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読書カレンダー ができました!

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読書カレンダー ができました!
第18号 平成23年3月9日発行
亀岡市立図書館で行っている子どもの読書推進行事
について紹介します。
亀岡市立図書館中央館
ガレリア分館
平成22年10月26日~11月10日
平成22年11月12日~11月24日
「おねえちゃんってふしぎだな」北川チハル作・竹中マユミ絵
(あかね書房)
秋の読書週間に合わせて開催しました。
本物に触れてもらう機会をと、亀岡在住の作家北川さんの本の挿絵を描いて
おられる竹中さんから、透明水彩で描かれた原画をお借りし、展示しました。お
使いを通して、いつもと違うお姉ちゃんの姿を見た妹。姉妹の気持ちが温かく描
かれていて、家族の温かさが伝わってきました。
本も一緒に展示して、一層読書意欲につながりました。
亀岡市立図書館中央館大会議室
平成22年11月13日
図書館ボランティア協議会「本の種をまく人の会」に所属している5グループによる、お楽しみ会が開催されま
した。協議会発足後初めての企画で、会場はいっぱいになり、多くの方に各グループの出し物を楽しんでいた
だけました。また、各グループの活動交流の場にもなり、意欲の向上につながりました。
読書カレンダー
ができました!
「なんたん みんなで読も
う!読書キャンペーンカレン
ダー」ができました。掲載の
作品は、本年度の「おすすめ
の本紹介カード」入賞作品の
中から選定したものです。
カレンダーは、23年度仕様
になっています。
各学校(園)及び図書館等
に配布しますので、読書活動
の推進に御活用ください。
「いっしょに絵本を楽しもう!」(講師:花田睦子さん)
亀岡市立図書館中央館大会議室
平成23年2月2日
家庭での絵本のかかわり方や、絵本の楽しさを学ぼうと、講師に
花田睦子さんをお迎えして講演会を開催しました 。花田さんは京
都市にある絵本・児童書専門店「えほん館」の店長をされており、
「“おはなしの力”のすばらしさを知っていただきたい。その世界に
遊ぶことの面白さを一人でも多くの人に伝えたい。」と思って活動さ
れている方です。
心に残ったのは、「読み聞かせをしてもらうということは、目で絵を
見て、耳でおはなしを聴いて、脳でそれらが複合されて、心の中で
絵が動き出します。だから絵本は読む本ではなく、読んでもらう本
なのです。」ということです。
講演会には、放課後児童会の指導員の方々も多く参加され、読
書推進の裾野の広がりが感じられました。
ブックトーク…ある一つのテーマに沿って複数の本を関連付けながら部分的に紹介して、
子どもにその本への関心と意欲を高め、読書へ誘うこと。
パネルシアター…子どもの物語への関心と意欲を高めるために、布をはった大きなパネル
に専用の紙(不織布)で作った絵や人形をくっつけたり外したりしながら
物語の場面に沿った場面を演じること。
ストーリーテリング…話し手が物語り(昔話など)を覚えて自分のものにして、本を見な
いで語り聴かせることで、子どもは、頭の中でイメージをふくらませ、楽
しみながら、想像力を豊かにすることができるとされている。
児童生徒による選書…学校が購入する図書について、児童生徒が選書を行い、その結果を
踏まえて図書を購入。自分が選んだ本を友達に薦めるなど、飛躍的に読書
量が増える効果も生まれている。
「京都府子どものための読書活動推進計画」(第二次推進計画)から
カレンダーとしてはもち
ろん、読書活動の啓発や
読書に係る作品づくり等
にも御活用ください。
年度末の登録
をよろしく!
平成22年度「なんたん みんなで読もう! 読書キャンペーン」登録状況
250000
220096
213357
200000
160003
150000
100000
47564 51675
74512
76653 76731 69346
89759
50250
50000
5324
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月 11月 12月
1月
2月
3月
亀岡市中研図書館教育部では、「学びを育て、豊かな心を育
てる図書館教育のあり方を考える。」を研究テーマに、次の4点
について活動を行っています。
①読書意欲、読書力を育成する。
②朝読書を充実させる。
③校内研修を実施する。
④図書館の有効活用について研究する。
1 趣
旨
2 日 時
3 場 所
4 参加者
各校において、生徒会図書部員による図書館活動が熱心に行わ
れています。この交流会は、朝の読書や広報活動等の日頃の取組
を交流することで、活動の充実を図ることを目的に毎年実施している
ものです。活動のヒントや手法を学び合うだけでなく、部員自身の本
への関心や読書意欲を向上させることにもつながっています。
平成22年8月27日(金) 午前9時から正午まで
亀岡市立他姓中学校図書館
各校の生徒会図書部員(2名程度)
各校の図書館教育担当教師(1名)
4 内 容
内藤副館長さ
(1) グループで交流
んからやり方
・自己紹介
を学びます。
・各校の取組の交流
・読書アンケート結果についての意見交換
・おすすめの本の紹介
(2) ブックトーク体験
・亀岡市立図書館 内藤副館長によるブックトーク
・中学生もブックトークに挑戦
「最近読んで心に残った本」
(市内8中学読書アンケートから)
グループで交流
ブックトーク
京都新聞でも紹介!
