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Bosch compact
未来のモビリティのためのテクノロジー
ボッシュが都市部の持続可能な輸送に関する
ハイレベルな国連会議に参加
 モビリティの未来の鍵を握るのは「電気」
 新しいインフラソリューションが e モビリティを実現
 ボッシュが e モビリティ向けの統合ビークルシステムを提供
ベルリン – 世界的に都市化が進む傾向にあり、それに伴い、モビリティに関するニーズ
が急速に高まっています。また、気候変動問題に関連し、清浄な空気や騒音に対する
基準もより厳格になりつつあります。そうしたことを背景に、「国連持続可能な開発会議
(リオ+20)」が 6 月 19~21 日の 3 日間にわたりベルリンで開かれました。会議には
国際的に名が広く知られる専門家が出席し、省資源につながる未来の輸送について議
論しました。ボッシュもこの会議に参加し、先駆的な技術ソリューションの展示と詳細な
プレゼンを行いました。その際、ロバート・ボッシュ GmbH 取締役会会長のフォルクマ
ル・デナーはこう述べています。「『個人輸送(personal transportation)』の未来を保
証し、特に大都市の空気のクオリティを改善するためには、e モビリティが魅力的なソ
リューションとなります」
ボッシュ – e モビリティのパートナー
総体的にカバー:ボッシュはさまざまな車両向けの電気パワートレインソリューション一
式を幅広く提供しており、その製品も、eBike や e スクーター向けのコンポーネントから、
ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車やフル EV 向けのシステムまで多岐にわたりま
す。またボッシュは、単にシステムを車両に統合するのではなく、ライフサイクル全体に
わたり配慮した上で統合を行っています。そのためにボッシュは、たとえばボッシュ・
カー・サービスでの修理・メンテナンス,から、再利用やリサイクルまで、リチウムイオン
バッテリーのライフサイクル全体を分析しています。
ボッシュのソフトウェアソリューション:ボッシュの e ローミングは、充電インフラを組み込
むためのベースとなるもので、地域や技術仕様の異なるシステムの限界を超え、e モビ
リティを展開するために導入されます。これが実現すれば、e モビリティは日常での使
用にも適したものとなり、ドライバーはプロバイダーに関係なく、あらゆる充電スポットを
Robert Bosch GmbH
E-mail [email protected]
Corporate Communications,
Postfach 10 60 50
D-70049 Stuttgart
Phone +49 711 811-1234
Fax
+49 711 811-5678
Brand Management, and Sustainability
Senior Vice President: Uta-Micaela Dürig
www.bosch-press.com
2013 年 6 月 20 日
PI 8187 UBK Rg/af
利用できるようになります。Bosch Software Innovations が提供する新しい e モビリ
ティスターターパッケージは、ローミングプラットフォームと充電インフラシステムに接続
するための主要な 2 つのオープンインターフェースプロトコルをサポートしています。ま
た、ボッシュはたとえば Hubject コンソーシアムなどで、車両のパワーグリッド用のソフ
トウェアを提供しています。新しいモビリティコンセプトを作り上げるために、ボッシュのソ
フトウェアプラットフォームはさまざまな産業分野のモビリティプロバイダーのネットワー
ク化に大きく貢献しています。
継続性と固い決意:現段階では、e モビリティは依然として未来への投資というレベル
にとどまっていますが、ボッシュはこの分野に毎年 4 億ユーロを投入し、1,100 人以上
のスタッフが働いています。
今後の展望:ボッシュは 2014 年末までに、パワートレインの電動化に関する 30 件の
オーダーを完了させる予定で、量産がこの 10 年のうちに開始すると見込んでいます。
2020 年の世界販売予測では、総計で約 1 億 1,500 万台の新車のうち、電気自動車
が 300 万台、プラグインハイブリッド車が 300 万台、ハイブリッド車が 600 万台になる
と考えられています。
Invented for life:eBike から電気自動車まで
e モビリティは小さいながらも着実に前に進んでいます。というのも、ボッシュの eBike
システムがすでに 50 社以上の自転車/モーターサイクルメーカーに採用されている
からです。このシステムは、駆動システムに電気駆動装置(電気モーター)、パワーパッ
