
そこで、本県における女性勤務医を取り巻く就労環境や課題、改善策を探るために、公
益財団法人えひめ女性財団の助成を受けて、平成 25 年度「愛媛県における女性勤務医の
就労環境の実態調査」
、
平成 26 年度
「医学生を対象とした仕事と家庭についての意識調査」
を実施した。
その結果、本県の女性勤務医たちは、現在の仕事、職場に対する高い満足度を有してお
り、さらに、仕事に対する「やりがい感」が極めて強いことを確認することができた。専
門職としての自信と誇りをもちながら日々業務を遂行しているようである。しかしながら、
その一方で、
女性勤務医を取り巻く苛刻な就労環境の一端も把握することができた。また、
子育てをする女性医師の支援は徐々に充実してきているものの、独身女性医師や子どもを
有しない有配偶者女性医師の負担感が増しつつある現状も同時に確認することができた。
女性医師の就業継続や職場復帰支援施策を有効に機能させるためには、女性医師だけを対
象とした施策では不十分であり、男性医師へも働きかけ、医療機関全体として取組む必要
があるとの結論に達した。
平成 26 年度には、愛媛大学医学部学生を対象とした仕事と家庭についての意識調査を
実施した。その結果、結婚や出産、家庭生活や育児といったライフイベントが、臨床研修
先や専門分野の選択にも大きく影響を及ぼすと考えていることを把握することができた
(とくに、女性は過半数を超える学生が「大きく影響する」と回答)
。また、将来は、
「家
庭・子育てと仕事の両立を大切にする」と6割が回答しており、男性も過半数を超えてい
る。さらに、職場を選ぶ際に重視するのは、女性の場合、働き方や育児支援制度の充実度
1
を重視していることがわかった。さらに、女性医師の就業継続を妨げるものは、
「勤務時間
の長さ等(仕事の厳しさ)
」
、
「職場の無理解」、
「育児の大変さ」との回答である。実際に医
療現場で働いていない医学生たちが、仕事と子育ての両立が困難であるかもしれない臨床
研修先や専門分野を予測しているということであり、女性医師の就業継続を妨げるのは、
長時間勤務等の過酷な勤務状況であることを理解しているということである。
このような実態を踏まえ、今年度は、女性医師の就業継続や職場復帰支援の実態を把握
することで、女性医師の能力を十分に発揮できる雇用環境や社会条件を整備するためにど
のようなことが必要であるかを探ることを目的とし、
「愛媛県の医療機関における女性医師
支援事業の実態調査」を実施した。
2. 調査方法と調査対象
アンケート調査票は、愛媛県内に所在する 100 床以上のすべての医療機関 74 機関(四
国厚生支局調査 平成 27 年5月1日現在)に配付し、36 機関より回答いただいた。回収
率は 48.6%である。
地域別には東予地域が 11 機関、中予地域が 12 機関、南予地域が 12 機関、不明が1機
関である。
3. 調査実施時期
調査実施時期:平成 27 年 8 月~9 月
2
2
調査結果の概要
●女性医師比率が高い診療科は、愛媛県において医師不足が深刻化している
診療科ごとの女性医師比率を尋ねたところ、もっとも高い比率であるのが「婦人科」
56.3%、次いで「産婦人科」48.7%、
「小児科」39.7%、「麻酔科」38.7%と続いている。
いずれも、平成 25 年3月に愛媛県が公表した「第6次愛媛県地域保健医療計画」におい
て医師不足が懸念されている診療科である。
●産前・産後休業、育児休業制度については整備されているものの利用者が少ない
産前・産後休業については、法律で定められた期間である「産前6週間・産後8週間」
と回答した医療機関が 19 機関(54.3%)と過半数を超えているが、残りの 16 機関は「産
前7週間・産後8週間」
「産前8週間・産後8週間」と法定以上の期間を設定している。ま
た、育児休業制度の状況をみても、
「子が1歳に達するまで」19 機関(55.9%)、「子が3
歳に達するまで」11 機関(32.4%)と比較的整備されている。
しかしながら、取得状況をみると、産休取得医師数「0人」と回答した機関が 25 機関
(75.8%)
、育休取得医師数「0人」26 機関(81.3%)である。制度が整備されながらも
取得にはいたっていないのが現状である。
