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原別地域計画書
原別のまちづくり計画 みんなで住 みんなで住みよい楽 みよい楽しいまち (“わ”も“な”もあずましぃまち) もあずましぃまち) 平成24年3月 原別地域計画作成検討会 はじめに 原別地域は、北に原別漁港、南に稲山、東に野内川、西に閑静な住宅街、中央部 に田園風景が広がるなど、海・山・川の自然の宝に恵まれた美しい地域であるとと もに、青森市市街地と県南地域や下北地域が、道路や鉄道によって結ばれている交 通の要所であり、利便性にも優れた過ごしやすい地域です。 また、原別配水所と 7 本の取水井からもたらされる水の供給地でもあり、青森市 東部に住む市民の生活を支える大変重要な地域です。 これまで、この原別地域をより豊かにするため、町会、地区社会福祉協議会、P TA、交通安全協会、民生委員・児童委員、防犯協会等の方々が中心となり、原別地 域の活性化や地域課題に取組んでこられました。 一方、ここ数年来、原別地域におきましても、地方を取り巻いている社会現象と 同様に、人口の減少や、少子高齢化、生活スタイルの変化などにより、地域の絆が 薄れがちになってきております。その影響もあって、各地域活動の担い手や参加者 が増えない傾向にあり、これまでどおりの活動を続けていくことが難しくなってき ております。 そこで、この度、私たち「原別地域計画作成検討会」では、原別地域にお住いの 皆様に、より地域への愛着を深め、みんなで助け合って住み良い地域にするため、 「原別まちづくり計画」を作成いたしました。 作成にあたりましては、原別地域で活動しています各種市民活動団体や住民の皆 様のお力添えをいただきました。心から感謝申し上げます。 これから「原別まちづくり計画」に添った事業を進めるにあたりましては、各市 民活動団体が相互に連携・協力しながら、地域にお住いの皆様が手を取り合い、共 に考え、共に取り組み、共に笑い合える、そんな原別地域を目指して取組んで参り たいと考えておりますので、皆様のご参加、ご協力を心よりお待ち申し上げており ます。 今、原別地域に住む住民として、これから原別地域に住む未来の人たちに、この ように自然が豊かで美しく、心温かで思いやりのある原別地域を、より良い姿で残 していくため、みんなで力をあわせて取り組んで参りましょう。 原別地域計画作成検討会 代表 小笠原 正勝 目 次 はじめに 序 章 地域計画の概要 序-1 地域計画の目的…………………………………………………………1 (1)目的 (2)計画期間 (3)計画対象区域 序-2 地域計画の概要…………………………………………………………1 (1)地域計画の内容 (2)地域計画づくりの進め方 第1章 原別地域の現況(地域カルテ) 1-1 地域情報カルテ…………………………………………………………3 1-2 地域の社会的状況………………………………………………………4 (1)人口の動向 (2)町会及び主な活動団体 (3)町会の活動状況 1-3 地図で見る地域の現状…………………………………………………7 第2章 地域の特色再発見 2-1 原別地域及び周辺地域の特色ある施設等……………………………8 (1)地域の拠点地区 (2)特色ある施設 (3)地域の骨格を形成する道路 (4)特色ある河川や公園等 (5)その他周辺地域の施設 2-2 地域の特色再発見 ………………………………………………………12 (1)まち歩きによる新たな発見 第3章 まちづくり課題の整理 3-1 まち歩きによる課題の整理……………………………………………13 (1)漁港・旧市街地・田園地域観察ルート(A) (2)山歩き観察ルート(B) (3)住宅市街地観察ルート(C) (4)遊歩道緑地・野内川・田園地域観察ルート(D) 3-2 総合的なまちづくり課題………………………………………………14 (1)海・山・川の自然と水を生かしたまちづくりが必要 (2)防災を考えた地域コミュニティづくりが必要 (3)地域再発見マップをつくって地域の活性化が必要 第4章 原別のまちづくり計画 みんなで住みよい楽しいまち…( “わ”も“な”もあずましぃまち) 4-1 地域の絆 花香る水のまち原別………………………………………15 (1)地域の歴史や文化を伝えるまち (2)花いっぱいのまち (3)水のまち 4-2 自然と文化を楽しむ地域参画のまち原別……………………………16 (1)海・山・川の自然を生かした地域交流・・・「大収穫祭」 (2)まつりや文化による交流 (3)スポーツ・レクリエーションの交流 (4)地域参画のとりくみ 4-3 手をつなぎ関わり合えるみんなのまち原別 ………………………18 (1)地域の安全・安心 (2)防災対策 (3)子供の見守りと高齢者対策 資料編 資料1.