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万一のとき - 日産自動車ホームページ

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万一のとき - 日産自動車ホームページ
203
!
警告
6
目次
万一のとき
●発炎筒の使いかた………………………………… 204
●けん引するときは………………………………… 206
●オーバーヒートしたときは……………………… 209
●ヒューズを点検・交換するときは……………… 212
●工具・ジャッキ・スペアタイヤについて……… 220
●パンクしたときは………………………………… 225
タイヤ交換のしかた ……………………… 225
サービスデータ
●事故がおきたときは……………………………… 229
万一のとき
格納場所 …………………………………… 220
スペアタイヤについて …………………… 221
ジャッキアップのしかた ………………… 222
車との上手な
つきあいかた
●電球(バルブ)を交換するときは……………… 214
室内装備の
使いかた
●バッテリーがあがったときは…………………… 210
走行するとき
他車にけん引してもらうとき …………… 206
後ろ側のフックについて ………………… 208
走行する前に
●路上で故障したときは…………………………… 205
さくいん
204
発炎筒の使いかた
発炎筒の使いかた
故障や事故などで緊急停車したと
き、周囲に危険を知らせるために
使います。
①助手席足元部のホルダーから発炎
筒を外します。
発炎筒
TCA0157Z
②本体を回しながらケースから引き
抜きます。
! 警告
お子さまには触らせないでくださ
い。いたずらなどで発火するおそれ
があり危険です。
● 可燃物の近くで使わないでくださ
い。引火する危険があります。
● 点火は必ず車外で行い、点火後は顔
や身体に近づけないでください。や
けどをする危険があります。
● トンネル内では使わないでくださ
い。煙で視界が悪くなり、他車の走
行の妨げとなり事故をまねくおそれ
があります。このときは非常点滅表
示灯を使ってください。
●
知識
点火後は約5分間燃え続けます。
発炎筒に記載してある使用方法、注意を
あらかじめ確認しておいてください。
● 発炎筒には有効期限があります。期限が
切れる前に日産販売会社でお買い求めく
ださい。
●
●
TCA0158Z
③点火部をケースのすり薬でこすっ
て点火します。
TCA0159Z
路上で故障したときは
①あわてずエンジンをかけ直してみ
ます。
②エンジンがかからないときは、付
近の人に救援を求めて、車を押し
てもらい、安全な場所に移動して
ください。このときセレクトレバー
を にしてください。
走行するとき
①車を路肩などに止め、非常点滅表
示灯を点滅させます。
②高速道路や自動車専用道路では、
車の後方に停止表示板又は停止表
示灯を置きます。
!
走行する前に
■路上で故障したとき
■エンストしたとき
警告
必ず安全な場所に車を退避させ、
非常点滅表示灯などで後続車に危
険を知らせてください。
安全な場所に退避できないときは、
発 炎 筒( P.204) で 後 続 車 に 危
険を知らせてください。
目次
路上で故障したときは
205
TSD0037Z
! 注意
知識
●
高速道路や自動車専用道路では、停止
表示板(停止表示灯)の表示が法律で
義務づけられています。
エンジンが止まると、ブレーキやパ
ワーステアリングの倍力装置が働か
なくなるため、極度にブレーキの効
きが悪くなったり、ハンドル操作力
が重くなりますので注意してくださ
い。
■踏み切りで出られないとき
①ただちに踏み切りの非常ボタンを
押してください。
②発炎筒で一刻も早く列車に知らせ
てください。
万一のとき
③全員車から降り、ガードレールの
外など安全な場所に、すみやかに
避難してください。
●
車との上手な
つきあいかた
TCA0160Z
室内装備の
使いかた
③安全な場所に移動後、救援を頼み
ます。
サービスデータ
さくいん
TCA0161Z
④安全を確保後、救援を頼みます。
TCA0163Z
206
けん引するときは
けん引するときは
車が動かなかったり、異常な音が
するときは、けん引せずに日産販
売会社へご連絡ください。
けん引が必要なときは、できるだ
け日産販売会社、又は専門業者に
依頼してください。
JAFの営業所一覧…メンテナンス
ノート「サービス網について」をお
読みください。
他車にけん引してもらうとき
! 警告
●
電 源 ポ ジ シ ョ ン がLOCKで バ ッ テ
