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ロスタイムのつづき

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ロスタイムのつづき
神辺西中学校2学年通信
それを
「希望」と名づけよう
2016 年(平成 28 年)6 月 3 日(金)
ロスタイムのつづき
6 月 1 日の道徳は「ロスタイムのつづき」という資料で学習し
ました。
ロスタイム。勝利のための最後のフリーキックのチャンスを迎え
た筆者。しかし交代のコールに,筆者の高校現役サッカー生活は
あっけなく幕を閉じます。そんな過去をもつ筆者が,のちにカズ
こと三浦知良選手の代表チームでの途中交代を TV でみます。
「オ
レ?」っと,何度も自身を指しながらもどかしそうに確認を繰り返すカズに,
筆者はあの時の自分を重ね合わせます。この一件から,筆者にとってカズが特
別な魅力ある人間へと変わっていくのです。
中学三年生のとき,進路希望調査票の志望高校名を書くべき欄に「ブラジル」
と書いた時から,カズのプロサッカー人生は始まっていました。その後,ブラ
ジルに始まり各国を転々とし,幾度となくどん底を味わいます。もちろん,成
功をおさめ,絶頂期もありました。しかし,自身念願のワールドカップ出場を
三度も逃し,直前の代表落選という悲劇に見舞われるなど,失意の連続でした。
それでも,挫折に絶望することなく,前を向くカズ。筆者は,そんなカズの姿
に魅せられ,自分の生き方を考えさせられるのです。
カズこと三浦知良選手が登場する資料です。失意や挫折にくじけることなく,
何度でも前を向いて立ち上がるカズの生き様を,子どもたち自身の生き方に反
映させてほしいと思います。
生徒の学んだこと,印象に残ったこと,感想より
・カズの人生の挫折を乗り越えたメンタルの強さが勉強になりました。
・成功するには失敗が必要だということが分かった。
・思い通りにいかなくても頑張っていくということがすごく分かりました。
・自分の失敗したことで止まって前に進まないより,失敗したことから自
分は何を学ぶかが大事だと思った。だから,カズのように前に進んでい
かないといけないのだと分かった。
・夢を持つということは,とても重要であると分かった。それが叶わなか
ったのを他人のせいにしないことは,すごくかっこいいなと思った。
・人生で失敗することは何度だってある。逆に失敗のない人生なんてない
と思う。でも,すぐに切り替えて次に移ることが大切だと思った。
・たくさん失敗して,挫折して,絶望して苦しむ。それを何回,何十回,
何百回繰り返すことに意味があると分かった。昨日の失敗は今日の成
功。今日の失敗は明日の成功。そういうスタンスでこれからの人生を前
向きに生きていきたい。
生徒の授業評価(自己評価)
※評価基準
4,よく当てはまる 3.どちらかというと当てはまる 2.どちらかというと当てはまらない 1.当てはまらない
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