「原別地域計画作成検討会」名簿 ……………………………………19 資料2.「原別地域計画作成検討会」会則 ……………………………………20 資料3.計画策定までの経過 ……………………………………………………21 資料4.過去五ヵ年の人口・世帯の状況 ………………………………………22 資料5・まち歩き観察会の記録 …………………………………………………23 序章 地域計画(原別まちづくり計画)の概要 序―1 地域計画の目的 (1)目的 ①背景 人口減少や少子高齢化などの社会現象は、原別地域においても同様に進んでおります。そ のような現象は、地域における助け合いや支え合い、連帯感、一体感の意識が低下し、地域 力が減少する要因ともなっております。そのため、地域コミュニティの活性化が求められて おります。 ②目的 原別地域の住民が、元気よく主体性をもって暮らすための取り組みの指針であり、地域の ことは地域で考えて決定し、実行するための仕組みづくりが目的です。 (2)計画期間 計画期間は、平成 24 年度から平成 28 年度の5年としますが、随時見直していくものと します。 (3)計画対象区域 本計画の計画対象区域は、東部第二区連合町会区域(概ね原別小学校区)の範囲です 。 序―2 地域計画の概要 (1)地域計画の内容 地域計画の内容は、健康と福祉の増進、文化教養の向上、青少年の健全育成、防犯、防災、 交通安全対策など地域で解決できる取り組みです。計画主体は「原別地域計画作成検討会」 です。 1 (2)地域計画づくりの進め方 地域計画を作成するにあたりましては、住民参加型共同作業方式=ワークショップ方式で 実施しました。地域計画づくりの流れは図序-1に示すとおりです。 図序-1 地域計画づくりワークショップの流れ まち歩き観察会 6月30日(木) 青森市による地域計画の説明会 7月13日(水)より準備会3回 10月31日(月)組織会 第1回 11月17日(木) 地域の現況とまち歩きルートについて 第2回 11月26日(土) まち歩き観察会 第3回 12月21日(水) まち歩きの発表とまちづくり課題の検討 第4回 1月24日(火) 地域計画の方針と実現への取り組み方針 稲山方向から見た昭和大仏 第5回 2月28日(火) 地域計画書素案とスローガンの検討 ワークショップの様子 第6回 3月28日(水) 地域計画書の決定と 次年度の取り組み方針 2 第1章 原別地域の現況(地域カルテ) 1-1 地域情報カルテ 原別地域の行政区域や公共施設等主な地域情報です。 表1-1 原別地域の地域情報 区分 住居表示 行政区域 構成町会 (全11町会) 防犯 地域の状況 項目 警察署・交番 原別一丁目~八丁目 原別字上海原・下海原・遠山・袖崎 本泉一丁目・二丁目 矢田前字浅井・弥生田 平新田字森越・玉清水・池上 後萢字久堅・外山・前橋 泉野字内野・野脇 八幡林字熊谷・品川・三島 戸崎字宮井 諏訪沢字野田・桜川・山辺・岩田・松代・丸山 築木館字岩瀬・山ノ井 桑原字山崎・稲葉 原別・泉野・八幡林・矢田前・平新田・諏訪沢・築木館・後萢・桑原・ 戸崎・本泉 青森警察署東部駐在所 避難場所 原別小学校・東中学校・県立青森東高等学校・東部市民センター 消防署等 東消防署原別分署・消防団原別分団屯所 防災 交通 交通渋滞地点 旧国道4号八重田付近 鉄道路線 青い森鉄道:矢田前駅・野内駅 バス路線 市営バス 築木館線(青森駅~東高校前・諏訪沢・上築木館) 矢田線(青森駅~平新田児童館前・新総合運動公園前) 下北交通バス、弘南バス、十和田観光電鉄バス 公共交通 教育施設 (学校、幼稚園、 保育園、児童館 など) 原別小学校・東中学校・県立青森東高等学校・県立盲学校 県立青森商業高等学校・県立青森工業高等学校 青森東保育園・あかしや保育園・青森中央短大附属第三幼稚園・ 原別保育園 平新田児童館 公園 遊歩道緑地公園・本泉東公園・漁港公園 体育施設 新青森県総合運動公園 医療施設 青森県立中央病院 公共施設等 集会所・公民館 東部市民センター・泉野市民館・東市民館・本泉市民館 八幡林市民館・後萢市民館・諏訪沢市民館・築木館市民館 戸崎市民館 福祉関係施設 東部地域包括支援センター・樹の里・いちい荘・星遊荘 みずばしょう苑・デイサービスセンター実見・ふる里の家 幸養園・サンライフ青森・ゆうゆう・リラ・幸養苑 公営住宅 雇用促進住宅泉野宿舎 道路 国道4号線・国道7号線バイパス・主要地方道青森環状野内線・ 県道久栗坂-造道線 漁港 原別漁港 3 1-2 地域の社会的状況 (1)人口の動向 ①人口と世帯数の変動 平成 18 年度末~平成 22 年度末までの 5 年間で、原別地域全体の人口は約 200 人減少 し、世帯数は約 120 世帯増加しています。 世帯当たり人員は 2.53 人から 2.39 人に減少しています。