リーがあがると、ステアリングロッ
クの解除ができなくなるため、この
ままの状態でけん引しないでくださ
い。けん引するときは救援車のバッ
テリーとつなぎ、電源ポジションを
Acc又はONにしてハンドル操作が
できる状態で行ってください。また、
けん引中は電源ポジションをLOCK
にしないでください。ハンドル操作
ができなくなり危険です。
! 注意
エンジンが停止していると、ブレー
キやパワーステアリングの倍力装置
が働かなくなるため、極度にブレー
キの効きが悪くなったり、ハンドル
操作力が重くなりますので注意して
ください。
● 長い下り坂では、ブレーキが過熱し
て効かなくなり、事故につながるお
それがあります。このような場所で
けん引するときは、レッカー車で引
いてもらってください。
●
4WD車はトレーラーに車載するか、
4輪接地の状態でけん引してもらっ
てください。2輪を上げた状態でけ
ん引すると、
上げた車輪が回転して、
思わぬ事故や故障につながるおそれ
があります。
●
VDC付車の前輪を上げてけん引す
るときは、電源ポジションをONに
しないでください。VDCが作動しブ
レーキがかかることがあります。
●
アドバイス
けん引してもらうときは、速度30km/h
以下、距離30km以内にしてください。
高速走行や長距離走行をすると、トラン
スアクスルが破損することがあります。
できるだけレッカー車、又はトレーラー
を依頼してください。
● けん引ロープはできるだけソフトロープ
を使い、バンパーに傷をつけないように
注意してください。
●
けん引するときは
207
目次
④エンジンをかけられるときはエン
ジンをかけ、セレクトレバーを
にします。
工具…P.220
室内装備の
使いかた
②自車及び他車のけん引フックに
ロープを掛けます。
! 注意
●
アドバイス
●
ロープを掛けるときは、できるだけ同じ
側で水平になるように掛けてください。
● 使い終わったら、けん引フックを
取り付けた逆の手順で取り外しま
す。
万一のとき
③ロープ中央に30cm×30cm以上の
白い布を必ず取り付けます。
TCC0071Z
車との上手な
つきあいかた
指定以外のフックは絶対に使わない
でください。フック部が破損するお
それがあります。
走行するとき
ZCE0031
⑤パーキングブレーキを解除します。
⑥けん引中はロープをたるませない
ように、前の車の制動灯に注意し
てください。
走行する前に
ESG0399Z
!
警告
①フロントバンパー奥のカバーを取
り外し、ホイールナットレンチを
用いてけん引フックを穴に確実に
取り付けます。
サービスデータ
さくいん
TCA0242Z
208
けん引するときは
後ろ側のフックについて
後ろ側のフックは船舶輸送時の固
定専用です。
けん引やトレーラー輸送時などの
固定には絶対に使わないでくださ
い。
この車で他車をけん引することは
できません。
ZCE0032
アドバイス
トレーラーなどで輸送するときは、車両
下側のスロット穴を使い固定してくださ
い。
● フロント側はスロット穴の横
(車両外側)
に他目的の穴があります。掛け間違いに
注意してください。
● リヤ左側を内側に引く場合は、燃料タン
クに干渉するおそれがありますので注意
してください。
●
〈
〈
〉
〉
フ
ロ
ン
ト
側
リ
ヤ
側
ZCE0033
オーバーヒートしたときは
! 警告
●
③水温計の針が下がってきたら、エ
ンジンを止めしばらく待ちます。
エンジンが十分冷えてから冷却水
の量、ホースなどからの水漏れを
点検してください。
冷却水補充
TSB0315Z
万一のとき
④冷却水が不足しているときは、ラ
ジ エ ー タ ー( P.235、236) と
リ ザ ー バ ー タ ン ク( P.235、
236)に冷却水を補充してくださ
い。
・補充後は、しっかりキャップを閉
めてください。
車との上手な
つきあいかた
①ただちに安全な場所に停車します。
②エ ン ジ ン を か け た ま ま エ ン ジ ン
フードを開け、風通しをよくして
エンジンを冷やします。
万一、冷却ファンが回っていない
ときは、ただちにエンジンを止め、
自然冷却してください。
室内装備の
使いかた
十分に冷えてから
ラジエーターキャ
ップを外す
■処置のしかた
走行するとき
エンジンルーム内は高温になってい
るため、エンジンフードを開けると
きは十分に注意してください。やけ
どなど重大な傷害につながるおそれ
があります。
● エンジンが十分に冷えていないとき
は、ラジエーターやリザーバータン
クのキャップを外さないでくださ
い。蒸気や熱湯が噴き出し、やけど
など重大な傷害につながるおそれが
あります。
●
!
