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審査員講評はこちら
『未就学・保育園・幼稚園 審査講評』 楽しい絵がいっぱいありました。 子どもたちは、動物が大好きだなとわかるような絵ばかりでした。 描いている動物の形や習性などをその子なりにとらえているので、個性的で誰 にもまねできないものです。こちらをにらんでいるライオン、鼻をふり上げてい るゾウ、首の長いキリン等描いている子どもの姿が目に浮かんできます。 親の合作もいいですが、それよりも一言描く前対象をとらえるために、適した 位置や描く距離などを話し合いで、子どもの気づかせてあげ喜んで描けるように させてあげると一層深味のある動物が描かれていくと思います。 『小学校(1~2年) 審査講評』 さわやかな春の一日動物園楽しみに写生に取り組んだ子どもたちをほめてあ げたい。 動物といってもいろいろな感じ方があります。 かわいい動物たち、力づよい動物たち、動きのある動物たち、どの動物に興味 を持ちましたか。顔がかわいい、首が長い、足が長いなど特徴をつかむことです。 親子であったり、仲よしであったり、楽しい様子を絵にできるとすばらしい。そ の動物が何をしているかところかまわりの様子をわかるとすばらしい。 動物への親しみを感じる絵を選びました。 『小学校(3~4年) 審査講評』 動物をかく経験は、あまりないかもしれませんが、大会に参加していっしょう けんめい写生する姿が作品からわかります。その作品も動物の顔や体つきをよく 観察しているので、どれも魅力があります。 3年生の宮澤李菜さんの作品「ゴールデンライオンタマリン」は、顔を思い切 り大きく表現しているので迫力があります。 4年生の鶴見虎太郎さんの作品「なかよしカピバラ」は、仲よしの二匹がより そっているほほえましい作品です。 一度彩色した画面を引きかいて、体の特徴を巧みに表現しているすばらしい作 品です。 『小学校(5~6年) 審査講評』 小学校5,6年生の作品は、全部で26点で全体の376点の中では少ない参加点数で した。しかし、作品の内容は、表現の内容、技術、構図など欲工夫されていて感 心しました。 対象となった動物たちは、トラ、キリン、クマ等動物園の人気者で皆さんがよ く目にされている動物たちです。 しかし、作品にされた動物たちは、これまでの常識とは異なった感動を与えて くれました。角度を変えたり、大胆な色や線で迫力満点です。特に教育長賞を受 賞された大杉さんの作品「キリンとダチョウとせいくらべ」は描いた視点がユニ ーク・単なる写生ではなく、「背比べ」をさせたことや、やわらかなコンテの色 づかいがすばらしいと思いました。これからも楽しく絵を描き続けて欲しいと思 います。 『中学校 審査講評』 大きな志を抱いて動物に体当たりして描いた中学生の絵に感動しました。 自分が感動する絵をこれからも描いて下さい。 『一般(高校生以上) 審査講評』 一般の方々の個性豊かな作品を見させていただき、心が洗われるような気持ち になりました。 絵は心の表現だと思います。自分が感動して描いた絵は、人も感動します。