講師:南丹市立中央図書館 大西敏之館長
お手本に習っ
て、中学生も
チャレンジ!
意見交換を通して、共通して読まれている本
やその学校の蔵書状況によっての違いなど
が分かり、これからの活動の参考になりまし
ゲゲゲのきたろう、カラフル、リアル鬼ごっこ、走れT校バスケット部、ギリシャ神話、西遊記、ミカ!、
空想科学読本、西の魔女が死んだ、ふたり、星新一の本、親ゆびさがし、ゴールデンスランバー、
犬と私の10の約束、間奏曲、ぼくらの7日間戦争、京大少年、ハリーポッター、三国志、アリス・イン・ワンダーランド、告
白、十五少年漂流記、オール、5年3組リョウタ組、MAJOR、ザ・マンザイ、タンブリング、龍馬がゆく、・・・・
たとえば…
●初めて交流会に参加したけど、
色々な本のあらすじの紹介など
が聞けて楽しかったです。ブックトークというのも初
めてやったけど、テーマを決めてやるんだったら簡単
だろうと思っていたのに、本の紹介をしながらその本
のつながりを言っていくのは、意外と難しかったで
す。友達にも、自分がお薦めしたと思った本の紹介を
したいと思いました。(生徒)
感想から
●この8中学図書部員交流会に来て、他の中学校の図
書部がやっていることや、自分達の学校の反省点な
ど、いろいろ振り返ることができてよかったです。内
藤さんのブックトークはすごく分かりやすかったし、
読んでみたいと思った本もありました。でも、自分達
でブックトークするのはとても大変なんだなと思いま
した。これからも本をたくさん読みたいです。(生
亀岡市中研図書館教育部では、「人間性豊で、自ら考え判
断できる生徒を育てるための図書館教育をさらに追求する。」
を活動方針に、各校の校内研修会や朝読書等実践交流や読
書感想文の取組などを行っています。
取組を通して、各校の活動状況や図書購入リストの交流
などができ、朝読書・読み聞かせ・職員研修等の交流もより、
南・船全体としての図書館教育が充実しつつある。
●ブックトークは、読んだことのある本を合わせるのが
難しくて大変だった。でも、初めての経験だったし、いい機会
になったと思う。本は、色々なことを教えてくれる素晴らしい
ものだと思う。書いた人の気持ちも文の中に入っていると思う
ので、一冊一冊、意味を考えながら読んでいきたいと思った。
(生徒)
平成22年4月22日(木)に「子ども読書の日」に向けて、本の魅力を学ぶ講演会を行いました。南丹市立中央図書
館の大西館長を講師にお迎えして、「絵本のきもち」と題して、「りんごです」(川端誠)や「いいからいいから」
(長谷川義史)を題材に、文章の少ない絵本にも作者の様々な思いが込められていることをお話ししていただきまし
た。
本校では、翌23日の「子ども読書の日」から10分間の朝読書を開始することとしており、生徒が本に親しむよい
契機となりました。
これからの「クラブ読書」の取り組みに先立ち、二年生の新クラブ長が中
心となり読書集会を開催しました。「アスリートの夢」という本の中から、
印象に残った選手を選び、筆者がその選手に贈った言葉をみんなに読んで紹
介しました。新クラブ長たちは、緊張した面持ちのなかにも、これからのク
ラブ活動にかける熱い思いをのぞかせてくれました。
また、紹介されているアスリートたちが、なぜ一流と言われるのか?……彼
らの歩んできた道のりを(DVDで)観て、その理由に気づいた生徒も多く
いたようです。
読書集会では、小さな表彰式も行いました。「おすすめの本紹介カード」
の校内コンクールの表彰式です。文化祭で全ての作品を展示して、みんなに
投票してもらい優秀作品を決定。作品の写真入りのすてきな賞状に、入賞者
も嬉しそうでした。
●グループ交流では、各校図書部として困っていることが共通
している点も興味深く、対応も似ている現状に気付いた。お互
い共有することができてよかったのではないか。また、アン
ケートからも本校生徒の傾向は他校に比べて読書に対する意識
が低く、習慣も身に付いていないことが分かった。各校の図書
部員が自分なりの思いを持っており、しっかり発表できていた
ことが印象深い。亀岡市内中学校の図書部員のレベルの高さを
感じた。今回交流できたことは、私自身にとって非常にために
なった。ありがとうございました。(教師)
日頃の読書活動と結んで、多くの学校で「おす
すめの本紹介カード」作品応募に取り組みまし
た。
東輝中学校では国語2時間をあて、全校的に
取り組みました。今読んでいる本や思い出に残っ
ている絵本など、それぞれに持ち寄り、最も伝え
たい場面や感動を絵やことばで表現しました。
作品の製作や鑑賞を通して、読書の意欲につ
八木中学校では、部活動の一環として、運動・文化系の各部ごとに1冊の本を読み
合う「部活読書」を始めました。読書の後には、部員間で感想を出し合い、その内容を
各部の代表者がノートにまとめます。わざと体を鍛えるだけでなく「心」を鍛える力にな
る「クラブ読書」「部活読書」は、今後注目の取組と言えます。
京都新
聞でも
紹介!
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