走行する前に
! 警告
蒸気が出ているときは、エンジン
フードを開けないでください。やけ
どなど重大な傷害につながるおそれ
があります。
エンジンを止め蒸気が出なくなるま
で待ち、エンジンフードを開けてく
ださい。
警告
次のようなときは、オーバーヒー
トです。
● 水温計( P.83)がオーバーヒー
トの範囲を示したとき。
● エンジンルームのすき間から蒸
気が出ているとき。
目次
オーバーヒートしたときは
209
アドバイス
⑤走行中、再度水温計がオーバーヒー
トの範囲を示したときは、①∼④
の作業を繰り返し行ってください。
⑥早めに日産販売会社で点検を受け
てください。
さくいん
TCA0166Z
応急的に水だけを補充したときは、でき
るだけ早くエンジンクーラントを交換し
てください。
サービスデータ
●
210
バッテリーがあがったときは
バッテリーがあがったときは
次のようなときは、バッテリーあ
がりです。
● スターターが回らないか、回っ
ても回転が弱くエンジンがかか
らないとき。
● ライトがいつもより極端に暗い
とき。
● ホーンの音が小さい、又は鳴ら
ないとき。
■処置のしかた
12V(ボルト)バッテリー仕様の
①電源ポジションをOFF又はLOCK
にします。
②ブースターケーブルを次の順番で
つなぎます。
1本目
❶自車
(あがった)
バッテリーの + 端子
❷救援車
(正常な)
バッテリーの + 端子
2本目
❸救援車
(正常な)
バッテリーの − 端子
❹自車のエンジン本体(バッテリー
から離れたステーなど)
救援車を依頼し、ブースターケー
ブル(別売り)をつなぎ始動して
ください。
VQ25DE、VQ35DE
エンジン搭載車
QR25DE
−
+
エンジン搭載車
−
+
ZCE0034
バッテリーがあがったときは
211
目次
! 警告
●
押しがけでの始動はできません。
バッテリーはお客さまの車に適合した日
産純正部品をおすすめします。
詳しくは、
日産販売会社にご相談ください。
● バッテリーがあがるとステアリングロッ
クの解除が行えず、電源ポジションが切
り替わらなくなります。すみやかにバッ
テリーを充電してください。
万一のとき
アドバイス
●
車との上手な
つきあいかた
●
サービスデータ
⑤ブースターケーブルをつないだと
きと逆の順番で外します。
⑥早めに日産販売会社で点検を受け
てください。
室内装備の
使いかた
エンジンが始動できない場合には、一旦
電源ポジションをOFFにして、10秒以
上待ってから再始動してください。
ブースターケーブルのワニグチク
リップは、車体に触れたり、他のワ
ニグチクリップと接触しないように
注意してください。
● ブースターケーブルは、エンジン始
動時の振動で外れたりしないよう
に、確実につないでください。
● ブースターケーブルをつなぐときや
外すときは、冷却ファンやベルトに
巻き込まないように注意してくださ
い。
●
走行するとき
アドバイス
●
! 注意
!