旧青森市全体の世帯当たり人 員 2.2 人と比較すればやや多い状況です。 図1-1 過去5ヵ年の人口・世帯数の変動動向 人口の動向 (人) 9,000 (世帯数) 3,950 3,900 8,900 8,800 8,859 3,850 8,792 8,700 8,756 3,800 8,718 8,664 8,600 3,750 3,700 8,500 3,625 8,400 3,579 8,300 8,200 人口 3,650 3,598 3,600 3,554 3,550 3,503 8,100 3,500 8,000 3,450 H19.3 H20.3 H21.3 H22.3 世帯数 H23.3 (出典:住民基本台帳) ②地区別少子化率・高齢化率の動向 原別地域でも図1-2に示すように少子化と高齢化が進んでいます。少子高齢化社会の中で の地域のコミュニティのあり方の検討が必要です。 4 図1-2 少子化・高齢化の動向 (青森市) 青森市) (出典:国勢調査) ※H17 年の人口増加は、旧浪岡町との合併による (2)町会及び主な活動団体 原別地域の町会と主な活動団体は表1-2~3に示すとおりです。 表1-2 No. 町会 町会名 表1-3 主な活動団体 団体名 No. 1 原別町会 1 東中学校PTA 2 泉野町会 2 原別小学校PTA 3 八幡林町会 3 東部市民センター管理運営協議会 4 矢田前町会 4 原別地区社会福祉協議会 5 平新田町会 5 原別地区民生委員児童委員協議会 6 諏訪沢町会 6 青森市老人クラブ連合会第21ブロック協議会 7 築木館町会 7 原別地区交通安全協力会 8 後萢町会 8 青森市青森消防団原別分団 9 桑原町会 9 原別地区連合農事振興会 10 戸崎町会 10 青森市納税貯蓄組合13支会 11 本泉町会 11 矢田前防犯クラブ 5 (3)町会の活動状況 原別地域の各町会の活動状況は表1-4に示すとおりです。 表1-4 町会 月 町会の活動状況 原別 泉野 八幡林 交通安全 防犯運動 4 5 6 7 8 矢田前 清掃活動 日帰りバス旅行 (長寿会) 原別海浜まつり 子供ねぶた運行 原別稲荷神社 (宵宮・例大祭) 道路の草刈り 汚泥上げ 町内清掃 (女性部) 八幡神社 (例祭) 線路沿いの 草刈り 町会夏祭り クリーン作戦 八幡神社 (大祭) 9 交通安全 防犯運動 夏祭り (八幡神社) 道路の草刈り 汚泥上げ 線路沿いの 草刈り 地域清掃活動 (盲学校) 八幡神社例祭 日帰り旅行 (老人クラブ) 日帰りバス旅行 (長寿会) 線路沿いの 草刈り 12 町民忘年会 餅つき (盲学校) 1 初笑い大会 (長寿会) 10 平新田 11 2 3 町会 月 4 築木館 後萢 桑原 神社大祭 防犯パトロール 清掃活動 共有地踏査 (境界杭打ち) 戸崎 本泉 稲荷神社 (祈願祭) 5 神社草払い 斧懸神社(大祭) 6 7 8 9 地蔵祭り (女性部会) 事業所視察 町内環境整備共同作業 お楽しみ会 (子ども会) 一日レク (納税組合) 子ども会 墓地草払い 稲荷神社 (祈願祭) 神社大祭 一日レク (長寿の会) 一日レク (町会) 10 11 防犯パトロール 清掃活動 共有地踏査 (境界杭打ち) 12 除排雪作業 1 除排雪作業 2 お楽しみ会 (女性部会) 除排雪作業 3 除排雪作業 町会夏祭り 通学路・環状線歩道 (除雪) しめ縄奉納 (神社に) 6 通学路・環状線歩道 (除雪) 通学路・環状線歩道 (除雪) 通学路・環状線歩道 (除雪) 初午祭 通学路・環状線歩道 (除雪) 町会新年会 1-3 地図で見る地域の現状 原別地域の範囲は、図1-3のとおりです。 図1-3 地図で見る地域の現況図 国道 4号 7 第2章 地域の特色再発見 2-1 原別地域及び周辺地域の特色ある施設等 (1)地域の拠点地区 ①矢田前駅と旧原別村の中心地区 矢田前駅は、昭和61年に開業した青い森鉄道の無人駅です。県立高校2校の最寄駅とな っています。この矢田前駅北側の旧国道4号沿道が旧原別村の中心地区です。原別稲荷神 社、沼川、原別漁港があり、かつては地場産業の工場も多く立地していました。 ②国道4号バイパス沿道地区 国道4号バイパスの本泉跨線橋西側のショッピングセンター付近から跨線橋東側にかけ て地域の中心となる商業施設や金融機関が立地しています。 ③東部市民センター 東部市民センターは矢田前駅北側に位置し、地域の文化教養の向上、健康の増進、地域振 興や交流の場として地域住民に親しまれており、体育館をはじめ、生涯学習活動や地域コ ミュニティの活動等幅広く活用されています。 (2)特色ある施設 ①高野山青森別院 青龍寺 昭和大仏 青龍寺は、桑原地区にある高野山の青森別院で、昭和 59 年に造立されました。