●男性の育児休業取得のための具体策、育児負担を抱えた男性に対する「当直免除」
「当直明け免除」
女性医師の産休、育休の取得が低迷しているのが現状ではあるが、男性の育児休業取得
に向けて、育児休業取得可能な男性職員をとりまとめる、「愛顔の子育てサポートプラン」
を策定し休暇計画書を策定するなど、医療機関側が積極的にサポートしている機関もみら
れた。
また、育児負担を抱えた男性に対する「当直免除」や「当直明け免除」についても実施
している医療機関もあり、
「検討中」を含めると回答を得られた医療機関の半数を占めてい
る。女性だけでなく、男性に対する取組みも徐々に進みつつあるといえよう。
●女性医師が働きやすい就労環境の指標案
平成 25 年度に実施した「愛媛県における女性勤務医の就労環境に関する調査」結果か
ら、女性勤務医たちがワーク・ライフ・バランスを実現するために必要だと感じているも
のの第1位が「宿直・日直の免除」
「人員「医師」の増員」、第2位「時間外勤務の免除」
「事業所内託児・保育施設における 24 時間保育」
「事業所内託児・保育施設における病児
保育」
、第3位「時間外短縮勤務」
、第4位「複数主治医制度」
、第5位「代替医師の配置」
であった。また、平成 26 年度に実施した愛媛大学医学部学生を対象とした仕事と家庭に
3
ついての意識調査結果から、職場を選ぶ際に重視するのは、女性の場合、働き方や育児支
援制度の充実度であることがわかった。これらの結果を踏まえて、女性勤務医が働きやす
い就労環境をはかる尺度として、
「時間的配慮」「人的支援」
「保育・子育て支援」
、さらに
「経済的支援」
「復職支援」の5項目と定め点数化した。それぞれに用いた質問項目は、次
のとおりである。
5つの項目
時間的配慮
質問項目
問 2-3. 妊娠時・当直免除を導入しているか
問 2-3. 育児期・当直免除を導入しているか
問 2-3. 妊娠時・時間外勤務免除を導入しているか
問 2-3. 育児期・時間外勤務免除を導入しているか
問 2-3. 妊娠時・短時間勤務制度を導入しているか
問 2-3. 育児期・短時間勤務制度を導入しているか
問 2-4. 短時間正規雇用制度を導入しているか
問 2-4. フレックスタイム制度を導入しているか
人的支援
問 2-3. 妊娠時・ジョブ・シェアリングを導入しているか
問 2-3. 育児期・ジョブ・シェアリングを導入しているか
問 2-4. 複数主治医制を導入しているか
問 2-4. 代替医師制度を導入しているか
保育・子育て支援
問 4-1. 院内保育を設置しているか
問 4-2. 院内保育の 24 時間対応をしているか
問 4-2. 院内保育にて一時保育に対応しているか
問 4-3 病児保育施設を設置しているか
問 4-4 病後児保育施設を設置しているか
経済的支援
問 2-2. 産前・産後休業中有給であるか(常勤)
問 2-2. 育児休業期間中有給であるか
問 4-2. 保育料の院内補助があるか
復職支援
問 3-3. 職場復帰の支援策があるか
問 3-4. 復職支援プログラムがあるか
問 3-6. 復職支援の際の子どもを預ける対応策があるか
問 3-7. 復職・就職の担当者がいるか
≪時間的配慮~柔軟な勤務形態~≫
●妊娠期間・育児期間中 時間的な配慮をした柔軟な勤務形態は必須
女性医師の妊娠期間・育児期間中の働きやすさを考慮した勤務形態のうち、
「当直免除」
「当直明け勤務の免除」
「時間外勤務免除」「オンコールの免除」「短時間勤務制度」
「出勤
希望日制」
「ジョブ・シェアリング」の7項目について、実施状況を尋ねた。その結果、
「当
直免除」
「当直明け勤務の免除」については、
「検討中」の医療機関も含めると、ほぼ全医
4
療機関で導入される日も近いのではないかと思われるほどに普及している。さらに、
「時間
外勤務免除」についても、導入率は「当直免除」
「当直明け勤務の免除」をわずかに下回る
ものの過半数を超える医療機関が導入している。また、育児負担のある男性に対しても積
極的に適用しようとする姿勢がみられる。
≪人的支援≫
●ワーク・ライフ・バランスを実現させるための人的支援は不十分
女性医師のワーク・ライフ・バランスを実現させるための人的支援として、
「複数主治医
