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参考資料6 産学人材育成パートナーシップ(ポンチ絵
産学人材育成パートナーシップについて ¾ 「産学人材育成パートナーシップ」は、人材育成に関し大学と産業界の連携・協力を強化するため、産学が連携して双方の対話と取組の場を創設するもの。 「産学人材育成パートナーシップ」 産学の横断的課題や業種・分野的課題等について幅広く議論を行うことで、人材育成に係る産学双方の共通認識を醸成し、その後の 産学双方の具体的な 産学双方の共通認識を醸成 行動に繋げていく。 行動 「社会総がかりで教育再生を -第二次報告-」(平成19年6月1日教育再生会議) (抄) ○ 大学や企業等は、企業や社会が求める人材・能力を明確化し、人材ニーズ等について、大学と企業等が意見交換する場を設定する(「産学人材育成パートナーシップ」) 「経済財政改革の基本方針2007」(平成19年6月19日閣議決定) (抄) ○ 産学双方向の対話(「産学人材育成パートナーシップ」)等を推進する。 ¾ 年度内を目途に中間取りまとめを行うとともに、中長期的な視点から継続的に議論を深めていく。 <全体会議> 産業界 : 日本経団連 経済同友会 日本商工会議所 教育界 : 国立大学協会 公立大学協会 私立大学協会 私立大学連盟 分科会議長: 情報処理分科会 電気・電子分科会 経営・管理人材分科会 機械分科会 原子力分科会 材料分科会 化学分科会 資源分科会 ★第1回全体会議(10月3日開催) 榊原 定征 副会長 小林 いずみ 副代表幹事 水越 浩士 副会頭 梶山 千里 副会長 佐々木 雄太 会長 大沼 淳 会長 白井 克彦 副会長 阿草清滋 名古屋大学大学院情報科学研究科 教授 荒川 泰彦 東京大学 先端科学技術研究センター教授 清成 忠男 法政大学学事顧問 前総長 白鳥 正樹 社団法人日本機械学会筆頭副会長 服部 拓也 社団法人日本原子力産業協会 理事長 浜本 康男 新日本製鐵株式会社常務取締役 府川 伊三郎 旭化成株式会社顧問 山冨 二郎 東京大学大学院工学系研究科 教授 <分科会> 渡海文部科学大臣、甘利経済産業大臣が御出席。両大臣から、人材育成における 産学のより一層の連携の重要性について御挨拶いただいた後、各委員から、大学の 教育機能の更なる強化に向けた産業界の協力の在り方や、国際競争下における大 学教育の改革の重要性などについて闊達な意見交換・議論が行われた。 また、各分科会においては、それぞれの分野に特有な課題を踏まえつつ、以下の 事項を含め、自主的に議論を行うこととされた。 ●社会で想定される活躍の場とそのために求められる人材像 ●このような人材を育成するために必要な取組及び産学の役割分担と協力関係 ●大学界・産業界が協力して実施していくべき取組 ●産業界として果たすべき役割 ・人的・資金的な面での大学界への協力(例:実践型教育への協力、講師派遣等) ・教育界における人材育成への取組の評価と育成の継続(例:採用・処遇への反映等) ●大学界として果たすべき役割 経営・ 管理人材 原子力 電気・ 電子 情報処理 資源 材料 機械 化学 ・社会や経済の動向を踏まえた大学教育改革(例:中核となる大学間の連携による取組等) ・『教育』の質の保証(例:教員の教育能力の向上や外部評価の推進等) ≪分科会で行われている議論の例≫ ★化学分科会(第1回 10/2、第2回 11/2) ★資源分科会(第1回 5/23、…、第4回 11/7) ★電気・電子分科会(第1回9/28、第2回11/6) 化学分科会においては、専門分野の土台となる基礎 学力を持ち、課題を自ら設定し、仮説を立て実行する能 力を備えた人材が求められている。そのため、卒業・修 了学生の質を確保する仕組みや企業の採用活動のあり 方、より良い教育環境の確保等について産学で解決を 図る議論が行われている。 資源分科会においては、従来の上流開発技術に加え、 語学、現地適応力、地政学への理解、マネージメント力 など総合力を備えた人材が必要であり、具体的な人材 像について調査を行うとともに、海外資源開発現場での インターンシップの拡充、資源技術者の魅力の向上、産 学の協力の仕組みの構築等の議論が行われている。 電気・電子分科会においては、基礎学問・専門知識の習 得に加え、極めて進歩の早い情報技術分野において、研 究開発や製品開発を牽引できる人材が必要であり、産学 連携の枠組み作りとして、技術進歩を反映した産業界の協 力による実践的な教育・研究の実施及びエレクトロニクス を志す学生へ魅力向上方策等の議論が行われている。