昭和大仏 といわれる青銅座像の大日如来像(21.35m)は、奈良や鎌倉の大仏をはるかに凌ぐもの で日本一です。また、青森の天然ヒバ材で建立した金堂や五重塔は、東北でも屈指の本格 的な仏教建築です。 ②原別稲荷神社 きたばたけあき よし 原別稲荷神社は、1375 年頃に北 畠 顕能により 建立されたと伝えられています。江戸時代初期 (1658 年頃) に漁民により再建され、原別漁村の 中で特に信仰の厚かった千葉一族によって守り継 がれ、 明治6年に村社となり、現在の稲荷神社に 8 至っています。 通称「原別稲荷」と呼ばれ、境内地に群生する水 芭蕉が雪溶けとともに咲きはじめ、 この地域の春を 告げる風物詩として知られています。 ③原別取水井 原別地域は本泉、泉野などの地名に示されている ように地下水が豊富な地域 図2-1取水井等位置図 です。図2-1に示すよう に青森市東部地域へ上水を 供給する取水井が7本掘ら れています。 取水された上水は原別配 水所から稲山配水池に圧送 され各世帯に配水されてい ます。 ④県立青森東高等学校 昭和39年に開校した青 森東高校は、地域の介護老 人保健施設などの事業所や 企業への訪問学習をしたり、 原別小学校の生徒の授業サ ポートをする等、地域との 交流を進めています。 ⑤県立盲学校 県立盲学校は視覚に障がいのある子どもや成人の方のための学校です。地域との連携で は、近隣の小・中学校の通常学級や弱視学級と情報交換を行ったり、「総合的な学習の時 間」にゲストティーチャーとして出向いて、点字の指導などを行ったりしています。 9 (3)地域の骨格を形成する道路 原別地域の主要な道路は以下に示すとおりであり、青森市の市街地を形成する主要幹線道 路が集中し、青森市の東の玄関口としての交通の要衝です。(図1-3参照) 青森自動車道 (1・3・1 諏訪沢三内線) 国道4号バイパス (3・2・1 国道線) 国道7号青森環状線 (3・2・3 外環状線) 旧国道4号線 (3・4・1 浦島造道線) (4)特色ある河川や公園等 ①野内川 野内川の河口部では白魚漁が盛んで、上流ではサケの産卵場となっており、遊歩道公園は 地域の憩いの場となっています。 ②沼川 諏訪沢地区付近に源を発する小規模な川で、上 流も下流も複雑に分岐しているのが特徴であり、 全域にわたり川幅は狭い河川です。河口付近は入 り江のような地形であり未改修であったため増水 時の水害が多発していました。このため、周辺の 市街地への水害対策のため、昭和62年から平成 16年にかけて改修されました。 ③共生の郷メダカ郷和国 青森環状道路の建設地には、絶滅の恐れのある メダカが数多く棲んでいましたが、道路建設にあ たっては、メダカ保護への十分な配慮が望まれた ことから、青森河川国道事務所は、メダカの生息 環境保全のためにビオトープを整備し、メダカの 調査や実験を行う等さまざまな活動に取り組んで います。 10 ④公園 東北本線跡地の2号遊歩道緑地 2.2ha と本泉東公園 0.14ha のほか、原別漁港の緑地が あります。 (5)その他周辺地域の施設 ①新青森県総合運動公園(マエダアリーナ) 平成8年に三内丸山遺跡保存のため急遽都市計 画決定され、平成15年1月に一部開園しました。 青森県のスポーツ施設の中核として全国・国際規模 の大会が数多く行われています。平成 21 年度から はジョギングコースなどが共用開始され、日常の健 康運動を目的とした個人・団体利用でも広く利用さ れています。 ②青い森鉄道野内駅 平成 23 年 3 月 12 日 に 青森県立青森工業高 等学校の移転に合わせて、青森市営バス東部営業所 付近へ移転しました。 ③県立青森工業高等学校 平成23年4月に野内地区に新校舎が竣工し移転しました。地域連携の一環として、「も のづくり教室」を開催して、小・中学生と交流を図り、ものづくりが好きな子どもの拡大に 努めています。平成24年には創立100周年を迎えます。 ④青森県立中央病院 原別地域の西側約1㎞に位置し青森県が運営する広域医療の中核となる総合病院です。ド クターヘリでほぼ全県をカバーしています。 11 ⑤県立青森商業高等学校 青森県立中央病院の北側に位置し、原別地域とは遊歩道緑地で結ばれています。商業科、 会計科、情報処理科を設置し、社会生活と密接に関係した商業教育の中で応用性に富んだ教 育を目指しています。平成24年には、創立110周年を迎えます。 2-2 地域の特色再発見 (1)まち歩きによる新たな発見 第 2 回目のワークショップ(11 月 26 日開催)で「ま ち歩き観察会」を行いました。約 20 名の参加者が4班に分 かれ踏査し、新しいまちの特色を発見しました。 発見ポイントは次の通りです。 ・原別稲荷神社境内の水芭蕉の確認 ・青森市水道部の集水井戸 7 か所と配水施設 ・湧水の里 ・住宅地の中のパン屋さんやおしゃれな小物屋 ・稲山登山で見たまちの景色 ・野内川のサケの遡上観察 12 第3章 まちづくり課題の整理 3-1 まち歩きによる課題の整理 (1)漁港・旧市街地・田園地域観察ルート(A) ・漁港と地域のつながりや稲荷神社と水芭蕉と人のつながりが大切。 ・遊歩道緑地の管理の問題をクローズアップ。 (2)山歩き観察ルート(B) ・青龍寺、稲山、田園と神社など、昔からの地域資源を住民に知ってもらうことが大切。 ・集落と各神社の関係も大切。 (3)住宅市街地観察ルート(C) ・矢田前駅周辺の環境問題、住宅地の環境問題がある。 ・新しい発見として素敵なお店があった。 ・原別稲荷の水芭蕉と泉が多い地域の特性を大切にしたい。 (4)遊歩道緑地・野内川・田園地域観察ルート(D) ・川と自然と人のつながりが大切、歴史を物語る石碑など発見。 図3-1 まちづくり課題の相関図 第3回原別地区ワークショップ お祭りイベント カレンダー 海と漁港 大収穫祭 (海・山・畑・ 田) ッ 河 川 環 境 地 域 再 発 見 マ 水 駅前・住宅地 環境改善 ・史跡(歴史・文化) ・水芭蕉 ・神社・仏閣 ・ウォーキング・ハイキングコース プ 青龍寺起点 子どもの活動 ・街をきれいに する 地域情報の発信 小学校と町会と消防団合同の 防災連携 遊歩道 防 災 ・地域連携 ・拠点センター(小学校・東部市民センター) 地域のイベント コミュニティのベース 13 3-2 総合的なまちづくり課題 総合的なまちづくり課題として、地域のみなさんから下記の意見が出されました。 (1)海・山・川の自然と 自然と水を生かしたまちづくりが必要 かしたまちづくりが必要 ○野内川の河川敷が整備されているのでもっと活用すべき ○海・山の幸や田・畑の幸を一堂に集めて、地域産品の即売展示会をする「大 収穫祭」の開催 ○地域のイベントとして海、漁港、河川敷を活用すべき ○水芭蕉をきれいに残していく工夫を考える ○ウォーキングコースの整備が必要 (2)防災を 防災を考えた地域 えた地域コミュニティ 地域コミュニティづくりが コミュニティづくりが必要 づくりが必要 ○東部市民センターを防災の拠点、避難所とすべき ○地域連携が大切 ○学校と地域のつながりが大切 ○防災教育→大人→親・子供とつながっていく ○防災キャンプや防災訓練を地域のイベントとすべき (3)地域再発見マップ 地域再発見マップをつくって マップをつくって地域 をつくって地域の 地域の活性化が 活性化が必要 ○お祭りカレンダー(地域を楽しむ)をつくる こうしんづか ○庚申塚(村の入口)などの失われゆくモノを保存すべき ○各ルートを統合して、歴史・文化・史跡を含んだ地域マップをつくる ○原別の地域情報をまとめ、インターネットを活用して地域情報の発信をする 14 第4章 原別地域のまちづくり構想 原別地域の計画テーマとしてのスローガンを以下のように設定しました。 計画のテーマ みんなで住 みんなで住みよい楽 みよい楽しいまち (“わ”も“な”もあずましぃまち) 4-1 地域の絆 花香る水のまち原別 地域再発見マップを作って、地域の活性化が必要とする課題に対応した取り組み方針です。 (1)地域の歴史や文化を伝えるまち ○歴史・伝統・文化コースのマップを作り地域再発見につなげる ◎ ○子どもたちに歴史・文化を伝えるための機会を作る ○昔からの伝承芸(地域神楽、宮田の獅子舞、縄をなうなど)を学校で 取り入れる ○地域を学ぶハイキングやウォーキングなどコースを設定する ○金魚ねぶたづくり、山菜教室など地域文化の伝承を進める ※◎は、重点的に取り組む事項です。 15 ◎ (2)花いっぱいのまち ○日除け用に朝顔などグリーンカーテンをつくる ○各集落にプランターを置いて花いっぱいにする ○市民館の入口・出口をお花できれいにする ○花壇づくりコンテストを開く (3)水のまち ○八幡神社の水芭蕉の復活を進める ○原別自慢のマップづくりなどで文化を守る活動を進める(水芭蕉を守る運動な ど) ○原別稲荷神社に水芭蕉の案内看板を立てる ◎ 4-2 自然と文化を楽しむ地域参画のまち原別 海・山・川の自然、水を生かしたまちづくりが必要とする課題に対応した取り組み方針です。 (1)海・山・川の自然を生かした地域交流・・・「大収穫祭」 ○11 集落合同で大収穫祭を開催する ◎ ○産直やフリーマーケットを地域のイベントに合わせて企画する ◎ 16 (2)まつりや文化による交流 ○盆踊りと浴衣コンテストなど地域交流イベントを創設する ○映画上映会の開催、地域ねぶたの合同運行や町内遠足の取り組みを進める (3)スポーツ・レクリエーションの交流 ○原別小学校の運動会に地域住民が参加できる競技を取り入れる ◎ ○ハイキング会や町会の運動会などのイベントで地域交流を進める ○スキー教室やスキーハイキングを開催する ○鮭の遡上の観察、地引き網や「ほたて」体験をし、海から見た原別を見る会を つくる ○遊歩道や野内川沿いをジョギングコースやウィンタージョギングコースとして 活用する ◎ ◎ ○田んぼにスケート場を作って子供たちを遊ばせたりするような、手間のかから ない遊びを取り入れる (4)地域参画のとりくみ ○地域のホームページ作成やブログ等を利用して情報発信をする ○企業や団体のボランティアシステム作りを進める ◎ ○協働で町内の清掃を推進する 17 4-3 手をつなぎ関わり合えるみんなのまち原別 防災を考えた地域コミュニティづくりが必要とする課題に対応した取り組み方針です (1)地域の安全・安心 ○駅のホームに柵を取り付けるよう働きかける ○自転車マナーの指導を進める ○駅前の自転車置き場マナーの指導を進める ○防犯指導隊などによる防犯対策の強化を図る ◎ ◎ (2)防災対策 ○学校・地域合同の防災訓練や防災教育を実施し自主防災の推進を図る ◎ ○家族で防災について話し合う場を設けるなど防災意識を高める ○水害などへの防災対策を講ずる ○防災拠点として東部市民センターを活用する ◎ (3)子供の見守りと高齢者対策 ○子供たちの「見守り」体制を拡充する ○学校と地域との連携(見守り運動など)の第1歩として、あいさつ運 動を推進する ○高齢者の支援や認知症予防のためのセミナーを企画する 18 ◎ ◎ 資料編 資料1.「原別地域計画作成検討会」名簿 資料2.「原別地域計画作成検討会」会則 資料3.計画策定までの経過 資料4.地域の人口データ 資料5.まち歩き観察会の記録 資料1. 「原別地域計画作成検討会」名簿 役職名 相談役 代表 副代表 理事 氏 名 所属団体・役職名 鹿内 忠雄 東部市民センター管理運営協議会会長 平新田町会長・平新田児童館館長 福田 公夫 東部第二区連合町会長・桑原町会長 小笠原正勝 原別地区社会福祉協議会会長 泉野町会長 大坂 美保 市 PTA 連合会顧問 工藤 健 中田 靖人 大坂 昭 大坂 純一 東中学校PTA後援会会長 原別町会長 原別小学校PTA会長 本泉町会長 原別地区民生委員・児童委員協議会会長 小笠原 進 原別地区連合農事振興会会長 小笠原 信衛 後萢町会長 加藤 政治 青森市納税貯蓄組合 13 支会会長 鹿内 一夫 戸崎町会長 白取 清彦 八幡林町会長 丹野 辰雄 矢田前町会長 津川 實 築木館町会長 津川 雄作 青森市青森消防団原別分団長 豊川 一雄 諏訪沢町会長 柳谷 義隆 原別地区交通安全協力会会長 19 資料2. 「原別地域計画作成検討会」会則 (名称) 第1条 本会は、原別地域計画作成検討会(以下「会」という。 )という。 (目的) 第2条 本会は、原別地域(概ね東部第二地区連合町会区域)の特性を生かした、特色あるまち づくに向けて、地域計画を作成することを目的とする。 (地域計画) 第3条 地域計画の内容は次のとおりとする。 (1) 地域住民の健康と福祉の増進、文化、教養の向上及びレクリエーション等の実施に関する こと。 (2) 地域住民相互の情報交換並びに交流・親睦に関すること。 (3) 生活環境の保持と改善向上に関すること。 (4) 青少年健全育成に関すること。 (5) 防災、防火、防犯に関すること。 (6) 交通安全に関すること。 (7) その他目的達成のために必要な事業 (構成) 第4条 本会は、原別地域に居住する住民及び地域内を活動範囲とする各種団体で構成する。 (事務所) 第5条 本会の事務所は、青森市市民協働推進課に置く。 (役員) 第 6 条 本会に次の役員を置く。 (1) 代 表 1名 (2) 副 代 表 若干名 (3) 理 事 若干名 2 代表及び副代表は、会員の互選により選任する。理事は代表が指名する。 3 必要に応じて、本会に相談役又は顧問を置くことができる。 (役員の任務) 第7条 役員の任務は、次のとおりとする。 (1) 代表は、本会を代表し、会務を総括する。 (2) 副代表は、代表を補佐し、代表に事故あるときは、その職務を代理する。 (3) 理事は、会の目的を達成するための提案をするなど、会務全般の進行を支援する。 (役員の任期) 第8条 役員の任期は、平成 24 年 3 月 31 日とする。 (雑則) 第9条 この会則に定めるもののほか、本会の運営に必要な規則等に関しては、代表が別に定め る。 20 付 則 この会則は、平成23年10月31日から施行する。 資料3.計画策定までの経過 この地域計画書の策定経過は以下の通りです。 6月30日(木)の市の説明会に始まり、3回の準備会を経て、10月31日(月)に原別 地域計画検討会が設立され、6回にわたるワークショップにより、策定されました。 