制」
「代替医師制度」
「二交代勤務体制」について尋ねた。その結果、
「複数主治医制」につ
いては5機関(16.1%)が導入しているに過ぎず、
「代替医師制度」については3機関(9.4%)
にとどまっている。病床数 100 床を超える大規模医療機関においても、十分な医師数を確
保するには困難を抱えているということであろうか。時間的に配慮した柔軟な勤務形態が
制度として整備されていても、人的支援が不十分だと、女性医師側も遠慮して制度を活用
することを躊躇してしまうことも考えられる、さらには、離職せざるを得ない状況に陥る
こともあるであろう。今後は、人的確保をいかに果たし、効率的な人的支援を図るかが肝
要であるといえよう。
≪復職者支援≫
●「該当者がいない」ことにより進まない復職者支援
出産・育児による休業からの復職支援について尋ねたところ、職場復帰支援を実施して
いるのは4機関(11.8%)である。
「現在はないが、今後行う予定がある」と回答している
1機関は、現在は対象となる医師がいないため、具体的な検討はしていないものの、対象
者が出てきたときに検討する予定とのことである。その他、多くの機関は職場復帰支援策
を今後も検討する予定もない。
≪経済的支援≫
●産休時は半数が有給、育休時は1機関を除き無給
産前・産後休業時に有給か無給かについて尋ねた結果、常勤の場合には、産前・産後休
業時に有給の機関が 18 機関(50.0%)とちょうど半数であった。なお、非常勤の場合に
は有給の機関はない。育児休業期間中に有給である機関は1機関(2.9%)のみで、常
勤、非常勤に関わらず「子が3歳に達するまで」有給という待遇であるが、産休中は
無給である。その他に1機関(2.9%)が育児休業手当金を支給している。
産前・産後8週間の休業取得が可能な 14 機関(100%)がすべて期間中有給であり、
法定の産前6週間・産後8週間としている 19 機関は、15 機関(78.9%)が無給であ
る。産休につき手厚い機関とそうでない機関が明確に分かれている。
院内保育所の保育料については、院内補助のある機関は1機関のみである。この1機関
は 100%の補助を行っている。
5
≪保育・子育て支援≫
●院内保育、24 時間保育、一時保育などの対応は不十分
院内保育所を設置しているのは 13 機関(36.1%)である。総病床数が 500 床以上の3
機関、医師数の総数が 101 人以上の4機関については、いずれも院内保育所を設置してい
る。
「現在、設置しておらず、設置を視野に入れて検討中である」という回答は、5機関
(13.9%)であるので、両者を合わせると 50.0%の医療機関が院内保育所設置について積
極的であるといえよう。その一方で、半数が院内保育所設置については、
「現在、設置して
おらず、今後も設置するつもりはない」と断言しており、対応が分かれている。設置しな
い理由としては、
「スペースがない」
、
「財源がない」というものがもっとも多いが、「病院
の近くに保育所がある」
「市立等の保育所で充足」
「公的な保育所が柔軟な対応をしてくれ
るので十分である」等、既設の保育所が提供している多様なサービスによって対応してい
る状況が推察できる。
また、24 時間対応については5機関が実施していると回答しており、さらに2機関が対
応を検討すると回答している。対応予定がない理由は、
「希望がないため」である。24 時
間対応しない理由として、3機関がそれぞれ「利用者がいない」
「利用希望者がいない」
「要
望が少ない、コスト増」を挙げている。
緊急呼出等による予定外の保育(一時保育)への対応については、
「対応不可能」と回答
した機関が5機関あるが、
「対応可能」2機関、「日中可・夜間不可」が3機関、相談して
対応する機関が3機関、合わせて8機関は何らかの形で対応している。
さらに、病児保育施設・病後児保育施設については、2機関が設置しており、設置を検
討中の機関が3機関ある。
残りの8機関は設置予定がない。その理由としては3機関から、
それぞれ「保育スペースがなく、コスト増」
「費用面で」
「検討の予定がない」との回答で
ある。
●今回の調査結果により、女性医師の働きやすさが担保されている医療機関では、女
性医師確保に成功している?!