走行する前に
③救援車のエンジンを始動し、エン
ジン回転数を少し高めにします。
④自車のエンジンをかけます。
・エンジンをかけるときは、ヘッド
ランプやエアコンなどはOFFにし
てください。
・エンジンが始動しても、しばらく
エアコンやオーディオを使わない
でください。
バッテリーを充電するときは換気を
十分行い、火気は近づけないでくだ
さい。バッテリーから発生する可燃
性ガスに引火して爆発するおそれが
あります。
● バッテリー液は希硫酸です。目や皮
膚に付着すると、失明や炎症など重
大な傷害につながるおそれがありま
す。万一、付着したときは、すぐに
多量の水で洗浄し、飲み込んだとき
は多量の水を飲んで応急処置をした
あと、
医師の診療を受けてください。
●
警告
ブースターケーブルをつなぐとき
は、以下のことを必ず守ってくださ
い。火花が発生し、バッテリーから
発生する可燃性ガスに引火して爆発
し、やけどなど重大な傷害につなが
るおそれがあります。
・ブースターケーブルを正しい順番
と位置でつなぐ。
・ブースターケーブルを自車バッテ
リーの − 端子に直接つながない。
・ブースターケーブルの + 端子と
− 端子を接触させない。
! 警告
さくいん
212
ヒューズを点検・交換するときは
ヒューズを点検・交換するときは
ランプがつかないときや電気系統
の装置が作動しないときは、ヒュー
ズ切れが考えられます。
故障の状況から、関係するヒュー
ズの位置を確認してください。
■ヒューズボックスの位置
ヒューズボックスは運転席足元と
エンジンルームにあります。
運転席足元
コインホルダーを取り外します。
■ヒューズの位置
● コインホルダー又はヒューズボッ
クスの裏側に表示してあります。
● 車種により、付いていないヒュー
ズがあります。
■ヒューズの交換のしかた
①電源ポジションをOFF又はLOCK
にします。
②ヒューズボックスのふたを開けま
す。
③ヒューズ抜きをヒューズに差し込
んで引き抜き、ヒューズが切れて
いないか確認します。
ヒューズ抜き
ZCE0035
TCG0005Z
エンジンルーム
ロックを外してふたを開けます。
④ヒューズが切れているときは、同
じ容量のヒューズと交換します。
正�常
ヒューズ切れ
TCE0058Z
ZCE0036
ヒューズを点検・交換するときは
213
目次
! 警告
●
エンジンルーム内のヒューズを交換する
ときは、
日産販売会社にご相談ください。
室内装備の
使いかた
知識
●
走行するとき
交換してもヒューズが切れるときは、日
産販売会社で点検を受けてください。
● ヒューズ抜きは、ヒューズに対して垂直
に差し込み、引き抜いてください。
● ヒューズを交換したときは、確実に差し
込まれていることを確認してください。
走行する前に
アドバイス
●
!
警告
規定容量以外のヒューズや、ヒュー
ズの代わりに針金、銀紙などは絶対
に使わないでください。配線などが
過熱、焼損し、火災につながるおそ
れがあります。
車との上手な
つきあいかた
万一のとき
サービスデータ
さくいん
214
電球(バルブ)を交換するときは
電球(バルブ)を交換するときは
外装ランプが点灯しないときは、
バルブ切れが考えられます。バル
ブを点検し、切れているときは交
換してください。
● バルブの交換作業が不慣れな方や
部品の破損などが心配な方は、日
産販売会社にご相談ください。
● 以下のバルブが点灯しないときは、
日産販売会社で点検を受けてくだ
さい。
・前照灯ロービーム(キセノンヘッ
ドランプ付車〔AFS無〕
)
・前照灯(キセノンヘッドランプ
付車〔AFS付〕
)
・制動灯/尾灯
・ハイマウントストップランプ
・方向指示器 兼 非常点滅表示灯
(側面)
! 警告
●
キセノンヘッドランプは点灯時高電
圧になります。感電防止のため、ラ
ンプの脱着、バルブの交換は絶対に
行わないでください。
■外装ランプの位置
ハロゲンヘッドランプ付車
キセノンヘッドランプ付車 (AFS無)
方向指示器 兼 非常
点滅表示灯(前面)
フォグランプ
前照灯(ロービーム)
前照灯
(ハイビーム)
方向指示器 兼
非常点滅表示灯
(側面)
車幅灯
キセノンヘッドランプ付車 (AFS付)
方向指示器 兼
非常点滅表示灯
(側面)
車幅灯
フォグランプ
方向指示器 兼 非常
点滅表示灯(前面)
前照灯
ハイマウント
ストップランプ
番号灯
制動灯/尾灯
後退灯
方向指示器 兼 非常
点滅表示灯(後面)
ZCE0037
電球(バルブ)を交換するときは
215
目次
■バルブの外しかた
ESH0655Z
■クリップの脱着のしかた
室内装備の
使いかた
クリップ
フェンダープロテクター
ZCE0038
● バルブを交換したあとは、逆の手
順で取り付けます。
車との上手な
つきあいかた
バルブの交換作業をするときは、
クリップを外し、内装などを脱着
します。
● 切り欠きにお手持ちの工具(マイ
ナスドライバーなど)を差し込み、
ロックを解除してから引き抜きま
す。
● 取り付けるときは、ロックが解除
された状態で取り付け、指でロッ
クを押し込みます。
!
