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■日漢協トピックス
平成27年新年祝賀会
1月20日(火)、KKRホテル東京において日漢協新年祝賀会が開催された。
会場では、政界、厚生労働省、農林水産省、医薬品医療機器総合機構、日本東洋医学会、日本薬剤師会、
報道関係者等多くの方々が参加し、新たな年の展望を思い歓談した。
加藤照和会長は主催者を代表し、
日漢協を構成する5つの業態の共通かつ最重要のテーマ
「原料生薬の品質確保と安定確保の推進」について、
価格高騰を喫緊の課題と位置づけ、
訪中団と「薬用作物の産地化に向けたブロック会議」の成果をもって
課題解決につなげていきたいと語った。
また、伝統医学の国際標準化については、
安全情報および品質管理について、
先進国の業界団体として積極的に提案するという
基本方針に基づき、
関係団体と協力しながら活動していく考えを示した。
【加藤照和 会長】
さらに、会員会社には、
日漢協版GACPによる
薬用植物の生産や加工調製における管理のレベルアップ、
そして日漢協コード・オブ・プラクティスによる
倫理性と透明性の確保を求めた。
「中長期事業計画2012(5ヵ年計画)」の4年目となる平成27年度の
課題の成果結実に向けた意欲の現れた挨拶であった。
【挨拶全文】
来賓挨拶では、自民党の「日本の誇れる漢方を推進する議員連盟」(漢方議連)の鴨下一郎会長が、
「伝統的な製剤を、皆さんと連携してどうやって安全で安定した価格で
提供していくか考えていきたい。」との言葉で、
原料生薬の調達や製剤の安定供給などの課題を
政治家として取り組むことを示唆された。
今年は年男で会の当日に誕生日を迎えられた
日本東洋医学会の石川友章会長は、
ISO/TC249に関して、
世界で一流の製剤を持つ
日本の立場を守っていくことの重要性を語り、
行政や日漢協と協力して
「新しい日本の医療を作っていきたい」と述べられた。 【鴨下一郎 先生】
また、1月31日に開催されるシンポジウム
「日本の伝統医学を取り巻く最新の国際状況」について、
日本の宝を守るために何をやったらいいのかを一緒に考えたいと、
参加を呼びかけられた。
【石川友章 先生】
日本薬剤師会の山本信夫会長は、
日漢協の活動について、原料確保の難しさがあるにもかかわらず、
切れ目なく製剤を供給していることに敬意を表された。
漢方・生薬製剤は長年にわたって国民の健康を守ってきており、
今後も良い製品を供給していただきたいとエールを送られた。
【山本信夫 会長】
日薬連の木村政之理事長は過去2回の薬価制度改革への要望を振り返り、
日薬連と日漢協が協力・連携し、原点に戻り保険薬価研究委員会で
検討してもらうと意欲を見せられた。
また、セルフメディケーションの推進に関わる税制改革についても、
実現に向けて頑張っていきたいと語った。
【木村政之 理事長】
乾杯の発声に立たれた小林豊副会長は、
世の中が大きく変わって難しい時代ではあるが、
安心・安全・信頼の三つのことばを肝に銘じて、
伝統に胡坐をかくのではなく進化革新して
持続的に成長することが、
我々に課せられた使命であると述べ、
声高らかに乾杯の発声をした。
【小林豊 副会長】
歓談に入り、お忙しい公務の時間を割いて駆けつけられた自民党の田村憲久前厚生労働大臣は、
介護報酬改定が厳しかった現状から、
診療報酬改定の見通しの中、漢方製剤の特殊性に触れ
「仕組み自体をどう考えるかということも含めて、
議論を進めていきたい」と話された。
また、生薬栽培を通じて、地方創生にも尽力をいただきたいと
日漢協への期待を述べられた。
同じく藤井基之文部科学副大臣は、
【田村憲久 先生】
昨年訪れた生薬栽培地の話題を取り上げ、
漢方議連の活動に日漢協から情報をいただき、
しっかり勉強させていただいていると報告された。
また、どのような制度が患者様にふさわしいか模索させていただくと言及された。
【藤井基之 先生】
新年祝賀会は、
多数の出席者そして17名の報道関係者参加のもと、
和やかなうちに進み、
桑野彰一副会長が中締めの壇上に立たった。
桑野副会長は、最近は、様々な情報機関が発達し、
中国の情報もたくさん入ってくるが、
誤解を招きやすい情報も多いため、
広報活動が重要になると説いた。
また、国民の皆様の健康的な生活に貢献するため、
生薬の調達、品質管理に関して協会全体で取り組み、
課題解決にチャレンジしたいと結んだ。
【桑野彰一 副会長】
平成27年の日漢協新年祝賀会は、
盛況のうちに散会した。
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