女性医師の働きやすさを考慮した指標で示したところ、全体的に考慮されている医
療機関は数少ないのが現状である。とくに、人的支援の整備が不十分であるといえよ
う。病床数 100 床を超える大規模医療機関においても医師確保が困難であることが推
察される。複数主治医制度に関しては、治療対象となる症例により好ましくないと判
断されるケースもあるが、個々の事例により柔軟な対応が求められる。今回の調査結
果により、全般的に働きやすさが考慮されていると見受けられる事例も確認すること
ができた。
また、さまざまな支援策に関して、
「該当者がいないので検討していない」という回
答が数多くみられたが、該当者が出現してから環境を整備するのではなく、環境を整
備することでそれぞれの医療機関の特色をアピールすることが、とくにへき地などで
は肝要ではないだろうか。女性医師比率が 20%を超える機関において、働きやすい環
6
境が整備されつつある状況をみると、働きやすい環境の機関に女性医師が増えている
とも考えられる。働きやすい環境整備は、医師確保に有効に作用しているものと思わ
れる。
一方、全体の医師数が少ない機関では、院内保育所や人的支援は、単独の医療機関
で整備することが困難な場合が多いことが予想されるが、女性医師比率が 20%以下の
機関であっても全体の医師数が 30 人程度以上いる機関では、支援のバランスがよいこ
とから、南予地域、東予地域では、当該地域内で連携した取組や複数の医療機関や近
隣の関係諸機関での連携強化策が求められているのではないだろうか。地域全体の課
題として取組まなければ、ますます支援格差が広がり、女性医師確保の点でも地域偏
重が解消されないことが予想される。
今回の調査でも、制度はあるものの女性医師からの「希望がない」
「要望がない」と
の回答も散見された。所属する医療機関において、女性医師支援が十分でない場合、
先例がないからという状況下で、様々な支援を受けたいと女性医師側が申し出ること
を躊躇している事例はないだろうか。医療機関には、個々のニーズを把握する風通し
のよい風土の確立が必要であろう。相談窓口、担当者の明確化等、細やかな支援体制
の整備が求められる。女性勤務医が働きやすい就労環境をはかる尺度として、「時間的配
慮」
「人的支援」
「保育・子育て支援」「経済的支援」「復職支援」の5項目を用いたが、こ
れらが総合的な支援策として整備され、さらに実効性あるものとするためには、上司の理
解、職場の理解等ソフト面での整備が不可欠である。各医療機関における現状を把握し、
支援風土の一層の醸成が求められる。
7
第Ⅱ部
8
資料
愛媛県の医療機関における女性医師支援事業の実態調査 調査票
松山東雲短期大学 桐木陽子
愛媛大学女性未来育成センター 郡司島宏美
今後、医師不足がますます深刻化することが懸念されており、その際に、女性医師が働きやすい就労
環境を整備することが喫緊の課題となっています。この調査は、
「公益財団法人 えひめ女性財団」の助
成を受けて、愛媛県内に所在する医療機関にご協力をお願いし、女性医師の就業継続や職場復帰支援の
実態を把握することで、女性医師の能力を十分に発揮できる雇用環境や社会条件を整備するためにどの
ようなことが必要であるかを探ろうとするものです。
みなさまにおかれましては、大変お忙しいところ誠に申し訳ございませんが、この調査の趣旨をご理
解のうえ、ご協力くださいますようお願いいたします。
記
入 に 際 し て の お 願 い
■ ご記入いただいた内容は、すべて統計的に処理いたします。質問の中には、研究の目的上、立ち入った事
柄をお尋ねしている項目もありますが、研究の目的以外に利用することはございませんので、ご理解のほど
お願い申し上げます。
■ ご回答は、とくに指定のない限り、該当する番号一つに〇をつけるか、具体的な数字をご記入ください。「そ
の他」を選ばれた場合は、(
)内に具体的にご記入くださいますようお願いいたします。
■ 平成 27 年 7 月末現在の状況でご回答ください。
■ ご記入後は、お手数をおかけしますが、返信用封筒に入れて 2015 年9月 30 日(水)までに
ご返送ください。
■ この調査についてのお問い合わせは、下記へお願いいたします。お問い合わせの際は、できればメー
ルをご利用いただくと、確実にお返事を差し上げることができます。
桐木陽子 松山東雲短期大学 Tel 089-931-6211
[email protected]
郡司島宏美 愛媛大学女性未来育成センター
Tel 089-927-8602
[email protected]
9
<基本項目>
問1-1.貴院の開設主体は何ですか?