走行するとき
ソケット
交換するバルブによってはフェン
ダープロテクターを一部外す必要
があります。
①作業スペースを確保するために、
作業する側と反対側にハンドルを
きります。
②クリップを外してイラストのよう
にフェンダープロテクターをめく
ります。
走行する前に
バルブ
■フェンダープロテクターの外
しかた
警告
各バルブ(前照灯〔ハロゲンヘッ
ドランプ〕
、フォグランプを除く)
をソケットから外すときは、バル
ブを持ち、引き抜きます。
万一のとき
サービスデータ
ESG0745Z
さくいん
216
電球(バルブ)を交換するときは
■バルブ交換のしかた
● 交換をする前にバッテリーのマイ
ナス(−)端子を外してください。
● 指定された容量のバルブ
( P.234)
に交換してください。
● 交換したあとは、点灯することを
確認してください。
点灯しない場合は、日産販売会社
で点検を受けてください。
! 注意
バルブの交換は、エンジンルームや
バルブが冷えた状態で行ってくださ
い。やけどをするおそれがあります。
● バルブ交換をするときは、軍手など
を着用して作業してください。
● ステ−などの端で指や腕をケガしな
いように十分注意してください。。
前照灯(ロービーム)
ハロゲンヘッドランプ付車
①フェンダープロテクターを外しま
す。
( P.215)
②樹脂キャップを反時計回りに回し
て外します。
樹脂キャップ
●
ZCE0039
③コネクターを外します。
④ソケットを反時計回りに回して引
き抜き、バルブを交換します。
アドバイス
外した部品は確実に取り付けてくださ
い。水が入り故障の原因になるおそれが
あります。
● バルブに油が付着したときは柔らかい布
などでふき取ってください。また、素手
でガラス部分に触れないでください。バ
ルブの寿命が短くなったりバルブが破損
するおそれがあります。
● ハロゲンヘッドランプのバルブは、バル
ブ内の圧力が高く、落としたりすると破
損してガラスが飛び散ることがありま
す。
取り扱いには十分注意してください。
●
ZCE0040
⑤取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
電球(バルブ)を交換するときは
217
目次
前照灯(ハイビーム)
車幅灯
①フェンダープロテクターを外しま
す。
( P.215)
②コネクターを外します。
③ソケットを反時計回りに回して引
き抜き、バルブを交換します。
①フェンダープロテクターを外しま
す。
( P.215)
②ソケットを反時計回りに回して引
き抜き、バルブを交換します。
!
走行する前に
ハロゲンヘッドランプ付車、キセノ
ンヘッドランプ付車(AFS無)
警告
ハロゲンヘッドランプ付車、キセノ
ンヘッドランプ付車(AFS無)
走行するとき
④取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
③取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
①エンジンフードを開けます。
②ソケットを反時計回りに回して引
き抜き、バルブを交換します。
車との上手な
つきあいかた
キセノンヘッドランプ付車(AFS付)
室内装備の
使いかた
ZCE0042
ZCE0041
万一のとき
③取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
サービスデータ
ZCE0043
さくいん
218
電球(バルブ)を交換するときは
方向指示器兼非常点滅表示灯(前面)
ハロゲンヘッドランプ付車、キセノ
ンヘッドランプ付車(AFS無)
①エンジンフードを開けます。
②ソケットを反時計回りに回して引
き抜き、バルブを交換します。
フォグランプ
①エンジンアンダーカバーのクリッ
プ4箇所を外します。
クリップ
エンジン
アンダーカバー
ZCE0046
ZCE0044
②コネクターを外します。
③ソケットを反時計回りに回して引
き抜き、バルブを交換します。
③取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
キセノンヘッドランプ付車(AFS付)
①エンジンフードを開けます。
②ソケットを反時計回りに回して引
き抜き、バルブを交換します。
ZCE0047
④取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
ZCE0045
③取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
電球(バルブ)を交換するときは
219
目次
後退灯、方向指示器兼非常点滅表示
灯(後面)
!
