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10%増税時に向け、消費税補填不足問題を議員立法で解決目指す。
2015 Aug_No.114 今国会の最重要法案であり、国民の関心が高い安全保障法制は、 7/27 より参議院で審議が行われています。議論が進めば進むほど 違憲であることや集団的自衛権行使の必要性等、不信感が深まり、 国民に理解していただくには程遠い状況です。 ■ 野党の立場から問題点を指摘し、曖昧な点を明らかにするため、質問主意書を提出。 質問主意書は、国会議員が国政に関して、内閣に対して質問の主旨を議長へ提出す る文書であり、内閣は 7 日以内に答弁書を作成し、閣議決定して、回答するものです。 【3 月 27 日提出】 〇新生児里親委託に関する質問主意書 ・都道府県別の里親委託率と新生児里親委託率、 新生児里親委託の利点、委託率を高めるための 政府の取組み 【答弁書】(4/7) ・里親委託率は把握しているが、新生児里親委託 率は把握していない。 ・新生児里親委託により特定の大人との関係を築 くことで、児童の健全な心身の発達を促すこと が出来る。 ・今後 15 年間で、委託率を必要な児童の 3 割に することを目標としている。 【7 月 6 日提出】 〇各地方厚生(支)局分室等における 選定委員会に関する質問主意書 ・平成 24 ∼ 26 年度の選定委員会開催実態 ・選定委員会の構成、委員の選定基準、議事内容 【答弁書】(7/14) ・各選定委員会の平成 24 ∼ 26 年度 開催回数を開示。 ・選定委員会については「保険医療機関等 及び保険医等の指導及び監査について」 (平成 7 年 12 月 12 日 ) 等に基づき、 地方厚生局が設置等を行うこととされて いる。 【8 月 19 日提出】 〇保険医療機関等の指導に関する質問主意書 〇歯科外来診療環境体制加算に関する質問主意書 ・集団的個別指導の選定基準である平均点数の ・実施状況調査の必要性に対する政府の見解 算出方法について について ・共同指導の指導側人員体制について ・口腔外バキューム等、施設基準の見直しの ・各地方厚生局の指導医療官の臨床経験と臨床へ 必要性について の理解度の担保、研修内容について ・AED の歯科と医科の保有医療機関数 10%増税時に向け、消費税補填不足問題を議員立法で解決目指す。 民主党は、消費税 10%引き上げ時に、医療等は非課税で行うべきとの考えを基本に、こ れまでの補填分を削減せず、補填不足分を全額予算措置で給付金として支給する制度を創設 する議員立法の準備を進めています。8 月 7 日、厚生労働省は「医療等における消費税負担 に関する分科会」で、これまでの消費税引き上げで補填された分が診療報酬改定でどのよう に対応されたか把握していないことをはじめて認めました。