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平成 27 年度「動物愛護の絵コンクール」審査講評 平成 27 年度
平成 27 年度「動物愛護の絵コンクール」審査講評 平成 27 年度「動物愛護の絵コンクール」に県内小学生の皆さんから4,10 6点もの応募がありました。動物や動物とのふれあいに多くの子どもたちが関 心を抱いていることがうかがわれます。出品された作品には、身近な動物であ る犬や猫、小鳥から動物園でしか見ることのできない動物まで様々な動物を主 題にしたものがありました。それらの作品の中には、動物とともに自分自身の 姿や家族など身近な人が描かれていて、動物と人との関係や心のつながりが画 面から直接伝わってくるものが多くありました。特に自身で飼っている犬や猫 を描いたと思われる作品には、犬や猫にどんな言葉かけをしているのかが想像 されるようなものなど、動物への愛情や大切にしようとする気持ちがよく伝わ ってきました。 このコンクールを通して小学生の皆さんが身近な動物をよく観察し、丁寧に 描くことで動物を知ること、愛する気持ちがさらに深まったことと思います。 また、こうして選ばれた作品が多くの人々の目に触れることで、人とペットが よりよく共生できる社会づくりが進むことを願っています。 (審査委員)奈良県図画工作・美術教育研究会 会 長 吉田 義和 副会長 西川 知惠巳