警告
①トランクを開けます。
②リムカバーを上下から引いて外し
ます。
⑤取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
番号灯
トランクリッドトリム
ZCE0048
緊急用オープナー
ZCE0051
万一のとき
ZCE0049
車との上手な
つきあいかた
③ソケットを反時計回りに回して引
き抜き、バルブを交換します。
室内装備の
使いかた
③ボルトをお手持ちの工具を使って
外し、ランプを車両後方に引いて
外します。
走行するとき
クリップ
走行する前に
①トランクを開けます。
②クリップを外し、トランクリッド
トリムを外します。
・緊急用オープナーはトランクリッ
ドトリムの穴を通してください。
④交換したいバルブのソケットを反
時計回りに回して引き抜き、バル
ブを交換します。
ZCE0052
さくいん
後退灯
サービスデータ
④取り外したときと逆の手順で取り
付けます。
方向指示器兼
非常点滅表示灯
ZCE0050
220
工具・ジャッキ・スペアタイヤについて
工具・ジャッキ・スペアタイヤについて
格納場所
! 注意
● 工具、ジャッキ、スペアタイヤは、
●
トランクルームに格納されていま
す。
ジャッキハンドルバー
知識
停止表示板(停止表示灯)、輪止めは標
準で搭載されておりませんので必要に応
じて準備してください。(トランクルー
ム内に格納スペースがあります。)
● 工 具 の 種 類 や ジ ャ ッ キ、 発 炎 筒
( P.204)などは、万一のときに困ら
ないようにあらかじめ位置を確認してお
いてください。
●
ジャッキハンドル兼
ホイールナットレンチ
フロントけん引フック
スペアタイヤ
ジャッキ
ZCE0053
工具、
ジャッキ、スペアタイヤを使っ
たあとは、元の場所に格納してくだ
さい。車内に放置すると思わぬ事故
につながるおそれがあります。
工具・ジャッキ・スペアタイヤについて
221
目次
スペアタイヤについて
車との上手な
つきあいかた
万一のとき
スペアタイヤに交換すると、車高が少し低くなります。地面の突起物などを乗り越えるとき
は、車体が接触しないように注意してください。
室内装備の
使いかた
アドバイス
●
走行するとき
スペアタイヤの空気圧はときどき点検してください。また、年に一度はタイヤエア
ゲージを使用してタイヤ空気圧が適正であるか点検してください。長期間放置する
と空気圧が減り、万一のとき使用できないことがあります。
スペアタイヤの空気圧は420kPa(4.2kg/cm2)です。
● タイヤはゴム製品のため、徐々に劣化します。安全を確保するため、 ∼ 年を目
5 7
安に必ず点検を受けてください。点検については日産販売会社にご相談ください。
● スペアタイヤを取り付けたときは、タイヤ接地部のたわみを確認してください。た
わみが大きいときは空気圧が不足しています。すみやかに空気圧を調整してくださ
い。
空気圧が不足したまま走行すると、思わぬ事故につながるおそれがあります。
● 間違った使いかたをすると、思わぬ事故につながるおそれがありますので、次のこ
とをお守りください。
・スペアタイヤ及びホイールはこの車専用です。他車のスペアタイヤを使ったり、
他車に使わないでください。
・スペアタイヤに交換したときは、100km/h以下で走行してください。
・スペアタイヤには、タイヤチェーンは取り付けられません。
雪道、凍結路で前輪がパンクしたときは、スペアタイヤを前輪に使わず、後輪に
付け、外した後輪を前輪に取り付けてください。
・スペアタイヤに交換したときは、できるだけ早く標準タイヤに戻してください。
●
走行する前に
! 注意
!
