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都市基盤の再建 防災力の強化
八戸市復興計画 市では、震災により大きな被害を受けた地域の社会的機能の迅速な復旧と、災害に強いまちづくりに向けて計画 的な復興を目指すため、23年9月に、八戸市復興計画を策定し、これまで官民一丸となって復興施策の推進に取り 組んできました。 復興計画では、最初の2年間を復旧期、続く3年間を再生期、その後の5年間を創造期として3期に区分し、段階 的に復興に取り組むこととしています。 再生期となる25年度からの3年間は、復旧を確実に完了させ、創造的復興に向けて、地域再生の基礎づくりに集 中的に取り組む期間と位置付けています。 当市におけるこれまでの復興に向けた取り組みをお知らせします。 ❸都市基盤の再建 津波避難路・橋梁の整備 公園の整備 ●多賀、河原木、湊地区における津波避難路の整備 (23年度~) ▷26年7月、湊地区避難路(市道汐越線)が完成 ●主要地方道八戸階上線「湊橋」の歩道拡幅 (24年度〜) ●市道沼館小田線「新大橋」の整備(25年度~) ●館鼻公園整備事業(旧八戸測候所の改修) ▷展示機能(湊地域の文化・歴史)や避難所機能など を備えた施設への改修を予定(26年度~) 建物の耐震化など ●公民館(館・江陽)建替事業の実施(25年度〜) ●大 規模店舗・ホテルなどの民間建築物の耐震診 断費用の助成(26年度~) ●小中学校屋内運動場などの照明器具、バスケッ トゴールなどの耐震化(点検・改修工事)の実施 (25年度~) 館鼻公園旧八戸測候所 ❹防災力の強化 災害に強い施設整備の推進 ●津波避難ビル、タワーの整備 ▷小中野公民館防災拠点施設整備事業 (26年6月開館) ▷多賀地区津波避難施設、タワー整備事業 (25年度~) ▷沼館地区津波避難ビル整備事業 (25年度~) ●防災行政無線の増設 (震災前 :102基→142基へ) ●津波避難誘導標識などの設置 (26年度~) ●防災倉庫 (2棟) の新設 (26年3月完成) 災害に強い地域づくり ●防災士育成事業補助金の交付 (26年度~) ●津波避難計画図の作成・配布 (27年3月配布予定) ●津波避難ビルの指定 (震災前 :2施設→現在 :24施設) ●災害協定の締結 (震災後14協定増→現在 :43協定) 震災からの活力創出(スポーツ施設) ● (仮称) 多賀地区多目的運動場の整備 (25年度~) 防災教育の推進 多賀地区津波避難タワー イメージ図 小中野公民館 ●市内小中学校が開催する防災教室への講師派遣 (24年度〜) ●市独自の防災教育副読本「防災ノート」の作成 (27年度から小中学校の児童生徒へ配布) ●八戸市防災教育の日 (3月11日) の制定 ●青森震災アーカイブホームページの運用 (26年4月~) 4 八戸市復興計画 「より強い、より元気な、より美しい八戸」の実現を目指して ! 八戸市復興計画の進捗状況 問政策推進課 T43-9260 F47-1485 E [email protected] ホ市ホームページ内で「八戸市復興計画」を検索してください。 復興計画に掲げた4つの基本方向ごとの主な復興施策 ❶被災者の生活再建 住宅再建支援 ●被災者の住宅再建を支援するため各種補 助金を交付(継続実施中) ▷被災者定着促進事業 ・住宅再建補助金 ・賃貸住宅定住補助金 ▷被災者住宅再建支援事業補助金 ▷被災者住宅再建支援制度利子補給補助金 ▷住まいの復興給付金(復興庁事業) 災害公営住宅の建設 義援金 ●市内4地区に62戸建設 (〜25年4月) ▷団地名・戸数 ・白山台ヒルズ・12戸 ・多賀台・26戸 ・新井田道・17戸 ・白銀いかずち・7戸 ●市が受付した義援金の支給 (~25年3月終了) 約6億1千万円(875件) ●県・日本赤十字社 な ど が 受付 した義援金の支給 (~26年10月終了) 約15億3千万円(873件) ❷地域経済の再興 な り わ い あおもり生業づくり復興 特区の推進 ●活用状況(26年12月26日現在) ▷復興特区法に基づく税制上の特例措置を受け た事業者→174事業者 ▷設備投資額(見込額)→966億円 ▷新規雇用者数(見込人数)→178人 八戸港コンテナ貨物取扱量 ●23年(震災):30,846TEU → 26年:約48,000TEU(過去最高へ) ガントリークレーン荷役状況(八戸港) 5 広報はちのへ平成 27 年 3 月号 魚市場の整備 ●荷さばき施設 C 棟建設のための解体工事に着手 (26年12月~) 改築後の外観イメージ 地域資源を活用した観光振興 ●種差海岸インフォメーションセンター・休憩所の整備 (26年7月完成) ●蕪島休憩案内施設の整備(27年3月完成予定) ●種差海岸ガイド育成事業などの実施 ガイド研修会の様子