※1または2を回答された場合は【 】内も○をおつけください。
1.国 【ア.国立大学法人
イ.国立大学以外の法人】
2.公的医療機関 【ア.公立大学法人
オ.厚生連
3.社会保険関係団体
8.会社
イ.都道府県
ウ.市町村
エ.日赤・済生会
カ.それ以外の法人】
4.公益法人
9.その他の法人
5.医療法人
6.社会福祉法人
7.医療生協
10.個人
問1-2.貴院の総病床数は何床ですか?
1) (
)病床
問1-3.貴院の医師数、女性医師数について、常勤・非常勤・研修医別にお教えください。
1)全体の医師数 常勤____名 非常勤(研修医以外)____名 研修医____名
2)女性の医師数 常勤____名 非常勤(研修医以外)____名 研修医____名
問1-4.貴院の管理職の人数及びそのうち女性医師の数をお教えください。
1)管理職総数 ____名
管理職のうち女性医師数 ____名
問1-5.貴院が開設するすべての診療科目に○をつけ、各診療科の医師数を男女別でお教えください。
* 診療科名が適当でない場合には、類似名称の科に記載いただくか、別表等でご対応ください。
女性医師数
男性医師数
女性医師数
1)内科
23)消化器外科
2)呼吸器内科
24)胃腸外科
3)循環器内科
25)肛門外科
4)消化器内科
26)泌尿器科
5)胃腸内科
27)脳神経外科
6)腎臓内科
28)整形外科
7)神経内科
29)形成外科
8)糖尿病内科
30)美容外科
9)代謝内科
31)眼科
10)血液内科
32)耳鼻咽喉科
11)リウマチ科
33)小児外科
12)感染症内科
34)産婦人科
13)アレルギー科
35)産科
14)皮膚科
36)婦人科
15)小児科
37)リハビリテーション
10
男性医師数
科
16)精神科
38)放射線科
17)心療内科
39)麻酔科
18)外科
40)病理診断科
19)呼吸器外科
41)臨床検査科
20)心臓血管外科
42)救急科
21)乳腺外科
43)総合診療科
22)気管食道外科
44)その他(具体的に:
)
45)その他(具体的に:
)
<女性医師の勤務環境等に関する質問>
問2-1.貴院での休暇・休業の取得状況をご回答ください。
1)過去3ヶ年間の産前・産後休業取得医師数 ____名
2)過去3ヶ年間の育児休暇・休業取得医師数 ____名(内訳 女性___名、男性___名)
3)過去3ヶ年間の看護休暇・休業取得医師数 ____名(内訳 女性___名、男性___名)
4)過去3ヶ年間の介護休暇・休業取得医師数 ____名(内訳 女性___名、男性___名)
5)貴院に勤務する医師の年次有給休暇の取得率 ____%(内訳 女性___%、男性___%)
* 5)の取得率はおおよその数値で結構です。
問2-2.貴院では、産前・産後休業、育児休業をどのように実施されていますか。
1)産前・産後休業期間
産前:_____週、産後:_____週
*産前6週(多胎妊娠の場合は14週間)・産後8週(労働基準法第 65 条)
2)産前・産後休業中の待遇【常勤】 1.有給
2.無給
3.その他(
)
産前・産後休業中の待遇【非常勤】1.有給
2.無給
3.その他(
)
3)育児休業期間 *常勤・非常勤別に番号を記入
【常勤】
(
) 【非常勤】(
)
1.子が1歳に達するまで
2.就業規則等で1.以外の期間を設けている(期間:
)
3.1.以外の期間を検討中である(期間:
)
4)育児休業中の待遇
1.有給
2.無給
3.その他(
)
*医療機関での対応を記載してください。保険で給付される育児休業給付金等は含まない。
5)男性の育児取得休業取得のために、具体的に実施されていることがあれば、ご記入ください。
11
問2-3.貴院では、女性医師の妊娠期間・育児期間中に働きやすさを考慮した勤務形態を取り入れていらっし
ゃいますか。1)妊娠時における柔軟な勤務形態の導入について、2)育児期における柔軟な勤務形態の
導入についてお答えください。なお、3)育児負担のある男性に対しても対応されているかもお答えく
ださい。
1)妊娠時
2)育児期
3)育児負担のある男性
当直免除
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
当直明け勤務の免除
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