警告
スペアタイヤは応急用タイヤを搭載してあります。
タイヤがパンクしたときに、応急用として一時的に使うタイヤです。
サービスデータ
さくいん
222
工具・ジャッキ・スペアタイヤについて
■スペアタイヤの取り出しかた
①カーペットを取り出します。
②工具が収納されているボードを取
り出します。
③タイヤを固定しているクランプを
ゆるめてタイヤを取り出します。
ZCE0054
● スペアタイヤを格納するときは、
取り出したときと逆の手順で行っ
てください。
アドバイス
●
スペアタイヤはクランプでしっかりと固
定してください。ゆるんでいると、走行
の妨げになります。
ジャッキアップのしかた
! 警告
ジャッキアップしたときは絶対に車
両の下に入らないでください。
ジャッキが外れると、重大な傷害に
つながるおそれがあり非常に危険で
す。
● ジャッキアップ中は、エンジンを始
動しないでください。車が発進し、
重大な傷害につながるおそれがあり
ます。
●
! 注意
●
ジャッキを使うときは、次のことを
必ず守ってください。
・ジャッキは必ず車載されたものを
使い、他車のジャッキは使わない
でください。また、車載された
ジャッキは他車に使わないでくだ
さい。
・ジャッキはタイヤ交換又はタイヤ
チェーンの脱着以外には使わない
でください。
・平坦で硬いところに駐車して作業
してください。
・使用前にパーキングブレーキをか
け、セレクトレバーを にしてく
ださい。
・輪止めなどで車を固定してくださ
い。
・ジャッキの上下に台やブロックな
どを入れないでください。
・人や荷物は必ず車から降ろしてく
ださい。
工具・ジャッキ・スペアタイヤについて
223
目次
■ジャッキハンドルのセットの
しかた
とジャッキハンドルをセットしま
す。
! 注意
●
ジャッキ
ハンドル
TSA0795Z
①パーキングブレーキをかけ、セレ
クトレバーを にし、エンジンを
止めます。
走行するとき
ジャッキハンドルバー
やわらかい地面の上では行わないで
ください。ジャッキが倒れ、事故に
つながるおそれがあります。
!
走行する前に
格納場所…P.220
交通の妨げにならず、安全に作業
ができる地面(平坦な硬い場所)
に停車し、人や荷物を車から降ろ
します。
警告
● ジャッキにジャッキハンドルバー
■ジャッキアップのしかた
アドバイス
室内装備の
使いかた
●
ジャッキハンドルバーは、確実にジャッ
キハンドルの穴に差し込んでください。
万一のとき
②ジャッキをかける位置と対角線の
位置にあるタイヤに輪止めをしま
す。
・輪止めは、前輪をジャッキアップ
するときは後輪の後ろ側、後輪を
ジャッキアップするときは前輪の
前側に置きます。
車との上手な
つきあいかた
TSC1432Z
サービスデータ
さくいん
TCA0455Z
224
工具・ジャッキ・スペアタイヤについて
! 注意
●
やむを得ず傾斜地で作業する場合
は、ジャッキをかける位置と対角線
の位置にあるタイヤの下り側に輪止
めをし、車が動き出さないようにし
てください。
④ジャッキハンドルを回して、タイ
ヤと地面が少し離れるまで、ジャッ
キアップします。
知識
●
輪止めは標準で搭載されていませんので
必要に応じて準備してください。なお、
輪止めはタイヤを固定できる大きさの
石、木片などで代用できます。
③ジャッキを手で回し、ジャッキの
溝がジャッキアップポイントの中
央に入るまで上げます。
TCA0172Z
ジャッキアップポイント
ジャッキアップ
ポイント
TSC1433Z
アドバイス
●
ジャッキアップポイント以外の所には
ジャッキをかけないでください。車体が
変形するおそれがあります。
TCA0174Z
! 注意
●
ジ ャ ッ キ ハ ン ド ル を 回 す と き は、
ジャッキハンドルバーを手でしっか
り握って回してください。回転中に
外れると、思わぬケガをするおそれ
があります。
パンクしたときは
タイヤ交換のしかた
●
スペアタイヤを置くときは、ラベル
貼付側を上にしてください。
③工具に布などをあてて、ホイール
カバー又はセンターキャップを傷
つけないように外します。
TCA0175Z
万一のとき
TSC1432Z
●
車との上手な
つきあいかた
P.222
アドバイス
室内装備の
使いかた
ジャッキアップのしかた…P.222
スペアタイヤの取り出しかた…
TCA0172Z
走行するとき
①交通の妨げにならず、安全に作業
ができる地面(平坦な硬い場所)
に停車します。
・人や荷物を降ろします。
・必要に応じて、非常点滅表示灯を
点滅させ、停止表示板(又は停止
表示灯)を置きます。
・工具、ジャッキやスペアタイヤを
取り出します。
!
