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写野回転・電動フォーカサー・回転フィルター
電動フォーカス・電動写野回転複合装置 (FRFF型) (遠隔制御はSYSTaと組合せでRS232C通信による) 電動写野回転部 (ダレ・ガタは眼視的にゼロ、 写野の回転: モーメント負荷0.5kg-m程度) 約5~355°電動回転 限界検出はLSwで検出停止表示 ただし無限回転は不可 ウォームギアー構造 回転角度速度 : プログラムによって赤経赤緯と連動可 回転角度位置はPCに表示される。 角度検出精度表示は 359°59′ 単独回転命令も可 (機械的理論分解能) 角度は不揮発性メモリーで保持 角度検出はインクリメンタリー型エンコーダー(ウォーム軸検出) 駆動モーターは2相ステッピングモーター 電動フォーカス部 (モーメント負荷0.16kg-m程度ならばダレ・ガタは眼視的にゼロ) フォーカス・ストローク約30mm 両端部LSwで検出停止表示 駆動モーターは2相ステッピングモーター コロガリ軸受と与圧により機械構造上のダレ・ガタはほぼゼロ(ラジアル負荷約2kg) 光路部内径 59φ→→52φ F5相当光路に準ずる内径3段傾斜式 前部フランジと後部フランジは望遠鏡に合わせる個別設計方式 電動回転フィルター装置(写真のCCDカメラはAtik ATK-11000) 50.8φ t3.0 or t4.0 干渉フィルター 6種類6枚 任意はめ込み装着可 フィルターの色別命令と確認はRS232C通信で遠隔監視制御 駆動モーターは2相ステッピングモーター パソコン等は壁面の埋め込み型の棚に2台を設置、遠隔制御はここから60m離れた事務所か らLANケーブルで接続制御しています。 -1- 写野回転部とフォーカス調整部は一体化され、対象鏡筒への接合は構造とバックフォーカス値 にあわせての個別設計となります。 本機は摺動嵌合は採用せず、写野回転部にはクロスローラーBrgを、フォーカス部はリニアガイ ドをそれぞれ採用し、たとえ構造が複雑になっても経時的なダレ・ガタを排除するための構造 にしています。 各部の動きはガタが"ゼロ"であっても、フリー状態では小指で動かせるほど軽快です。 筒部は超超ジュラルミン(A7075)を使い、加工も高精度に仕上げてあります。 現在・試作試験を終えて、1W-RSを加えた改良をして発売を目指しています。 主鏡 接合部 フォーカス部 回転フィルター 写野回転部 CCDカメラ接合部 複雑・精密な構造をしていますが動きは軽快です。 左が250mmRC鏡 右は6色回転フィルターを経てCCDカメラが接合されます。 回転フィルターのフィルター板です。 左が50.8φ t3.0 , 右がt4.0用です 6枚セット出来ます。 下のピニオンを遠隔制御のモーターで 回転させて、6箇所の定位置に停止して 色別信号(バイナリー)を出します。 -2-