時間外勤務免除
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
オンコールの免除
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
短時間勤務制度
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
出勤希望日制
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
1.あり
2.なし
3.検討中
*
ジョブ・シェエアリング
*フルタイム勤務者 1 人で担当する職務(ポスト)を 2 人以上が組になって分担し、評価・ 処遇もセットで受ける働き方
問2-4.貴院では、ワーク・ライフ・バランスを実現するために、次のような支援制度を実施されていますか。
1)短時間正規雇用制度
1.あり
2.なし
3.検討中
2)過去3ヶ年間の短時間正規雇用医師数 ____名 ※1)で「1.ある」と回答された場合のみ回答
3)複数主治医制
1.あり
2.なし
3.検討中
4)代替医師制度
1.あり
2.なし
3.検討中
5)フレックスタイム制度
1.あり
2.なし
3.検討中
6)二交代制の勤務体制
1.あり
2.なし
3.検討中
<復職支援について>
問3-1.貴院には、過去3年において、出産育児等を理由に3ヶ月以上職場を離れていた女性医師が、休暇休
業から職場復帰した、またはそうした女性医師を新たに採用した事例、または今年度末までに採用予定があり
ますか。
1)ある(職場復帰した数___名、新たに採用した数___名、採用予定の数___名)
2)なし
◎前問で「1.ある」を回答した場合のみお答えください。
問3-2.該当する方の復職前後の診療科、及び休職期間(わかる範囲で)をお教えください。複数人おられる
場合には、近年の 5 人までをご記入ください。
復職前の診療科名
復職後の診療科名
1) 1 人目
休職期間
ヶ月間
12
2) 2 人目
ヶ月間
3) 3 人目
ヶ月間
4) 4 人目
ヶ月間
5) 5 人目
ヶ月間
問3-3.貴院には、復職をされる女性医師に対して、相談窓口の設置や復職のための研修受入医療機関の紹
介など、職場復帰の支援策として行っていることがありますか。
1) ある(具体的に:
)
2) 現在はないが、今後行う予定がある(具体的に:
)
3) 現在はなく、今後も実施する予定はない(理由:
)
問3-4.貴院には、復職を希望する女性医師に再研修の場を提供する「復職支援プログラム」がありますか。
1) ある(内容:
)
2) 現在はないが、今後作成する予定がある(内容:
)
3) 現在はなく、今後も作成する予定はない(理由:
)
◎前問で「1.ある」、「2.今後作成する予定がある」を回答した場合のみお答えください。
問3-5.「復職支援プログラム」でプログラムを受講される方についてお教えください。
1)研修中の身分は次のどれにあたりますか。
1.正規職員
2.非正規職員
3.その他(具体的に:
)
2)プログラムを受講される女性医師の給与は、支給されますか。
1.支給する
2.支給しない
3.その他(具体的に:
)
3)研修終了後の就業について制限がございますか。
1.自院で勤務することが前提
2.他の医療機関で勤務することも可能。制限はしていない
3.その他(具体的に:
4)これまでの受講医師数
)
____名(内訳 女性___名、男性___名)
問3-6.復職支援を受ける女性医師が子どもを預ける施設を必要とする場合、貴院としてはどのような対応を
しておられますか。あるいは、どのような対応をされる予定ですか。(複数回答可)
1.院内保育所を利用してもらう
2.各自で保育所を探してもらう
3.病院で保育所、ベビーシッターを斡旋する
4.その他の対応(具体的に:
)
5.とくに対応していないが、今後対応を検討している(具体的に:
)
6.対応しておらず、今後も対応する予定はない (理由:
)
問3-7.貴院には、女性医師の復職・就職の担当者はおられますか。
1.いる(具体的職務内容:
)
2.現在、いないが、今後つくる予定がある(具体的職務内容:
13
)
3.現在、おらず、今後もつくる予定はない(理由:
)
<育児施設状況>