開催日 内 容 参加人数 市の説明会 6月30日 (木) 「地域の特色あるまちづくり」説明会 40人 準備会1 7月13日 (水) 原別地域での取り組み方について 11人 準備会2 9月15日 (木) これからのまちづくりと組織づくりについて 11人 準備会3 10月3日 (月) 組織づくりについて・「呼びかけ人」の選出 13人 組織会 第1回 ワークショップ 第2回 ワークショップ 第3回 ワークショップ 第4回 ワークショップ 第5回 ワークショップ 第6回 ワークショップ 10月31日 (月) 会則、役員選出、今後の進め方・スケジュールについて 18人 11月17日 (木) 地域の状況についての調査報告、まち歩き観察会の説明・準備 13人 11月26日 (土) まち歩き観察会 15人 12月21日 (水) まち歩き班別発会とまちづくり課題についてグループ討議 25人 1月24日 (火) 地域計画の方針と実現への取り組み方針 13人 2月28日 (火) 地域計画書素案のキャッチフレーズとスローガンの検討 24人 3月28日 (水) 地域計画書案の決定と次年度の取り組み方針 20人 21 資料4.過去5ヵ年の人口・世帯の状況 年次 H19年3月 区分 世帯数 人口 地区 本泉1~3 635 1,530 原別1~8 1,160 2,928 原別 89 253 平新田 368 969 後萢 63 189 泉野 181 376 矢田前 582 1,427 八幡林 49 169 戸崎 45 123 諏訪沢 212 541 築木館 57 172 桑原 62 182 合計 3,503 8,859 H20年3月 世帯数 人口 640 1,487 1,192 2,932 91 251 373 969 62 189 181 359 584 1,432 53 173 44 119 215 533 56 164 63 184 3,554 8,792 出典:住民基本台帳 H21年3月 世帯数 人口 651 1,493 1,212 2,951 92 249 373 967 67 188 171 341 579 1,413 51 168 43 117 221 528 55 162 64 179 3,579 8,756 H22年3月 世帯数 人口 668 1,514 1,209 2,937 92 249 371 942 68 193 167 330 590 1,427 53 162 42 113 219 525 55 153 64 173 3,598 8,718 H23年3月 世帯数 人口 662 1,488 1,235 2,958 101 256 374 940 66 191 163 316 595 1,419 50 156 43 112 215 508 57 149 64 171 3,625 8,664 ■町会別少子化率・高齢化率の動き 区分別人口 町会名 調査名 0~14歳 比率 (%) 人数 (人) 原別 平新田 後萢 泉野 矢田前 八幡林 戸崎 諏訪沢 築木館 桑原 本泉 合計 青森市 15~64歳 人数 (人) 比率 (%) 65歳以上 人数 (人) 比率 (%) 人口 合計 H12.10国勢調査 403 13.52% 2,079 69.77% 498 16.71% 2,980 H17.10国勢調査 416 13.45% 2,040 65.93% 638 20.62% 3,094 H22.10国勢調査 405 13.34% 1,905 62.73% 727 23.94% 3,037 H12.10国勢調査 176 18.80% 651 69.55% 109 11.65% 936 H17.10国勢調査 154 16.33% 643 68.19% 146 15.48% 943 H22.10国勢調査 132 14.47% 601 65.90% 179 19.63% 912 H12.10国勢調査 36 17.48% 132 64.08% 38 18.45% 206 H17.10国勢調査 39 19.31% 116 57.43% 47 23.27% 202 H22.10国勢調査 22 12.43% 109 61.58% 46 25.99% 177 H12.10国勢調査 67 14.05% 367 76.94% 43 9.01% 477 H17.10国勢調査 67 16.75% 303 75.75% 30 7.50% 400 H22.10国勢調査 52 16.15% 236 73.29% 34 10.56% 322 H12.10国勢調査 108 16.17% 421 63.02% 139 20.81% 668 H17.10国勢調査 74 10.90% 405 59.65% 200 29.46% 679 H22.10国勢調査 72 10.65% 391 57.84% 213 31.51% 676 H12.10国勢調査 24 20.34% 74 62.71% 20 16.95% 118 