ク(リチウムイオンバッテリー)とコンピューター/オペレーティングユニットを組み合わせ
た構成となっています。また、ボッシュはフル電動式の e スクーター向けに、ホィールハ
ブモーターと制御電子回路を組み合わせた電気駆動システムを提供しています。
自動車向けのモジュラーシステム:ボッシュは、リチウムイオンバッテリー、バッテリーマ
ネジメントシステム、パワーエレクトロニクス、さまざまな種類の電子機器、システムイン
テグレーションに関する広範な知識を含め、電気パワートレイン全体をカバーする製品
ラインナップを揃えています。また、ボッシュは現在、フィアット 500e の電気パワートレ
インとポルシェ・パナメーラのプラグインハイブリッドシステムのためにソリューション一
式を供給しています。
バッテリーマネジメントシステム:ボッシュのバッテリーマネジメントシステムは、コンプ
リートシステムを構成するセルの監視・制御を行うもので、これによりバッテリーパックを
安全かつ効率的に利用できるようになります。
パワーエレクトロニクス:パワーエレクトロニクス機器は、どの電気パワートレインにも欠
くことのできない存在です。パワーエレクトロニクスは、バッテリーにエネルギーとして蓄
えられた直流電流を交流に変換し、電気モーターに供給する役割を担っており、この効
率が高くなればなるほど、走行距離がそれだけ長くなります。
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リチウムイオンバッテリー:ボッシュは、電気エネルギーを蓄えるバッテリーの開発をさら
に推し進めることが、電気パワートレイン市場で成功するためのもっとも重要な原動力
となると考えています。ロバート・ボッシュ GmbH 取締役会会長のフォルクマル・デナー
はこう述べます。「ボッシュは、現在の電気自動車の走行距離を少なくとも 2 倍に伸ば
し、キロワット時のコストを半減するリチウムイオンバッテリーの開発に取り組んでいま
す」
広報担当窓口:
Udo Rügheimer、Tel:+49 711 811-6283
自動車機器テクノロジーセクターはボッシュ・グループ最大の事業セクターです。2012 年の売上高は
31.1 億ユーロで総売上高の約 59%を占めています。自動車機器テクノロジーの売上により、ボッ
シュ・グループはリーディング・サプライヤーのポジションを確立しています。
全世界において約 177,000 人の自動車機器テクノロジーセクターの従業員が、内燃機関用噴射技術、
代替駆動コンセプト、効率的そしてネットワーク化されたパワーワトレイン周辺機器、アクティブ/パッ
シブセーフティシステム、運転支援/コンフォート機能、ユーザーに優しいインフォテインメント技術や
Car-to- Car および Car2X コミュニケーションとコンセプト、オートモーティブアフターマーケット向けの
サービスや技術という 7 つの事業分野で働いています。
ボッシュ・グループは、電気駆動マネジメントや横滑り防止装置ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コ
ントロール)、ディーゼルシステム用コモンレールなどの重要な革新的自動車技術にも対応しています。
ボッシュ・グループは、グローバル規模で革新のテクノロジーとサービスを提供するリーディング・カン
パニーです。2012年度の従業員数は約30万6,000人、売上高は525億ユーロを計上しています。また
2013年初めからは、自動車機器テクノロジー、産業機器テクノロジー、消費財、エネルギー・建築関連
テクノロジーの4事業セクター体制に移行しました。
ボッシュ・グループは、ロバート・ボッシュGmbHとその子会社約360社、世界約50カ国にあるドイツ国外
の現地法人で構成されており、販売、サービス代理店のネットワークを加えると、世界の約150カ国で
事業展開しています。この開発、製造、販売、サービスのグローバル・ネットワークが、ボッシュのさら
なる成長の基盤です。
ボッシュでは2012年に約48億ユーロもの金額を研究開発に投じ、さらに全世界では4,800件以上の国
際特許の基礎特許(第一国出願)を出願しています。私たちは革新的で有益なソリューションを提供し、
そのすべての製品とサービスを通して、人々を魅了し、人々の生活の質を向上させることを目的にして
います。この方針に基づき、ボッシュは全世界において人と社会に役立つ革新のテクノロジーを提供し
続けていきます。それこそが「Invented for life」です。
さらに詳しい情報は www.bosch.com ボッシュ・グローバル・ウェブサイト(英文)www.bosch-press.com
ボッシュ・メディア・サービス(英文),ツイッターhttp://twitter.com/BoschPresse を参照してください。
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