問4-1.貴院は、院内保育を設置していますか。
1)設置している
2)現在、設置していないが、今後設置予定がある(具体的に___年___月頃設置予定)
3)現在、設置していないが、設置を視野に入れて検討中である
4)現在、設置しておらず、今後も設置するつもりはない(理由:
)
◎前問で「1.設置している」「2.今後設置予定がある」を回答した場合のみお答えください。
問4-2.貴院の院内保育の内容をご回答ください。
1)定員
____名
2)利用者数
____名
3)利用資格(複数回答可)
1.看護師
2.女性医師
5.その他の男性職員
3.男性医師
4.その他の女性職員
6.その他(
)
4)医師の利用において身分上の規制はありますか。利用できる医師をお選びください。
(複数回答可)
※3)で「2.女性医師」、「3.男性医師」を回答した場合のみお答えください。
1.フルタイムの正規雇用医師
2.フルタイムの非正規雇用医師
3.短時間勤務の正規雇用医師
4.短時間勤務の非正規雇用医師
5.その他の医師(初期臨床研修医、後期臨床研修医、大学院生など)
5)入所可能年齢
___歳___ヶ月~___歳___まで
6)入所受入時期
1.随時
2.4月
3.その他(
)
7)保育時間
平日:__時__分~__時__分(延長保育:有(__時__分まで)
・無)
土曜:__時__分~__時__分(延長保育:有(__時__分まで)
・無)
日曜:__時__分~__時__分(延長保育:有(__時__分まで)
・無)
8)24 時間対応
1.対応している → 週あたり何回まで対応可能ですか (
2.対応していないが、今後対応を検討している
(
週あたり
週あたり
回 )
回 )
3.対応しておらず、今後も対応する予定はない (理由:
)
9)土・日の対応
1.土曜日も対応している
→ 月あたり何回まで対応可能ですか( 月あたり
回 )
2.日曜日も対応している
→ 月あたり何回まで対応可能ですか( 月あたり
回 )
3.土・日とも対応していないが、対応を検討している
(
月あたり
回
4.土・日とも対応しておらず、今後も対応する予定はない(理由:
)
10)緊急呼出等による予定外の保育(一時保育)への対応
1.可能
2.不可能
3.日中可、夜間不可
4.その他(具体的に
)
14
)
11)保育料
月額________ 円
12)保育料の院内補助 1.あり(
%) 2.なし 3.検討中(具体的に
)
13)給食
1.無料で提供 2.有料で提供
3.提供していない
問4-3.貴院は、病児保育施設(急に熱を出したり風邪をひいたりして、一般の保育所では預かれない子ども
の保育と看護をする施設)を設置していますか。
1)設置している
2)現在、設置していないが、今後設置予定がある(具体的に___年___月頃設置予定)
3)現在、設置していないが、設置を視野に入れて検討中である
4)現在、設置しておらず、今後も設置するつもりはない(理由:
)
問4-4.貴院は、病後児保育施設を設置していますか。
1)設置している
2)現在、設置していないが、今後設置予定がある(具体的に___年___月頃設置予定)
3)現在、設置していないが、設置を視野に入れて検討中である
4)現在、設置しておらず、今後も設置するつもりはない(理由:
)
問4-5.貴院は、学童保育施設を設置していますか。
1)設置している(____年生まで)
2)現在、設置していないが、今後設置予定がある(具体的に___年___月頃設置予定)
3)現在、設置していないが、設置を視野に入れて検討中である
4)現在、設置していないが、周辺にある(___年生まで)ため、今後も設置するつもりはない
5)現在、設置しておらず、周辺の状況に関わらず、今後も設置するつもりはない
問4-6.その他にベビーシッターやホームヘルパーの利用助成など、育児・介護を支援する制度を設けていれ
ば、ご記入ください。
15
<就業継続について>
問5-1.女性医師の病院勤務を中断させないために、過剰勤務環境の緩和、意識啓発、相談体制の整備、医
師事務作業補助者(医療クラーク)の導入など工夫されていることがありましたら、ご自由にご記入ください。
調査へのご協力、誠にありがとうございました。
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