H17.10国勢調査 35 22.44% 96 61.54% 25 16.03% 156 H22.10国勢調査 22 16.79% 83 63.36% 26 19.85% 131 H12.10国勢調査 13 10.92% 72 60.50% 34 28.57% 119 H17.10国勢調査 14 11.48% 75 61.48% 33 27.05% 122 H22.10国勢調査 9 8.11% 70 63.06% 32 28.83% 111 H12.10国勢調査 69 13.56% 320 62.87% 120 23.58% 509 H17.10国勢調査 51 8.42% 285 47.03% 270 44.55% 606 H22.10国勢調査 49 8.14% 272 45.18% 281 46.68% 602 H12.10国勢調査 20 5.83% 143 41.69% 180 52.48% 343 H17.10国勢調査 17 9.39% 126 69.61% 38 20.99% 181 H22.10国勢調査 14 9.46% 94 63.51% 40 27.03% 148 H12.10国勢調査 114 13.15% 659 76.01% 94 10.84% 867 H17.10国勢調査 20 11.49% 104 59.77% 50 28.74% 174 市全体に 対する 比率 H22.10国勢調査 12 7.27% 110 66.67% 43 26.06% 165 H12.10国勢調査 297 13.48% 1,662 75.44% 244 11.08% 2,203 H17.10国勢調査 274 11.82% 1,722 74.29% 322 13.89% 2,318 H22.10国勢調査 265 11.86% 1,543 69.04% 427 19.11% 2,235 H12.10国勢調査 1,327 14.08% 6,580 69.81% 1,519 16.12% 9,426 3.16% H17.10国勢調査 1,161 13.08% 5,915 66.65% 1,799 20.27% 8,875 2.85% H22.10国勢調査 1,054 12.38% 5,414 63.57% 2,048 24.05% 8,516 2.86% H12.10国勢調査 44,137 14.82% 203,219 68.23% 50,503 16.96% 297,859 H17.10国勢調査 42,549 13.66% 205,471 65.97% 63,457 20.37% 311,477 H22.10国勢調査 37,622 12.61% 189,931 63.68% 70,690 23.70% 298,243 22 資料5.まち歩き観察会の記録 11月26日(土)の第2回ワークショップでは、実際に地域を歩いてみることで、地域の新 発見や問題を感じ取るためまち歩き観察会を実施しました。新発見や問題を計画本文に記載して いますが、まち歩き観察会の視点やルート計画は以下の通りです。 (1)まち歩きの視点 Aルート:旧道と集落のみち 遊歩道緑地、原別漁港、野内駅、集落道、田園風景 Bルート:田園環境の変化をみる 国道 4 号バイパス、青龍寺、田園風景と国道バイパス、矢田前駅 Cルート:新しい市街地と旧道をめぐる 矢田駅前、矢田前住宅地、地下道、旧道、遊歩道緑地 Dルート:遊歩道緑地と野内川や田園風景 遊歩道緑地、野内駅、国道 4 号バイパス、集落道(平新田) 、跨線橋 (2)まち歩きのルート設定 Aルート Bルート Cルート 旧道と集落道のみち 田園環境の変化をみ る 新しい市街地と旧道 をめぐる (4.5km) ①遊歩道緑地 ↓(原別稲荷) ②原別漁港 ↓ ③旧道 ↓ ④野内駅 ↓ ⑤野内川 ↓ ⑥遊歩道緑地 ↓ ⑦集落道 ↓ ⑧八幡神社 ↓ ⑨田園風景 ↓ ⑩新道と跨線橋 Dルート 遊歩道緑地と野内川 と田園風景 (4.6km) (4.5km) (4.1km) ①新道 ↓ ②国道 4 号バイパスと 国道7号青森環状道 路の交差点 ↓ ③後萢集落 ↓ ④稲山 ↓ ⑤青龍寺 ↓ ⑥桑原集落 ↓ ⑦田園風景と国道バイ パス ↓ ⑧矢田前住宅地 ↓ ⑨矢田前駅 ①矢田前駅 ↓ ②矢田前住宅地 ↓ ③地下道 ↓ ④本泉の新しい住宅地 ↓(東高前) ⑤遊歩道緑地道 ↓ ⑥旧道 ↓ ⑦原別稲荷 ↓ ⑧遊歩道緑地 ①遊歩道緑地(原別 稲荷) ↓ ②野内駅 ↓ ③集落道 ↓(泉野→幸養苑) ④国道 4 号バイパス ↓ ⑤集落(平新田) ↓ ⑥新道(原別小) ↓ ⑦跨線橋 23 実際のまち歩きルートは、グループ別に下図のとおり実施しました。 24 作成・発行 原別地域計画作成検討会 発 行 年 月 平成24年3月 お問い合わせ 青森市市民生活部市民協働推進課 ℡017-734-5231 25