走行する前に
タイヤ交換をするときは、軍手など
を着用して作業してください。
走行直後はホイールナットが熱いた
め、やけどやケガをするおそれがあ
ります。
② ジャッキをセットします。
・ジャッキを手で回し、ジャッキの
溝がジャッキアップポイント
( P.224)の中央に入るまで上げ
ます。
・スペアタイヤをジャッキ近くの車
体の下に置きます。
警告
! 注意
目次
パンクしたときは
225
〈ホイールカバー〉 〈センターキャップ〉
サービスデータ
さくいん
226
パンクしたときは
④ホイールナットレンチで、全ての
ナットを反時計回りに約1回転ゆる
めます。
⑥ナットを外し、パンクしたタイヤ
を外して車体の下に置きます。
TCA0555Z
TSA1464Z
アドバイス
アドバイス
●
タイヤを接地状態にして行います。
⑤ジャッキハンドルを回して、タイ
ヤと地面が少し離れるまでジャッ
キアップします。
●
タイヤを地面に置くときは、ホイー
ル表面を上にして置いてください。
⑦ハブの取付面とホイール裏側の取
付面を布でよくふき、スペアタイ
ヤを取り付けます。
TCE0093Z
TCA0174Z
! 注意
●
ジ ャ ッ キ ハ ン ド ル を 回 す と き は、
ジャッキハンドルバーを手でしっか
り握って回してください。回転中に
外れると、思わぬケガをするおそれ
があります。
! 注意
取付面が汚れていると、走行中に
ナットがゆるみタイヤが外れるおそ
れがあります。
● 応急用タイヤは、ラベル貼付側が外
側になるように取り付けてくださ
い。逆に付けると他の部品と当たり、
思わぬ故障につながるおそれがあり
ます。
●
パンクしたときは
227
目次
⑩ ジャッキを下げます。
さらにナットを⑨の締め付け順序
で十分に締め付けます。
● ホイールナット締め付けトルク
108N・m(11kg・m)
走行する前に
テーパー部
シート部
! 警告
TCA0181Z
! 注意
●
アドバイス
●
締め付け順序
万一のとき
ホイールナットレンチを足で踏んで
回したり、パイプなどを使って必要
以上に締め付けないでください。ボ
ルトが折れるおそれがあります。
車との上手な
つきあいかた
⑨ナットを、図の順序で2∼3回に分
けて締め付けます。
ジャッキを下げるときは、ジャッキ
ハンドルとジャッキハンドルバーを
両手でしっかり握って回してくださ
い。回転中に外れると、思わぬケガ
をするおそれがあります。
室内装備の
使いかた
ナットを取り付けるときは、ナット
やボルトにオイルやグリースなどを
塗らないでください。走行中にナッ
トがゆるみ、タイヤが外れるおそれ
があります。
走行するとき
TCA0180Z
●
!
警告
⑧ナットのテーパー部が、ホイール
穴のシート部に軽く当たるくらい
まで、時計回りに回して締め付け
ます。
TCA0556Z
サービスデータ
さくいん
228
パンクしたときは
⑪パンクしたタイヤや使用した工具、
ジャッキなどをトランクルームに
格納します。
! 注意
●
タイヤを取り付けてしばらく走行し
たあと、ナットのゆるみや車体の振
動などの異常がないか確認してくだ
さい。
事故がおきたときは
目次
事故がおきたときは
229
あわてずに次の処置をしてください。
負傷者の救護
走行する前に
警察への届け出
走行するとき
他の交通の妨げにならないよう
な 安 全 な 場 所 に 車 を 移 動 さ せ、
エンジンを止めます。
!
警告
続発事故の防止
負傷者がいる場合は、医師・救
急車が到着するまでの間、可能
な応急手当を行います。
相手方の確認とメモ
販売会社と保険会社への連絡
ご購入された販売会社と加入の
保険会社へ連絡をします。
車との上手な
つきあいかた
相手方の氏名、住所、電話番号
などを確認してメモします。
同時に事故状況もメモしておい
てください。
室内装備の
使いかた
事故が発生した場所、状況、負
傷者や負傷の程度などを連絡し
ます。
万一のとき
サービスデータ
さくいん
230
MEMO
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